JPH0743003Y2 - 注出栓装置 - Google Patents

注出栓装置

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JPH0743003Y2
JPH0743003Y2 JP1993014016U JP1401693U JPH0743003Y2 JP H0743003 Y2 JPH0743003 Y2 JP H0743003Y2 JP 1993014016 U JP1993014016 U JP 1993014016U JP 1401693 U JP1401693 U JP 1401693U JP H0743003 Y2 JPH0743003 Y2 JP H0743003Y2
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JP
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plug
insertion portion
plug insertion
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liquid
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JPH0667356U (ja
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忠行 丹下
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は簡便な用途に使用される
樹脂製の注出栓装置に関するものであり、特に水タンク
等に適用するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】前記の目的に適した水栓装置には実開昭
59−186251号として開示されたコックがある。
そのコックは、本体通液孔と一致させて液の注出を可能
にする孔を有するプラグから液を飛散させずに注出する
ため、注出路に整流リブを多数平行に設けている。しか
し、プラグが円筒であり、それが本体の円筒部に差し込
まれて回動操作させる基本構造を有するため、これら
が、樹脂によって量産された部品からなる場合は、金属
製では問題にならない変形や表面の歪みを原因とする漏
液が問題となる。漏液防止には栓をテーパ状にして締め
付けるなどの構造にする必要があり、部品点数の増加や
部品の精度を高めるなどの問題は避けられない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は合成樹脂製の簡便な
注出栓装置に従来不可避であった漏液の問題を解決する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、注出液体が流れる液流路11の先端にほぼ円
筒状の空間からなる栓差し込み部12をほぼT状に交差
して設けた樹脂製の本体10と、栓差し込み部12に液
密かつ回動操作可能に差し込まれるほぼ円筒状に形成さ
れ、かつその一端が開口し他端が閉じた注出路21を有
し、前記液流路11の先端の流出口13と重なる位置に
栓口23を開口した樹脂製の栓体20とからなり、栓体
20は、栓差し込み部12の長さよりも長く、先端部2
2が栓差し込み部12の端部より突出する長さを有する
円筒形に形成し、さらに栓体20の外面に成形後のひけ
Aを誘発するために、栓口23部側面とその180度反
対側面を除く注出路21の壁面に内方へ突出させた突条
24を栓差し込み部12に差し込まれる範囲に形成し、
そのひけAにならった変形Bを生じさせるために栓差
込み部12を栓体20よりも柔軟に形成するという手段
を講じたものである。
【0005】
【実施例】図面を参照して説明すると、この注出栓装置
は、注出液体が流れる液流路11の先端にほぼ円筒状の
空間からなる栓差し込み部12を設けた樹脂製の本体1
0と、栓差し込み部12に液密かつ回動操作可能に差し
込まれ、かつその内部に一端が開口し他端が閉じた注出
路21を有し、前記液流路11の先端の流出口13と重
なる位置に栓口23を開口した樹脂製の栓体20とから
なる基本構成を有している。
【0006】例示の本体10は、液流路11を中心に有
する筒状部分10aと、栓差し込み部12を中心に有す
る筒状部分10bとがほぼT字状に直交し、その交点に
流出口13が開口し、またそれと反対側の端部に流入口
14が形成された構造を有し、全体が合成樹脂により一
体成形されている。この本体10の栓差し込み部12は
単なる円筒形で良く、あえてテーパ形にする必要はない
が、液の流路11を有する筒状部分10aの肉厚に対し
て薄肉に形成されており、それにより適度の変形性が栓
差し込み部12に備わるように設定されている。
【0007】他方、栓体20は中心に注出路21を有す
る単なる円筒形の形状を有すれば良いが、栓差し込み部
12の長さよりも長く、先端部22が栓差し込み部12
の下端部15から所要長さ突出する長さに形成し、かつ
栓差し込み部12の柔軟性に対して剛性を保持するよう
に設定されている。さらに、栓体20の注出路21の内
壁面には内方へ突出した突条24が形成されるが、この
突条24を設ける位置は前記栓口23とその180度反
対側の面を除く左右側面とし(図4参照)、またその先
端は栓差し込み部12から突出する栓体20の先端部2
2の手前で終るようにする(図3)。
【0008】このように突条24を構成したのは、突条
24を設けた部分の栓体20の外面に「ひけA」を誘発
し、「ひけA」による部分的収縮で回動操作を容易にす
るためである。これに対して突条24を設けない部分は
設定値通りの寸法に成形されるので、その部分は栓差し
込み部12の内側摺動面に密着し、通水時と止水時に所
期のシール効果を得ることができる。ひけ部分の両端で
は栓体20が栓差し込み部12に嵌合した状態で安定す
るようになる。このため先端部22に特別の脱け止めを
設ける必要もない。
【0009】なお、相対的に柔軟性を持たせて成形する
本体10はポリエチレン(PE)が良く、とくに低圧法
低密度ポリエチレンが適し、これに対する栓体20はポ
リプロピレン(PP)が良く、特にポリプロピレンブロ
ックコポリマが適しており、それらの組み合わせにより
構成された注出栓装置では、高温から低温まで広い範囲
でほぼ完全なシール効果が得られた。27は栓体20の
シールリブであり、栓体20の閉じ側端部外周に突設さ
れていて、本体差し込み部12の上端に設けられた段部
17と嵌合する。
