JPH0743269A - 水分測定装置における3方切換え弁の配置構造 - Google Patents

水分測定装置における3方切換え弁の配置構造

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JPH0743269A
JPH0743269A JP20690993A JP20690993A JPH0743269A JP H0743269 A JPH0743269 A JP H0743269A JP 20690993 A JP20690993 A JP 20690993A JP 20690993 A JP20690993 A JP 20690993A JP H0743269 A JPH0743269 A JP H0743269A
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moisture
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JP20690993A
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Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
Takashi Shironokuchi
隆 城ノ口
Yamao Itou
日本男 伊藤
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Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を構成する測定システム各部での流路配
置、特に、測定操作に必須の各3方切換え弁25、2
7、28の流路配置を可及的に簡素化させて各測定操作
の円滑化、正確さを図る。 【構成】 ドライパージ操作時にドライガスを加熱測定
操作部21に供給し、バックグランド操作時にキャリア
ガスを水分測定検出部50に供給し、試料容器10の薄
膜シート状蓋片13にガス導入針24と気化水分導出針
26とを刺通させると共に、試料容器10内を加熱制御
手段23により加熱し、被測定試料12の含有水分を気
化させて検出する水分測定操作時にキャリアガスを試料
容器10内に供給し、かつ試料容器10内で気化された
水分をキャリアガスにより水分測定検出部50に供給す
るための第1ないし第3の各3方切換え弁25、27、
28を相互に接近させて一連に流路配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料容器内に容納され
た被測定試料を加熱して水分を気化させ、当該試料中に
含まれる水分量を測定するカール・フィッシャー水分定
量法を実施するための水分測定装置における3方切換え
弁の配置構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カール・フィッシャー水分定量
法を用いる水分測定装置においては、ドライパージされ
た試料容器内に被測定試料を容納しておき、当該試料容
器内を測定部に接続させた上で、これを外部から加熱し
て水分を気化させ、かつ気化された水分をキャリアガス
により測定部に導入させて、その水分量を測定するよう
にしている。
【0003】すなわち、従来のこの種の水分測定装置の
場合には、例えば、特開平1−216226号公報に開
示されているように、予めドライパージされた試料容器
内に被測定試料を容納すると共に、その開口部を蓋部材
の被蓋で密封シールさせておき、このようにドライパー
ジ下で被測定試料を密封容納した試料容器について、加
熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して開蓋させ、かつ
当該開蓋された試料容器を装置の測定位置に移動して再
度、Oリングの介在で密封状態にシールさせ、その後、
先のように操作処理して測定するのである。
【0004】しかし、前記した従来の水分測定装置で
は、被測定試料を容納した試料容器を用いる測定に際し
て、まず、加熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して一
旦、開蓋させ、ついで、装置の測定位置に移動し、再
度、密封シールさせるようにしているために、せっかく
ドライパージ下で被測定試料を密封容納した試料容器内
に対しては、一旦、開蓋させた後、再度、密封シールさ
せるまでの間に、たとえ微量ではあるにもせよ、周囲雰
