JPH0743468B2 - 中性子ラジオグラフイ−・フイルム観察装置 - Google Patents
中性子ラジオグラフイ−・フイルム観察装置Info
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- JPH0743468B2 JPH0743468B2 JP61226332A JP22633286A JPH0743468B2 JP H0743468 B2 JPH0743468 B2 JP H0743468B2 JP 61226332 A JP61226332 A JP 61226332A JP 22633286 A JP22633286 A JP 22633286A JP H0743468 B2 JPH0743468 B2 JP H0743468B2
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/02—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T5/00—Recording of movements or tracks of particles; Processing or analysis of such tracks
- G01T5/02—Processing of tracks; Analysis of tracks
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は中性子照射を受けたフィルムをフレームの中
で観察できる中性子ラジオグラフィー・フィルム観察装
置であって、照射された核のトレースは腐食された後、
フィルムの後方に配置された光源の作用により、観察者
にとって可視可能となる中性子ラジオグラフィー・フィ
ルム観察装置に関する。
で観察できる中性子ラジオグラフィー・フィルム観察装
置であって、照射された核のトレースは腐食された後、
フィルムの後方に配置された光源の作用により、観察者
にとって可視可能となる中性子ラジオグラフィー・フィ
ルム観察装置に関する。
上記種類の装置はUS−PS3,770,962に既に開示されてい
る。このUS−PS3,770,962に記された発明は、放射線照
射によって生じ、その後にエッチング液に浸されてフィ
ルムに生じた貫通孔を明瞭に認識しかつ検査する方法に
関するものである。照射されたフィルムは上述のように
エッチング液に浸され、フィルムには損傷個所に貫通孔
が形成される。この貫通孔の中には通常目視不可能なも
のがあり、この貫通孔は目視可能にすることが望まれ
る。このような要求を満足させるために、上記US−PS3,
770,962の発明に於ては、赤く着色したフィルムと白色
光を生ずるランプの間にカラーフィルタが配置されてい
る。この場合、上記カラーフィルタに照射された光線の
うちの青色光線のみがフィルタを通過し、赤色光線は該
フィルタに吸収される。従って、光線が通過できるの
は、上記貫通孔のみとなり、貫通孔の数、大きさ及び存
在位置も観察することができる。
る。このUS−PS3,770,962に記された発明は、放射線照
射によって生じ、その後にエッチング液に浸されてフィ
ルムに生じた貫通孔を明瞭に認識しかつ検査する方法に
関するものである。照射されたフィルムは上述のように
エッチング液に浸され、フィルムには損傷個所に貫通孔
が形成される。この貫通孔の中には通常目視不可能なも
のがあり、この貫通孔は目視可能にすることが望まれ
る。このような要求を満足させるために、上記US−PS3,
770,962の発明に於ては、赤く着色したフィルムと白色
光を生ずるランプの間にカラーフィルタが配置されてい
る。この場合、上記カラーフィルタに照射された光線の
うちの青色光線のみがフィルタを通過し、赤色光線は該
フィルタに吸収される。従って、光線が通過できるの
は、上記貫通孔のみとなり、貫通孔の数、大きさ及び存
在位置も観察することができる。
上記の従来例は有効であるが、なお解決するべき問題を
残していた。その例は次の如くである。
残していた。その例は次の如くである。
すなわち、従来の方法では明確に識別できる孔像を得る
ために、長い照射時間を必要とし、照射時間を短縮する
ためには、強力で費用のかかる中性子源装置を必要とす
ることが明らかになった。なぜならば腐食によって現れ
る分布密度が余りに小さくて微弱な場合には、腐食痕の
像はその背景に対してコントラストの低いものとなり、
識別が不能または困難となるからである。
ために、長い照射時間を必要とし、照射時間を短縮する
