JPH0742304A - 遠心成型鋼管コンクリート柱 - Google Patents
遠心成型鋼管コンクリート柱Info
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- JPH0742304A JPH0742304A JP19247693A JP19247693A JPH0742304A JP H0742304 A JPH0742304 A JP H0742304A JP 19247693 A JP19247693 A JP 19247693A JP 19247693 A JP19247693 A JP 19247693A JP H0742304 A JPH0742304 A JP H0742304A
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Abstract
部にモルタルを充填する必要がなく、また輸送性や現場
施工性を損なうこともなく、しかも軸圧縮力が加わった
際にも内部崩壊に対して十分な抵抗力を有する遠心成型
鋼管コンクリート柱を提供する。 【構成】 鋼管の内部に遠心成型コンクリート硬化体を
有し、かつ該コンクリート硬化体にその遠心成型時に形
成される鋼管の軸方向の空洞部を残して得られる遠心成
型鋼管コンクリート柱である。コンクリート硬化体中に
鋼管の軸方向に沿って主筋が埋設され、かつ、鋼管側に
配置される外フープ筋と、空洞部近傍に配置される内フ
ープ筋と、これら外フープ筋と内フープ筋とを連結する
継手筋とからなる補強筋が、主筋に複数連結されてコン
クリート硬化体中に埋設されている。
Description
に好適に用いられる遠心成型鋼管コンクリート柱に関す
る。
して鋼管ごとその軸回りに高速回転させ、充填コンクリ
ートを遠心成型した遠心成型鋼管コンクリート柱が提供
されている。このようなコンクリート柱は、簡単な遠心
成型操作によって充填したコンクリートが締め固められ
高強度化されることから、コンクリート硬化体に多くの
鉄筋を埋設したり、コンクリート硬化体に鋼線や鋼棒等
を介してプレストレスを付与したりすることなく、つま
り、簡単にかつ経済的にコンクリート硬化体の耐力を増
強することができるといった利点を有している。
型鋼管コンクリート柱にあっては、そのコンクリート体
を遠心成型することから、コンクリート硬化体がその中
央部に空洞部を有するものとなってしまい、そのため、
鋼管によるコンクリート硬化体に対する拘束効果が十分
に発揮されず、特に大きな軸圧縮力が加わるとコンクリ
ート硬化体の空洞部への内部崩壊が生じる恐れがあると
考えられている。
クリート柱は、通常建築構造物の構築時にその空洞部に
モルタルが充填され、さらにこれが硬化せしめられて使
用されている。しかしながら、このように構築時にモル
タルを充填するのでは、鋼管内に遠心成型でコンクリー
ト硬化体を形成し、プレキャスト化した意味が薄れてし
まい、コスト的にもメリットがなくなってしまうといっ
た新たな問題が生じている。また、遠心成型後、工場に
て空洞部にモルタルを充填しておき、プレキャスト化を
完了させておくといったことも考えられるが、その場合
にはコスト的なメリットが減少してしまうのに加え、得
られた遠心成型鋼管コンクリートの重量が大きくなって
しまい、輸送性や現場での施工性を損なうといった問題
がある。
で、その目的とするところは、建築あるいは土木構造物
の構築時にその空洞部にモルタルを充填する必要がな
く、また輸送性や現場施工性を損なうこともなく、しか
も軸圧縮力が加わった際にも内部崩壊に対して十分な抵
抗力を有する遠心成型鋼管コンクリート柱を提供するこ
とにある。
ンクリート柱では、鋼管の内部に遠心成型コンクリート
硬化体を有し、かつ該コンクリート硬化体にその遠心成
型時に形成される鋼管の軸方向の空洞部を残して得られ
る遠心成型鋼管コンクリート柱において、コンクリート
硬化体中に前記鋼管の軸方向に沿って主筋を埋設し、か
つ、鋼管側に配置される外フープ筋と、空洞部近傍に配
置される内フープ筋と、これら外フープ筋と内フープ筋
とを連結する継手筋とからなる補強筋を、前記主筋に複
数連結して前記コンクリート硬化体中に埋設したことを
前記課題の解決手段とした。
ば、以下の作用を奏する。このコンクリート柱に軸圧縮
力が加わった際、コンクリート硬化体の鋼管側が該鋼管
の拘束力に抗して外側に膨らむ方向に働き、一方空洞部
側は内側に働く。しかし、内フープ筋が空洞部近傍に配
置されていることから、コンクリート硬化体における空
洞部近傍の内部崩壊に抗する力が高まっており、しかも
外フープ筋が外側に膨らむ力を受け、これが継手筋を介
して内フープ筋に伝わり、空洞部近傍のコンクリート硬
化体が働く力と反対の方向に働くことから、該空洞部近
傍のコンクリート体の内部崩壊に対する効力が一層高ま
る。
明における請求項1記載の遠心成型鋼管コンクリート柱
の一実施例を示す図であり、この図において符号1は遠
心成型鋼管コンクリート柱(以下、コンクリート柱と略
称する)である。このコンクリート柱1は、角形の鋼管
