JPH074310Y2 - 折戸のピボット受金具 - Google Patents
折戸のピボット受金具Info
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- JPH074310Y2 JPH074310Y2 JP8561190U JP8561190U JPH074310Y2 JP H074310 Y2 JPH074310 Y2 JP H074310Y2 JP 8561190 U JP8561190 U JP 8561190U JP 8561190 U JP8561190 U JP 8561190U JP H074310 Y2 JPH074310 Y2 JP H074310Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot
- folding door
- fitting
- metal fitting
- cup portion
- Prior art date
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims 2
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- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、折戸のピボット受金具に関し、詳しくは、
吊元固定式の折戸に用いられるピボット受金具に関する
ものである。
吊元固定式の折戸に用いられるピボット受金具に関する
ものである。
従来、この種のピボット受金具では、レール内に固定さ
れる金具本体に単にピボットの先端を係入する穴や袋状
の凹部を一体に設けたものが知られている。金具本体の
レール内への固定は、例えば金具本体とこの金具本体に
ねじ部材を介して螺合されるナット部材との間でレール
溝内の突縁を挟持する構成となっている。ピボットは折
戸の端面に埋め込まれるケース本体と、このケース本体
に螺合される軸本体とから成るものが用いられており、
軸本体の突出量の調整で折戸の上下方向の位置調整を行
えるようになっている。
れる金具本体に単にピボットの先端を係入する穴や袋状
の凹部を一体に設けたものが知られている。金具本体の
レール内への固定は、例えば金具本体とこの金具本体に
ねじ部材を介して螺合されるナット部材との間でレール
溝内の突縁を挟持する構成となっている。ピボットは折
戸の端面に埋め込まれるケース本体と、このケース本体
に螺合される軸本体とから成るものが用いられており、
軸本体の突出量の調整で折戸の上下方向の位置調整を行
えるようになっている。
また、実開昭63−129077号公報では、金具本体にナット
部材を回動自在に設けるとともに、ナット部材にピボッ
ト先端を支持するカップ部を螺合する構造のものが提案
されている。ナット部材を回動することによってカップ
部が上下移動され、折戸の上下調整がなされるものであ
る。この受金具に対応して、ピボットにはスラストベア
リング構造が付与されている。
部材を回動自在に設けるとともに、ナット部材にピボッ
ト先端を支持するカップ部を螺合する構造のものが提案
されている。ナット部材を回動することによってカップ
部が上下移動され、折戸の上下調整がなされるものであ
る。この受金具に対応して、ピボットにはスラストベア
リング構造が付与されている。
ところで、上述の金具本体に単に穴や凹部を形成する構
造のものでは、ピボット先端と金具本体との接触が面接
触となるため摩擦抵抗が大きく、折畳み時の回動が円滑
になされないという欠点があった。特に軸吊りタイプの
下側においては折戸の自重が集中するため、摩擦抵抗の
増大による不具合が顕著となる。
造のものでは、ピボット先端と金具本体との接触が面接
触となるため摩擦抵抗が大きく、折畳み時の回動が円滑
になされないという欠点があった。特に軸吊りタイプの
下側においては折戸の自重が集中するため、摩擦抵抗の
増大による不具合が顕著となる。
また、実開昭63−129077号公報所載のものでは、ピボッ
ト受金具によって上下調整を行えるとともに、ピボット
のベアリング構造によって上述の摩擦抵抗による不具合
を回避することができるが、折戸の設置に当たってはピ
ボット受金具とピボットとのいずれにも従来のものを利
用できず、取付コストの増大を来していた。
ト受金具によって上下調整を行えるとともに、ピボット
のベアリング構造によって上述の摩擦抵抗による不具合
を回避することができるが、折戸の設置に当たってはピ
ボット受金具とピボットとのいずれにも従来のものを利
用できず、取付コストの増大を来していた。
そこでこの考案は、折畳み時に円滑な回動が得られると
ともに、従来のものを利用することによって折戸の上下
