JPH0743181Y2 - 擁 壁 - Google Patents
擁 壁Info
- Publication number
- JPH0743181Y2 JPH0743181Y2 JP1988091647U JP9164788U JPH0743181Y2 JP H0743181 Y2 JPH0743181 Y2 JP H0743181Y2 JP 1988091647 U JP1988091647 U JP 1988091647U JP 9164788 U JP9164788 U JP 9164788U JP H0743181 Y2 JPH0743181 Y2 JP H0743181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining wall
- cliff
- water
- block
- blocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は道路山側に設置するコンクリート製の擁壁ブロ
ックを用いた擁壁に関する。
ックを用いた擁壁に関する。
従来、アスファルト道路の山側には第4図に示すU字溝
41による排水用の側溝を設けていた。また、崖Mの土砂
崩れ等を防止するため、崖Mに沿って複数個の石垣形成
用ブロック(間知石や間知ブロック等)42を順次積重ね
るとともに、さらに各ブロック42の隙間及び崖Mとの間
にコンクリート43を充填及び裏込め等することにより擁
壁を形成していた。
41による排水用の側溝を設けていた。また、崖Mの土砂
崩れ等を防止するため、崖Mに沿って複数個の石垣形成
用ブロック(間知石や間知ブロック等)42を順次積重ね
るとともに、さらに各ブロック42の隙間及び崖Mとの間
にコンクリート43を充填及び裏込め等することにより擁
壁を形成していた。
しかし、このような従来技術は次のような問題点があ
る。
る。
第一に、地面にU字溝41を埋設するとともに、崖Mには
多数のブロック42を一個一個積み上げ、さらにコンクリ
ート43を充填及び裏込め等して擁壁を形成するため、施
工工事が大掛かりとなり、工事期間と施工コストが著し
く大きくなってしまう。
多数のブロック42を一個一個積み上げ、さらにコンクリ
ート43を充填及び裏込め等して擁壁を形成するため、施
工工事が大掛かりとなり、工事期間と施工コストが著し
く大きくなってしまう。
第二に、自動車を運転中、対向車とすれ違う際に、道路
幅が狭い場合などは誤ってU字溝41に脱輪しやすい。こ
のような場合、ジャッキ等を利用しないと車輪をU字溝
41から上げることができず、大変な苦労を強いられる。
幅が狭い場合などは誤ってU字溝41に脱輪しやすい。こ
のような場合、ジャッキ等を利用しないと車輪をU字溝
41から上げることができず、大変な苦労を強いられる。
第三に、U字溝41の存在により道路幅を実質的に減少さ
せてしまう。なお、U字溝41に蓋を設置すればよいが、
コスト高を招き、しかもゴミ等が詰まった際の清掃、管
理等が大変となる。
せてしまう。なお、U字溝41に蓋を設置すればよいが、
コスト高を招き、しかもゴミ等が詰まった際の清掃、管
理等が大変となる。
第四に、崖Mの上方の土砂や石が、雨水や振動等によっ
て側溝や道路へ直接落下しやすいため、危険であり、し
かも、側溝の機能をも減退させてしまう。
て側溝や道路へ直接落下しやすいため、危険であり、し
かも、側溝の機能をも減退させてしまう。
一方、このような問題を解決するため、起立した土留用
の壁部と、この壁部の下端から水平方向へ延出し、かつ
上面に水路を設けた基部とを一体に形成してなる擁壁ブ
ロックを用いた擁壁も知られている(実公昭52-23400号
公報、実開昭59-173746号公報等参照)。
の壁部と、この壁部の下端から水平方向へ延出し、かつ
上面に水路を設けた基部とを一体に形成してなる擁壁ブ
ロックを用いた擁壁も知られている(実公昭52-23400号
公報、実開昭59-173746号公報等参照)。
しかし、このような擁壁ブロックを用いた擁壁であって
も、上述した第四の問題、即ち、崖Mの上方の土砂や石
が、雨水や振動等により側溝や道路へ直接落下する危険
性が側溝の機能を減退させる弊害は何ら解決されず、さ
らなる改善の余地が残されていた。
も、上述した第四の問題、即ち、崖Mの上方の土砂や石
が、雨水や振動等により側溝や道路へ直接落下する危険
性が側溝の機能を減退させる弊害は何ら解決されず、さ
らなる改善の余地が残されていた。
本考案はこのような従来技術に存在する問題点を解決し
