JPH0742956Y2 - 小形船の船体構造 - Google Patents
小形船の船体構造Info
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- JPH0742956Y2 JPH0742956Y2 JP5162188U JP5162188U JPH0742956Y2 JP H0742956 Y2 JPH0742956 Y2 JP H0742956Y2 JP 5162188 U JP5162188 U JP 5162188U JP 5162188 U JP5162188 U JP 5162188U JP H0742956 Y2 JPH0742956 Y2 JP H0742956Y2
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Landscapes
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は小型船の船体構造に関するもので、更に詳細
には、例えば救命ボートあるいはレジャーボート等の特
にダイバが潜水用に使用する小形船の船体構造に関する
ものである。
には、例えば救命ボートあるいはレジャーボート等の特
にダイバが潜水用に使用する小形船の船体構造に関する
ものである。
[従来の技術] 一般にこの種の小形船は、船底の周辺に舷側を有する断
面UあるいはV字状に形成されている。このように構成
される小形船において、ダイバはボンベ及びアクアラン
グ(商品名)を装備したまま舷側を乗越えて潜水あるい
は船内に乗込んでいるのが現状である。
面UあるいはV字状に形成されている。このように構成
される小形船において、ダイバはボンベ及びアクアラン
グ(商品名)を装備したまま舷側を乗越えて潜水あるい
は船内に乗込んでいるのが現状である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の船体構造においては、舷側を乗越
えて潜水したり、船内へ乗込むため、潜水時には比較的
問題にはならないが、潜水を終えて船内に乗込む際に、
ダイバはボンベ等の重い装備を背負ったまま舷側をつか
んで舷側を乗越えなければならず、そのため多大の労力
を費すという問題がある。また、水難者を救助する場合
にも水難者を舷側を乗越えて船内に収容させなければな
らないので、救命作業が面倒で人命に拘るという問題も
ある。更には、ダイバ等が船内に乗込む際に船体が傾斜
するので、安全性に欠けるいう問題もある。
えて潜水したり、船内へ乗込むため、潜水時には比較的
問題にはならないが、潜水を終えて船内に乗込む際に、
ダイバはボンベ等の重い装備を背負ったまま舷側をつか
んで舷側を乗越えなければならず、そのため多大の労力
を費すという問題がある。また、水難者を救助する場合
にも水難者を舷側を乗越えて船内に収容させなければな
らないので、救命作業が面倒で人命に拘るという問題も
ある。更には、ダイバ等が船内に乗込む際に船体が傾斜
するので、安全性に欠けるいう問題もある。
一方、レジャー用として使用する場合においても、船体
を陸上輸送する場合には大掛かりな装置が必要となるば
かりか、不使用時の管理面においてもスペースを取ると
いう問題がある。
を陸上輸送する場合には大掛かりな装置が必要となるば
かりか、不使用時の管理面においてもスペースを取ると
いう問題がある。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、船体を着脱可能に連結される複数の区画
体にて形成すると共に、船体を構成する任意の区画体に
ダイバの乗込み用開口部を形成して成ることを特徴とす
る小形船の船体構造を提供しようとするものである。
するところは、船体を着脱可能に連結される複数の区画
体にて形成すると共に、船体を構成する任意の区画体に
ダイバの乗込み用開口部を形成して成ることを特徴とす
る小形船の船体構造を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案における船体構造
は、互いに着脱可能に連結される複数の区画体にて船体
を構成し、船体にはその船底の一部から周壁に開口部を
開設すると共に、上記開口部には開閉自在な扉体を装着
してなるものである。
は、互いに着脱可能に連結される複数の区画体にて船体
を構成し、船体にはその船底の一部から周壁に開口部を
