JPH0743453Y2 - シリンダにおけるレールの取付構造 - Google Patents

シリンダにおけるレールの取付構造

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JPH0743453Y2
JPH0743453Y2 JP11586990U JP11586990U JPH0743453Y2 JP H0743453 Y2 JPH0743453 Y2 JP H0743453Y2 JP 11586990 U JP11586990 U JP 11586990U JP 11586990 U JP11586990 U JP 11586990U JP H0743453 Y2 JPH0743453 Y2 JP H0743453Y2
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大樹 真木
一寿 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、シリンダ本体内のピストンの移動により、
可動体がシリンダ本体に沿って移動されるようにしたシ
リンダにおいて、シリンダ本体の外側にブレーキレール
等のレールを取り付けるためのレールの取付構造に関す
るものである。
[従来の技術] 従来のこの種のシリンダにおけるレールの取付構造とし
ては、例えば特開平2−138507号公報に示されるような
構成が知られている。
この従来構成においては、横断面ほぼU字形の基台上に
シリンダ本体が嵌合固定され、そのシリンダ本体の外側
においてピストンの移動方向と平行に延びるように、基
台の側壁上縁にブレーキレールが載置されて複数のネジ
により固定され、可動体としての可動テーブルに設けら
れたブレーキシューがブレーキレールに圧接されること
により、可動テーブルに制動力が付与されるようになっ
ていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この従来構成においては、シリンダ本体を基
台上に嵌合固定して、その基台の側壁上縁にブレーキレ
ールを載置固定した構成になっているため、レールの取
付構造が複雑でシリンダ全体が大型になり、しかも、複
数のネジによりブレーキレールを基台の側壁上縁に固定
した構成であるため、ブレーキレールをシリンダ本体内
のピストンの移動方向と平行に延びるように芯出し調整
するのが困難であるという問題点があった。
この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、構造が簡単でシリンダ全体を小型化することができ
ると共に、レールをシリンダ本体の外側面に、ピストン
の移動方向と平行に延びるように容易に芯出し調整して
取り付けることができるシリンダにおけるレールの取付
構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この考案のシリンダにお
けるレールの取付構造においては、シリンダ本体内のピ
ストンの移動により、可動体がシリンダ本体に沿って移
動されるようにしたシリンダにおいて、前記シリンダ本
体の側面にピストンの移動方向と平行に延びるように形
成されたアリ溝と、そのアリ溝内に一部をシリンダ本体
の外側へ突出させた状態で、移動可能に収容された複数
の雌ネジ体と、前記アリ溝に対応してシリンダ本体の外
側面に配設され、内面に雌ネジ体の突出部と係合可能な
凹所を有するレールと、前記雌ネジ体と協働してレール
をシリンダ本体の外側面に接合固定するために、そのレ
ールの外面から雌ネジ体に螺合された複数のネジとを備
え、前記レールの凹所と雌ネジ体の突出部との間に間隙
を設けたものである。
[作用] 上記のように構成されたシリンダにおけるレールの取付
構造において、レールをシリンダ本体の外側面に取り付
ける場合には、シリンダ本体のアリ溝内に複数の雌ネジ
体を収容すると共に、アリ溝に対応してシリンダ本体の
外側面にレールを配設し、レールの外面から雌ネジ体に
複数のネジを螺合する。そして、これらのネジを締め付
ける前に、シリンダ本体内のピストンを移動させると、
可動体がシリンダ本体に沿って移動され、レールがその
凹所と雌ネジ体の突出部との間の間隙の範囲内で移動さ
れて、ピストンの移動方向と平行に延びるように芯出し
調整される。その後、前記ネジを締め付けることによ
り、レールを芯出し調整状態でシリンダ本体の外側面に
固定することができる。
[実施例] 以下、この考案を具体化したロッドレスシリンダの一実
施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
第1図及び第2図に示すように、シリンダ本体1は筒状
に形成され、その内部にはピストン2が移動可能に収容
されている。可動体としての可動テーブル3はピストン
