JPH0742703A - 油圧作業機の油圧駆動装置 - Google Patents

油圧作業機の油圧駆動装置

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JPH0742703A
JPH0742703A JP5188188A JP18818893A JPH0742703A JP H0742703 A JPH0742703 A JP H0742703A JP 5188188 A JP5188188 A JP 5188188A JP 18818893 A JP18818893 A JP 18818893A JP H0742703 A JPH0742703 A JP H0742703A
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JP
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pressure
hydraulic
load
drive system
valve
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JP5188188A
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Tsukasa Toyooka
司 豊岡
Hiroji Ishikawa
広二 石川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽負荷時のみならず、重負荷時においても良
好なメータリング特性を確保することができる油圧作業
機の油圧駆動装置を提供する。 【構成】 方向切換弁30に設けられたメータリング通
路30b1及び30b2を介して、油圧ポンプ2とアク
チュエータ3とを接続する。方向切換弁30に設けられ
たセンタバイパス通路30aの下流に絞り弁4を設け
る。絞り弁の設定管路と並列にバイパス管路32を設
け、該管路に可変絞り弁31を設定する。可変絞り弁
に、負荷圧力信号ライン33からの負荷圧力を導く。軽
負荷時には、負荷圧力よりもばね31aのばね力の方が
優勢になってバイパス管路を閉鎖し、ポンプ圧力及びポ
ンプ流量を低下する制御圧力信号5をレギュレータ6に
与える。重負荷時には、ばね力よりも負荷圧力の方が優
勢になってバイパス管路を開口し、ポンプ圧力及びポン
プ流量を上昇する制御圧力信号をレギュレータ6に与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の油圧
作業機に備えられる油圧駆動装置に係り、特に、アクチ
ュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切換弁
としてセンタバイパス通路を有するものが用いられ、こ
の方向切換弁のセンタバイパス通路の下流に、可変容量
油圧ポンプの目標流量を制御するレギュレータに制御圧
力信号を与える圧力発生装置を備えた油圧駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来より知られているこの種の
油圧駆動装置の一例を示す。本例の油圧駆動装置は、例
えば油圧ショベル等の油圧作業機に備えられるものであ
って、可変容量油圧ポンプ2と、この可変容量油圧ポン
プ2から吐出される圧油によって駆動されるブームシリ
ンダ等のアクチュエータ3と、センタバイパス通路1a
を有し、上記可変容量油圧ポンプ2から上記アクチュエ
ータ3に供給される圧油の流れを制御する方向切換弁1
と、この方向切換弁1のセンタバイパス通路1aの下流
に設けられた絞り弁あるいはリリーフ弁等の圧力発生装
置4と、上記可変容量油圧ポンプ2の目標流量を制御す
るレギュレータ6と、上記圧力発生装置4で発生した圧
力値に応じた信号、すなわち制御圧力信号を上記レギュ
レータ6に導く信号ライン5とを備えている。
【0003】本例の油圧駆動装置においては、方向切換
弁1が中立位置に保たれているときには、センタバイパ
ス通路1aの開口面積が最も大きくなるために、圧力発
生装置4によって発生する圧力が最も大きくなり、した
がって信号ライン5によってレギュレータ6に導かれる
制御圧力信号の値も図8のPc1 以上になる。また、方
向切換弁1が操作されてセンタバイパス通路1aが閉じ
られ始めると、圧力発生装置4によって発生する圧力が