開設すると共に、上記開口部には開閉自在な扉体を装着
してなるものである。
この考案において、上記開口部が開設された区画体はそ
れ自体は必ずしも浮力を有するものである必要はなく、
他の区画体と連結された状態において浮力が得られれば
よいが、好ましくは開口部が開設された区画体に補強浮
力部を形成する方がよい。この場合、補強浮力部は開口
部が開設された区画体が単独で浮力を有する強度性を有
するものであれば任意のものであればよく、例えば補強
浮力部を中空状浮力部にて形成するか、あるいは、中空
室とこの中空室内に充填される発泡体とで構成すること
ができる。
れ自体は必ずしも浮力を有するものである必要はなく、
他の区画体と連結された状態において浮力が得られれば
よいが、好ましくは開口部が開設された区画体に補強浮
力部を形成する方がよい。この場合、補強浮力部は開口
部が開設された区画体が単独で浮力を有する強度性を有
するものであれば任意のものであればよく、例えば補強
浮力部を中空状浮力部にて形成するか、あるいは、中空
室とこの中空室内に充填される発泡体とで構成すること
ができる。
また、上記扉体は船体の船底の一部から周壁、例えば舷
側や後側(船尾)部に開設された開口部を開閉するもの
であれば任意のものであってもよいが、好ましくは船体
の周壁及びこの周壁に連なる船底の一部に開設された開
口部を気水密に閉塞すべく、その一端側が船底に枢着さ
れるのものである方がよい。この場合、少なくとも扉体
の自由端側には把手部を形成することで、好ましくは、
扉体の自由端側の内面及び扉体に隣接する船底上面に把
手用の凹条部を形成してラダーを形成することで、潜水
を終えたダイバ等が上記把手部を利用して船内に乗込む
ことができる。
側や後側(船尾)部に開設された開口部を開閉するもの
であれば任意のものであってもよいが、好ましくは船体
の周壁及びこの周壁に連なる船底の一部に開設された開
口部を気水密に閉塞すべく、その一端側が船底に枢着さ
れるのものである方がよい。この場合、少なくとも扉体
の自由端側には把手部を形成することで、好ましくは、
扉体の自由端側の内面及び扉体に隣接する船底上面に把
手用の凹条部を形成してラダーを形成することで、潜水
を終えたダイバ等が上記把手部を利用して船内に乗込む
ことができる。
[作用] 上記区画体を互いに連結することにより船体が構成され
る。なお、区画体は必要に応じて任意の数のものが同様
な操作によって連結される。
る。なお、区画体は必要に応じて任意の数のものが同様
な操作によって連結される。
そして、扉体を解放することにより、開口部を通じて潜
水を終えたダイバ等が船内に乗込むことができる。
水を終えたダイバ等が船内に乗込むことができる。
また、不使用時には互いに分割された各区画体は積重ね
られて格納される。
られて格納される。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明する。
◎第一実施例 第1図はこの考案の船体構造の第一実施例の使用状態の
斜視図、第2図はその断面斜視図を示している。
斜視図、第2図はその断面斜視図を示している。
この考案の船体構造を有する船体は、船首を構成する第
1の区画体11と、船尾を構成する第2の区画体12と、こ
れら第1及び第2の区画体11、12間に配設されて胴部を
構成する第3及び第4の区画体13,14とで構成され、こ
れら各区画体11〜14同士を互いに連結して使用に供され
るようになっている。
1の区画体11と、船尾を構成する第2の区画体12と、こ
れら第1及び第2の区画体11、12間に配設されて胴部を
構成する第3及び第4の区画体13,14とで構成され、こ
れら各区画体11〜14同士を互いに連結して使用に供され
るようになっている。
上記、各区画体11〜14は例えばポリエステル樹脂等の熱
硬化性樹脂製の強化プラスチック(FRP)、炭素繊維強
化プラスチック(CFRP)あるいはアルミニウム等にて形
成されており、船底15となる部位の両側辺に舷側16,16
となる部位が連なって形成されていると共に、船体に形
成した際に船の長手方向の両端に仕切り壁17,17を有す
る構造と成っている。そして、隣接する仕切り壁17,17
の連結面には、第6図に示すように、断面あり溝状に形
成されると共に下方に向って狭隘のテーパ状20をなす連
結雄部21と連結雌部22が形成され、これら連結雄部21と
