JPH074190Y2 - ラベル付中空容器 - Google Patents
ラベル付中空容器Info
- Publication number
- JPH074190Y2 JPH074190Y2 JP1988045652U JP4565288U JPH074190Y2 JP H074190 Y2 JPH074190 Y2 JP H074190Y2 JP 1988045652 U JP1988045652 U JP 1988045652U JP 4565288 U JP4565288 U JP 4565288U JP H074190 Y2 JPH074190 Y2 JP H074190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- olefin resin
- container
- stretched
- hollow container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ラベル付中空容器に関し、より詳細には、プ
ラスチックのブロー成形で形成される中空容器の外表面
に型内ラベル操作により、フクラミ、シワ等の欠陥がな
く、密着性にも優れたラベルを貼着したラベル付中空容
器に関する。
ラスチックのブロー成形で形成される中空容器の外表面
に型内ラベル操作により、フクラミ、シワ等の欠陥がな
く、密着性にも優れたラベルを貼着したラベル付中空容
器に関する。
(従来の技術) 中空成形容器に、内容物を表示するラベルを貼着するこ
とは、包装製品の商品価値を高め、消費者の購買意欲を
そそることから、包装技術上重要な意味をもっている。
とは、包装製品の商品価値を高め、消費者の購買意欲を
そそることから、包装技術上重要な意味をもっている。
中空成形容器に型内ラベル操作によりラベルを施すこと
は古くから知られており、成形用金型のキャビティ内表
面に貼着すべきラベルを真空吸引等の手段により保持
し、この金型内でプラスチックパリソンを中空成形する
手段が一般に採用されている(例えば、特開昭61-20281
8号公報)。
は古くから知られており、成形用金型のキャビティ内表
面に貼着すべきラベルを真空吸引等の手段により保持
し、この金型内でプラスチックパリソンを中空成形する
手段が一般に採用されている(例えば、特開昭61-20281
8号公報)。
また、プラスチック製ラベルとして、中実ポリマー層、
発泡体層及びポリマー溶液層の積層体を用いることも既
に知られている(特開昭60-123333,60-183343及び60-24
2490号公報)。
発泡体層及びポリマー溶液層の積層体を用いることも既
に知られている(特開昭60-123333,60-183343及び60-24
2490号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、プラスチックフィルム製のラベルを型内
ラベル操作により中空成形容器に対して施す場合には、
ラベルにシワやフクレを生じて貼着されたラベルの外観
特性を著しく損じる傾向があると共に、ラベルと容器外
表面との密着性が不十分で、容器の保存或いは移動時に
ラベルが容器から剥離したり或いは脱落する傾向も認め
られる。
ラベル操作により中空成形容器に対して施す場合には、
ラベルにシワやフクレを生じて貼着されたラベルの外観
特性を著しく損じる傾向があると共に、ラベルと容器外
表面との密着性が不十分で、容器の保存或いは移動時に
ラベルが容器から剥離したり或いは脱落する傾向も認め
られる。
従って、本考案の目的は、型内ラベル操作によりラベル
が外面に貼着されたプラスチック中空成形容器におい
て、ラベルにおけるシワやフクレの発生が防止され且つ
ラベルと容器外表面との密着性及び耐剥離性が向上した
ラベル付容器を提供するにある。
が外面に貼着されたプラスチック中空成形容器におい
て、ラベルにおけるシワやフクレの発生が防止され且つ
ラベルと容器外表面との密着性及び耐剥離性が向上した
ラベル付容器を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案によればプラスチックのブロー成形で形成された
中空容器と該容器の側壁外表面に型内ラベル操作により
施されたラベルとから成るラベル付容器において、少な
