JPH0742677Y2 - サンドイッチ成形用ノズル - Google Patents

サンドイッチ成形用ノズル

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JPH0742677Y2
JPH0742677Y2 JP2460591U JP2460591U JPH0742677Y2 JP H0742677 Y2 JPH0742677 Y2 JP H0742677Y2 JP 2460591 U JP2460591 U JP 2460591U JP 2460591 U JP2460591 U JP 2460591U JP H0742677 Y2 JPH0742677 Y2 JP H0742677Y2
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JP
Japan
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nozzle
resin
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outer nozzle
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俊和 望月
幸生 飯村
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラスチック成形の分
野のうち、成形品の断面がコアー層とスキン層からな
る、いわゆるサンドイッチ成形のために用いられるノズ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サンドイッチ成形用ノズルとして
は、例えば、特公平1−24052号公報あるいは実開
昭63−161811号公報等により開示されたものが
ある。図2により従来のサンドイッチ成形用ノズルの一
例について説明する。
【0003】1は中空のアウターノズルで、図示しない
第1の射出装置に連通する第1の樹脂注入孔4と、図示
しない第2の射出装置に連通する第2の樹脂注入孔5と
を有するとともに、先端(図の左端)に樹脂を図示しな
い金型内に射出するための射出口1aを備えている。な
お、16は機枠(図示せず)との連結部である。
【0004】2は中空のインナーノズルで、アウターノ
ズル1の内径面内に、図の右方向に設けた図示しない駆
動装置を介して左右矢印方向に摺動自在なるように嵌挿
し、先端(図の左端)に樹脂の吐出口2aを有するとと
もに、先端部近傍の外径面とアウターノズル1の内径面
との間に空隙部6を形成し、この空隙部6と第1の樹脂
注入孔4とを樹脂通路8により連通せしめている。図2
はインナーノズル2が左方向に摺動し、先端がアウター
ノズル1の端部内面に当接した状態を示している。
【0005】3はニードルで、インナーノズル2の内径
面内に摺動自在に嵌挿し、先端部近傍の外径面とインナ
ーノズル2の内径面との間に空隙部7を形成するととも
に、この空隙部7に連通する樹脂通路9を有し、インナ
ーノズル2の直径方向に設けた樹脂連通孔10を介し
て、空隙部7と第2の樹脂注入孔5とを連通せしめてい
る。図2はニードル3が左方向に摺動し、先端がインナ
ーノズル2の端部内面に当接した状態を示している。
【0006】プラスチックの成形に当たっては、アウタ
ーノズル1の先端を金型の注入口に当接した後、第1の
射出装置と第2の射出装置により、同時にあるいは切り
換えることにより(この際インナーノズル2とニードル
3とは適宜左右矢印方向に摺動させる)、金型のキャビ
ティ内に樹脂を射出する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のサンドイッ
チ成形用ノズルは、成形時インナーノズル2とニードル
3とをスムーズにそれぞれ摺動させるために、アウター
ノズル1の内径面とインナーノズル2の外径面との間、
および、インナーノズル2の内径面とニードル3の外径
面との間に、それぞれ適正な摺動間隔が必要である。
【0008】この摺動間隔があるため、第1,2の射出
装置により一定の圧力で溶融樹脂の射出を行なうと、上
記摺動間隔から図2の右側の外部に向かって樹脂の漏出
(以下樹脂洩れという)が起こり、次第に固化して大き
な固化部20,21が形成される。
【0009】この固化部20,21が形成されると、イ
ンナーノズル2とニードル3のスムーズな摺動が阻害さ
れるとともに、狭隘な場所に形成された固化部20,2
1を除去することは極めて困難で多くの工数を要すると
いう問題を有するものである。本考案は、上記従来のノ
ズルにおける問題点を解消し、インナーノズル2とニー
ドル3の摺動方向の外部への樹脂洩れを防止し、かつ漏
出樹脂の除去が容易なサンドイッチ成形用ノズルを提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため種々検討の結果なされたものであり、第1お
よび第2の樹脂注入孔を有するとともに、先端に樹脂の
射出口を備えた中空のアウターノズルと、該アウターノ
ズルの内径面内に摺動自在に嵌挿し、先端に樹脂の吐出
口を有するとともに、先端部近傍の外径面と前記アウタ
ーノズルの内径面との間に空隙部を形成し、該空隙部と
前記第1の樹脂注入孔とを樹脂通路により連通せしめた
中空のインナーノズルと、該インナーノズルの内径面内
に摺動自在に嵌挿し、先端部近傍の外径面と前記インナ
ーノズルの内径面との間に空隙部を形成するとともに該
空隙部に連通する樹脂通路を有し、前記インナーノズル
の直径方向に設けた樹脂連通孔を介して前記空隙部と前
記第2の樹脂注入孔とを連通せしめたニードルとを備え
たサンドイッチ成形用ノズルにおいて、前記第1または
第2の樹脂注入孔の位置と前記アウターノズルの駆動源
側端部との間の位置にて、前記アウターノズルの内径面
に周溝を設けて外部下方に開口する樹脂抜き孔に連通す
るとともに、前記インナーノズルの内径面に周溝を設
け、さらに、該周溝に連通する直径方向の連絡孔を設け