連結雌部22を嵌合させて区画体11〜14を連結することに
より船体が構成される(第5図参照)。
硬化性樹脂製の強化プラスチック(FRP)、炭素繊維強
化プラスチック(CFRP)あるいはアルミニウム等にて形
成されており、船底15となる部位の両側辺に舷側16,16
となる部位が連なって形成されていると共に、船体に形
成した際に船の長手方向の両端に仕切り壁17,17を有す
る構造と成っている。そして、隣接する仕切り壁17,17
の連結面には、第6図に示すように、断面あり溝状に形
成されると共に下方に向って狭隘のテーパ状20をなす連
結雄部21と連結雌部22が形成され、これら連結雄部21と
連結雌部22を嵌合させて区画体11〜14を連結することに
より船体が構成される(第5図参照)。
使用時において、連結される区画体11〜14の連結側上辺
に形成されるフランジ部18,18のいずれか一方にスタッ
ドボルト19aを植設し、他方にはこのスタッドボルト19a
を貫挿する透孔19bを穿設し、そして、連結雄部21と連
結雌部22をもって区画体11〜14を連結した後、透孔19b
が突出するスタッドボルト19aにアイナット19cをねじ結
合して区画体11〜14を固定することができる(第6A図参
照)。また、不使用時にはアイナット19cを取外した
後、区画体11〜14を分解して各区画体11〜14を互いに積
重ねて格納することができる(第7図参照)。この場
合、連結固定手段がスタッドボルト19aとアイナット19c
にて構成される場合について説明したが、必ずしもこの
構造である必要はなく、例えば、下側のフランジ部18に
ねじ孔を設けて直接固定ボルトにて連結される区画体11
〜14のフランジ部18,18を固定するようにしてもよく、
あるいは、第6B図に示すように、スタッドボルト19cの
代りに軸方向に直交する貫通口19eを穿設した固定棒19d
と、この固定棒19dの貫通口19e内に嵌入される楔体19f
とで連結固定手段を構成するなど任意の連結固定手段を
使用することができる。
に形成されるフランジ部18,18のいずれか一方にスタッ
ドボルト19aを植設し、他方にはこのスタッドボルト19a
を貫挿する透孔19bを穿設し、そして、連結雄部21と連
結雌部22をもって区画体11〜14を連結した後、透孔19b
が突出するスタッドボルト19aにアイナット19cをねじ結
合して区画体11〜14を固定することができる(第6A図参
照)。また、不使用時にはアイナット19cを取外した
後、区画体11〜14を分解して各区画体11〜14を互いに積
重ねて格納することができる(第7図参照)。この場
合、連結固定手段がスタッドボルト19aとアイナット19c
にて構成される場合について説明したが、必ずしもこの
構造である必要はなく、例えば、下側のフランジ部18に
ねじ孔を設けて直接固定ボルトにて連結される区画体11
〜14のフランジ部18,18を固定するようにしてもよく、
あるいは、第6B図に示すように、スタッドボルト19cの
代りに軸方向に直交する貫通口19eを穿設した固定棒19d
と、この固定棒19dの貫通口19e内に嵌入される楔体19f
とで連結固定手段を構成するなど任意の連結固定手段を
使用することができる。
上記のように構成される船体のうちの1つの区画体11
(第4の区画体)は、第2図に示すように、その船底15
となる部位の一側に偏倚する補強浮力部24が形成されて
いる。この場合、補強浮力部24は、船底15となる部位の
一側に偏倚する中空室26と、この中空室26内に発泡充填
されるポリウレタン等の発泡体28とで構成されている。
また、船底15の他側及びこれに連なる舷側16に渡って開
口部29が開設されており、この開口部29には区画体11〜
14と同様のFRP等にて形成される開閉自在な扉体30が気
水密に閉塞されるようになっている。
(第4の区画体)は、第2図に示すように、その船底15
となる部位の一側に偏倚する補強浮力部24が形成されて
いる。この場合、補強浮力部24は、船底15となる部位の
一側に偏倚する中空室26と、この中空室26内に発泡充填
されるポリウレタン等の発泡体28とで構成されている。
また、船底15の他側及びこれに連なる舷側16に渡って開
口部29が開設されており、この開口部29には区画体11〜
14と同様のFRP等にて形成される開閉自在な扉体30が気
水密に閉塞されるようになっている。
上記扉体30は、船底15の側縁部に止着されるステンレス
