JPH0742231Y2 - 電磁誘導原動機 - Google Patents
電磁誘導原動機Info
- Publication number
- JPH0742231Y2 JPH0742231Y2 JP8588490U JP8588490U JPH0742231Y2 JP H0742231 Y2 JPH0742231 Y2 JP H0742231Y2 JP 8588490 U JP8588490 U JP 8588490U JP 8588490 U JP8588490 U JP 8588490U JP H0742231 Y2 JPH0742231 Y2 JP H0742231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- electrode
- cylinder part
- inner cylinder
- liquid metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船舶、水中航走体などに適用される電磁誘導
原動機に関する。
原動機に関する。
従来の船舶等の電磁推進装置に関する原理を第6図及び
第7図により説明する。
第7図により説明する。
第6図及び第7図において、51,52は磁界を発生する電
磁石(または超伝動電磁石)、53は電磁石51,52を励磁
するための電源、54は電磁力を受ける海水である。55,5
6は電磁石51,52の間に対向して設けられ同電磁石51,52
の発生する磁界(この磁界は磁束密度Bで、方向は第6
図、第7図に示す矢印の方向)と直行する電流I(方向
は第7図に示す矢印の方向)を海水54中に流すための電
極、57は電極55,56に電流を供給するための電源であ
る。
磁石(または超伝動電磁石)、53は電磁石51,52を励磁
するための電源、54は電磁力を受ける海水である。55,5
6は電磁石51,52の間に対向して設けられ同電磁石51,52
の発生する磁界(この磁界は磁束密度Bで、方向は第6
図、第7図に示す矢印の方向)と直行する電流I(方向
は第7図に示す矢印の方向)を海水54中に流すための電
極、57は電極55,56に電流を供給するための電源であ
る。
上記において、磁界発生用の電磁石(または超伝導電磁
石)51,52に電源53より電流を流し海水54中に大きな磁
界を発生させておき、この磁界と交差する電流を電極5
5,56より海水54中に流すことにより電磁力F(方向は第
6図に示す矢印の方向)を発生させる。この電磁力Fに
より海水54を移動させることができる。
石)51,52に電源53より電流を流し海水54中に大きな磁
界を発生させておき、この磁界と交差する電流を電極5
5,56より海水54中に流すことにより電磁力F(方向は第
6図に示す矢印の方向)を発生させる。この電磁力Fに
より海水54を移動させることができる。
船舶の電磁推進方式においては、第6図、第7図に示す
装置を船体の一部に設置し、海水54に働く電磁力の反作
用により船体の推進力を得ることができる。
装置を船体の一部に設置し、海水54に働く電磁力の反作
用により船体の推進力を得ることができる。
従来の船舶等の電磁推進装置においては、海水に電磁力
を発生させる場合、海水中に大きな電流(例えば数1000
A)を流す必要がある。この場合、海水の電気抵抗が非
常に大きく、従って、海水通電時の電力損失が非常に大
きくなり電磁推進方式の効率を大幅に低下させていた。
を発生させる場合、海水中に大きな電流(例えば数1000
A)を流す必要がある。この場合、海水の電気抵抗が非
常に大きく、従って、海水通電時の電力損失が非常に大
きくなり電磁推進方式の効率を大幅に低下させていた。
また、この低効率の理由により、装置全体の大型化、重
量の増大を招いていた。(所要の推進力を得るために
は、磁界、電流を大きくする必要があり、その結果、電
磁石、電極、電源等の大型化、重量増大となる。) 本考案は上記課題を解決しようとするものである。
量の増大を招いていた。(所要の推進力を得るために
は、磁界、電流を大きくする必要があり、その結果、電
磁石、電極、電源等の大型化、重量増大となる。) 本考案は上記課題を解決しようとするものである。
本考案の電磁誘導原動機は、内部を貫通する磁界を発生
する円筒形状の電磁石、同電磁石内に設けられ外周面に
放射状に配設された翼を有し両端に回転軸が設けられた
内筒部、同内筒部と翼を包むように配設され上記回転軸
と軸シール部及び軸受部を介して接合された外筒部、同
外筒部の内周面と上記内筒部の外周面にそれぞれ設けら
れた一方の電極と他方の電極、同一方の電極と他方の電
極の間に接続された一方の電源と上記電磁石に接続され
た他方の電源、および上記外筒部と内筒部の間に充填さ
