JPH074425B2 - 膨張式カテ−テル - Google Patents
膨張式カテ−テルInfo
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- JPH074425B2 JPH074425B2 JP61504341A JP50434186A JPH074425B2 JP H074425 B2 JPH074425 B2 JP H074425B2 JP 61504341 A JP61504341 A JP 61504341A JP 50434186 A JP50434186 A JP 50434186A JP H074425 B2 JPH074425 B2 JP H074425B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はカテーテルに関する。より詳しく云うと、本発
明は、バルン(balloon)のように膨らませることがで
きる部分を有する軸(shaft)を備えた膨張式カテーテ
ル(dilatation catheter)に関する。バルン部分は、
血管の所定の位置に配置して開出(patency)を大きく
してから加圧下で流体を供給することにより膨らまされ
る。
明は、バルン(balloon)のように膨らませることがで
きる部分を有する軸(shaft)を備えた膨張式カテーテ
ル(dilatation catheter)に関する。バルン部分は、
血管の所定の位置に配置して開出(patency)を大きく
してから加圧下で流体を供給することにより膨らまされ
る。
バルンカテーテル(balloon catheter)を使用して、例
えば、血小板(plaque)の蓄積によって生ずるような血
管の狭窄部の径を大きくすることは、公知の医学技術で
ある。経皮を介しての冠状血管形成処置(percutaneous
transluminal coronary angioplasty)ような公知の処
置においては、先づ、可撓性のあるガイドワイヤを患者
の動脈に経皮を介して導入し、X線画像スクリーンで患
者を見ながら該ワイヤを操作して、冠状動脈の閉塞部の
管腔に到達させ、貫通させる。ガイドワイヤの次には、
閉塞部のすぐ近くの冠状動脈の部分まで、ガイドワイヤ
に沿ってガイドカテーテルが供給される。次に、膨張式
カテーテルが、ガイドカテーテルの内部を通って、患者
の動脈中をガイドワイヤに沿って送られ、カテーテルの
バルン部分が動脈の閉塞部内に位置決めされる。
えば、血小板(plaque)の蓄積によって生ずるような血
管の狭窄部の径を大きくすることは、公知の医学技術で
ある。経皮を介しての冠状血管形成処置(percutaneous
transluminal coronary angioplasty)ような公知の処
置においては、先づ、可撓性のあるガイドワイヤを患者
の動脈に経皮を介して導入し、X線画像スクリーンで患
者を見ながら該ワイヤを操作して、冠状動脈の閉塞部の
管腔に到達させ、貫通させる。ガイドワイヤの次には、
閉塞部のすぐ近くの冠状動脈の部分まで、ガイドワイヤ
に沿ってガイドカテーテルが供給される。次に、膨張式
カテーテルが、ガイドカテーテルの内部を通って、患者
の動脈中をガイドワイヤに沿って送られ、カテーテルの
バルン部分が動脈の閉塞部内に位置決めされる。
かかる処置において使用される膨張式カテーテルの一つ
として、ガイドワイヤの沿って自由に通すことができる
内側チューブ、即ち、カニューレ(cannula)からなる
ものがある。カテーテルの軸が内側チューブを包囲して
おり、該軸は内側チューブの外径よりも幾分大きい内径
を有している。軸の先端(distal end)は、内側チュー
ブの先端に封着される可撓性のあるバルン部を備え、内
側チューブに沿って後方へ短い距離だけ延びている。バ
ルーン部は、加圧下にある流体が軸と内側チューブとの
間の空間に導入されと膨張するが、軸の剛性部分は膨出
しない。
として、ガイドワイヤの沿って自由に通すことができる
内側チューブ、即ち、カニューレ(cannula)からなる
ものがある。カテーテルの軸が内側チューブを包囲して
おり、該軸は内側チューブの外径よりも幾分大きい内径
を有している。軸の先端(distal end)は、内側チュー
ブの先端に封着される可撓性のあるバルン部を備え、内
側チューブに沿って後方へ短い距離だけ延びている。バ
ルーン部は、加圧下にある流体が軸と内側チューブとの
間の空間に導入されと膨張するが、軸の剛性部分は膨出
しない。
カテーテルのバルン部が、画像スクリーンで監視されな
がら正確に位置決めされると、加圧下にある放射線不透
過性のコントラスト媒体のような流体を、内側チューブ
とカテーテルの軸との間の空間に導入して、バルン部を
膨張させるとともに、血管の内側にある閉塞物質に対し
て圧力をかける。バルン部の膨張は、血管に十分な力を
加えて処置の目的を達成することができるようにすると
ともに、カテーテルの破断の原因となる可撓性のあるカ
テーテルの壁部の過膨張及び該壁部に過度の応力がかか
るのを防止するように、入念に調整して行なわれる。動
脈の閉塞部が所望の通り拡開されると、カテーテルの内
部の圧力が解除され、バルンは収縮して元の大きさに戻
り、ガイドカテーテルから除去される。幾つかの先行技
術のカテーテルにおいては、減圧の際に生ずるバルンの
側方または軸線方向の収縮により、カテーテルの先端部
に望ましくない湾曲が生ずる。
がら正確に位置決めされると、加圧下にある放射線不透
過性のコントラスト媒体のような流体を、内側チューブ
とカテーテルの軸との間の空間に導入して、バルン部を
膨張させるとともに、血管の内側にある閉塞物質に対し
て圧力をかける。バルン部の膨張は、血管に十分な力を
加えて処置の目的を達成することができるようにすると
ともに、カテーテルの破断の原因となる可撓性のあるカ
テーテルの壁部の過膨張及び該壁部に過度の応力がかか
るのを防止するように、入念に調整して行なわれる。動
脈の閉塞部が所望の通り拡開されると、カテーテルの内
部の圧力が解除され、バルンは収縮して元の大きさに戻
り、ガイドカテーテルから除去される。幾つかの先行技
術のカテーテルにおいては、減圧の際に生ずるバルンの
側方または軸線方向の収縮により、カテーテルの先端部
に望ましくない湾曲が生ずる。
経皮を介しての血管形成処置に使用する公知のカテーテ
ルでは、カテーテルの基端部(proximal end)は、内側
チューブの基端部と軸の基端部を収容しかつこれらの基
端部を離隔して封着するとともに、加圧下にある流体を
基端部間の空間に供給する通路を提供するマウントを備
えている。マウント内にばねがあって、マウントに対
し、内側チューブに先端部方向へ力を付与するようにな
っている。カテーテルが加圧されると、内側チューブは
ばねに抗して動き、バルンが膨張したときに生ずるバル
ンの長さの減少に対処する。圧力を開放すると、ばねが
内側チューブを先端位置に戻すことにより、バルンの径
はほぼ前の径にまで減少して、カテーテルを血管から容
易に取外せるようになる。従って、この装置には、カテ
ーテルの湾曲とバルンの膨張の際の変位とが生じ易いと
いう欠点がある。
ルでは、カテーテルの基端部(proximal end)は、内側
チューブの基端部と軸の基端部を収容しかつこれらの基
端部を離隔して封着するとともに、加圧下にある流体を
基端部間の空間に供給する通路を提供するマウントを備
えている。マウント内にばねがあって、マウントに対
し、内側チューブに先端部方向へ力を付与するようにな
っている。カテーテルが加圧されると、内側チューブは
ばねに抗して動き、バルンが膨張したときに生ずるバル
ンの長さの減少に対処する。圧力を開放すると、ばねが
内側チューブを先端位置に戻すことにより、バルンの径
はほぼ前の径にまで減少して、カテーテルを血管から容
易に取外せるようになる。従って、この装置には、カテ
ーテルの湾曲とバルンの膨張の際の変位とが生じ易いと
いう欠点がある。
冠状血管形成処置用のカテーテルの場合には、主軸より
も高い形状のバルンが現在使用されている。
も高い形状のバルンが現在使用されている。
従って、滑らかな形状を有するとともに、膨張したバル
ンが血管内で変位せずかつ膨張中に湾曲しないようにし
たカテーテルが所望されている。
ンが血管内で変位せずかつ膨張中に湾曲しないようにし
たカテーテルが所望されている。
発明の概要 本発明のカテーテルは、可撓性のある内側チューブとフ
ィラメントで補強された弾性材料からなる外側チューブ
とを備えた共軸カテーテルである。膨張自在のバルン部
は外側チューブの先端に形成され、内側チューブの先端
に固着されている。外側チューブのバルンと他の部分
は、互いに繰返し交差する連続した螺旋状のフィラメン
トによって補強され、カテーテルの内部が加圧されたと
きに異なる行動をとる部分に分けられている。かくし