囲気から水分が侵入して、被測定試料の含有水分量を正
確かつ厳密には測定し得ないという、この種の水分測定
装置にとっては致命的な欠陥がある。
【0005】そこで、本発明者らは、先に、次のような
試料容器の閉蓋密封シール手段を提案した。
【0006】即ち、この提案された新規手段では、外部
からの水分の侵入不能な薄膜シート状蓋片を用い、ドラ
イパージ下で試料容器内に被測定試料を容納させると共
に、該試料容器の開口部に対し、この薄膜シート状蓋片
を接着シールして閉蓋密封させるものであり、このよう
に構成させた試料容器によれば、被測定試料の含有水分
量の測定に際し、該薄膜シート状蓋片に対して外部から
連通針などを直接、刺通させることにより、あらためて
試料容器を開蓋させずに、該連通針を介して被測定試料
の気化水分を容易に測定部へ取り出すことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記本発明者
らによって提案された試料容器の開口部を薄膜シート状
蓋片で閉蓋密封シールする手段の場合、その課題として
残されるのは、該試料容器を用いた水分測定装置におけ
る被測定試料の含有水分量測定のための各操作、つま
り、例えば、測定系主要部のドライパージ、キャリアガ
スの安定度の確認などの先行操作と、目的とする所要の
水分測定操作とが、必ずしも平易には行ない難いという
ことであり、また一方では、これに準じて装置を構成す
る測定システム各部の流路配置が繁雑化して好ましくな
いということである。
【0008】本発明は、このような水分測定装置におけ
る課題を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは、薄膜シート状蓋片で閉蓋密封シールされた
試料容器を用い、該試料容器内の被測定試料の含有水分
量をカール・フィッシャー水分定量法で測定する装置に
おいて、装置を構成する測定システム各部での流路配
置、特に、測定操作に必須の各3方切換え弁の流路配置
を可及的に簡素化させ、これによって各測定操作の円滑
化、正確さを図るようにした、この種の水分測定装置に
おける3方切換え弁の配置構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る水分測定装置における3方切換え弁の
配置構造は、被測定試料を容納した試料容器体の開口部
を薄膜シート状蓋片で閉蓋密封シールさせてなる試料容
器を用い、加熱制御手段を含む加熱測定操作部に移行さ
れた試料容器の薄膜シート状蓋片に対して、キャリアガ
スを兼ねるドライガス供給源に第1の3方切換え弁を介
して連通させたガス導入針と、水分測定検出部に第2の
3方切換え弁を介して連通させた気化水分導出針とを刺
通させ、かつ第1及び第2の各3方切換え弁の選択切換
え制御によって、少なくともドライパージ操作、バック
グランド操作及び水分測定操作を夫々に行ない得るよう
にした水分測定装置において、測定システムの主要作動
部となる各3方切換え弁の配置構造を次のように構成さ
せたものである。
【0010】即ち、前記ドライガス供給源からのガス導
入流路を前記第1の3方切換え弁に接続させ、該第1の
3方切換え弁には、ガス短絡流路を介して前記第2の3
方切換え弁を接近して接続させ、また、前記第2の3方
切換え弁には、気化水分導出流路の前流側に組み入れた
第3の3方切換え弁を接近して接続させると共に、該第
3の3方切換え弁を前記第1の3方切換え弁の前流側に
バイパス流路を介して接続させ、さらに、前記気化水分
導出流路の後流側を水分測定検出部に接続させることに
より、これらの第1、第2及び第3の各3方切換え弁を
可及的短間隔による流路接続で、相互に共通の取付け基
板上に一連に取付け配置して構成し、前記第1、第2及
び第3の各3方切換え弁の選択切換え制御によって、所
期通りの装置操作を行ない得るようにしたものである。
【0011】
【作用】従って、本発明による測定システムの各3方切
換え弁の配置構造では、第1、第2及び第3の各3方切
換え弁の選択切換え制御によって、装置における各操作
が次のようにして行なわれる。
【0012】即ち、ドライパージ操作時には、流量調節
されたドライガスを前記ガス導入針と気化水分導出針と
から加熱測定操作部に供給する。また、バックグランド
操作時には、流量調節されたキャリアガスをガス短絡流
路から水分測定検出部に供給する。さらに、水分測定操
作時には、流量調節されたキャリアガスをガス導入針か
ら試料容器内に供給すると共に、試料容器内の気化水分
をキャリアガスにより気化水分導出針から水分測定検出