調整にも容易に対応でき、操作性の向上並びに設置コス
トの低減を図れる折戸のピボット受金具の提供をその目
的とする。
ともに、従来のものを利用することによって折戸の上下
調整にも容易に対応でき、操作性の向上並びに設置コス
トの低減を図れる折戸のピボット受金具の提供をその目
的とする。
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、
その特徴は、レール内に固定される金具本体と、この金
具本体に転動体を介して回転自在に設けられ折戸のピボ
ット先端を支持するカップ部とを備えた構成にある。
その特徴は、レール内に固定される金具本体と、この金
具本体に転動体を介して回転自在に設けられ折戸のピボ
ット先端を支持するカップ部とを備えた構成にある。
また、この考案によれば、折戸のピボット側に開口する
嵌入凹部を有しレール内に、固定される金具本体と、上
記嵌入凹部に開口側から差し込まれて抜け止めされると
ともに回転自在に設けられ上記ピボット先端を支持する
カップ部と、このカップ部と上記嵌入凹部との間に設け
られる転動体とが備えられている構成とすることができ
る。
嵌入凹部を有しレール内に、固定される金具本体と、上
記嵌入凹部に開口側から差し込まれて抜け止めされると
ともに回転自在に設けられ上記ピボット先端を支持する
カップ部と、このカップ部と上記嵌入凹部との間に設け
られる転動体とが備えられている構成とすることができ
る。
この考案によれば、転動体によって金具本体とカップ部
との間にころがり摩擦による接触状態が得られる。これ
によって折戸の折畳み時、ピボットとカップ部とが一体
に回動され、ピボット先端とカップ部との擦り合わせが
回避される。
との間にころがり摩擦による接触状態が得られる。これ
によって折戸の折畳み時、ピボットとカップ部とが一体
に回動され、ピボット先端とカップ部との擦り合わせが
回避される。
また、上下調整を行える従来のピボットを用いることに
よって、必要に応じた折戸の上下方向の位置調整がなさ
れる。
よって、必要に応じた折戸の上下方向の位置調整がなさ
れる。
第1図乃至第6図はこの考案の一実施例を示す。
折戸の自重を折戸の下方で支持する軸吊りタイプを例示
したもので、第4図に示すように、上部レール2と下部
レール4との間には移動側の折戸6,と吊元側の折戸8と
が並設され、隣合う端部間を蝶番10で接続されて折畳み
自在に設けられている。
したもので、第4図に示すように、上部レール2と下部
レール4との間には移動側の折戸6,と吊元側の折戸8と
が並設され、隣合う端部間を蝶番10で接続されて折畳み
自在に設けられている。
移動側の折戸6の上下端にはそれぞれ、ランナ12,12が
設けられ、吊元側の折戸8の上下端にはそれぞれ、ピボ
ット14,16が設けられている。また、上部レール2と下
部レール4にはピボット14,16を支持するピボット受金
具18,20が設けられている。
設けられ、吊元側の折戸8の上下端にはそれぞれ、ピボ
ット14,16が設けられている。また、上部レール2と下
部レール4にはピボット14,16を支持するピボット受金
具18,20が設けられている。
下部のピボット受金具20は、第1図乃至第3図に示すよ
うに、下部レール4内に固定される金具本体22と、この
金具本体22にスチールボール等の転動体24を介して回転
自在に設けられるカップ部26とから構成されている。金
具本体22は、例えば全体を構成する主部材28と、この主
部材28に嵌合される矩形片状の副部材30と、副部材30に
嵌合される転動体収容部32とから構成できる。
うに、下部レール4内に固定される金具本体22と、この
金具本体22にスチールボール等の転動体24を介して回転
自在に設けられるカップ部26とから構成されている。金
具本体22は、例えば全体を構成する主部材28と、この主
部材28に嵌合される矩形片状の副部材30と、副部材30に
嵌合される転動体収容部32とから構成できる。
主部材28の長手方向一端側にはねじ部材34を挿通する挿
通孔28aが形成され、ねじ部材34にはプレート状のナッ
ト部材36が螺合されている。ナット部材36との間で下部
レール4の突縁4a,4aを挟持することによって下部レー
ル4に対する主部材28の固定がなされる。なお、ナット
部材36の周縁に隆起部36aを形成すれば、弾性作用によ
って緩みの生じにくい固定状態を得ることができる。ま
た、主部材28の他端側には、長手方向に間隔を置いて副
部材30に対する嵌合凸部28b,28bが形成され、嵌合凸部2
8b,28bの中間に位置してカップ部26の嵌入孔28cが形成
されている。
通孔28aが形成され、ねじ部材34にはプレート状のナッ
ト部材36が螺合されている。ナット部材36との間で下部