た擁壁の提供を目的とするものである。
た擁壁の提供を目的とするものである。
本考案に係る擁壁は、起立した土留用の壁部2と、この
壁部2の下端から水平方向へ延出し、かつ上面に少なく
とも脱輪防止可能な形状を有する水路4を設けた基部3
とを一体に形成してなる擁壁ブロック1を、当該壁部2
の上端部が、崖Mの表面よりも所定の高さだけ高くなる
ように施工して、崖M側から落下した土砂や小石を塞き
止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロック1の中
間部に設けた壁部2の表裏面に貫通する一また二以上の
通水孔5を、前記塞止部分の下部に位置させることによ
り、前記通水孔5を通して崖M側の地表水を排出するよ
うに構成したことを特徴とする。
壁部2の下端から水平方向へ延出し、かつ上面に少なく
とも脱輪防止可能な形状を有する水路4を設けた基部3
とを一体に形成してなる擁壁ブロック1を、当該壁部2
の上端部が、崖Mの表面よりも所定の高さだけ高くなる
ように施工して、崖M側から落下した土砂や小石を塞き
止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロック1の中
間部に設けた壁部2の表裏面に貫通する一また二以上の
通水孔5を、前記塞止部分の下部に位置させることによ
り、前記通水孔5を通して崖M側の地表水を排出するよ
うに構成したことを特徴とする。
また、本考案に係る擁壁は、起立した土留用の壁部2aお
よびこの壁部2aの下端から水平方向へ延出した基部3aを
一体に形成してなる擁壁ブロック本体1pを、当該壁部2a
の上端部が、崖Mの表面よりも所定の大きさだけ高くな
るように施工して、崖M側から落下した土砂や小石を塞
き止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロック本体
1pの中間部に設けた壁部2aの表裏面に貫通する一または
二以上の通水孔5を、当該塞止部分の下部に位置させる
ことにより、当該通水孔5を通して崖M側の地表水を排
出するように構成し、さらに、基部3aの上面に少なくと
も脱輪防止可能な形状を有する水路4aを形成する補助ブ
ロック1rを、基部3aの先端に連続的に配してなることを
特徴とする。
よびこの壁部2aの下端から水平方向へ延出した基部3aを
一体に形成してなる擁壁ブロック本体1pを、当該壁部2a
の上端部が、崖Mの表面よりも所定の大きさだけ高くな
るように施工して、崖M側から落下した土砂や小石を塞
き止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロック本体
1pの中間部に設けた壁部2aの表裏面に貫通する一または
二以上の通水孔5を、当該塞止部分の下部に位置させる
ことにより、当該通水孔5を通して崖M側の地表水を排
出するように構成し、さらに、基部3aの上面に少なくと
も脱輪防止可能な形状を有する水路4aを形成する補助ブ
ロック1rを、基部3aの先端に連続的に配してなることを
特徴とする。
次に、本考案に係る作用について説明する。
本考案に係る擁壁は、全体が一体化された擁壁ブロック
1,1aを道路Rの山側に設置することで、起立する壁部
2、2aは崖Mに対して土留作用(崩れ防止作用)を呈す
る。特に、壁部2、2aの上端部を崖Mの表面よりも所定
の高さだけ高く設置することにより、崖Mより上方に新
たに崩れた土砂や小石が阻止され、雨水や振動等により
側溝や道路へ直接落下する危険性や側溝の機能を減退さ
せる弊害が排除される。また、この際、崖M側の地表水
も塞ぎ止められることになるが、地表水は壁部2に設け
た通水孔5を通って水路4、4aに排出される。一方、基
部3、3aに設けた水路4、4aは排水作用を呈する。この
場合、水路4、4aの断面形状を例えば浅い逆台形等に形
成すれば脱輪防止が図られる。
1,1aを道路Rの山側に設置することで、起立する壁部
2、2aは崖Mに対して土留作用(崩れ防止作用)を呈す
る。特に、壁部2、2aの上端部を崖Mの表面よりも所定
の高さだけ高く設置することにより、崖Mより上方に新
たに崩れた土砂や小石が阻止され、雨水や振動等により
側溝や道路へ直接落下する危険性や側溝の機能を減退さ
せる弊害が排除される。また、この際、崖M側の地表水
も塞ぎ止められることになるが、地表水は壁部2に設け
た通水孔5を通って水路4、4aに排出される。一方、基
部3、3aに設けた水路4、4aは排水作用を呈する。この
場合、水路4、4aの断面形状を例えば浅い逆台形等に形