方向切換弁1の操作量(スプールストローク)に応じて
小さくなり、制御圧力信号の値が図7に示すPc1 より
も小さな値になる。さらに、方向切換弁1が最大のスト
ロークまで切り換えられると、センタバイパス通路1a
が完全に閉じられるか、あるいはこのセンタバイパス通
路1aが最小開口面積になるので、圧力発生装置4によ
って発生する圧力が最も小さくなり、制御圧力信号の値
も図7に示すPc2 以下になる。
【0004】レギュレータ6は、上記制御圧力信号の値
に応じて、上記可変容量油圧ポンプ2の容量を図7に示
すように制御する。すなわち、方向切換弁1が中立位置
に保たれ、信号ライン5によって導かれる制御圧力信号
の値がPc1 以上になっているときには、可変容量油圧
ポンプ2の容量が所定の小容量10aとなるように可変
容量油圧ポンプ2を制御する。また、方向切換弁1が操
作されて制御圧力信号の値がPc1 よりも小さな値とな
ったときには、可変容量油圧ポンプ2の容量が所定の小
容量10aよりも次第に大きくなり、容量10bとなる
ように可変容量油圧ポンプ2を制御する。さらに、方向
切換弁1が最大のストロークまで切り換えられ、制御圧
力信号の値がPc2 以下になったときには、可変容量油
圧ポンプ2の容量が所定の大容量10cとなるように可
変容量油圧ポンプ2を制御する。
【0005】以下、上記方向切換弁1がブーム用方向切
換弁であり、上記アクチュエータ3がブームシリンダで
ある場合を例にとって、上記従来例に係る油圧駆動装置
の特性を説明する。
【0006】ブームシリンダを伸長させることを意図し
て、ブーム用方向切換弁1を図7の右位置に徐々にスト
ロークさせてゆくと、そのスプールストロークとブーム
用方向切換弁1のセンタバイパス通路1aの開口面積と
の関係、及びスプールストロークとブームシリンダ3の
ボトム側室に連なるブーム用方向切換弁1のメータイン
通路1b1の開口面積との関係は、図9(a)に示す特
性となる。すなわち、センタバイパス通路1aの開口面
積は、特性線20aで示すようにスプールストロークの
増加に応じて徐々に小さくなり、反対に、メータイン通
路1b1の開口面積は、特性線20bで示すようにスプ
ールストロークの増加に応じて徐々に大きくなる。
【0007】ブーム用方向切換弁1のストローク開始時
点、すなわちセンタバイパス通路1aの閉じはじめにお
いては、上述したように可変容量油圧ポンプ2の容量は
所定の小容量10a(図7参照)に保たれており、当該
容量10aに相当する小さな流量であるスタンバイ流量
が可変容量油圧ポンプ2から吐出される。
【0008】センタバイパス通路1aが絞られるにした
がって、図9(b)に示すように、可変容量油圧ポンプ
2から吐出される圧油の圧力、すなわちポンプ圧力が上
昇する。ブームシリンダ3の負荷圧を仮にPLとする
と、ポンプ圧力が圧力PL以上に上昇したとき、ブーム
シリンダ3は動きはじめる。ブームシリンダ3が動きは
じめ、可変容量油圧ポンプ2の流量がメータイン通路1
b1を通ってブームシリンダ3に供給されはじめると、
センタバイパス通路1aの通過流量が減少し、圧力発生
装置4において発生する圧力が低下する。これに伴って
信号ライン5を介してレギュレータ6に与えられる制御
圧力信号の値も低下し、レギュレータ6は可変容量油圧
ポンプ2の容量を大きくするように駆動する。これによ
り、可変容量油圧ポンプ2の流量が徐々に増加し、所定
の流量特性、すなわちメータリング特性が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ブームシリンダ3の負
荷圧力が、比較的小さい圧力P2であるときには、可変
容量油圧ポンプ2から吐出される圧油の流量、すなわち
ポンプ流量が図9(c)に特性線20dで示すようにブ
ーム用方向切換弁1のスプールストロークの増加に応じ
て比較的緩やかに増加するため、ブームシリンダ3のボ
トム側室に供給される流量も、図9(d)に特性線20
fで示すように、上述の特性線20dに近似してスプー
ルストロークに対して比較的緩やかに増加する。したが
って、この場合には、良好なメータリング特性が得られ
る。
【0010】しかし、ブームシリンダ3の負荷圧力が大
きな圧力P1であるときには、可変容量油圧ポンプ2が
スタンバイ流量時にポンプ圧力がP1以上に上昇するよ
うにセンタバイパス通路1aを絞らなくてはブームシリ