2と、該鋼管2の内部に設けられたコンクリート硬化体
3と、鋼管2の外周面に被覆された耐火被覆材4とから
なるものである。
て鋼管2の内面に付着硬化せしめられたもので、その中
央部(鋼管2の軸近傍部)に、遠心成型時に形成された
空洞部5を残して形成されたものである。なお、空洞部
5は、従来のコンクリート柱において形成される空洞部
より比較的大きなものとなっている。また、このコンク
リート硬化体3中には、前記鋼管2の軸方向に沿って該
鋼管2の四隅部にそれぞれ主筋6が埋設されており、こ
れら主筋6…にはその長さ方向に適宜な間隔をおいて複
数の外フープ筋7…が連結されている。さらに、これら
外フープ筋7…には、それぞれ複数(図1の例では四
つ)の継手筋8…を介して内フープ筋9が連結されてい
る。
グ状に配設されたものであり、内フープ筋9は、前記空
洞部5近傍にその外周に沿ってリング状に配設されたも
のである。なお、これら外フープ筋7…と継手筋8…と
内フープ筋9…とから、本発明の補強筋が構成されてい
る。耐火被覆材4は、石膏ボードや各種のケミカルボー
ドおよびマットや吹き付け材など軽量でかつ耐火性能に
優れた材料からなるもので、コンクリート硬化体3を遠
心成型した後、工場あるいは施工現場等にて接着等によ
り鋼管2の外周面に貼着されあるいは吹き付けられたも
のである。
は、従来周知の遠心成型法を採用することができる。す
なわち、鋼管2を、これを外挿する適宜な貫通口を有し
た円柱(円筒)状の回転体に挿通しておき、さらに鋼管
2内に硬化前のコンクリートを充填した後、該回転体を
周知の遠心成型機のローラに支持させ、該ローラを高速
回転させて遠心成型を行う方法や、鋼管2の両端部を回
転体に固定し、該回転体を高速回転させることによって
遠心成型を行う方法などが採用されるのである。このと
き、用いる硬化前のコンクリートには、補強用としてス
チールファイバーやグラスファイバー、ビニロンファイ
バーなどを添加しておいてもよい。
先立って予め主筋6…と補強筋とを連結しておき、主筋
6…が鋼管2の軸方向に沿うようにしてこれを鋼管2内
に挿通しておく。なお、外フープ筋7…については、コ
ンクリート硬化後において鋼管2の内壁に接しないよ
う、その長さ(直径)を予め設定しておく。一方、内フ
ープ筋9…についても、後述するように空洞部5の近傍
に位置するよう予めその長さ(直径)を設定しておく。
また、主筋6…および補強筋については、適宜な治具を
用いて鋼管2内に取付固定し、位置決めしておいてもよ
いが、この例では特に治具等を用いず、鋼管2に対し自
由な状態でその内部に挿通しておく。
後、コンクリートを鋼管2内に導入し、遠心成型を行
う。すると、遠心成型によりコンクリートからの脱水が
進むとともに、遠心力によって特に鋼管側に位置する外
フープ筋7…が鋼管2側に均等に引っ張られ、これによ
り外フープ筋7…は鋼管2内において自然にバランスさ
れた位置をとる。なお、コンクリートの量については、
コンクリートが遠心成型により締め固められ、硬化した
とき、形成される空洞部5の近傍に内フープ筋7が位置
するように、予め実験あるいは計算によって求めてお
く。また、後述するようにこのコンクリート柱1では、
内部崩壊に対する抵抗力が十分に高いものとなっている
ことから、従来のコンクリート柱に比べ空洞部の孔径を
大きくすることができ、したがってコンクリートの投入
量を少なくし、これにより作製されたコンクリート柱の
軽量化、およびコストダウンを図ることができる。その
後、このような遠心成型が終了した後、鋼管2の外周面
に耐火被覆材4を貼着あるいは吹き付けし、コンクリー
ト柱1を得る。
これに軸圧縮力が加わった際、コンクリート硬化体3の
鋼管2側が該鋼管2の拘束力に抗して外側に膨らむ方向
に働き、一方空洞部5側は内側に働く。しかし、内フー
プ筋9が空洞部5近傍に配置されていることから、コン
クリート硬化体3における空洞部5近傍はその内部崩壊
に抗する力が高まっており、しかも外フープ筋7…が外
側に膨らむ力を受け、これが継手筋8…を介して内フー
プ筋9…に伝わり、空洞部5近傍のコンクリート硬化体
3が働く力と反対の方向に働くことから、該空洞部5近
傍のコンクリート硬化体3の内部崩壊に対する効力が一
層高まっている。したがって、従来に比べその空洞部5
の孔径を大きくとることができ、これによりコンクリー
ト柱1の軽量化およびコンクリート量の少量化に伴うコ
ストダウンを図ることができる。
ものを用いたが、本発明はこれに限定されることなく、
円形や三角形、五角形以上、さらには楕円形のものなど
種々の形状のものを用いることが可能である。また、前
記実施例では主筋6…と補強筋との連結を主筋6…と外
フープ筋7…とで行ったが、たとえば主筋6…と内フー
プ筋9…とで行ってもよいのはもちろんである。さら
に、前記実施例では耐火被覆材4を工場等において鋼管
2に貼着あるいは吹き付けしておき、これをコンクリー
ト柱としているが、耐火被覆材については施工現場での
後貼りまたは吹き付けとしてもよく、したがって鋼管2
