JPH0743542Y2 - シリンダライナの製造装置 - Google Patents
シリンダライナの製造装置Info
- Publication number
- JPH0743542Y2 JPH0743542Y2 JP1988068429U JP6842988U JPH0743542Y2 JP H0743542 Y2 JPH0743542 Y2 JP H0743542Y2 JP 1988068429 U JP1988068429 U JP 1988068429U JP 6842988 U JP6842988 U JP 6842988U JP H0743542 Y2 JPH0743542 Y2 JP H0743542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder liner
- injection
- cylinder
- manufacturing equipment
- thickness direction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シリンダライナに関し、特に表面における厚
さ方向での機械的特性を異ならせるシリンダライナの製
造装置に関する。
さ方向での機械的特性を異ならせるシリンダライナの製
造装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、自動車エンジン用部品の一つにシリンダ
内壁に装填されるライナーがあり、このシリンダライナ
ーは、シリンダ内壁との間でのフイット性およびシリン
ダ内でのピストンの移動を妨げないで、円滑なピストン
の移動を保証することが求められるものとされている。
内壁に装填されるライナーがあり、このシリンダライナ
ーは、シリンダ内壁との間でのフイット性およびシリン
ダ内でのピストンの移動を妨げないで、円滑なピストン
の移動を保証することが求められるものとされている。
(考案が解決しようとする課題) そこで、このような特性を有するシリンダライナにあっ
ては、その材料中に、上述した特性を発揮できる材質の
ものを混入させることになるが、ライナ周壁の厚さによ
っては、その厚さ方向全域に亘ってその成分の材質を混
入することがコスト上、困難な場合がある。従って、こ
のような条件から、出来上がったシリンダライナとして
は、高価なものとなったり、あるいは、ある程度の特性
を発揮できる程度の含有量で済ますことで、止むを得ず
コストを下げたがために、例えば、シリンダ内壁とのフ
イット性が充分でなかったり、あるいはピストンとの間
での耐摩耗性が劣り、シリンダライナの交換を頻繁に行
なわなければならなくなる等の不具合があった。
ては、その材料中に、上述した特性を発揮できる材質の
ものを混入させることになるが、ライナ周壁の厚さによ
っては、その厚さ方向全域に亘ってその成分の材質を混
入することがコスト上、困難な場合がある。従って、こ
のような条件から、出来上がったシリンダライナとして
は、高価なものとなったり、あるいは、ある程度の特性
を発揮できる程度の含有量で済ますことで、止むを得ず
コストを下げたがために、例えば、シリンダ内壁とのフ
イット性が充分でなかったり、あるいはピストンとの間
での耐摩耗性が劣り、シリンダライナの交換を頻繁に行
なわなければならなくなる等の不具合があった。
そこで、本考案の目的は、上述したようなシリンダライ
ナにおける問題に鑑み、低コストで充分満足できる機械
的特性を発揮できるシリンダライナを得ることにある。
ナにおける問題に鑑み、低コストで充分満足できる機械
的特性を発揮できるシリンダライナを得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、厚さ方向で組成の
異なるシリンダライナの製造装置において、型材を回転
させる基台と、大気中または保護雰囲気中で上記型材の
表面にそれぞれ異なった材料を噴射する複数の蒸着用噴
射口と、同各噴射口に材料を供給する複数の供給部と、
同各供給部から上記各噴射口への材料の供給量を相対的
に変化させる制御部と、を有するシリンダライナの製造
装置を提案するものである。
異なるシリンダライナの製造装置において、型材を回転
させる基台と、大気中または保護雰囲気中で上記型材の
表面にそれぞれ異なった材料を噴射する複数の蒸着用噴
射口と、同各噴射口に材料を供給する複数の供給部と、
同各供給部から上記各噴射口への材料の供給量を相対的
に変化させる制御部と、を有するシリンダライナの製造
装置を提案するものである。
(作用) 本考案によれば、型材を回転させ、複数の蒸着用噴射口
からそれぞれ異なった材料を噴射し、各噴射口から噴射
される材料の量を相対的に変化させることによって、厚
さ方向で連続的に組成の異なるシリンダライナが容易に
製造され、 シリンダライナにおける厚さ方向での機械的特性に変化
を持たせ、例えば、厚さ方向における外表面側ではシリ
ンダ内壁との充分なフイット性を発揮できる状態とし、
そして、ある程度の厚さに達した位置からは上述したフ
イット性に加え、ピストンとの間の耐摩耗性をも発揮す
るようにできる。
からそれぞれ異なった材料を噴射し、各噴射口から噴射
される材料の量を相対的に変化させることによって、厚
さ方向で連続的に組成の異なるシリンダライナが容易に
製造され、 シリンダライナにおける厚さ方向での機械的特性に変化
を持たせ、例えば、厚さ方向における外表面側ではシリ
ンダ内壁との充分なフイット性を発揮できる状態とし、
そして、ある程度の厚さに達した位置からは上述したフ
イット性に加え、ピストンとの間の耐摩耗性をも発揮す
るようにできる。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図において、本考案実施例の詳細
を説明する。
を説明する。
第1図は本考案実施例によるシリンダライナの製造に用
いられる装置の概略を説明するための模型図である。
いられる装置の概略を説明するための模型図である。
同図において、第2図において外観を示すシリンダライ
ナー1を製造するための型(マンドレル)2の外周面に
は、複数の噴射ノズルから成る噴射装置3、4が配置さ
れている。
ナー1を製造するための型(マンドレル)2の外周面に
は、複数の噴射ノズルから成る噴射装置3、4が配置さ
れている。
上述した噴射装置3、4は、ライナーの基材を成す材料
に加えて、それぞれ異なる機械的特性を発揮できる材質
の材料を噴射できるものであり、例えば、噴射装置3側
はシリンダブロックの材料との親和性を持つA1系材料の
噴射用として、また、噴射装置4側はピストンとの間で
の耐摩耗性が得られるFe系の材料を噴射するようになっ
ている。
に加えて、それぞれ異なる機械的特性を発揮できる材質
の材料を噴射できるものであり、例えば、噴射装置3側
はシリンダブロックの材料との親和性を持つA1系材料の
噴射用として、また、噴射装置4側はピストンとの間で
の耐摩耗性が得られるFe系の材料を噴射するようになっ
ている。
そして、これら噴射装置3、4は、マンドレル2の軸方
向に移動できるようになっており、マンドレル2が回転
するのと相俟って、後述する順序に従ってその外表面に
向け、上述した材料を噴射する。
向に移動できるようになっており、マンドレル2が回転
するのと相俟って、後述する順序に従ってその外表面に
向け、上述した材料を噴射する。
すなわち、この噴射装置3、4からの材料の噴射は、各
材料をマンドレル2の表面に蒸着するために行われるも
のであって、第3図(A)示のように、予め設定されて
いるシリンダライナ1の周壁厚さ(T)に対して、その
厚さ(T)に達するまでの間、両噴射装置3、4間で相
体的、具体的には相反する関係の噴射量となるように、
その噴射状態が制御されており、第3図(B)示のよう
に、マンドレル2の外表面側では噴射装置3から噴射さ
れる組成材料の量を多くして、噴射装置4からの材料の
噴射量を少なくし、そして、所定厚さ(T)に達する側
では前述したのとは逆に、噴射装置4から噴射される組
成材料が多くなるようにされている。
材料をマンドレル2の表面に蒸着するために行われるも
のであって、第3図(A)示のように、予め設定されて
いるシリンダライナ1の周壁厚さ(T)に対して、その
厚さ(T)に達するまでの間、両噴射装置3、4間で相
体的、具体的には相反する関係の噴射量となるように、
その噴射状態が制御されており、第3図(B)示のよう
に、マンドレル2の外表面側では噴射装置3から噴射さ
れる組成材料の量を多くして、噴射装置4からの材料の
噴射量を少なくし、そして、所定厚さ(T)に達する側
では前述したのとは逆に、噴射装置4から噴射される組
成材料が多くなるようにされている。
なお、第3図(A)においては、噴射装置3、4からの
噴射量の状態を「○」と「×」とを用いて示してある。
噴射量の状態を「○」と「×」とを用いて示してある。
従って、第3図(A)に示すように、シリンダライナ1
における周壁の厚さ方向においては、噴射装置3および
噴射装置4から噴射される材料の総和量は同じである
が、その厚さ方向での各組成材料の含有量が異なってお
り、任意の厚さ位置での機械的特性が違っている状態が
得られる。
における周壁の厚さ方向においては、噴射装置3および
噴射装置4から噴射される材料の総和量は同じである
が、その厚さ方向での各組成材料の含有量が異なってお
り、任意の厚さ位置での機械的特性が違っている状態が
得られる。
本実施例は以上のような構造であるから、周壁の厚さ方
向での組成材料の量を徐々に変化させて、所定の厚さに
達した時点には、それぞれ任意の厚さ位置での機械的特
性の異なった状態とされ、具体的には、厚さを含むシリ
ンダライナ1の最外周面、換言すれば、シリンダ内壁面
に対応する面から中心に向かうある厚さに達するまでは
シリンダ内壁への鋳包み、換言すれば、フイット性を良
好に得られる範囲とされ、そして、ある厚さの位置から
シリンダライナ1の内周面に至る途中までは、特に、ピ
ストンとの間での摺動時における耐摩耗性を向上させた
範囲とされる。
向での組成材料の量を徐々に変化させて、所定の厚さに
達した時点には、それぞれ任意の厚さ位置での機械的特
性の異なった状態とされ、具体的には、厚さを含むシリ
ンダライナ1の最外周面、換言すれば、シリンダ内壁面
に対応する面から中心に向かうある厚さに達するまでは
シリンダ内壁への鋳包み、換言すれば、フイット性を良
好に得られる範囲とされ、そして、ある厚さの位置から
シリンダライナ1の内周面に至る途中までは、特に、ピ
ストンとの間での摺動時における耐摩耗性を向上させた
範囲とされる。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、型材を回転させ、複数の蒸着用
噴射口からそれぞれ異なった材料を噴射し、各噴射口か
ら噴射される材料の量を相対的に変化させることによっ
て、厚さ方向で連続的に組成の異なるシリンダライナが
容易に製造される。
噴射口からそれぞれ異なった材料を噴射し、各噴射口か
ら噴射される材料の量を相対的に変化させることによっ
て、厚さ方向で連続的に組成の異なるシリンダライナが
容易に製造される。
第1図は本考案実施例によるシリンダライナを製造する
ための装置の概略を説明するための模型図、第2図は本
考案の装置によって製造されたシリンダライナを示す斜
視図、第3図(A)は第2図中、IIIA−IIIA線に沿った
矢視断面図、第3図(B)は第3図(A)に示したシリ
ンダライナの厚さ方向での組成配分比を説明するための
線図である。 1……シリンダライナ、2……型(マンドレル)、3、
4……噴射装置。
ための装置の概略を説明するための模型図、第2図は本
考案の装置によって製造されたシリンダライナを示す斜
視図、第3図(A)は第2図中、IIIA−IIIA線に沿った
矢視断面図、第3図(B)は第3図(A)に示したシリ
ンダライナの厚さ方向での組成配分比を説明するための
線図である。 1……シリンダライナ、2……型(マンドレル)、3、
4……噴射装置。
Claims (1)
- 【請求項1】厚さ方向で組成の異なるシリンダライナの
製造装置において、 型材を回転させる基台と、 大気中または保護雰囲気中で上記型材の表面にそれぞれ
異なった材料を噴射する複数の蒸着用噴射口と、 同各噴射口に材料を供給する複数の供給部と、 同各供給部から上記各噴射口への材料の供給量を相対的
に変化させる制御部と、 を有することを特徴とするシリンダライナの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988068429U JPH0743542Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | シリンダライナの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988068429U JPH0743542Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | シリンダライナの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171965U JPH01171965U (ja) | 1989-12-06 |
| JPH0743542Y2 true JPH0743542Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31293749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988068429U Expired - Lifetime JPH0743542Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | シリンダライナの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743542Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5157320A (en) * | 1974-11-14 | 1976-05-19 | Honda Motor Co Ltd | Enjinno shirindanaimenkyokahoho |
| JPS61250161A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Riken Corp | シリンダライナ |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP1988068429U patent/JPH0743542Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01171965U (ja) | 1989-12-06 |
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