成すれば脱輪防止が図られる。
次に、本考案に係る好適な実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
説明する。
まず、本考案に係る擁壁に用いる擁壁ブロック1の構成
について第1図及び第2図を参照して説明する。
について第1図及び第2図を参照して説明する。
擁壁ブロック1を全体をプレキャストコンクリートブロ
ックとして一体に構成する。
ックとして一体に構成する。
擁壁ブロック1は起立した壁部2と、この下端から水平
方向へ延出する基部3からなり、内部には必要により適
宜の補強鉄筋7を埋設する。
方向へ延出する基部3からなり、内部には必要により適
宜の補強鉄筋7を埋設する。
壁部2は後方へ傾斜し、高さは例えば30〜120cm程度を
選定できる。また、表裏面に貫通する複数の通水孔5及
び壁部2の上端から基部3の先端に至る側面に目地溝11
を設ける。
選定できる。また、表裏面に貫通する複数の通水孔5及
び壁部2の上端から基部3の先端に至る側面に目地溝11
を設ける。
基部3は横方向長さを例えば50〜200cm前後に選定して
なり、上面には水路4を設ける。水路4は少なくとも脱
輪防止可能な形状に形成し、例えば例示のように断面形
状を比較的浅い逆台形に形成したり、断面円弧形に形成
することができる。また、基部3における下面の中間部
には崖M側が相対的に低い位置となる段部8を形成す
る。これにより、後述する基礎ブロックを組合わせれ
ば、設置の容易化及び迅速化、擁壁ブロック1の滑り防
止、さらには寸法精度の向上等を図ることができる。な
お、かかる段部8はこの形状に限定するものではなく、
例えば凹凸形状であってもよい。
なり、上面には水路4を設ける。水路4は少なくとも脱
輪防止可能な形状に形成し、例えば例示のように断面形
状を比較的浅い逆台形に形成したり、断面円弧形に形成
することができる。また、基部3における下面の中間部
には崖M側が相対的に低い位置となる段部8を形成す
る。これにより、後述する基礎ブロックを組合わせれ
ば、設置の容易化及び迅速化、擁壁ブロック1の滑り防
止、さらには寸法精度の向上等を図ることができる。な
お、かかる段部8はこの形状に限定するものではなく、
例えば凹凸形状であってもよい。
また、壁部2の上端部付近及び基部3の先端部付近には
吊上用のアンカー付き袋ナット10を複数位置に埋設す
る。なお、選択した一部の擁壁ブロック1には水路4と
基部3の下面に貫通る排水口(図示せず)を設けること
ができる。この場合、当該排水口は水路4の水を谷側に
排水するためのもので、適宜個所の道路下に埋設した暗
渠等に連接させる。
吊上用のアンカー付き袋ナット10を複数位置に埋設す
る。なお、選択した一部の擁壁ブロック1には水路4と
基部3の下面に貫通る排水口(図示せず)を設けること
ができる。この場合、当該排水口は水路4の水を谷側に
排水するためのもので、適宜個所の道路下に埋設した暗
渠等に連接させる。
次に、擁壁ブロック1の設置方法について説明する。な
お、この場合、山側における崖Mの土圧や道路Rの土質
等により擁壁ブロック1が破壊、転倒、沈下、滑り等を
生じないものとして説明する。
お、この場合、山側における崖Mの土圧や道路Rの土質
等により擁壁ブロック1が破壊、転倒、沈下、滑り等を
生じないものとして説明する。
まず、道路Rの山側の地面を削掘し、砂利15を敷設し、
突き固める。砂利15の上にはさらにコンクリート16aを
打設し、その上に基礎ブロック20を所定位置に設置す
る。基礎ブロック20は擁壁ブロック1を支持するととも
に、前述のように作業の能率性や寸法精度を考慮して設
置するものである。なお、基礎ブロック20は基部3の下
面とほぼ同一の大きさを有し、その上面は擁壁ブロック
1側の段部8と噛み合う逆形状の段部21を有するととも
に、下面にはコンクリート16aとの定着性等を増加させ
る凹凸部22を有する。そして、コンクリート16aが固ま
り、所要の強度が確保されたら基礎ブロック20の上に擁
壁ブロック1を設置し、道路R側における地面の隙間と
崖Mとの隙間にコンクリート16b及び16cを打設する。な
お、この際、必要に応じてコンクリート16a、16b及び16
c内に予め補強鉄筋を適宜埋設してもよい。また、必要
に応じて落石防止ネット25の支持ポスト26の下部をコン
クリート16cの充填を利用して壁部2の後側に固定する
ことができる。また、コンクリート16cの打設形状と通
水孔5の後方周辺に砂利17等で透水層を設けることによ
り、崖M側の地表水が通水孔5から水路4に容易に導か
