JPH0743336A - 空燃比センサ温調用回路の故障検出装置 - Google Patents
空燃比センサ温調用回路の故障検出装置Info
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- JPH0743336A JPH0743336A JP5191431A JP19143193A JPH0743336A JP H0743336 A JPH0743336 A JP H0743336A JP 5191431 A JP5191431 A JP 5191431A JP 19143193 A JP19143193 A JP 19143193A JP H0743336 A JPH0743336 A JP H0743336A
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- heaters
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一つの回路を用いて複数のヒータ付空燃比セン
サの各ヒータに係る故障を検出する。 【構成】V型エンジンの左右各バンクに対応する各三元
触媒コンバータの上流側及び下流側のそれぞれにヒータ
付各空燃比センサをそれぞれ設ける。各ヒータ付空燃比
センサの各ヒータ38a〜41aをエンジンの運転条件
や排気通路の温度条件に応じて通電制御することによ
り、各空燃比センサの温度調節を行う。各ヒータ38a
〜41aにおける電圧降下分を基準値と比較するため
に、電圧効果検出回路61における比較器80の一方の
入力端子に全てのヒータ38a〜41aの一端を並列に
接続する。そして、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であるときに、CPU52により、比較器80の出
力結果から各ヒータ38a〜41aの故障を判定する。
この構成により、複数のヒータ38a〜41aの各々に
対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要
がない。
サの各ヒータに係る故障を検出する。 【構成】V型エンジンの左右各バンクに対応する各三元
触媒コンバータの上流側及び下流側のそれぞれにヒータ
付各空燃比センサをそれぞれ設ける。各ヒータ付空燃比
センサの各ヒータ38a〜41aをエンジンの運転条件
や排気通路の温度条件に応じて通電制御することによ
り、各空燃比センサの温度調節を行う。各ヒータ38a
〜41aにおける電圧降下分を基準値と比較するため
に、電圧効果検出回路61における比較器80の一方の
入力端子に全てのヒータ38a〜41aの一端を並列に
接続する。そして、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であるときに、CPU52により、比較器80の出
力結果から各ヒータ38a〜41aの故障を判定する。
この構成により、複数のヒータ38a〜41aの各々に
対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要
がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の空燃比を
検出するための空燃比センサに係り、詳しくは、ヒータ
付空燃比センサのヒータを含む温度調節(温調)用回路
に係る故障を検出するための故障検出装置に関するもの
である。
検出するための空燃比センサに係り、詳しくは、ヒータ
付空燃比センサのヒータを含む温度調節(温調)用回路
に係る故障を検出するための故障検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の空燃比制御では、排気
通路に設けられた空燃比センサが使用されている。そし
て、その空燃比センサで検出される空燃比に基づき、内
燃機関に供給されるべき目標の燃料量がフィードバック
制御されることにより、実際の空燃比が狙いの目標空燃
比に制御される。ここで、空燃比センサを構成するセン
サ素子の温度を所定の活性化温度に安定して保つため
に、ヒータを備えてなるヒータ付空燃比センサが用いら
れている。そして、排気ガスの温度が内燃機関の運転条
件や排気通路の位置により多少異なることから、ヒータ
付空燃比センサが使用された場合に、そのヒータが温度
調節(温調)用回路で制御されることにより、空燃比セ
ンサの温度が条件に応じて好適に制御される。
通路に設けられた空燃比センサが使用されている。そし
て、その空燃比センサで検出される空燃比に基づき、内
燃機関に供給されるべき目標の燃料量がフィードバック
制御されることにより、実際の空燃比が狙いの目標空燃
比に制御される。ここで、空燃比センサを構成するセン
サ素子の温度を所定の活性化温度に安定して保つため
に、ヒータを備えてなるヒータ付空燃比センサが用いら
れている。そして、排気ガスの温度が内燃機関の運転条
件や排気通路の位置により多少異なることから、ヒータ
付空燃比センサが使用された場合に、そのヒータが温度
調節(温調)用回路で制御されることにより、空燃比セ
ンサの温度が条件に応じて好適に制御される。
【0003】ところで、以前のヒータ付空燃比センサで
は、ヒータやワイヤハーネスを含む温調用回路におい
て、その断線等の故障を検出する手立てがなかった。従
って、温調用回路に故障が生じた場合には、その空燃比
センサの温度調節が好適に行われていることを前提とし
て空燃比センサで空燃比が検出されることになる。その
結果、空燃比制御で得られるべき実際の空燃比が狙いの
目標空燃比からずれてしまい、排気エミッションを悪化
させるおそれがあった。
は、ヒータやワイヤハーネスを含む温調用回路におい
て、その断線等の故障を検出する手立てがなかった。従
って、温調用回路に故障が生じた場合には、その空燃比
センサの温度調節が好適に行われていることを前提とし
て空燃比センサで空燃比が検出されることになる。その
結果、空燃比制御で得られるべき実際の空燃比が狙いの
目標空燃比からずれてしまい、排気エミッションを悪化
させるおそれがあった。
【0004】そこで、実開昭62−44272号公報に
おいては、ヒータ付空燃比センサに関して、そのヒータ
を含む温調用回路の断線等を検出する装置が提案されて
いる。この装置では、車両が故障診断のシステムを備え
ている場合に、断線等の故障の有無を診断項目の一つと
して、その診断結果が運転者に速やかに警告されるよう
になっている。
おいては、ヒータ付空燃比センサに関して、そのヒータ
を含む温調用回路の断線等を検出する装置が提案されて
いる。この装置では、車両が故障診断のシステムを備え
ている場合に、断線等の故障の有無を診断項目の一つと
して、その診断結果が運転者に速やかに警告されるよう
になっている。
【0005】即ち、この従来技術における温調用回路で
は、ヒータとその駆動回路とが電源に直列に接続されて
ヒータ通電回路が構成されている。そして、内燃機関の
運転条件や排気通路における空燃比センサの位置の違い
に応じてヒータ通電回路が開閉されることにより、空燃
比センサの温度調節が行われる。このようなヒータ通電
回路においてその断線等の故障が検出される。具体的に
は、ヒータを含むヒータ通電回路の途中に抵抗が直列に
接続されており、その抵抗による電圧降下分が基準電圧
と比較され、電圧降下のないときには、所定レベルの電
圧が出力される。そして、ヒータに対する通電条件が成
立し、且つ温調用回路における電圧降下の出力が所定レ
ベルのときに、断線等の故障であるものとして、そのこ
とを指示する信号が出力される。
は、ヒータとその駆動回路とが電源に直列に接続されて
ヒータ通電回路が構成されている。そして、内燃機関の
運転条件や排気通路における空燃比センサの位置の違い
に応じてヒータ通電回路が開閉されることにより、空燃
比センサの温度調節が行われる。このようなヒータ通電
回路においてその断線等の故障が検出される。具体的に
は、ヒータを含むヒータ通電回路の途中に抵抗が直列に
接続されており、その抵抗による電圧降下分が基準電圧
と比較され、電圧降下のないときには、所定レベルの電
圧が出力される。そして、ヒータに対する通電条件が成
立し、且つ温調用回路における電圧降下の出力が所定レ
ベルのときに、断線等の故障であるものとして、そのこ
とを指示する信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、排気通路に単に一つのヒータ付空燃比センサが
設けられているシステムが前提とされている。そのた
め、排気通路に複数のヒータ付空燃比センサが設けられ
て各ヒータの温度調節をそれぞれ個別に行うシステムを
構成した場合に、ヒータの数に応じて各ヒータを含む各
ヒータ通電回路の故障を検出する回路がそれぞれ必要と
なる。例えば、内燃機関がV型エンジンである場合、或
いは触媒コンバータの上流側と下流側にそれぞれヒータ
付空燃比センサを設けてなるダブル空燃比センサのシス
テムである場合には、各ヒータ付空燃比センサに対応し
て複数の故障検出回路が必要となり、回路構成が複雑に
なるばかりでなく、部品点数の増大を招くことにもなっ
た。
術では、排気通路に単に一つのヒータ付空燃比センサが
設けられているシステムが前提とされている。そのた
め、排気通路に複数のヒータ付空燃比センサが設けられ
て各ヒータの温度調節をそれぞれ個別に行うシステムを
構成した場合に、ヒータの数に応じて各ヒータを含む各
ヒータ通電回路の故障を検出する回路がそれぞれ必要と
なる。例えば、内燃機関がV型エンジンである場合、或
いは触媒コンバータの上流側と下流側にそれぞれヒータ
付空燃比センサを設けてなるダブル空燃比センサのシス
テムである場合には、各ヒータ付空燃比センサに対応し
て複数の故障検出回路が必要となり、回路構成が複雑に
なるばかりでなく、部品点数の増大を招くことにもなっ
た。
【0007】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その第1の目的は、一つの回路を用いて
複数のヒータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検
出することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障
検出装置を提供することにある。又、第2の目的は、複
数のヒータの中でどのヒータに係る故障であるかを特定
することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障検
出装置を提供することにある。
ものであって、その第1の目的は、一つの回路を用いて
複数のヒータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検
出することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障
検出装置を提供することにある。又、第2の目的は、複
数のヒータの中でどのヒータに係る故障であるかを特定
することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障検
出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、第1の発明においては、図1に示すように、
内燃機関M1の排気通路M2に設けられ、温度特性を有
する複数の空燃比センサM3と、それら各空燃比センサ
M3にそれぞれ設けられ、各空燃比センサM3を加熱す
るための通電発熱式の複数のヒータM4とを備え、内燃
機関M1の運転条件や排気通路M2の温度条件に応じて
各ヒータM4を通電制御することにより、各ヒータM4
の発熱量を調整して各空燃比センサM3の温度調節を行
うようにした空燃比センサ温調用回路M5において、各
ヒータM4を流れる電流値又は各ヒータM4における電
圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子に
全てのヒータM4の一端を並列に接続してなる比較器M
6と、全てのヒータM4が通電状態であるか否かを判断
するための通電状態判断手段M7と、その通電状態判断
手段M7により全てのヒータM4が通電状態であると判
断されたときに、電流値又は電圧降下分と基準値との比
較より得られる比較器M6の出力結果に基づき、各ヒー
タM4の故障を判定するための故障判定手段M8とを備
えたことを趣旨としている。
るために、第1の発明においては、図1に示すように、
内燃機関M1の排気通路M2に設けられ、温度特性を有
する複数の空燃比センサM3と、それら各空燃比センサ
M3にそれぞれ設けられ、各空燃比センサM3を加熱す
るための通電発熱式の複数のヒータM4とを備え、内燃
機関M1の運転条件や排気通路M2の温度条件に応じて
各ヒータM4を通電制御することにより、各ヒータM4
の発熱量を調整して各空燃比センサM3の温度調節を行
うようにした空燃比センサ温調用回路M5において、各
ヒータM4を流れる電流値又は各ヒータM4における電
圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子に
全てのヒータM4の一端を並列に接続してなる比較器M
6と、全てのヒータM4が通電状態であるか否かを判断
するための通電状態判断手段M7と、その通電状態判断
手段M7により全てのヒータM4が通電状態であると判
断されたときに、電流値又は電圧降下分と基準値との比
較より得られる比較器M6の出力結果に基づき、各ヒー
タM4の故障を判定するための故障判定手段M8とを備
えたことを趣旨としている。
【0009】上記第2の目的を達成するために、第2の
発明においては、図2に示すように、請求項1に記載の
空燃比センサ温調用回路の故障検出装置において、故障
判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定された場
合に、一つのヒータM4に対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータM4に対する通電と
を、全てのヒータM4について順次に強制的に行うため
の強制通電手段M9と、その強制通電手段M9により各
ヒータM4に対する非通電及び通電が順次行われている
ときに、比較器M6の出力結果に基づき全てのヒータM
4の中で故障の起こっているヒータM4を特定するため
の故障特定手段M10とを備えたことを趣旨としてい
る。
発明においては、図2に示すように、請求項1に記載の
空燃比センサ温調用回路の故障検出装置において、故障
判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定された場
合に、一つのヒータM4に対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータM4に対する通電と
を、全てのヒータM4について順次に強制的に行うため
の強制通電手段M9と、その強制通電手段M9により各
ヒータM4に対する非通電及び通電が順次行われている
ときに、比較器M6の出力結果に基づき全てのヒータM
4の中で故障の起こっているヒータM4を特定するため
の故障特定手段M10とを備えたことを趣旨としてい
る。
【0010】
【作用】上記第1の発明の構成によれば、図1に示すよ
うに、空燃比センサ温調用回路M5により、内燃機関の
運転条件や排気通路の温度条件に応じて、各空燃比セン
サM3に設けられた各ヒータM4が通電制御されること
により、各ヒータM4の発熱量が調整されて各空燃比セ
ンサM4の温度調節が行われる。
うに、空燃比センサ温調用回路M5により、内燃機関の
運転条件や排気通路の温度条件に応じて、各空燃比セン
サM3に設けられた各ヒータM4が通電制御されること
により、各ヒータM4の発熱量が調整されて各空燃比セ
ンサM4の温度調節が行われる。
【0011】ここで、通電状態判断手段M7により全て
のヒータM4が通電状態であることが判断されることに
より、全てのヒータM4を流れる電流値又は全てのヒー
タM4における電圧降下分が、比較器M6において基準
値と比較される。そして、故障判定手段M8により、そ
のときの比較器M6の出力結果に基づき各ヒータM4の
故障が判定される。例えば、各ヒータM4の何れかが断
線等で故障している場合には、比較器M6において基準
値と比較される電流値又は電圧降下分が変化することに
なり、故障判定手段M8により故障と判定される。
のヒータM4が通電状態であることが判断されることに
より、全てのヒータM4を流れる電流値又は全てのヒー
タM4における電圧降下分が、比較器M6において基準
値と比較される。そして、故障判定手段M8により、そ
のときの比較器M6の出力結果に基づき各ヒータM4の
故障が判定される。例えば、各ヒータM4の何れかが断
線等で故障している場合には、比較器M6において基準
値と比較される電流値又は電圧降下分が変化することに
なり、故障判定手段M8により故障と判定される。
【0012】従って、複数のヒータM4の各々に対応し
て故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要がな
い。上記第2の発明の構成によれば、図2に示すよう
に、故障判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定
された場合に、強制通電手段M9により、一つのヒータ
M4に対する非通電とその非通電と同時に行われる残り
の全てのヒータM4に対する通電とが、全てのヒータM
4について順次に強制的に行われる。そして、その各ヒ
ータM4に対する非通電及び通電が順次行われていると
きに、故障特定手段M10により、比較器M6の出力結
果に基づき全てのヒータM4の中で故障の起こっている
ヒータM4が特定される。例えば、比較器M6の出力結
果が低レベルである場合に、非通電とされた一つのヒー
タM4が断線等により故障しているものとして特定され
る。
て故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要がな
い。上記第2の発明の構成によれば、図2に示すよう
に、故障判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定
された場合に、強制通電手段M9により、一つのヒータ
M4に対する非通電とその非通電と同時に行われる残り
の全てのヒータM4に対する通電とが、全てのヒータM
4について順次に強制的に行われる。そして、その各ヒ
ータM4に対する非通電及び通電が順次行われていると
きに、故障特定手段M10により、比較器M6の出力結
果に基づき全てのヒータM4の中で故障の起こっている
ヒータM4が特定される。例えば、比較器M6の出力結
果が低レベルである場合に、非通電とされた一つのヒー
タM4が断線等により故障しているものとして特定され
る。
【0013】
【実施例】以下、第1及び第2の発明における空燃比セ
ンサ温調用回路の故障検出装置を具体化した一実施例を
図3〜図9に基づいて詳細に説明する。
ンサ温調用回路の故障検出装置を具体化した一実施例を
図3〜図9に基づいて詳細に説明する。
【0014】図3はこの実施例におけるガソリンエンジ
ンシステムを示す概略構成図である。自動車に搭載され
た内燃機関としてのV型エンジンを構成するエンジン本
体1は、各気筒が左バンク2と右バンク3とに分かれて
形成されている。左右各バンク2,3には、吸気マニホ
ルド4L,4R及び排気マニホルド5L,5Rがそれぞ
れ接続されている。
ンシステムを示す概略構成図である。自動車に搭載され
た内燃機関としてのV型エンジンを構成するエンジン本
体1は、各気筒が左バンク2と右バンク3とに分かれて
形成されている。左右各バンク2,3には、吸気マニホ
ルド4L,4R及び排気マニホルド5L,5Rがそれぞ
れ接続されている。
【0015】各吸気マニホルド4L,4Rは共通するサ
ージタンク6及び吸気管7に連通されており、吸気管7
の入口側にはエアクリーナ8が設けられている。これら
各吸気マニホルド4L,4R、サージタンク6及び吸気
管7等により吸気通路が構成されている。そして、エア
クリーナ8より外部から吸気管7に取り入れられた空気
は、サージタンク6を通じて各吸気マニホルド4L,4
Rに案内される。又、各吸気マニホルド4L,4Rに案
内された空気は、左右各バンク2,3において、各吸気
バルブ9L,9Rが開かれるタイミングで各燃焼室2
a,3aへと導入される。
ージタンク6及び吸気管7に連通されており、吸気管7
の入口側にはエアクリーナ8が設けられている。これら
各吸気マニホルド4L,4R、サージタンク6及び吸気
管7等により吸気通路が構成されている。そして、エア
クリーナ8より外部から吸気管7に取り入れられた空気
は、サージタンク6を通じて各吸気マニホルド4L,4
Rに案内される。又、各吸気マニホルド4L,4Rに案
内された空気は、左右各バンク2,3において、各吸気
バルブ9L,9Rが開かれるタイミングで各燃焼室2
a,3aへと導入される。
【0016】吸気管7の途中には、各燃焼室2a,3a
に導入される吸気量Qを調節するためのスロットルバル
ブ10が設けられている。スロットルバルブ10は、図
示しないアクセルペダルの操作に連動して開閉される。
各吸気マニホルド4L,4Rには、各気筒に対応して燃
料噴射用のインジェクタ11L,11Rがそれぞれ設け
られている。又、左右各バンク2,3には、各気筒に対
応して点火プラグ12L,12Rがそれぞれ設けられて
いる。周知のように、各インジェクタ11L,11Rは
通電によって開弁されるものであり、開弁されることに
より、図示しない燃料タンクから燃料ポンプを通じて圧
送される燃料が各吸気マニホルド4L,4Rへと噴射さ
れる。又、各インジェクタ11L,11Rから噴射され
た燃料は空気との混合気となって各燃焼室2a,3aへ
と導入される。更に、各燃焼室2a,3aでは、導入さ
れた混合気が、点火プラグ12L,12Rの動作により
爆発・燃焼される。
に導入される吸気量Qを調節するためのスロットルバル
ブ10が設けられている。スロットルバルブ10は、図
示しないアクセルペダルの操作に連動して開閉される。
各吸気マニホルド4L,4Rには、各気筒に対応して燃
料噴射用のインジェクタ11L,11Rがそれぞれ設け
られている。又、左右各バンク2,3には、各気筒に対
応して点火プラグ12L,12Rがそれぞれ設けられて
いる。周知のように、各インジェクタ11L,11Rは
通電によって開弁されるものであり、開弁されることに
より、図示しない燃料タンクから燃料ポンプを通じて圧
送される燃料が各吸気マニホルド4L,4Rへと噴射さ
れる。又、各インジェクタ11L,11Rから噴射され
た燃料は空気との混合気となって各燃焼室2a,3aへ
と導入される。更に、各燃焼室2a,3aでは、導入さ
れた混合気が、点火プラグ12L,12Rの動作により
爆発・燃焼される。
【0017】一方、各排気マニホルド5L,5Rは排気
通路の一部を構成するものであり、各排気マニホルド5
L,5Rには、排気バルブ13L,13Rが開かれるタ
イミングで、燃焼後の排気ガスが各燃焼室2a,3aか
ら導出される。そして、導出された排気ガスを浄化して
大気中へ排出させるために、各排気マニホルド5L,5
Rには、三元触媒コンバータ14L,14Rがそれぞれ
接続されている。又、各三元触媒コンバータ14L,1
4Rの下流側には排気管15L,15Rがそれぞれ接続
され、更に、各排気管15L,15Rの下流側には共通
する一つの排気管16が接続されている。周知のよう
に、各三元触媒コンバータ14L,14Rは、排気ガス
中の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を酸化さ
せると共に、酸化窒素(NOx)を還元させて排気ガス
を浄化する。
通路の一部を構成するものであり、各排気マニホルド5
L,5Rには、排気バルブ13L,13Rが開かれるタ
イミングで、燃焼後の排気ガスが各燃焼室2a,3aか
ら導出される。そして、導出された排気ガスを浄化して
大気中へ排出させるために、各排気マニホルド5L,5
Rには、三元触媒コンバータ14L,14Rがそれぞれ
接続されている。又、各三元触媒コンバータ14L,1
4Rの下流側には排気管15L,15Rがそれぞれ接続
され、更に、各排気管15L,15Rの下流側には共通
する一つの排気管16が接続されている。周知のよう
に、各三元触媒コンバータ14L,14Rは、排気ガス
中の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を酸化さ
せると共に、酸化窒素(NOx)を還元させて排気ガス
を浄化する。
【0018】左右各バンク2,3の各点火プラグ12
L,12Rには、別々のディストリビュータ17L,1
7Rにて分配された点火信号が印加される。各ディスト
リビュータ17L,17Rは、別々のイグナイタ18
L,18Rから出力される高電圧をクランクシャフト1
9の回転に同期して各点火プラグ12L,12Rへ分配
する。そして、各点火プラグ12L,12Rの点火タイ
ミングは、各イグナイタ18L,18Rからの高電圧出
力タイミングにより決定される。
L,12Rには、別々のディストリビュータ17L,1
7Rにて分配された点火信号が印加される。各ディスト
リビュータ17L,17Rは、別々のイグナイタ18
L,18Rから出力される高電圧をクランクシャフト1
9の回転に同期して各点火プラグ12L,12Rへ分配
する。そして、各点火プラグ12L,12Rの点火タイ
ミングは、各イグナイタ18L,18Rからの高電圧出
力タイミングにより決定される。
【0019】エンジン本体1には、そのクランクシャフ
ト19の回転数をエンジン回転数NEとして検出するた
めの回転数センサ31が設けられている。又、エンジン
本体1の左右各バンク2,3には、気筒判別及び上死点
位置等のクランク角度基準位置G1,G2をそれぞれ検
出するための第1の気筒判別センサ32及び第2の気筒
判別センサ33がそれぞれ設けられている。各気筒判別
センサ32,33では、クランクシャフト19に連動す
る各カムシャフト20L,20Rの回転に基づきクラン
ク角度基準位置G1,G2が検出される。
ト19の回転数をエンジン回転数NEとして検出するた
めの回転数センサ31が設けられている。又、エンジン
本体1の左右各バンク2,3には、気筒判別及び上死点
位置等のクランク角度基準位置G1,G2をそれぞれ検
出するための第1の気筒判別センサ32及び第2の気筒
判別センサ33がそれぞれ設けられている。各気筒判別
センサ32,33では、クランクシャフト19に連動す
る各カムシャフト20L,20Rの回転に基づきクラン
ク角度基準位置G1,G2が検出される。
【0020】エアクリーナ8の下流側には、エアフロー
メータ34が取り付けられている。このエアフローメー
タ34により、吸気管7等を通じてエンジン本体1の各
燃焼室2a,3aに取り込まれる吸気量Qが検出され