2の移動に伴いシリンダ本体1に沿って移動されるよう
に、ピストン2の外側縁に固定され、その移動方向の両
端には端板4が取り付けられている。支持ブロック5は
可動テーブル3の下面に固定され、シリンダ本体1の一
側外面に隣接して平行に延びている。
アリ溝6は前記シリンダ本体1の両側面に形成され、ピ
ストン2の移動方向と平行に延びている。複数の雌ネジ
体7は支持ブロック5と対向する一方のアリ溝6内に移
動可能に収容され、その一部がアリ溝6内からシリンダ
本体1の外側に突出されている。ブレーキレール8は一
方のアリ溝6に対応してシリンダ本体1の外側面に配設
され、その内面には雌ネジ体7の突出部に係合可能な凹
所9が形成されている。
複数のネジ10は前記ブレーキレール8の外面から雌ネジ
体7に螺合され、このネジ10の締付けにより、ブレーキ
レール8がシリンダ本体1の外側面に接合固定されてい
る。そして、第1図に示すように、前記ブレーキレール
8の凹所9と雌ネジ体7の突出部との間には間隙Sが設
けられ、ネジ10の締付けに際して、ブレーキレール8を
間隙Sの範囲で上下に移動調節し、ピストン2の移動方
向と平行に延びるように芯出し調整して固定配置できる
ようになっている。
第2図及び第3図に示すように、各一対の転動ローラ1
1,12はローラホルダ13により前記支持ブロック5の内面
両端に水平軸線の周りで回転可能に支持され、この転動
ローラ11,12がブレーキレール8の上下両面に係合して
転動されることにより、可動テーブル3の上下動が規制
される。第2図及び第4図に示すように、2個の接触ロ
ーラ14はローラホルダ15により支持ブロック5の両端に
垂直軸線の周りで回転可能に支持され、この接触ローラ
14がブレーキレール8の外面に接触して転動することに
より、可動テーブル3の側方への移動が規制される。
又、第1図に示すように、前記可動テーブル3の左側下
面にはガイドシュー31が嵌合され、該シューの下面がシ
リンダ本体1の上面に形成した突条部に沿って摺動案内
される。
第1図及び第2図に示すように、ブレーキ部材16及びそ
のブレーキ部材16を作動するための作動手段としての作
動装置17は、前記可動テーブル3及び支持ブロック5上
において、その移動方向の中央位置を挟んで両側に、一
組ずつ対称的に設けられている。
そこで、一方の構成について説明すると、シリンダ室18
は前記可動テーブル3内に形成され、ピストン2の移動
方向と平行に延びている。前記ブレーキ部材16は軸部19
において軸受筒20により支持ブロック5の内面に水平軸
線の周りで回動可能に支持され、その上端がシリンダ室
18内に突出されている。凹部21はブレーキ部材16の内面
に形成され、その上下両面にはブレーキレール8と係脱
可能に対向する偏心カム面22が設けられている。
そして、ブレーキ部材16が第2図に実線で示す制動位置
に回動配置されたときには、偏心カム面22がブレーキレ
ール8の上下両面に圧接係合して、可動テーブル3に制
動力が付与される。又、ブレーキ部材16が同図に鎖線で
示す非制動位置に回動配置されたときには、偏心カム面
22がブレーキレール8の上下両面から離脱して、可動テ
ーブル3に対する制動力が解除される。
制動用ピストン23は前記シリンダ室18内の側端部に移動
可能に収容され、その一端面にはブレーキ部材16に一側
方から係合する係合体24がネジ25により固定されてい
る。バネ26は制動用ピストン23と端板4との間に介装さ
れ、このバネ26により制動用ピストン23が中央に向かっ
て移動付勢されて、常にはブレーキ部材16が第2図に実
線で示す制動位置に回動配置されている。
解除用ピストン27は前記シリンダ室18内の中央部に移動
可能に収容され、その一端面にはブレーキ部材16に他側
方から係合する係合体28がネジ29により固定されてい
る。そして、図示しない供給口からシリンダ室18の中央
空間30にエア等の流体が供給されたとき、解除用ピスト
ン27がバネ26の付勢力に抗して外側方に移動されて、ブ
レーキ部材16が第2図に鎖線で示す非制動位置に回動配
置される。
次に、前記のように構成されたシリンダについて作用を
説明する。
さて、このシリンダにおいて、ブレーキレール8をシリ
ンダ本体1の外側面に取り付ける場合には、シリンダ本
体1のアリ溝6内に複数の雌ネジ体7を収容すると共
に、アリ溝6に対応してシリンダ本体1の外側面にブレ
ーキレール8を配設し、この状態でブレーキレール8の
外面から雌ネジ体7に複数のネジ10を螺合する。
そして、これらのネジ10を締め付ける前に、シリンダ本
体1内のピストン2を移動させると、可動テーブル3が
シリンダ本体1に沿って移動され、ブレーキレール8が
上下両転動ローラ11,12間で位置規正されながら、ブレ
ーキレール8の凹所9と雌ネジ体7の突出部との間の間