製のヒンジ32を介して開閉自在に枢着されており(第10
図参照)、この扉体30と第4の区画体14とのシール部
は、第4図に示すように、第4の区画体14の開口部周辺
に設けられた周溝31内に周設されるパッキング33と、こ
のパッキング33に密接すべく扉体30の周辺から突出する
シール用凸条34とで構成されている。なお、シール部は
必ずしもこの構造である必要はなく、パッキング33を扉
体30側に周設してもよい。また、扉体30は必ずしもヒン
ジ32にて枢着するものに限らず、第12図に示すように、
枢支ピン36をもって開閉自在に枢着するものであっても
よい。
製のヒンジ32を介して開閉自在に枢着されており(第10
図参照)、この扉体30と第4の区画体14とのシール部
は、第4図に示すように、第4の区画体14の開口部周辺
に設けられた周溝31内に周設されるパッキング33と、こ
のパッキング33に密接すべく扉体30の周辺から突出する
シール用凸条34とで構成されている。なお、シール部は
必ずしもこの構造である必要はなく、パッキング33を扉
体30側に周設してもよい。また、扉体30は必ずしもヒン
ジ32にて枢着するものに限らず、第12図に示すように、
枢支ピン36をもって開閉自在に枢着するものであっても
よい。
また、上記扉体30の自由端側の内面にはダイバが船体に
乗込む際に把持する把手用の凹溝38が形成されており、
また、船底15の開口部側の上面は開口部側に向って下だ
り勾配に形成され、その上面にも把手用の凹溝39が形成
されている(第2図及び第3図参照)。なお、扉体30の
自由端部両側と舷側上辺16bとの間には扉体30が不用意
に開いて船底に損傷等を与えるのを防止するための保護
用の鎖体30a,30aが連結されている(第1図及び第2図
参照)。
乗込む際に把持する把手用の凹溝38が形成されており、
また、船底15の開口部側の上面は開口部側に向って下だ
り勾配に形成され、その上面にも把手用の凹溝39が形成
されている(第2図及び第3図参照)。なお、扉体30の
自由端部両側と舷側上辺16bとの間には扉体30が不用意
に開いて船底に損傷等を与えるのを防止するための保護
用の鎖体30a,30aが連結されている(第1図及び第2図
参照)。
上記のように構成される扉体30により開口部29を閉塞す
る場合には、例えば第10図に示すように、舷側16側に取
付けられるT形引掛片42とハンドル44とから成る引掛具
46と、引掛片42の頭部42aに係合すべく扉体30の自由部
に取付けられるフック48とで構成されるバックル状固定
具40にて閉塞固定される(第11図参照)。固定具手段は
必ずしもバックル状固定具40に限定されるものではな
く、第13図及び第14図に示すように、舷側16側に取付け
られる揺動可能な二又状受具41と、扉体30の自由端側に
ブラケット43を介して揺動可能に枢着されると共に二又
状受具41の二又部45に係合する係止ボルト47及びこの係
止ボルト47にねじ結合する係止ナット49とで構成される
締付式固定具40aを使用することもできる。
る場合には、例えば第10図に示すように、舷側16側に取
付けられるT形引掛片42とハンドル44とから成る引掛具
46と、引掛片42の頭部42aに係合すべく扉体30の自由部
に取付けられるフック48とで構成されるバックル状固定
具40にて閉塞固定される(第11図参照)。固定具手段は
必ずしもバックル状固定具40に限定されるものではな
く、第13図及び第14図に示すように、舷側16側に取付け
られる揺動可能な二又状受具41と、扉体30の自由端側に
ブラケット43を介して揺動可能に枢着されると共に二又
状受具41の二又部45に係合する係止ボルト47及びこの係
止ボルト47にねじ結合する係止ナット49とで構成される
締付式固定具40aを使用することもできる。
なお、第4の区画体14の一側部の上面にはボンベ50,50
を収容するボンベガイド用凹所52,52が形成され、ま
た、扉体30の自由端側には舷側16の上端部16aに連結さ
れる保護用索条54が連結されている。
を収容するボンベガイド用凹所52,52が形成され、ま
た、扉体30の自由端側には舷側16の上端部16aに連結さ
れる保護用索条54が連結されている。
上記実施例では補強浮力部24が中空室26とこの中空室26
内に発泡充填される発泡体28とで構成される場合につい
て説明したが、補強浮力部24はこの構造に限らず、例え
