JPH074372Y2 - 上水用器具類に於ける逆止弁の構造 - Google Patents

上水用器具類に於ける逆止弁の構造

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JPH074372Y2
JPH074372Y2 JP12545789U JP12545789U JPH074372Y2 JP H074372 Y2 JPH074372 Y2 JP H074372Y2 JP 12545789 U JP12545789 U JP 12545789U JP 12545789 U JP12545789 U JP 12545789U JP H074372 Y2 JPH074372 Y2 JP H074372Y2
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義明 北村
勝浩 松浦
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株式会社喜多村合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、上水用器具類としての混合水栓及び該混合
水栓と給湯源及び給水源とを継ぐ管継手の弁座口に配し
て湯水の流通時には水圧をもって弁座口を開き、止水時
にはスプリングの弾力的付勢により弁座口を閉じる逆止
弁の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来この種上水用器具類に用いて通水又は止水を行うも
のとして実公昭63−44610号公報の第4図(本願図面の
第4図)のものがある。
上記第4図に就いて簡単に説明すると、ゴムなどの弾性
素材による円盤形で一面に截頭円錐形の円錐部分31を有
した突起部32及び軸部33を突設し、該軸部33の基部周囲
の大きい径の溝部34を環状に形成し、他面には周縁の突
条35及び該突条35の内側に大口径の凹部42を設けた弁本
体36と、別に金属の板素材により板中心部に前記軸部33
の外径より大き目の挿孔37を有する円板部38を設けると
共に該円板部38周縁に、複数個のガイド片部39を立上ら
せたガイド板40を設け、このガイド板40と前記弁本体36
とを互いの軸部33と挿孔37との嵌め合せによって逆止弁
41を構成したものである。
上記のものにあっては、逆止弁の一次側から加わる水撃
がガイド板に瞬間的に強力な衝撃を加えるため、その衝
撃による瞬間的な強圧と、特に湯側の場合で連続給湯に
よりゴム素材の弁本体の加熱による軟化との相乗作用に
よって突起部の円錐部分が球形状に変形してガイド板の
挿孔から瞬間的に脱落してしまう不都合が生じる。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、逆止弁に衝撃的
な水圧が加わる場合であっても、パッキング部材がガイ
ド本体から容易に離脱しないようにすることである。
(問題点を解決するための技術的手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技術的手段
は、請求項1では 合成樹脂素材による円盤部の一面に、複数個の横口及び
スプリングの座を備えた円筒形のガイド部を、他面には
軸方向の割溝を有すると共に、該割溝の外周縁に、該割
溝をもって周方向に断続せられた複数個の爪部を備えた
軸部をそれぞれ両面に設けたガイド本体と、 合成ゴム素材により外径を前記円盤部と等しい外径で一
面に、前記軸部を挿通させる軸挿孔及び該軸挿孔の周縁
に環状の凸部及び外周縁に上水用器具類の管継手の弁座
口に接離する環状の突条部を有したパッキング部材と、 合成樹脂素材による円盤部の周縁に複数本のガイド部を
突設すると共に円中心部に、前記軸部に挿通させる逆截
頭円錐形の軸挿孔及び該軸挿孔の上部周縁には前記凸部
に嵌め合わされる大径の凹部、下部口端には前記爪部と
係合する鋭角部を備えたガイド別体と、 の結合により逆止弁を構成し、請求項2では 合成樹脂素材による円盤部の一面に、複数個の横口及び
スプリングの座を備えた円筒形のガイド部を、他面には
軸方向の割溝を有すると共に、該割溝の外周縁に、該割
溝をもって周方向に断続せられた複数個の爪部を備えた
軸部をそれぞれ両面に設けたガイド本体と、 合成ゴム素材により外径を前記円盤部と等しい外径で一
面に、前記軸部を挿通させる軸挿孔及び該軸挿孔の周縁
に環状の凸部及び外周縁に上水用器具類の管継手の弁座
口に接離する環状の突条部を有したパッキング部材と、 合成樹脂素材による皿形状で円中心部に、前記軸部に挿
通させる逆截頭円錐形の軸挿孔及び該軸挿孔の上部周縁
