JPH0742718A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH0742718A
JPH0742718A JP19014193A JP19014193A JPH0742718A JP H0742718 A JPH0742718 A JP H0742718A JP 19014193 A JP19014193 A JP 19014193A JP 19014193 A JP19014193 A JP 19014193A JP H0742718 A JPH0742718 A JP H0742718A
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circlip
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Kosaku Yamauchi
幸作 山内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】工具等を使用せずに挿入部材を被挿入部材に容
易に挿入できるロック装置を提供するにある。 【構成】挿入部材18を被挿入部材15に挿入して一体
化し、抜出を防止するロック装置において、上記挿入部
材18の外周面にはサークリップ19を嵌入するクリッ
プ溝20が周方向に形成され、このクリップ溝20より
上記挿入部材18の反挿入方向Yに上記サークリップ1
9の自由時平均径D2より大径となる突起部21を設け
る一方、上記被挿入部材15の挿入口部23に上記突起
部21を嵌合可能な係合凹部25を形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロック装置に係り、特に
挿入部材を被挿入部材に挿入して一体化し、抜出を防止
するロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動二輪車では、駐車中に盗難
に遭うことを防ぐため車輪と車体とをチェーン状の索条
にて結束して車輪を動かぬようにロックするロック装置
が使用されている。
【0003】このロック装置の一例として、図9に示す
ような数珠式チェーン構造に構成されるものがある。こ
の数珠式チェーン1は、屈曲可能なワイヤロープ2等に
多数の数珠状ピース3を列状に挿入し、数珠状ピース3
同士を相互に嵌合させたものである。ワイヤロープ2の
両端部には係合フック4とキーハウジング5とがそれぞ
れ係着され、固着されている。
【0004】係合フック4部分の拡大断面図である図1
0に示すように、係合フック4内にはワイヤロープ2の
端部にかしめられ、一体化されたかしめピース6および
エンドピース7が挿入され、エンドピース7はサークリ
ップ8等の抜止め具で係合フック4に対し抜止めされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンドピー
ス7が、係合フック4から確実に抜けないようにするた
めには、係合フック4挿入時のサークリップ8の平均径
d1、すなわちサークリップ8の線材の中心から中心ま
での距離がエンドピース7の外径d2より大きくなけれ
ばならない。
【0006】また、サークリップ8が係合フック4挿入
後ガタ付かないようにするため、一般に、サークリップ
8の自由時、すなわちサークリップ8が縮径されていな
い状態の平均径は挿入時の平均径d1よりさらに大きく
なっている。そのため、エンドピース7を係合フック4
に挿入するときは、係合フック4の開口端部4aに形成
されているガイド用傾斜面4bでサークリップ8を縮径
させる必要がある。
【0007】しかしながら、挿入抵抗によりサークリッ
プ8をエンドピース7に形成されたクリップ溝7aから
ずらそうとする力が働くため、図11に示すように、マ
イナスドライバ9のような先端の尖った工具等でサーク
リップ8を縮径させながらエンドピース7を係合フック
4に挿入する必要があり、組付けが困難であった。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、工具等を使用せずに挿入部材を被挿入部材に容
易に挿入できるロック装置を提供することを目的とす
る。
【0009】この発明の他の目的は、挿入部材の抜けを
確実に防止するロック装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロック装置
は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載し
たように、挿入部材を被挿入部材に挿入して一体化し、
抜出を防止するロック装置において、上記挿入部材の外
周面にはサークリップを嵌入するクリップ溝が周方向に