れるように考慮する。なお、通水孔5は壁部2の上端部
よりも適宜下げた位置に設けるため、霜柱、雨水、振動
等によって、崖Mの上方から新たに落下した土砂や小石
が塞き止められることになる。さらに、基部3における
上面は道路Rのアスファルト面に対して形状的に連続す
るように設置するとともに、各擁壁ブロック1の相互間
の隙間はモルタル等によって埋める。擁壁ブロック1は
かかる設置方法により道路Rに沿って連続的に設置され
る。
突き固める。砂利15の上にはさらにコンクリート16aを
打設し、その上に基礎ブロック20を所定位置に設置す
る。基礎ブロック20は擁壁ブロック1を支持するととも
に、前述のように作業の能率性や寸法精度を考慮して設
置するものである。なお、基礎ブロック20は基部3の下
面とほぼ同一の大きさを有し、その上面は擁壁ブロック
1側の段部8と噛み合う逆形状の段部21を有するととも
に、下面にはコンクリート16aとの定着性等を増加させ
る凹凸部22を有する。そして、コンクリート16aが固ま
り、所要の強度が確保されたら基礎ブロック20の上に擁
壁ブロック1を設置し、道路R側における地面の隙間と
崖Mとの隙間にコンクリート16b及び16cを打設する。な
お、この際、必要に応じてコンクリート16a、16b及び16
c内に予め補強鉄筋を適宜埋設してもよい。また、必要
に応じて落石防止ネット25の支持ポスト26の下部をコン
クリート16cの充填を利用して壁部2の後側に固定する
ことができる。また、コンクリート16cの打設形状と通
水孔5の後方周辺に砂利17等で透水層を設けることによ
り、崖M側の地表水が通水孔5から水路4に容易に導か
れるように考慮する。なお、通水孔5は壁部2の上端部
よりも適宜下げた位置に設けるため、霜柱、雨水、振動
等によって、崖Mの上方から新たに落下した土砂や小石
が塞き止められることになる。さらに、基部3における
上面は道路Rのアスファルト面に対して形状的に連続す
るように設置するとともに、各擁壁ブロック1の相互間
の隙間はモルタル等によって埋める。擁壁ブロック1は
かかる設置方法により道路Rに沿って連続的に設置され
る。
このように設置すれば、本考案に係る擁壁が出来上が
り、壁部2は崖M側の土砂崩れ等を有効に阻止する。し
かも、注目すべき点は水路4の形状選定によって走行す
る自動車の脱輪防止が図れる点であり、擁壁ブロック1
は単一ブロックであるにも拘わらず多機能性を備えてい
る。
り、壁部2は崖M側の土砂崩れ等を有効に阻止する。し
かも、注目すべき点は水路4の形状選定によって走行す
る自動車の脱輪防止が図れる点であり、擁壁ブロック1
は単一ブロックであるにも拘わらず多機能性を備えてい
る。
次に、他の形態における擁壁ブロック1aを用いた擁壁に
ついて、第3図を参照して説明する。
ついて、第3図を参照して説明する。
第3図に示す擁壁ブロック1aは擁壁ブロック本体1pと別
体に形成した補助ブロック1rからなる。擁壁ブロック1a
は設置場所の地形や土圧等に応じて壁部2aをより大型化
するとともに、前記基礎ブロック20を使用せずに実施す
るものである。このためブロック本体1pの基部3aを水路
4aの底部を形成するとともに、補助ブロック1rは水路4a
の堤部を形成するもので、両者1pと1rを組み合わせて前
記基部3を構成するようにした。これにより、水路4aの
幅、高さを任意に設定できる。なお、補助ブロック1rは
施工時において基部3aの先端に連続的に配するもので、
基部3aの先端と補助ブロック1rの相対向する面には位置
決め用の凹凸形状部31を設けている。なお、本例では壁
部2aをより後方へ傾斜させる。また、基部3aの後端を後
方へ延出して後突起部32を設け、この後突起部32に現場
打ち基礎コンクリートに埋設する鉄筋やアンカーボルト
を通す貫通孔33を設けている。さらにまた、5aはいわゆ
る水抜孔であり、岸Mの下方に浸透する水を排出させる
機能をもつ。35はコーキング用の段部、36は基礎との定
着性を高めるための鉄筋フックを示す。その他、第3図
において、第1図及び第2図と同一部分について同一符
号を付し、その構成を明確にするとともに、その説明を
省略する。
体に形成した補助ブロック1rからなる。擁壁ブロック1a
は設置場所の地形や土圧等に応じて壁部2aをより大型化
するとともに、前記基礎ブロック20を使用せずに実施す
るものである。このためブロック本体1pの基部3aを水路
4aの底部を形成するとともに、補助ブロック1rは水路4a
の堤部を形成するもので、両者1pと1rを組み合わせて前