レール4の突縁4a,4aを挟持することによって下部レー
ル4に対する主部材28の固定がなされる。なお、ナット
部材36の周縁に隆起部36aを形成すれば、弾性作用によ
って緩みの生じにくい固定状態を得ることができる。ま
た、主部材28の他端側には、長手方向に間隔を置いて副
部材30に対する嵌合凸部28b,28bが形成され、嵌合凸部2
8b,28bの中間に位置してカップ部26の嵌入孔28cが形成
されている。
副部材30の両端には、主部材28の嵌合凸部28b,28bに対
応する嵌合凹部30a,30aが形成されており、略中央部に
は転動体収容部32を保持する保持凹部30bが形成されて
いる。この例では、主部材28と副部材30とが6ナイロン
等の合成樹脂で、また、カップ部26と転動体収容部32と
が金属で形成されており、転動体収容部32は保持凹部30
bへ押圧嵌入される。保持凹部30bの上端には、嵌入後の
転動体収容部32の離脱を阻止するために環状の突縁30c
が形成されている。また、主部材28の嵌合凸部28b,28b
と、副部材30の両端にはそれぞれ、止軸ピン38を挿通す
る挿通孔28d,30dが形成されている。
応する嵌合凹部30a,30aが形成されており、略中央部に
は転動体収容部32を保持する保持凹部30bが形成されて
いる。この例では、主部材28と副部材30とが6ナイロン
等の合成樹脂で、また、カップ部26と転動体収容部32と
が金属で形成されており、転動体収容部32は保持凹部30
bへ押圧嵌入される。保持凹部30bの上端には、嵌入後の
転動体収容部32の離脱を阻止するために環状の突縁30c
が形成されている。また、主部材28の嵌合凸部28b,28b
と、副部材30の両端にはそれぞれ、止軸ピン38を挿通す
る挿通孔28d,30dが形成されている。
転動体収容部32には、転動体24を収容する環状の収容溝
32aが形成され、中央の軸部32bには、カップ部26の円錐
状凸部26aに対応する円錐状凹部32cが形成されている。
これによって後述の軸心ずれ防止機能を得ることができ
る。勿論、この構成がなくても良い。
32aが形成され、中央の軸部32bには、カップ部26の円錐
状凸部26aに対応する円錐状凹部32cが形成されている。
これによって後述の軸心ずれ防止機能を得ることができ
る。勿論、この構成がなくても良い。
カップ部26には、円錐状凸部26aの反対側にピボット16
の先端42aを支持するための係合凹部26bが形成され、係
合凹部26bの開口端にはピボット16の係合を円滑にする
ために面取り部26cが形成されている。また、カップ部2
6の円錐状凸部26a寄りには、主部材28に対する抜止めの
ための鍔部26dが形成され、これに対応する主部材28の
部位には、ピボット16に対するカップ部26の支持が柔軟
になされるように座ぐり部28e,28eが形成されている。
また、カップ部26の転動体24に対する接触面26eと転動
体収容部32の上面32eとの間には、転動体24のころがり
摩擦による機能が阻害されないように空隙部39が設定さ
れている。
の先端42aを支持するための係合凹部26bが形成され、係
合凹部26bの開口端にはピボット16の係合を円滑にする
ために面取り部26cが形成されている。また、カップ部2
6の円錐状凸部26a寄りには、主部材28に対する抜止めの
ための鍔部26dが形成され、これに対応する主部材28の
部位には、ピボット16に対するカップ部26の支持が柔軟
になされるように座ぐり部28e,28eが形成されている。
また、カップ部26の転動体24に対する接触面26eと転動
体収容部32の上面32eとの間には、転動体24のころがり
摩擦による機能が阻害されないように空隙部39が設定さ
れている。
ピボット16は、従来のものを利用したもので、折戸8の
下端に埋め込まれるケース本体40と、このケース本体40
に螺合して取付けられる軸本体42とから構成されてい
る。
下端に埋め込まれるケース本体40と、このケース本体40
に螺合して取付けられる軸本体42とから構成されてい
る。
以上の構成において折戸6,8を折り畳んだ場合、ピボッ
ト16の先端42aには折戸8の自重が集中するので、カッ
プ部26とピボット16の先端42aとの摩擦係数は極めて大
きくなる。しかしながら、下方においてカップ部26が転
動体24によって支持されているので、転動体24のころが
り摩擦による機能が優先し、カップ部26とピボット16の
先端42aとは一体に回転する。これによって、回動時の
摩擦抵抗が極力減じられ、折戸8の自重による影響も回
避される。従って、折り畳み時の回動操作性の向上を図
ることができる。また、折戸8の上下調整は、第5図に
示すように、既存のピボット16の軸本体42の螺合量を調