くとも外表面がオレフィン樹脂から成る中空容器の外表
面に、発泡倍率が1.3乃至1.8倍及び延伸倍率(長手方
向)が1.1乃至1.5倍の延伸発泡オレフィン樹脂フィルム
基体と非発泡オレフィン樹脂の薄いコーティング層との
積層体から成るラベルを、型内ラベル貼着して成ること
を特徴とするラベル付中空容器が提供される。
中空容器と該容器の側壁外表面に型内ラベル操作により
施されたラベルとから成るラベル付容器において、少な
くとも外表面がオレフィン樹脂から成る中空容器の外表
面に、発泡倍率が1.3乃至1.8倍及び延伸倍率(長手方
向)が1.1乃至1.5倍の延伸発泡オレフィン樹脂フィルム
基体と非発泡オレフィン樹脂の薄いコーティング層との
積層体から成るラベルを、型内ラベル貼着して成ること
を特徴とするラベル付中空容器が提供される。
このラベルにおいて、延伸発泡オレフィン樹脂フィルム
基体は30乃至300μmの厚さ及び薄いコーテイング層は
3乃至50μm厚さを有するのが好ましく、延伸発泡オレ
フィン樹脂フィルム基体は5乃至50μm、特に、8乃至
30μmのセル壁厚みを有するものが好ましい。
基体は30乃至300μmの厚さ及び薄いコーテイング層は
3乃至50μm厚さを有するのが好ましく、延伸発泡オレ
フィン樹脂フィルム基体は5乃至50μm、特に、8乃至
30μmのセル壁厚みを有するものが好ましい。
(作用) 中空成形容器の製造に際しては、溶融状態或いは軟化状
態にあるプラスチックパリソンが金型内で加圧流体の吹
込みにより膨張され、膨張されたプラスチックが金型の
キャビテイ表面と接触し、冷却されることにより容器の
形に成形され、最後に金型を開いて容器の形で外部に取
出される。型内ラベル操作では、パリソンの吹込み成形
に先立って、ラベルがキャビテイ内表面に保持され、膨
張される溶融プラスチックパリソンがラベルと接触して
熱接着が進行する。
態にあるプラスチックパリソンが金型内で加圧流体の吹
込みにより膨張され、膨張されたプラスチックが金型の
キャビテイ表面と接触し、冷却されることにより容器の
形に成形され、最後に金型を開いて容器の形で外部に取
出される。型内ラベル操作では、パリソンの吹込み成形
に先立って、ラベルがキャビテイ内表面に保持され、膨
張される溶融プラスチックパリソンがラベルと接触して
熱接着が進行する。
本考案は、上記型内ラベル操作に際して、ラベルとし
て、発泡倍率が1.3乃至1.8倍、特に1.4乃至1.7倍の延伸
発泡オレフィン樹脂フィルム基体と非発泡オレフィン樹
脂の薄いコーティング層との積層体を用いると、ラベル
の外表面にフクラミやシワの発生がなく、容器とラベル
との間の密着性及び耐剥離性に優れたラベル付中空容器
が得られるという知見に基づくものである。
て、発泡倍率が1.3乃至1.8倍、特に1.4乃至1.7倍の延伸
発泡オレフィン樹脂フィルム基体と非発泡オレフィン樹
脂の薄いコーティング層との積層体を用いると、ラベル
の外表面にフクラミやシワの発生がなく、容器とラベル
との間の密着性及び耐剥離性に優れたラベル付中空容器
が得られるという知見に基づくものである。
先ず、本考案で用いるラベルでは、発泡オレフィン樹脂
フィルム基体が延伸されているということ、即ち分子配
向されていることが極めて重要である。未延伸の発泡フ
ィルムを基体としたラベルを型内ラベル法により中空成
形容器に貼着させる場合には、ラベル外表面にシワやフ
クレ等が発生して外観特性が低下するのみならず、容器
に対する密着性及び耐剥離性も、型外で貼着したものに
比して低下するものである。この理由は、プラスチック
の密度は、常温固体の状態に比して溶融状態では小さ
く、従って、成形容器はラベルと貼着する状態(溶融状
態)に比して常温固体の状態ではかなり収縮を生じるた
めと思われる。
フィルム基体が延伸されているということ、即ち分子配
向されていることが極めて重要である。未延伸の発泡フ
ィルムを基体としたラベルを型内ラベル法により中空成
形容器に貼着させる場合には、ラベル外表面にシワやフ
クレ等が発生して外観特性が低下するのみならず、容器
に対する密着性及び耐剥離性も、型外で貼着したものに
比して低下するものである。この理由は、プラスチック
の密度は、常温固体の状態に比して溶融状態では小さ
く、従って、成形容器はラベルと貼着する状態(溶融状