ば補強浮力部24を中空室26のみの中空状にて形成しても
よい。また、上記実施例では開口部29が舷側16の上辺16
bを残して開設される場合について説明したが(第8図
参照)、必ずしも舷側16の上辺16bを残す必要はなく、
強度面を考慮すれば舷側16の上辺を切り欠いて開口部29
を形成してもよい(第9図参照)。また、上記実施例で
は船底15の開口部側の上面が開口部側に向って下だり勾
配に形成される場合について説明したが、必ずしもこの
ように構成する必要はなく、例えば第16図に示すよう
に、船底15を平坦状に形成し、扉体30の枢着側には閉塞
時に船底15と同一平面上に位置する膨隆部35を形成して
もよく、このように構成することにより、扉体30の閉塞
時に膨隆部35が区画体14内に侵入しようとする海水等を
円滑に排出することができる。更に、上記実施例では扉
体30の保護用として鎖体30aを使用した場合について説
明したが、この鎖体30aにかえて扉体30の開放状態を積
極的に固定保持する手段を設けることも可能である。す
なわち、第16図及び第17図に示すように、扉体30の外側
面に突設されたブラケット70にピン71をもって揺動可能
に枢着されるステー72を区画体14の開口部29側内壁に装
着された案内環73に摺動自在に嵌挿させると共に、開放
時にステー72の先端部に膨隆状に形成されたストッパ部
74を案内環73に当接させることにより、扉体30の開放状
態を一定の状態に維持することができる。
内に発泡充填される発泡体28とで構成される場合につい
て説明したが、補強浮力部24はこの構造に限らず、例え
ば補強浮力部24を中空室26のみの中空状にて形成しても
よい。また、上記実施例では開口部29が舷側16の上辺16
bを残して開設される場合について説明したが(第8図
参照)、必ずしも舷側16の上辺16bを残す必要はなく、
強度面を考慮すれば舷側16の上辺を切り欠いて開口部29
を形成してもよい(第9図参照)。また、上記実施例で
は船底15の開口部側の上面が開口部側に向って下だり勾
配に形成される場合について説明したが、必ずしもこの
ように構成する必要はなく、例えば第16図に示すよう
に、船底15を平坦状に形成し、扉体30の枢着側には閉塞
時に船底15と同一平面上に位置する膨隆部35を形成して
もよく、このように構成することにより、扉体30の閉塞
時に膨隆部35が区画体14内に侵入しようとする海水等を
円滑に排出することができる。更に、上記実施例では扉
体30の保護用として鎖体30aを使用した場合について説
明したが、この鎖体30aにかえて扉体30の開放状態を積
極的に固定保持する手段を設けることも可能である。す
なわち、第16図及び第17図に示すように、扉体30の外側
面に突設されたブラケット70にピン71をもって揺動可能
に枢着されるステー72を区画体14の開口部29側内壁に装
着された案内環73に摺動自在に嵌挿させると共に、開放
時にステー72の先端部に膨隆状に形成されたストッパ部
74を案内環73に当接させることにより、扉体30の開放状
態を一定の状態に維持することができる。
なお、上記第2及び第3の区画体12,13の一対の舷側と
なる部位の上部外面には必要に応じて膨張されるゴム製
のフロート60,60…が折畳み可能に取付けられている。
これらフロート60,60…は不使用時には舷側16の上辺16a
に巻装されバンド62にて固定されて、船体が岸等に衝突
する際の緩衝効果を発揮し得るようになっている。ま
た、第2及び第3の区画体12,13の一方の舷側となる部
位の上端にはクラッチ(図示せず)の受金具64,64が取
付けられている。更に、舷側16にはタラップ66が着脱可
能に取付けられるようになっている(第1図参照)。
なる部位の上部外面には必要に応じて膨張されるゴム製
のフロート60,60…が折畳み可能に取付けられている。
これらフロート60,60…は不使用時には舷側16の上辺16a
に巻装されバンド62にて固定されて、船体が岸等に衝突
する際の緩衝効果を発揮し得るようになっている。ま
た、第2及び第3の区画体12,13の一方の舷側となる部
位の上端にはクラッチ(図示せず)の受金具64,64が取
付けられている。更に、舷側16にはタラップ66が着脱可
能に取付けられるようになっている(第1図参照)。
上記実施例では第1ないし第4の区画体11〜14を連結し
て船体を構成する場合について説明したが、上記各区画