隙Sの範囲内で上下に移動調節され、ピストン2の移動
方向と平行に延びるように芯出し調整される。その後、
前記ネジ10を締め付けることにより、ブレーキレール8
を芯出し調整状態で、シリンダ本体1の外側面に固定す
ることができる。
次に、前記ブレーキレール8を含むブレーキ装置の動作
について述べると、通常は第2図に実線で示すように、
バネ26の付勢力により制動用ピストン23を介してブレー
キ部材16が制動位置に回動配置され、偏心カム面22がブ
レーキレール8の上下両面に圧接係合して、可動テーブ
ル3が停止位置に制動保持されている。この状態で、図
示しない供給口からシリンダ室18の中央空間30にエア等
の流体が供給されると、解除用ピストン27がバネ26の付
勢力に抗して外側方に移動されて、ブレーキ部材16が同
図に鎖線で示す非制動位置に回動され、偏心カム面22が
ブレーキレール8の上下両面から離脱して、可動テーブ
ル3に対する制動力が解除される。
その後、シリンダ本体1内のピストン2が移動される
と、可動テーブル3がシリンダ本体1に沿って移動され
る。そして、可動テーブル3が所定位置まで移動された
時点で、前記シリンダ室18の中央空間30に対するエア等
の流体の供給が停止されると、バネ26の付勢力により制
動用ピストン23を介してブレーキ部材16が非制動位置か
ら制動位置に回動され、偏心カム面22がブレーキレール
8の上下両面に圧接係合して、可動テーブル3が所定位
置に制動停止される。
この実施例のブレーキ装置においては、前記のようにブ
レーキレール8がシリンダ本体1の外側面に、ピストン
2の移動方向と平行に延びるように芯出し調整した状態
で固定されているため、可動テーブル3の移動位置の変
化に伴って、制動力にバラツキが生じたりすることはな
く、常に一定の制動力で可動テーブル3を所定位置に正
確に制動停止させることができる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、前記実施例におけるブレーキレール8
とは異なったレールの取付構造に具体化する等、この考
案の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変
更して具体化することも可能である。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように構成されているため、
構造が簡単でシリンダ全体を小型化することができると
共に、レールをシリンダ本体の外側面に、ピストンの移
動方向と平行に延びるように容易に芯出し調整して取り
付けることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したロッドレスシリンダを示
すもので第2図のA−A線における拡大断面図、第2図
はそのロッドレスシリンダの全体を示す一部破断正面
図、第3図は第2図のB−B線における部分拡大断面
図、第4図は第2図のC−C線における部分拡大断面図
である。 1…シリンダ本体、2…ピストン、3…可動体としての
可動テーブル、6…アリ溝、7…雌ネジ体、8…ブレー
キレール、9…凹所、10…ネジ、S…間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ本体(1)内のピストン(2)の
    移動により、可動体(3)がシリンダ本体(1)に沿っ
    て移動されるようにしたシリンダにおいて、 前記シリンダ本体(1)の側面にピストン(2)の移動
    方向と平行に延びるように形成されたアリ溝(6)と、 そのアリ溝(6)内に一部をシリンダ本体(1)の外側
    へ突出させた状態で、移動可能に収容された複数の雌ネ
    ジ体(7)と、 前記アリ溝(6)に対応してシリンダ本体(1)の外側
    面に配設され、内面に雌ネジ体(7)の突出部と係合可
    能な凹所(9)を有するレール(8)と、 前記雌ネジ体(7)と協働してレール(8)をシリンダ
    本体(1)の外側面に接合固定するために、そのレール
    (8)の外面から雌ネジ体(7)に螺合された複数のネ
    ジ(10)と を備え、 前記レール(8)の凹所(9)と雌ネジ体(7)の突出
    部との間に間隙(S)を設けたことを特徴とするにシリ
    ンダにおけるレールの取付構造。
JP11586990U 1990-11-01 1990-11-01 シリンダにおけるレールの取付構造 Expired - Lifetime JPH0743453Y2 (ja)

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JPH0474703U JPH0474703U (ja) 1992-06-30
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