ンダ3は動きはじめない。ポンプ圧力がP1以下では、
センタバイパス流量も減少しないので、ポンプ流量も増
加しない。ポンプ圧がP1を超えるまでセンタバイパス
通路1aが絞られると、センタバイパス流量が減少し、
図9(c)の特性線20eで示すようにポンプ流量が急
激に上昇する。これに伴って、ブームシリンダ3に供給
される流量は、図9(d)の特性線20gで示すよう
に、上述の特性線20eに近似してブーム用方向切換弁
1のスプールストロークに対して急激に増加する関係に
なり、メータリング特性が大幅に悪化する。
【0011】かかる現象は、油圧ショベルでいえば、特
にブームやアームの操作の際に顕著に表れる。例えば、
バケットの中に荷をいれず負荷が軽いときには、ブーム
やアームを良好に操作できるが、重い荷を吊る作業が実
施される場合には、ブーム用方向切換弁あるいはアーム
用方向切換弁を操作するレバーを少し動かした程度では
ブームあるいはアームは動かず、レバーがストロークエ
ンド付近に至ってはじめて動きはじめる。そして、この
状態からさらにレバーを少しストロークしただけでブー
ムあるいはアームがいきなり高速で動作する。このた
め、オペレータは慎重に作業を行わなくてはならず、作
業効率が悪化したり、オペレータに多大な精神的、肉体
的な負担を与えるといった不都合を生じる。
【0012】本発明は、かかる従来技術の不都合を解決
するためになされたものであって、その目的は、軽負荷
時のみならず、重負荷時においても良好なメータリング
特性を確保することができる油圧作業機の油圧駆動装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための装置】本発明は、上記の目的を
達成するため、可変容量油圧ポンプと、この可変容量油
圧ポンプから吐出される圧油によって駆動されるアクチ
ュエータと、センタバイパス通路を有し、上記可変容量
油圧ポンプから上記アクチュエータに供給される圧油の
流れを制御する方向切換弁と、この方向切換弁の上記セ
ンタバイパス通路の下流に設けられた圧力発生装置と、
該圧力発生装置で発生した制御圧力信号に応じて上記可
変容量油圧ポンプの目標流量を制御するレギュレータと
を備えた油圧作業機の油圧駆動装置において、上記アク
チュエータに作用する負荷圧力を検出する負荷圧力検出
手段と、該負荷圧力検出装置の検出値が高いときには上
記可変容量油圧ポンプの目標流量を増加するように上記
圧力発生装置で発生する制御圧力信号を補正し、上記負
荷圧力検出装置の検出値が低いときには上記可変容量油
圧ポンプの目標流量を減少するように上記圧力発生装置
で発生する制御圧力信号を補正する制御圧力信号の補正
手段とを設ける構成にした。
【0014】
【作用】アクチュエータに作用する負荷圧力を検出し、
負荷圧力値が高いときには可変容量油圧ポンプの目標流
量を増加するように圧力発生装置で発生する制御圧力信
号を補正すると、それに応じてポンプ圧力及びポンプ流
量が上昇する。このため、方向切換弁のスプールストロ
ークが比較的小さな段階でポンプ圧力を負荷圧力に達す
ることができ、以後、方向切換弁のスプールストローク
量を増すにしたがって徐々にポンプ圧力及びポンプ流量
を増加することができるので、良好なメータリング特性
が得られる。一方、負荷圧力値が低いときには可変容量
油圧ポンプの目標流量を減少するように圧力発生装置で
発生する制御圧力信号を補正すると、それに応じてポン
プ圧力及びポンプ流量が低下するので、アクチュエータ
への過大な圧油の供給が防止され、方向切換弁のスプー
ルストローク量を増すにしたがって徐々にポンプ圧力及
びポンプ流量を増加することができるので、やはり良好
なメータリング特性が得られる。
【0015】
【実施例】
〈第1実施例〉図1に、第1実施例に係る油圧駆動装置
の回路図を示す。本例の油圧駆動装置は、方向切換弁と
して、センタバイパス通路30aと、メータイン通路3
0b1及び30b2と、負荷圧力信号ライン33に連通
する通路30c1,30c2,30c3とを有する方向
切換弁30を用いると共に、圧力発生装置4の設定管路
と並列にバイパス管路32を設け、該バイパス管路32
に上記負荷圧力信号ライン33によって導かれる負荷圧
力信号とばね31aの押圧力との差圧によって開口面積
が調整される可変絞り弁31を設けたことを特徴とす
る。
【0016】可変絞り弁31は、通常ばね31aの押圧