ためには、強力で費用のかかる中性子源装置を必要とす
ることが明らかになった。なぜならば腐食によって現れ
る分布密度が余りに小さくて微弱な場合には、腐食痕の
像はその背景に対してコントラストの低いものとなり、
識別が不能または困難となるからである。
本発明の目的は、腐食痕の発生が少い場合にも該飛跡の
腐食像を十分なコントラストで識別できる、冒頭に挙げ
た種類の装置を提供することである。
腐食像を十分なコントラストで識別できる、冒頭に挙げ
た種類の装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の中性子ラジオグラ
フィー・フィルム観察装置は、次の特徴を有するように
形成されている。すなわち、全周を閉鎖されたケース
は、一方の端面すなわち第1の端面に配置されたフィル
ムを支持するフィルム開口を有すること、上記フィルム
開口に対向するケースの第2の端面はフィルムに対する
黒色の背景を形成するようになっていること、上記第2
の端面とフィルムを保持するフィルム開口との間には少
くとも1個の光源が設けられ、上記第2の端面にはフィ
ルムに従って、フィルム開口に対向する背景面が、間隔
をへだてて設けられ、光源からの光線はフィルムの直角
方向に対して傾いた角度方向で該フィルムに投射される
こと、及び上記第2の端面にはフィルム開口に対向する
筒が立設され、該筒を通る光線の巾はフィルム開口を通
る光線の巾より大きく形成され、筒の自由端は光源よ
り、フィルム開口に近い位置まで突出するとともに筒の
内面及び外面には黒色の被膜が設けられていること、を
特徴として形成されている。
フィー・フィルム観察装置は、次の特徴を有するように
形成されている。すなわち、全周を閉鎖されたケース
は、一方の端面すなわち第1の端面に配置されたフィル
ムを支持するフィルム開口を有すること、上記フィルム
開口に対向するケースの第2の端面はフィルムに対する
黒色の背景を形成するようになっていること、上記第2
の端面とフィルムを保持するフィルム開口との間には少
くとも1個の光源が設けられ、上記第2の端面にはフィ
ルムに従って、フィルム開口に対向する背景面が、間隔
をへだてて設けられ、光源からの光線はフィルムの直角
方向に対して傾いた角度方向で該フィルムに投射される
こと、及び上記第2の端面にはフィルム開口に対向する
筒が立設され、該筒を通る光線の巾はフィルム開口を通
る光線の巾より大きく形成され、筒の自由端は光源よ
り、フィルム開口に近い位置まで突出するとともに筒の
内面及び外面には黒色の被膜が設けられていること、を
特徴として形成されている。
上記のように第2の端面に立設された筒は、光源からの
光線を散乱させたフィルム上の腐食痕に対して暗い背景
を形成することによって、該腐食痕を明瞭に観察できる
ようにするため用いられる。すなわち上記の筒は、光源
から発生された光線のうち直接フィルムに投射される光
線以外の光線がケース内に反射をくり返して第2の端面
のフィルム開口と対向する部分に大量に達して、該部分
を明るくし、フィルムを観察する場合に明るい背景が形
成されるのを防止するためである。このように筒を使用
することにより、筒の底すなわち筒に囲まれた第2の端
面、すなわちフィルムの後に背景として見える部分に達
する光線は、主として上記筒に入射した光線のうちの筒
内で反射をくり返し、黒い被膜によって吸収され、減衰
された部分のみである。従って、該残部の光線が上記筒
底に付与する照度は低くなり、フィルムに対する暗い背
景が形成されるのである。
光線を散乱させたフィルム上の腐食痕に対して暗い背景
を形成することによって、該腐食痕を明瞭に観察できる
ようにするため用いられる。すなわち上記の筒は、光源
から発生された光線のうち直接フィルムに投射される光
線以外の光線がケース内に反射をくり返して第2の端面
のフィルム開口と対向する部分に大量に達して、該部分
を明るくし、フィルムを観察する場合に明るい背景が形
成されるのを防止するためである。このように筒を使用
することにより、筒の底すなわち筒に囲まれた第2の端
面、すなわちフィルムの後に背景として見える部分に達
する光線は、主として上記筒に入射した光線のうちの筒
内で反射をくり返し、黒い被膜によって吸収され、減衰
された部分のみである。従って、該残部の光線が上記筒
底に付与する照度は低くなり、フィルムに対する暗い背
景が形成されるのである。
又、筒を通る光すなわち筒の軸とほぼ平行に通る光の巾
がフィルム開口を通る光の幅より大きく形成されている
のはフィルム開口全域より大きな領域に暗い背景を提供