体11〜14の連結は任意に選択することができ、例えば第
3の区画体13を除いて第1、第2及び第4の区画体11,1
2,14を連結して船体を構成することもできる。
て船体を構成する場合について説明したが、上記各区画
体11〜14の連結は任意に選択することができ、例えば第
3の区画体13を除いて第1、第2及び第4の区画体11,1
2,14を連結して船体を構成することもできる。
上記のように構成されるこの考案の船体構造において、
使用時には第1ないし第4の区画体11〜14を連結して使
用することができ、ダイバが潜水し終えて再び船内に乗
込む時あるいは水難者を救助する場合には、扉体30を開
放することにより、ダイバ等が扉体30の把手用凹溝38あ
るいは船底15の把手用凹溝39を把持、あるいは、足場と
して利用して開口部29から船内に乗込むことができる。
そして、ダイバ等が船内に乗込んだ後、鎖体30aをもっ
て扉体30を引上た後に閉塞して固定具40,40aにて固定す
れば船体の航行が可能となる。また、不使用時には、各
区画体11〜14を分解し、互いに積重ねた状態で格納する
ことができる。
使用時には第1ないし第4の区画体11〜14を連結して使
用することができ、ダイバが潜水し終えて再び船内に乗
込む時あるいは水難者を救助する場合には、扉体30を開
放することにより、ダイバ等が扉体30の把手用凹溝38あ
るいは船底15の把手用凹溝39を把持、あるいは、足場と
して利用して開口部29から船内に乗込むことができる。
そして、ダイバ等が船内に乗込んだ後、鎖体30aをもっ
て扉体30を引上た後に閉塞して固定具40,40aにて固定す
れば船体の航行が可能となる。また、不使用時には、各
区画体11〜14を分解し、互いに積重ねた状態で格納する
ことができる。
◎第2実施例 第18図はこの考案の第二実施例を示す断面図で、開口部
及び扉体を2箇所に設けた場合である。すなわち、区画
体14の舷側16,16となる部位及びこれら舷側16,16に連な
る船底の一部に開口部29,29を開設し、そして、これら
開口部29,29にそれぞれ扉体30,30を開閉自在に装着した
場合である。
及び扉体を2箇所に設けた場合である。すなわち、区画
体14の舷側16,16となる部位及びこれら舷側16,16に連な
る船底の一部に開口部29,29を開設し、そして、これら
開口部29,29にそれぞれ扉体30,30を開閉自在に装着した
場合である。
なお、上記第二実施例においてその他の部分は上記第一
実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
◎第三実施例 第19図及び第20図はこの考案の第三実施例を示す要部斜
視図及びその断面図で、船体の後側(船尾)に開口部と
扉体を設けた場合である。すなわち、後端に位置する区
画体12の後側壁12a及びこの後側壁12aに隣接する船底15
となる部位に渡って開口部29を開設すると共に、この開
口部29に扉体30を開閉自在に装着した場合である。この
場合、区画体12にウォータジェットエンジン80を装備し
ておけば船体の航行を行うことができるが、オール等に
よって航行する形式の船体においてはエンジン80を装備
させる必要はない。
視図及びその断面図で、船体の後側(船尾)に開口部と
扉体を設けた場合である。すなわち、後端に位置する区
画体12の後側壁12a及びこの後側壁12aに隣接する船底15
となる部位に渡って開口部29を開設すると共に、この開
口部29に扉体30を開閉自在に装着した場合である。この
場合、区画体12にウォータジェットエンジン80を装備し
ておけば船体の航行を行うことができるが、オール等に
よって航行する形式の船体においてはエンジン80を装備
させる必要はない。
なお、第三実施例においてその他の部分は上記第一実施
例と同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
例と同様であるので、同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
なお、上記第二実施例では区画体14の一対の舷側となる
部位16,16に開口部29,29と扉体30,30を設けた場合につ
いて説明したが、この第二実施例と第三実施例とを組合
せて複数の開口部29と扉体30を設けることも可能であ
る。
部位16,16に開口部29,29と扉体30,30を設けた場合につ