形成され、このクリップ溝より上記挿入部材の反挿入方
向に上記サークリップの自由時平均径より大径となる突
起部を設ける一方、上記被挿入部材の挿入口部に上記突
起部を嵌合可能な係合凹部を形成したものである。
【0011】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記挿入部材の外径と、上記
被挿入部材の内径とを上記サークリップの上記被挿入部
材への挿入時平均径より小径としたものである。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、挿入部
材を被挿入部材に挿入して一体化し、抜出を防止するロ
ック装置において、上記挿入部材の外周面にはサークリ
ップを嵌入するクリップ溝が周方向に形成され、このク
リップ溝より上記挿入部材の反挿入方向に上記サークリ
ップの自由時平均径より大径となる突起部を設ける一
方、上記被挿入部材の挿入口部に上記突起部を嵌合可能
な係合凹部を形成したため、工具等を使用せずに挿入部
材を被挿入部材に容易に挿入できる。
【0013】また、上記挿入部材の外径と、上記被挿入
部材の内径とを上記サークリップの上記被挿入部材への
挿入時平均径より小径としたため、挿入部材の抜けを確
実に防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は、本発明を適用したロック装置の全
体図である。
【0016】このロック装置は、自転車や自動二輪車等
の盗難防止に適する。例えば、車輪を車体の他の部分に
ループ状で結んで車輪の回転を規制したり、車輪や車体
の一部を電柱や冊等の地上構造物にループ状に結んで車
両の移動をできなくしたり、また、車両に限らず、物と
物とをループ状に結んでロックする物品の盗難防止用に
適する。
【0017】このロック装置は、図1に示すように、数
珠式チェーン構造に構成される。このロック装置である
数珠式チェーン10は、可撓性芯材となる屈曲可能なワ
イヤロープ11(ケーブル、撚線ロープ等を含む)に多
数の雄型ピース12aおよび雌型ピース12bからなる
数珠状ピース12を交互に列状に挿入し、数珠状ピース
12同士を相互に嵌合させたものである。なお、雄型ピ
ースと雌型ピースとを一体化した数珠状ピースを列状に
挿入してもよい。
【0018】ワイヤロープ11の両端部には係合フック
13とキーハウジング14とがそれぞれ係着され、固着
される。
【0019】係合フック13は被挿入部材である筒状部
15と、その外端に設けられた球形あるいは他の形状の
ロック部16とを有し、筒状部15内には、ワイヤロー
プ11の端部にかしめられ、一体化されたかしめピース
17および挿入部材であるエンドピース18が挿入され
る。そして、エンドピース18は抜止め具であるサーク
リップ19により筒状部15に対し抜止めされる。
【0020】ここで、エンドピース18の抜止め構造に
ついて説明する。
【0021】図2は、係合フック13の拡大図であり、
図3は図2のA矢視図、そして、図4は図3のB−B線
に沿う断面図である。
【0022】図2、図3および図4において、エンドピ
ース18の係合フック13への挿入方向X側端部の外周
面にはクリップ溝20が周方向に形成される。クリップ
溝20の深さは、サークリップ19を縮径したときサー
クリップ19の外周面がエンドピース18外周面に突出
しないように設定する(図8(c)参照)。
【0023】クリップ溝20のエンドピース18の係合
フック13への反挿入方向Y外周面には突起部21が例
えば周方向に等間隔に複数個設けられる。突起部21の
外径D1は、図5に示すように、サークリップ19の自
由時、すなわちサークリップ19が縮径されていない状
態の平均径D2、すなわちサークリップ19の線材の中
心から中心までの距離より大径とする。
【0024】一方、係合フック13の筒状部15には、
その挿入口22の開口部23にサークリップ19のガイ
ド用傾斜面24が周方向にテーパー状に形成される。ま
た、この傾斜面24には上述したエンドピース18の突
起部21を嵌合可能な係合凹部25が形成される。さら
に、筒状部15の内周面にはサークリップ19の係止溝
26が周方向に形成される。この係止溝26の深さ径D
3は、図5に示すようにサークリップ19自由時の外径
D4より小径とする。
【0025】さらにまた、筒状部挿入口22の内径D5
およびエンドピース18の外径D6は、図6に示すよう
に、係止溝26に係止した状態のサークリップ19の平
均径D7より小径とする。
【0026】かしめピース17とエンドピース18との
間にU字状あるいはV字状のクリアランス調整シム27
が図7に示すように介装され、この調整シム27でワイ
ヤロープ11に挿通された数珠状ピース12同士の緩み