するためで、フィルムのフレームの縁部に近い所にある
腐食痕をも支障なく観察できるようにするためである。
又筒の自由端が光源より開口に近い位置まで突出するの
は、光源から発した光線が直接に筒内に入って、明るい
背景を形成することが絶対にないようにするためであ
る。又、筒の内面及び外面に黒色の皮膜から施されてい
るのは、筒の内面と外面に投射される多くの光線の大部
分に吸収し、反射光を少くし、腐食痕の背景を形成する
筒の底部に達しないようにするためである。
がフィルム開口を通る光の幅より大きく形成されている
のはフィルム開口全域より大きな領域に暗い背景を提供
するためで、フィルムのフレームの縁部に近い所にある
腐食痕をも支障なく観察できるようにするためである。
又筒の自由端が光源より開口に近い位置まで突出するの
は、光源から発した光線が直接に筒内に入って、明るい
背景を形成することが絶対にないようにするためであ
る。又、筒の内面及び外面に黒色の皮膜から施されてい
るのは、筒の内面と外面に投射される多くの光線の大部
分に吸収し、反射光を少くし、腐食痕の背景を形成する
筒の底部に達しないようにするためである。
上記した特徴を有する本発明の装置によれば、黒い背景
を形成する筒の底部からフィルムに向かって進む光線が
抑制されるので、腐食痕のないフィルム面の部分は黒く
見えるが、フィルムに腐食痕があれば直径、深さ、こと
に腐食痕の密度に応じて様々の明るさの腐食痕が暗い背
景の前に明るく観察される。腐食痕と背景とのコントラ
ストの強化が上記のようにして得られるので、僅かな数
しか生じない腐食痕をも正確に識別でき、また写真を撮
影することが出来るし、また腐食痕撮影に際して中性子
照射時間を何分の1にも短縮できるという利点をも得る
ことができる。
を形成する筒の底部からフィルムに向かって進む光線が
抑制されるので、腐食痕のないフィルム面の部分は黒く
見えるが、フィルムに腐食痕があれば直径、深さ、こと
に腐食痕の密度に応じて様々の明るさの腐食痕が暗い背
景の前に明るく観察される。腐食痕と背景とのコントラ
ストの強化が上記のようにして得られるので、僅かな数
しか生じない腐食痕をも正確に識別でき、また写真を撮
影することが出来るし、また腐食痕撮影に際して中性子
照射時間を何分の1にも短縮できるという利点をも得る
ことができる。
好適な実施態様では、光源からの光線が第1の端面のフ
ィルム開口に支持されたフィルムにのみ達するように光
線を通過させる窓を有する少くとも1個の遮光板がケー
スの側面からフィルムの平面とほぼ平行に設けられ、か
つ遮光板の表面とケースのその他の内面が光線の反射率
が少く、該光線を吸収する黒い被膜を有することを特徴
として形成されている。このような構造を採用すること
により、フィルムに向かって進む以外の光線はケースの
内面及び上記遮光板により強く吸収され、ケースの中に
本発明の装置にとって有害な反射及び散乱によって生ず
る迷光の発生を抑制することができる。
ィルム開口に支持されたフィルムにのみ達するように光
線を通過させる窓を有する少くとも1個の遮光板がケー
スの側面からフィルムの平面とほぼ平行に設けられ、か
つ遮光板の表面とケースのその他の内面が光線の反射率
が少く、該光線を吸収する黒い被膜を有することを特徴
として形成されている。このような構造を採用すること
により、フィルムに向かって進む以外の光線はケースの
内面及び上記遮光板により強く吸収され、ケースの中に
本発明の装置にとって有害な反射及び散乱によって生ず
る迷光の発生を抑制することができる。
複数個の遮光板を使用する場合には、該遮光板に設けら
れた窓の端縁が光源からフィルム開口に向かう光線と平
行な線上にあるように、形成され、従って窓は、フィル
ムも取付ける開口に近い程小さくなるように形成されて
いる。
れた窓の端縁が光源からフィルム開口に向かう光線と平
行な線上にあるように、形成され、従って窓は、フィル
ムも取付ける開口に近い程小さくなるように形成されて
いる。
腐食痕と背景とのコントラストを大きくするように、第
2の端面に筒を設けることを既に説明したが、背景を一
層濃い黒色に形成し、上記コントラストを更に大きくす
るために、前述の内部に、小形の筒要素から成る筒束が
設けられる。この筒束は第2の端面から第1の端面に向
かって上記の筒の先端より内部に引込んだ位置まで延出
し、上記筒及び筒束を形成する筒要素の内面及び外面は
すべて黒色の被膜で被覆されている。先に説明した筒の
中に、前記した格子構造の筒束を設けたのは、光源から
送出されて、多数回の反射を繰返した後、筒束の底部、
すなわち筒束が第2の端面から立設された部分に達する
