JPH0742323U - 連続鋳造設備のレ−ドルタレットに設けたレ−ドル傾 転装置 - Google Patents

連続鋳造設備のレ−ドルタレットに設けたレ−ドル傾 転装置

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JPH0742323U
JPH0742323U JP7448693U JP7448693U JPH0742323U JP H0742323 U JPH0742323 U JP H0742323U JP 7448693 U JP7448693 U JP 7448693U JP 7448693 U JP7448693 U JP 7448693U JP H0742323 U JPH0742323 U JP H0742323U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連続鋳造機のレ−ドルタ−レットにおけるレ−
ドル傾転装置を安価に構成する。 【構成】 レ−ドルを平行リンク機構で支持するレ−ド
ルタ−レットにおいて、この平行リンク機構の一方のリ
ンクを常にレ−ドルを支持するア−ムとし、他方の姿勢
調整用リンクを一端部同志を互にピン連結した2つのリ
ンク体で構成し、該姿勢調整用リンクの折曲げ装置を設
けて、この姿勢調整用リンクの折曲げ装置の作動により
姿勢調整用リンクを折曲げてレ−ドルを傾転させるよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続鋳造設備におけるレ−ドルタ−レットに設けたレ−ドル傾転装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
一般に、連続鋳造設備におけるレ−ドルには底注ぎ型と、傾注型の二つの型式 があって、現在では、ノズルやストッパ−の材質が向上し、大量の溶鋼を鋳造す るようになったので、底注ぎ型が主流になっている。そして、かかるレ−ドルは 、作業ヤ−ドにおけるクレ−ンの干渉、安全、および作業スペ−スの確保等の問 題等から、一般的にはタ−レットによって支持されている。即ち、レ−ドルタ− レットは、垂直軸回りに回転する一対の片持状ア−ムを設け、これらのア−ムの 先端側にフォ−ク部を形成し、これらのフォ−ク部に夫々レ−ドルのトラニオン を載置して一方のレ−ドルからタンディッシュに注湯し、空になった古いレ−ド ルはクレ−ンによって鋳造ヤ−ドから運び出し、新しいレ−ドルを載置して、注 湯中のレ−ドルが空になったらタ−レットを回転して新しいレ−ドルからタンデ ィッシュへの注湯を継続して行うようになっている(例えば、特公昭52−74 09号公報、実開昭59−20952号公報、実開昭59−102246号公報 、特開昭62−50058号公報等参照)。そして、このレ−ドルには、例えば 250ton の溶鋼を収容するので、片持状ア−ムは安全性を充分に配慮して頑丈 に構成されている。
【0003】 ところで、かかるレ−ドルタ−レットでは、ノズルからの注湯時、レ−ドル内 の溶鋼の表面に浮いているフラックスを注湯する溶鋼に巻込まないようにするた め、所定の溶鋼の深さを確保する必要がある。その結果、レ−ドル中にある程度 溶鋼を残したまま注湯を止めなければならず、溶鋼の歩留りが悪くなるので、水 平状に支持されたレ−ドルを、溶鋼量が残り少なくなったときには、傾転させて 溶鋼の深さを確保して浮いているフラックスを溶鋼に巻込まないようにして注湯 している。
【0004】 例えば、前掲の実開昭59−102246号公報では、垂直軸の回りに回転す る一対の片持状ア−ムを設け、これらのア−ムの先端側にフォ−ク部を形成し、 これらのフォ−ク部にレ−ドルのトラニオンを載置したレ−ドルタ−レットにお いて、前記フォ−ク部上に、ピンにより揺動可能に支持されたレ−ドル受部を設 け、このレ−ドル受部の、フォ−ク部先端側にシリンダを連結し、シリンダの動 作により、レ−ドル受部を傾動させてレ−ドルを傾転させるようにしたレ−ドル 傾転装置が提案されている。