力によりバイパス管路32を閉鎖しており、負荷圧力信
号ライン33に導かれる負荷圧力に応じて、図2(b)
に示すように絞りの開口面積を変化させる。上記負荷圧
力信号ライン33は、方向切換弁30が中立のときは圧
油タンク34と連通し、方向切換弁30のスプールスト
ロークに応じて、図2(a)に示すように負荷圧力が導
かれる。その他の部分については図6に示した従来の油
圧駆動装置と同じであるので、対応する部分に同一の符
号を表示して説明を省略する。
【0017】以下、上記方向切換弁30がブーム用方向
切換弁であり、上記アクチュエータ3がブームシリンダ
である場合を例にとって、上記第1実施例に係る油圧駆
動装置の特性を説明する。
【0018】例えば、ブームシリンダ3を伸長させるこ
とを意図して、ブーム用方向切換弁30を図1の右位置
に徐々にストロークさせてゆくと、図2(d)に示すよ
うにセンタバイパス通路30aの開口面積は、ブーム用
方向切換弁30のスプールストロークの増加に応じて徐
々に小さくなり、センタバイパス流量もセンタバイパス
通路30aの開口面積の減少に伴って減少する。
【0019】軽負荷時、例えばブームシリンダ3に作用
する負荷圧力が図2(b)の圧力P2のとき、可変絞り
弁31は閉鎖状態を保つ。したがってこの場合には、圧
力発生装置4によって発生する制御圧力信号とセンタバ
イパス流量との関係が、従来技術に係る油圧駆動装置と
同じになる。図2(c)の特性線40aに、このときの
制御圧力信号とセンタバイパス流量との関係を示す。そ
して、この場合には、ポンプ圧力が図2(e)のP2に
達したときに、ブームシリンダ3に圧油が供給されはじ
め、その流量は、図2(f)の特性線40eのように、
ブーム用方向切換弁30のスプールストロークの増加に
応じて比較的緩やかに増加する。したがって、軽負荷時
には、従来技術に係る油圧駆動装置と同様に、良好なメ
ータリング特性が得られる。
【0020】バケットに大重量の荷を吊り下げて作業を
行う等の重負荷時、例えばブームシリンダ3に作用する
負荷圧力が図2(e)のP1となる状況において、ブー
ムシリンダ3を伸長させることを意図してブーム用方向
切換弁30を図1の右位置に徐々にストロークさせてゆ
く場合にも、図2(d)に示すように、そのスプールス
トロークの増加に応じてブーム用方向切換弁30のセン
タバイパス通路30aの開口面積が徐々に小さくなり、
それに伴ってセンタバイパス流量も徐々に減少する。か
かる重負荷時においては、図2(b)に示すように可変
絞り弁31が開口し、センタバイパス流量の一部がバイ
パス管路32を通って圧油タンク34に逃げるため、絞
り弁4によって発生する制御圧力信号が、図2(c)の
特性線40bに示すように、軽負荷時に比べて減少す
る。このため、油圧ポンプ2の容量が増加し(図7参
照)、軽負荷時に比べて油圧ポンプ2から吐出される圧
油が増加する。その結果、ポンプ圧力が図2(e)の特
性線40dで示すように変化し、ブーム用方向切換弁3
0のスプールストロークが比較的小さな段階で、ポンプ
圧力がP1に達するようになる。したがって、ポンプ圧
力がP1に達した後、ブームシリンダ3への圧油の供給
が開始されるが、その流量は図2(f)の特性線40f
で示すようにブーム用方向切換弁30のスプールストロ
ークの増加に応じて比較的緩やかに増加することにな
り、軽負荷時と同様に良好なメータリング特性が得られ
る。
【0021】かように、上記第1実施例の油圧駆動装置
によれば、軽負荷時のみならず、重負荷時においても良
好なメータリング特性が得られるので、作業性が改善さ
れ、またオペレータに与える精神的、肉体的負担も軽減
できる。
【0022】〈第2実施例〉次に、本発明の第2実施例
を図3及び図4に基づいて説明する。図3は本例装置の
回路図であり、図4は本例装置に適用されるレギュレー
タの特性図である。図3において、符号41は圧力発生
装置、符号42は補正手段としての油圧シリンダを示
し、その他前出の図1と同一の部分には、それと同一の
符号が表示されている。これらの図から明らかなよう
に、本例の油圧駆動装置は、方向切換弁1のセンタバイ
パス通路1aの下流に、上記第1実施例における圧力発
生装置4と可変絞り弁31とを兼ねた圧力発生装置41
を設けると共に、レギュレータとして、図4の特性をも
つものを用いたことを特徴とする。
【0023】圧力発生装置41は、流量検出ノッチ41