る。エアフローメータ34の近傍には、吸気温センサ3
5が取り付けられている。この吸気温センサ35によ
り、吸気管7に取り込まれる空気の温度、即ち吸気温度
THAが検出される。スロットルバルブ10の近傍に
は、スロットルセンサ36が設けられている。このスロ
ットルセンサ36により、スロットルバルブ10の開
度、即ちスロットル開度TAが検出される。加えて、エ
ンジン本体1には、水温センサ37が取り付けられてい
る。この水温センサ37により、エンジン本体1におけ
る冷却水の温度、即ち冷却水温THWが検出される。
メータ34が取り付けられている。このエアフローメー
タ34により、吸気管7等を通じてエンジン本体1の各
燃焼室2a,3aに取り込まれる吸気量Qが検出され
る。エアフローメータ34の近傍には、吸気温センサ3
5が取り付けられている。この吸気温センサ35によ
り、吸気管7に取り込まれる空気の温度、即ち吸気温度
THAが検出される。スロットルバルブ10の近傍に
は、スロットルセンサ36が設けられている。このスロ
ットルセンサ36により、スロットルバルブ10の開
度、即ちスロットル開度TAが検出される。加えて、エ
ンジン本体1には、水温センサ37が取り付けられてい
る。この水温センサ37により、エンジン本体1におけ
る冷却水の温度、即ち冷却水温THWが検出される。
【0021】一方、排気通路の途中であって一方の三元
触媒コンバータ14Lの上流側及び下流側には、第1の
空燃比センサ38及び第2の空燃比センサ39がそれぞ
れ設けられている。同様に、排気通路の途中であって他
方の三元触媒コンバータ14Rの上流側及び下流側に
は、第3の空燃比センサ40及び第4の空燃比センサ4
1がそれぞれ設けられている。これら各空燃比センサ3
8〜41により、排気ガス中の酸素濃度Oxが検出され
る。これら各空燃比センサ38〜41は温度特性を有す
るセンサ素子を備えてなり、それら各センサ素子の温度
調節を行うためにセンサ素子を加熱するための通電発熱
式の第1のヒータ38a、第2のヒータ39a、第3の
ヒータ40a及び第4のヒータ41aが各空燃比センサ
38〜41にそれぞれ設けられている。
触媒コンバータ14Lの上流側及び下流側には、第1の
空燃比センサ38及び第2の空燃比センサ39がそれぞ
れ設けられている。同様に、排気通路の途中であって他
方の三元触媒コンバータ14Rの上流側及び下流側に
は、第3の空燃比センサ40及び第4の空燃比センサ4
1がそれぞれ設けられている。これら各空燃比センサ3
8〜41により、排気ガス中の酸素濃度Oxが検出され
る。これら各空燃比センサ38〜41は温度特性を有す
るセンサ素子を備えてなり、それら各センサ素子の温度
調節を行うためにセンサ素子を加熱するための通電発熱
式の第1のヒータ38a、第2のヒータ39a、第3の
ヒータ40a及び第4のヒータ41aが各空燃比センサ
38〜41にそれぞれ設けられている。
【0022】又、エンジン本体1に駆動連結されたトラ
ンスミッション21には、車速センサ42が設けられて
いる。この車速センサ42により、自動車の速度、即ち
車速SPDが検出される。
ンスミッション21には、車速センサ42が設けられて
いる。この車速センサ42により、自動車の速度、即ち
車速SPDが検出される。
【0023】加えて、この実施例の吸気通路には、スロ
ットルバルブ10を迂回して同バルブの上流側の吸気管
7と下流側のサージタンク6とを互いに連通させるバイ
パス通路22が設けられている。このバイパス通路22
の途中には、周知のリニアソレノイド式のアイドル・ス
ピード・コントロール・バルブ(ISCV)23が設け
られている。このISCV23の開度は、スロットルバ
ルブ10が全閉となるエンジンのアイドリング時に、そ
のアイドリングを安定させるために制御される。従っ
て、アイドリング時にISCV23の開度が制御される
ことにより、つまりISC制御が行われることにより、
バイパス通路23を流れる空気量が調節され、左右各バ
ンクの各燃焼室2a,3aへの吸気量Qが調節される。
ットルバルブ10を迂回して同バルブの上流側の吸気管
7と下流側のサージタンク6とを互いに連通させるバイ
パス通路22が設けられている。このバイパス通路22
の途中には、周知のリニアソレノイド式のアイドル・ス
ピード・コントロール・バルブ(ISCV)23が設け
られている。このISCV23の開度は、スロットルバ
ルブ10が全閉となるエンジンのアイドリング時に、そ
のアイドリングを安定させるために制御される。従っ
て、アイドリング時にISCV23の開度が制御される
ことにより、つまりISC制御が行われることにより、
バイパス通路23を流れる空気量が調節され、左右各バ
ンクの各燃焼室2a,3aへの吸気量Qが調節される。
【0024】一方、この実施例において、図示しない運
転席のインストルメントパネルには、警告ランプ24が
設けられ、その警告ランプ24の一方のリードがバッテ
リ25のプラス端子に接続されている。この警告ランプ
24は、前述した各空燃比センサ38〜41の各ヒータ
38a〜41aに係る故障が検出されたときに、そのこ
とを運転者に知らせるために点灯される。
転席のインストルメントパネルには、警告ランプ24が
設けられ、その警告ランプ24の一方のリードがバッテ
リ25のプラス端子に接続されている。この警告ランプ
24は、前述した各空燃比センサ38〜41の各ヒータ
38a〜41aに係る故障が検出されたときに、そのこ
とを運転者に知らせるために点灯される。
【0025】この実施例では、各インジェクタ11L,
11R、各イグナイタ18L,18R、ISCV23、
警告ランプ24及び各ヒータ38a,39a,40a,
41aのそれぞれが電子制御装置(以下単に「ECU」
という)51により駆動制御される。そのために、EC
U51には各インジェクタ11L,11R、各イグナイ
タ18L,18R、ISCV23、警告ランプ24、バ
ッテリ25及び各ヒータ38a,39a,40a,41
aがそれぞれ電気的に接続されている。又、ECU51
には、回転数センサ31、各気筒判別センサ32,3
3、エアフローメータ34、吸気温センサ35、スロト
ルセンサ36、水温センサ37、各空燃比センサ38〜
41及び車速センサ42がそれぞれ電気的に接続されて
いる。そして、ECU51はこれら各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34からの各種信
号に基づき種々の演算及び判断の処理を実行する。これ
により、各インジェクタ11L,11R、各イグナイタ
18L,18R、ISCV23、警告ランプ24及び各
ヒータ38a,39a,40a,41aがそれぞれ好適
に駆動制御される。
11R、各イグナイタ18L,18R、ISCV23、
警告ランプ24及び各ヒータ38a,39a,40a,
41aのそれぞれが電子制御装置(以下単に「ECU」
という)51により駆動制御される。そのために、EC
U51には各インジェクタ11L,11R、各イグナイ
タ18L,18R、ISCV23、警告ランプ24、バ
ッテリ25及び各ヒータ38a,39a,40a,41
aがそれぞれ電気的に接続されている。又、ECU51
には、回転数センサ31、各気筒判別センサ32,3
3、エアフローメータ34、吸気温センサ35、スロト
ルセンサ36、水温センサ37、各空燃比センサ38〜
41及び車速センサ42がそれぞれ電気的に接続されて
いる。そして、ECU51はこれら各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34からの各種信
号に基づき種々の演算及び判断の処理を実行する。これ
により、各インジェクタ11L,11R、各イグナイタ
18L,18R、ISCV23、警告ランプ24及び各
ヒータ38a,39a,40a,41aがそれぞれ好適
に駆動制御される。
【0026】図4はECU51の電気的構成等を示すブ
ロック図である。ECU51は中央処理装置(CPU)
52、所定の制御プログラム等を予め記憶してなる読み
出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演算結果
等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)5
4、予め記憶されたデータを保存するバックアップRA
M55等を備えている。そして、ECU51は、これら
各部52〜55と、マルチプレクサ付のアナログ/デジ
タル変換器(A/D変換器)56と、バッファ付の入出
力器57等とがバス58によって接続されてなる論理演
算回路として構成されている。
ロック図である。ECU51は中央処理装置(CPU)
52、所定の制御プログラム等を予め記憶してなる読み
出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演算結果
等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)5
4、予め記憶されたデータを保存するバックアップRA
M55等を備えている。そして、ECU51は、これら
各部52〜55と、マルチプレクサ付のアナログ/デジ
タル変換器(A/D変換器)56と、バッファ付の入出
力器57等とがバス58によって接続されてなる論理演
算回路として構成されている。
【0027】A/D変換器56には、前述したエアフロ
ーメータ34、吸気温センサ35、水温センサ37、各
空燃比センサ38〜41及びバッテリ25等がそれぞれ
接続されている。又、A/D変換器56には、後述する
電流検出回路59が接続されている。入出力器57に
は、前述した回転数センサ31、各気筒判別センサ3
2,33、スロットルセンサ36及び車速センサ42等
がそれぞれ接続されている。又、入出力器57には、前
述したISCV23、各インジェクタ11L,11R、
各イグナイタ18L,18R及び警告ランプ24等がそ
れぞれ接続されている。更に、入出力器57には、前述
した各ヒータ38a〜41aが駆動回路60を介して接
続されている。加えて、入出力器57には、後述する電
圧降下検出回路61が接続されている。
ーメータ34、吸気温センサ35、水温センサ37、各
空燃比センサ38〜41及びバッテリ25等がそれぞれ
接続されている。又、A/D変換器56には、後述する
電流検出回路59が接続されている。入出力器57に
は、前述した回転数センサ31、各気筒判別センサ3
2,33、スロットルセンサ36及び車速センサ42等
がそれぞれ接続されている。又、入出力器57には、前
述したISCV23、各インジェクタ11L,11R、
各イグナイタ18L,18R及び警告ランプ24等がそ
れぞれ接続されている。更に、入出力器57には、前述
した各ヒータ38a〜41aが駆動回路60を介して接
続されている。加えて、入出力器57には、後述する電
圧降下検出回路61が接続されている。
【0028】そして、CPU52は各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34等からの各種
信号をA/D変換器56及び入出力器57を介して入力
値として読み込む。同様に、CPU52は、電流検出回
路59からの信号をA/D変換器56を介して入力値と
して読み込む。又、CPU52は、電圧降下検出回路6
1からの信号を入出力器57を介して入力値として読み
込む。更に、CPU52はこれら入力値に基づき、入出
力器57を介してISCV23、各インジェクタ11
L,11R、各イグナイタ18L,18R及び警告ラン
プ24等を好適に駆動制御する。同様に、CPU52は
入力値に基づき、入出力器57及び駆動回路60を介し
て各ヒータ38a〜41a等に対する通電を好適に制御
する。
3,35〜42及びエアフローメータ34等からの各種
信号をA/D変換器56及び入出力器57を介して入力
値として読み込む。同様に、CPU52は、電流検出回
路59からの信号をA/D変換器56を介して入力値と
して読み込む。又、CPU52は、電圧降下検出回路6
1からの信号を入出力器57を介して入力値として読み
込む。更に、CPU52はこれら入力値に基づき、入出
力器57を介してISCV23、各インジェクタ11
L,11R、各イグナイタ18L,18R及び警告ラン
プ24等を好適に駆動制御する。同様に、CPU52は
入力値に基づき、入出力器57及び駆動回路60を介し
て各ヒータ38a〜41a等に対する通電を好適に制御
する。
【0029】ここで、前述した電流検出回路59、駆動
回路60及び電圧降下検出回路61はECU51に含ま
れるものであり、これらの回路等を含むECU51によ
り各ヒータ38a〜41aの温度調整用回路(温調用回
路)及びその故障検出装置が構成されている。
回路60及び電圧降下検出回路61はECU51に含ま
れるものであり、これらの回路等を含むECU51によ
り各ヒータ38a〜41aの温度調整用回路(温調用回
路)及びその故障検出装置が構成されている。
【0030】即ち、図5は各ヒータ38a〜41aを含
んでなる各ヒータ通電回路とその駆動回路60、電流検
出回路59及び電圧降下検出回路61等の関係を示す接
続ダイヤグラムである。同図において、各ヒータ38a
〜41aの一端は入力端子62を介して、前述したバッ
テリ25に並列に接続されている。そして、各ヒータ3
8a〜41aの他端と接地側との間に、駆動回路60、
電流検出回路59及び電圧降下検出回路61が接続され
ている。
んでなる各ヒータ通電回路とその駆動回路60、電流検
出回路59及び電圧降下検出回路61等の関係を示す接
続ダイヤグラムである。同図において、各ヒータ38a
〜41aの一端は入力端子62を介して、前述したバッ
テリ25に並列に接続されている。そして、各ヒータ3
8a〜41aの他端と接地側との間に、駆動回路60、
電流検出回路59及び電圧降下検出回路61が接続され
ている。
【0031】駆動回路60は、各ヒータ38a〜41a
に対応して設けられたパワーモス型の第1のトランジス
タ63、第2のトランジスタ64、第3のトランジスタ
65及び第4のトランジスタ66より構成されている。
各トランジスタ63〜66の各入力端子は、入出力器5
7を介してCPU52に接続されている。又、各トラン
ジスタ63〜66のエミッタ端子は各ヒータ38a〜4
1aにそれぞれ接続されている。そして、各トランジス
タ63〜66の各入力端子にCPU52からの指令信号
が入力されることにより、各トランジスタ63〜66が
オンされ、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電
回路が閉路される。
に対応して設けられたパワーモス型の第1のトランジス
タ63、第2のトランジスタ64、第3のトランジスタ
65及び第4のトランジスタ66より構成されている。
各トランジスタ63〜66の各入力端子は、入出力器5
7を介してCPU52に接続されている。又、各トラン
ジスタ63〜66のエミッタ端子は各ヒータ38a〜4
1aにそれぞれ接続されている。そして、各トランジス
タ63〜66の各入力端子にCPU52からの指令信号
が入力されることにより、各トランジスタ63〜66が
オンされ、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電
回路が閉路される。
【0032】電流検出回路59は、各トランジスタ63
〜66のコレクタ端子を介して各ヒータ38a〜41a
にそれぞれ直列に接続された4個の抵抗67,68,6
9,70と、オペアンプ71及びその他の8個の抵抗7
2,73,74,75,76,77,78,79とから
構成されている。各トランジスタ63〜66のコレクタ
端子に接続された各抵抗67〜70の一端はそれぞれ接
地されている。それら各抵抗67〜70と各トランジス
タ63〜66との間には、各抵抗72〜75の一端が接
続されている。又、オペアンプ71の非反転入力端子は
抵抗76と抵抗77との間に接続されている。オペアン
プ71の反転入力端子には、各抵抗72〜75の他端が
接続されている。更に、オペアンプ71の反転入力端子
と出力端子との間には抵抗78が接続され、オペアンプ
71の出力端子は抵抗79を介してA/D変換器56に
接続されている。
〜66のコレクタ端子を介して各ヒータ38a〜41a
にそれぞれ直列に接続された4個の抵抗67,68,6
9,70と、オペアンプ71及びその他の8個の抵抗7
2,73,74,75,76,77,78,79とから
構成されている。各トランジスタ63〜66のコレクタ
端子に接続された各抵抗67〜70の一端はそれぞれ接
地されている。それら各抵抗67〜70と各トランジス
タ63〜66との間には、各抵抗72〜75の一端が接
続されている。又、オペアンプ71の非反転入力端子は
抵抗76と抵抗77との間に接続されている。オペアン
プ71の反転入力端子には、各抵抗72〜75の他端が
接続されている。更に、オペアンプ71の反転入力端子
と出力端子との間には抵抗78が接続され、オペアンプ
71の出力端子は抵抗79を介してA/D変換器56に
接続されている。
【0033】このように構成された電流検出回路59
は、各ヒータ38a〜41aのうちの一つが特定して駆
動されたときに、各抵抗67〜70と各抵抗72〜75
との組合せで検出される電流値が、オペアンプ71によ
り増幅されてA/D変換器56に入力される。そして、
その電流値がA/D変換器56でA/D変換されてから
CPU52に入力される。CPU52では、所定の電流
検出用プログラムに基づき電流値の異常検出が行われ
る。
は、各ヒータ38a〜41aのうちの一つが特定して駆
動されたときに、各抵抗67〜70と各抵抗72〜75
との組合せで検出される電流値が、オペアンプ71によ
り増幅されてA/D変換器56に入力される。そして、
その電流値がA/D変換器56でA/D変換されてから
CPU52に入力される。CPU52では、所定の電流
検出用プログラムに基づき電流値の異常検出が行われ
る。
【0034】電圧降下検出回路61は1個の比較器80
と、4個のダイオード81,82,83,84と、1個
の抵抗85から構成されている。各ダイオード81〜8
4のアノード端子は各ヒータ38a〜41aと各トラン
ジスタ63〜66との間にそれぞれ接続されている。そ
して、各ダイオード81〜84のカソード端子と抵抗8
5の一端が、比較器80の非反転入力端子にそれぞれ接
続され、抵抗85の他端は接地されている。又、比較器
80の出力端子は入出力器57を介してCPU52に接
続されている。加えて、比較器80の出力端子には抵抗
86の一端が接続されている。そして、比較器80の非
反転入力端子には、各トランジスタ63〜66のエミッ
タ端子の中で最も高い電圧(最も少ない電圧降下分)が
入力される。又、比較器80の反転入力端子には、基準
電圧VBが入力される。そして、比較器80ではそれら
電圧降下分と基準電圧VBとが比較され、その比較結果
が出力端子から入出力器57を介してCPU52に入力
される。CPU52では、所定の電圧降下判定用プログ
ラムに基づき電圧降下の異常検出が行われる。ここで
は、全てのヒータ38a〜41aが通電状態であるとき
に、比較器80の出力が高レベル、即ち電圧が高い(電
圧降下が少ない)場合に、CPU52において電圧降下
の異常が検出される。
と、4個のダイオード81,82,83,84と、1個
の抵抗85から構成されている。各ダイオード81〜8
4のアノード端子は各ヒータ38a〜41aと各トラン
ジスタ63〜66との間にそれぞれ接続されている。そ
して、各ダイオード81〜84のカソード端子と抵抗8
5の一端が、比較器80の非反転入力端子にそれぞれ接
続され、抵抗85の他端は接地されている。又、比較器
80の出力端子は入出力器57を介してCPU52に接
続されている。加えて、比較器80の出力端子には抵抗
86の一端が接続されている。そして、比較器80の非
反転入力端子には、各トランジスタ63〜66のエミッ
タ端子の中で最も高い電圧(最も少ない電圧降下分)が
入力される。又、比較器80の反転入力端子には、基準
電圧VBが入力される。そして、比較器80ではそれら
電圧降下分と基準電圧VBとが比較され、その比較結果
が出力端子から入出力器57を介してCPU52に入力
される。CPU52では、所定の電圧降下判定用プログ
ラムに基づき電圧降下の異常検出が行われる。ここで
は、全てのヒータ38a〜41aが通電状態であるとき
に、比較器80の出力が高レベル、即ち電圧が高い(電
圧降下が少ない)場合に、CPU52において電圧降下
の異常が検出される。
【0035】この実施例では、ECU51により温調用
回路、通電状態判断手段、故障判定手段、強制通電手段
及び故障特定手段が構成されている。そして、エンジン
の運転時において、ECU51は燃料噴射制御を実行す
べく各インジェクタ11L,11Rを駆動制御する。
又、ECU51は燃料噴射時期制御を実行すべく、各イ
グナイタ18L,181Rを駆動制御する。更に、EC
U51は各空燃比センサ38〜41からの信号等に基づ
き、エンジンの空燃比フィードバック制御(FB制御)
を実行する。この際、ECU51は各空燃比センサ38
〜41の温度調節を行うべく各ヒータ38a〜41aを
駆動制御すると共に、それら各センサ38a〜41aを
含む各ヒータ通電回路の故障検出等を実行する。
回路、通電状態判断手段、故障判定手段、強制通電手段
及び故障特定手段が構成されている。そして、エンジン
の運転時において、ECU51は燃料噴射制御を実行す
べく各インジェクタ11L,11Rを駆動制御する。
又、ECU51は燃料噴射時期制御を実行すべく、各イ
グナイタ18L,181Rを駆動制御する。更に、EC
U51は各空燃比センサ38〜41からの信号等に基づ
き、エンジンの空燃比フィードバック制御(FB制御)
を実行する。この際、ECU51は各空燃比センサ38
〜41の温度調節を行うべく各ヒータ38a〜41aを
駆動制御すると共に、それら各センサ38a〜41aを
含む各ヒータ通電回路の故障検出等を実行する。
【0036】次に、上記のように構成されたガソリンエ
ンジンシステムにおいて、エンジンの運転時にECU5
1により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故
障検出のための処理動作の内容について説明する。
ンジンシステムにおいて、エンジンの運転時にECU5
1により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故
障検出のための処理動作の内容について説明する。
【0037】図6〜図9に示すフローチャートは、EC
U51により実行される空燃比センサ温度調節及びヒー
タ故障検出のための処理ルーチンであり、エンジンの運
転時に「数ms」の間隔をもって周期的に実行される。
U51により実行される空燃比センサ温度調節及びヒー
タ故障検出のための処理ルーチンであり、エンジンの運
転時に「数ms」の間隔をもって周期的に実行される。
【0038】このルーチンの処理が開始されると、先ず
ステップ100において、回転数センサ31、エアフロ
ーメータ34、スロットルセンサ36、水温センサ37
及び車速センサ42等からの検出信号に基づき、エンジ
ン回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA、冷却水
温THW及び車速SPD等をそれぞれ読込む。又、ここ
では、バッテリ25の電圧レベルも読み込まれる。
ステップ100において、回転数センサ31、エアフロ
ーメータ34、スロットルセンサ36、水温センサ37
及び車速センサ42等からの検出信号に基づき、エンジ
ン回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA、冷却水
温THW及び車速SPD等をそれぞれ読込む。又、ここ
では、バッテリ25の電圧レベルも読み込まれる。
【0039】そして、ステップ110において、各空燃
比センサ38〜41の各ヒータ38a〜41aに対する
通電制御を実行する。即ち、今回読み込まれたエンジン
回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水
温THW等に基づき、エンジン運転条件を割り出す。
又、その割り出されたエンジン運転条件と、各空燃比セ
ンサ38〜41の設置位置とに応じて、通電条件が成立
している場合には、周知の態様で駆動回路60における
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。こ
のスイッチング制御によって各ヒータ通電回路を開閉さ
せることにより、各ヒータ38a〜41aに対する通電
が制御され、もって各空燃比センサ38〜41における
センサ素子の温度調節が行われる。
比センサ38〜41の各ヒータ38a〜41aに対する
通電制御を実行する。即ち、今回読み込まれたエンジン
回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水
温THW等に基づき、エンジン運転条件を割り出す。
又、その割り出されたエンジン運転条件と、各空燃比セ
ンサ38〜41の設置位置とに応じて、通電条件が成立
している場合には、周知の態様で駆動回路60における
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。こ
のスイッチング制御によって各ヒータ通電回路を開閉さ
せることにより、各ヒータ38a〜41aに対する通電
が制御され、もって各空燃比センサ38〜41における
センサ素子の温度調節が行われる。
【0040】続いて、ステップ200において、各ヒー
タ38a〜41aが通電制御されている状態において、
全てのヒータ38a〜41aがそろって通電状態である
か否かを判断する。ここで、全てのヒータ38a〜41
aがそろって通電状態でない場合には、そのままその後
の処理を一旦終了する。全てのヒータ38a〜41aが
そろって通電状態である場合には、ステップ210へ移
行する。
タ38a〜41aが通電制御されている状態において、
全てのヒータ38a〜41aがそろって通電状態である
か否かを判断する。ここで、全てのヒータ38a〜41
aがそろって通電状態でない場合には、そのままその後
の処理を一旦終了する。全てのヒータ38a〜41aが
そろって通電状態である場合には、ステップ210へ移
行する。
【0041】ステップ210においては、電圧降下検出
回路61における比較器80の出力が低レベルであるか
否かを判断する。即ち、全てのヒータ38a〜41aが
不具合なくそろって通電されている場合には、各ヒータ
通電回路で所期の電圧降下が発生し、電圧降下検出回路
61の比較器80の非反転入力端子には低レベルの電圧
が入力され、その比較器80からは低レベルの電圧が出
力されることになる。そこで、比較器80の出力が低レ
ベルである場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各