とこれの内部に形成されたコンクリート硬化体とからな
る状態で本発明のコンクリート柱としてもよい。
管コンクリート柱は、空洞部近傍に内フープ筋が配置さ
れていることからコンクリート硬化体の内部崩壊に抗す
る力が高まっており、しかも軸圧縮力が加わった際、外
フープ筋の外側に膨らむ力が内フープ筋に伝わることに
よって空洞部近傍のコンクリート硬化体が働く力と反対
の方向に働くことから、該空洞部近傍のコンクリート硬
化体の内部崩壊に対する効力が一層高まったものとな
る。したがって、該コンクリート柱を構造体とした場合
に、構築現場にて空洞部にモルタルを充填するといった
必要がなくなり、コスト的にも有利となり、しかも強度
的にも優れたものとなる。また、内部崩壊に対する抵抗
力が十分に高いものとなっていることから、従来に比べ
その空洞部の孔径を大きくとることができ、これにより
コンクリート柱の軽量化を可能にして輸送性や現場施工
性を向上することができ、さらにはコンクリート量の少
量化に伴うコストダウンを図ることができる。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼管の内部に遠心成型コンクリート硬化
体を有し、かつ該コンクリート硬化体にその遠心成型時
に形成される鋼管の軸方向の空洞部を残して得られる遠
心成型鋼管コンクリート柱であって、 前記コンクリート硬化体中に前記鋼管の軸方向に沿って
主筋が埋設され、かつ、鋼管側に配置される外フープ筋
と、空洞部近傍に配置される内フープ筋と、これら外フ
ープ筋と内フープ筋とを連結する継手筋とからなる補強
筋が、前記主筋に複数連結されて前記コンクリート硬化
体中に埋設されてなることを特徴とする遠心成型鋼管コ
ンクリート柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19247693A JP3308665B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 遠心成型鋼管コンクリート柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19247693A JP3308665B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 遠心成型鋼管コンクリート柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742304A true JPH0742304A (ja) | 1995-02-10 |
| JP3308665B2 JP3308665B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=16291929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19247693A Expired - Fee Related JP3308665B2 (ja) | 1993-08-03 | 1993-08-03 | 遠心成型鋼管コンクリート柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3308665B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115288364A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-11-04 | 华南理工大学 | 局部设高强肋且内置箍筋的钢管混凝土柱及其施工方法 |
| CN118551601A (zh) * | 2024-04-19 | 2024-08-27 | 中铁十五局集团有限公司 | 一种加劲肋中空钢管混凝土构件及轴压承载力计算方法 |
-
1993
- 1993-08-03 JP JP19247693A patent/JP3308665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115288364A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-11-04 | 华南理工大学 | 局部设高强肋且内置箍筋的钢管混凝土柱及其施工方法 |
| CN115288364B (zh) * | 2022-07-04 | 2023-08-22 | 华南理工大学 | 局部设高强肋且内置箍筋的钢管混凝土柱及其施工方法 |
| CN118551601A (zh) * | 2024-04-19 | 2024-08-27 | 中铁十五局集团有限公司 | 一种加劲肋中空钢管混凝土构件及轴压承载力计算方法 |
Also Published As
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| JP3308665B2 (ja) | 2002-07-29 |
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