光線が、多数の小形の筒に分かれて該筒要素の中を通過
するので筒要素の軸と平行でない方向に進む光線は該小
形の筒要素の中で多数回の反射をなし、その都度減衰す
ることになる。従って筒束の底部に達した光線は筒束を
使用せぬ場合に比べて極めて弱いものとなり従ってフィ
ルムを観察する際に腐食痕の背景として現れる明るさ
は、上記筒束を使用しない場合に比べて極めて暗く、し
かもほぼ一様となる。上記のように背景がほぼ同じ一様
となるのは、筒要素の中を反射しつつ通る光線は筒要素
の内面で反射するたびに減衰するので、減衰した後の光
線の強さは各筒要素に於て肉眼では差別が出来ない程度
に弱いものとなるからである。
2の端面に筒を設けることを既に説明したが、背景を一
層濃い黒色に形成し、上記コントラストを更に大きくす
るために、前述の内部に、小形の筒要素から成る筒束が
設けられる。この筒束は第2の端面から第1の端面に向
かって上記の筒の先端より内部に引込んだ位置まで延出
し、上記筒及び筒束を形成する筒要素の内面及び外面は
すべて黒色の被膜で被覆されている。先に説明した筒の
中に、前記した格子構造の筒束を設けたのは、光源から
送出されて、多数回の反射を繰返した後、筒束の底部、
すなわち筒束が第2の端面から立設された部分に達する
光線が、多数の小形の筒に分かれて該筒要素の中を通過
するので筒要素の軸と平行でない方向に進む光線は該小
形の筒要素の中で多数回の反射をなし、その都度減衰す
ることになる。従って筒束の底部に達した光線は筒束を
使用せぬ場合に比べて極めて弱いものとなり従ってフィ
ルムを観察する際に腐食痕の背景として現れる明るさ
は、上記筒束を使用しない場合に比べて極めて暗く、し
かもほぼ一様となる。上記のように背景がほぼ同じ一様
となるのは、筒要素の中を反射しつつ通る光線は筒要素
の内面で反射するたびに減衰するので、減衰した後の光
線の強さは各筒要素に於て肉眼では差別が出来ない程度
に弱いものとなるからである。
次に実施例に基づいて本発明装置を説明する。
第1図は装置の縦断面図で、ここには直方体状のケース
1が用いられている。ケース1一方の端面すなわち第1
の端面2の中央には、腐食痕を有するフィルム4を支持
するフィルム開口3が設けられている。フィルムは2枚
の薄い、面平行の透明なガラス板5の間に挾まれ、ガラ
ス板5は図示しない枠によって開口3に保持される。そ
の場合フィルムは第1の端面2の中央に配列されるよう
に、フィルム開口に対して位置ぎめされる。中性子ラジ
オグラフィーによってフィルム上に生じた核飛跡は、フ
ィルムに生じた腐食痕によって可視化されている。第1
の端面2と対向する他の端面すなわち第2の端面7との
間に4個の光源8が対称的に配列されている。4個の光
源8は第1図に於て後に説明する筒10の上と下及び筒10
の手前及び後に、フィルム4の中心を通り第1図の左右
に延びる垂直線に対して対称に配置されている。光源8
からの光線9はフィルム4の法線に対して所定の角度傾
いた方向に該フィルム4に入射される。この場合光源8
の位置と方向は次のように調節される。すなわち、フィ
ルム4の種々の位置に投射される光線9は該光源8とフ
ィルム4の上記種々の位置との距離及び方向に基づい
て、一般には種々の強さでフィルム表面を照射するが、
本発明はフィルムの表面をできるだけ同じ条件で観測で
きるように、照射されたフィルム表面の照度分布が2.5
%又はそれ以下の均一性を有するように、調節される。
1が用いられている。ケース1一方の端面すなわち第1
の端面2の中央には、腐食痕を有するフィルム4を支持
するフィルム開口3が設けられている。フィルムは2枚
の薄い、面平行の透明なガラス板5の間に挾まれ、ガラ
ス板5は図示しない枠によって開口3に保持される。そ
の場合フィルムは第1の端面2の中央に配列されるよう
に、フィルム開口に対して位置ぎめされる。中性子ラジ
オグラフィーによってフィルム上に生じた核飛跡は、フ
ィルムに生じた腐食痕によって可視化されている。第1
の端面2と対向する他の端面すなわち第2の端面7との
間に4個の光源8が対称的に配列されている。4個の光
源8は第1図に於て後に説明する筒10の上と下及び筒10
の手前及び後に、フィルム4の中心を通り第1図の左右
に延びる垂直線に対して対称に配置されている。光源8
からの光線9はフィルム4の法線に対して所定の角度傾
いた方向に該フィルム4に入射される。この場合光源8
の位置と方向は次のように調節される。すなわち、フィ
ルム4の種々の位置に投射される光線9は該光源8とフ
ィルム4の上記種々の位置との距離及び方向に基づい