c及び可変絞り部41bの開口面積を変更するスプール
41a及び該スプール41aを常時下方に付勢するばね
41dを有する絞り弁41Aと、この絞り弁41Aに圧
油を供給する油圧源41Bと、これら絞り弁41Aと油
圧源41Bとの間に設けられた他の絞り弁41Eとから
なる。上記絞り弁41Aの流量検出ノッチ41c側には
センタバイパス通路30aが接続され、上記スプール4
1aの他端にはばね41dを介して油圧シリンダ42の
ピストン42cが連設される。また、油圧シリンダ42
のロッド側油室42dは圧油タンク34に接続され、こ
のロッド側油室42d内には、ばね42dが設けられ
る。一方、油圧シリンダ42のボトム側油室42aに
は、負荷圧力信号ライン33によって負荷圧力信号が導
かれるため、この負荷圧力による押圧力とばね42dに
よる押圧力との差によって、ロッド42cが動作する。
このような構成により、上記スプール41aは、センタ
バイパス通路30aの圧力に応じた押圧力と上記負荷圧
力信号の大きさに応じたばね力との差によって摺動され
る。
【0024】レギュレータ6は、上述したように、図4
に示す特性を有する。すなわち、制御圧力信号の値が予
め定められたPc2 以下の場合には所定の小容量50c
となり、Pc1 以上の場合には所定の大容量50aとな
り、Pc2 以上Pc1 以下の範囲では制御圧力信号の値
に比例して容量10bが低下するように、可変容量油圧
ポンプ2の容量を制御する。
【0025】このように構成された本例の油圧駆動装置
にあっては、方向切換弁30が中立位置に保たれている
ときには、センタバイパス通路30aの開口面積が最も
大きくなり、負荷圧力はタンク圧になる。このため、ば
ね4dのばね力に比べてスプール41aの下端に加えら
れる圧力が格段に優勢になり、スプール41aが上方に
大きく摺動されて可変絞り部41bの開口面積が大きく
なり、油圧源41Bから可変絞り部41bを介して圧油
タンク34に流れる圧油の流量が増加する。よって、可
変絞り部41b内の圧力が低下し、信号ライン5によっ
てレギュレータ6に導かれる制御圧力信号値が最も低く
なるために、可変容量油圧ポンプ2の容量が、図4に示
す所定の小容量50cとなるように制御される。
【0026】また、方向切換弁1が操作されてセンタバ
イパス通路30aが閉じられはじめると、センタバイパ
ス通路30aの開口面積が徐々に小さくなってセンタバ
イパス流量が小さくなる。その一方、方向切換弁30の
スプールストロークが増加するにしたがって負荷圧力信
号ライン33によって油圧シリンダ42のボトム側油室
42aに導かれる負荷圧力が大きくなるために、スプー
ル41aの上端に加えられるばね力が大きくなり、可変
絞り部41bの開口面積が徐々に小さくなる。したがっ
て、油圧源41Bから可変絞り部41bを介して圧油タ
ンク34に流れる圧油の流量が低下し、可変絞り部41
b内の圧力が増加するために、信号ライン5を介してレ
ギュレータ6に導かれる制御圧力信号の値が高くなり、
可変容量油圧ポンプ2の容量が大きくなる。すなわち、
制御圧力信号の値が図4に示すPc1 よりも大きな値と
なったとき、可変容量油圧ポンプ2の容量が所定の小容
量50cよりも次第に大きくなり、図4に示す容量50
bとなるように可変容量油圧ポンプ2が制御される。
【0027】さらに、方向切換弁30が最大のストロー
クまで切り換えられると、センタバイパス通路30aが
完全に閉じられるか、あるいはこのセンタバイパス通路
30aが最小開口面積になり、その一方で、油圧シリン
ダ42のボトム側油室42aに導かれる負荷圧力が最大
となって、スプール41aの上端に加えられるばね力が
最大になる。このため、可変絞り部41bの開口面積が
最小になり、可変絞り部41b内の圧力が最大になる。
このため、圧力発生装置41によって発生する圧力が最
も大きくなり、制御圧力信号の値も図4に示すPc1
上になる。そして、このときには、可変容量油圧ポンプ
2の容量が、図4に示す所定の大容量50aとなるよう
に可変容量油圧ポンプ2が制御される。
【0028】かように、本例の油圧駆動装置も、方向切
換弁30のスプールストロークを増加するにしたがって
可変容量油圧ポンプ2の容量、ひいてはポンプ圧力及び
ポンプ流量が増加するように制御圧力信号が補正される
ので、方向切換弁30の操作量が比較的小さい軽負荷時
のみならず、方向切換弁30の操作量が比較的大きい重