【0005】 しかしながら、かかるレ−ドル傾転装置では、レ−ドルを傾けるためのシリン ダを片持状フォ−ク部の最先端に設け、しかも、このシリンダによってレ−ドル の荷重を直接支持するようにしたので、巨大なレ−ドルを支持するには巨大なシ リンダを必要とし、高価な設備となっていた。 そのため、前掲の実開昭59−20952号公報で示されているように、垂直 軸の回りに回転する一対の片持状ア−ムを設け、これらのア−ムの先端側にフォ −ク部を形成し、これらのフォ−ク部にレ−ドルのトラニオンを載置したレ−ド ルタ−レットにおいて、前記フォ−ク部上にレ−ドル受部を載置し、このレ−ド ル受部の一端を、フォ−ク部の先端に設けたピンを支点として枢支すると共に、 レ−ドル受部の後端をフォ−ク部に設けたシリンダに連結して、シリンダの動作 によりレ−ドル受部を傾動させてレ−ドルの荷重をピンで支持するレ−ドル傾転 装置が考えられるが、かかるレ−ドル傾転装置でも、大重量のレ−ドルをレ−ド ル受部と、フォ−ク部の先端に設けたピンとで支持することになるので、レ−ド ル傾転装置用のピンやレ−ドル受部等が必要となって、設備費は高価になる、と いう問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、かかる従来例の問題を解消するために案出されたもので、そ の要旨とするところは、底注ぎ型のレ−ドルが載置されるフォ−ク部と、該フォ −ク部を支持し、かつ、昇降用シリンダで昇降する支持ア−ムと、該支持ア−ム の基部を枢着したタ−ンテ−ブル上に立設した支持枠と、前記支持ア−ムに対し 平行状に前記フォ−ク部と支持枠とに枢着した姿勢調整用リンクと、からなる平 行四辺形リンクにより前記レ−ドルを支持したレ−ドルタレットにおいて、前記 姿勢調整用リンクを一端部同志を互にピン連結した2つのリンク体で構成し、該 姿勢調整用リンクの折曲げ装置をリンク体と支持ア−ムとの間に設けたことを特 徴とする連続鋳造設備のレ−ドルタ−レットに設けたレ−ドル傾転装置にある。
【0007】 上記の本考案装置においては、姿勢調整用リンクの折曲げ装置は、支持枠に枢 着した支持ア−ムとリンク体の夫々の枢着点を結ぶ線と平行に、一端を支持ア− ムに枢着し、かつ、他端をリンク体に枢着し油圧シリンダにより構成することが 望ましい。また、姿勢調整用リンクの折曲げ装置は、一端を支持ア−ムに枢着し 、かつ、他端をリンク体に枢着した油圧シリンダと、前記2つのリンク体同志の ロック・アンロック装置とにより構成したものでもよい。更に、姿勢調整用リン クの折曲げ装置は、一端を支持ア−ムに枢着し、かつ、他端をリンク体に枢着し た油圧シリンダと、互にピン連結された2つのリンク体の略直線状態から一方向 への折曲げを許容し、他方への折曲げを阻止するストッパを有する姿勢調整用リ ンクにより構成されたものでもよい。
【0008】
【実施例】
本考案の構成を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。 図1は本考案の実施例の側面図、図2は図1のII一II線に沿う平面図である。 本実施例は、例えば、多ストランドの連続鋳造設備に用いられる平行リンク型 のレ−ドルタ−レットに好適であって、この平行リンク型のレ−ドルタ−レット とは、いう迄もなく、フォ−ク部を支持するための支持ア−ムに対し、フォ−ク 部を水平状に保つための姿勢調整用リンクを平行に設け、これらの支持ア−ム、 姿勢調整用リンク、フォ−ク部および支持枠で平行四辺形リンクを構成してレ− ドルを常に水平状に支持するようにしたレ−ドルタ−レットである。
【0009】 これらの図において、1はレ−ドルタ−レット、2はこのレ−ドルタ−レット 1にそのトラニオン3を介して載置されるレ−ドル、4はこのレ−ドル2のノズ ル5から注湯されるタンディッシュを示す。 このレ−ドルタ−レット1は、タ−ンテ−ブル6上に設けられた基台7と、こ の基台7の中央に立設された角柱8と、この角柱8の対向する面(レ−ドル2の 載置方向と直交する側の面)にそれぞれ設けられた前後(図3で上下をいう。以 下同じ)一対の支持枠9a,9bと、これらの支持枠9a,9bにその基部を上 下方向に揺動可能に支持された左右一対の支持ア−ム10a,10b及び10c ,10d(以下、左右対称につき、片側のみ述べる)と、これらの支持ア−ム1 0a,10bの先端でピン結合され、かつ、側面視でL字状になったフォ−ク部 11と、前記一対の支持ア−ム10a,10bを互に連結した水平枠12と、一 端を前記基台7の球面座上に載置され、他端を水平枠12にピン結合した昇降用 シリンダ13とにより構成されている。