れた液体金属を備えたことを特徴としている。
する円筒形状の電磁石、同電磁石内に設けられ外周面に
放射状に配設された翼を有し両端に回転軸が設けられた
内筒部、同内筒部と翼を包むように配設され上記回転軸
と軸シール部及び軸受部を介して接合された外筒部、同
外筒部の内周面と上記内筒部の外周面にそれぞれ設けら
れた一方の電極と他方の電極、同一方の電極と他方の電
極の間に接続された一方の電源と上記電磁石に接続され
た他方の電源、および上記外筒部と内筒部の間に充填さ
れた液体金属を備えたことを特徴としている。
上記において、電磁石には一方の電源より電流を供給
し、電磁石を貫通する磁界を発生させる。また、一方の
電源より電流を供給し、液体金属が充填された一方の電
極と他方の電極の間に電流を流す。この液体金属中を流
れる電流は上記磁界と交差する方向に流れるため、液体
金属は電流と磁界が作用して発生する電磁力を受け、そ
の力は内筒部の翼に伝えられ内筒部を回転させる。
し、電磁石を貫通する磁界を発生させる。また、一方の
電源より電流を供給し、液体金属が充填された一方の電
極と他方の電極の間に電流を流す。この液体金属中を流
れる電流は上記磁界と交差する方向に流れるため、液体
金属は電流と磁界が作用して発生する電磁力を受け、そ
の力は内筒部の翼に伝えられ内筒部を回転させる。
上記液体金属は、従来の船舶等の電磁推進装置において
電磁力を受ける海水に比べ、その電気抵抗が極めて小さ
いため、電力損失を大幅に低減することができる。
電磁力を受ける海水に比べ、その電気抵抗が極めて小さ
いため、電力損失を大幅に低減することができる。
上記により、本考案においては、電力損失を大幅に低減
することができるため、原動機の効率向上が可能となる
と共に、電磁石、電極、電源等装置のコンパクト化及び
重量低減が可能となる。
することができるため、原動機の効率向上が可能となる
と共に、電磁石、電極、電源等装置のコンパクト化及び
重量低減が可能となる。
本考案の一実施例を第1図及び第2図に示す。
第1図及び第2図において、1は磁界を発生する円筒形
状の電磁石(または超伝導電磁石)で、発生する磁界
(磁束密度B)の向きは第1図に示す矢印の方向であ
る。2は上記電磁石1に接続されこれを励磁するための
電流を供給する電源である。8は上記円筒形状の電磁石
1内に設けられ内部に内筒部7を有する外筒部(ケーシ
ング)である。
状の電磁石(または超伝導電磁石)で、発生する磁界
(磁束密度B)の向きは第1図に示す矢印の方向であ
る。2は上記電磁石1に接続されこれを励磁するための
電流を供給する電源である。8は上記円筒形状の電磁石
1内に設けられ内部に内筒部7を有する外筒部(ケーシ
ング)である。
3は上記内筒部7と外筒部8の間に充填されナトリウ
ム、カリウム、水銀等よりなる液体金属であり、4,5は
上記外筒部8の内面と内筒部7の外面にそれぞれ設けら
れた電極で、電磁石1が発生する磁界と直交する電流I
(方向は第2図に示す矢印の方向)を液体金属3中に流
す。6は電極4,5に電流を供給するための電源である。
9は内筒部7の外周面に放射状に複数個設置された翼
で、その外周面に設置された電極5とは絶縁されてい
る。さらに、上記外筒部8自身は回転しないよう外部に
固定されている。10は内筒部7に接続された回転軸で、
いずれか一方の軸10に推進器(プロペラ等)が接続され
る。11は液体金属3が外部に漏えいしないため、また、
回転軸10が円滑に回転するための軸シールおよび軸受部
である。
ム、カリウム、水銀等よりなる液体金属であり、4,5は
上記外筒部8の内面と内筒部7の外面にそれぞれ設けら
れた電極で、電磁石1が発生する磁界と直交する電流I
(方向は第2図に示す矢印の方向)を液体金属3中に流
す。6は電極4,5に電流を供給するための電源である。
9は内筒部7の外周面に放射状に複数個設置された翼
で、その外周面に設置された電極5とは絶縁されてい
る。さらに、上記外筒部8自身は回転しないよう外部に
固定されている。10は内筒部7に接続された回転軸で、
いずれか一方の軸10に推進器(プロペラ等)が接続され
る。11は液体金属3が外部に漏えいしないため、また、
回転軸10が円滑に回転するための軸シールおよび軸受部
である。
上記において、電磁石1を電源2より供給される電流に
より励磁し磁界を発生させた後、電極4,5に電源6より
供給される電流Iを流すと、液体金属3は第2図の矢印
に示すような右回り円周接線方向の電磁力Fを受ける。
内筒部7に設けられた翼9は電極4の間の隙間が小さ
く、従って液体金属3の漏えいは小さいため、電磁力F
の作用により翼9は回転力を得ることができる。その結
果、翼9が接続された内筒部7と共に回転軸10も回転
し、推進器(プロペラ等)は推進力を得ることになる。