整することによって容易に行える。すなわち、軸本体42
の螺合量をd1からd2に変えることにより、折戸8の上下
位置を(d2−d1)分調整することができる。
ト16の先端42aには折戸8の自重が集中するので、カッ
プ部26とピボット16の先端42aとの摩擦係数は極めて大
きくなる。しかしながら、下方においてカップ部26が転
動体24によって支持されているので、転動体24のころが
り摩擦による機能が優先し、カップ部26とピボット16の
先端42aとは一体に回転する。これによって、回動時の
摩擦抵抗が極力減じられ、折戸8の自重による影響も回
避される。従って、折り畳み時の回動操作性の向上を図
ることができる。また、折戸8の上下調整は、第5図に
示すように、既存のピボット16の軸本体42の螺合量を調
整することによって容易に行える。すなわち、軸本体42
の螺合量をd1からd2に変えることにより、折戸8の上下
位置を(d2−d1)分調整することができる。
このようにすれば、折り畳み時の回動操作性の向上を図
ることができるばかりでなく、既存のピボット16の利用
によって取付コストの低減を図ることができる。
ることができるばかりでなく、既存のピボット16の利用
によって取付コストの低減を図ることができる。
なお、この例では金具本体22とカップ部26との間の接触
面構造を特定したが、これに限られるものではなく、例
えば第13図に示すように、カップ部26に転動体24の収容
溝26fを設ける構造とすることもできるなど、転動体24
によるころがり摩擦機能が得られる範囲で適宜に変更で
きる。同図の例ではカップ部26に円錐状凹部26gを形成
するとともに、転動体収容部32に円錐状凸部32fを形成
する逆態様としている。
面構造を特定したが、これに限られるものではなく、例
えば第13図に示すように、カップ部26に転動体24の収容
溝26fを設ける構造とすることもできるなど、転動体24
によるころがり摩擦機能が得られる範囲で適宜に変更で
きる。同図の例ではカップ部26に円錐状凹部26gを形成
するとともに、転動体収容部32に円錐状凸部32fを形成
する逆態様としている。
また、主部材28を下部レール4に固定する別途手段とし
て、第14図に示すように、ナット部材36に代えて小判形
のナット部材44を用いることができる。ナット部材44は
横巾寸法mが下部レール4の突縁4a,4a間の寸法sより
小さく、且つ、縦巾寸法nがレール溝の最大巾tより大
きく形成されている。また、ねじ孔44aはねじ部材34の
ねじ面に自然回動を生じない程度の密着をもって螺合で
きるように形成されている。この構成に合わせて、第1
図(B)を参照の如く、ピボット受金具20の係入部の最
大寸法pを、転動体24の径を小さくすることによって下
部レール4の突縁4a,4a間の寸法sより小さくすれば、
ピボット受金具20を下部レール4に対して上面側から任
意に係入でき、レール端から係入する従来方式に比べて
異部材の係入ミスによるやり直しが容易にできるなど、
作業性の向上を図ることができる。係入後は、ねじ部材
34を回動することにより、ナット部材44が回転してその
両端が下部レール4の側面に当接して回り止め状態とな
る。さらにねじ部材34を回動すると、ナット部材44が螺
進して突縁4a,4aが挟持され、固定状態が得られる。
て、第14図に示すように、ナット部材36に代えて小判形
のナット部材44を用いることができる。ナット部材44は
横巾寸法mが下部レール4の突縁4a,4a間の寸法sより
小さく、且つ、縦巾寸法nがレール溝の最大巾tより大
きく形成されている。また、ねじ孔44aはねじ部材34の
ねじ面に自然回動を生じない程度の密着をもって螺合で
きるように形成されている。この構成に合わせて、第1
図(B)を参照の如く、ピボット受金具20の係入部の最
大寸法pを、転動体24の径を小さくすることによって下
部レール4の突縁4a,4a間の寸法sより小さくすれば、
ピボット受金具20を下部レール4に対して上面側から任
意に係入でき、レール端から係入する従来方式に比べて
異部材の係入ミスによるやり直しが容易にできるなど、
作業性の向上を図ることができる。係入後は、ねじ部材
34を回動することにより、ナット部材44が回転してその
両端が下部レール4の側面に当接して回り止め状態とな
る。さらにねじ部材34を回動すると、ナット部材44が螺
進して突縁4a,4aが挟持され、固定状態が得られる。
次にカップ部26と転動体収容部32との間に形成した円錐
状凸部26aと円錐状凹部32cとによる軸心ずれの防止機能
について説明する。
状凸部26aと円錐状凹部32cとによる軸心ずれの防止機能
について説明する。
第6図に示すように、カップ部26の円錐状凸部26aは、