いて説明したが、この第二実施例と第三実施例とを組合
せて複数の開口部29と扉体30を設けることも可能であ
る。
[考案の効果] この考案は上記のように構成されているので、以下に記
載する効果を有する。
載する効果を有する。
1)請求項1の船体構造においては、 扉体が開放された開口部から船内に乗込むことができ
るので、重装備のダイバであっても容易に船内乗込むこ
とができ、水難者も安全に避難することができる。
るので、重装備のダイバであっても容易に船内乗込むこ
とができ、水難者も安全に避難することができる。
複数の区画体を選択的に連結して船体を構成すること
ができるので、組立て及び分解が容易であり、かつ、不
使用時の格納が便利である。
ができるので、組立て及び分解が容易であり、かつ、不
使用時の格納が便利である。
2)請求項2の船体構造においては、 補強浮力部が船底となる部位の一側に偏倚しているの
で、開口部を広くとることができると共に、ダイバ等の
船内への乗込みに際して船が大きく傾くのを防止するこ
とができる。
で、開口部を広くとることができると共に、ダイバ等の
船内への乗込みに際して船が大きく傾くのを防止するこ
とができる。
補強浮力部により扉体を装着する区画体は単独で浮力
を有するので、万一開口部から船内に水が浸入しても沈
没の虞れはない。
を有するので、万一開口部から船内に水が浸入しても沈
没の虞れはない。
3)請求項3記載の船体構造においては、開放時に扉体
が開口部の下端から下方へ連なった状態に維持されるの
で、船内への乗込みが容易となる。
が開口部の下端から下方へ連なった状態に維持されるの
で、船内への乗込みが容易となる。
4)請求項4記載の船体構造においては、扉体の自由端
側には把手部を形成してなるので、船内への乗込みが更
に容易となる。
側には把手部を形成してなるので、船内への乗込みが更
に容易となる。
第1図はこの考案の船体構造を有する小形船を示す斜視
図、第2図は船体構造の要部を示す断面斜視図、第3図
は使用時の要部断面図、第4図はこの考案における扉体
と区画体とのシール部を示す断面斜視図、第5図は使用
時の概略断面図、第6図は区画体の連結状態を示す斜視
図、第6A図及び第6B図はそれぞれこの考案における区画
体の連結固定状態を示す分解斜視図、第7図は分解格納
時の状態を示す斜視図、第8図は組立て時の側面図、第
9図は別の実施例の組立て時の側面図、第10図は扉体の
取付け部を示す断面図、第11図は扉体の締結具を示す斜
視図、第12図は別の扉体の取付け部を示す断面図、第13
図は別の扉体の締結状態を示す断面図、第14図は第13図
の締結具を示す斜視図、第15図(a),(b)はこの考
案におけるフロートの使用時及び不使用時の断面図、第
16図及び第17図はこの考案における扉体及び扉体の開放
保持手段の別の形態を示す断面図及びその断面斜視図、
第18図はこの考案の第二実施例の断面図、第19図はこの
考案の第三実施例の斜視図、第20図は第19図の断面図で
ある。 符号説明 (11)……第1の区画体 (12)……第2の区画体 (13)……第3の区画体 (14)……第4の区画体 (15)……船底 (16)……舷側 (21)……連結雄部 (22)……連結雌部 (24)……補強浮力部 (26)……中空室 (28)……発泡体 (29)……開口部 (30)……扉体 (32)……ヒンジ (33)……パッキング (34)……シール用凸条 (36)……枢支ピン (38,39)……凹溝 (40)……バックル状固定具 (40a)……締結式固定具 (70)……ブラケット (71)……ピン (72)……ステー (73)……案内環 (74)……ストッパ部
図、第2図は船体構造の要部を示す断面斜視図、第3図
は使用時の要部断面図、第4図はこの考案における扉体
と区画体とのシール部を示す断面斜視図、第5図は使用
時の概略断面図、第6図は区画体の連結状態を示す斜視
図、第6A図及び第6B図はそれぞれこの考案における区画
体の連結固定状態を示す分解斜視図、第7図は分解格納
時の状態を示す斜視図、第8図は組立て時の側面図、第
9図は別の実施例の組立て時の側面図、第10図は扉体の
取付け部を示す断面図、第11図は扉体の締結具を示す斜
視図、第12図は別の扉体の取付け部を示す断面図、第13
図は別の扉体の締結状態を示す断面図、第14図は第13図
の締結具を示す斜視図、第15図(a),(b)はこの考