には前記凸部に嵌め合わされる凹部、下部口端には前記
爪部と係合する鋭角部を備えた押え板と、 の結合により逆止弁を構成したものである。
(作用) 管継手を介して混合水栓と給湯、給水源を接続して通水
中に、逆止弁の一次側から衝撃的な水圧が加えられるこ
とがあっても、ガイド本体の円盤部はパッキング部材と
等しい外径であるので少しも動揺することがない。また
通水時の水圧によるパッキング部材が収縮した場合に
は、パッキング部材と共にガイド別体又は押え板はパッ
キング部材側へ変位するが、ガイド別体又は押え板の軸
挿孔とガイド本体の軸部との関係は、軸挿孔口端の鋭角
部が軸部の爪部から軸方向に僅かに離脱するが、圧力が
弛めば元の係合関係に自動的に復元する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
この考案の実施例は、第1図及び第2図(イ)、
(ロ)、(ハ)に示すように逆止弁1は、合成樹脂素材
による円盤部Dの一面に、複数個の横口5及びスプリン
グ19の座18を備えた円筒状のガイド部6を有すると共
に、他面には軸方向の割溝2と該割溝2の端部外周に割
溝2をもって周方向に断続された鋭角な爪部3の複数を
周方向に突設した軸部4を設けたガイド本体7を形成す
る。パッキング部材12は合成ゴムによる弾性素材により
外径を前記円盤部Dと等しい外径で一面の周縁に後記の
弁座口13と接離対応する環状の突条部14及び中心部に、
前記軸部4に挿通される軸挿孔9b及び該軸挿孔9bの周縁
に環状の凸部15を形成する。ガイド別体8は、合成樹脂
の成型による円盤部D1の中心部に前記軸部4に挿通させ
る軸挿孔9をほぼ逆截頭円錐形に貫通して設けることで
該軸挿孔9の下部口端に前記爪部3と係合する鋭角部9a
を形成し、この軸挿孔9の上部周縁には前記凸部15に嵌
め合わされる環状広口の凹部10を設けると共に、前記円
盤部D1の周縁には複数のガイド部11を突設する。上水用
器具類の管継手AはほぼZ形を呈して一端に湯水の供給
源に通じる連結部B及び他端には混合水栓に通じる連結
部B1を備え、それぞれの連結部B、B1の間の流路Cの途
中には前記弁座口13及び該弁座口13と同心にした螺口16
を設け、該螺口16には着脱自在のプラグ17を取付け、該
プラグ17と前記ガイド本体7の内周面に切欠して設けた
座18の間にスプリング19を介在している。第3図(イ)
乃至(ハ)に示すものは逆止弁1の別の実施例で、この
逆止弁1aの場合はガイド本体7及びパッキング部材12の
構成については第2図(イ)、(ロ)、(ハ)と同一で
あり、それらの部分の説明は省略する。ガイド別体8に
代えて設けた押え板20は同じく合成樹脂素材による皿形
状で円中心部に、ガイド本体7の軸部4に挿通させる逆
截頭円錐形の軸挿孔9を貫通して設けることで該軸挿孔
9の下部口端に爪部3と係合する鋭角部9aを形成し、該
鋭角部9aの上部周縁にはパッキング部材12に形成した環
状の凸部15に嵌め合わされる大径の凹部10aを備えたも
のである。この場合、押え板20の外周縁21は前記突条部
14の内周縁に近接するような外径にすることが望まし
い。この逆止弁1aでは、押え板20に傾きを防止するため
のガイド部が設けられていないため安価に製作すること
ができる。
いま、逆止弁1を組立てる場合に就いて説明すると、ガ
イド本体7を軸部4が上方に向くようにして置き、パッ
キング部材12を同じく凸部15側を上に向けた状態でパッ
キング部材12の軸挿孔9bをガイド本体7の軸部4の上方
に臨ませ、そのままパッキング部材12を圧下すると、軸
挿孔9bはその弾力性により軸部4の爪部3の外径より拡
大させられながら軸部4に挿通し、ガイド本体7と背中
合せに結合される。次にガイド別体8を同じく上下逆向
きにして軸挿孔9をガイド本体7の軸部4の上方に臨ま
せて置き、ガイド別体8を圧力を加えて一挙動作で圧下
すると、軸部4の各爪部3は割溝2側への融通性及び各
爪部3の逆截頭円錐形とガイド別体8の軸挿孔9の逆截
頭円錐形状との同一傾斜角による対応関係とによって一
挙動の操作で結合される。このようにして一体的に結合
された逆止弁1を第1図に示す管継手Aの弁座口13にガ
イド別体8側を下に向けて挿入し、ガイド本体7の座18
にスプリング19を介在させ螺口16にプラグ17を取付ける
ことで逆止弁1を挿着し、この管継手Aを連結部B、B1
を介して混合水栓と給湯源及び給水源の間に配しその流
路Cに通水を行なうと、その水圧をもってスプリング19
の蓄水に抗して弁座口13を開き通常に給湯水される。こ
の通水中に衝撃的な水圧が加えられることがあっても、
逆止弁1のガイド本体7の円盤部Dはパッキング部材12
と等しい外径であり、パッキング部材12はガイド本体7
の爪部3とガイド別体8の鋭角部9aによって強固に挟着
されていることで、上記衝撃的な水圧にもガイド本体7
とガイド別体8の結合を容易に分離しないように保持で
きる。
なお、別の実施例の場合も同様に作用する。
(効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点を有す
る。
(1)逆止弁のガイド本体の円盤部はパッキング部材と
等しい外径であると共に、ガイド本体とガイド別体又は
押え板とを相互の軸部突端の鋭角な爪部と逆截頭円錐形
の軸挿孔口端の鋭角部との係合によって強固に結合した
ので、衝撃的な水圧にもガイド本体とガイド別体又は押
え板の結合を容易に分離しないように保持できる。
(2)ガイド本体の軸部端面に割溝を設けたので、軸部
にガイド別体又は押え板を結合する際に割溝が外圧によ
って収縮する動作によりガイド別体又は押え板と軸部を
一挙動作で簡単に結合できる。従って組立作業の迅速化
は勿論のこと、組立の自動化にも即応できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案を管継手に装着した場合の一部破断した
側面図、第2図(イ)は、本案の拡大側面図、第2図
(ロ)は、第2図(イ)に於けるY−Y線の縦断側面
図、第2図(ハ)は、底面図、第3図(イ)は、別の実
施例の拡大側面図、第3図(ロ)は、第3図(イ)に於
けるZ−Z線の縦断側面図、第3図(ハ)は、底面図、
第4図は、従来技術の説明図である。 (主要部分の符号の説明) 1、1a……逆止弁、2……割溝 3……爪部、4……軸部 5……横口、6、11……ガイド部 7……ガイド本体、8……ガイド別体 9、9b……軸挿孔、9a……鋭角部 10、10a……凹部、12……パッキング部材 13……弁座口、14……突条部 15……凸部、18……座 19……スプリング、20……押え板 A……管継手、D、D1……円盤部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂素材による円盤部Dの一面に、複
    数個の横口5及びスプリング19の座18を備えた円筒形の
    ガイド部6を、他面には軸方向の割溝2を有すると共
    に、該割溝2の外周縁に、該割溝2をもって周方向に断
    続せられた複数個の爪部3を備えた軸部4をそれぞれ両
    面に設けたガイド本体7と、 合成ゴム素材により外径を前記円盤部Dと等しい外径で
    一面に、前記軸部4を挿通させる軸挿孔9b及び該軸挿孔
    9bの周縁に環状の凸部15及び外周縁に上水用器具類の管
    継手Aの弁座口13に接離する環状の突条部14を有したパ
    ッキング部材12と、 合成樹脂素材による円盤部D1の周縁に複数本のガイド部
    11を突設すると共に円中心部に、前記軸部4に挿通させ
    る逆截頭円錐形の軸挿孔9及び該軸挿孔9の上部周縁に
    は前記凸部15に嵌め合わされる大径の凹部10、下部口端
    には前記爪部3と係合する鋭角部9aを備えたガイド別体
    8と、 の結合により逆止弁1を構成し、該逆止弁1を前記弁座
    口13に前記スプリング19を介して弾力的に介在させたこ
    とを特徴とする上水用器具類に於ける逆止弁の構造。
  2. 【請求項2】合成樹脂素材による円盤部Dの一面に、複
    数個の横口5及びスプリング19の座18を備えた円筒形の
    ガイド部6を、他面には軸方向の割溝2を有すると共
    に、該割溝2の外周縁に、該割溝2をもって周方向に断
    続せられた複数個の爪部3を備えた軸部4をそれぞれ両
    面に設けたガイド本体7と、 合成ゴム素材により外径を前記円盤部Dと等しい外径で
    一面に、前記軸部4を挿通させる軸挿孔9b及び該軸挿孔
    9bの周縁に環状の凸部15及び外周縁に上水用器具類の管
    継手Aの弁座口13に接離する環状の突条部14を有したパ
    ッキング部材12と、 合成樹脂素材による皿形状で円中心部に、前記軸部4に
    挿通させる逆截頭円錐形の軸挿孔9及び該軸挿孔9の上
    部周縁には前記凸部15に嵌め合わされる凹部10a、下部
    口端には前記爪部3と係合する鋭角部9aを備えた押え板
    20と、 の結合により逆止弁1aを構成し、該逆止弁1aを前記弁座
    口13に前記スプリング19を介して弾力的に介在させたこ
    とを特徴とする上水用器具類に於ける逆止弁の構造。
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