ヒータ通電回路における電圧降下が正常であるものとし
て、ステップ400へ移行する。比較器80の出力が低
レベルでない場合には、各ヒータ通電回路に断線等の故
障が発生しているものとして、何れのヒータ通電回路に
故障が発生しているかを特定するために、ステップ30
0へ移行する。
回路61における比較器80の出力が低レベルであるか
否かを判断する。即ち、全てのヒータ38a〜41aが
不具合なくそろって通電されている場合には、各ヒータ
通電回路で所期の電圧降下が発生し、電圧降下検出回路
61の比較器80の非反転入力端子には低レベルの電圧
が入力され、その比較器80からは低レベルの電圧が出
力されることになる。そこで、比較器80の出力が低レ
ベルである場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各
ヒータ通電回路における電圧降下が正常であるものとし
て、ステップ400へ移行する。比較器80の出力が低
レベルでない場合には、各ヒータ通電回路に断線等の故
障が発生しているものとして、何れのヒータ通電回路に
故障が発生しているかを特定するために、ステップ30
0へ移行する。
【0042】ステップ300においては、何れのヒータ
通電回路の電圧降下が異常であるかを特定するために、
電圧降下の異常判定を実行する。詳しくは、図7に示す
ように、先ずステップ301において、第1のヒータ3
8aを除く他の全てのヒータ39a,40a,41aを
通電させるべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜
66をスイッチング制御する。
通電回路の電圧降下が異常であるかを特定するために、
電圧降下の異常判定を実行する。詳しくは、図7に示す
ように、先ずステップ301において、第1のヒータ3
8aを除く他の全てのヒータ39a,40a,41aを
通電させるべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜
66をスイッチング制御する。
【0043】続いて、ステップ302において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第1のヒータ38aが異常であるものとして、ステ
ップ303へ移行する。そして、ステップ303におい
て、第1のヒータ38aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH1XAを「1」にセ
ットして、ステップ304へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1のヒータ38aを除
く他のヒータ39a,40a,41aの何れかが異常で
あるものとして、ステップ304へ移行する。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第1のヒータ38aが異常であるものとして、ステ
ップ303へ移行する。そして、ステップ303におい
て、第1のヒータ38aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH1XAを「1」にセ
ットして、ステップ304へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1のヒータ38aを除
く他のヒータ39a,40a,41aの何れかが異常で
あるものとして、ステップ304へ移行する。
【0044】そして、ステップ304において、第2の
ヒータ39aを除く他の全てのヒータ38a,40a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ39aを除く他の全てのヒータ38a,40a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0045】続いて、ステップ305において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第2のヒータ39aが異常であるものとして、ステ
ップ306へ移行する。そして、ステップ306におい
て、第2のヒータ39aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH2XAを「1」にセ
ットして、ステップ307へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1及び第2のヒータ3
8a,39aを除く他のヒータ40a,41aの何れか
が異常であるものとして、ステップ307へ移行する。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第2のヒータ39aが異常であるものとして、ステ
ップ306へ移行する。そして、ステップ306におい
て、第2のヒータ39aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH2XAを「1」にセ
ットして、ステップ307へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1及び第2のヒータ3
8a,39aを除く他のヒータ40a,41aの何れか
が異常であるものとして、ステップ307へ移行する。
【0046】そして、ステップ307において、第3の
ヒータ40aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ40aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0047】続いて、ステップ308において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第3のヒータ40aが異常であるものとして、ステ
ップ309へ移行する。そして、ステップ309におい
て、第3のヒータ40aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH3XAを「1」にセ
ットして、ステップ310へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、残った第4のヒータ41
aが異常であるものとして、ステップ310へ移行す
る。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第3のヒータ40aが異常であるものとして、ステ
ップ309へ移行する。そして、ステップ309におい
て、第3のヒータ40aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH3XAを「1」にセ
ットして、ステップ310へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、残った第4のヒータ41
aが異常であるものとして、ステップ310へ移行す
る。
【0048】そして、ステップ310において、第4の
ヒータ41aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
40aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ41aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
40aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0049】続いて、ステップ311において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第4のヒータ41aが異常であるものとして、ステ
ップ312へ移行する。そして、ステップ312におい
て、第4のヒータ41aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH4XAを「1」にセ
ットする。比較器80の出力が低レベルでない場合に
は、全てのヒータ38a〜41aが異常ではないものと
して、異常判定に関する一連の処理を終える。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第4のヒータ41aが異常であるものとして、ステ
ップ312へ移行する。そして、ステップ312におい
て、第4のヒータ41aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH4XAを「1」にセ
ットする。比較器80の出力が低レベルでない場合に
は、全てのヒータ38a〜41aが異常ではないものと
して、異常判定に関する一連の処理を終える。
【0050】このように、ステップ300における電圧
降下の異常判定の処理が実行された後、処理は図6のフ
ローチャートにおけるステップ400へと移行する。図
6のフローチャートにおいて、ステップ210又はステ
ップ300から移行してステップ400においては、電
流検出回路59におけるオペアンプ71の出力結果が過
電流状態であるか否かを判断する。この判断は、オベア
ンプ71の出力レベルをその時々で通電されているヒー
タ38a〜41aの数に応じた所定値と比較することに
より行われる。そして、オペアンプ71の出力レベルが
所定値よりも大きい場合に、過電流状態と判断される。
ここで、オペアンプ71の出力が過電流状態でない場合
には、次の異常判定を実行することなく、ステップ80
0へ移行する。オペアンプ71の出力が過電流状態であ
る場合には、次の異常判定を実行すべくステップ500
へ移行する。
降下の異常判定の処理が実行された後、処理は図6のフ
ローチャートにおけるステップ400へと移行する。図
6のフローチャートにおいて、ステップ210又はステ
ップ300から移行してステップ400においては、電
流検出回路59におけるオペアンプ71の出力結果が過
電流状態であるか否かを判断する。この判断は、オベア
ンプ71の出力レベルをその時々で通電されているヒー
タ38a〜41aの数に応じた所定値と比較することに
より行われる。そして、オペアンプ71の出力レベルが
所定値よりも大きい場合に、過電流状態と判断される。
ここで、オペアンプ71の出力が過電流状態でない場合
には、次の異常判定を実行することなく、ステップ80
0へ移行する。オペアンプ71の出力が過電流状態であ
る場合には、次の異常判定を実行すべくステップ500
へ移行する。
【0051】ステップ500においては、何れのヒータ
38a〜41aを含むヒータ通電回路が過電流状態であ
るかを特定するために過電流の異常判定を実行する。詳
しくは、図8に示すように、先ずステップ501におい
て、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させるべ
く、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイッ
チング制御する。このとき、他のヒータ39a〜41a
は通電されないことから、電流検出回路59のオペアン
プ71に対する入力は、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路を流れる電流値のみとなる。そして、その入
力電流値に対応する出力電流値が検出電流Isとして電
流検出回路59から出力され、その電流値がA/D変換
器56を介してCPU52に入力される。
38a〜41aを含むヒータ通電回路が過電流状態であ
るかを特定するために過電流の異常判定を実行する。詳
しくは、図8に示すように、先ずステップ501におい
て、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させるべ
く、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイッ
チング制御する。このとき、他のヒータ39a〜41a
は通電されないことから、電流検出回路59のオペアン
プ71に対する入力は、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路を流れる電流値のみとなる。そして、その入
力電流値に対応する出力電流値が検出電流Isとして電
流検出回路59から出力され、その電流値がA/D変換
器56を介してCPU52に入力される。
【0052】続いて、ステップ502において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値αよりも大きいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値αよりも
大きくない場合には、第1のヒータ38aを含むヒータ
通電回路が過電流状態ではないものとして、ステップ5
04へ移行する。検出電流Isの値が所定値αよりも大
きい場合には、ステップ503へ移行する。そして、ス
テップ503において、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が過電流状態で異常であることを指示するた
めの異常フラグH1XBを「1」にセットして、ステッ
プ504へ移行する。
きの検出電流Isの値が所定値αよりも大きいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値αよりも
大きくない場合には、第1のヒータ38aを含むヒータ
通電回路が過電流状態ではないものとして、ステップ5
04へ移行する。検出電流Isの値が所定値αよりも大
きい場合には、ステップ503へ移行する。そして、ス
テップ503において、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が過電流状態で異常であることを指示するた
めの異常フラグH1XBを「1」にセットして、ステッ
プ504へ移行する。
【0053】ステップ504においては、第2のヒータ
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ505において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ507へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ506へ移行する。そして、ステップ50
6において、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH2XBを「1」にセットして、ステップ507へ
移行する。
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ505において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ507へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ506へ移行する。そして、ステップ50
6において、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH2XBを「1」にセットして、ステップ507へ
移行する。
【0054】ステップ507においては、第3のヒータ
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ508において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電流
状態ではないものとして、ステップ510へ移行する。
検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合には、ス
テップ509へ移行する。そして、ステップ509にお
いて、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電
流状態で異常であることを指示するための異常フラグH
3XBを「1」にセットして、ステップ510へ移行す
る。
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ508において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電流
状態ではないものとして、ステップ510へ移行する。
検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合には、ス
テップ509へ移行する。そして、ステップ509にお
いて、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電
流状態で異常であることを指示するための異常フラグH
3XBを「1」にセットして、ステップ510へ移行す
る。
【0055】ステップ510においては、第4のヒータ
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ511において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ513へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ512へ移行する。そして、ステップ51
2において、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH4XBを「1」にセットして、ステップ513へ
移行する。
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ511において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ513へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ512へ移行する。そして、ステップ51
2において、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH4XBを「1」にセットして、ステップ513へ
移行する。
【0056】そして、ステップ513においては、全て
のヒータ38a〜41aを強制的にそろって非通電とす
べく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイ
ッチング制御する。
のヒータ38a〜41aを強制的にそろって非通電とす
べく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイ
ッチング制御する。
【0057】続いて、ステップ514において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値β(β<α)よりも大き
いか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が所定
値βよりも大きくない場合には、全てのヒータ38a〜
41aを含む全てのヒータ通電回路が過電流状態ではな
いものとする。検出電流Isの値が所定値βよりも大き
い場合には、ステップ515へ移行する。そして、ステ
ップ515において、全てのヒータ38a〜41aを含
む全てのヒータ通電回路が過電流状態で異常であること
を指示するための異常フラグHAXBを「1」にセット
する。
きの検出電流Isの値が所定値β(β<α)よりも大き
いか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が所定
値βよりも大きくない場合には、全てのヒータ38a〜
41aを含む全てのヒータ通電回路が過電流状態ではな
いものとする。検出電流Isの値が所定値βよりも大き
い場合には、ステップ515へ移行する。そして、ステ
ップ515において、全てのヒータ38a〜41aを含
む全てのヒータ通電回路が過電流状態で異常であること
を指示するための異常フラグHAXBを「1」にセット
する。
【0058】このように、ステップ500において過電
流に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図6
のフローチャートにおけるステップ600へと移行す
る。ステップ600においては、各ヒータ38a〜41
aに係る性能低下の異常判定を行うべきダイアグ実行条
件が成立しているか否かを判断する。この判断は、今回
読み込まれたエンジン回転数NE、車速SPD及びバッ
テリ25の電圧レベル等に基づいて行われる。即ち、エ
ンジン始動後に所定の時間が経過していることと、車速
SPDが所定値よりも低いことと、バッテリ25の電圧
レベルが所定範囲内にあることとを実行条件として、そ
の実行条件の成立が判断される。そして、ダイアグ実行
条件が成立していない場合には、性能低下の異常判定を
実行することなく、ステップ800へ移行する。ダイア
グ実行条件が成立している場合には、性能低下の異常判
定を実行すべく、ステップ700へ移行する。
流に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図6
のフローチャートにおけるステップ600へと移行す
る。ステップ600においては、各ヒータ38a〜41
aに係る性能低下の異常判定を行うべきダイアグ実行条
件が成立しているか否かを判断する。この判断は、今回
読み込まれたエンジン回転数NE、車速SPD及びバッ
テリ25の電圧レベル等に基づいて行われる。即ち、エ
ンジン始動後に所定の時間が経過していることと、車速
SPDが所定値よりも低いことと、バッテリ25の電圧
レベルが所定範囲内にあることとを実行条件として、そ
の実行条件の成立が判断される。そして、ダイアグ実行
条件が成立していない場合には、性能低下の異常判定を
実行することなく、ステップ800へ移行する。ダイア
グ実行条件が成立している場合には、性能低下の異常判
定を実行すべく、ステップ700へ移行する。
【0059】ステップ700においては、何れのヒータ
38a〜41aに係る性能低下の異常であるかを特定す
るために、ヒータ性能低下に関する異常判定を実行す
る。詳しくは、図9に示すように、先ずステップ701
において、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させ
るべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をス
イッチング制御する。
38a〜41aに係る性能低下の異常であるかを特定す
るために、ヒータ性能低下に関する異常判定を実行す
る。詳しくは、図9に示すように、先ずステップ701
において、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させ
るべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をス
イッチング制御する。
【0060】続いて、ステップ702において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値γ(γ<β<α)よりも
小さいか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が
所定値γよりも小さくない場合には、第1のヒータ38
aに係る性能低下はないものとして、ステップ704へ
移行する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場
合には、ステップ703へ移行する。そして、ステップ
703において、第1のヒータ38aに係る性能低下の
異常であることを指示するための異常フラグH1XCを
「1」にセットして、ステップ704へ移行する。
きの検出電流Isの値が所定値γ(γ<β<α)よりも
小さいか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が
所定値γよりも小さくない場合には、第1のヒータ38
aに係る性能低下はないものとして、ステップ704へ
移行する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場
合には、ステップ703へ移行する。そして、ステップ
703において、第1のヒータ38aに係る性能低下の
異常であることを指示するための異常フラグH1XCを
「1」にセットして、ステップ704へ移行する。
【0061】ステップ704においては、第2のヒータ
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ705において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第2のヒータ39aに係る性能低下がないものと
して、ステップ707へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ706へ移行
する。そして、ステップ706において、第2のヒータ
39aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH2XCを「1」にセットして、ステップ
707へ移行する。ステップ707においては、第3の
ヒータ40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路
60の各トランジスタ63〜66をスイッチング制御す
る。
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ705において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第2のヒータ39aに係る性能低下がないものと
して、ステップ707へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ706へ移行
する。そして、ステップ706において、第2のヒータ
39aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH2XCを「1」にセットして、ステップ
707へ移行する。ステップ707においては、第3の
ヒータ40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路
60の各トランジスタ63〜66をスイッチング制御す
る。
【0062】続いて、ステップ708において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値γよりも小さいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値γよりも
小さくない場合には、第3のヒータ40aに係る性能低
下がないものとして、ステップ710へ移行する。検出
電流Isの値が所定値γよりも小さい場合には、ステッ