止めを行い、数珠状ピース12のガタ付きをなくしてい
る。
【0027】図1において、ワイヤロープ11の他端に
はエンドピース28がかしめあるいは溶着等により一体
に固定され、このエンドピース28がキーハウジング1
4の収納孔29の段部に係合して抜出が防止される。
【0028】一方、キーハウジング14は、例えばその
側面に係合フック13のロック部16が挿入される挿入
口30を有し、この挿入口30の内部には、ロック部1
6の抜出しを防止してロックするロックピース31が回
転可能に設けられる。図示しないキーにより回転する部
材32を介してロックピース31を回転させると、ロッ
クピース31の突部31aがロック部16の首下に係合
して抜出し不能にロックされる。
【0029】また、数珠式チェーン10にはほぼ軸方向
全長に亘って被覆チューブ33が嵌合され、列状に配置
された数珠状ピース12が覆われている。この被覆チュ
ーブ33は、可撓性のある樹脂等の材料からなり、その
内周面と数珠状ピース12との間のクリアランスは少な
くとも被覆チューブ33の肉厚以上とされている。ま
た、被覆チューブ33の内径は、係合フック13および
キーハウジング14の外径より小径とされている。
【0030】次に、本実施例の作用について説明する。
【0031】ロック装置である数珠式チェーン10の組
立て要領は次の通りである。まず、ワイヤロープ11の
一端をエンドピース28にかしめあるいは溶着等により
固定し、このエンドピース28をキーハウジング14の
収納孔の段部に係合させる。次に、ワイヤロープ11に
雄型ピース12aおよび雌型ピース12bからなる数珠
状ピース12を交互に列状に挿入し、最後にエンドピー
ス18を挿入する。そして、ワイヤロープ11の他端を
かしめピース17でかしめ、このかしめピース17とエ
ンドピース18との間にクリアランス調整シム27を介
装してワイヤロープ11に挿通された数珠状ピース12
同士の緩み止めを行い、数珠状ピース12のガタ付きを
なくす。
【0032】次に、抜止め具であるサークリップ19を
エンドピース18に形成されたクリップ溝20の位置に
配置し、エンドピース18を筒状部15の挿入口22に
挿入する。このときのサークリップ19の拡縮を図8
(a),(b),(c)および(d)に示す。
【0033】図8(a)は、エンドピース18の挿入前
を示す。この時、サークリップ19は自由時であり、突
起部21の外径D1が、図5に示すように、サークリッ
プ19の平均径D2より大径なため、エンドピース18
の挿入方向Xからサークリップ19に力が加わってもサ
ークリップ19が外れることはない。
【0034】図8(b)は、エンドピース18の挿入開
始時を示す。この時、サークリップ19は突起部21に
より挿入方向Xに押圧される一方、サークリップ19は
ガイド用傾斜面24に当接することにより矢印の方向F
1に縮径する。この時、挿入抵抗によりサークリップ1
9をエンドピース18に形成されたクリップ溝29から
ずらそうとする力が働いても、突起部21がサークリッ
プ19を挿入方向Xに押圧するため、先端の尖った工具
等でサークリップ19を縮径させながらエンドピース1
8を筒状部15の挿入口22に挿入する必要がなく、挿
入が容易になる。
【0035】図8(c)は、エンドピース18の挿入中
を示す。この時、サークリップ19は筒状部15挿入口
22の内壁により最も縮められた状態である。また、突
起部21は凹部25に案内されている。
【0036】図8(d)は、エンドピース18の挿入完
了時を示す。この時、サークリップ19は拡開し係止溝
26に係止する。この係止溝26の深さ径D3は、サー
クリップ19の自由時外径D4より小径なのでサークリ
ップ19は係止溝26底に付勢して当接しており、エン
ドピース18が抜けることも、また、筒状部15に挿入
後のサークリップ19がガタ付くこともない。そして、
突起部21は凹部25に嵌合される。
【0037】ところで、筒状部15に挿入されたエンド
ピース18に、図6に矢印で示すようなエンドピース1
8を引き抜く力F2が加わった場合、、筒状部挿入口2
2の内径D5およびエンドピース18の外径D6は、係
止溝26に係止した状態のサークリップ19の平均径D
7より小径なので、サークリップ19に矢印で示す拡開
方向への力F3が発生し、サークリップ19の縮径を防
止する。すなわち、エンドピース18の抜けを確実に防
止できる。
【0038】なお、上述した実施例においては本発明を
数珠式チェーン構造に構成されるロック装置に適用した
例を示したが、他の構成からなるロック装置のみなら
ず、挿入部材を被挿入部材に挿入して一体化し、抜出を
防止するあらゆる物品の抜け防止に適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロッ
ク装置によれば、挿入部材を被挿入部材に挿入して一体
化し、抜出を防止するロック装置において、上記挿入部
材の外周面にはサークリップを嵌入するクリップ溝が周
方向に形成され、このクリップ溝より上記挿入部材の反
挿入方向に上記サークリップの自由時平均径より大径と
なる突起部を設ける一方、上記被挿入部材の挿入口部に
上記突起部を嵌合可能な係合凹部を形成したため、工具
等を使用せずに挿入部材を被挿入部材に容易に挿入でき
る。
【0040】また、上記挿入部材の外径と、上記被挿入
部材の内径とを上記サークリップの上記被挿入部材への
挿入時平均径より小径としたため、挿入部材の抜けを確
実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置の一実施例を示す数珠
式チェーンの全体図。
【図2】係合フックの拡大図。
【図3】図2のA矢視図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】突起部および係止溝のサークリップとの関係を
示す挿入口部付近の拡大図。
【図6】サークリップが係止溝に係止した状態を示す挿
入口部付近の拡大図。
【図7】図4のC−C線に沿う断面図。
【図8】(a),(b),(c)および(d)は、それ
ぞれエンドピースの挿入前、エンドピースの挿入開始
時、エンドピースの挿入中およびエンドピースの挿入完
了時を示す挿入口部付近の拡大図。
【図9】従来のロック装置の一例の全体図。
【図10】図9の係合フック部分の拡大断面図。
【図11】従来のエンドピース挿入方法を示す図。
【符号の説明】
10 数珠式チェーン(ロック装置) 11 ワイヤロープ 12 数珠状ピース 13 係合フック 15 筒状部(被挿入部材) 18,28 エンドピース(挿入部材) 19 サークリップ 20 クリップ溝 21 突起部 22 挿入口 23 挿入口の開口部 25 凹部 26 係止溝 X エンドピースの挿入方向 Y エンドピースの反挿入方向 D1 突起部の外径 D2 サークリップ自由時の平均径 D4 サークリップ自由時の外径 D5 筒状部挿入口の内径 D6 エンドピースの外径 D7 係止溝に係止した状態のサークリップの平均径 F2 エンドピースを引き抜く力 F3 拡開方向への力

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部材を被挿入部材に挿入して一体化
    し、抜出を防止するロック装置において、上記挿入部材
    の外周面にはサークリップを嵌入するクリップ溝が周方
    向に形成され、このクリップ溝より上記挿入部材の反挿
    入方向に上記サークリップの自由時平均径より大径とな
    る突起部を設ける一方、上記被挿入部材の挿入口部に上
    記突起部を嵌合可能な係合凹部を形成したことを特徴と
    するロック装置。
  2. 【請求項2】 上記挿入部材の外径と、上記被挿入部材
    の内径とを上記サークリップの上記被挿入部材への挿入
    時平均径より小径とした請求項1記載のロック装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0750154A1 (en) * 1995-06-20 1996-12-27 John Derek Guest Tube coupling
JP2002029208A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Koyo Seiko Co Ltd 車両用軸受装置
JP2005226668A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Sankyo Alum Ind Co Ltd ボルト取外し防止具
DE202009014826U1 (de) * 2009-11-03 2011-03-17 Westfalia-Automotive Gmbh Verbindungseinrichtung für eine Anhängekupplung oder einen Lastenträger

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DE202009014826U1 (de) * 2009-11-03 2011-03-17 Westfalia-Automotive Gmbh Verbindungseinrichtung für eine Anhängekupplung oder einen Lastenträger

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