カップ部26の軸心R上に頂点を有する円錐状に形成され
ている。折戸8の自重によるモーメント作用でピボット
16の軸心をずらす力Fが生じ、仮に軸心RがR1位置に変
位した場合、円錐状凸部26aの一側面26hと、円錐状凹部
32cの対向側面32gとが密接するが、円錐状凸部26aには
常に折戸8の自重Wが作用しているため、水平分力F1に
よって正規の軸心R位置に押し戻される。従って、常に
軸心ずれが修正されるので、折戸8の重心不安定による
回動操作への悪影響が回避される。なお、円錐状凸部26
aは、円錐状凹部32cとの間で軸心ずれ防止機能が確実に
得られるように、また、転動体24のころがり摩擦機能を
妨げないように、頂部をカットした截頭円錐状に形成す
るのが望ましい。
カップ部26の軸心R上に頂点を有する円錐状に形成され
ている。折戸8の自重によるモーメント作用でピボット
16の軸心をずらす力Fが生じ、仮に軸心RがR1位置に変
位した場合、円錐状凸部26aの一側面26hと、円錐状凹部
32cの対向側面32gとが密接するが、円錐状凸部26aには
常に折戸8の自重Wが作用しているため、水平分力F1に
よって正規の軸心R位置に押し戻される。従って、常に
軸心ずれが修正されるので、折戸8の重心不安定による
回動操作への悪影響が回避される。なお、円錐状凸部26
aは、円錐状凹部32cとの間で軸心ずれ防止機能が確実に
得られるように、また、転動体24のころがり摩擦機能を
妨げないように、頂部をカットした截頭円錐状に形成す
るのが望ましい。
次に折戸8の上端に取付けられるピボット14と、上部レ
ール2に固定されるピボット受金具18とについて説明す
る。
ール2に固定されるピボット受金具18とについて説明す
る。
上方においても上述のピボット受金具20を同様に使用で
きるものであるが、軸吊りタイプの特徴を活かした簡易
な構成とした。すなわち、第7図乃至第9図に示すよう
に、ピボット受金具18は金具本体46と、この金具本体46
に一体に形成される受凹部48とから構成されている。軸
吊りタイプでは上方では折戸8の自重によるスラストが
作用しないので、転動体24を用いたベアリング構成を省
略できる。金具本体46には挿通孔46aが形成されてお
り、上部レール2への固定は上記ピボット受金具20と同
様である。なお、符号46bは金具本体46の脚片を示す。
きるものであるが、軸吊りタイプの特徴を活かした簡易
な構成とした。すなわち、第7図乃至第9図に示すよう
に、ピボット受金具18は金具本体46と、この金具本体46
に一体に形成される受凹部48とから構成されている。軸
吊りタイプでは上方では折戸8の自重によるスラストが
作用しないので、転動体24を用いたベアリング構成を省
略できる。金具本体46には挿通孔46aが形成されてお
り、上部レール2への固定は上記ピボット受金具20と同
様である。なお、符号46bは金具本体46の脚片を示す。
ピボット14は、折戸8の上端に埋め込まれるケース本体
49と、このケース本体49に嵌入されたピボット軸50とか
ら概略構成されている。ケース本体49内にはばね52が収
容されており、ピボット軸50は常時上方へ突出するよう
に付勢されている。ピボット軸50の先端には細径部50a
が形成されており、この細径部50aには受凹部48に対す
る係入頭部54が回転可能に嵌挿されている。係入頭部54
は、ピボット軸50の径より太径の係入基部54aと、この
係入基部54aの先端側に連設される略円錐状の軸心調整
面54bとからなっている。
49と、このケース本体49に嵌入されたピボット軸50とか
ら概略構成されている。ケース本体49内にはばね52が収
容されており、ピボット軸50は常時上方へ突出するよう
に付勢されている。ピボット軸50の先端には細径部50a
が形成されており、この細径部50aには受凹部48に対す
る係入頭部54が回転可能に嵌挿されている。係入頭部54
は、ピボット軸50の径より太径の係入基部54aと、この
係入基部54aの先端側に連設される略円錐状の軸心調整
面54bとからなっている。
係入頭部54には、径大の挿通孔54cと、径小の挿通孔54d
とが連通して形成されており、径小の挿通孔54dからピ
ボット軸50の細径部50aが挿通されてその先端がカシメ
られることによって係入頭部54の抜け止めがなされる。
符号56は座金を示す。
とが連通して形成されており、径小の挿通孔54dからピ
ボット軸50の細径部50aが挿通されてその先端がカシメ
られることによって係入頭部54の抜け止めがなされる。
符号56は座金を示す。
受凹部48にはピボット軸50に対応して、係入基部54aを
収容する収容凹部48aと、軸心調整面54bを案内する案内
傾斜面48bとが連通して形成されている。軸心調整面54b