【0010】 ここにおいて、本実施例のレ−ドルタ−レット1では、支持ア−ム10a,1 0bと平行に姿勢調整用リンク14を設けて、これらの支持ア−ム10a,10 b、姿勢調整用リンク14、フォ−ク部11および支持枠9a,9bによって平 行四辺形のリンクを構成し、この平行四辺形リンクでレ−ドル2を常に水平状態 に支持している。姿勢調整用リンク14は一端が支持枠9a,9bに枢着された 支持枠側リンク体14’と、一端がフォ−ク部11に枢着されたフォ−ク部側リ ンク体14”の他端部同志を互にピン14a,14bで折曲げ可能に連結されて いる。そして、ピン14a,14bと支持ア−ム10a,10bとに油圧シリン ダ15a,15bが夫々枢着されている。この油圧シリンダ15a,15bは、 前記支持枠9a,9bに枢着した支持ア−ム10a,10bとリンク体14’と の枢着点を結ぶ線と平行に設けられている。 そして、該油圧シリンダ15a,15bは、姿勢調整用リンク14を平行四辺 形の一辺と常に平行に保持される。即ち、レ−ドル2を水平状態に保持して昇降 させる場合には、油圧ロックして、油圧シリンダ15a,15bが負荷変動によ って伸縮しないように保持しておく。
【0011】 また、上記の姿勢調整用リンクの折曲げ装置となる油圧シリンダ15a,15 bは必ずしも支持ア−ム10a,10bとリンク体4’の支持枠9a,9b側の 支点を結ぶ線と平行にする必要はない。この場合には図4,図5に示すように支 持ア−ム10a,10bと姿勢調整用リンク14とに枢着した油圧シリンダ15 a,15bの油圧回路をレ−ドルの昇降時はフリ−として、姿勢調整用リンク1 4を構成する2つのリンク体14’,14”を連結ピン20とその作動シリンダ 20’とより折曲げ不能とするロック・アンロック装置を設けて、レ−ドル2の 水平昇降時には連結ピン20によってロックしておき、レ−ドル2の傾動時には 連結ピン20を抜き、油圧シリンダ15a,15bによって傾動させる。
【0012】 図6の実施例は、姿勢調整用リンク14を構成する互にピン連結された2つの リンク体14’,14”が略直線状態から一方向への折曲げは許容するが、他方 への折曲げを阻止するストッパ21を設けたものである。この場合、油圧シリン ダ15a,15bを平行に設けた場合、該シリンダ15a,15bをリンク体1 4’,14”をストッパ21に常時押しつける一定圧を保持しておき、また、油 圧シリンダ15a,15bが非平行の場合、油圧シリンダ15a,15bが最長 となる平行四辺形が矩形状態の押付け圧力に保持するようにレ−ドル2の昇降に 伴う油圧シリンダ15a,15bの伸縮による圧力変動を図示しない圧力制御弁 により制御する。そして、姿勢調整用リンク14を折曲げさせる時は油圧シリン ダ15a,15bを切換弁操作により縮小作動させる。
【0013】 尚、リンク体14’,14”の略直線状態から一方向への折曲げは許容するが 、他方への折曲げは阻止する手段としてはリンク体14’,14”に設けたスト ッパ21に限定されるものではなく、例えば、油圧シリンダ15a,15bのス トロ−クエンド(伸長端,引込み端)をリンク体14’,14”が略直線状態と なるように設定し、前記油圧シリンダ15a,15bをストロ−クエンドから一 方向へのみ(引込み又は短縮)作動させるようにしてもよい。
【0014】 次に、本実施例の作用を述べる。 まず、レ−ドル2の旋回は、図示しない駆動装置によってタ−ンテ−ブル6を 回転することにより行う。また、レ−ドル2を水平状態に保ったまま昇降させる 場合、前述した如く、リンク体14’,14”及び油圧シリンダ15a,15b によって、姿勢調整用リンク14を略直線状態、即ち、姿勢調整用リンク14が 支持枠9a,9b、支持ア−ム10a,10b及びフォ−ク部11と共働して平 行四辺形リンクを形成する状態に保持する。この状態で、昇降シリンダ13を作 動して、支持ア−ム10a,10bを支持枠9a,9b側を支点として回転させ ると、この回転によってレ−ドル2は水平状態に保持されて昇降する。
【0015】 一方、鋳込操業によりレ−ドル2内の溶鋼が減り、溶鋼の表面に浮いているフ ラックスが巻込まれる状態となれば、シリンダ15c,15dを作動させて姿勢 調整用リンク14を上方又は下方に折曲げると、前記した平行四辺形リンク状態 がくずれる。即ち、姿勢調整用リンク14の辺が短くなるので、フォ−ク部11 とリンク体14”との枢着点が、支持枠10a,10b側に引寄せられるので、 レ−ドル2は前側に傾転し、ノズル5の近傍に溶鋼が集められ、溶鋼深さを確保 できる。したがって、レ−ドル2内の溶鋼が少なくなってもフラックスの巻込み なしに注湯できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、次の諸効果が期待できる。 