プ709へ移行する。そして、ステップ709におい
て、第3のヒータ40aに係る性能低下の異常であるこ
とを指示するための異常フラグH3XCを「1」にセッ
トして、ステップ710へ移行する。
きの検出電流Isの値が所定値γよりも小さいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値γよりも
小さくない場合には、第3のヒータ40aに係る性能低
下がないものとして、ステップ710へ移行する。検出
電流Isの値が所定値γよりも小さい場合には、ステッ
プ709へ移行する。そして、ステップ709におい
て、第3のヒータ40aに係る性能低下の異常であるこ
とを指示するための異常フラグH3XCを「1」にセッ
トして、ステップ710へ移行する。
【0063】ステップ710においては、第4のヒータ
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ711において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第4のヒータ41aに係る性能低下がないものと
する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場合に
は、ステップ712へ移行する。そして、ステップ71
2において、第4のヒータ41aに係る性能低下の異常
であることを指示するための異常フラグH4XCを
「1」にセットする。
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ711において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第4のヒータ41aに係る性能低下がないものと
する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場合に
は、ステップ712へ移行する。そして、ステップ71
2において、第4のヒータ41aに係る性能低下の異常
であることを指示するための異常フラグH4XCを
「1」にセットする。
【0064】このように、ステップ700において性能
低下に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図
6のフローチャートにおけるステップ800へ移行す
る。ステップ800においては、各ヒータ38a〜41
aを含むヒータ通電回路に異常が有るか否かを判断す
る。即ち、各異常フラグH1XA〜H4XA,H1XB
〜H4XB,HAXB,H1XC〜H4XCが一つでも
「1」であるか否かを判断する。ここで、異常が無い場
合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回
路に故障がないものとして、ステップ810へ移行す
る。そして、ステップ810において、警告ランプ24
を消灯させて、その後の処理を一旦終了する。異常が有
る場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路に故障があるものとし、ステップ820へ移行す
る。そして、ステップ820において、運転者に各ヒー
タ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の故障を警告
すべく、警告ランプ24を点灯させる。
低下に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図
6のフローチャートにおけるステップ800へ移行す
る。ステップ800においては、各ヒータ38a〜41
aを含むヒータ通電回路に異常が有るか否かを判断す
る。即ち、各異常フラグH1XA〜H4XA,H1XB
〜H4XB,HAXB,H1XC〜H4XCが一つでも
「1」であるか否かを判断する。ここで、異常が無い場
合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回
路に故障がないものとして、ステップ810へ移行す
る。そして、ステップ810において、警告ランプ24
を消灯させて、その後の処理を一旦終了する。異常が有
る場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路に故障があるものとし、ステップ820へ移行す
る。そして、ステップ820において、運転者に各ヒー
タ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の故障を警告
すべく、警告ランプ24を点灯させる。
【0065】続いて、ステップ830において、各ヒー
タ38a〜41aを含むヒータ通電回路に故障が発生し
たことを指示するダイアグコードを、バックアップRA
M55に記憶させる。この場合、各異常フラグH1XA
〜H4XA,H1XB〜H4XB,HAXB,H1XC
〜H4XCにより、故障に係る各ヒータ38a〜41a
を含むヒータ通電回路が具体的に特定されてバックアッ
プRAM55に記憶されることになる。尚、バックアッ
プRAM55に記憶されたダイアグコードは、その後、
40回の暖機サイクルの間に他の全ての故障が発生しな
い場合に、消去されるようになっている。そして、ステ
ップ830の処理を終えた後、その後の処理を一旦終了
する。
タ38a〜41aを含むヒータ通電回路に故障が発生し
たことを指示するダイアグコードを、バックアップRA
M55に記憶させる。この場合、各異常フラグH1XA
〜H4XA,H1XB〜H4XB,HAXB,H1XC
〜H4XCにより、故障に係る各ヒータ38a〜41a
を含むヒータ通電回路が具体的に特定されてバックアッ
プRAM55に記憶されることになる。尚、バックアッ
プRAM55に記憶されたダイアグコードは、その後、
40回の暖機サイクルの間に他の全ての故障が発生しな
い場合に、消去されるようになっている。そして、ステ
ップ830の処理を終えた後、その後の処理を一旦終了
する。
【0066】以上説明したように、この実施例によれ
ば、ECU51により、エンジンの運転条件や排気通路
の温度条件に応じて、各空燃比センサ38〜41におけ
る各ヒータ38a〜41aが通電制御される。この制御
により、各ヒータ38a〜41aの発熱量が調整されて
各空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調
節が行われる。
ば、ECU51により、エンジンの運転条件や排気通路
の温度条件に応じて、各空燃比センサ38〜41におけ
る各ヒータ38a〜41aが通電制御される。この制御
により、各ヒータ38a〜41aの発熱量が調整されて
各空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調
節が行われる。
【0067】そして、この実施例では、全てのヒータ3
8a〜41aが、電圧降下検出回路61における比較器
80の一方の入力端子に並列に接続されている。又、そ
の比較器80により、全てのヒータ38a〜41aにお
ける電圧降下分が基準電圧VBの値と比較される。そし
て、各ヒータ38a〜41aが通電されているときに、
ECU51により、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であると判断された場合には、比較器80の出力結
果に基づき、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路の断線等に起因する故障が判定される。例えば、
各ヒータ38a〜41aの何れかが断線等で故障してい
る場合には、比較器80において基準電圧VBの値と比
較される全てのヒータ通電回路に係る電圧降下分が変化
することになり、ECU51ではそれら各ヒータ通電回
路の何れかが断線等に起因する故障であると判定され
る。
8a〜41aが、電圧降下検出回路61における比較器
80の一方の入力端子に並列に接続されている。又、そ
の比較器80により、全てのヒータ38a〜41aにお
ける電圧降下分が基準電圧VBの値と比較される。そし
て、各ヒータ38a〜41aが通電されているときに、
ECU51により、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であると判断された場合には、比較器80の出力結
果に基づき、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路の断線等に起因する故障が判定される。例えば、
各ヒータ38a〜41aの何れかが断線等で故障してい
る場合には、比較器80において基準電圧VBの値と比
較される全てのヒータ通電回路に係る電圧降下分が変化
することになり、ECU51ではそれら各ヒータ通電回
路の何れかが断線等に起因する故障であると判定され
る。
【0068】従って、この実施例では、一つの比較器8
0を使用するだけで各ヒータ38a〜41aに係る断線
等の故障が判定されることから、複数のヒータ38a〜
41aの各々について、故障判定のための回路等をそれ
ぞれ個別に設ける必要がない。その結果、一つの比較器
80を含む電圧降下検出回路61を用いるだけで、各ヒ
ータ38a〜41aに係る断線等の故障を検出すること
ができる。そのため、各ヒータ38a〜41aの数に応
じて各ヒータ38a〜41aに係る故障検出用回路を複
数設ける必要がなく、延いては回路構成を簡略化するこ
とができ、部品点数の増大を抑えることができる。
0を使用するだけで各ヒータ38a〜41aに係る断線
等の故障が判定されることから、複数のヒータ38a〜
41aの各々について、故障判定のための回路等をそれ
ぞれ個別に設ける必要がない。その結果、一つの比較器
80を含む電圧降下検出回路61を用いるだけで、各ヒ
ータ38a〜41aに係る断線等の故障を検出すること
ができる。そのため、各ヒータ38a〜41aの数に応
じて各ヒータ38a〜41aに係る故障検出用回路を複
数設ける必要がなく、延いては回路構成を簡略化するこ
とができ、部品点数の増大を抑えることができる。
【0069】しかも、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aに係る断線等の故障が判定された場合に、一つ
のヒータ38a〜41aに対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータ38a〜41aに対
する通電とが、全てのヒータ38a〜41aについて順
次に強制的に行われる。そして、そのように各ヒータ3
8a〜41aに対する非通電及び通電が順次行われてい
るときに、ECU51では、比較器80の出力結果に基
づき各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の
中で故障の起こっているヒータ通電回路が特定される。
例えば、第1のヒータ38aに対する非通電と他の各ヒ
ータ39a〜41aに対する通電が行われているとき
に、比較器80の出力結果が低レベルである場合には、
そのとき非通電とされた第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が故障していると特定される。即ち、第1の
ヒータ38aを含むヒータ通電回路が断線等に起因して
故障しているものとして、異常フラグH1XAが「1」
にセットされる。従って、複数のヒータ通電回路の中か
ら断線等の故障の起こっている一つのヒータ通電回路が
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aについて
断線等の故障が起きているかを具体的に特定することが
できる。
〜41aに係る断線等の故障が判定された場合に、一つ
のヒータ38a〜41aに対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータ38a〜41aに対
する通電とが、全てのヒータ38a〜41aについて順
次に強制的に行われる。そして、そのように各ヒータ3
8a〜41aに対する非通電及び通電が順次行われてい
るときに、ECU51では、比較器80の出力結果に基
づき各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の
中で故障の起こっているヒータ通電回路が特定される。
例えば、第1のヒータ38aに対する非通電と他の各ヒ
ータ39a〜41aに対する通電が行われているとき
に、比較器80の出力結果が低レベルである場合には、
そのとき非通電とされた第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が故障していると特定される。即ち、第1の
ヒータ38aを含むヒータ通電回路が断線等に起因して
故障しているものとして、異常フラグH1XAが「1」
にセットされる。従って、複数のヒータ通電回路の中か
ら断線等の故障の起こっている一つのヒータ通電回路が
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aについて
断線等の故障が起きているかを具体的に特定することが
できる。
【0070】加えて、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aが通電されているときに、電流検出回路59に
おけるオペアンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ3
8a〜41aにおける過電流状態がECU51により判
断される。そして、各ヒータ38a〜41aが過電流状
態であると判断された場合には、各ヒータ38a〜41
aが順次強制的に通電され、その通電時に、ECU51
により、オペアンプ71の出力結果に基づいて過電流状
態のヒータ38a〜41aが特定される。例えば、第1
のヒータ38aが強制的に通電されているときに、オペ
アンプ71の出力結果が所定値αよりも大きい場合に
は、第1のヒータ38aが過電流状態であるものと特定
される。即ち、第1のヒータ38aが過電流状態に故障
しているものとして、異常フラグH1XBが「1」にセ
ットされる。従って、複数のヒータ38a〜41aの中
から過電流状態に故障を起こしている一つのヒータ38
a〜41aが特定される。その結果、複数のヒータ付空
燃比センサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜4
1aに過電流状態に故障しているかを具体的に特定する
ことができる。
〜41aが通電されているときに、電流検出回路59に
おけるオペアンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ3
8a〜41aにおける過電流状態がECU51により判
断される。そして、各ヒータ38a〜41aが過電流状
態であると判断された場合には、各ヒータ38a〜41
aが順次強制的に通電され、その通電時に、ECU51
により、オペアンプ71の出力結果に基づいて過電流状
態のヒータ38a〜41aが特定される。例えば、第1
のヒータ38aが強制的に通電されているときに、オペ
アンプ71の出力結果が所定値αよりも大きい場合に
は、第1のヒータ38aが過電流状態であるものと特定
される。即ち、第1のヒータ38aが過電流状態に故障
しているものとして、異常フラグH1XBが「1」にセ
ットされる。従って、複数のヒータ38a〜41aの中
から過電流状態に故障を起こしている一つのヒータ38
a〜41aが特定される。その結果、複数のヒータ付空
燃比センサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜4
1aに過電流状態に故障しているかを具体的に特定する
ことができる。
【0071】同様に、ダイアグ実行条件の成立時には、
各ヒータ38a〜41aが順次強制的に通電され、オペ
アンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ38a〜41
aの性能低下に起因した故障が判定される。そして、、
複数のヒータ38a〜41aの中から性能低下に起因し
た故障を起こしているヒータ38a〜41aが具体的に
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aに性能低
下の故障が起きているかを具体的に特定することができ
る。
各ヒータ38a〜41aが順次強制的に通電され、オペ
アンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ38a〜41
aの性能低下に起因した故障が判定される。そして、、
複数のヒータ38a〜41aの中から性能低下に起因し
た故障を起こしているヒータ38a〜41aが具体的に
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aに性能低
下の故障が起きているかを具体的に特定することができ
る。
【0072】つまり、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aを含む各ヒータ通電回路における電流値がそれ
ぞれ検出され、その電流値に基づいて各ヒータ38a〜
41aに係る過電流及び性能低下の故障が特定される。
従って、この電流値に基づいて行われる過電流及び性能
低下に起因した故障の特定と、上記の電圧降下分に基づ
いて行われる断線等に起因した故障の特定とを併用する
ことで、各ヒータ38a〜41aに係る故障の特定をよ
り具体的に高精度で行うことができる。
〜41aを含む各ヒータ通電回路における電流値がそれ
ぞれ検出され、その電流値に基づいて各ヒータ38a〜
41aに係る過電流及び性能低下の故障が特定される。
従って、この電流値に基づいて行われる過電流及び性能
低下に起因した故障の特定と、上記の電圧降下分に基づ
いて行われる断線等に起因した故障の特定とを併用する
ことで、各ヒータ38a〜41aに係る故障の特定をよ
り具体的に高精度で行うことができる。
【0073】又、この実施例では、各ヒータ38a〜4
1aに係る故障が検出されたときに、警告ランプ24が
点灯されることから、各ヒータ38a〜41aに係る故
障を運転者に直ちに知らせることができる。又、各ヒー
タ38a〜41aに係る故障検出データは、バックアッ
プRAM55に記憶されることから、エンジンの定期検
査等の際に、そのバックアップRAM55のデータを読
み取ることにより、各ヒータ38a〜41aに係る故障
の有無及びその故障の種類と、故障に係るヒータ38a
〜41aを具体的に確認することができる。
1aに係る故障が検出されたときに、警告ランプ24が
点灯されることから、各ヒータ38a〜41aに係る故
障を運転者に直ちに知らせることができる。又、各ヒー
タ38a〜41aに係る故障検出データは、バックアッ
プRAM55に記憶されることから、エンジンの定期検
査等の際に、そのバックアップRAM55のデータを読
み取ることにより、各ヒータ38a〜41aに係る故障
の有無及びその故障の種類と、故障に係るヒータ38a
〜41aを具体的に確認することができる。
【0074】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、V型エンジンの左右各バンク
2,3の排気通路に対応して並列に配設された各三元触
媒コンバータ14L,14Rの上流側及び下流側に合計
4個のヒータ付空燃比センサ38〜41を設けた場合に
具体化した。これに対し、単に直列型エンジンの排気通
路に配設された三元触媒コンバータの上流側及び下流側
にそれぞれヒータ付空燃比センサを配設した場合に具体
化することもできる。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、V型エンジンの左右各バンク
2,3の排気通路に対応して並列に配設された各三元触
媒コンバータ14L,14Rの上流側及び下流側に合計
4個のヒータ付空燃比センサ38〜41を設けた場合に
具体化した。これに対し、単に直列型エンジンの排気通
路に配設された三元触媒コンバータの上流側及び下流側
にそれぞれヒータ付空燃比センサを配設した場合に具体
化することもできる。
【0075】(2)前記実施例では、電圧降下検出回路
61の比較器80において、各ヒータ38a〜41aに
おける電圧降下分を基準電圧VBの値と比較するように
した。これに対し、比較器において各ヒータを流れる電
流値を基準値と比較するように構成してもよい。
61の比較器80において、各ヒータ38a〜41aに
おける電圧降下分を基準電圧VBの値と比較するように
した。これに対し、比較器において各ヒータを流れる電
流値を基準値と比較するように構成してもよい。
【0076】(3)前記実施例では、比較器80を含む
電圧降下検出回路61と電流検出回路59の両方を設け
て、各ヒータ38a〜41aにおける電圧降下分と各ヒ
ータ38a〜41aを流れる電流値の両方に基づいて各
ヒータ38a〜41aに係る故障を判定するようにし
た。これに対し、比較器を含む電圧降下検出回路のみを
設けて、各ヒータにおける電圧降下分のみに基づき各ヒ
ータに係る故障を判定するようにしてもよい。
電圧降下検出回路61と電流検出回路59の両方を設け
て、各ヒータ38a〜41aにおける電圧降下分と各ヒ
ータ38a〜41aを流れる電流値の両方に基づいて各
ヒータ38a〜41aに係る故障を判定するようにし
た。これに対し、比較器を含む電圧降下検出回路のみを
設けて、各ヒータにおける電圧降下分のみに基づき各ヒ
ータに係る故障を判定するようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、各ヒータを流れる電流値又は各ヒータにおける電圧
降下分を比較器により基準値と比較するために、比較器
の一方の入力端子に全てのヒータの一端を並列に接続し
ている。そして、全てのヒータが通電状態であると判断
されたときに、比較器の出力結果に基づき各ヒータの故
障を判定するようにしている。従って、複数のヒータの
各々に対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設け
る必要がない。その結果、一つの回路を用いて複数のヒ
ータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検出するこ
とができるという優れた効果を発揮する。
ば、各ヒータを流れる電流値又は各ヒータにおける電圧
降下分を比較器により基準値と比較するために、比較器
の一方の入力端子に全てのヒータの一端を並列に接続し
ている。そして、全てのヒータが通電状態であると判断
されたときに、比較器の出力結果に基づき各ヒータの故
障を判定するようにしている。従って、複数のヒータの
各々に対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設け
る必要がない。その結果、一つの回路を用いて複数のヒ
ータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検出するこ
とができるという優れた効果を発揮する。
【0078】又、第2の発明によれば、各ヒータの故障
が判定された場合に、一つのヒータに対する非通電とそ
の非通電と同時に行われる残りの全てのヒータに対する
通電とを、全てのヒータについて順次に強制的に行うよ
うにしている。そして、その各ヒータに対する非通電及
び通電が順次行われているときに、比較器の出力結果に
基づき全てのヒータの中で故障の起こっているヒータを
特定するようにしている。この結果、複数のヒータの中
のどのヒータが故障しているかを具体的に特定すること
ができるという優れた効果を発揮する。
が判定された場合に、一つのヒータに対する非通電とそ
の非通電と同時に行われる残りの全てのヒータに対する
通電とを、全てのヒータについて順次に強制的に行うよ
うにしている。そして、その各ヒータに対する非通電及
び通電が順次行われているときに、比較器の出力結果に
基づき全てのヒータの中で故障の起こっているヒータを
特定するようにしている。この結果、複数のヒータの中
のどのヒータが故障しているかを具体的に特定すること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図1】第1の発明の基本的な概念構成を示す概念構成
図である。
図である。
【図2】第2の発明の基本的な概念構成を示す概念構成
図である。
図である。
【図3】第1及び第2の発明を具体化した一実施例にお
けるガソリンエンジンシステムを示す概略構成図であ
る。
けるガソリンエンジンシステムを示す概略構成図であ
る。
【図4】一実施例においてECU等の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】一実施例において、各ヒータを含む各ヒータ通
電回路とその駆動回路、電流検出回路及び電圧降下検出
回路等の関係を示す接続ダイヤグラムである。
電回路とその駆動回路、電流検出回路及び電圧降下検出
回路等の関係を示す接続ダイヤグラムである。
【図6】一実施例において、ECUにより実行される空
燃比センサ温度調節及びヒータ故障検出のための処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
燃比センサ温度調節及びヒータ故障検出のための処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図7】一実施例において、図6のフローチャートの一
部を詳しく示すフローチャートである。
部を詳しく示すフローチャートである。
【図8】一実施例において、同じく図6のフローチャー
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
【図9】一実施例において、同じく図6のフローチャー
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
1…内燃機関としてのエンジン本体、5L,5R…排気
マニホルド、15L,15R,16…排気管(5L,5
R,15L,15R,16により排気通路が構成されて
いる)、38…第1の空燃比センサ、39…第2の空燃
比センサ、40…第3の空燃比センサ、41…第4の空
燃比センサ、38a…第1のヒータ、39a…第2のヒ
ータ、40a…第3のヒータ、41a…第4のヒータ、
51…ECU(51により温調用回路、通電状態判断手
段、故障判定手段、強制通電手段及び故障特定手段が構
成されている)、80…比較器。
マニホルド、15L,15R,16…排気管(5L,5
R,15L,15R,16により排気通路が構成されて
いる)、38…第1の空燃比センサ、39…第2の空燃
比センサ、40…第3の空燃比センサ、41…第4の空
燃比センサ、38a…第1のヒータ、39a…第2のヒ
ータ、40a…第3のヒータ、41a…第4のヒータ、