記基部3を構成するようにした。これにより、水路4aの
幅、高さを任意に設定できる。なお、補助ブロック1rは
施工時において基部3aの先端に連続的に配するもので、
基部3aの先端と補助ブロック1rの相対向する面には位置
決め用の凹凸形状部31を設けている。なお、本例では壁
部2aをより後方へ傾斜させる。また、基部3aの後端を後
方へ延出して後突起部32を設け、この後突起部32に現場
打ち基礎コンクリートに埋設する鉄筋やアンカーボルト
を通す貫通孔33を設けている。さらにまた、5aはいわゆ
る水抜孔であり、岸Mの下方に浸透する水を排出させる
機能をもつ。35はコーキング用の段部、36は基礎との定
着性を高めるための鉄筋フックを示す。その他、第3図
において、第1図及び第2図と同一部分について同一符
号を付し、その構成を明確にするとともに、その説明を
省略する。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこの
ような実施例に限定されるものではない。例えば、擁壁
ブロックの形状や設置方法については設置場所の地形や
土質、土圧等の状況に応じて任意に実施できる。その
他、細部の構成、形状、数量(数値)、材料等において
本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
ような実施例に限定されるものではない。例えば、擁壁
ブロックの形状や設置方法については設置場所の地形や
土質、土圧等の状況に応じて任意に実施できる。その
他、細部の構成、形状、数量(数値)、材料等において
本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
このように、本考案に係る擁壁は、擁壁ブロックにおけ
る壁部の上端部が、崖の表面よりも所定の高さだけ高く
なるように施工して、崖側から落下した土砂や小石を塞
き止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロックの中
間部に設けた壁部の表裏面に貫通する一または二以上の
通水孔を、前記塞止部分の下部に位置させることによ
り、前記通水孔を通して崖側の地表水を排出するように
構成してなるため、次のような著効を得る。
る壁部の上端部が、崖の表面よりも所定の高さだけ高く
なるように施工して、崖側から落下した土砂や小石を塞
き止める塞止部分を設けるとともに、擁壁ブロックの中
間部に設けた壁部の表裏面に貫通する一または二以上の
通水孔を、前記塞止部分の下部に位置させることによ
り、前記通水孔を通して崖側の地表水を排出するように
構成してなるため、次のような著効を得る。
自動車に対して脱輪防止を図ることができ、しか
も、道路幅の実質的拡大を図れる。また、水路に蓋等は
不要のため、清掃や管理が容易となる。
も、道路幅の実質的拡大を図れる。また、水路に蓋等は
不要のため、清掃や管理が容易となる。
崖から新たに崩れた土砂や小石を阻止できるため、
雨水や振動等により側溝や道路へ直接落下する危険を防
止できるとともに、側溝の機能が減退する弊害を防止で
きる。しかも、崖側の地表水を塞ぎ止めることなく、通
水孔を通して水路側へ確実に排出できる。
雨水や振動等により側溝や道路へ直接落下する危険を防
止できるとともに、側溝の機能が減退する弊害を防止で
きる。しかも、崖側の地表水を塞ぎ止めることなく、通
水孔を通して水路側へ確実に排出できる。
第1図:本考案に係る擁壁の施工状態を示す側面断面
図、 第2図:同擁壁に用いる擁壁ブロックの斜視図、 第3図:本考案に係る擁壁に用いる他の形態に係る擁壁
ブロックの側面図、 第4図:従来技術の説明図、 尚図面中、 1,1a:擁壁ブロック 1p:擁壁ブロック本体 1r:補助ブロック 2,2a:壁部、3,3a:基部 4,4a:水路、5,5a:通水孔 R:道路、M:崖
図、 第2図:同擁壁に用いる擁壁ブロックの斜視図、 第3図:本考案に係る擁壁に用いる他の形態に係る擁壁
ブロックの側面図、 第4図:従来技術の説明図、 尚図面中、 1,1a:擁壁ブロック 1p:擁壁ブロック本体 1r:補助ブロック 2,2a:壁部、3,3a:基部 4,4a:水路、5,5a:通水孔 R:道路、M:崖
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−113405(JP,A) 実公 昭52−23400(JP,Y2) 実願 昭58−68402号(実開 昭59− 173746号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭57−59276号(実開 昭58− 160943号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (2)