【0010】栓体20の閉じ側端部には、回動操作のた
めの摘み25が側方へ突出して設けられており、その方
向は栓口23の反対側なので、摘み25を本体10と平
行で外方へ向けると注出態勢となり、交叉方向では止水
態勢になる。また本体10の流入口14の側の外面には
テーパねじからなるおねじ部16が形成されており、そ
れと螺合可能な平行ねじからなるめねじ口31がキャッ
プ30の中心にそれを貫通させて設けてある。故にこの
注出栓装置はキャップ30の外側または内側のいずれの
側にも取り付けることができる。33は小蓋であり、本
体10をキャップ30の内側に取り付けたときに流入口
14に嵌合してこれを閉じる。キャップ30は液体容器
40の開口41に装着される。
【0011】
【考案の作用】このように構成された本案装置は栓差し
込み部12に栓体20を差し込んで使用する栓体20
には先端部22と栓口23を除く注出路21の内壁に突
条24が形成されているので、樹脂成形によって形成し
た栓体20の突条24の位置の外壁にひけAと呼ばれる
部分的収縮が生じ、柔軟に形成されている栓差し込み部
12は栓体20の外壁に密着するのでそのひけAになら
った変形Bが生ずる(図5参照)。図5は誇張してあら
わされているが、栓体20は栓差し込み部12に差し込
まれた範囲でひけAにより取縮しており栓体20の
端部22と栓口23の部分及び閉端部では設定通りに形
成されひけを生じていないので、先端部22の上部と閉
端部においては所期のシール作用が生じる一方、ひけA
とそれに基づく変形Bを生じている部分では嵌め合いの
度合が部分的に緩和されており栓体20を回す力を減少
させることなる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから栓体20と栓差し込み部12との嵌合
度合をきつくすることによってシール効果を向上するこ
とができ、一方栓体20に部分的に設けた突条24が
けAを誘発、それにならって柔軟性を有する差し込み
部12に変形Bを生じるので、正確な円筒面同士の嵌合
でなくなるため、該当部分での密着による摩擦抵抗が減
少し、それらにより、従来不可避であった樹脂性注出栓
装置の漏液の問題を解決し、操作性も良好に維持するこ
とができるという効果を奏する。その結果、本体10と
栓体20の2部材のみで漏液のおそれのない注出栓装置
を形成でき、この種の装置の実用化に終止符を打つこと
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る注出栓装置の実施例を示す分解斜
視図。
【図2】同上装置の使用状態の側面図。
【図3】本案装置の取り付け方向を変えた一部破断側面
図。
【図4】図2のIV−IV線断面図。
【図5】要部拡大断面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注出液体が流れる液流路11の先端にほ
    ぼ円筒状の空間からなる栓差し込み部12をほぼT状に
    交差して設けた樹脂製の本体10と、栓差し込み部12
    に液密かつ回動操作可能に差し込まれるほぼ円筒状に形
    成され、かつその一端が開口し他端が閉じた注出路21
    を有し、前記液流路11の先端の流出口13と重なる位
    置に栓口23を開口した樹脂製の栓体20とからなり、
    栓体20は、栓差し込み部12の長さよりも長く、先端
    部22が栓差し込み部12の端部より突出する長さを有
    する円筒形に形成し、さらに栓体20の外面に成形後の
    ひけAを誘発するために、栓口23部側面とその180
    度反対側面を除く注出路21の壁面に内方へ突出させた
    突条24を栓差し込み部12に差し込まれる範囲に形成
    し、そのひけAにならった変形Bを生じさせるために
    差し込み部12を栓体20よりも柔軟に形成したことを
    特徴とする注出栓装置。
  2. 【請求項2】 本体10は合成樹脂により一体成形され
    たものからなり、その栓差し込み部12を設けた部分は
    液流路11の部分よりも薄肉に形成されることによって
    柔軟性を増した構成を有する請求項第1項記載の注出栓
    装置。
  3. 【請求項3】 本体10は、流出口13とは反対側の流
    入口14を有し、同側の外周におねじ部16が形成して
    あり、液体容器類の開口に施すキャップ30に前記おね
    じ部16の螺合が可能なめねじ口31が形成されてい
    て、本体10をキャップ30の外側又は内側に前記ねじ
    部によって着脱可能であるように構成された請求項第1
    項記載の注出装置。
JP1993014016U 1993-03-02 1993-03-02 注出栓装置 Expired - Lifetime JPH0743003Y2 (ja)

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JP1993014016U JPH0743003Y2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 注出栓装置

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JPH0667356U JPH0667356U (ja) 1994-09-22
JPH0743003Y2 true JPH0743003Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=11849403

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4484146B2 (ja) * 2004-08-26 2010-06-16 ヤマサ醤油株式会社 液体注出栓

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828336U (ja) * 1971-08-11 1973-04-06
JPH0516600U (ja) * 1991-08-13 1993-03-02 鐘淵化学工業株式会社 耐原子酸素性を有する熱制御材

Non-Patent Citations (1)

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Title
牧廣、島村昭治、松崎清一郎「図解プラスチック用語事典」(昭59−1−31)日刊工業新聞社P.416

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