て、一般には種々の強さでフィルム表面を照射するが、
本発明はフィルムの表面をできるだけ同じ条件で観測で
きるように、照射されたフィルム表面の照度分布が2.5
%又はそれ以下の均一性を有するように、調節される。
第2の端面7からフィルム開口3に向けて張設された角
形シリンダ状の筒10は、筒10の先端に光源8からの光線
9が入り、背景を明るくするのを防止するように光源8
に対してフィルム開口3に近い位置までつき出ている。
又上記筒10のフィルム4と平行な横断面の内方幅はフィ
ルム開口3の面積より大きく形成されている。それはフ
ィルム4を観察したとき、フィルムの背景として作用す
る筒10の面積がフィルム4全体を十分覆うことができる
面積でなければならないからである。
形シリンダ状の筒10は、筒10の先端に光源8からの光線
9が入り、背景を明るくするのを防止するように光源8
に対してフィルム開口3に近い位置までつき出ている。
又上記筒10のフィルム4と平行な横断面の内方幅はフィ
ルム開口3の面積より大きく形成されている。それはフ
ィルム4を観察したとき、フィルムの背景として作用す
る筒10の面積がフィルム4全体を十分覆うことができる
面積でなければならないからである。
又、第1図及び第2図から判るように、筒10の内部に
は、多数の小さい筒すなわち筒要素を第2図で見るよう
に碁盤状すなわち格子状に結合した筒束11が、筒10と同
軸に第2の端面7からフィルム開口3に向かって突設さ
れている。この場合筒束11の突出端は筒10の先端に対し
て第2の端面7側に引込んだ位置までしか突出していな
い。それは筒11の先端が筒10の先端より突出すると、筒
11の先端が光源8からフィルム4に進む光線9をさえぎ
るおそれがあるからである。
は、多数の小さい筒すなわち筒要素を第2図で見るよう
に碁盤状すなわち格子状に結合した筒束11が、筒10と同
軸に第2の端面7からフィルム開口3に向かって突設さ
れている。この場合筒束11の突出端は筒10の先端に対し
て第2の端面7側に引込んだ位置までしか突出していな
い。それは筒11の先端が筒10の先端より突出すると、筒
11の先端が光源8からフィルム4に進む光線9をさえぎ
るおそれがあるからである。
ケース1の長手方向すなわち第1図の左右方向に、互に
等間隔に位置する5枚の遮光盤13乃至17がケース1の側
面12の間に設けられている。すべての遮光板13〜17はフ
ィルム開口3と光源8の間に配設されている。各遮光板
13〜17はそれぞれ1個の正方形断面の窓18(第2図)を
具備し、この窓はケース1の長手方向の軸すなわち、縦
軸(図示せず)に対して対称的に配設されている。この
ことは、第2図により明らかである。光源8に最も近い
遮光板17は最大の窓を、又フィルム開口3に配属された
遮光板13は最小の窓を有し、その間に配設された遮光板
14,15,16の窓は遮光板17に近いもの程大きくなるように
設計されている。第1図に於て窓の上下の縁を仮想の直
線で結べば、この直線は光源8の光束9に平行に走るよ
うに形成されている。遮光板13ないし17、筒10及びその
中に配設された別の筒11を含むケース1の全内面には、
濃い黒色で極めて低い反射能を有する被膜20が施されて
いる。
等間隔に位置する5枚の遮光盤13乃至17がケース1の側
面12の間に設けられている。すべての遮光板13〜17はフ
ィルム開口3と光源8の間に配設されている。各遮光板
13〜17はそれぞれ1個の正方形断面の窓18(第2図)を
具備し、この窓はケース1の長手方向の軸すなわち、縦
軸(図示せず)に対して対称的に配設されている。この
ことは、第2図により明らかである。光源8に最も近い
遮光板17は最大の窓を、又フィルム開口3に配属された
遮光板13は最小の窓を有し、その間に配設された遮光板
14,15,16の窓は遮光板17に近いもの程大きくなるように
設計されている。第1図に於て窓の上下の縁を仮想の直
線で結べば、この直線は光源8の光束9に平行に走るよ
うに形成されている。遮光板13ないし17、筒10及びその
中に配設された別の筒11を含むケース1の全内面には、
濃い黒色で極めて低い反射能を有する被膜20が施されて
いる。
上記の遮光板13〜17は光源8から送出された光線9をフ
ィルム4に向けて送り、それ以外の方向に送出された光
線を上記黒い被覆20によって吸収し、反射の上筒10並び
に筒束11に達する光線を減衰させ、フィルム観察の際に
生ずる背景を暗くするために用いられる。
ィルム4に向けて送り、それ以外の方向に送出された光
線を上記黒い被覆20によって吸収し、反射の上筒10並び