はピボット軸50の軸心R上に頂点を有する截頭円錐状に
形成されている。第10図に示すように、折戸8の自重に
よるモーメント作用でピボット14の軸心をずらす力F2が
生じ、仮に正規の軸心RがR1位置に変位した場合、軸心
調整面54bの一側面54eと、案内傾斜面48bの対向側面48c
とが密接するが、軸心調整面54bには常にばね52の付勢
力が作用しているため、水平分力F3によって正規の軸心
R位置に押し戻される。従って、常に軸心ずれが修正さ
れるので、折戸8の重心不安定による回動操作への悪影
響が回避される。次に第11図及び第12図に基づいて移動
側の折戸6の上下端に取付けられるランナ12について説
明する。
収容する収容凹部48aと、軸心調整面54bを案内する案内
傾斜面48bとが連通して形成されている。軸心調整面54b
はピボット軸50の軸心R上に頂点を有する截頭円錐状に
形成されている。第10図に示すように、折戸8の自重に
よるモーメント作用でピボット14の軸心をずらす力F2が
生じ、仮に正規の軸心RがR1位置に変位した場合、軸心
調整面54bの一側面54eと、案内傾斜面48bの対向側面48c
とが密接するが、軸心調整面54bには常にばね52の付勢
力が作用しているため、水平分力F3によって正規の軸心
R位置に押し戻される。従って、常に軸心ずれが修正さ
れるので、折戸8の重心不安定による回動操作への悪影
響が回避される。次に第11図及び第12図に基づいて移動
側の折戸6の上下端に取付けられるランナ12について説
明する。
ランナ12は、折戸6の端面に埋め込まれるケース本体58
と、このケース本体58に収容される軸本体60と、軸本体
60の先端に回転可能に設けられるランナ本体62とから構
成されている。図示しないが、ケース本体58には上記ピ
ボット14と同様にばねが装着されており、軸本体60は外
方に付勢されている。軸本体60の先端部には細径部60a
が形成され、これに対応してランナ本体62には挿通孔62
aが形成されている。ランナ本体62は径大の基部62bと、
径小の係入部62cとから構成されており、挿通孔62aに連
通して基部62bと係入部62cとにはそれぞれ、径大の凹部
62d,62eが形成されている。さらに基部62bの凹部62dに
は、球体64を収容する環状溝62fが形成され、また、基
部62bの外方端には、上部レール2と下部レール4の突
縁2a,4aに当接する環状凸部62gが形成されている。球体
64は座金66で抜け止めされている。軸本体60の先端は挿
通後座金68を通してカシメ処理され、これによってラン
ナ本体62は抜け止めされる。
と、このケース本体58に収容される軸本体60と、軸本体
60の先端に回転可能に設けられるランナ本体62とから構
成されている。図示しないが、ケース本体58には上記ピ
ボット14と同様にばねが装着されており、軸本体60は外
方に付勢されている。軸本体60の先端部には細径部60a
が形成され、これに対応してランナ本体62には挿通孔62
aが形成されている。ランナ本体62は径大の基部62bと、
径小の係入部62cとから構成されており、挿通孔62aに連
通して基部62bと係入部62cとにはそれぞれ、径大の凹部
62d,62eが形成されている。さらに基部62bの凹部62dに
は、球体64を収容する環状溝62fが形成され、また、基
部62bの外方端には、上部レール2と下部レール4の突
縁2a,4aに当接する環状凸部62gが形成されている。球体
64は座金66で抜け止めされている。軸本体60の先端は挿
通後座金68を通してカシメ処理され、これによってラン
ナ本体62は抜け止めされる。
次に第15図及び第16図はこの考案の他の実施例を示すも
ので、前記例が金具本体を分割構成としてカップ部等を
組み込む構成であるのに対し、部品点数の低減と組立の
容易化を企図したものである。なお、前記例と同一部分
は同一符号で示す。
ので、前記例が金具本体を分割構成としてカップ部等を
組み込む構成であるのに対し、部品点数の低減と組立の
容易化を企図したものである。なお、前記例と同一部分
は同一符号で示す。
ピボット受金具69の金具本体70には、下部レール4の内
方に突出する凸部72が形成されており、この凸部72に
は、ピボット16側に開口する嵌入凹部74が形成されてい
る。また、嵌入凹部74の底面には、金具本体70の外面に
臨む皿穴状の貫通孔76が連設されている。符号70aはね
じ部材34の挿通孔を示す。
方に突出する凸部72が形成されており、この凸部72に
は、ピボット16側に開口する嵌入凹部74が形成されてい
る。また、嵌入凹部74の底面には、金具本体70の外面に
臨む皿穴状の貫通孔76が連設されている。符号70aはね
じ部材34の挿通孔を示す。