51…ECU(51により温調用回路、通電状態判断手
段、故障判定手段、強制通電手段及び故障特定手段が構
成されている)、80…比較器。
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 空燃比センサ温調用回路の故障検出装
置
置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の空燃比を
検出するための空燃比センサに係り、詳しくは、ヒータ
付空燃比センサのヒータを含む温度調節(温調)用回路
に係る故障を検出するための故障検出装置に関するもの
である。
検出するための空燃比センサに係り、詳しくは、ヒータ
付空燃比センサのヒータを含む温度調節(温調)用回路
に係る故障を検出するための故障検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の空燃比制御では、排気
通路に設けられた空燃比センサが使用されている。そし
て、その空燃比センサで検出される空燃比に基づき、内
燃機関に供給されるべき目標の燃料量がフィードバック
制御されることにより、実際の空燃比が狙いの目標空燃
比に制御される。ここで、空燃比センサを構成するセン
サ素子の温度を所定の活性化温度に安定して保つため
に、ヒータを備えてなるヒータ付空燃比センサが用いら
れている。そして、排気ガスの温度が内燃機関の運転条
件や排気通路の位置により多少異なることから、ヒータ
付空燃比センサが使用された場合に、そのヒータが温度
調節(温調)用回路で制御されることにより、空燃比セ
ンサの温度が条件に応じて好適に制御される。
通路に設けられた空燃比センサが使用されている。そし
て、その空燃比センサで検出される空燃比に基づき、内
燃機関に供給されるべき目標の燃料量がフィードバック
制御されることにより、実際の空燃比が狙いの目標空燃
比に制御される。ここで、空燃比センサを構成するセン
サ素子の温度を所定の活性化温度に安定して保つため
に、ヒータを備えてなるヒータ付空燃比センサが用いら
れている。そして、排気ガスの温度が内燃機関の運転条
件や排気通路の位置により多少異なることから、ヒータ
付空燃比センサが使用された場合に、そのヒータが温度
調節(温調)用回路で制御されることにより、空燃比セ
ンサの温度が条件に応じて好適に制御される。
【0003】ところで、以前のヒータ付空燃比センサで
は、ヒータやワイヤハーネスを含む温調用回路におい
て、その断線等の故障を検出する手立てがなかった。従
って、温調用回路に故障が生じた場合には、その空燃比
センサの温度調節が好適に行われていることを前提とし
て空燃比センサで空燃比が検出されることになる。その
結果、空燃比制御で得られるべき実際の空燃比が狙いの
目標空燃比からずれてしまい、排気エミッションを悪化
させるおそれがあった。
は、ヒータやワイヤハーネスを含む温調用回路におい
て、その断線等の故障を検出する手立てがなかった。従
って、温調用回路に故障が生じた場合には、その空燃比
センサの温度調節が好適に行われていることを前提とし
て空燃比センサで空燃比が検出されることになる。その
結果、空燃比制御で得られるべき実際の空燃比が狙いの
目標空燃比からずれてしまい、排気エミッションを悪化
させるおそれがあった。
【0004】そこで、実開昭62−44272号公報に
おいては、ヒータ付空燃比センサに関して、そのヒータ
を含む温調用回路の断線等を検出する装置が提案されて
いる。この装置では、車両が故障診断のシステムを備え
ている場合に、断線等の故障の有無を診断項目の一つと
して、その診断結果が運転者に速やかに警告されるよう
になっている。
おいては、ヒータ付空燃比センサに関して、そのヒータ
を含む温調用回路の断線等を検出する装置が提案されて
いる。この装置では、車両が故障診断のシステムを備え
ている場合に、断線等の故障の有無を診断項目の一つと
して、その診断結果が運転者に速やかに警告されるよう
になっている。
【0005】即ち、この従来技術における温調用回路で
は、ヒータとその駆動回路とが電源に直列に接続されて
ヒータ通電回路が構成されている。そして、内燃機関の
運転条件や排気通路における空燃比センサの位置の違い
に応じてヒータ通電回路が開閉されることにより、空燃
比センサの温度調節が行われる。このようなヒータ通電
回路においてその断線等の故障が検出される。具体的に
は、ヒータを含むヒータ通電回路の途中に抵抗が直列に
接続されており、その抵抗による電圧降下分が基準電圧
と比較され、電圧降下のないときには、所定レベルの電
圧が出力される。そして、ヒータに対する通電条件が成
立し、且つ温調用回路における電圧降下の出力が所定レ
ベルのときに、断線等の故障であるものとして、そのこ
とを指示する信号が出力される。
は、ヒータとその駆動回路とが電源に直列に接続されて
ヒータ通電回路が構成されている。そして、内燃機関の
運転条件や排気通路における空燃比センサの位置の違い
に応じてヒータ通電回路が開閉されることにより、空燃
比センサの温度調節が行われる。このようなヒータ通電
回路においてその断線等の故障が検出される。具体的に
は、ヒータを含むヒータ通電回路の途中に抵抗が直列に
接続されており、その抵抗による電圧降下分が基準電圧
と比較され、電圧降下のないときには、所定レベルの電
圧が出力される。そして、ヒータに対する通電条件が成
立し、且つ温調用回路における電圧降下の出力が所定レ
ベルのときに、断線等の故障であるものとして、そのこ
とを指示する信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、排気通路に単に一つのヒータ付空燃比センサが
設けられているシステムが前提とされている。そのた
め、排気通路に複数のヒータ付空燃比センサが設けられ
て各ヒータの温度調節をそれぞれ個別に行うシステムを
構成した場合に、ヒータの数に応じて各ヒータを含む各
ヒータ通電回路の故障を検出する回路がそれぞれ必要と
なる。例えば、内燃機関がV型エンジンである場合、或
いは触媒コンバータの上流側と下流側にそれぞれヒータ
付空燃比センサを設けてなるダブル空燃比センサのシス
テムである場合には、各ヒータ付空燃比センサに対応し
て複数の故障検出回路が必要となり、回路構成が複雑に
なるばかりでなく、部品点数の増大を招くことにもなっ
た。
術では、排気通路に単に一つのヒータ付空燃比センサが
設けられているシステムが前提とされている。そのた
め、排気通路に複数のヒータ付空燃比センサが設けられ
て各ヒータの温度調節をそれぞれ個別に行うシステムを
構成した場合に、ヒータの数に応じて各ヒータを含む各
ヒータ通電回路の故障を検出する回路がそれぞれ必要と
なる。例えば、内燃機関がV型エンジンである場合、或
いは触媒コンバータの上流側と下流側にそれぞれヒータ
付空燃比センサを設けてなるダブル空燃比センサのシス
テムである場合には、各ヒータ付空燃比センサに対応し
て複数の故障検出回路が必要となり、回路構成が複雑に
なるばかりでなく、部品点数の増大を招くことにもなっ
た。
【0007】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その第1の目的は、一つの回路を用いて
複数のヒータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検
出することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障
検出装置を提供することにある。又、第2の目的は、複
数のヒータの中でどのヒータに係る故障であるかを特定
することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障検
出装置を提供することにある。
ものであって、その第1の目的は、一つの回路を用いて
複数のヒータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検
出することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障
検出装置を提供することにある。又、第2の目的は、複
数のヒータの中でどのヒータに係る故障であるかを特定
することを可能にした空燃比センサ温調用回路の故障検
出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、第1の発明においては、図1に示すように、
内燃機関M1の排気通路M2に設けられ、温度特性を有
する複数の空燃比センサM3と、それら各空燃比センサ
M3にそれぞれ設けられ、各空燃比センサM3を加熱す
るための通電発熱式の複数のヒータM4とを備え、内燃
機関M1の運転条件や排気通路M2の温度条件に応じて
各ヒータM4を通電制御することにより、各ヒータM4
の発熱量を調整して各空燃比センサM3の温度調節を行
うようにした空燃比センサ温調用回路M5において、各
ヒータM4を流れる電流値又は各ヒータM4における電
圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子に
全てのヒータM4の一端を並列に接続してなる比較器M
6と、全てのヒータM4が通電状態であるか否かを判断
するための通電状態判断手段M7と、その通電状態判断
手段M7により全てのヒータM4が通電状態であると判
断されたときに、電流値又は電圧降下分と基準値との比
較より得られる比較器M6の出力結果に基づき、各ヒー
タM4の故障を判定するための故障判定手段M8とを備
えたことを趣旨としている。
るために、第1の発明においては、図1に示すように、
内燃機関M1の排気通路M2に設けられ、温度特性を有
する複数の空燃比センサM3と、それら各空燃比センサ
M3にそれぞれ設けられ、各空燃比センサM3を加熱す
るための通電発熱式の複数のヒータM4とを備え、内燃
機関M1の運転条件や排気通路M2の温度条件に応じて
各ヒータM4を通電制御することにより、各ヒータM4
の発熱量を調整して各空燃比センサM3の温度調節を行
うようにした空燃比センサ温調用回路M5において、各
ヒータM4を流れる電流値又は各ヒータM4における電
圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子に
全てのヒータM4の一端を並列に接続してなる比較器M
6と、全てのヒータM4が通電状態であるか否かを判断
するための通電状態判断手段M7と、その通電状態判断
手段M7により全てのヒータM4が通電状態であると判
断されたときに、電流値又は電圧降下分と基準値との比
較より得られる比較器M6の出力結果に基づき、各ヒー
タM4の故障を判定するための故障判定手段M8とを備
えたことを趣旨としている。
【0009】上記第2の目的を達成するために、第2の
発明においては、図2に示すように、請求項1に記載の
空燃比センサ温調用回路の故障検出装置において、故障
判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定された場
合に、一つのヒータM4に対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータM4に対する通電と
を、全てのヒータM4について順次に強制的に行うため
の強制通電手段M9と、その強制通電手段M9により各
ヒータM4に対する非通電及び通電が順次行われている
ときに、比較器M6の出力結果に基づき全てのヒータM
4の中で故障の起こっているヒータM4を特定するため
の故障特定手段M10とを備えたことを趣旨としてい
る。
発明においては、図2に示すように、請求項1に記載の
空燃比センサ温調用回路の故障検出装置において、故障
判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定された場
合に、一つのヒータM4に対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータM4に対する通電と
を、全てのヒータM4について順次に強制的に行うため
の強制通電手段M9と、その強制通電手段M9により各
ヒータM4に対する非通電及び通電が順次行われている
ときに、比較器M6の出力結果に基づき全てのヒータM
4の中で故障の起こっているヒータM4を特定するため
の故障特定手段M10とを備えたことを趣旨としてい
る。
【0010】
【作用】上記第1の発明の構成によれば、図1に示すよ
うに、空燃比センサ温調用回路M5により、内燃機関の
運転条件や排気通路の温度条件に応じて、各空燃比セン
サM3に設けられた各ヒータM4が通電制御されること
により、各ヒータM4の発熱量が調整されて各空燃比セ
ンサM4の温度調節が行われる。
うに、空燃比センサ温調用回路M5により、内燃機関の
運転条件や排気通路の温度条件に応じて、各空燃比セン
サM3に設けられた各ヒータM4が通電制御されること
により、各ヒータM4の発熱量が調整されて各空燃比セ
ンサM4の温度調節が行われる。
【0011】ここで、通電状態判断手段M7により全て
のヒータM4が通電状態であることが判断されることに
より、全てのヒータM4を流れる電流値又は全てのヒー
タM4における電圧降下分が、比較器M6において基準
値と比較される。そして、故障判定手段M8により、そ
のときの比較器M6の出力結果に基づき各ヒータM4の
故障が判定される。例えば、各ヒータM4の何れかが断
線等で故障している場合には、比較器M6において基準
値と比較される電流値又は電圧降下分が変化することに
なり、故障判定手段M8により故障と判定される。
のヒータM4が通電状態であることが判断されることに
より、全てのヒータM4を流れる電流値又は全てのヒー
タM4における電圧降下分が、比較器M6において基準
値と比較される。そして、故障判定手段M8により、そ
のときの比較器M6の出力結果に基づき各ヒータM4の
故障が判定される。例えば、各ヒータM4の何れかが断
線等で故障している場合には、比較器M6において基準
値と比較される電流値又は電圧降下分が変化することに
なり、故障判定手段M8により故障と判定される。
【0012】従って、複数のヒータM4の各々に対応し
て故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要がな
い。上記第2の発明の構成によれば、図2に示すよう
に、故障判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定
された場合に、強制通電手段M9により、一つのヒータ
M4に対する非通電とその非通電と同時に行われる残り
の全てのヒータM4に対する通電とが、全てのヒータM
4について順次に強制的に行われる。そして、その各ヒ
ータM4に対する非通電及び通電が順次行われていると
きに、故障特定手段M10により、比較器M6の出力結
果に基づき全てのヒータM4の中で故障の起こっている
ヒータM4が特定される。例えば、比較器M6の出力結
果が低レベルである場合に、非通電とされた一つのヒー
タM4が断線等により故障しているものとして特定され
る。
て故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要がな
い。上記第2の発明の構成によれば、図2に示すよう
に、故障判定手段M8により各ヒータM4の故障が判定
された場合に、強制通電手段M9により、一つのヒータ
M4に対する非通電とその非通電と同時に行われる残り
の全てのヒータM4に対する通電とが、全てのヒータM
4について順次に強制的に行われる。そして、その各ヒ
ータM4に対する非通電及び通電が順次行われていると
きに、故障特定手段M10により、比較器M6の出力結
果に基づき全てのヒータM4の中で故障の起こっている
ヒータM4が特定される。例えば、比較器M6の出力結
果が低レベルである場合に、非通電とされた一つのヒー
タM4が断線等により故障しているものとして特定され
る。
【0013】
【実施例】以下、第1及び第2の発明における空燃比セ
ンサ温調用回路の故障検出装置を具体化した一実施例を
図3〜図9に基づいて詳細に説明する。
ンサ温調用回路の故障検出装置を具体化した一実施例を
図3〜図9に基づいて詳細に説明する。
【0014】図3はこの実施例におけるガソリンエンジ
ンシステムを示す概略構成図である。自動車に搭載され
た内燃機関としてのV型エンジンを構成するエンジン本
体1は、各気筒が左バンク2と右バンク3とに分かれて
形成されている。左右各バンク2,3には、吸気マニホ
ルド4L,4R及び排気マニホルド5L,5Rがそれぞ
れ接続されている。
ンシステムを示す概略構成図である。自動車に搭載され
た内燃機関としてのV型エンジンを構成するエンジン本
体1は、各気筒が左バンク2と右バンク3とに分かれて
形成されている。左右各バンク2,3には、吸気マニホ
ルド4L,4R及び排気マニホルド5L,5Rがそれぞ
れ接続されている。
【0015】各吸気マニホルド4L,4Rは共通するサ
ージタンク6及び吸気管7に連通されており、吸気管7
の入口側にはエアクリーナ8が設けられている。これら
各吸気マニホルド4L,4R、サージタンク6及び吸気
管7等により吸気通路が構成されている。そして、エア
クリーナ8より外部から吸気管7に取り入れられた空気
は、サージタンク6を通じて各吸気マニホルド4L,4
Rに案内される。又、各吸気マニホルド4L,4Rに案
内された空気は、左右各バンク2,3において、各吸気
バルブ9L,9Rが開かれるタイミングで各燃焼室2
a,3aへと導入される。
ージタンク6及び吸気管7に連通されており、吸気管7
の入口側にはエアクリーナ8が設けられている。これら
各吸気マニホルド4L,4R、サージタンク6及び吸気
管7等により吸気通路が構成されている。そして、エア
クリーナ8より外部から吸気管7に取り入れられた空気
は、サージタンク6を通じて各吸気マニホルド4L,4
Rに案内される。又、各吸気マニホルド4L,4Rに案
内された空気は、左右各バンク2,3において、各吸気
バルブ9L,9Rが開かれるタイミングで各燃焼室2
a,3aへと導入される。
【0016】吸気管7の途中には、各燃焼室2a,3a
に導入される吸気量Qを調節するためのスロットルバル
ブ10が設けられている。スロットルバルブ10は、図
示しないアクセルペダルの操作に連動して開閉される。
各吸気マニホルド4L,4Rには、各気筒に対応して燃
料噴射用のインジェクタ11L,11Rがそれぞれ設け
られている。又、左右各バンク2,3には、各気筒に対
応して点火プラグ12L,12Rがそれぞれ設けられて
いる。周知のように、各インジェクタ11L,11Rは
通電によって開弁されるものであり、開弁されることに
より、図示しない燃料タンクから燃料ポンプを通じて圧
送される燃料が各吸気マニホルド4L,4Rへと噴射さ
れる。又、各インジェクタ11L,11Rから噴射され
た燃料は空気との混合気となって各燃焼室2a,3aへ
と導入される。更に、各燃焼室2a,3aでは、導入さ
れた混合気が、点火プラグ12L,12Rの動作により
爆発・燃焼される。
に導入される吸気量Qを調節するためのスロットルバル
ブ10が設けられている。スロットルバルブ10は、図
示しないアクセルペダルの操作に連動して開閉される。
各吸気マニホルド4L,4Rには、各気筒に対応して燃
料噴射用のインジェクタ11L,11Rがそれぞれ設け
られている。又、左右各バンク2,3には、各気筒に対
応して点火プラグ12L,12Rがそれぞれ設けられて
いる。周知のように、各インジェクタ11L,11Rは
通電によって開弁されるものであり、開弁されることに
より、図示しない燃料タンクから燃料ポンプを通じて圧
送される燃料が各吸気マニホルド4L,4Rへと噴射さ
れる。又、各インジェクタ11L,11Rから噴射され
た燃料は空気との混合気となって各燃焼室2a,3aへ
と導入される。更に、各燃焼室2a,3aでは、導入さ
れた混合気が、点火プラグ12L,12Rの動作により
爆発・燃焼される。
【0017】一方、各排気マニホルド5L,5Rは排気
通路の一部を構成するものであり、各排気マニホルド5
L,5Rには、排気バルブ13L,13Rが開かれるタ
イミングで、燃焼後の排気ガスが各燃焼室2a,3aか
ら導出される。そして、導出された排気ガスを浄化して
大気中へ排出させるために、各排気マニホルド5L,5
Rには、三元触媒コンバータ14L,14Rがそれぞれ
接続されている。又、各三元触媒コンバータ14L,1
4Rの下流側には排気管15L,15Rがそれぞれ接続
され、更に、各排気管15L,15Rの下流側には共通
する一つの排気管16が接続されている。周知のよう
に、各三元触媒コンバータ14L,14Rは、排気ガス
中の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を酸化さ
せると共に、酸化窒素(NOx)を還元させて排気ガス
を浄化する。
通路の一部を構成するものであり、各排気マニホルド5
L,5Rには、排気バルブ13L,13Rが開かれるタ
イミングで、燃焼後の排気ガスが各燃焼室2a,3aか
ら導出される。そして、導出された排気ガスを浄化して
大気中へ排出させるために、各排気マニホルド5L,5
Rには、三元触媒コンバータ14L,14Rがそれぞれ
接続されている。又、各三元触媒コンバータ14L,1
4Rの下流側には排気管15L,15Rがそれぞれ接続
され、更に、各排気管15L,15Rの下流側には共通
する一つの排気管16が接続されている。周知のよう
に、各三元触媒コンバータ14L,14Rは、排気ガス
中の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を酸化さ
せると共に、酸化窒素(NOx)を還元させて排気ガス
を浄化する。
【0018】左右各バンク2,3の各点火プラグ12
L,12Rには、別々のディストリビュータ17L,1
7Rにて分配された点火信号が印加される。各ディスト
リビュータ17L,17Rは、別々のイグナイタ18
L,18Rから出力される高電圧をクランクシャフト1
9の回転に同期して各点火プラグ12L,12Rへ分配
する。そして、各点火プラグ12L,12Rの点火タイ
ミングは、各イグナイタ18L,18Rからの高電圧出
力タイミングにより決定される。
L,12Rには、別々のディストリビュータ17L,1
7Rにて分配された点火信号が印加される。各ディスト
リビュータ17L,17Rは、別々のイグナイタ18
L,18Rから出力される高電圧をクランクシャフト1
9の回転に同期して各点火プラグ12L,12Rへ分配
する。そして、各点火プラグ12L,12Rの点火タイ
ミングは、各イグナイタ18L,18Rからの高電圧出
力タイミングにより決定される。
【0019】エンジン本体1には、そのクランクシャフ
ト19の回転数をエンジン回転数NEとして検出するた
めの回転数センサ31が設けられている。又、エンジン
本体1の左右各バンク2,3には、気筒判別及び上死点
位置等のクランク角度基準位置G1,G2をそれぞれ検
出するための第1の気筒判別センサ32及び第2の気筒
判別センサ33がそれぞれ設けられている。各気筒判別
センサ32,33では、クランクシャフト19に連動す
る各カムシャフト20L,20Rの回転に基づきクラン
ク角度基準位置G1,G2が検出される。
ト19の回転数をエンジン回転数NEとして検出するた
めの回転数センサ31が設けられている。又、エンジン
本体1の左右各バンク2,3には、気筒判別及び上死点
位置等のクランク角度基準位置G1,G2をそれぞれ検
出するための第1の気筒判別センサ32及び第2の気筒
判別センサ33がそれぞれ設けられている。各気筒判別
センサ32,33では、クランクシャフト19に連動す
る各カムシャフト20L,20Rの回転に基づきクラン
ク角度基準位置G1,G2が検出される。
【0020】エアクリーナ8の下流側には、エアフロー
メータ34が取り付けられている。このエアフローメー
タ34により、吸気管7等を通じてエンジン本体1の各
燃焼室2a,3aに取り込まれる吸気量Qが検出され
る。エアフローメータ34の近傍には、吸気温センサ3
5が取り付けられている。この吸気温センサ35によ
り、吸気管7に取り込まれる空気の温度、即ち吸気温度
THAが検出される。スロットルバルブ10の近傍に
は、スロットルセンサ36が設けられている。このスロ
ットルセンサ36により、スロットルバルブ10の開
度、即ちスロットル開度TAが検出される。加えて、エ
ンジン本体1には、水温センサ37が取り付けられてい
る。この水温センサ37により、エンジン本体1におけ
る冷却水の温度、即ち冷却水温THWが検出される。
メータ34が取り付けられている。このエアフローメー
タ34により、吸気管7等を通じてエンジン本体1の各
燃焼室2a,3aに取り込まれる吸気量Qが検出され
る。エアフローメータ34の近傍には、吸気温センサ3
5が取り付けられている。この吸気温センサ35によ
り、吸気管7に取り込まれる空気の温度、即ち吸気温度
THAが検出される。スロットルバルブ10の近傍に
は、スロットルセンサ36が設けられている。このスロ
ットルセンサ36により、スロットルバルブ10の開
度、即ちスロットル開度TAが検出される。加えて、エ
ンジン本体1には、水温センサ37が取り付けられてい
る。この水温センサ37により、エンジン本体1におけ
る冷却水の温度、即ち冷却水温THWが検出される。
【0021】一方、排気通路の途中であって一方の三元
触媒コンバータ14Lの上流側及び下流側には、第1の
空燃比センサ38及び第2の空燃比センサ39がそれぞ
れ設けられている。同様に、排気通路の途中であって他
方の三元触媒コンバータ14Rの上流側及び下流側に
は、第3の空燃比センサ40及び第4の空燃比センサ4
1がそれぞれ設けられている。これら各空燃比センサ3
8〜41により、排気ガス中の酸素濃度Oxが検出され
る。これら各空燃比センサ38〜41は温度特性を有す
るセンサ素子を備えてなり、それら各センサ素子の温度
調節を行うためにセンサ素子を加熱するための通電発熱
式の第1のヒータ38a、第2のヒータ39a、第3の
ヒータ40a及び第4のヒータ41aが各空燃比センサ
38〜41にそれぞれ設けられている。
触媒コンバータ14Lの上流側及び下流側には、第1の
空燃比センサ38及び第2の空燃比センサ39がそれぞ
れ設けられている。同様に、排気通路の途中であって他
方の三元触媒コンバータ14Rの上流側及び下流側に
は、第3の空燃比センサ40及び第4の空燃比センサ4
1がそれぞれ設けられている。これら各空燃比センサ3
8〜41により、排気ガス中の酸素濃度Oxが検出され
る。これら各空燃比センサ38〜41は温度特性を有す
るセンサ素子を備えてなり、それら各センサ素子の温度
調節を行うためにセンサ素子を加熱するための通電発熱
式の第1のヒータ38a、第2のヒータ39a、第3の
ヒータ40a及び第4のヒータ41aが各空燃比センサ
38〜41にそれぞれ設けられている。
【0022】又、エンジン本体1に駆動連結されたトラ