案におけるフロートの使用時及び不使用時の断面図、第
16図及び第17図はこの考案における扉体及び扉体の開放
保持手段の別の形態を示す断面図及びその断面斜視図、
第18図はこの考案の第二実施例の断面図、第19図はこの
考案の第三実施例の斜視図、第20図は第19図の断面図で
ある。 符号説明 (11)……第1の区画体 (12)……第2の区画体 (13)……第3の区画体 (14)……第4の区画体 (15)……船底 (16)……舷側 (21)……連結雄部 (22)……連結雌部 (24)……補強浮力部 (26)……中空室 (28)……発泡体 (29)……開口部 (30)……扉体 (32)……ヒンジ (33)……パッキング (34)……シール用凸条 (36)……枢支ピン (38,39)……凹溝 (40)……バックル状固定具 (40a)……締結式固定具 (70)……ブラケット (71)……ピン (72)……ステー (73)……案内環 (74)……ストッパ部
Claims (4)
- 【請求項1】互いに着脱可能に連結される複数の区画体
にて船体を構成し、船体にはその船底の一部から周壁に
開口部を開設すると共に、上記開口部には開閉自在な扉
体を装着してなることを特徴とする小型船の船体構造。 - 【請求項2】互いに着脱可能に連結される複数の区画体
にて船体を構成し、船体にはその船底の一部から周壁に
開口部を開設し、上記開口部には開閉自在な扉体を装着
すると共に、上記開口部が開設された区画体にはその船
底となる部位に補強浮力部を形成することを特徴とする
小型船の船体構造。 - 【請求項3】扉体は、船体の周壁及びこの周壁に連なる
船底の一部に開設された開口部を気水密に閉塞すべく、
その一端側が船底に枢着されている請求項1又は2記載
の小型船の船体構造。 - 【請求項4】扉体の自由端側には把手部を形成してなる
請求項3記載の小型船の船体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162188U JPH0742956Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1988-04-19 | 小形船の船体構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11384487 | 1987-07-27 | ||
| JP62-113844 | 1987-07-27 | ||
| JP5162188U JPH0742956Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1988-04-19 | 小形船の船体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173490U JPH0173490U (ja) | 1989-05-17 |
| JPH0742956Y2 true JPH0742956Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31718070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162188U Expired - Lifetime JPH0742956Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1988-04-19 | 小形船の船体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742956Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6563753B2 (ja) * | 2015-09-14 | 2019-08-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機艇 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5162188U patent/JPH0742956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173490U (ja) | 1989-05-17 |
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