嵌入凹部74にはその底面にベース部材78が設けられてい
るとともに、転動体24を介してカップ部80が嵌入されて
いる。カップ部80は、例えば径大の本体部82と、この本
体部82の底面側に一体に設けられる径小の軸部84とから
構成することができる。本体部82には、ピボット16の先
端42aを支持するための係合凹部82aが形成され、係合凹
部82aの開口端にはピボット16の係合を円滑にするため
に面取り部82bが形成されている。一方、軸部82には抜
け止め処理を行うための処理用孔84aが形成されてい
る。
るとともに、転動体24を介してカップ部80が嵌入されて
いる。カップ部80は、例えば径大の本体部82と、この本
体部82の底面側に一体に設けられる径小の軸部84とから
構成することができる。本体部82には、ピボット16の先
端42aを支持するための係合凹部82aが形成され、係合凹
部82aの開口端にはピボット16の係合を円滑にするため
に面取り部82bが形成されている。一方、軸部82には抜
け止め処理を行うための処理用孔84aが形成されてい
る。
ベース部材78は、例えば底面側に径大の鍔部78aを有す
るリング状に形成され、中央部にはカップ部80の軸部84
を通すための挿通孔78bが形成されている。ベス部材78
の段差部78cは、嵌入凹部74の側面との間で転動体24の
転動路を形成する。
るリング状に形成され、中央部にはカップ部80の軸部84
を通すための挿通孔78bが形成されている。ベス部材78
の段差部78cは、嵌入凹部74の側面との間で転動体24の
転動路を形成する。
カップ部80は嵌入凹部74の開口側から嵌入され、嵌入後
軸部84の先端をカシメ処理されて抜け止め状態に保持さ
れる。抜け止め処理を行った状態で貫通孔76との間に若
干の隙間が生じるようにすれば、ピボット16の軸ずれに
フレキシブルに対応できる。
軸部84の先端をカシメ処理されて抜け止め状態に保持さ
れる。抜け止め処理を行った状態で貫通孔76との間に若
干の隙間が生じるようにすれば、ピボット16の軸ずれに
フレキシブルに対応できる。
次に第17図及び第18図は抜け止め構造の変形例を示した
ものである。
ものである。
すなわち、例えば軸部84の外周面には環状溝84bが形成
されており、これに対応して貫通孔76には環状溝84bに
係合する環状凸部76aが形成されている。従って、カッ
プ部80を嵌入凹部74に強制嵌入することにより、容易に
抜け止め状態を得ることができる。勿論、環状溝84bと
環状凸部76aとはこの例に限らず、例えば本体部82と嵌
入凹部74との間に設けることができ、また、相対的に設
けることができるものである。
されており、これに対応して貫通孔76には環状溝84bに
係合する環状凸部76aが形成されている。従って、カッ
プ部80を嵌入凹部74に強制嵌入することにより、容易に
抜け止め状態を得ることができる。勿論、環状溝84bと
環状凸部76aとはこの例に限らず、例えば本体部82と嵌
入凹部74との間に設けることができ、また、相対的に設
けることができるものである。
このように嵌入凹部74の開口側から嵌入して抜け止めす
る構造とすることによって、部品点数の低減と組立の容
易化を図ることができ、よって製造コストの低減を図る
ことができる。
る構造とすることによって、部品点数の低減と組立の容
易化を図ることができ、よって製造コストの低減を図る
ことができる。
この考案によれば、転動体によってカップ部と金具本体
との間にころがり摩擦による円滑な接触状態が得られ、
これによって折戸の折り畳み時の回動が円滑となり、回
動操作性の向上を図ることができる。
との間にころがり摩擦による円滑な接触状態が得られ、
これによって折戸の折り畳み時の回動が円滑となり、回
動操作性の向上を図ることができる。
また、既存のピボットを利用して折戸の上下調整にも容
易に対応できるので、取付コストの低減を図ることがで
きる。
易に対応できるので、取付コストの低減を図ることがで
きる。
また、嵌入凹部の開口側から嵌入して抜け止めする構造
とすることによって、部品点数の低減と組立の容易化を
図ることができ、よって製造コストの低減を図ることが
できる。
とすることによって、部品点数の低減と組立の容易化を
図ることができ、よって製造コストの低減を図ることが
できる。
第1図はこの考案に係る折戸のピボット受金具の一実施
例を示す図で、同図(A)は使用状態の断面図、同図
(B)はその側面図、第2図は分解斜視図、第3図は金
具本体の要部平面図、第4図は使用状態を示す斜視図、
第5図はピボットの調整による折戸の上下調整を示す
図、第6図は軸心ずれの防止機能を示す図、第7図は折
戸上部のピボットとピボット受金具とを示す図で、同図