部に供給する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る水分測定装置における3
方切換え弁の配置構造の実施例につき、図1ないし図7
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1(a)、(b)は、本発明に適用する
一例での水分測定装置における被測定試料を容納密封し
た試料容器と、該試料容器の密封用薄膜シート状蓋片に
対するガス導入針及び気化水分導出針の刺通状態を夫々
に示す各断面説明図であり、また、図2ないし図4は、
本発明に適用する一例での測定流路システムの概要構成
及び各測定操作毎のドライパージガスまたはキャリアガ
スの流れの態様を夫々に示す各流路システム構成図であ
り、さらに、図5及び図6は、本発明の一実施例による
各3方切換え弁の配置構造の概要構成を模式的に示す平
面説明図及び要部側面説明図である。
【0015】図1(a)、(b)において、本例による
試料容器10としては、開口部11aを開口させた耐熱
性の試料容器体11を使用し、該耐熱性容器体11内を
ドライパージさせた状態で、その内部に被測定試料12
を容納すると共に、開口部11aには、外部からの水分
の侵入が不能な薄膜シート状蓋片、ここでは、アルミニ
ウムの箔膜シート片(以下、アルミシート片と呼ぶ)1
3を接着させることにより、全面で密封シールした構成
のものを用いる。
【0016】而して、このように構成された試料容器1
0は、開口部11aを密封シールしているアルミシート
片13に対して、詳細については次に述べるガス導入針
24と気化水分導出針25とを直接、刺通させて用い、
ガス導入針24から供給されるキャリアガスにより、容
器内部で気化された被測定試料12の気化水分を気化水
分導出針25から取出して、その含有水分量を測定する
のである。
【0017】図2ないし図4において、本例による測定
流路システム20は、図2で代表して次のように構成さ
れる。
【0018】即ち、加熱測定操作部21は、下部が開口
されて上部に測定基板22aを設けると共に、隔壁22
bによって周囲から区分されて、前記被測定試料12を
容納密封し得る程度の容積にされた加熱測定室22を有
しており、この加熱測定室22の外周囲には、加熱制御
手段としての加熱部23が配置され、かつ前記測定基板
22a面に対しては、加熱測定室22内に向け、やや深
く突出されて第1の3方切換え弁25に接続させたガス
導入針24と、これよりもやや浅く突出されて第2の3
方切換え弁27に接続させた気化水分導出針26とが夫
々に設けられている。
【0019】また、キャリアガスを兼ねるドライガスと
しては、この場合、窒素ガスを用いており、該ドライガ
ス供給源30からのガス導入流路31には、供給ガスの
管路を選択的に切換える流路切換え弁32と、該流路切
換え弁32によって選択的に流路切換え可能にされたド
ライパージガス用の流量調節弁33及びキャリアガス用
の流量調節弁34の並列管路と、該並列管路の後流側に
流量検出手段としてのマスフローセンサ35と、該マス
フローセンサ35に続いて大気開放用の開閉弁36を介
したガス乾燥部37a、37bとを順次に設けて、これ
を前記ガス導入針24に接続された第1の3方切換え弁
25に連通させてある。
【0020】一方前記第1の3方切換え弁25と第2の
3方切換え弁27との相互間をガス短絡流路41によっ
て連通させてある。
【0021】さらに、水分測定検出部50に対しては、
この場合、前記気化水分導出針26に接続された第2の
3方切換え弁27からの気化水分導出流路51におい
て、第3の3方切換え弁28を介して連通させると共
に、該第3の3方切換え弁28と前記第1の3方切換え
弁25の前流側とを別のバイパス流路61により連通さ
せたものである。
【0022】こゝで、本例の場合は、前記第1、第2、
第3の各3方切換え弁25、27、28として、夫々に
所謂、電磁切換え操作可能な電磁切換え弁を用いてお
り、その接続形態は、図2ないし図4、それに図5及び
図6に示すようにされる。
【0023】即ち、第1の3方切換え弁25に関して、
入口(COM)側をガス導入流路31側に、常開出口
(NO)側を短絡流路41側に、常閉出口(NC)側を
ガス導入針24側に夫々接続させる。また、第2の3方
切換え弁27に関して、COM側を気化水分導出流路5
1側に、NO側を短絡流路41側に、NC側を気化水分
導出針26側に夫々接続させる。第3の3方切換え弁2