ンスミッション21には、車速センサ42が設けられて
いる。この車速センサ42により、自動車の速度、即ち
車速SPDが検出される。
ンスミッション21には、車速センサ42が設けられて
いる。この車速センサ42により、自動車の速度、即ち
車速SPDが検出される。
【0023】加えて、この実施例の吸気通路には、スロ
ットルバルブ10を迂回して同バルブの上流側の吸気管
7と下流側のサージタンク6とを互いに連通させるバイ
パス通路22が設けられている。このバイパス通路22
の途中には、周知のリニアソレノイド式のアイドル・ス
ピード・コントロール・バルブ(ISCV)23が設け
られている。このISCV23の開度は、スロットルバ
ルブ10が全閉となるエンジンのアイドリング時に、そ
のアイドリングを安定させるために制御される。従っ
て、アイドリング時にISCV23の開度が制御される
ことにより、つまりISC制御が行われることにより、
バイパス通路23を流れる空気量が調節され、左右各バ
ンクの各燃焼室2a,3aへの吸気量Qが調節される。
ットルバルブ10を迂回して同バルブの上流側の吸気管
7と下流側のサージタンク6とを互いに連通させるバイ
パス通路22が設けられている。このバイパス通路22
の途中には、周知のリニアソレノイド式のアイドル・ス
ピード・コントロール・バルブ(ISCV)23が設け
られている。このISCV23の開度は、スロットルバ
ルブ10が全閉となるエンジンのアイドリング時に、そ
のアイドリングを安定させるために制御される。従っ
て、アイドリング時にISCV23の開度が制御される
ことにより、つまりISC制御が行われることにより、
バイパス通路23を流れる空気量が調節され、左右各バ
ンクの各燃焼室2a,3aへの吸気量Qが調節される。
【0024】一方、この実施例において、図示しない運
転席のインストルメントパネルには、警告ランプ24が
設けられ、その警告ランプ24の一方のリードがバッテ
リ25のプラス端子に接続されている。この警告ランプ
24は、前述した各空燃比センサ38〜41の各ヒータ
38a〜41aに係る故障が検出されたときに、そのこ
とを運転者に知らせるために点灯される。
転席のインストルメントパネルには、警告ランプ24が
設けられ、その警告ランプ24の一方のリードがバッテ
リ25のプラス端子に接続されている。この警告ランプ
24は、前述した各空燃比センサ38〜41の各ヒータ
38a〜41aに係る故障が検出されたときに、そのこ
とを運転者に知らせるために点灯される。
【0025】この実施例では、各インジェクタ11L,
11R、各イグナイタ18L,18R、ISCV23、
警告ランプ24及び各ヒータ38a,39a,40a,
41aのそれぞれが電子制御装置(以下単に「ECU」
という)51により駆動制御される。そのために、EC
U51には各インジェクタ11L,11R、各イグナイ
タ18L,18R、ISCV23、警告ランプ24、バ
ッテリ25及び各ヒータ38a,39a,40a,41
aがそれぞれ電気的に接続されている。又、ECU51
には、回転数センサ31、各気筒判別センサ32,3
3、エアフローメータ34、吸気温センサ35、スロト
ルセンサ36、水温センサ37、各空燃比センサ38〜
41及び車速センサ42がそれぞれ電気的に接続されて
いる。そして、ECU51はこれら各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34からの各種信
号に基づき種々の演算及び判断の処理を実行する。これ
により、各インジェクタ11L,11R、各イグナイタ
18L,18R、ISCV23、警告ランプ24及び各
ヒータ38a,39a,40a,41aがそれぞれ好適
に駆動制御される。
11R、各イグナイタ18L,18R、ISCV23、
警告ランプ24及び各ヒータ38a,39a,40a,
41aのそれぞれが電子制御装置(以下単に「ECU」
という)51により駆動制御される。そのために、EC
U51には各インジェクタ11L,11R、各イグナイ
タ18L,18R、ISCV23、警告ランプ24、バ
ッテリ25及び各ヒータ38a,39a,40a,41
aがそれぞれ電気的に接続されている。又、ECU51
には、回転数センサ31、各気筒判別センサ32,3
3、エアフローメータ34、吸気温センサ35、スロト
ルセンサ36、水温センサ37、各空燃比センサ38〜
41及び車速センサ42がそれぞれ電気的に接続されて
いる。そして、ECU51はこれら各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34からの各種信
号に基づき種々の演算及び判断の処理を実行する。これ
により、各インジェクタ11L,11R、各イグナイタ
18L,18R、ISCV23、警告ランプ24及び各
ヒータ38a,39a,40a,41aがそれぞれ好適
に駆動制御される。
【0026】図4はECU51の電気的構成等を示すブ
ロック図である。ECU51は中央処理装置(CPU)
52、所定の制御プログラム等を予め記憶してなる読み
出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演算結果
等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)5
4、予め記憶されたデータを保存するバックアップRA
M55等を備えている。そして、ECU51は、これら
各部52〜55と、マルチプレクサ付のアナログ/デジ
タル変換器(A/D変換器)56と、バッファ付の入出
力器57等とがバス58によって接続されてなる論理演
算回路として構成されている。
ロック図である。ECU51は中央処理装置(CPU)
52、所定の制御プログラム等を予め記憶してなる読み
出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演算結果
等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)5
4、予め記憶されたデータを保存するバックアップRA
M55等を備えている。そして、ECU51は、これら
各部52〜55と、マルチプレクサ付のアナログ/デジ
タル変換器(A/D変換器)56と、バッファ付の入出
力器57等とがバス58によって接続されてなる論理演
算回路として構成されている。
【0027】A/D変換器56には、前述したエアフロ
ーメータ34、吸気温センサ35、水温センサ37、各
空燃比センサ38〜41及びバッテリ25等がそれぞれ
接続されている。又、A/D変換器56には、後述する
電流検出回路59が接続されている。入出力器57に
は、前述した回転数センサ31、各気筒判別センサ3
2,33、スロットルセンサ36及び車速センサ42等
がそれぞれ接続されている。又、入出力器57には、前
述したISCV23、各インジェクタ11L,11R、
各イグナイタ18L,18R及び警告ランプ24等がそ
れぞれ接続されている。更に、入出力器57には、前述
した各ヒータ38a〜41aが駆動回路60を介して接
続されている。加えて、入出力器57には、後述する電
圧降下検出回路61が接続されている。
ーメータ34、吸気温センサ35、水温センサ37、各
空燃比センサ38〜41及びバッテリ25等がそれぞれ
接続されている。又、A/D変換器56には、後述する
電流検出回路59が接続されている。入出力器57に
は、前述した回転数センサ31、各気筒判別センサ3
2,33、スロットルセンサ36及び車速センサ42等
がそれぞれ接続されている。又、入出力器57には、前
述したISCV23、各インジェクタ11L,11R、
各イグナイタ18L,18R及び警告ランプ24等がそ
れぞれ接続されている。更に、入出力器57には、前述
した各ヒータ38a〜41aが駆動回路60を介して接
続されている。加えて、入出力器57には、後述する電
圧降下検出回路61が接続されている。
【0028】そして、CPU52は各センサ31〜3
3,35〜42及びエアフローメータ34等からの各種
信号をA/D変換器56及び入出力器57を介して入力
値として読み込む。同様に、CPU52は、電流検出回
路59からの信号をA/D変換器56を介して入力値と
して読み込む。又、CPU52は、電圧降下検出回路6
1からの信号を入出力器57を介して入力値として読み
込む。更に、CPU52はこれら入力値に基づき、入出
力器57を介してISCV23、各インジェクタ11
L,11R、各イグナイタ18L,18R及び警告ラン
プ24等を好適に駆動制御する。同様に、CPU52は
入力値に基づき、入出力器57及び駆動回路60を介し
て各ヒータ38a〜41a等に対する通電を好適に制御
する。
3,35〜42及びエアフローメータ34等からの各種
信号をA/D変換器56及び入出力器57を介して入力
値として読み込む。同様に、CPU52は、電流検出回
路59からの信号をA/D変換器56を介して入力値と
して読み込む。又、CPU52は、電圧降下検出回路6
1からの信号を入出力器57を介して入力値として読み
込む。更に、CPU52はこれら入力値に基づき、入出
力器57を介してISCV23、各インジェクタ11
L,11R、各イグナイタ18L,18R及び警告ラン
プ24等を好適に駆動制御する。同様に、CPU52は
入力値に基づき、入出力器57及び駆動回路60を介し
て各ヒータ38a〜41a等に対する通電を好適に制御
する。
【0029】ここで、前述した電流検出回路59、駆動
回路60及び電圧降下検出回路61はECU51に含ま
れるものであり、これらの回路等を含むECU51によ
り各ヒータ38a〜41aの温度調整用回路(温調用回
路)及びその故障検出装置が構成されている。
回路60及び電圧降下検出回路61はECU51に含ま
れるものであり、これらの回路等を含むECU51によ
り各ヒータ38a〜41aの温度調整用回路(温調用回
路)及びその故障検出装置が構成されている。
【0030】即ち、図5は各ヒータ38a〜41aを含
んでなる各ヒータ通電回路とその駆動回路60、電流検
出回路59及び電圧降下検出回路61等の関係を示す接
続ダイヤグラムである。同図において、各ヒータ38a
〜41aの一端は入力端子62を介して、前述したバッ
テリ25に並列に接続されている。そして、各ヒータ3
8a〜41aの他端と接地側との間に、駆動回路60、
電流検出回路59及び電圧降下検出回路61が接続され
ている。
んでなる各ヒータ通電回路とその駆動回路60、電流検
出回路59及び電圧降下検出回路61等の関係を示す接
続ダイヤグラムである。同図において、各ヒータ38a
〜41aの一端は入力端子62を介して、前述したバッ
テリ25に並列に接続されている。そして、各ヒータ3
8a〜41aの他端と接地側との間に、駆動回路60、
電流検出回路59及び電圧降下検出回路61が接続され
ている。
【0031】駆動回路60は、各ヒータ38a〜41a
に対応して設けられたパワーモス型の第1のトランジス
タ63、第2のトランジスタ64、第3のトランジスタ
65及び第4のトランジスタ66より構成されている。
各トランジスタ63〜66の各入力端子は、入出力器5
7を介してCPU52に接続されている。又、各トラン
ジスタ63〜66のエミッタ端子は各ヒータ38a〜4
1aにそれぞれ接続されている。そして、各トランジス
タ63〜66の各入力端子にCPU52からの指令信号
が入力されることにより、各トランジスタ63〜66が
オンされ、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電
回路が閉路される。
に対応して設けられたパワーモス型の第1のトランジス
タ63、第2のトランジスタ64、第3のトランジスタ
65及び第4のトランジスタ66より構成されている。
各トランジスタ63〜66の各入力端子は、入出力器5
7を介してCPU52に接続されている。又、各トラン
ジスタ63〜66のエミッタ端子は各ヒータ38a〜4
1aにそれぞれ接続されている。そして、各トランジス
タ63〜66の各入力端子にCPU52からの指令信号
が入力されることにより、各トランジスタ63〜66が
オンされ、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電
回路が閉路される。
【0032】電流検出回路59は、各トランジスタ63
〜66のコレクタ端子を介して各ヒータ38a〜41a
にそれぞれ直列に接続された4個の抵抗67,68,6
9,70と、オペアンプ71及びその他の8個の抵抗7
2,73,74,75,76,77,78,79とから
構成されている。各トランジスタ63〜66のコレクタ
端子に接続された各抵抗67〜70の一端はそれぞれ接
地されている。それら各抵抗67〜70と各トランジス
タ63〜66との間には、各抵抗72〜75の一端が接
続されている。又、オペアンプ71の非反転入力端子は
抵抗76と抵抗77との間に接続されている。オペアン
プ71の反転入力端子には、各抵抗72〜75の他端が
接続されている。更に、オペアンプ71の反転入力端子
と出力端子との間には抵抗78が接続され、オペアンプ
71の出力端子は抵抗79を介してA/D変換器56に
接続されている。
〜66のコレクタ端子を介して各ヒータ38a〜41a
にそれぞれ直列に接続された4個の抵抗67,68,6
9,70と、オペアンプ71及びその他の8個の抵抗7
2,73,74,75,76,77,78,79とから
構成されている。各トランジスタ63〜66のコレクタ
端子に接続された各抵抗67〜70の一端はそれぞれ接
地されている。それら各抵抗67〜70と各トランジス
タ63〜66との間には、各抵抗72〜75の一端が接
続されている。又、オペアンプ71の非反転入力端子は
抵抗76と抵抗77との間に接続されている。オペアン
プ71の反転入力端子には、各抵抗72〜75の他端が
接続されている。更に、オペアンプ71の反転入力端子
と出力端子との間には抵抗78が接続され、オペアンプ
71の出力端子は抵抗79を介してA/D変換器56に
接続されている。
【0033】このように構成された電流検出回路59
は、各ヒータ38a〜41aのうちの一つが特定して駆
動されたときに、各抵抗67〜70と各抵抗72〜75
との組合せで検出される電流値が、オペアンプ71によ
り増幅されてA/D変換器56に入力される。そして、
その電流値がA/D変換器56でA/D変換されてから
CPU52に入力される。CPU52では、所定の電流
検出用プログラムに基づき電流値の異常検出が行われ
る。
は、各ヒータ38a〜41aのうちの一つが特定して駆
動されたときに、各抵抗67〜70と各抵抗72〜75
との組合せで検出される電流値が、オペアンプ71によ
り増幅されてA/D変換器56に入力される。そして、
その電流値がA/D変換器56でA/D変換されてから
CPU52に入力される。CPU52では、所定の電流
検出用プログラムに基づき電流値の異常検出が行われ
る。
【0034】電圧降下検出回路61は1個の比較器80
と、4個のダイオード81,82,83,84と、1個
の抵抗85から構成されている。各ダイオード81〜8
4のアノード端子は各ヒータ38a〜41aと各トラン
ジスタ63〜66との間にそれぞれ接続されている。そ
して、各ダイオード81〜84のカソード端子と抵抗8
5の一端が、比較器80の非反転入力端子にそれぞれ接
続され、抵抗85の他端は接地されている。又、比較器
80の出力端子は入出力器57を介してCPU52に接
続されている。加えて、比較器80の出力端子には抵抗
86の一端が接続されている。そして、比較器80の非
反転入力端子には、各トランジスタ63〜66のエミッ
タ端子の中で最も高い電圧(最も少ない電圧降下分)が
入力される。又、比較器80の反転入力端子には、基準
電圧VBが入力される。そして、比較器80ではそれら
電圧降下分と基準電圧VBとが比較され、その比較結果
が出力端子から入出力器57を介してCPU52に入力
される。CPU52では、所定の電圧降下判定用プログ
ラムに基づき電圧降下の異常検出が行われる。ここで
は、全てのヒータ38a〜41aが通電状態であるとき
に、比較器80の出力が高レベル、即ち電圧が高い(電
圧降下が少ない)場合に、CPU52において電圧降下
の異常が検出される。
と、4個のダイオード81,82,83,84と、1個
の抵抗85から構成されている。各ダイオード81〜8
4のアノード端子は各ヒータ38a〜41aと各トラン
ジスタ63〜66との間にそれぞれ接続されている。そ
して、各ダイオード81〜84のカソード端子と抵抗8
5の一端が、比較器80の非反転入力端子にそれぞれ接
続され、抵抗85の他端は接地されている。又、比較器
80の出力端子は入出力器57を介してCPU52に接
続されている。加えて、比較器80の出力端子には抵抗
86の一端が接続されている。そして、比較器80の非
反転入力端子には、各トランジスタ63〜66のエミッ
タ端子の中で最も高い電圧(最も少ない電圧降下分)が
入力される。又、比較器80の反転入力端子には、基準
電圧VBが入力される。そして、比較器80ではそれら
電圧降下分と基準電圧VBとが比較され、その比較結果
が出力端子から入出力器57を介してCPU52に入力
される。CPU52では、所定の電圧降下判定用プログ
ラムに基づき電圧降下の異常検出が行われる。ここで
は、全てのヒータ38a〜41aが通電状態であるとき
に、比較器80の出力が高レベル、即ち電圧が高い(電
圧降下が少ない)場合に、CPU52において電圧降下
の異常が検出される。
【0035】この実施例では、ECU51により温調用
回路、通電状態判断手段、故障判定手段、強制通電手段
及び故障特定手段が構成されている。そして、エンジン
の運転時において、ECU51は燃料噴射制御を実行す
べく各インジェクタ11L,11Rを駆動制御する。
又、ECU51は燃料噴射時期制御を実行すべく、各イ
グナイタ18L,181Rを駆動制御する。更に、EC
U51は各空燃比センサ38〜41からの信号等に基づ
き、エンジンの空燃比フィードバック制御(FB制御)
を実行する。この際、ECU51は各空燃比センサ38
〜41の温度調節を行うべく各ヒータ38a〜41aを
駆動制御すると共に、それら各センサ38a〜41aを
含む各ヒータ通電回路の故障検出等を実行する。
回路、通電状態判断手段、故障判定手段、強制通電手段
及び故障特定手段が構成されている。そして、エンジン
の運転時において、ECU51は燃料噴射制御を実行す
べく各インジェクタ11L,11Rを駆動制御する。
又、ECU51は燃料噴射時期制御を実行すべく、各イ
グナイタ18L,181Rを駆動制御する。更に、EC
U51は各空燃比センサ38〜41からの信号等に基づ
き、エンジンの空燃比フィードバック制御(FB制御)
を実行する。この際、ECU51は各空燃比センサ38
〜41の温度調節を行うべく各ヒータ38a〜41aを
駆動制御すると共に、それら各センサ38a〜41aを
含む各ヒータ通電回路の故障検出等を実行する。
【0036】次に、上記のように構成されたガソリンエ
ンジンシステムにおいて、エンジンの運転時にECU5
1により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故
障検出のための処理動作の内容について説明する。
ンジンシステムにおいて、エンジンの運転時にECU5
1により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故
障検出のための処理動作の内容について説明する。
【0037】図6〜図9のフローチャートはECU51
により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故障
検出のための処理ルーチンを示し、エンジンの運転時に
「数ms」の間隔をもって周期的に実行される。
により実行される空燃比センサ温度調節及びヒータ故障
検出のための処理ルーチンを示し、エンジンの運転時に
「数ms」の間隔をもって周期的に実行される。
【0038】このルーチンの処理が開始されると、先ず
ステップ100において、回転数センサ31、エアフロ
ーメータ34、スロットルセンサ36及び水温センサ3
7等からの各検出信号に基づき、エンジン回転数NE、
吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水温THW等の
運転状態をそれぞれ読み込む。又、ここでは、バッテリ
25の電圧レベルも読み込む。
ステップ100において、回転数センサ31、エアフロ
ーメータ34、スロットルセンサ36及び水温センサ3
7等からの各検出信号に基づき、エンジン回転数NE、
吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水温THW等の
運転状態をそれぞれ読み込む。又、ここでは、バッテリ
25の電圧レベルも読み込む。
【0039】そして、ステップ110において、各空燃
比センサ38〜41の各ヒータ38a〜41aに対する
通電制御を実行する。即ち、今回読み込まれたエンジン
回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水
温THW等に基づきエンジン運転条件を割り出す。又、
その割り出されたエンジン運転条件と、各空燃比センサ
38〜41の設置位置に応じて予め設定されたヒータ通
電条件とを比較し、通電条件が成立している場合には、
周知の態様で駆動回路60における各トランジスタ63
〜66をスイッチング制御する。このスイッチング制御
により各ヒータ通電回路を開閉させることにより、各ヒ
ータ38a〜41aに対する通電が制御され、もって各
空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調節
が行われる。
比センサ38〜41の各ヒータ38a〜41aに対する
通電制御を実行する。即ち、今回読み込まれたエンジン
回転数NE、吸気量Q、スロットル開度TA及び冷却水
温THW等に基づきエンジン運転条件を割り出す。又、
その割り出されたエンジン運転条件と、各空燃比センサ
38〜41の設置位置に応じて予め設定されたヒータ通
電条件とを比較し、通電条件が成立している場合には、
周知の態様で駆動回路60における各トランジスタ63
〜66をスイッチング制御する。このスイッチング制御
により各ヒータ通電回路を開閉させることにより、各ヒ
ータ38a〜41aに対する通電が制御され、もって各
空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調節
が行われる。
【0040】続いて、ステップ200において、各ヒー
タ38a〜41aが通電制御されている状態において、
全てのヒータ38a〜41aがそろって通電状態である
か否かを判断する。ここで、全てのヒータ38a〜41
aがそろって通電状態でない場合には、ステップ400
へ移行する。全てのヒータ38a〜41aがそろって通
電状態である場合には、ステップ210へ移行する。
タ38a〜41aが通電制御されている状態において、
全てのヒータ38a〜41aがそろって通電状態である
か否かを判断する。ここで、全てのヒータ38a〜41
aがそろって通電状態でない場合には、ステップ400
へ移行する。全てのヒータ38a〜41aがそろって通
電状態である場合には、ステップ210へ移行する。
【0041】ステップ210においては、電圧降下検出
回路61における比較器80の出力が低レベルであるか
否かを判断する。即ち、全てのヒータ38a〜41aが
不具合なくそろって通電されている場合には、各ヒータ
通電回路で所期の電圧降下が発生する。そして、電圧降
下検出回路61の比較器80の非反転入力端子には低レ
ベルの電圧が入力され、この電圧は反転入力端子の基準
電圧VBよりも低いため、比較器80からは低レベルの
電圧が出力されることになる。そこで、比較器80の出
力が低レベルである場合には、各ヒータ38a〜41a
を含む各ヒータ通電回路における電圧降下が正常である
ものとして、ステップ400へ移行する。比較器80の
出力が低レベルでない場合には、ヒータ通電回路に断線
等の故障が発生しているものとして、何れのヒータ通電
回路に故障が発生しているかを特定するために、ステッ
プ300へ移行する。
回路61における比較器80の出力が低レベルであるか
否かを判断する。即ち、全てのヒータ38a〜41aが
不具合なくそろって通電されている場合には、各ヒータ
通電回路で所期の電圧降下が発生する。そして、電圧降
下検出回路61の比較器80の非反転入力端子には低レ
ベルの電圧が入力され、この電圧は反転入力端子の基準
電圧VBよりも低いため、比較器80からは低レベルの
電圧が出力されることになる。そこで、比較器80の出
力が低レベルである場合には、各ヒータ38a〜41a
を含む各ヒータ通電回路における電圧降下が正常である
ものとして、ステップ400へ移行する。比較器80の
出力が低レベルでない場合には、ヒータ通電回路に断線
等の故障が発生しているものとして、何れのヒータ通電
回路に故障が発生しているかを特定するために、ステッ
プ300へ移行する。
【0042】ステップ300においては、何れのヒータ
通電回路の電圧降下が異常であるかを特定するために、
電圧降下の異常判定を実行する。詳しくは、図7に示す
ように、先ずステップ301において、第1のヒータ3
8aを除く他の全てのヒータ39a,40a,41aを
通電させるべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜
66をスイッチング制御する。
通電回路の電圧降下が異常であるかを特定するために、
電圧降下の異常判定を実行する。詳しくは、図7に示す
ように、先ずステップ301において、第1のヒータ3
8aを除く他の全てのヒータ39a,40a,41aを
通電させるべく、駆動回路60の各トランジスタ63〜
66をスイッチング制御する。
【0043】続いて、ステップ302において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第1のヒータ38aが異常であるものとして、ステ
ップ303へ移行する。そして、ステップ303におい
て、第1のヒータ38aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH1XAを「1」にセ
ットして、ステップ304へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1のヒータ38aを除
く他のヒータ39a,40a,41aの何れかが異常で
あるものとして、ステップ304へ移行する。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第1のヒータ38aが異常であるものとして、ステ
ップ303へ移行する。そして、ステップ303におい
て、第1のヒータ38aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH1XAを「1」にセ