に筒束11に達する光線を減衰させ、フィルム観察の際に
生ずる背景を暗くするために用いられる。
次にこの発明の装置の作用を説明する。核飛跡を撮影
し、現像されたフィルム4には種々の直径と深さの腐食
跡が形成されている。ガラス板5の間に挾まれたフィル
ム4には、フィルムの垂直線に対して所定の角度αで光
線が入射され、該光線はフィルム面上に所定の強さのほ
ぼ均一な照度分布を形成する。このような照度分布に於
て、光線が腐食痕の存在しないフィルム面領域に入射す
ると、僅かに方向を変えてフィルムを貫通する。従って
この透明なフィルム面領域の明るさは実質的に背景の黒
さの度合によって定まる。
し、現像されたフィルム4には種々の直径と深さの腐食
跡が形成されている。ガラス板5の間に挾まれたフィル
ム4には、フィルムの垂直線に対して所定の角度αで光
線が入射され、該光線はフィルム面上に所定の強さのほ
ぼ均一な照度分布を形成する。このような照度分布に於
て、光線が腐食痕の存在しないフィルム面領域に入射す
ると、僅かに方向を変えてフィルムを貫通する。従って
この透明なフィルム面領域の明るさは実質的に背景の黒
さの度合によって定まる。
従って既明した筒10及び筒束11との作用の説明から明ら
かなように、上記両者10及び11の組み合わせにより黒く
て一様の背景を作り出すことができる。またケースの残
余の内面の黒い被覆20は、ケース内で生じた迷光がケー
ス内での反射と散乱によって腐食痕の像のコントラスト
の正確な形成を妨げることがないように作用する。腐食
痕が存在するフィルム面領域に光線が入射すると、該光
線は角度α1で種々異なる方向に散乱するために、腐食
痕の分布密度に従って様々な明るさの腐食痕がフィルム
上に現れる。この明るさは背景にほとんど関係せず腐食
痕により拡散散乱によって生ずるのである。このように
してフィルム平面の前方の観察者に対して腐食痕が全く
無いか、わずかに存在するフィルム領域の明るさは、装
置の構造特にフィルム平面の背後に配置されたケース1
の後壁部分すなわち第2の端面のフィルムに対向する部
分の黒さの程度によって定まり、これに対して腐食痕が
多数で密に分布しているフィルム領域の明るさは、実質
的に腐食痕の分布の密度、大きさ及び形状又はフィルム
に入射する光線の照度及びその分布によって定まる。現
像された中性子ラジオグラフィーのフィルム記録はこう
して本発明装置によりコントラストが大幅に強化され、
視覚的に見やすいものとなる。
かなように、上記両者10及び11の組み合わせにより黒く
て一様の背景を作り出すことができる。またケースの残
余の内面の黒い被覆20は、ケース内で生じた迷光がケー
ス内での反射と散乱によって腐食痕の像のコントラスト
の正確な形成を妨げることがないように作用する。腐食
痕が存在するフィルム面領域に光線が入射すると、該光
線は角度α1で種々異なる方向に散乱するために、腐食
痕の分布密度に従って様々な明るさの腐食痕がフィルム
上に現れる。この明るさは背景にほとんど関係せず腐食
痕により拡散散乱によって生ずるのである。このように
してフィルム平面の前方の観察者に対して腐食痕が全く
無いか、わずかに存在するフィルム領域の明るさは、装
置の構造特にフィルム平面の背後に配置されたケース1
の後壁部分すなわち第2の端面のフィルムに対向する部
分の黒さの程度によって定まり、これに対して腐食痕が
多数で密に分布しているフィルム領域の明るさは、実質
的に腐食痕の分布の密度、大きさ及び形状又はフィルム
に入射する光線の照度及びその分布によって定まる。現
像された中性子ラジオグラフィーのフィルム記録はこう
して本発明装置によりコントラストが大幅に強化され、
視覚的に見やすいものとなる。
第3図はフィルム4の部分拡大図を示す。濃い黒色の背
景は参照番号20で略図的に示されている。腐食痕のない
フィルム区域に入射する光線9は僅かしか偏向されない
ので、光線が入射する角度α1と該光線が出てゆくとき
の角度α2はほぼ等しい。しかし光線9の腐食痕21に入
射すると、矢印22で略示するように、光の拡散散乱が生
じ、観察者の位置から見ると十分なコントラストの像が
現れ、これから直ちに多くの明確な情報を有する写真を
作成することができる。
景は参照番号20で略図的に示されている。腐食痕のない
フィルム区域に入射する光線9は僅かしか偏向されない
ので、光線が入射する角度α1と該光線が出てゆくとき
の角度α2はほぼ等しい。しかし光線9の腐食痕21に入
射すると、矢印22で略示するように、光の拡散散乱が生
じ、観察者の位置から見ると十分なコントラストの像が