8に関して、COM側とNO側とを気化水分導出流路5
1内に、NC側をバイパス流路61側に夫々接続させ
る。
【0024】なお、上記流路構成において、ガス導入流
路31にドライパージガス用の流量調節弁33とキャリ
アガス用の流量調節弁34との並列管路を組み入れたの
は、前者でのドライパージ操作時にあって、比較的多量
のドライパージガスを使用するのに対し、後者でのバッ
クグランド操作時及び水分測定操作時にあっては、比較
的少量のキャリアガスを使用するだけで済むからであ
る。
【0025】続いて、本例構成による測定流路システム
の作用につき、各操作毎のドライパージガスまたはキャ
リアガスの流れを取上げて述べる。
【0026】装置のドライパージ操作時(図2の状態に
該当し、ドライパージガスの流れが矢印aで示され
る。) 本ドライパージ操作は、装置の水分測定系における付着
水分除去のためになされるものであって、本実施例の場
合には、図2に示されているように、第1の3方切換え
弁25を短絡流路41側で閉じ、ガス導入針24側で開
き、第2の3方切換え弁27を短絡流路41側で閉じ、
気化水分導出針26側で開き、第3の3方切換え弁28
を気化水分導出流路51の後流側で閉じ、バイパス流路
61側で開くことにより、矢印aで示す如くに、ドライ
ガス供給源30のドライパージガスは、一方において、
ガス導入流路31内をドライパージした上で、ガス導入
針24から加熱測定操作部21の加熱測定室22内に供
給され、他方において、ガス導入流路31でバイパスさ
れ、そのバイパス流路61内及び第3の3方切換え弁2
8を通って気化水分導出流路51の前流側を夫々にドラ
イパージした上で、気化水分導出針26から、同様に加
熱測定操作部21の加熱測定室22内に供給され、該加
熱測定室22内をドライパージする。
【0027】そして、この時、耐熱性容器体11内に被
測定試料12を容納密封した試料容器10は、加熱測定
室22内に向けて上昇過程にあり、かつドライパージの
終了に伴い、該加熱測定室22内に入り込むことにな
る。
【0028】装置のバックグランド操作時(図3の状態
に該当し、キャリアガスの流れが矢印bで示される。) 本バックグランド操作は、装置におけるキャリアガスの
安定度を確認するためになされるものであって、本実施
例の場合には、図3に示されているように、第1の3方
切換え弁25を短絡流路41側で開き、ガス導入針24
側で閉じ、第2の3方切換え弁27を短絡流路41側で
開き、気化水分導出針26側で閉じ、第3の3方切換え
弁28を気化水分導出流路51内で開き、バイパス流路
61側で閉じることにより、矢印bで示す如くに、ドラ
イガス供給源30のキャリアガスは、ガス導入流路3
1、短絡流路41及び気化水分導出流路51内を夫々に
経て水分測定検出部50に供給され、該水分測定検出部
50において安定度が確認される。
【0029】そして、この時、耐熱性容器体11内に被
測定試料12を容納密封した試料容器10は、加熱測定
室22内に完全に嵌入されて、そのアルミシート片13
に、先ず、ガス導入針24が刺通され、引続き、気化水
分導出針26が刺通されると共に、加熱部23による加
熱測定室22内の加熱、ひいては被測定試料12の含有
水分気化のための加熱がなされる。
【0030】装置の水分測定操作時(図4の状態に該当
し、キャリアガスの流れが矢印cで示される。) 本水分測定操作は、装置の被測定試料の含有水分を気化
させて検出するためのものであって、本実施例の場合に
は、図4に示されているように、第1の3方切換え弁2
5を短絡流路41側で閉じ、ガス導入針24側で開き、
第2の3方切換え弁27を短絡流路41側で閉じ、気化
水分導出針26側で開き、第3の3方切換え弁28を気
化水分導出流路51内で開き、バイパス流路61側で閉
じることにより、矢印aで示す如くに、ドライガス供給
源30のキャリアガスは、ガス導入流路31内を経てガ
ス導入針24から試料容器10内に供給されると共に、
該試料容器10内で気化された被測定試料12の含有水
分を伴って気化水分導出針26により取出され、かつ気
化水分導出流路51内を経て水分測定検出部50に供給
され、該水分測定検出部50において含有水分量が測定
される。
【0031】そして、含有水分量の測定終了に合わせ
て、ここでの測定を終えた試料容器10は、加熱測定室
22内からの下降過程に移行するのであり、以上の操作
が繰り返して実行されるのである。
【0032】而して、前記各説明からも明らかなよう
に、この種の測定流路システムの場合には、一般に夫々