ットして、ステップ304へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1のヒータ38aを除
く他のヒータ39a,40a,41aの何れかが異常で
あるものとして、ステップ304へ移行する。
【0044】そして、ステップ304において、第2の
ヒータ39aを除く他の全てのヒータ38a,40a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ39aを除く他の全てのヒータ38a,40a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0045】続いて、ステップ305において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第2のヒータ39aが異常であるものとして、ステ
ップ306へ移行する。そして、ステップ306におい
て、第2のヒータ39aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH2XAを「1」にセ
ットして、ステップ307へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1及び第2のヒータ3
8a,39aを除く他のヒータ40a,41aの何れか
が異常であるものとして、ステップ307へ移行する。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第2のヒータ39aが異常であるものとして、ステ
ップ306へ移行する。そして、ステップ306におい
て、第2のヒータ39aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH2XAを「1」にセ
ットして、ステップ307へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、第1及び第2のヒータ3
8a,39aを除く他のヒータ40a,41aの何れか
が異常であるものとして、ステップ307へ移行する。
【0046】そして、ステップ307において、第3の
ヒータ40aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ40aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
41aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0047】続いて、ステップ308において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第3のヒータ40aが異常であるものとして、ステ
ップ309へ移行する。そして、ステップ309におい
て、第3のヒータ40aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH3XAを「1」にセ
ットして、ステップ310へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、残った第4のヒータ41
aが異常であるものとして、ステップ310へ移行す
る。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第3のヒータ40aが異常であるものとして、ステ
ップ309へ移行する。そして、ステップ309におい
て、第3のヒータ40aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH3XAを「1」にセ
ットして、ステップ310へ移行する。比較器80の出
力が低レベルでない場合には、残った第4のヒータ41
aが異常であるものとして、ステップ310へ移行す
る。
【0048】そして、ステップ310において、第4の
ヒータ41aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
40aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
ヒータ41aを除く他の全てのヒータ38a,39a,
40aを通電させるべく、駆動回路60の各トランジス
タ63〜66をスイッチング制御する。
【0049】続いて、ステップ311において、そのと
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第4のヒータ41aが異常であるものとして、ステ
ップ312へ移行する。そして、ステップ312におい
て、第4のヒータ41aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH4XAを「1」にセ
ットする。比較器80の出力が低レベルでない場合に
は、全てのヒータ38a〜41aが異常ではないものと
して、異常判定に関する一連の処理を終える。
きの比較器80の出力が低レベルであるか否かを判断す
る。ここで、比較器80の出力が低レベルである場合に
は、第4のヒータ41aが異常であるものとして、ステ
ップ312へ移行する。そして、ステップ312におい
て、第4のヒータ41aが断線等に起因して異常である
ことを指示するための異常フラグH4XAを「1」にセ
ットする。比較器80の出力が低レベルでない場合に
は、全てのヒータ38a〜41aが異常ではないものと
して、異常判定に関する一連の処理を終える。
【0050】このように、ステップ300における電圧
降下の異常判定の処理が実行された後、処理は図6のフ
ローチャートにおけるステップ400へと移行する。図
6のフローチャートにおいて、ステップ200,210
或いはステップ300から移行してステップ400にお
いては、電流検出回路59におけるオペアンプ71の出
力結果が過電流状態であるか否かを判断する。この判断
は、オペアンプ71の出力レベルをその時々で通電され
ているヒータ38a〜41aの数に応じた所定値と比較
することにより行われる。そして、オペアンプ71の出
力レベルが所定値よりも大きい場合に、過電流状態と判
断される。ここで、オペアンプ71の出力が過電流状態
でない場合には、次の異常判定を実行すべくステップ6
00へ移行する。オペアンプ71の出力が過電流状態で
ある場合には、次の異常判定を実行すべくステップ50
0へ移行する。
降下の異常判定の処理が実行された後、処理は図6のフ
ローチャートにおけるステップ400へと移行する。図
6のフローチャートにおいて、ステップ200,210
或いはステップ300から移行してステップ400にお
いては、電流検出回路59におけるオペアンプ71の出
力結果が過電流状態であるか否かを判断する。この判断
は、オペアンプ71の出力レベルをその時々で通電され
ているヒータ38a〜41aの数に応じた所定値と比較
することにより行われる。そして、オペアンプ71の出
力レベルが所定値よりも大きい場合に、過電流状態と判
断される。ここで、オペアンプ71の出力が過電流状態
でない場合には、次の異常判定を実行すべくステップ6
00へ移行する。オペアンプ71の出力が過電流状態で
ある場合には、次の異常判定を実行すべくステップ50
0へ移行する。
【0051】ステップ500においては、何れのヒータ
38a〜41aを含むヒータ通電回路が過電流状態であ
るかを特定するために過電流の異常判定を実行する。詳
しくは、図8に示すように、先ずステップ501におい
て、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させるべ
く、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイッ
チング制御する。このとき、他のヒータ39a〜41a
は通電されないことから、電流検出回路59のオペアン
プ71に対する入力は、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路を流れる電流値のみとなる。そして、その入
力電流値に対応する出力電流値が検出電流Isとして電
流検出回路59から出力され、その電流値がA/D変換
器56を介してCPU52に入力される。
38a〜41aを含むヒータ通電回路が過電流状態であ
るかを特定するために過電流の異常判定を実行する。詳
しくは、図8に示すように、先ずステップ501におい
て、第1のヒータ38aのみを強制的に通電させるべ
く、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイッ
チング制御する。このとき、他のヒータ39a〜41a
は通電されないことから、電流検出回路59のオペアン
プ71に対する入力は、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路を流れる電流値のみとなる。そして、その入
力電流値に対応する出力電流値が検出電流Isとして電
流検出回路59から出力され、その電流値がA/D変換
器56を介してCPU52に入力される。
【0052】続いて、ステップ502において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値αよりも大きいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値αよりも
大きくない場合には、第1のヒータ38aを含むヒータ
通電回路が過電流状態ではないものとして、ステップ5
04へ移行する。検出電流Isの値が所定値αよりも大
きい場合には、ステップ503へ移行する。そして、ス
テップ503において、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が過電流状態で異常であることを指示するた
めの異常フラグH1XBを「1」にセットして、ステッ
プ504へ移行する。
きの検出電流Isの値が所定値αよりも大きいか否かを
判断する。ここで、検出電流Isの値が所定値αよりも
大きくない場合には、第1のヒータ38aを含むヒータ
通電回路が過電流状態ではないものとして、ステップ5
04へ移行する。検出電流Isの値が所定値αよりも大
きい場合には、ステップ503へ移行する。そして、ス
テップ503において、第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が過電流状態で異常であることを指示するた
めの異常フラグH1XBを「1」にセットして、ステッ
プ504へ移行する。
【0053】ステップ504においては、第2のヒータ
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ505において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ507へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ506へ移行する。そして、ステップ50
6において、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH2XBを「1」にセットして、ステップ507へ
移行する。
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ505において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ507へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ506へ移行する。そして、ステップ50
6において、第2のヒータ39aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH2XBを「1」にセットして、ステップ507へ
移行する。
【0054】ステップ507においては、第3のヒータ
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ508において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電流
状態ではないものとして、ステップ510へ移行する。
検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合には、ス
テップ509へ移行する。そして、ステップ509にお
いて、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電
流状態で異常であることを指示するための異常フラグH
3XBを「1」にセットして、ステップ510へ移行す
る。
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ508において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電流
状態ではないものとして、ステップ510へ移行する。
検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合には、ス
テップ509へ移行する。そして、ステップ509にお
いて、第3のヒータ40aを含むヒータ通電回路が過電
流状態で異常であることを指示するための異常フラグH
3XBを「1」にセットして、ステップ510へ移行す
る。
【0055】ステップ510においては、第4のヒータ
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ511において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ513へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ512へ移行する。そして、ステップ51
2において、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH4XBを「1」にセットして、ステップ513へ
移行する。
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ511において、そのときの検出電流I
sの値が所定値αよりも大きいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値αよりも大きくない場合
には、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路が過電
流状態ではないものとして、ステップ513へ移行す
る。検出電流Isの値が所定値αよりも大きい場合に
は、ステップ512へ移行する。そして、ステップ51
2において、第4のヒータ41aを含むヒータ通電回路
が過電流状態で異常であることを指示するための異常フ
ラグH4XBを「1」にセットして、ステップ513へ
移行する。
【0056】そして、ステップ513においては、全て
のヒータ38a〜41aを強制的にそろって非通電とす
べく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイ
ッチング制御する。
のヒータ38a〜41aを強制的にそろって非通電とす
べく、駆動回路60の各トランジスタ63〜66をスイ
ッチング制御する。
【0057】続いて、ステップ514において、そのと
きの検出電流Isの値が所定値β(β<α)よりも大き
いか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が所定
値βよりも大きくない場合には、全てのヒータ38a〜
41aを含む全てのヒータ通電回路が過電流状態ではな
いものとする。検出電流Isの値が所定値βよりも大き
い場合には、ステップ515へ移行する。そして、ステ
ップ515において、全てのヒータ38a〜41aを含
む全てのヒータ通電回路が過電流状態で異常であること
を指示するための異常フラグHAXBを「1」にセット
する。
きの検出電流Isの値が所定値β(β<α)よりも大き
いか否かを判断する。ここで、検出電流Isの値が所定
値βよりも大きくない場合には、全てのヒータ38a〜
41aを含む全てのヒータ通電回路が過電流状態ではな
いものとする。検出電流Isの値が所定値βよりも大き
い場合には、ステップ515へ移行する。そして、ステ
ップ515において、全てのヒータ38a〜41aを含
む全てのヒータ通電回路が過電流状態で異常であること
を指示するための異常フラグHAXBを「1」にセット
する。
【0058】このように、ステップ500において過電
流に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図6
のフローチャートにおけるステップ600へと移行す
る。ステップ600においては、各ヒータ38a〜41
aに係る性能低下の異常判定(故障判定)を行うべき所
定運転条件が成立しているか否かを判断する。この判断
は、今回読み込まれたエンジン回転数NE、吸気量Q、
スロットル開度TA、車速SPD及びバッテリ25の電
圧レベル等に基づいて行われる。即ち、エンジン始動後
に所定時間が経過していること、車速SPDが所定値よ
りも低いこと、バッテリ25の電圧レベルが所定範囲内
にあること、エンジン負荷(吸気量Qやスロットル開度
TA)が所定範囲内にあること、空燃比センサ38〜4
1の素子温度が予め設定された非活性とならない所定温
度範囲(例えば、500〜900°C)内にあることが
所定運転条件として推定される。そして、所定運転条件
が成立している場合には、各ヒータ38a〜41aの性
能低下に係る異常判定を実行するものとして、ステップ
700へ移行する。又、所定運転条件が成立していない
場合には、そのままステップ800へ移行する。
流に関する異常判定の処理が実行された後、処理は図6
のフローチャートにおけるステップ600へと移行す
る。ステップ600においては、各ヒータ38a〜41
aに係る性能低下の異常判定(故障判定)を行うべき所
定運転条件が成立しているか否かを判断する。この判断
は、今回読み込まれたエンジン回転数NE、吸気量Q、
スロットル開度TA、車速SPD及びバッテリ25の電
圧レベル等に基づいて行われる。即ち、エンジン始動後
に所定時間が経過していること、車速SPDが所定値よ
りも低いこと、バッテリ25の電圧レベルが所定範囲内
にあること、エンジン負荷(吸気量Qやスロットル開度
TA)が所定範囲内にあること、空燃比センサ38〜4
1の素子温度が予め設定された非活性とならない所定温
度範囲(例えば、500〜900°C)内にあることが
所定運転条件として推定される。そして、所定運転条件
が成立している場合には、各ヒータ38a〜41aの性
能低下に係る異常判定を実行するものとして、ステップ
700へ移行する。又、所定運転条件が成立していない
場合には、そのままステップ800へ移行する。
【0059】ステップ700においては、各ヒータ38
a〜41aに係る性能低下の異常判定を実行する。詳し
くは、図9に示すように、先ずステップ701におい
て、全てのヒータ38a〜41aを所定時間だけ強制的
に非通電とさせるために、駆動回路60の全てのトラン
ジスタ63〜66を所定時間だけオフさせる。ここで、
全てのヒータ38a〜41aが所定時間だけ非通電とさ
れることにより、その間に各ヒータ38a〜41aそれ
自体の温度が低下することになる。この実施例では、
「約10秒」の間だけ、各ヒータ38a〜41aが非通
電とされる。
a〜41aに係る性能低下の異常判定を実行する。詳し
くは、図9に示すように、先ずステップ701におい
て、全てのヒータ38a〜41aを所定時間だけ強制的
に非通電とさせるために、駆動回路60の全てのトラン
ジスタ63〜66を所定時間だけオフさせる。ここで、
全てのヒータ38a〜41aが所定時間だけ非通電とさ
れることにより、その間に各ヒータ38a〜41aそれ
自体の温度が低下することになる。この実施例では、
「約10秒」の間だけ、各ヒータ38a〜41aが非通
電とされる。
【0060】その結果、各ヒータ38a〜41aそれ自
体の温度が高温状態からセンサ素子と同じ温度状態まで
下げられることになる。又、各ヒータ38a〜41aを
10秒程度だけ非通電としただけでは、各空燃比センサ
38〜41の素子温度の低下は「50°C」程度であ
り、各空燃比センサ38〜41が正常に作動すべき「4
00°C」以下になることはない。
体の温度が高温状態からセンサ素子と同じ温度状態まで
下げられることになる。又、各ヒータ38a〜41aを
10秒程度だけ非通電としただけでは、各空燃比センサ
38〜41の素子温度の低下は「50°C」程度であ
り、各空燃比センサ38〜41が正常に作動すべき「4
00°C」以下になることはない。
【0061】次に、ステップ702において、第1のヒ
ータ38aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路6
0の各トランジスタ63〜66をスイッチング制御す
る。続いて、ステップ703において、そのときの検出
電流Isの値が基準値としての所定値γ(γ<β<α)
よりも小さいか否かを判断する。ここで、検出電流Is
の値が所定値γよりも小さくない場合には、第1のヒー
タ38aに係る性能低下はないものとして、ステップ7
05へ移行する。検出電流Isの値が所定値γよりも小
さい場合には、ステップ704へ移行する。そして、ス
テップ704において、第1のヒータ38aに係る性能
低下の異常であることを指示するための異常フラグH1
XCを「1」にセットして、ステップ705へ移行す
る。
ータ38aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路6
0の各トランジスタ63〜66をスイッチング制御す
る。続いて、ステップ703において、そのときの検出
電流Isの値が基準値としての所定値γ(γ<β<α)
よりも小さいか否かを判断する。ここで、検出電流Is
の値が所定値γよりも小さくない場合には、第1のヒー
タ38aに係る性能低下はないものとして、ステップ7
05へ移行する。検出電流Isの値が所定値γよりも小
さい場合には、ステップ704へ移行する。そして、ス
テップ704において、第1のヒータ38aに係る性能
低下の異常であることを指示するための異常フラグH1
XCを「1」にセットして、ステップ705へ移行す
る。
【0062】ステップ705においては、第2のヒータ
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ706において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第2のヒータ39aに係る性能低下がないものと
して、ステップ708へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ707へ移行
する。そして、ステップ707において、第2のヒータ
39aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH2XCを「1」にセットして、ステップ
708へ移行する。
39aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ706において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第2のヒータ39aに係る性能低下がないものと
して、ステップ708へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ707へ移行
する。そして、ステップ707において、第2のヒータ
39aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH2XCを「1」にセットして、ステップ
708へ移行する。
【0063】ステップ708においては、第3のヒータ
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ709において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第3のヒータ40aに係る性能低下がないものと
して、ステップ711へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ710へ移行
する。そして、ステップ710において、第3のヒータ
40aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH3XCを「1」にセットして、ステップ
711へ移行する。
40aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ709において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第3のヒータ40aに係る性能低下がないものと
して、ステップ711へ移行する。検出電流Isの値が
所定値γよりも小さい場合には、ステップ710へ移行
する。そして、ステップ710において、第3のヒータ
40aに係る性能低下の異常であることを指示するため
の異常フラグH3XCを「1」にセットして、ステップ
711へ移行する。
【0064】ステップ711においては、第4のヒータ
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ712において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第4のヒータ41aに係る性能低下がないものと
する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場合に
は、ステップ713へ移行する。そして、ステップ71
3において、第4のヒータ41aに係る性能低下の異常
であることを指示するための異常フラグH4XCを
「1」にセットする。
41aのみを強制的に通電させるべく、駆動回路60の
各トランジスタ63〜66をスイッチング制御する。続
いて、ステップ712において、そのときの検出電流I
sの値が所定値γよりも小さいか否かを判断する。ここ
で、検出電流Isの値が所定値γよりも小さくない場合
には、第4のヒータ41aに係る性能低下がないものと
する。検出電流Isの値が所定値γよりも小さい場合に
は、ステップ713へ移行する。そして、ステップ71
3において、第4のヒータ41aに係る性能低下の異常
であることを指示するための異常フラグH4XCを
「1」にセットする。
【0065】このように、ステップ700において各ヒ
ータ38a〜41aの性能低下に係る異常判定(故障判
定)の処理が実行された後、処理は図6のフローチャー
