JPH0742575Y2 - コンクリート切断工法におけるワイヤソー - Google Patents

コンクリート切断工法におけるワイヤソー

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JPH0742575Y2
JPH0742575Y2 JP1988005280U JP528088U JPH0742575Y2 JP H0742575 Y2 JPH0742575 Y2 JP H0742575Y2 JP 1988005280 U JP1988005280 U JP 1988005280U JP 528088 U JP528088 U JP 528088U JP H0742575 Y2 JPH0742575 Y2 JP H0742575Y2
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cutting
concrete
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diamond
wire
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知平 登坂
俊次 田中
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、コンクリート切断工法におけるワイヤソー
に関し、特に鉄筋比率の高いコンクリート構造物の切断
に好適なワイヤソーの構造に関する。
《従来の技術》 ワイヤソーを用いたコンクリート切断工法にあっては、
従来第4図に示すように、ダイヤモンドチップを埋設し
た切削用の中空筒状の多数のダイヤモンドビーズ1をワ
イヤ2の外周に所定間隔をおいて多数挿通したワイヤソ
ーを用い、該ワイヤソーをコンクリート体の外周に巻回
し、張力下で回転させることにより前記コンクリート体
を切断するようになっている。
そして、ダイヤモンドビーズ1間にはウレタン樹脂など
からなるスペーサー3が交互に配列され、切削屑などを
このスペーサー3とダイヤモンドビーズ1との間に形成
された溝4から逃がすようにしている。また、この溝4
は切削により発熱したダイヤモンドビーズ1の冷却用溝
を兼用している。以上の構造のワイヤソーは、無筋ない
し鉄筋比が少なく、無筋に近いコンクリート構造物を切
断した場合には切断速度が早く、ワイヤソーの消耗率も
低いため、切断作業は効率的に行われ、経済的である。
《考案が解決しようとする課題》 しかし、この構造のワイヤソーでは、鉄筋比が高くなっ
てくると、その切断速度が低下するとともに、ワイヤソ
ーの消耗比が高くなり、切断効率は著しく低下する。
実験によればワイヤソーの消耗度は鉄筋比が0.2%から
1.7%間で変化させた場合、その切断能力は1/19に低下
する例があったことが判明している。
したがって、切断コスト中ワイヤソーの消耗比が最も高
い割合になることから、この種のワイヤソーを用いたコ
ンクリート切断工法では、鉄筋比の高いコンクリートに
適用した場合には非常に不経済となっていた。
なお、鉄筋比の高いコンクリートの切断のための他のカ
ッティング工法であっても高効率、低コストの工法は余
りない。
それは、コンクリートの切断特性と鉄筋の切断特性が著
しく異なるためである。
つまり、コンクリートは一般に硬度が高く、脆いのに対
し、鉄筋はコンクリートに比べて硬度が低く、靱性が高
い。したがって、コンクリートのような材料に適合する
切断用の刃具であるダイヤモンドビーズを用いてコンク
リートを切断する場合、ダイヤモンドチップを固定して
いるバインダの強度を前記コンクリートの性質に合致し
た強度を持たせることにより、ダイヤモンドカッティン
グ面がコンクリートと接触してダメージを受け、切断能
力を失った時点で、次のダイヤモンドカッティング面が
コンクリート切断面として表出するようにしている。
一般にはこのことを切削刃面の蘇生と称しており、コン
クリート面に対して適切な蘇生速度を持っているのが切
断効率及び経済性ともに良いこととされている。
一方、鉄筋の切断に対するダイヤモンドビーズの蘇生速
度はコンクリートのそれよりも大きくしなければなら
ず、また接触速度が速くなるとダイヤモンドは衝撃的に
鉄筋と接触することになるために、ダイヤモンドチップ
は大きなダメージを受け、ダイヤモンドビーズの損耗が
激しくなる。
したがって、蘇生速度をコンクリートの切断特性に適合
させると、鉄筋側の切断に不向きとなり、また、鉄筋の
切断特性に適合させるために蘇生速度を上げるとダイヤ
モンドビーズの消耗度合いが高くなる。
以上のようにコンクリートの切断特性に適合させたワイ
ヤソー方式で鉄筋を切断することは適切な方法ではない
のであるが、鉄筋コンクリートという複合物体を切断す
るためには、その切断特性のうちのいずれかを犠牲にし
て切断作業を行っているのが現状である。
この考案は以上の問題を解決するものであって、その目
的は鉄筋比率が高くてもダイヤモンドチップの損耗が少
なく、しかもコンクリート内部に存在している鉄筋もコ
ンクリートと同様に良好に切削されるようにしたコンク
リート切断工法におけるワイヤソーを提供するものであ
る。
《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、ダイヤモンドチ
ップを埋設したダイヤモンドビーズを所定間隔をおいて
多数配置したワイヤであって、該ワイヤをコンクリート
体の外周に巻回し、張力下で回転させることにより前記
コンクリート体を切断するようにしたコンクリート切断
工法におけるワイヤソーにおいて、前記ワイヤソーが、
前記ワイヤの外周に、前記多数のダイヤモンドビーズに
加えて、タングステンカーバイド、窒化硼素などの超硬
粒子をバインダ中に分散埋設した、前記ダイヤモンドビ
ーズと同径の鉄筋切削用の刃具を、隣接するダイヤモン
ドビーズの間に交互に配設してなることを特徴とするも
のである。
《作用》 以上の構成によれば、主にコンクリートの切断特性に適
したダイヤモンドビーズでコンクリートの切断作業がな
され、一方、鉄筋の切断特性に適したタングステンカー
バイド等の超硬粒子をバインダ中に分散埋設した鉄筋切
削用の刃具によって鉄筋の切削作業がなされる。
《実施例》 以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図,第2図において、ワイヤソー10は、ワイヤ12
と、ワイヤ12の外周に固定された複数のダイヤモンドビ
ーズ14と、各ダイヤモンドビーズ14間に固定された、鉄
筋切削用の刃具24としての機能を備えたスペーサー16と
からなっている。
前記ダイヤモンドビーズ14は鉄スリーブ18の外周に断面
台形状をなして一体化されたニッケル,コバルトなどの
硬質金属からなるバインダ20中にダイヤモンドチップ22
を分散埋設したもので、コンクリートの切断に適した特
性をもたらしている。
また、前記スペーサー16は、ウレタン樹脂などの合成樹
脂成形体からなるもので、その両端部は前記鉄スリーブ
18につき当てられているとともに、中央には前記バイン
ダ20と同じ径の断面台形状の鉄筋切削用の刃具24が一体
に突出形成されている。
この刃具24は、断面台形状に形成された支持部26内に、
例えばウレタン樹脂などの合成樹脂をバインダとして、
鉄筋切削用のタングステンカーバイドまたは窒化硼素な
どのセラミックスからなる超硬粒子28を分散埋設したも
ので、鉄筋の切削用に適した特性をもたらせている。
以上の構成のダイヤモンドビーズ14及び鉄筋切削用の刃
具24を備えたスペーサー16は交互にワイヤ12の外周に配
置され、前記各バインダ20,及び刃具24間に所定長さd
の溝26を設け、これらによって所望長の前記ワイヤソー
10が形成される。
このワイヤソー10は第3図に示す切断装置に組付けら
れ、コンクリート体30の切断作業に用いられる。
図において、ワイヤソー10はループ状をなし、その一端
側をコンクリート体30の外周に巻回され、他端側を駆動
装置32側に懸架されている。
この状態で駆動装置32でワイヤソー10を無端状に回転駆
動するとともに、駆動装置32の全体をアンカー34に一端
固定されたテンションワイヤ36で引っ張りながらコンク
リート体を徐々に切断する。
なお、図中38は切断時における摩擦熱を冷却するための
冷却用ノズル、40はコンクリート体30の切断終了時にお
ける反発弾性などに対する作業安全のための防護柵であ
る。
以上の切断作業時の初期段階では、鉄筋はワイヤソー10
に接触することがなく、主としてダイヤモンドビーズ14
がコンクリート体30の外周に接してこれを切削する。な
お、切り屑は溝26から外周に排出され、同時にこの溝26
から切削時に生じた熱が放出され、各ダイヤモンドビー
ズ14は冷却状態を保つことができる。
切削作業が進捗し、図に示すごとくコンクリート体30を
ある程度切り込んだ状態では鉄筋が切削部外周に露出す
る。
この状態で、前記鉄筋にはダイヤモンドビーズ14と、ス
ペーサー16に形成された刃具24が交互に接触するが、ダ
イヤモンドビーズ14はこれの切断には不向きな特性とな
っているので、鉄筋に引っ掛かるとコンクリート以上の
ダメージを受け、あるいは切り込むことなくそのまま鉄
筋上を滑って通過し、次いで刃具24の外周が鉄筋に接触
する。そしてこの刃具24は、鉄筋に対してくい込み(切
り込み)の良い特性となっているため、ダイヤモンドの
ように鉄筋上を滑走することなく鉄筋を切削し、この作
業が一つおきに繰り返されることになる。
したがって、鉄筋比が高くても軽快な切削作業が持続す
ることになる。
なお、前記実施例ではウレタン樹脂などの合成樹脂成形
体からなるスペーサー16の外周部に刃具24を形成した
が、この考案はこれに限定されるものでなく、前記ダイ
ヤモンドビーズと同様に鉄スリーブの外周に刃具を一体
に形成する構造とすることもできる。
《効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よるコンクリート切断工法におけるワイヤソーにあって
は、コンクリートの切削をコンクリートの切断特性に合
致したダイヤモンドビーズによって、鉄筋の切削を鉄筋
の切断特性に合致した超硬粒子をバインダ中に分散埋設
した刃具によって各々行なうことにより、鉄筋コンクリ
ート構造物の切断を効率よく行なうことができるととも
に、ダイヤモンドビーズの損耗を軽減してワイヤソーに
よる切断作業を経済的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るワイヤソーの側面図、第2図は
同断面図、第3図は同ワイヤソーを用いたコンクリート
体の切断状態を示す説明図、第4図は従来のワイヤソー
を示す断面図である。 10……ワイヤソー、12……ワイヤ 14……ダイヤモンドビーズ、20……バインダ 22……ダイヤモンドチップ、24……刃具 26……超硬微粒子、30……コンクリート体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−101318(JP,A) 実開 昭62−121025(JP,U) 実公 昭61−17784(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤモンドチップを埋設したダイヤモン
    ドビーズを所定間隔をおいて多数配置したワイヤであっ
    て、該ワイヤをコンクリート体の外周に巻回し、張力下
    で回転させることにより前記コンクリート体を切断する
    ようにしたコンクリート切断工法におけるワイヤソーに
    おいて、 前記ワイヤソーが、前記ワイヤの外周に、前記多数のダ
    イヤモンドビーズに加えて、タングステンカーバイド、
    窒化硼素などの超硬粒子をバインダ中に分散埋設した、
    前記ダイヤモンドビーズと同径の鉄筋切削用の刃具を、
    隣接するダイヤモンドビーズの間に交互に配設してなる
    ことを特徴とするコンクリート切断工法におけるワイヤ
    ソー。
JP1988005280U 1988-01-21 1988-01-21 コンクリート切断工法におけるワイヤソー Expired - Lifetime JPH0742575Y2 (ja)

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JPH01110019U JPH01110019U (ja) 1989-07-25
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KR101213654B1 (ko) * 2012-05-23 2012-12-18 인영건설 주식회사 건식절단용 다이아몬드 와이어 쏘 및 이를 이용한 구조물 친환경 건식 절단공법

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