現れ、これから直ちに多くの明確な情報を有する写真を
作成することができる。
第1図は装置の縦断面図、第2図は第1図II−II線に沿
った断面図、第3図はフィルムの拡大部分図を示す。 1……ケース、2……第1の端面、3……フィルム開
口、4……フィルム、7……第2の端面、8……光源、
9……光線、10……筒、11……筒束、13,14,15,16,17…
…遮光板、20……被膜。
った断面図、第3図はフィルムの拡大部分図を示す。 1……ケース、2……第1の端面、3……フィルム開
口、4……フィルム、7……第2の端面、8……光源、
9……光線、10……筒、11……筒束、13,14,15,16,17…
…遮光板、20……被膜。
Claims (4)
- 【請求項1】中性子照射を受けたフィルム(4)をフレ
ームの中で観察できる中性子ラジオグラフィー・フィル
ム観察装置であって、照射された核のトレースは腐食さ
れた後、フィルム(4)の後方に配置された光源(8)
の作用により、観察者(23)にとって可視可能となる中
性子ラジオグラフィー・フィルム観察装置に於て、 全周を閉鎖されたケース(1)は、一方の端面すなわち
第1の端面(2)に配置されたフィルム(4)を支持す
るフィルム開口(3)を有すること、上記フィルム開口
(3)に対向するケース(1)の第2の端面(7)はフ
ィルムに対する黒色の背景に形成するようになっている
こと、上記第2の端面(7)とフィルム(4)を保持す
る開口(3)との間には少くとも1個の光源(8)が設
けられ、上記の第1の端面(7)にはフィルム開口
(3)に対向する背景面が、間隔をへだてて設けられ、
光源(8)からの光線(9)はフィルム(4)の直角方
向に対して傾いた角度方向で該フィルムに投射されるこ
と、及び上記第2の端面(7)にはフィルム開口(3)
に対向する筒(10)が立設され、該筒(10)を通る光線
の巾はフィルム開口(3)を通る光線の巾より大きく形
成され、筒(10)の自由端は光源(8)より、フィルム
開口(3)に近い位置まで突出するとともに筒(10)の
内面及び外面には黒色の被膜(20)が設けられているこ
と、を特徴とする中性子ラジオグラフィー・フィルム観
察装置。 - 【請求項2】光線(9)の通過のための窓をあけた少く
とも1個の遮光板(13ないし17)がフィルム(4)の平
面と平行ケース(1)の内部に設けられ、遮光板の表面
とケース(1)の残余の内面が黒い被覆(20)を有する
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装
置。 - 【請求項3】複数個の遮光板(13ないし17)を使用する
場合、該遮光板の窓の端縁が光源(8)から送出されフ
ィルム(4)に送られる光線(9)の進行方向と平行に
形成され、該窓はフィルム開口(3)に近い遮光板保持
小さく形成されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第2項に記載の装置。 - 【請求項4】筒(10)の内部に多数小形の筒を組立てた
筒束(11)が配設され、その筒束の先端が上記の筒(1
0)の先端より内側で終わり、筒束(11)の内面と外面
も黒い被膜(20)を有することを特徴とする、特許請求
の範囲1乃至3項のいずれか1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3534759.7 | 1985-09-28 | ||
| DE19853534759 DE3534759A1 (de) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | Einrichtung zum betrachten einer im rahmen einer neutronenradiografie bestrahlten folie |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275338A JPS6275338A (ja) | 1987-04-07 |
| JPH0743468B2 true JPH0743468B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=6282300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61226332A Expired - Lifetime JPH0743468B2 (ja) | 1985-09-28 | 1986-09-26 | 中性子ラジオグラフイ−・フイルム観察装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4761558A (ja) |