(A)は使用状態の断面図、同図(B)はその要部側面
図、第8図は第7図で示したピボット受金具の分解斜視
図、第9図は同ピボットの要部断面図、第10図は折戸上
部の軸心ずれ防止機能を示す図、第11図はランナの側面
図、第12図はその要部断面図、第13図は第1図で示した
ピボット受金具の他例を示す要部断面図、第14図はピボ
ット受金具の固定構造の他例を示す斜視図、第15図は他
の例を示す図で、同図(A)は使用状態の断面図、同図
(B)はその概要側面図、第16図は分解斜視図、第17図
は抜け止め構造の変形例を示す断面図、第18図はその要
部斜視図である。 2……上部レール(レール) 4……下部レール(レール) 6,8……折戸、22,70……金具本体 24……転動体、26,80……カップ部 42a……ピボット先端 74……嵌入凹部
例を示す図で、同図(A)は使用状態の断面図、同図
(B)はその側面図、第2図は分解斜視図、第3図は金
具本体の要部平面図、第4図は使用状態を示す斜視図、
第5図はピボットの調整による折戸の上下調整を示す
図、第6図は軸心ずれの防止機能を示す図、第7図は折
戸上部のピボットとピボット受金具とを示す図で、同図
(A)は使用状態の断面図、同図(B)はその要部側面
図、第8図は第7図で示したピボット受金具の分解斜視
図、第9図は同ピボットの要部断面図、第10図は折戸上
部の軸心ずれ防止機能を示す図、第11図はランナの側面
図、第12図はその要部断面図、第13図は第1図で示した
ピボット受金具の他例を示す要部断面図、第14図はピボ
ット受金具の固定構造の他例を示す斜視図、第15図は他
の例を示す図で、同図(A)は使用状態の断面図、同図
(B)はその概要側面図、第16図は分解斜視図、第17図
は抜け止め構造の変形例を示す断面図、第18図はその要
部斜視図である。 2……上部レール(レール) 4……下部レール(レール) 6,8……折戸、22,70……金具本体 24……転動体、26,80……カップ部 42a……ピボット先端 74……嵌入凹部
Claims (2)
- 【請求項1】レール内に固定される金具本体と、この金
具本体に転動体を介して回転自在に設けられ折戸のピボ
ット先端を支持するカップ部とを備えた折戸のピボット
受金具。 - 【請求項2】折戸のピボット側に開口する嵌入凹部を有
しレール内に固定される金具本体と、上記嵌入凹部に開
口側から差し込まれて抜け止めされるとともに回転自在
に設けられ上記ピボット先端を支持するカップ部と、こ
のカップ部と上記嵌入凹部との間に設けられる転動体と
が備えられている折戸のピボット受金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8561190U JPH074310Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-13 | 折戸のピボット受金具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4416190 | 1990-04-25 | ||
| JP2-44161 | 1990-04-25 | ||
| JP8561190U JPH074310Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-13 | 折戸のピボット受金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0423786U JPH0423786U (ja) | 1992-02-26 |
| JPH074310Y2 true JPH074310Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31890057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8561190U Expired - Lifetime JPH074310Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-13 | 折戸のピボット受金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074310Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-13 JP JP8561190U patent/JPH074310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0423786U (ja) | 1992-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |