JPH0743493Y2 - スプライン結合部のシール構造 - Google Patents
スプライン結合部のシール構造Info
- Publication number
- JPH0743493Y2 JPH0743493Y2 JP10896289U JP10896289U JPH0743493Y2 JP H0743493 Y2 JPH0743493 Y2 JP H0743493Y2 JP 10896289 U JP10896289 U JP 10896289U JP 10896289 U JP10896289 U JP 10896289U JP H0743493 Y2 JPH0743493 Y2 JP H0743493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- spline
- seal ring
- duct
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば車両における変速機の出力軸と推進軸と
の自在継手に適用される、スプライン結合部のシール構
造に関するものである。
の自在継手に適用される、スプライン結合部のシール構
造に関するものである。
[従来の技術] 変速機の出力軸と推進軸とを回転結合する自在継手で
は、一方の継手要素のスリーブと推進軸とが軸方向摺動
可能にスプラインで結合されている。スリーブと軸との
相対的軸方向摺動により、軸の外周面に付着した埃がス
プライン嵌合部へ噛み込むのを防止するために、実開昭
59−144225号公報に開示されるスプライン結合部では、
スリーブ端部に装着したシール部材が軸のスプラインの
ない平滑な外周面で摺接するようになつている。したが
つて、上述のスプライン結合部のシール構造では、摺動
長さに対応した長さのスプラインのない平滑な軸部を備
える必要があり、その分だけ軸が長くなり、既存のスプ
ライン結合部には適用できない。また、シール部材は軸
部と摺接して軸部に付着した埃を外部へ排除するように
働くので、摩耗しやすく、その耐久性が問題となる。
は、一方の継手要素のスリーブと推進軸とが軸方向摺動
可能にスプラインで結合されている。スリーブと軸との
相対的軸方向摺動により、軸の外周面に付着した埃がス
プライン嵌合部へ噛み込むのを防止するために、実開昭
59−144225号公報に開示されるスプライン結合部では、
スリーブ端部に装着したシール部材が軸のスプラインの
ない平滑な外周面で摺接するようになつている。したが
つて、上述のスプライン結合部のシール構造では、摺動
長さに対応した長さのスプラインのない平滑な軸部を備
える必要があり、その分だけ軸が長くなり、既存のスプ
ライン結合部には適用できない。また、シール部材は軸
部と摺接して軸部に付着した埃を外部へ排除するように
働くので、摩耗しやすく、その耐久性が問題となる。
実開昭60−101225号公報に開示されるスプライン結合部
のシール構造も、スリーブと軸との間に装着した蛇腹状
のブーツの内周縁部が摺接するようにスプラインのない
平滑な軸部が必要とされ、平滑な軸部をもたない既存の
スプライン結合部には適用できない。
のシール構造も、スリーブと軸との間に装着した蛇腹状
のブーツの内周縁部が摺接するようにスプラインのない
平滑な軸部が必要とされ、平滑な軸部をもたない既存の
スプライン結合部には適用できない。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、平滑な軸部をもたな
い既存のスプライン結合部のシール構造にも適用でき、
空気の流れにより埃などが排除され、したがつてシール
部材の摩耗が軽減される、スプライン結合部のシール構
造を提供することにある。
い既存のスプライン結合部のシール構造にも適用でき、
空気の流れにより埃などが排除され、したがつてシール
部材の摩耗が軽減される、スプライン結合部のシール構
造を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は断面L字形
のシール環をスリーブの端部外周面と、スリーブと軸の
スプライン嵌合部とを覆うように装着し、断面L字形の
ダクトの内周面にシール環の外周面に係合する複数の羽
根を周方向に並設し、ダクトの端板とシール環の端板の
間と、ダクトの端板の内縁と軸の間とにそれぞれ隙間を
備えたものである。
のシール環をスリーブの端部外周面と、スリーブと軸の
スプライン嵌合部とを覆うように装着し、断面L字形の
ダクトの内周面にシール環の外周面に係合する複数の羽
根を周方向に並設し、ダクトの端板とシール環の端板の
間と、ダクトの端板の内縁と軸の間とにそれぞれ隙間を
備えたものである。
[作用] 軸と一緒にダクトが回転する時、ダクトの内周面に設け
た羽根は送風機の役目を果し、ダクトの端部から吸い込