態)に比して常温固体の状態ではかなり収縮を生じるた
めと思われる。
この成形の際の収縮率(以下成形収縮率と呼ぶ)は、他
の樹脂に比してオレフィン系樹脂では特に大きいことか
ら、特に問題となるのである。
の樹脂に比してオレフィン系樹脂では特に大きいことか
ら、特に問題となるのである。
これに対して、本考案では、ラベルの基体フィルムとし
て、延伸された発泡オレフィン樹脂フィルムを用いるこ
とにより、ラベルに容器の成形収縮率に見合った熱収縮
性を付与することが可能となり、これによりラベルの外
表面を平滑に保持し且つ容器との密着性を向上させるこ
とに成功したものである。
て、延伸された発泡オレフィン樹脂フィルムを用いるこ
とにより、ラベルに容器の成形収縮率に見合った熱収縮
性を付与することが可能となり、これによりラベルの外
表面を平滑に保持し且つ容器との密着性を向上させるこ
とに成功したものである。
本考案に用いるラベル基体は、発泡倍率が1.3乃至1.8
倍、特に1.4乃至1.7倍の発泡フィルムから成ることも特
に重要である。即ち、発泡フィルム中のセル構造も成形
収縮率に見合ったラベルの収縮を許容するように重要な
作用を演じる。発泡倍率が上記範囲よりも小さい場合に
は、ラベルの収縮を許容するための補助効果が不十分と
なり、フクレやシワの発生が幾分認められるようにな
る。また、発泡倍率が上記範囲よりも大きいと、ラベル
操作時にセルの膨張等が生じ易くなることにより、やは
りラベルのフクレ等が目立つようになる。
倍、特に1.4乃至1.7倍の発泡フィルムから成ることも特
に重要である。即ち、発泡フィルム中のセル構造も成形
収縮率に見合ったラベルの収縮を許容するように重要な
作用を演じる。発泡倍率が上記範囲よりも小さい場合に
は、ラベルの収縮を許容するための補助効果が不十分と
なり、フクレやシワの発生が幾分認められるようにな
る。また、発泡倍率が上記範囲よりも大きいと、ラベル
操作時にセルの膨張等が生じ易くなることにより、やは
りラベルのフクレ等が目立つようになる。
本考案によれば、これらの作用が相俟って上記の目的が
達成されるものである。尚、延伸発泡オレフィン樹脂フ
ィルム上に設けられる非発泡オレフィン樹脂の薄いコー
テイング層は、ラベルの平滑性を維持し且つラベル印刷
に艶効果を与えるだけではなく、ラベルのフクレを防止
する補助効果をも有する。また、延伸発泡オレフィン樹
脂フィルムは、前述したセル壁厚みを有するのがよく、
この厚みが上記範囲よりも小さいとやはりフクレやシワ
が発生しやすい。
達成されるものである。尚、延伸発泡オレフィン樹脂フ
ィルム上に設けられる非発泡オレフィン樹脂の薄いコー
テイング層は、ラベルの平滑性を維持し且つラベル印刷
に艶効果を与えるだけではなく、ラベルのフクレを防止
する補助効果をも有する。また、延伸発泡オレフィン樹
脂フィルムは、前述したセル壁厚みを有するのがよく、
この厚みが上記範囲よりも小さいとやはりフクレやシワ
が発生しやすい。
(実施例) 本考案に用いるラベルの断面構造の一例を示す第1図に
おいて、このラベル1は、延伸発泡オレフィン樹脂フィ
ルム基体2、その表面に施された印刷インキ層3、その
上に施された非発泡オレフィン樹脂の薄いコーティング
層4から成っている。印刷インキ層3を延伸発泡オレフ
ィン樹脂フィルム上に施す代りに、非発泡オレフィン樹
脂コーティング層4上に設けることもできる。延伸発泡
オレフィン樹脂フィルム層2は成形される容器外表面に
対し、一般に十分な熱接着力を示すが、十分な熱接着力
が得られない場合には、該フィルム層2の下側にそれ自
体公知のホットメルト接着剤層やアンカーを設けてもよ
い。
おいて、このラベル1は、延伸発泡オレフィン樹脂フィ
ルム基体2、その表面に施された印刷インキ層3、その
上に施された非発泡オレフィン樹脂の薄いコーティング
層4から成っている。印刷インキ層3を延伸発泡オレフ
ィン樹脂フィルム上に施す代りに、非発泡オレフィン樹
脂コーティング層4上に設けることもできる。延伸発泡
オレフィン樹脂フィルム層2は成形される容器外表面に
対し、一般に十分な熱接着力を示すが、十分な熱接着力
が得られない場合には、該フィルム層2の下側にそれ自
体公知のホットメルト接着剤層やアンカーを設けてもよ
い。
型内ラベル操作を説明するための第2図において、工程