レ−ドルが載置されるフォ−ク部を、支持ア−ムで安全を確保して支持す ると共に、レ−ドルの昇降時には、この支持ア−ムに平行に設けた姿勢調整用リ ンクでレ−ドルを水平状に支持するので、レ−ドルを昇降させても、収容された 溶鋼をこぼすことがない。 溶鋼が少なくなった時には、姿勢調整用リンクを折曲げ作動させてレ−ド ルを傾転して、溶鋼の収容深さを確保することができ、レ−ドル内の溶鋼量が少 なくなってもフラックスの巻込みを防止できる。 レ−ドルが水平状態でも傾転状態でも、常に支持ア−ムで支持しているの で、レ−ドルタ−レットの安全性は確保できる。 油圧シリンダ又はロック・アンロック装置で姿勢調整用リンクを略直線状 態に保持しておくことによって、油圧コントロ−ルなしに姿勢調整用リンクが支 持ア−ムと共働して平行リンク機構として作用させることができ、制御が容易で 安全性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の側面図である。
【図2】図1のII−II視拡大平面図である。
【図3】本考案の実施例の平面図である。
【図4】本考案の他の実施例の側面図である。
【図5】図4のV〜V視拡大平面図である。
【図6】本考案の他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 レ−ドルタ−レット 2 レ−ドル 6 タ−ンテ−ブル 9a,9b 支持枠 10 支持ア−ム 11 フォ−ク部 13 昇降用シリンダ 14 姿勢調整用リンク 14’,14” リンク体 15a,15b,15c,15d 油圧シリンダ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底注ぎ型のレ−ドルが載置されるフォ−
    ク部と、該フォ−ク部を支持し、かつ、昇降用シリンダ
    で昇降する支持ア−ムと、 該支持ア−ムの基部を枢着したタ−ンテ−ブル上に立設
    した支持枠と、 前記支持ア−ムに対し平行状に前記フォ−ク部と支持枠
    とに枢着した姿勢調整用リンクと、 からなる平行四辺形リンクにより前記レ−ドルを支持し
    たレ−ドルタレットにおいて、 前記姿勢調整用リンクを一端部同志を互にピン連結した
    2つのリンク体で構成し、該姿勢調整用リンクの折曲げ
    装置をリンク体と支持ア−ムとの間に設けたことを特徴
    とする連続鋳造設備のレ−ドルタ−レットに設けたレ−
    ドル傾転装置。
  2. 【請求項2】 前記姿勢調整用リンクの折曲げ装置は、
    支持枠に枢着した支持ア−ムとリンク体の夫々の枢着点
    を結ぶ線と平行に、一端を支持ア−ムに枢着し、かつ、
    他端をリンク体に枢着した油圧シリンダにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の連続鋳造設備の
    レ−ドルタ−レットに設けたレ−ドル傾転装置。
  3. 【請求項3】 前記姿勢調整用リンクの折曲げ装置は、
    一端を支持ア−ムに枢着し、かつ、他端をリンク体に枢
    着した油圧シリンダと、前記2つのリンク体同志のロッ
    ク・アンロック装置から構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の連続鋳造設備のレ−ドルタ−レットに
    設けたレ−ドル傾転装置。
  4. 【請求項4】 前記姿勢調整用リンクの折曲げ装置は、
    一端を支持ア−ムに枢着し、かつ、他端をリンク体に枢
    着した油圧シリンダと、互にピン連結された2つのリン
    ク体の略直線状態から一方向への折曲げを許容し、他方
    への折曲げを阻止するストッパを有する姿勢調整用リン
    クにより構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の連続鋳造設備のレ−ドルタ−レットに設けたレ−ドル
    傾転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221993B1 (ko) * 2007-08-13 2013-01-15 주식회사 포스코 래들 터렛의 록킹 장치
CN112605378A (zh) * 2020-12-31 2021-04-06 马鞍山市致呈机电有限公司 一种钢水包或铁水包前后倾翻装置和生产方法

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