トにおけるステップ800へ移行する。
ータ38a〜41aの性能低下に係る異常判定(故障判
定)の処理が実行された後、処理は図6のフローチャー
トにおけるステップ800へ移行する。
【0066】ステップ800においては、各ヒータ38
a〜41aを含むヒータ通電回路に異常が有るか否かを
判断する。即ち、各異常フラグH1XA〜H4XA,H
1XB〜H4XB,HAXB,H1XC〜H4XCが一
つでも「1」であるか否かを判断する。ここで、異常が
無い場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ
通電回路に故障がないものとして、ステップ810へ移
行する。そして、ステップ810において、警告ランプ
24を消灯させて、その後の処理を一旦終了する。異常
が有る場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒー
タ通電回路に故障があるものとし、ステップ820へ移
行する。そして、ステップ820において、運転者に各
ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の故障を
警告すべく、警告ランプ24を点灯させる。
a〜41aを含むヒータ通電回路に異常が有るか否かを
判断する。即ち、各異常フラグH1XA〜H4XA,H
1XB〜H4XB,HAXB,H1XC〜H4XCが一
つでも「1」であるか否かを判断する。ここで、異常が
無い場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ
通電回路に故障がないものとして、ステップ810へ移
行する。そして、ステップ810において、警告ランプ
24を消灯させて、その後の処理を一旦終了する。異常
が有る場合には、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒー
タ通電回路に故障があるものとし、ステップ820へ移
行する。そして、ステップ820において、運転者に各
ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の故障を
警告すべく、警告ランプ24を点灯させる。
【0067】続いて、ステップ830において、各ヒー
タ38a〜41aを含むヒータ通電回路に故障が発生し
たことを指示するダイアグコードを、バックアップRA
M55に記憶させる。この場合、各異常フラグH1XA
〜H4XA,H1XB〜H4XB,HAXB,H1XC
〜H4XCにより、故障に係る各ヒータ38a〜41a
を含むヒータ通電回路が具体的に特定されてバックアッ
プRAM55に記憶されることになる。尚、バックアッ
プRAM55に記憶されたダイアグコードは、その後、
40回の暖機サイクルの間に他の全ての故障が発生しな
い場合に、消去されるようになっている。そして、ステ
ップ830の処理を終えた後、その後の処理を一旦終了
する。
タ38a〜41aを含むヒータ通電回路に故障が発生し
たことを指示するダイアグコードを、バックアップRA
M55に記憶させる。この場合、各異常フラグH1XA
〜H4XA,H1XB〜H4XB,HAXB,H1XC
〜H4XCにより、故障に係る各ヒータ38a〜41a
を含むヒータ通電回路が具体的に特定されてバックアッ
プRAM55に記憶されることになる。尚、バックアッ
プRAM55に記憶されたダイアグコードは、その後、
40回の暖機サイクルの間に他の全ての故障が発生しな
い場合に、消去されるようになっている。そして、ステ
ップ830の処理を終えた後、その後の処理を一旦終了
する。
【0068】以上説明したように、この実施例によれ
ば、ECU51により、エンジンの運転条件や排気通路
の温度条件に応じて、各空燃比センサ38〜41におけ
る各ヒータ38a〜41aが通電制御される。この制御
により、各ヒータ38a〜41aの発熱量が調整されて
各空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調
節が行われる。
ば、ECU51により、エンジンの運転条件や排気通路
の温度条件に応じて、各空燃比センサ38〜41におけ
る各ヒータ38a〜41aが通電制御される。この制御
により、各ヒータ38a〜41aの発熱量が調整されて
各空燃比センサ38〜41におけるセンサ素子の温度調
節が行われる。
【0069】そして、この実施例では、全てのヒータ3
8a〜41aが、電圧降下検出回路61における比較器
80の一方の入力端子に並列に接続されている。又、そ
の比較器80により、全てのヒータ38a〜41aにお
ける電圧降下分が基準電圧VBの値と比較される。そし
て、各ヒータ38a〜41aが通電されているときに、
ECU51により、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であると判断された場合には、比較器80の出力結
果に基づき、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路の断線等に起因する故障が判定される。例えば、
各ヒータ38a〜41aの何れかが断線等で故障してい
る場合には、比較器80において基準電圧VBの値と比
較される全てのヒータ通電回路に係る電圧降下分が変化
することになり、ECU51ではそれら各ヒータ通電回
路の何れかが断線等に起因する故障であると判定され
る。
8a〜41aが、電圧降下検出回路61における比較器
80の一方の入力端子に並列に接続されている。又、そ
の比較器80により、全てのヒータ38a〜41aにお
ける電圧降下分が基準電圧VBの値と比較される。そし
て、各ヒータ38a〜41aが通電されているときに、
ECU51により、全てのヒータ38a〜41aが通電
状態であると判断された場合には、比較器80の出力結
果に基づき、各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通
電回路の断線等に起因する故障が判定される。例えば、
各ヒータ38a〜41aの何れかが断線等で故障してい
る場合には、比較器80において基準電圧VBの値と比
較される全てのヒータ通電回路に係る電圧降下分が変化
することになり、ECU51ではそれら各ヒータ通電回
路の何れかが断線等に起因する故障であると判定され
る。
【0070】従って、この実施例では、一つの比較器8
0を使用するだけで各ヒータ38a〜41aに係る断線
等の故障が判定されることから、複数のヒータ38a〜
41aの各々について、故障判定のための回路等をそれ
ぞれ個別に設ける必要がない。その結果、一つの比較器
80を含む電圧降下検出回路61を用いるだけで、各ヒ
ータ38a〜41aに係る断線等の故障を検出すること
ができる。そのため、各ヒータ38a〜41aの数に応
じて各ヒータ38a〜41aに係る故障検出用回路を複
数設ける必要がなく、延いては回路構成を簡略化するこ
とができ、部品点数の増大を抑えることができる。
0を使用するだけで各ヒータ38a〜41aに係る断線
等の故障が判定されることから、複数のヒータ38a〜
41aの各々について、故障判定のための回路等をそれ
ぞれ個別に設ける必要がない。その結果、一つの比較器
80を含む電圧降下検出回路61を用いるだけで、各ヒ
ータ38a〜41aに係る断線等の故障を検出すること
ができる。そのため、各ヒータ38a〜41aの数に応
じて各ヒータ38a〜41aに係る故障検出用回路を複
数設ける必要がなく、延いては回路構成を簡略化するこ
とができ、部品点数の増大を抑えることができる。
【0071】しかも、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aに係る断線等の故障が判定された場合に、一つ
のヒータ38a〜41aに対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータ38a〜41aに対
する通電とが、全てのヒータ38a〜41aについて順
次に強制的に行われる。そして、そのように各ヒータ3
8a〜41aに対する非通電及び通電が順次行われてい
るときに、ECU51では、比較器80の出力結果に基
づき各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の
中で故障の起こっているヒータ通電回路が特定される。
例えば、第1のヒータ38aに対する非通電と他の各ヒ
ータ39a〜41aに対する通電が行われているとき
に、比較器80の出力結果が低レベルである場合には、
そのとき非通電とされた第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が故障していると特定される。即ち、第1の
ヒータ38aを含むヒータ通電回路が断線等に起因して
故障しているものとして、異常フラグH1XAが「1」
にセットされる。従って、複数のヒータ通電回路の中か
ら断線等の故障の起こっている一つのヒータ通電回路が
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aについて
断線等の故障が起きているかを具体的に特定することが
できる。
〜41aに係る断線等の故障が判定された場合に、一つ
のヒータ38a〜41aに対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータ38a〜41aに対
する通電とが、全てのヒータ38a〜41aについて順
次に強制的に行われる。そして、そのように各ヒータ3
8a〜41aに対する非通電及び通電が順次行われてい
るときに、ECU51では、比較器80の出力結果に基
づき各ヒータ38a〜41aを含む各ヒータ通電回路の
中で故障の起こっているヒータ通電回路が特定される。
例えば、第1のヒータ38aに対する非通電と他の各ヒ
ータ39a〜41aに対する通電が行われているとき
に、比較器80の出力結果が低レベルである場合には、
そのとき非通電とされた第1のヒータ38aを含むヒー
タ通電回路が故障していると特定される。即ち、第1の
ヒータ38aを含むヒータ通電回路が断線等に起因して
故障しているものとして、異常フラグH1XAが「1」
にセットされる。従って、複数のヒータ通電回路の中か
ら断線等の故障の起こっている一つのヒータ通電回路が
特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比センサ3
8〜41に対応してどのヒータ38a〜41aについて
断線等の故障が起きているかを具体的に特定することが
できる。
【0072】加えて、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aが通電されているときに、電流検出回路59に
おけるオペアンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ3
8a〜41aにおける過電流状態がECU51により判
断される。そして、各ヒータ38a〜41aが過電流状
態であると判断された場合には、各ヒータ38a〜41
aが順次強制的に通電され、その通電時に、ECU51
により、オペアンプ71の出力結果に基づいて過電流状
態のヒータ38a〜41aが特定される。例えば、第1
のヒータ38aが強制的に通電されているときに、オペ
アンプ71の出力結果が所定値αよりも大きい場合に
は、第1のヒータ38aが過電流状態であるものと特定
される。即ち、第1のヒータ38aが過電流状態に故障
しているものとして、異常フラグH1XBが「1」にセ
ットされる。従って、複数のヒータ38a〜41aの中
から過電流状態に故障を起こしている一つのヒータ38
a〜41aが特定される。その結果、複数のヒータ付空
燃比センサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜4
1aに過電流状態に故障しているかを具体的に特定する
ことができる。
〜41aが通電されているときに、電流検出回路59に
おけるオペアンプ71の出力結果に基づき、各ヒータ3
8a〜41aにおける過電流状態がECU51により判
断される。そして、各ヒータ38a〜41aが過電流状
態であると判断された場合には、各ヒータ38a〜41
aが順次強制的に通電され、その通電時に、ECU51
により、オペアンプ71の出力結果に基づいて過電流状
態のヒータ38a〜41aが特定される。例えば、第1
のヒータ38aが強制的に通電されているときに、オペ
アンプ71の出力結果が所定値αよりも大きい場合に
は、第1のヒータ38aが過電流状態であるものと特定
される。即ち、第1のヒータ38aが過電流状態に故障
しているものとして、異常フラグH1XBが「1」にセ
ットされる。従って、複数のヒータ38a〜41aの中
から過電流状態に故障を起こしている一つのヒータ38
a〜41aが特定される。その結果、複数のヒータ付空
燃比センサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜4
1aに過電流状態に故障しているかを具体的に特定する
ことができる。
【0073】更に、この実施例では、所定運転条件の成
立時には、全てのヒータ38a〜41aが強制的に非通
電とされた上で、各ヒータ38a〜41aが順次に強制
的に通電されて、それらの性能低下に係る故障が判定さ
れる。そして、複数のヒータ38a〜41aの中から性
能低下に係る故障を起こしたヒータ38a〜41aが具
体的に特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比セ
ンサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜41aに
性能低下の故障が起きているかを具体的に特定すること
ができる。
立時には、全てのヒータ38a〜41aが強制的に非通
電とされた上で、各ヒータ38a〜41aが順次に強制
的に通電されて、それらの性能低下に係る故障が判定さ
れる。そして、複数のヒータ38a〜41aの中から性
能低下に係る故障を起こしたヒータ38a〜41aが具
体的に特定される。その結果、複数のヒータ付空燃比セ
ンサ38〜41に対応してどのヒータ38a〜41aに
性能低下の故障が起きているかを具体的に特定すること
ができる。
【0074】つまり、この実施例では、各ヒータ38a
〜41aを含む各ヒータ通電回路における電流値が検出
電流Isとしてそれぞれ検出され、その検出電流Isに
基づいて各ヒータ38a〜41aに係る過電流及び性能
低下の故障が特定される。従って、この電流値に基づい
て行われる過電流及び性能低下に起因した故障の特定
と、上記の電圧降下分に基づいて行われる断線等に起因
した故障の特定とを併用することにより、各ヒータ38
a〜41aに係る故障の特定をより具体的に高精度に行
うことができる。
〜41aを含む各ヒータ通電回路における電流値が検出
電流Isとしてそれぞれ検出され、その検出電流Isに
基づいて各ヒータ38a〜41aに係る過電流及び性能
低下の故障が特定される。従って、この電流値に基づい
て行われる過電流及び性能低下に起因した故障の特定
と、上記の電圧降下分に基づいて行われる断線等に起因
した故障の特定とを併用することにより、各ヒータ38
a〜41aに係る故障の特定をより具体的に高精度に行
うことができる。
【0075】又、この実施例では、各ヒータ38a〜4
1aに係る故障が検出されたときに、警告ランプ24が
点灯されることから、各ヒータ38a〜41aに係る故
障を運転者に直ちに知らせることができる。又、各ヒー
タ38a〜41aに係る故障検出データは、バックアッ
プRAM55に記憶されることから、エンジンの定期検
査等の際に、そのバックアップRAM55のデータを読
み取ることにより、各ヒータ38a〜41aに係る故障
の有無及びその故障の種類と、故障に係るヒータ38a
〜41aを具体的に確認することができる。
1aに係る故障が検出されたときに、警告ランプ24が
点灯されることから、各ヒータ38a〜41aに係る故
障を運転者に直ちに知らせることができる。又、各ヒー
タ38a〜41aに係る故障検出データは、バックアッ
プRAM55に記憶されることから、エンジンの定期検
査等の際に、そのバックアップRAM55のデータを読
み取ることにより、各ヒータ38a〜41aに係る故障
の有無及びその故障の種類と、故障に係るヒータ38a
〜41aを具体的に確認することができる。
【0076】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、V型エンジンの左右各バンク
2,3の排気通路に対応して並列に配設された各三元触
媒コンバータ14L,14Rの上流側及び下流側に合計
4個のヒータ付空燃比センサ38〜41を設けた場合に
具体化した。これに対し、単に直列型エンジンの排気通
路に配設された三元触媒コンバータの上流側及び下流側
にそれぞれヒータ付空燃比センサを配設した場合に具体
化することもできる。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、V型エンジンの左右各バンク
2,3の排気通路に対応して並列に配設された各三元触
媒コンバータ14L,14Rの上流側及び下流側に合計
4個のヒータ付空燃比センサ38〜41を設けた場合に
具体化した。これに対し、単に直列型エンジンの排気通
路に配設された三元触媒コンバータの上流側及び下流側
にそれぞれヒータ付空燃比センサを配設した場合に具体
化することもできる。
【0077】(2)前記実施例では、電圧降下検出回路
61の比較器80において、各ヒータ38a〜41aに
おける電圧降下分を基準電圧VBの値と比較するように
した。これに対し、比較器において各ヒータを流れる電
流値を基準値と比較するように構成してもよい。
61の比較器80において、各ヒータ38a〜41aに
おける電圧降下分を基準電圧VBの値と比較するように
した。これに対し、比較器において各ヒータを流れる電
流値を基準値と比較するように構成してもよい。
【0078】(3)前記実施例では、比較器80を含む
電圧降下検出回路61と電流検出回路59の両方を設け
て、各ヒータ38a〜41aにおける電圧降下分と各ヒ
ータ38a〜41aを流れる電流値の両方に基づいて各
ヒータ38a〜41aに係る故障を判定するようにし
た。これに対し、比較器を含む電圧降下検出回路のみを
設けて、各ヒータにおける電圧降下分のみに基づき各ヒ
ータに係る故障を判定するようにしてもよい。
電圧降下検出回路61と電流検出回路59の両方を設け
て、各ヒータ38a〜41aにおける電圧降下分と各ヒ
ータ38a〜41aを流れる電流値の両方に基づいて各
ヒータ38a〜41aに係る故障を判定するようにし
た。これに対し、比較器を含む電圧降下検出回路のみを
設けて、各ヒータにおける電圧降下分のみに基づき各ヒ
ータに係る故障を判定するようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、各ヒータを流れる電流値又は各ヒータにおける電圧
降下分を比較器により基準値と比較するために、比較器
の一方の入力端子に全てのヒータの一端を並列に接続し
ている。そして、全てのヒータが通電状態であると判断
されたときに、比較器の出力結果に基づき各ヒータの故
障を判定するようにしている。従って、複数のヒータの
各々に対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設け
る必要がない。その結果、一つの回路を用いて複数のヒ
ータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検出するこ
とができるという優れた効果を発揮する。
ば、各ヒータを流れる電流値又は各ヒータにおける電圧
降下分を比較器により基準値と比較するために、比較器
の一方の入力端子に全てのヒータの一端を並列に接続し
ている。そして、全てのヒータが通電状態であると判断
されたときに、比較器の出力結果に基づき各ヒータの故
障を判定するようにしている。従って、複数のヒータの
各々に対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設け
る必要がない。その結果、一つの回路を用いて複数のヒ
ータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検出するこ
とができるという優れた効果を発揮する。
【0080】又、第2の発明によれば、各ヒータの故障
が判定された場合に、一つのヒータに対する非通電とそ
の非通電と同時に行われる残りの全てのヒータに対する
通電とを、全てのヒータについて順次に強制的に行うよ
うにしている。そして、その各ヒータに対する非通電及
び通電が順次行われているときに、比較器の出力結果に
基づき全てのヒータの中で故障の起こっているヒータを
特定するようにしている。この結果、複数のヒータの中
のどのヒータが故障しているかを具体的に特定すること
ができるという優れた効果を発揮する。
が判定された場合に、一つのヒータに対する非通電とそ
の非通電と同時に行われる残りの全てのヒータに対する
通電とを、全てのヒータについて順次に強制的に行うよ
うにしている。そして、その各ヒータに対する非通電及
び通電が順次行われているときに、比較器の出力結果に
基づき全てのヒータの中で故障の起こっているヒータを
特定するようにしている。この結果、複数のヒータの中
のどのヒータが故障しているかを具体的に特定すること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の基本的な概念構成を示す概念構成
図である。
図である。
【図2】第2の発明の基本的な概念構成を示す概念構成
図である。
図である。
【図3】第1及び第2の発明を具体化した一実施例にお
けるガソリンエンジンシステムを示す概略構成図であ
る。
けるガソリンエンジンシステムを示す概略構成図であ
る。
【図4】一実施例においてECU等の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】一実施例において、各ヒータを含む各ヒータ通
電回路とその駆動回路、電流検出回路及び電圧降下検出
回路等の関係を示す接続ダイヤグラムである。
電回路とその駆動回路、電流検出回路及び電圧降下検出
回路等の関係を示す接続ダイヤグラムである。
【図6】一実施例において、ECUにより実行される空
燃比センサ温度調節及びヒータ故障検出のための処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
燃比センサ温度調節及びヒータ故障検出のための処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図7】一実施例において、図6のフローチャートの一
部を詳しく示すフローチャートである。
部を詳しく示すフローチャートである。
【図8】一実施例において、同じく図6のフローチャー
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
【図9】一実施例において、同じく図6のフローチャー
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
トの一部を詳しく示すフローチャートである。
【符号の説明】 1…内燃機関としてのエンジン本体、5L,5R…排気
マニホルド、15L,15R,16…排気管(5L,5
R,15L,15R,16により排気通路が構成されて
いる)、38…第1の空燃比センサ、39…第2の空燃
比センサ、40…第3の空燃比センサ、41…第4の空
燃比センサ、38a…第1のヒータ、39a…第2のヒ
ータ、40a…第3のヒータ、41a…第4のヒータ、
51…ECU(51により温調用回路、通電状態判断手
段、故障判定手段、強制通電手段及び故障特定手段が構
成されている)、80…比較器。
マニホルド、15L,15R,16…排気管(5L,5
R,15L,15R,16により排気通路が構成されて
いる)、38…第1の空燃比センサ、39…第2の空燃
比センサ、40…第3の空燃比センサ、41…第4の空
燃比センサ、38a…第1のヒータ、39a…第2のヒ
ータ、40a…第3のヒータ、41a…第4のヒータ、
51…ECU(51により温調用回路、通電状態判断手
段、故障判定手段、強制通電手段及び故障特定手段が構
成されている)、80…比較器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 27/409
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ、温度特
性を有する複数の空燃比センサと、 前記各空燃比センサにそれぞれ設けられ、前記各空燃比
センサを加熱するための通電発熱式の複数のヒータとを
備え、前記内燃機関の運転条件や前記排気通路の温度条
件に応じて前記各ヒータを通電制御することにより、前
記各ヒータの発熱量を調整して前記各空燃比センサの温
度調節を行うようにした空燃比センサ温調用回路におい
て、 前記各ヒータを流れる電流値又は前記各ヒータにおける
電圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子
に前記全てのヒータの一端を並列に接続してなる比較器
と、 前記全てのヒータが通電状態であるか否かを判断するた
めの通電状態判断手段と、 前記通電状態判断手段により前記全てのヒータが通電状
態であると判断されたときに、前記電流値又は前記電圧
降下分と前記基準値との比較より得られる前記比較器の
出力結果に基づき、前記各ヒータの故障を判定するため
の故障判定手段とを備えたことを特徴とする空燃比セン
サ温調用回路の故障検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空燃比センサ温調用回
路の故障検出装置において、 前記故障判定手段により前記各ヒータの故障が判定され
た場合に、一つのヒータに対する非通電とその非通電と
同時に行われる残りの全てのヒータに対する通電とを、
前記全てのヒータについて順次に強制的に行うための強
制通電手段と、 前記強制通電手段により前記各ヒータに対する非通電及
び通電が順次行われているときに、前記比較器の出力結
果に基づき前記全てのヒータの中で故障の起こっている
ヒータを特定するための故障特定手段とを備えたことを
特徴とする空燃比センサ温調用回路の故障検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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-
1993
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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