の各流路構成と、これらの各流路相互間を選択的に切換
え接続する夫々の各切換え弁とを主体にしており、かつ
その測定操作が、各切換え弁の選択作動によって行なわ
れるために、ここでの各切換え弁相互間での可及的に短
縮された流路接続による配置構成に合わせて、測定処理
をいかに効率的かつ合理的に行ない得るようにするかの
点が肝要になる。
【0033】そこで、本実施例においては、前記図2な
いし図4の測定流路システムに関して、加熱測定操作部
21に直接関連する第1の3方切換え弁25、第2の3
方切換え弁27及び第3の3方切換え弁28の夫々が、
前記夫々の各設定による各流路31、41、51、61
によって接続されるのに鑑み、図5及び図6に示されて
いるように、取付け基板17上に、これらの第1、第2
及び第3の各3方切換え弁25、27及び28の夫々を
順序よく可及的に短縮された間隔で一連に配備させると
共に、該取付け基板17を装置フレーム15内での筺体
16の上面に配置させて止着したものであり、その全体
が所謂ブロック化される。
【0034】従って、このように構成される本実施例の
場合には、各3方切換え弁25、27及び28間の各流
路31、41、51、61の長さを必要とする最小限ま
で短くし得て、流路構成が極めてすっきりした形態にな
る。即ち、例えば、該取付け基板17上で一連に配備さ
れる第1、第2及び第3の各3方切換え弁25、27及
び28についてみると、図5及び図6の記載表示からも
明らかな如く、夫々のCOM側及びNO側が一線上に並
び、これらを通して接続する各流路、つまりガス導入流
路31、ガス短絡流路41及び気化水分導出流路51が
一連の流れで配されると共に、バイパス流路61につい
ても、これに平行に配されるもので、さらには、第1及
び第2の各3方切換え弁25、27におけるNC側のガ
ス導入針24及び気化水分導出針26への流路接続もま
た、極めて短い流路で接続させ得るのである。
【0035】なお、図5においては、第1の3方切換え
弁25のNC側からのガス導入針24への接続が、実線
図示のようにガス短絡流路41を潜ってなされている
が、これは第1の3方切換え弁25として市販品を利用
しているためであり、必要に応じては鎖線図示のように
直接的に接続させることが可能である。
【0036】ここでちなみに、通常形態のままで、前記
第1、第2及び第3の各3方切換え弁25、27及び2
8の夫々につき、その流路接続関係を比較的考慮するこ
となしに一般的に配置構成させた場合には、図7に一例
を示す如く、これらの各3方切換え弁25、27及び2
8での相互の間隔が比較的大きく離間されると共に、該
相互間を接続する各流路31、41、51、61もまた
比較的長くされることになり、このような態様では、同
図7からも明らかであるように、各流路31、41、5
1、61の夫々に多くの無駄を生じて、構成自体が煩雑
化し、円滑かつ迅速で効果的な操作がおぼつかなくな
り、メンテナンスなどについても容易ではなくなる。
【0037】以上のように、本実施例構成においては、
アルミシート片13で閉蓋密封シールされた試料容器1
0内の被測定試料12の含有水分量を測定する場合、該
試料容器10の加熱測定操作に直接関係している第1、
第2、第3の各3方切換え弁25、27、28を相互に
接近させて一連に流路配置させたので、装置の測定流路
システム20のそれ自体を比較的簡単かつ簡素化された
構成にできると共に、該測定流路システム20による各
測定操作を容易かつ効率的に行ない得て、各測定操作の
円滑化、正確さが達成されるのである。
【0038】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
上記構成とした本発明の水分測定装置における各3方切
換え弁の配置構造によれば、予めドライパージされた試
料容器体内に被測定試料を容納させた状態で、該試料容
器体の開口部を水分の侵入不能な薄膜シート状蓋片によ
り閉蓋密封シールさせた試料容器を用い、この試料容器
内の被測定試料の含有水分量をカール・フィッシャー水
分定量法によって測定する場合において、特に、試料容
器の加熱測定操作部に直接関係する主要な各3方切換え
弁、ここでは第1ないし第3の各3方切換え弁を相互に
接近して一連に流路配置させてあるので、測定流路シス
テム自体の効果的な簡素化、及びそのメンテナンスの簡
略化に合わせて、第1ないし第3の各3方切換え弁での
夫々の切換え作動に伴う各測定操作の円滑化、正確さを