Aにおいて、プラスチックパリソンのブロー成形に先立
って、ブロー割型5a,5bは開いた状態にあり、これらの
少なくとも一方のキャビテイ表面6に、ラベル1を予め
施す。即ち、キャビテイ表面6にはラベル1を支持する
部分があり、この部分には減圧吸気機構7が設けられて
おり、ラベル1はサクションによりキャビテイ表面6に
保持される。この場合、ラベル1は延伸発泡フィルム基
体2が内側及び印刷層3が外側となる位置関係とする。
ラベル1のキャビテイ表面6への施用及び固定は、サク
ションに限定されることなく、例えば静電気によっても
行うことができる。
Aにおいて、プラスチックパリソンのブロー成形に先立
って、ブロー割型5a,5bは開いた状態にあり、これらの
少なくとも一方のキャビテイ表面6に、ラベル1を予め
施す。即ち、キャビテイ表面6にはラベル1を支持する
部分があり、この部分には減圧吸気機構7が設けられて
おり、ラベル1はサクションによりキャビテイ表面6に
保持される。この場合、ラベル1は延伸発泡フィルム基
体2が内側及び印刷層3が外側となる位置関係とする。
ラベル1のキャビテイ表面6への施用及び固定は、サク
ションに限定されることなく、例えば静電気によっても
行うことができる。
次いで工程Bにおいて、ダイス8から溶融プラスチック
パリソン9が押出され、ブロー割型5a,5bを閉じ、閉じ
られたパリソン9内に加圧気体を吹込む。
パリソン9が押出され、ブロー割型5a,5bを閉じ、閉じ
られたパリソン9内に加圧気体を吹込む。
工程Cで、型内で膨張するパリソンは、型表面に保持さ
れているラベル1に押圧されて両者の密着及び熱接着が
行われ、且つ膨張されたパリソンは金型表面と接触して
冷却され、ラベル付容器10となる。
れているラベル1に押圧されて両者の密着及び熱接着が
行われ、且つ膨張されたパリソンは金型表面と接触して
冷却され、ラベル付容器10となる。
ブロー成形は、水平ロータリー式ブロー成形機や縦型ロ
ータリー式ブロー成形機等を用いるダイレクト・ブロー
方式の他に、インジェクションブロー、2段ブロー、シ
ートフォーミング、延伸ブロー等の任意のブロー成形方
式で行うことができる。
ータリー式ブロー成形機等を用いるダイレクト・ブロー
方式の他に、インジェクションブロー、2段ブロー、シ
ートフォーミング、延伸ブロー等の任意のブロー成形方
式で行うことができる。
本考案において、容器を構成するプラスチックとして
は、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−
エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ
4−メチルペンテン−1、低−、中−或いは高密度ポリ
エチレン等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレ
ン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル重合体;ポリ
塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル
重合体;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニト
リル重合体;ナイロン6、ナイロン6,6、パラ又はメタ
キシリレンアジパミドの如きポリアミド類;ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート
等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;ポリオキ
シメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙
げることができる。
は、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−
エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ
4−メチルペンテン−1、低−、中−或いは高密度ポリ
エチレン等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレ
ン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル重合体;ポリ
塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル
重合体;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリ
ロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニト
リル重合体;ナイロン6、ナイロン6,6、パラ又はメタ
キシリレンアジパミドの如きポリアミド類;ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート
等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;ポリオキ
シメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙
げることができる。
中空成形容器は、単層又は多層の層構成を有することが
でき、例えばポリオレフィンやポリエチレンテレフタレ
ートの単層から成る容器や、ポリオレフィン、ポリエチ
レンテレフタレートを内外層とし、これらの間にガスバ
リヤー性熱可塑性樹脂を中間層として設けた多層容器が
挙げられる。ガスバリヤー性樹脂としては、エチレン含
有量が50乃至20モル%のエチレン−ビニルアルコール共
重合体;キシリレン基含有ポリアミド類;ガスバリヤー
性ポリエステル;高ニトリル基含有重合体;塩化ビニリ
デン系樹脂等のそれ自体公知のガスバリヤー性樹脂を用
いることができる。内外層と中間層との間に接着性がな
い場合には、これらの間に、酸変性オレフィン樹脂や各
種コポリアミド類、各種コポリエステル等の接着剤樹脂
を含有させ得る。
でき、例えばポリオレフィンやポリエチレンテレフタレ
ートの単層から成る容器や、ポリオレフィン、ポリエチ
レンテレフタレートを内外層とし、これらの間にガスバ
リヤー性熱可塑性樹脂を中間層として設けた多層容器が
挙げられる。ガスバリヤー性樹脂としては、エチレン含
有量が50乃至20モル%のエチレン−ビニルアルコール共
重合体;キシリレン基含有ポリアミド類;ガスバリヤー
性ポリエステル;高ニトリル基含有重合体;塩化ビニリ
デン系樹脂等のそれ自体公知のガスバリヤー性樹脂を用
いることができる。内外層と中間層との間に接着性がな
い場合には、これらの間に、酸変性オレフィン樹脂や各
種コポリアミド類、各種コポリエステル等の接着剤樹脂
を含有させ得る。
一方、ラベルを構成するオレフィン樹脂としては、前に
例示したポリオレフィンの他に、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EEA)、アイオノマー等のオレフィン系樹脂も使用
し得る。オレフィン樹脂の発泡フィルムは、アゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾジカルボンアマイド、ジアゾア
ミノベンゼン、ベンゼンスルホニルヒドラジ等の発泡剤
をオレフィン樹脂に配合し、溶融押出して成膜すること
により得られる。発泡剤の含有量は、前記発泡倍率が得
られるように、0.05乃至2重量%の低配合量とするのが
よい。発泡フィルムの延伸は、一軸方向にも二軸方向に
も行うことができる。一般に、フィルムの長手方向に1.
1乃至1.5倍の延伸を行うのがよく、二軸延伸の場合には
横断方向に1.05乃至3倍、特に1,1乃至1.5倍の延伸を行
うことが望ましい。
例示したポリオレフィンの他に、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EEA)、アイオノマー等のオレフィン系樹脂も使用
し得る。オレフィン樹脂の発泡フィルムは、アゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾジカルボンアマイド、ジアゾア
ミノベンゼン、ベンゼンスルホニルヒドラジ等の発泡剤
をオレフィン樹脂に配合し、溶融押出して成膜すること
により得られる。発泡剤の含有量は、前記発泡倍率が得
られるように、0.05乃至2重量%の低配合量とするのが
よい。発泡フィルムの延伸は、一軸方向にも二軸方向に
も行うことができる。一般に、フィルムの長手方向に1.