| JP (1) | JPH0743468B2 (ja) |
| DE (1) | DE3534759A1 (ja) |
| IT (1) | IT1213337B (ja) |
| SE (1) | SE461061B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2960642B1 (fr) | 2010-05-28 | 2012-07-13 | Snecma | Procede de controle non destructif et dispositif de mise en oeuvre du procede |
| US8888879B1 (en) | 2010-10-20 | 2014-11-18 | Us Synthetic Corporation | Detection of one or more interstitial constituents in a polycrystalline diamond element by neutron radiographic imaging |
| CN104749609B (zh) * | 2015-03-16 | 2018-04-27 | 兰州大学 | 基于气体探测器的在线径迹重建数据获取系统及重建方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3770962A (en) | 1971-11-01 | 1973-11-06 | Gen Electric | Radiation detection method |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5566741A (en) * | 1978-11-14 | 1980-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Inspection device for board material having positive penetrating characteristic |
| JPS60100719U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-09 | 株式会社 石井鐵工所 | X線フイルムの観察器 |
-
1985
- 1985-09-28 DE DE19853534759 patent/DE3534759A1/de active Granted
-
1986
- 1986-09-05 IT IT8621618A patent/IT1213337B/it active
- 1986-09-19 SE SE8603951A patent/SE461061B/sv not_active IP Right Cessation
- 1986-09-26 JP JP61226332A patent/JPH0743468B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-26 US US06/912,929 patent/US4761558A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3770962A (en) | 1971-11-01 | 1973-11-06 | Gen Electric | Radiation detection method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3534759A1 (de) | 1987-04-02 |
| US4761558A (en) | 1988-08-02 |
| DE3534759C2 (ja) | 1989-08-24 |
| IT1213337B (it) | 1989-12-20 |
| SE8603951L (sv) | 1987-03-29 |
| IT8621618A0 (it) | 1986-09-05 |
| JPS6275338A (ja) | 1987-04-07 |
| SE461061B (sv) | 1989-12-18 |
| SE8603951D0 (sv) | 1986-09-19 |
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