より励磁し磁界を発生させた後、電極4,5に電源6より
供給される電流Iを流すと、液体金属3は第2図の矢印
に示すような右回り円周接線方向の電磁力Fを受ける。
内筒部7に設けられた翼9は電極4の間の隙間が小さ
く、従って液体金属3の漏えいは小さいため、電磁力F
の作用により翼9は回転力を得ることができる。その結
果、翼9が接続された内筒部7と共に回転軸10も回転
し、推進器(プロペラ等)は推進力を得ることになる。
本実施例においては、推進器の回転数は電極4,5に流す
電流Iにより制御が可能である。
電流Iにより制御が可能である。
また、従来の電磁推進装置で電磁力を発生する海水と本
実施例で電磁力を発生する液体金属とを比較した場合、
液体金属の方がその電気抵抗は非常に小さい。例えば、
電気伝導度(比抵抗/m、即ち抵抗の逆数)は海水の場
合、常温にておおよそ 4/m 22%ナトリウム、78%カリウムの液体金属の場合、常温
にておおよそ 2×106/m であり、海水に対して液体金属は約100万倍の電気伝導
度を示し、液体金属に通電時の電力損失は海水の場合と
比較すると無視できる程小さい値である。
実施例で電磁力を発生する液体金属とを比較した場合、
液体金属の方がその電気抵抗は非常に小さい。例えば、
電気伝導度(比抵抗/m、即ち抵抗の逆数)は海水の場
合、常温にておおよそ 4/m 22%ナトリウム、78%カリウムの液体金属の場合、常温
にておおよそ 2×106/m であり、海水に対して液体金属は約100万倍の電気伝導
度を示し、液体金属に通電時の電力損失は海水の場合と
比較すると無視できる程小さい値である。
更に、22%ナトリウム、78%カリウムの液体金属の融点
は約−13℃であり、通常の常温雰囲気では液体金属が固
化することはない。
は約−13℃であり、通常の常温雰囲気では液体金属が固
化することはない。
上記により、液体金属を使用した本実施例の電磁誘導原
動機においては通電時の電力損失を大幅に低減すること
ができ、効率向上を図ることが可能となる。
動機においては通電時の電力損失を大幅に低減すること
ができ、効率向上を図ることが可能となる。
第3図は本実施例を船舶、水中航走体に応用した場合の
例を示しており、大きな推進力を得るため電磁誘導原動
機21,22を2台直列に配置した場合である。23は船舶、
あるいは水中航走体の船体、24は回転力を伝達する回転
軸、25はプロペラ等の推進器を示す。
例を示しており、大きな推進力を得るため電磁誘導原動
機21,22を2台直列に配置した場合である。23は船舶、
あるいは水中航走体の船体、24は回転力を伝達する回転
軸、25はプロペラ等の推進器を示す。
本考案の他の実施例を第4図に示す。
第4図に示す本実施例は、第1図及び第2図に示す一実
施例の内筒部7の内部に直接プロペラ等の推進器31を取
り付けたものであり、32は内筒部7と推進器31を固定す
るための支持部である。本実施例においては、装置全体
が一層コンパクトとなる。
施例の内筒部7の内部に直接プロペラ等の推進器31を取
り付けたものであり、32は内筒部7と推進器31を固定す
るための支持部である。本実施例においては、装置全体
が一層コンパクトとなる。
第5図は第4図に示す他の実施例の電磁誘導原動機43を
水中航走体41に設置した状態の説明図であり、42は水中
航走体に設けられた海水の通路を示している。
水中航走体41に設置した状態の説明図であり、42は水中
航走体に設けられた海水の通路を示している。
本考案の電磁誘導原動機は、円筒形状の電磁石が磁界を
発生し、外筒部の内周面と内筒部の外周部にそれぞれ設
けられた電極間を流れる電流が上記磁界と交差して液体
金属に電磁力を作用させ、その力を翼に伝えて内筒部を
回転させることによって、従来の海水に電磁力を作用さ
せる船舶等の電磁推進装置に比して電力損失を大幅に低
減することができるため、原動機の効率向上が可能とな
ると共に、電磁石、電極、電源等装置のコンパクト化及
び重量低減が可能となる。
発生し、外筒部の内周面と内筒部の外周部にそれぞれ設
けられた電極間を流れる電流が上記磁界と交差して液体
金属に電磁力を作用させ、その力を翼に伝えて内筒部を
回転させることによって、従来の海水に電磁力を作用さ
せる船舶等の電磁推進装置に比して電力損失を大幅に低
減することができるため、原動機の効率向上が可能とな
ると共に、電磁石、電極、電源等装置のコンパクト化及
び重量低減が可能となる。
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は第1図の
II-II矢視図、第3図は上記一実施例を船舶に取付けた
状態の説明図、第4図は本考案の他の実施例の説明図、
第5図は上記他の実施例を水中走行体に取付けた状態の