て、軸のバルン部は、加圧されると長さが減少し、一
方、軸の可動部は長さが増す。補強フィラメントのバル
ン部と可動部の編み(weave)の長さと角度とを適度に
バランスさせることにより、互いに相殺するように軸の
これら2つの部分の長さを加圧下において変化させるこ
とができる。かくして、カテーテルの内側チューブの外
側チューブに対する位置の補正は不必要となり、バルン
部は血管内の所望の場所に保持される。
ィラメントで補強された弾性材料からなる外側チューブ
とを備えた共軸カテーテルである。膨張自在のバルン部
は外側チューブの先端に形成され、内側チューブの先端
に固着されている。外側チューブのバルンと他の部分
は、互いに繰返し交差する連続した螺旋状のフィラメン
トによって補強され、カテーテルの内部が加圧されたと
きに異なる行動をとる部分に分けられている。かくし
て、軸のバルン部は、加圧されると長さが減少し、一
方、軸の可動部は長さが増す。補強フィラメントのバル
ン部と可動部の編み(weave)の長さと角度とを適度に
バランスさせることにより、互いに相殺するように軸の
これら2つの部分の長さを加圧下において変化させるこ
とができる。かくして、カテーテルの内側チューブの外
側チューブに対する位置の補正は不必要となり、バルン
部は血管内の所望の場所に保持される。
本発明のカテーテルにおいては、外側チューブの少なく
ともバルンと可動部の補強フィラメントは、降伏プラス
チック材料(yielding plastic material)に埋め込ま
れあるいは閉じ込められる編組即ちブレード(braid)
の形態をなしている。カテーテルを加圧する前は、バル
ン部のフィラメントは、バルンの軸線に対し、57.73゜
の臨界角よりも小さい角度に置かれている。カテーテル
の軸の可動部は、同じフィラメントの連続する編みによ
って構成されているが、これらのフィラメントは、可動
部の軸線に対して、臨界角よりも大きい角度に置かれて
いる。カテーテルに内部圧をかけると、これら2つの部
分に逆の作用を及ぼす。圧力を増加させると、バルン部
の壁内のフィラメントの角度が臨界角に達するまでバル
ン部の径は増加し、次に停止する。同時に、外側チュー
ブの可動部の径は、可動部の壁内のフィラメントの角度
が臨界角に達するまで、減少する。バルン部の長さが減
少するにつれて、外側チューブの可動部の長さは増加
し、2つの部分の当初の径と長さとを適宜選択すること
により、バルン部の短縮は相殺される。従って、バルン
が位置を変えようとする傾向はなくなる。本発明のカテ
ーテルにおいては、内側チューブの基端部は、カテーテ
ルの外側チューブに対して固定されている。従って、ば
ねを調整したり、外側チューブの位置に対する内側チュ
ーブの位置を調節する必要性がなくなる。
ともバルンと可動部の補強フィラメントは、降伏プラス
チック材料(yielding plastic material)に埋め込ま
れあるいは閉じ込められる編組即ちブレード(braid)
の形態をなしている。カテーテルを加圧する前は、バル
ン部のフィラメントは、バルンの軸線に対し、57.73゜
の臨界角よりも小さい角度に置かれている。カテーテル
の軸の可動部は、同じフィラメントの連続する編みによ
って構成されているが、これらのフィラメントは、可動
部の軸線に対して、臨界角よりも大きい角度に置かれて
いる。カテーテルに内部圧をかけると、これら2つの部
分に逆の作用を及ぼす。圧力を増加させると、バルン部
の壁内のフィラメントの角度が臨界角に達するまでバル
ン部の径は増加し、次に停止する。同時に、外側チュー
ブの可動部の径は、可動部の壁内のフィラメントの角度
が臨界角に達するまで、減少する。バルン部の長さが減
少するにつれて、外側チューブの可動部の長さは増加
し、2つの部分の当初の径と長さとを適宜選択すること
により、バルン部の短縮は相殺される。従って、バルン
が位置を変えようとする傾向はなくなる。本発明のカテ
ーテルにおいては、内側チューブの基端部は、カテーテ
ルの外側チューブに対して固定されている。従って、ば
ねを調整したり、外側チューブの位置に対する内側チュ
ーブの位置を調節する必要性がなくなる。
従って、本発明は、経皮を介しての冠状血管形成処置用
の改良されたバルンカテーテルを提供することにある。
の改良されたバルンカテーテルを提供することにある。
本発明の別の目的は、カテーテルを膨らませることによ
りバルンが血管の内部の所望の場所から変位する危険性
を与えることなく使用することができる、バルン血管形
成処置用の膨張性カテーテルを提供することにある。
りバルンが血管の内部の所望の場所から変位する危険性
を与えることなく使用することができる、バルン血管形
成処置用の膨張性カテーテルを提供することにある。
本発明の別の目的は、膨張中にカテーテルの軸に対し内
側チューブを再度位置決めする必要がないバルンカテー
テルを提供することにある。
側チューブを再度位置決めする必要がないバルンカテー
テルを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、体温において、20気圧までの
圧力で動作することができるバルンカテーテルを提供す
ることにある。
圧力で動作することができるバルンカテーテルを提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は、全長に亘って一貫した径のチ
ューブの外観を有するバルンカテーテルを提供すること
にある。
ューブの外観を有するバルンカテーテルを提供すること
にある。
本発明の更に別の目的は、使用中にほつれが生ずるおそ
れをなくすとともに、可撓性と力を伝達する能力とを保
持することができるバルンカテーテルを提供することに
ある。
れをなくすとともに、可撓性と力を伝達する能力とを保
持することができるバルンカテーテルを提供することに
ある。
本発明の更に別の目的と利点は、以下の記載から明らか
になるものである。
になるものである。
従って、本発明は、以下の記載の中に例示されている構
成の特徴、素子の組合せ及び部材の配置からなる製品か
らなり、本発明の範囲は請求の範囲の記載により定めら
れるものである。
成の特徴、素子の組合せ及び部材の配置からなる製品か
らなり、本発明の範囲は請求の範囲の記載により定めら
れるものである。
図面の簡単な説明 本発明が一層十分に理解されるように、以下、発明を添
付図面に関して説明するが、図面において、 第1図は、加圧下にある膨張流体を供給する接続機構を
示すバルンカテーテルの平面図であり、 第2(a)及び2(b)図は、内部圧により中空円筒体
の壁部に生ずる軸線及び円周方向の応力を示す概略図で
あり、 第3(a)及び3(b)図は、減圧及び加圧条件下にあ
る本発明の強化編組即ちブレードを示す概略図であり、 第4(a)、4(b)及び4(c)図は、本発明のカテ
ーテルのバルン部、軸部及び取付部を示す断面図であ
り、 第5(a)及び5(b)図は、本発明の別の特徴を説明
するのに有用なバルーンと軸の可動部とを示す概略図で
あり、 第6図は、本発明の別の実施例に従って構成され、バル
ン部の基端部がガイドワイヤに固着されているカテーテ
ルを示す断面図である。
付図面に関して説明するが、図面において、 第1図は、加圧下にある膨張流体を供給する接続機構を
示すバルンカテーテルの平面図であり、 第2(a)及び2(b)図は、内部圧により中空円筒体
の壁部に生ずる軸線及び円周方向の応力を示す概略図で
あり、 第3(a)及び3(b)図は、減圧及び加圧条件下にあ
る本発明の強化編組即ちブレードを示す概略図であり、 第4(a)、4(b)及び4(c)図は、本発明のカテ
ーテルのバルン部、軸部及び取付部を示す断面図であ
り、 第5(a)及び5(b)図は、本発明の別の特徴を説明
するのに有用なバルーンと軸の可動部とを示す概略図で
あり、 第6図は、本発明の別の実施例に従って構成され、バル
ン部の基端部がガイドワイヤに固着されているカテーテ
ルを示す断面図である。
発明の詳細な説明 先づ、ガイドワイヤ2とバルンカテーテル4とを示す第
1図について説明する。ガイドワイヤ2は、例えば、直
径が約0.38mm(約0.015インチ)であり、カテーテルの
内側通路3に配置される。ガイドワイヤは、カテーテル
の先端6を介してバルン部8に入り、カテーテルの軸4
の残りの部分を通って、基端部のカテーテル取付部材10
に達している。T継手12によってカテーテル取付部材10
に取付けられているのは、注射器16または他の膨出装置
によって流体を圧送することができる圧力チューブ12で
ある。流体の圧力は、第2のT継手20によって圧力チュ
ーブ14に接続されているゲージ即ち計器18によって監視
することができる。バルンカテーテルを血管の所定の場
所に配置するのに従来から使用されているガイドカテー
テルは、図示されていない。
1図について説明する。ガイドワイヤ2は、例えば、直
径が約0.38mm(約0.015インチ)であり、カテーテルの
内側通路3に配置される。ガイドワイヤは、カテーテル
の先端6を介してバルン部8に入り、カテーテルの軸4
の残りの部分を通って、基端部のカテーテル取付部材10
に達している。T継手12によってカテーテル取付部材10
に取付けられているのは、注射器16または他の膨出装置
によって流体を圧送することができる圧力チューブ12で
ある。流体の圧力は、第2のT継手20によって圧力チュ
ーブ14に接続されているゲージ即ち計器18によって監視
することができる。バルンカテーテルを血管の所定の場
所に配置するのに従来から使用されているガイドカテー
テルは、図示されていない。
次に、第2図に基づいて、本発明の根拠となる物理的原
則の幾つかを説明する。第2(a)及び2(b)図は、
カテーテルのバルン部と同じ態様で内部加圧される中空
の円筒容器の壁内に作用する軸線方向と周方向の応力を
それぞれ示すもので、軸線方向の応力δ軸線は次のよう
にして得られる。
則の幾つかを説明する。第2(a)及び2(b)図は、
カテーテルのバルン部と同じ態様で内部加圧される中空
の円筒容器の壁内に作用する軸線方向と周方向の応力を
それぞれ示すもので、軸線方向の応力δ軸線は次のよう
にして得られる。
δ軸線xdxπ=面積x圧力(d2xπ/4)xP 該式において、dは円筒体の直径である。従って、 δ軸線=dxp/4 となる。
同様、周方向の応力δ周は、次のようにして得られる。
δ周xLx2=面積x圧力=dxLxP 該式において、Lは長さである。従って、 δ周=LxP/2 かくして得られた2つの力の角度は、次のように表わす
ことができる。
ことができる。
tan2=δ周/δ軸線=2 従って、得られるベクトルの角度αは、次のようにな
る。
る。
従って、カテーテルの一部のプラスチック壁にある非弾
性繊維が、軸線に対し54.73゜の臨界角に等しい角度に
あると、システムは平衡状態となり、カテーテルの内部
圧の上昇によるカテーテルの径の変化は生じない。本発
明のカテーテルにおいては、かかる事実を利用すること
により、カテーテルの軸の可動部の径の減少を制限する
とともにバルン部の膨出を制限して、加圧下におけるこ
れらの部分の長さの変化を互いに相殺することができる
ようにしている。
性繊維が、軸線に対し54.73゜の臨界角に等しい角度に
あると、システムは平衡状態となり、カテーテルの内部
圧の上昇によるカテーテルの径の変化は生じない。本発
明のカテーテルにおいては、かかる事実を利用すること
により、カテーテルの軸の可動部の径の減少を制限する
とともにバルン部の膨出を制限して、加圧下におけるこ
れらの部分の長さの変化を互いに相殺することができる
ようにしている。
第3図(a)図に略示するように、本発明のカテーテル
の軸4は、長さ方向に沿って、3つの部分、即ち、バル
ン部I、可動軸部IIと、非可動軸部IIIとに分けられて
いる。第3図(a)は、カテーテルの内側に圧力をかけ
る前におけるカテーテルの軸の種々の部分におけるフィ
ラメントの配向を示す。第3(b)図は、加圧後におけ
る同じフィラメントの配向を示す。
の軸4は、長さ方向に沿って、3つの部分、即ち、バル
ン部I、可動軸部IIと、非可動軸部IIIとに分けられて
いる。第3図(a)は、カテーテルの内側に圧力をかけ
る前におけるカテーテルの軸の種々の部分におけるフィ
ラメントの配向を示す。第3(b)図は、加圧後におけ
る同じフィラメントの配向を示す。
カテーテルのバルン部Iは、軸線に対し、臨界角よりも
小さい角度βをもって、螺旋状に編組されたフィラメン
トまたは繊維を使用して形成されている。バルンが加圧
される(第3(b)図)と、フィラメントは臨界角度に
おいて平衡状態となり、バルンは、これ以上膨張しな
い。軸の可動部分IIの螺旋状フィラメントは、当初は、
臨界角よりも大きい角度σにある。圧力が上昇すると、
軸は、フィラメントが54.73゜の臨界角になるまで伸長
する。更に、軸の非可動部分IIIにおいては、フィラメ
ントは、臨界角と等しい初期角度を有している。非可動
部分IIIの寸法は、バルンが加圧されているときには、
変化しない。
小さい角度βをもって、螺旋状に編組されたフィラメン
トまたは繊維を使用して形成されている。バルンが加圧
される(第3(b)図)と、フィラメントは臨界角度に
おいて平衡状態となり、バルンは、これ以上膨張しな
い。軸の可動部分IIの螺旋状フィラメントは、当初は、