1乃至1.5倍の延伸を行うのがよく、二軸延伸の場合には
横断方向に1.05乃至3倍、特に1,1乃至1.5倍の延伸を行
うことが望ましい。
延伸発泡フィルムと未発泡コーティング層との積層は、
ドライラミネーション、押出コーティング、共押出等の
任意の手段で行われる。
ドライラミネーション、押出コーティング、共押出等の
任意の手段で行われる。
本考案において、延伸発泡オレフィン樹脂の主たる分子
配向の方向が、ラベルの長手方向(これは一般に容器の
高さ方向となる)と一致するようにラベルの貼着を行わ
せるのがよい。
配向の方向が、ラベルの長手方向(これは一般に容器の
高さ方向となる)と一致するようにラベルの貼着を行わ
せるのがよい。
本考案は、容器外表面がポリプロピレン等のオレフィン
樹脂から成る中空容器に対して型内ラベル操作を行うの
に特に有効であり、この場合、ラベルの延伸発泡フィル
ム基体としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等の延
伸発泡フィルムを用いるのが特に適している。
樹脂から成る中空容器に対して型内ラベル操作を行うの
に特に有効であり、この場合、ラベルの延伸発泡フィル
ム基体としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等の延
伸発泡フィルムを用いるのが特に適している。
(考案の効果) 本考案によれば、型内ラベル操作によるラベル付中空成
形容器において、延伸発泡オレフィン樹脂フィルムを基
体としたラベルを用いることにより、容器の成形収縮に
見合った熱収縮をラベルに付与することが可能となり、
これによりラベルにおけるシワやフクレの発生を防止し
てラベルの外観特性を向上させることができ、またラベ
ルと容器外表面との密着性及び耐剥離性を向上させるこ
とも可能となった。
形容器において、延伸発泡オレフィン樹脂フィルムを基
体としたラベルを用いることにより、容器の成形収縮に
見合った熱収縮をラベルに付与することが可能となり、
これによりラベルにおけるシワやフクレの発生を防止し
てラベルの外観特性を向上させることができ、またラベ
ルと容器外表面との密着性及び耐剥離性を向上させるこ
とも可能となった。
また、型内ラベル操作を行うことにより、面倒な接着剤
塗布操作やラベル貼着操作を省略し、容器の製造工程を
合理化することが可能となった。
塗布操作やラベル貼着操作を省略し、容器の製造工程を
合理化することが可能となった。
本考案を次の例で説明する。
具体例1 融点が157℃、発泡倍率が1.5倍、発泡セル壁の平均厚さ
が15μmで、厚さが100μmの1軸延伸ポリプロピレン
発泡フィルムの一方の面に印刷を施し、さらにその上に
厚さ15μmのエチレンプロピレンコポリマーのコーティ
ング層を押出コーティング法によって設けた。
が15μmで、厚さが100μmの1軸延伸ポリプロピレン
発泡フィルムの一方の面に印刷を施し、さらにその上に
厚さ15μmのエチレンプロピレンコポリマーのコーティ
ング層を押出コーティング法によって設けた。
次に得られたラベル基材から縦90mm、横60mmのオーバル
状のラベルを打抜き、図2に示すような工程によって融
点が157℃であるエチレンプロピレン共重合体から成る
ボトル表面に貼付けた。
状のラベルを打抜き、図2に示すような工程によって融
点が157℃であるエチレンプロピレン共重合体から成る
ボトル表面に貼付けた。
このようにして得られたインモールドラベルボトルの外
観は非常に良好で、ラベル表面の光沢も良く、シワは見
られなかった。
観は非常に良好で、ラベル表面の光沢も良く、シワは見
られなかった。
具体例2 具体例1で使用した厚さ100μmの1軸延伸ポリプロピ
レン発泡フィルムの一方の面に印刷を施し、さらにその
上に厚さ20μmのエチレンプロピレンコポリマーのフィ
ルムをウレタン系接着剤により接着した。
レン発泡フィルムの一方の面に印刷を施し、さらにその
上に厚さ20μmのエチレンプロピレンコポリマーのフィ
ルムをウレタン系接着剤により接着した。
次に得られたラベル基材から具体例1と同様にしてイン
モールドラベルボトルを作製した。得られたボトルの外
観は非常に良好で、ラベル表面の光沢も良く、シワは見
られなかった。
モールドラベルボトルを作製した。得られたボトルの外
観は非常に良好で、ラベル表面の光沢も良く、シワは見
られなかった。
比較例1 融点が157℃、発泡倍率が1.5倍、発泡セル壁の平均厚さ
が3μmで、厚さが80μmの一軸延伸ポリプロピレン発
泡フィルムの一方の面に印刷を施しただけのラベル基材
を用いて、具体例1と同様にしてインモールドラベルボ
トルを作製した。得られたボトルのラベル表面には、オ
レンジの皮のような小さなシワが発生した外観が不良で
あった。
が3μmで、厚さが80μmの一軸延伸ポリプロピレン発
泡フィルムの一方の面に印刷を施しただけのラベル基材
を用いて、具体例1と同様にしてインモールドラベルボ
トルを作製した。得られたボトルのラベル表面には、オ
レンジの皮のような小さなシワが発生した外観が不良で
あった。
第1図は本考案に用いるラベルの断面構造の一例を示す
図であり、 第2図は型内ラベル操作を説明する図であって、 引照数字1はラベル、2は延伸発泡オレフィン樹脂フィ
ルム基体、3は印刷インキ層、4はコーティング層、5
はブロー割型、6はキャビテイ表面、7は減圧吸気機
構、8はダイス、9はパリソン、10はラベル付容器を各
々示す。
図であり、 第2図は型内ラベル操作を説明する図であって、 引照数字1はラベル、2は延伸発泡オレフィン樹脂フィ
ルム基体、3は印刷インキ層、4はコーティング層、5
はブロー割型、6はキャビテイ表面、7は減圧吸気機
構、8はダイス、9はパリソン、10はラベル付容器を各
々示す。
Claims (4)
- 【請求項1】プラスチックのブロー成形で形成された中
空容器と該容器の側壁外表面に型内ラベル操作により施
されたラベルとから成るラベル付容器において、少なく
とも外表面がオレフィン樹脂から成る中空容器の外表面
に、発泡倍率が1.3乃至1.8倍及び延伸倍率(長手方向)
が1.1乃至1.5倍の延伸発泡オレフィン樹脂フィルム基体
と非発泡オレフィン樹脂の薄いコーティング層との積層
体から成るラベルを、型内ラベル貼着して成ることを特
徴とするラベル付中空容器。 - 【請求項2】延伸発泡オレフィン樹脂フィルム基体が30
乃至300μmの厚さ及び薄いコーティング層が3乃至50
μm厚さを有する請求項1記載のラベル付中空容器。 - 【請求項3】前記積層体は前記薄いコーティング層上に
延伸オレフィン樹脂フィルムが積層されたものである請
求項1記載のラベル付中空容器。 - 【請求項4】延伸発泡オレフィン樹脂フィルム基体が5
乃至50μmのセル壁厚みを有するものである請求項1記
載のラベル付中空容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045652U JPH074190Y2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | ラベル付中空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045652U JPH074190Y2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | ラベル付中空容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150533U JPH01150533U (ja) | 1989-10-18 |
| JPH074190Y2 true JPH074190Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31271953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988045652U Expired - Lifetime JPH074190Y2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | ラベル付中空容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074190Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5785514B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2015-09-30 | 積水化学工業株式会社 | 架橋ポリオレフィン樹脂発泡シート |
| JP6109627B2 (ja) * | 2013-04-09 | 2017-04-05 | 株式会社ジェイエスピー | ポリスチレン系樹脂発泡板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS591540A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-06 | Gunze Ltd | 熱収縮性発泡フイルム |
| JPS5951048A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-24 | グンゼ株式会社 | 縦方向に熱収縮性を有する発泡材料 |
| US4601926A (en) * | 1985-01-24 | 1986-07-22 | Owens-Illinois, Inc. | Process for applying copolyester barrier layer on polyester container |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP1988045652U patent/JPH074190Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01150533U (ja) | 1989-10-18 |
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