説明図で、(a)は断面図、(b)は(a)のVb−Vb
矢視図、第6図は従来の装置の説明図、第7図は第6図
のVII-VII矢視図である。 1……電磁石、2……電源、3……液体金属、4,5……
電極、6……電源、7……内筒部、8……外筒部、9…
…翼、10……回転軸、11……軸シール及び軸受部、21,2
2……電磁誘導原動機、23……船体、24……回転軸、25,
31……推進器、32……支持部、41……水中走行体、42…
…海水通路、43……電磁誘導原動機。
II-II矢視図、第3図は上記一実施例を船舶に取付けた
状態の説明図、第4図は本考案の他の実施例の説明図、
第5図は上記他の実施例を水中走行体に取付けた状態の
説明図で、(a)は断面図、(b)は(a)のVb−Vb
矢視図、第6図は従来の装置の説明図、第7図は第6図
のVII-VII矢視図である。 1……電磁石、2……電源、3……液体金属、4,5……
電極、6……電源、7……内筒部、8……外筒部、9…
…翼、10……回転軸、11……軸シール及び軸受部、21,2
2……電磁誘導原動機、23……船体、24……回転軸、25,
31……推進器、32……支持部、41……水中走行体、42…
…海水通路、43……電磁誘導原動機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 祖式 章雄 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)考案者 菅野 滋 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)考案者 千手 正敏 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内
Claims (1)
- 【請求項1】内部を貫通する磁界を発生する円筒形状の
電磁石、同電磁石内に設けられ外周面に放射状に配設さ
れた翼を有し両端に回転軸が設けられた内筒部、同内筒
部と翼を包むように配設され上記回転軸と軸シール部及
び軸受部を介して接合された外筒部、同外筒部の内周面
と上記内筒部の外周面にそれぞれ設けられた一方の電極
と他方の電極、同一方の電極と他方の電極の間に接続さ
れた一方の電源と上記電磁石に接続された他方の電源、
および上記外筒部と内筒部の間に充填された液体金属を
備えたことを特徴とする電磁誘導原動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8588490U JPH0742231Y2 (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 電磁誘導原動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8588490U JPH0742231Y2 (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 電磁誘導原動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443387U JPH0443387U (ja) | 1992-04-13 |
| JPH0742231Y2 true JPH0742231Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31635240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8588490U Expired - Lifetime JPH0742231Y2 (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 電磁誘導原動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742231Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7171853B1 (en) * | 2005-09-30 | 2007-02-06 | Applied Technology Associates | Magnetohydrodynamic (MHD) actuator sensor |
-
1990
- 1990-08-16 JP JP8588490U patent/JPH0742231Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0443387U (ja) | 1992-04-13 |
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