臨界角よりも大きい角度σにある。圧力が上昇すると、
軸は、フィラメントが54.73゜の臨界角になるまで伸長
する。更に、軸の非可動部分IIIにおいては、フィラメ
ントは、臨界角と等しい初期角度を有している。非可動
部分IIIの寸法は、バルンが加圧されているときには、
変化しない。
第3(b)図に示すように、加圧後は、カテーテルの3
つの部分のフィラメントは、いずれも、システムの軸線
に対し、臨界角、即ち、54.73゜にある。好ましい構成
の態様においては、軸は実質上非弾性の材料からなる連
続した螺旋状のフィラメント即ち繊維を有し、該フィラ
メント即ち繊維は、編まれ、または編組されて補強チュ
ーブを構成しており、該チューブにおいては、フィラメ
ントは、互いに交差するように、チューブの軸線に沿っ
て巻かれている。
つの部分のフィラメントは、いずれも、システムの軸線
に対し、臨界角、即ち、54.73゜にある。好ましい構成
の態様においては、軸は実質上非弾性の材料からなる連
続した螺旋状のフィラメント即ち繊維を有し、該フィラ
メント即ち繊維は、編まれ、または編組されて補強チュ
ーブを構成しており、該チューブにおいては、フィラメ
ントは、互いに交差するように、チューブの軸線に沿っ
て巻かれている。
本発明に係るバルンカテーテルの構成が、詳細に、第4
(a)、4(b)及び4(c)図に示す実施例に具現さ
れている。第4(a)図はバルン部Iと軸の可動部IIの
はじめの部分を示す。第4(b)図は、可動部分IIの他
端と非可動部分IIIのはじめの部分を示す。第4(c)
図は、カテーテルの基端部を示し、軸と内側チューブは
コネクタ内に支持され、加圧下にある流体を受けるよう
になっている。
(a)、4(b)及び4(c)図に示す実施例に具現さ
れている。第4(a)図はバルン部Iと軸の可動部IIの
はじめの部分を示す。第4(b)図は、可動部分IIの他
端と非可動部分IIIのはじめの部分を示す。第4(c)
図は、カテーテルの基端部を示し、軸と内側チューブは
コネクタ内に支持され、加圧下にある流体を受けるよう
になっている。
第4(a)図のカテーテルの先端部25は、テーパのつい
た中空のプラスチックチップ(tip)22を有し、該チッ
プ22には、カテーテルの内側チューブ26の先端部24が封
着されている。内側チューブ26は、外径が0.72mm、内径
が0.50mmのポリテトラフルオロエチレンプラスチックか
ら形成されており、内側チューブ26には、直径が約0.38
mm(約0.015インチ)のガイドワイヤを挿通することが
できる。先端チップ22の首部26は、軸4のバルン部Iの
先端に封着されている。第4(a)図に示すように、バ
ルンは膨出されているが、これは、カテーテルの軸4の
内壁と内側チューブ26の外面との間の流体空間に圧力を
加えることにより、行なわれた。膨張後のバルン部の長
さは、20mmであるが、実施されるべき血管形成処置に対
して別の寸法が適している場合には、そのような寸法に
することができるのは勿論である。軸部II及びIIIの外
側の径(並びにバルン部Iの非膨張時の径)は1.33mmで
あり、内側の径は1.00mmである。(第4(a)図に示
す)バルン部Iの膨張時の直径は、処置の要件によっ
て、2.5mm以下から10mm以上までの範囲とすることがで
きる。
た中空のプラスチックチップ(tip)22を有し、該チッ
プ22には、カテーテルの内側チューブ26の先端部24が封
着されている。内側チューブ26は、外径が0.72mm、内径
が0.50mmのポリテトラフルオロエチレンプラスチックか
ら形成されており、内側チューブ26には、直径が約0.38
mm(約0.015インチ)のガイドワイヤを挿通することが
できる。先端チップ22の首部26は、軸4のバルン部Iの
先端に封着されている。第4(a)図に示すように、バ
ルンは膨出されているが、これは、カテーテルの軸4の
内壁と内側チューブ26の外面との間の流体空間に圧力を
加えることにより、行なわれた。膨張後のバルン部の長
さは、20mmであるが、実施されるべき血管形成処置に対
して別の寸法が適している場合には、そのような寸法に
することができるのは勿論である。軸部II及びIIIの外
側の径(並びにバルン部Iの非膨張時の径)は1.33mmで
あり、内側の径は1.00mmである。(第4(a)図に示
す)バルン部Iの膨張時の直径は、処置の要件によっ
て、2.5mm以下から10mm以上までの範囲とすることがで
きる。
軸の異なる部分は、それぞれ、54.73゜の臨界角よりも
小さい角度、臨界角よりも大きい角度及び臨界角と等し
い角度となっている連続したナイロン補強フィラメント
をポリエレタン本体内に有している。ポリウレタン材料
は、フィラメント材料を浸漬しまたはコーティングする
ことによりフィラメント材料に塗布することができ、中
心に心棒を有するチューブの形状に形成さすることがで
きる。これらの部分の非加圧時の長さは、以下に述べる
ようにして算出した。
小さい角度、臨界角よりも大きい角度及び臨界角と等し
い角度となっている連続したナイロン補強フィラメント
をポリエレタン本体内に有している。ポリウレタン材料
は、フィラメント材料を浸漬しまたはコーティングする
ことによりフィラメント材料に塗布することができ、中
心に心棒を有するチューブの形状に形成さすることがで
きる。これらの部分の非加圧時の長さは、以下に述べる
ようにして算出した。
第4(a)図には更に、金または白金のような放射線不
透過材料からなる2つのバンド28及び30が示されている
が、これらは、バルン部Iの端部をマークするように内
側チューブ26の周囲に配置されているので、バルンを血
管内に置いた場合に放射線透過検査を行なうことができ
る。
透過材料からなる2つのバンド28及び30が示されている
が、これらは、バルン部Iの端部をマークするように内
側チューブ26の周囲に配置されているので、バルンを血
管内に置いた場合に放射線透過検査を行なうことができ
る。
カテーテル4の基端部は、第4(c)図に示すように、
取付部材40に内部に固定されており、加圧流体が内側チ
ューブ26と軸5との間の空間に入ることができるように
している。取付部材40には、ガイドワイヤ用の開口41が
中央に形成され、ガイドワイヤは、通路42を介して内側
チューブ26内の管腔43に接続され、更にチップに接続さ
れた後、該チップから導出される。
取付部材40に内部に固定されており、加圧流体が内側チ
ューブ26と軸5との間の空間に入ることができるように
している。取付部材40には、ガイドワイヤ用の開口41が
中央に形成され、ガイドワイヤは、通路42を介して内側
チューブ26内の管腔43に接続され、更にチップに接続さ
れた後、該チップから導出される。
非可動軸部IIIと内側チューブ26はいずれも、互いに離
隔しかつ共軸をなすようにして、取付部材40の中に封着
されている。内側チューブ26の外面と非可動軸部IIIの
内面との間の空間への出入りは、カテーテルの終端ブロ
ック40から側方へ延びるルア連結器(Luerconnection)
46内の通路48を介して行なわれる。
隔しかつ共軸をなすようにして、取付部材40の中に封着
されている。内側チューブ26の外面と非可動軸部IIIの
内面との間の空間への出入りは、カテーテルの終端ブロ
ック40から側方へ延びるルア連結器(Luerconnection)
46内の通路48を介して行なわれる。
上記したカテーテルは、通常の体温である37゜におい
て、20気圧の圧力で操作することができることがわかっ
た。このカテーテルは、径が一貫した、均一のチューブ
上の外径を有するとともに、長さ全体に亘って滑らかで
連続した表面を有している。従って、輪郭形状の高さを
最小にすることができる。本発明のカテーテルは、バル
ンが膨出するときにカテーテルの先端が動かないので、
ばねを必要としない。本発明のカテーテルはまた、破断
が生じたときに、カテーテルの破壊部分がフィラメント
によって拘束され、カテーテルを患者から取出す場合に
影響を与える傘状障害物(unbrella)を形成しないとい
う別の利点も有する。更に、外側チューブの生地を形成
するのに十分な長さのフィラメントが使用されているの
で、カテーテルがもつれ(kinking)を起す可能性が低
下るとともに、カテーテルは可撓性を保持しかつ力を伝
達する能力を保持することができる。同時に、ガイドワ
イヤの対するカテーテルの移動中に生ずる摩擦が最小と
なる。
て、20気圧の圧力で操作することができることがわかっ
た。このカテーテルは、径が一貫した、均一のチューブ
上の外径を有するとともに、長さ全体に亘って滑らかで
連続した表面を有している。従って、輪郭形状の高さを
最小にすることができる。本発明のカテーテルは、バル
ンが膨出するときにカテーテルの先端が動かないので、
ばねを必要としない。本発明のカテーテルはまた、破断