- 【請求項1】起立した土留用の壁部と、前記壁部の下端
から水平方向へ延出し、かつ上面に少なくとも脱輪防止
可能な形状を有する水路を設けた基部とを一体に形成し
てなる擁壁ブロックを、前記壁部の上端部が、崖の表面
よりも所定の高さだけ高くなるように施工して、崖側か
ら落下した土砂や小石を塞ぎ止める塞止部分を設けると
ともに、擁壁ブロックの中間部に設けた壁部の表裏面に
貫通する一または二以上の通水孔を、前記塞止部分の下
部に位置させることにより、前記通水孔を通して崖側の
地表水を排出するように構成したことを特徴とする擁
壁。 - 【請求項2】起立した土留用の壁部および前記壁部の下
端から水平方向へ延出した基部を一体に形成してなる擁
壁ブロック本体を、前記壁部の上端部が、崖の表面より
も所定の大きさだけ高くなるように施工して、崖側から
落下した土砂や小石を塞き止める塞止部分を設けるとと
もに、擁壁ブロック本体の中間部に設けた壁部の表裏面
に貫通する一または二以上の通水孔を、前記塞止部分の
下部に位置させることにより、前記通水孔を通して崖側
の地表水を排出するように構成し、さらに、前記基部の
上面に少なくとも脱輪防止可能な形状を有する水路を形
成する補助ブロックを、前記基部の先端に連続的に配し
てなることを特徴とする擁壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091647U JPH0743181Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 擁 壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091647U JPH0743181Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 擁 壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215640U JPH0215640U (ja) | 1990-01-31 |
| JPH0743181Y2 true JPH0743181Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31316115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988091647U Expired - Lifetime JPH0743181Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 擁 壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743181Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3159236U (ja) * | 2010-02-22 | 2010-05-13 | 太 野本 | L型擁壁およびl型擁壁ユニット |
| JP5800546B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2015-10-28 | 有徳コンクリート株式会社 | プレキャスト製基礎板、プレキャスト製構造物の基礎および土留め用構造物の施工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223400U (ja) * | 1975-08-09 | 1977-02-18 | ||
| JPS59173746U (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-20 | 尾形 功 | 突起構成土留擁壁 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP1988091647U patent/JPH0743181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215640U (ja) | 1990-01-31 |
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