て、該連絡孔を介して前記アウターノズルに設けた外部
下方に開口する樹脂抜き孔と連通せしめたことを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】従来と同様の構造、作用をなすノズルにおい
て、上記の位置に周溝と樹脂抜き孔とを設けて互いに連
通せしめたので、アウターノズルとインナーノズルの摺
動間隙から漏出しようとする樹脂は、アウターノズルの
内径面に設けられた周溝に一旦溜まった後、この周溝に
連通する下向きの樹脂抜き孔から下方に流下して外部に
排出される。
【0012】また、インナーノズルとニードルの摺動間
隙から漏出しようとする樹脂は、上記同様にしてインナ
ーノズルの内径面に設けられた周溝から、この場合は連
絡孔を経て樹脂抜き孔から下方に流下して外部に排出さ
れる。
【0013】従って、溶融樹脂が駆動源側の端部から漏
出して固化し、インナーノズルとニードルの摺動を阻害
するようなことはない。また、樹脂抜き孔から排出され
た樹脂は、棒状または帯状に固化して垂れ下がるので、
極めて容易かつ短時間に除去することができる。
【0014】
【実施例】以下、図1により本考案の一実施例を説明す
る。説明に際しては、前記従来例(図2)と同一の部材
等は同一の符号を付し、構造、作用等については重複す
る説明を省く。図1において、11はアウターノズル1
の内径面に設けられた周溝で、同じくアウターノズル1
に設けられ外部下方に開口する樹脂抜き孔12と連通し
ている。そして上記周溝11と樹脂抜き孔12とは、第
1と第2の樹脂注入孔4,5とアウターノズル1の駆動
源側(図の右側の端部1cとの間に設けられている。な
お、第1と第2の樹脂注入孔4,5の左右方向の位置が
異なる場合は、端部1cに近い方の樹脂注入孔4または
5との間に設けられる。
【0015】13はインナーノズル2の内径面に設けら
れた周溝で、この周溝13と連通するよう同じくインナ
ーノズル2の直径方向に設けられた連絡孔14を介し
て、アウターノズル1に設けられ外部下方に開口する樹
脂抜き孔15と連通している。そしてこれらの周溝1
3、連絡孔14、樹脂抜き孔15は前記同様、第1と第
2の樹脂注入孔4,5とアウターノズル1の端部1cと
の間に設けられている。なお、16はアウターノズル1
の内径面に設けられた補助の周溝であるが、無くてもよ
い。
【0016】上記構造であるから、サンドイッチ成形の
際溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂はアウターノズル1
とインナーノズル2との摺動間隙およびインナーノズル
2とニードルとの摺動間隙から、アウターノズル1の端
部1cおよびインナーノズル2の端部2cの方向(図の
右方向)に向かって漏出しようとするが、途中に周溝1
1,13があるためそれぞれこの中に溜まる。
【0017】周溝11に溜まった樹脂はこの周溝11に
連通する樹脂抜き孔12を通って下方に流下して排出さ
れる。また、周溝13に溜まった樹脂は、この周溝13
に連通する連絡孔14を経て樹脂抜き孔15から下方に
流下して排出される。従って、アウターノズル1の端部
1cおよびインナーノズル2の端部2cから漏出して固
化し、インナーノズル2とニードル3の摺動を阻害する
ことはない。
【0018】なお、下方に排出された樹脂は滴下して直
接回収されるか、固化した場合は棒状または帯状になっ
て垂れ下がるので、これを折り取ることにより極めて容
易かつ短時間に除去することができる。
【0019】
【考案の効果】上述のように本考案によると、摺動間隙
から漏出した樹脂が摺動部分で固化してインナーノズル
とニードルの摺動を阻害することがなく、また、排出さ
れた樹脂は外部下方に垂れ下がって固化するので、これ
の除去は容易かつ短時間にできて作業工数を低減するこ
とができる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来のサンドイッチ成形用ノズルの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 アウターノズル 1c 端部 2 インナーノズル 2c 端部 3 ニードル 4 第1の樹脂注入孔 5 第2の樹脂注入孔 6 空隙部 7 空隙部 11 周溝 12 樹脂抜き孔 13 周溝 14 連絡孔 15 樹脂抜き孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の樹脂注入孔を有すると
    ともに、先端に樹脂の射出口を備えた中空のアウターノ
    ズルと、該アウターノズルの内径面内に摺動自在に嵌挿
    し、先端に樹脂の吐出口を有するとともに、先端部近傍
    の外径面と前記アウターノズルの内径面との間に空隙部
    を形成し、該空隙部と前記第1の樹脂注入孔とを樹脂通
    路により連通せしめた中空のインナーノズルと、該イン
    ナーノズルの内径面内に摺動自在に嵌挿し、先端部近傍
    の外径面と前記インナーノズルの内径面との間に空隙部
    を形成するとともに、該空隙部に連通する樹脂通路を有
    し、前記インナーノズルの直径方向に設けた樹脂連通孔
    を介して、前記空隙部と前記第2の樹脂注入孔とを連通
    せしめたニードルとを備えたサンドイッチ成形用ノズル
    において、前記第1または第2の樹脂注入孔の位置と前
    記アウターノズルの駆動源側端部との間の位置にて、前
    記アウターノズルの内径面に周溝を設けて外部下方に開
    口する樹脂抜き孔に連通するとともに、前記インナーノ
    ズルの内径面に周溝を設け、さらに、該周溝に連通する
    直径方向の連絡孔を設けて、該連絡孔を介して前記アウ
    ターノズルに設けた外部下方に開口する樹脂抜き孔と連
    通せしめたことを特徴とするサンドイッチ成形用ノズ
    ル。
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