まれた空気が、シール環の端板とダクトの端板との間の
隙間を経て、ダクトの端板の内縁と軸との間の隙間から
外部へ吹き出される。したがつて、シール環の外側へ埃
などが付着しても、空気の流れにより外方へ排除され、
シール環とスプライン軸との摺動部が清浄に保たれ、シ
ール環の摩耗寿命が延長される。
た羽根は送風機の役目を果し、ダクトの端部から吸い込
まれた空気が、シール環の端板とダクトの端板との間の
隙間を経て、ダクトの端板の内縁と軸との間の隙間から
外部へ吹き出される。したがつて、シール環の外側へ埃
などが付着しても、空気の流れにより外方へ排除され、
シール環とスプライン軸との摺動部が清浄に保たれ、シ
ール環の摩耗寿命が延長される。
[考案の実施例] 第1図は本考案によるスプライン結合部のシール構造の
側面断面図である。スリーブ2のスプライン穴2aに、軸
8のスプライン軸8aが嵌合され、これによりスリーブ2
の回転が軸8へ伝達されるとともに、軸8が軸方向に摺
動可能である。例えば車両における変速機の出力軸と推
進軸との連結部では、スリーブ2は自在継手の継手要素
に構成され、軸8は推進軸に対応する。
側面断面図である。スリーブ2のスプライン穴2aに、軸
8のスプライン軸8aが嵌合され、これによりスリーブ2
の回転が軸8へ伝達されるとともに、軸8が軸方向に摺
動可能である。例えば車両における変速機の出力軸と推
進軸との連結部では、スリーブ2は自在継手の継手要素
に構成され、軸8は推進軸に対応する。
スプライン穴2aとスプライン軸8aの軸方向摺動部へ外部
から埃が浸入しないように、スリーブ2の端部に端面L
字形のシール環7が装着される。すなわち、ゴムまたは
合成樹脂からなる弾性シール環7は、円筒部7aがスリー
ブ2の端部外周面に外嵌され、端板7bがスリーブ2の端
面を覆い、さらに端板7bの内縁7cに形成したスプライン
穴がスプライン軸8aに外嵌される。シール環7はスリー
ブ2に対して軸方向に移動しないように、適当な手段で
スリーブ2に結合される。スプライン軸8aに埃などが付
着したまま、軸8がスリーブ2の内方(左方)へ移動す
る時、スプライン軸8aに付着した埃などはシール環7の
端板7bにより掻き戻される。しかし、この状況ではシー
ル環7の負担が大きく、スプライン軸8aと係合する内縁
7cの摩耗によるシール機能が低下しやすい。
から埃が浸入しないように、スリーブ2の端部に端面L
字形のシール環7が装着される。すなわち、ゴムまたは
合成樹脂からなる弾性シール環7は、円筒部7aがスリー
ブ2の端部外周面に外嵌され、端板7bがスリーブ2の端
面を覆い、さらに端板7bの内縁7cに形成したスプライン
穴がスプライン軸8aに外嵌される。シール環7はスリー
ブ2に対して軸方向に移動しないように、適当な手段で
スリーブ2に結合される。スプライン軸8aに埃などが付
着したまま、軸8がスリーブ2の内方(左方)へ移動す
る時、スプライン軸8aに付着した埃などはシール環7の
端板7bにより掻き戻される。しかし、この状況ではシー
ル環7の負担が大きく、スプライン軸8aと係合する内縁
7cの摩耗によるシール機能が低下しやすい。
本考案によれば、断面L字形のダクト3がシール環7の
外側に装着される。ダクト3の円筒部4の内周面に周方
向に間隔を存して多数の捩られた羽根6(第2図参照)
が一体に形成され、羽根6の先端縁がシール環7の円筒
部7aに外嵌される。そして、シール環7の端板7bとダク
ト3の端板5との間に隙間aが備えられる。さらに、端
板5の内縁とスプライン軸8aの外周面との間に隙間bが
備えられる。
外側に装着される。ダクト3の円筒部4の内周面に周方
向に間隔を存して多数の捩られた羽根6(第2図参照)
が一体に形成され、羽根6の先端縁がシール環7の円筒
部7aに外嵌される。そして、シール環7の端板7bとダク
ト3の端板5との間に隙間aが備えられる。さらに、端
板5の内縁とスプライン軸8aの外周面との間に隙間bが
備えられる。
本考案によれば、スリーブ2と一緒にダクト4が回転さ
れると、第1図に矢印で示すように、羽根6により円筒
部4の端部からダクト3の内部へ空気が吸い込まれ、端
板7bと端板5との間を通り、端板5の内縁とスプライン
軸8aの外周面との隙間bから吐き出される。したがつ
て、シール環7の外側のスプライン軸8aに対する埃など
の付着が防止され、また埃などが付着しても、空気の流
れにより吹き飛ばされる。こうして、スプライン軸8aが
常に清浄に保たれるので、シール環7の端板7bの負担が
軽減され、シール環7の摩耗寿命が延長される。
れると、第1図に矢印で示すように、羽根6により円筒
部4の端部からダクト3の内部へ空気が吸い込まれ、端
板7bと端板5との間を通り、端板5の内縁とスプライン
軸8aの外周面との隙間bから吐き出される。したがつ
て、シール環7の外側のスプライン軸8aに対する埃など
の付着が防止され、また埃などが付着しても、空気の流