負荷時にも、良好なメータリング特性が得られる。
【0029】〈第3実施例〉本発明の第3実施例を図5
に基づいて説明する。図5において、符号61は圧力発
生装置4の設定管路と並列に設けられたバイパス管路、
符号62は該バイパス管路61に設定された電磁比例
弁、符号63は負荷圧力検出手段として設けられた圧力
センサ、符号64は圧力センサ63から得られた信号を
電磁比例弁62の駆動信号に変換するコントローラを示
し、その他前出の図1と同一の部分には、それと同一の
符号が表示されている。この図から明らかなように、本
例の油圧駆動装置は、方向切換弁30のセンタバイパス
通路30aの下流に、圧力発生装置4の設定管路と並列
にバイパス管路61を設けて、該バイパス管路61に電
磁比例弁62を設け、この電磁比例弁62の開口面積を
圧力センサ63からの負荷圧力で調整するようにしたこ
とを特徴とする。電磁比例弁62は、通常バイパス管路
61を閉鎖しており、負荷圧力信号ライン63に導かれ
る負荷圧力に応じて、図2(b)に示すように絞りの開
口面積を変化させる。
【0030】本例の油圧駆動装置は、第1実施例に係る
油圧駆動装置の可変絞り弁31に代えて電磁比例弁62
を用い、また、切換弁30を介して連通される負荷圧力
信号ラインに代えて圧力センサ63からの信号を付与し
たものであり、第1実施例に係る油圧駆動装置と同様の
原理に基づいて、負荷圧力に応じたポンプ圧力及びポン
プ流量の補正がなされる。よって、本例の油圧駆動装置
も、第1実施例に係る油圧駆動装置と同様の効果を奏す
る。
【0031】〈第4実施例〉本発明の第4実施例を図6
に基づいて説明する。この図6は油圧駆動装置の回路構
成を示し、符号65はアクチュエータ3のボトム側油室
3bの圧力PHを検出する圧力センサ、符号66はアク
チュエータ3のロッド側油室3aの圧力PRを検出する
圧力センサ、符号67、68は方向切換弁30を駆動す
るためのパイロット圧力P1,P2を検出する圧力セン
サを示し、これらの圧力センサによって負荷圧力検出手
段が構成される。また、符号69は各圧力センサ65、
66、67、68からの信号に応じて電磁比例弁62の
駆動信号を出力するコントローラを示す。なお、その他
前出の図5と同一の部分には、それと同一の符号が表示
されている。
【0032】この第4の実施例は上記のように構成され
ており、コントローラ69は各パイロット圧P1,P2
の大小関係に基づき、方向切換弁30のスプールの移動
方向を判別する。例えば、パイロット圧P1がパイロッ
ト圧P2よりも大きい場合には、方向切換弁30のスプ
ールは図6の左方向に動作し、弁位置を30b側に切換
え、可変容量油圧ポンプ2からの圧油がアクチュエータ
3のボトム側油室3bに供給されると判断する。そし
て、圧力センサ65からのボトム側室圧力信号PHを読
み取り、この値をアクチュエータ3の負荷圧力とし、こ
の負荷圧力PHに応じた駆動信号を電磁比例弁62に出
力する。逆に、パイロット圧P2がパイロット圧P1よ
りも大きい場合には、圧力センサ66からの圧力信号P
Rを負荷圧力として読み取り、この負荷圧力PRに応じ
た駆動信号を電磁比例弁62に出力する。電磁比例弁6
2及びレギュレータ6は、前述した第2、第3の実施例
と同様の動作を行う。
【0033】したがって、この第4の実施例によって
も、第1実施例に係る油圧駆動装置と同様の効果を奏す
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
軽負荷時のみならず、重負荷時におけるメータリング特
性を良好なものにすることができ、したがって、従来に
比べて重負荷時における作業能率を向上させることがで
きると共に、オペレータの疲労感を軽減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る油圧駆動装置の回路図であ
る。
【図2】第1実施例に係る油圧駆動装置の特性図であ
る。
【図3】第2実施例に係る油圧駆動装置の回路図であ
る。
【図4】第2実施例に係る油圧駆動装置に備えられるレ
ギュレータの特性図である。
【図5】第3実施例に係る油圧駆動装置の回路図であ
る。
【図6】第4実施例に係る油圧駆動装置の回路図であ
る。
【図7】従来例に係る油圧駆動装置の回路図である。
【図8】従来例に係る油圧駆動装置に備えられるレギュ
レータの特性図である。