容易に図ることができるという優れた特長を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本発明に適用する一例での
水分測定装置における被測定試料を容納密封した試料容
器と、該試料容器の密封用薄膜シート状蓋片に対するガ
ス導入針及び気化水分導出針の刺通状態を夫々に示す各
断面説明図である。
【図2】本発明に適用する一例での測定流路システムに
おける概要構成及びドライパージ操作時のドライガスの
流れを示す流路システム構成図である。
【図3】同例による測定流路システム構成でのバックグ
ランド操作時のキャリアガスの流れを示す流路システム
構成図である。
【図4】同例による測定流路システム構成での水分測定
操作時のキャリアガスの流れを示す流路システム構成図
である。
【図5】本発明の一実施例による各3方切換え弁の配置
構造の概要構成を模式的に示す平面説明図である。
【図6】同実施例による各3方切換え弁の配置構造の概
要構成を模式的に示す要部側面説明図である。
【図7】同通常形態のままの一般的な各3方切換え弁の
配置構造の概要構成を模式的に示す平面説明図である。
【符号の説明】
10 試料容器 11 耐熱性容器体 11a 耐熱性容器体の開口部 12 被測定試料 13 アルミシート片(水分の侵入不能な薄膜シート状
蓋片) 15 装置フレーム 16 筺体 17 取付け基板 20 測定流路システム 21 加熱測定操作部 22 加熱測定室 22a 測定基板 22b 隔壁 23 加熱部(加熱制御手段) 24 ガス導入針 25 第1の3方切換え弁 26 気化水分導出針 27 第2の3方切換え弁 28 第3の3方切換え弁 30 ドライガス供給源 31 ガス導入流路 32 流路切換え弁 33 ドライパージガス用の流量調節弁 34 キャリアガス用の流量調節弁 35 マスフローセンサ(流量検出手段) 36 大気開放用の開閉弁 37a、37b ガス乾燥部 41 短絡流路 50 水分測定検出部 51 気化水分導出流路 61 バイパス流路 a ドライパージ操作時のドライガスの流れ b バックグランド操作時のキャリアガスの流れ c 水分測定操作時のキャリアガスの流れ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定試料を容納した試料容器体の開口
    部を薄膜シート状蓋片で閉蓋密封シールさせてなる試料
    容器を用い、加熱制御手段を含む加熱測定操作部に移行
    された試料容器の薄膜シート状蓋片に対して、キャリア
    ガスを兼ねるドライガス供給源に第1の3方切換え弁を
    介して連通させたガス導入針と、水分測定検出部に第2
    の3方切換え弁を介して連通させた気化水分導出針とを
    刺通させ、かつ第1及び第2の各3方切換え弁の選択切
    換え制御によって、少なくともドライパージ操作、バッ
    クグランド操作及び水分測定操作を夫々に行ない得るよ
    うにした水分測定装置において、 前記ドライガス供給源からのガス導入流路を前記第1の
    3方切換え弁に接続させ、該第1の3方切換え弁には、
    ガス短絡流路を介して前記第2の3方切換え弁を接近し
    て接続させ、また、前記第2の3方切換え弁には、気化
    水分導出流路の前流側に組み入れた第3の3方切換え弁
    を接近して接続させると共に、該第3の3方切換え弁を
    前記第1の3方切換え弁の前流側にバイパス流路を介し
    て接続させ、さらに、前記気化水分導出流路の後流側を
    水分測定検出部に接続させることにより、これらの第
    1、第2及び第3の各3方切換え弁を可及的短間隔によ
    る流路接続で、相互に共通の取付け基板上に一連に取付
    け配置して構成し、 前記第1、第2及び第3の各3方切換え弁の選択切換え
    制御によって、ドライパージ操作時には、流量調節され
    たドライガスを前記ガス導入針と気化水分導出針とから
    前記加熱測定操作部に供給し、また、バックグランド操
    作時には、流量調節されたキャリアガスを短絡流路から
    前記水分測定検出部に供給し、さらに、水分測定操作時
    には、流量調節されたキャリアガスを前記ガス導入針か
    ら試料容器内に供給し、かつ該試料容器内の気化水分を
    キャリアガスにより前記気化水分導出針から前記水分測
    定検出部に供給するするようにしたことを特徴とする水
    分測定装置における3方切換え弁の配置構造。
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