れにより吹き飛ばされる。こうして、スプライン軸8aが
常に清浄に保たれるので、シール環7の端板7bの負担が
軽減され、シール環7の摩耗寿命が延長される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、断面L字形のシール環をスリー
ブの端部外周面と、スリーブと軸のスプライン嵌合部と
を覆うように装着し、断面L字形のダクトの内周面にシ
ール環の外周面に係合する複数の羽根を周方向に並設
し、ダクトの端板とシール環の端板の間と、ダクトの端
板の内縁と軸の間とにそれぞれ隙間を備えたから、スリ
ーブの回転に伴つてダクトの羽根により空気がダクトの
端部から吸い込まれ、ダクトの端板とスプライン軸との
間の隙間から吹き出され、この空気の流れによりシール
環の外側のスプライン軸に付着した埃などが排除され
る。したがつて、シール環とスプライン軸との間への埃
の噛み込みが少なくなり、シール環の摩耗寿命が延長さ
れる。当然、スリーブと軸とのスプライン嵌合部が清浄
に保たれ、円滑な摺動が維持される。
ブの端部外周面と、スリーブと軸のスプライン嵌合部と
を覆うように装着し、断面L字形のダクトの内周面にシ
ール環の外周面に係合する複数の羽根を周方向に並設
し、ダクトの端板とシール環の端板の間と、ダクトの端
板の内縁と軸の間とにそれぞれ隙間を備えたから、スリ
ーブの回転に伴つてダクトの羽根により空気がダクトの
端部から吸い込まれ、ダクトの端板とスプライン軸との
間の隙間から吹き出され、この空気の流れによりシール
環の外側のスプライン軸に付着した埃などが排除され
る。したがつて、シール環とスプライン軸との間への埃
の噛み込みが少なくなり、シール環の摩耗寿命が延長さ
れる。当然、スリーブと軸とのスプライン嵌合部が清浄
に保たれ、円滑な摺動が維持される。
本考案は平滑な軸部を必要としないので、既存のスプラ
イン結合部のシール構造にも適用できる。
イン結合部のシール構造にも適用できる。
第1図は本考案に係るスプライン結合部のシール構造の
側面断面図、第2図は同シール構造をダクトの一部を取
り除いて示す斜視図である。 2:スリーブ、3:ダクト、5:端板:6:羽根、7:シール環、7
b:端板、8:軸
側面断面図、第2図は同シール構造をダクトの一部を取
り除いて示す斜視図である。 2:スリーブ、3:ダクト、5:端板:6:羽根、7:シール環、7
b:端板、8:軸
Claims (1)
- 【請求項1】断面L字形のシール環をスリーブの端部外
周面と、スリーブと軸のスプライン嵌合部とを覆うよう
に装着し、断面L字形のダクトの内周面にシール環の外
周面に係合する複数の羽根を周方向に並設し、ダクトの
端板とシール環の端板の間と、ダクトの端板の内縁と軸
の間とにそれぞれ隙間を備えた、スプライン結合部のシ
ール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10896289U JPH0743493Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | スプライン結合部のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10896289U JPH0743493Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | スプライン結合部のシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0348128U JPH0348128U (ja) | 1991-05-08 |
| JPH0743493Y2 true JPH0743493Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31657569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10896289U Expired - Lifetime JPH0743493Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | スプライン結合部のシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743493Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP10896289U patent/JPH0743493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0348128U (ja) | 1991-05-08 |
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