【図9】従来例に係る油圧駆動装置の特性図である。
【符号の説明】
1,30 方向切換弁 1a,30a センタバイパス通路 2 可変容量油圧ポンプ 3 アクチュエータ 4 圧力発生装置(絞り弁) 5 信号ライン 6 レギュレータ 31 可変絞り弁 32 バイパス管路 33 負荷圧力信号ライン 41 圧力発生装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量油圧ポンプと、この可変容量油
    圧ポンプから吐出される圧油によって駆動されるアクチ
    ュエータと、センタバイパス通路を有し、上記可変容量
    油圧ポンプから上記アクチュエータに供給される圧油の
    流れを制御する方向切換弁と、この方向切換弁の上記セ
    ンタバイパス通路の下流に設けられた圧力発生装置と、
    該圧力発生装置で発生した制御圧力信号に応じて上記可
    変容量油圧ポンプの目標流量を制御するレギュレータと
    を備えた油圧作業機の油圧駆動装置において、 上記アクチュエータに作用する負荷圧力を検出する負荷
    圧力検出手段と、該負荷圧力検出手段の検出値が高いと
    きには上記可変容量油圧ポンプの目標流量を増加するよ
    うに上記圧力発生装置で発生する制御圧力信号を補正
    し、上記負荷圧力検出装置の検出値が低いときには上記
    可変容量油圧ポンプの目標流量を減少するように上記圧
    力発生装置で発生する制御圧力信号を補正する制御圧力
    信号の補正手段とを設けたことを特徴とする油圧作業機
    の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の油圧作業機の油圧駆動
    装置において、上記負荷圧力検出手段として、上記方向
    切換弁が中立位置にあるときにはこの方向切換弁を介し
    て上記補正手段とタンクとを接続し、上記方向切換弁が
    非中立位置にあるときにはこの方向切換弁のメータイン
    通路と上記補正手段とを接続する負荷圧力信号ラインを
    設けたことを特徴とする油圧作業機の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の油圧作業機の油
    圧駆動装置において、上記補正手段として、可変絞り弁
    を上記圧力発生装置と並列に設けたことを特徴とする油
    圧作業機の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の油圧作業機の油
    圧駆動装置において、上記補正手段として、上記負荷圧
    力が導かれ、この負荷圧力によって動作する油圧シリン
    ダを設けると共に、上記圧力発生装置として、一端がば
    ねを介して上記油圧シリンダに連設され、上記センタバ
    イパスの圧力と上記ばねのばね力との差圧によって摺動
    するスプールと、このスプールの動作により開口面積が
    変化する流量検出ノッチ及び可変絞り部とを備えた絞り
    弁と、この絞り弁に圧油を供給する油圧源と、この油圧
    源と上記絞り弁との間に設けた他の絞り弁とを設けたこ
    とを特徴とする油圧作業機の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の油圧作業機の油圧駆動
    装置において、上記負荷検出手段として、圧力センサを
    設けると共に、上記補正手段として、上記圧力センサか
    らの信号に応じて動作する電磁比例弁を上記圧力発生回
    路と並列に設けたことを特徴とする油圧作業機の油圧駆
    動装置。
JP5188188A 1993-07-29 1993-07-29 油圧作業機の油圧駆動装置 Pending JPH0742703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1832685A4 (en) * 2004-12-28 2009-03-18 Caterpillar Japan Ltd CONTROLLER FOR CONSTRUCTION MACHINE

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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