が生じたときに、カテーテルの破壊部分がフィラメント
によって拘束され、カテーテルを患者から取出す場合に
影響を与える傘状障害物(unbrella)を形成しないとい
う別の利点も有する。更に、外側チューブの生地を形成
するのに十分な長さのフィラメントが使用されているの
で、カテーテルがもつれ(kinking)を起す可能性が低
下るとともに、カテーテルは可撓性を保持しかつ力を伝
達する能力を保持することができる。同時に、ガイドワ
イヤの対するカテーテルの移動中に生ずる摩擦が最小と
なる。
バルンを膨らますと、可動部IIは伸長するが、バルンは
内側チューブの先端に形成されているので、所定の状態
に保持される。バルンカテーテルの軸はガイドカテーテ
ルに中にあるので、必要な場合には、軸を全長に亘って
利用することができるから、膨張によるバルン部の長さ
の減少を相殺する長さの変化に対処することができる。
内側チューブの先端に形成されているので、所定の状態
に保持される。バルンカテーテルの軸はガイドカテーテ
ルに中にあるので、必要な場合には、軸を全長に亘って
利用することができるから、膨張によるバルン部の長さ
の減少を相殺する長さの変化に対処することができる。
以下、本発明のカテーテルの種々の部分の構造素子間の
関係と寸法計算上の根拠を説明する。
関係と寸法計算上の根拠を説明する。
先づ、膨張によるバルンの長さの変化を計算することが
できるようにバルンにおける螺旋フィラメントの膨張し
たときのピッチと収縮したときのピッチとを得るため
に、編組を形成するフィラメント状主材料が、例えば、
張力をかけても殆ど伸長しないナイロンからなるものと
仮定する。
できるようにバルンにおける螺旋フィラメントの膨張し
たときのピッチと収縮したときのピッチとを得るため
に、編組を形成するフィラメント状主材料が、例えば、
張力をかけても殆ど伸長しないナイロンからなるものと
仮定する。
第5図に示すように、膨張したバルンのピッチPBiは、
次の式によって与えられる。
次の式によって与えられる。
PBi=πDB/tanα 該式において、Dはバルン部の膨張時の直径であり、α
は臨界角である。平衡状態においては、フープ力(hoop
force)δ半径及び軸線方向の力δ軸線により、上記し
た臨界角αが得られ、例えば、α=54.73゜となる。
は臨界角である。平衡状態においては、フープ力(hoop
force)δ半径及び軸線方向の力δ軸線により、上記し
た臨界角αが得られ、例えば、α=54.73゜となる。
収縮したバルンのピッチ長さPBdは、次の式によって与
えられる。
えられる。
PBd=πdB/tanβ 該式において、dは収縮したチューブの主たる直径(ma
in diameter)であり、βは軸線に対するフィラメント
の角度である。バルンの膨張及び収縮状態において斜辺
(hypoyenuse)hの長さが一定であるとした場合におけ
る、膨張時の直径と収縮時の直径との関係を求めると、 hBsinα=DB hBsinβ=dB sinβ=dBsinα/DB となる。α=54.73゜であるから、sinα=0.8165とな
り、従って、 となる。かくして、生地のフィラメントの角度は、臨界
角並びにバルンの膨張時及び収縮時の直径の関数として
定められる。
in diameter)であり、βは軸線に対するフィラメント
の角度である。バルンの膨張及び収縮状態において斜辺
(hypoyenuse)hの長さが一定であるとした場合におけ
る、膨張時の直径と収縮時の直径との関係を求めると、 hBsinα=DB hBsinβ=dB sinβ=dBsinα/DB となる。α=54.73゜であるから、sinα=0.8165とな
り、従って、 となる。かくして、生地のフィラメントの角度は、臨界
角並びにバルンの膨張時及び収縮時の直径の関数として
定められる。
同様な手順をもって、第5(b)図に示す可動軸のパラ
メータの計算を次式のように行なうことができる。
メータの計算を次式のように行なうことができる。
該式において、hSは斜辺の長さ、DSは膨張した軸の
直径、dSは収縮した軸の直径、σは収縮したブレイド
の編まれた繊維の角度、αは上記したように臨界角54.7
3゜である。
直径、dSは収縮した軸の直径、σは収縮したブレイド
の編まれた繊維の角度、αは上記したように臨界角54.7
3゜である。
2つのピッチの長さは次のように与えられる。
該式において、Psdは収縮した軸のピッチであり、Psiは
膨張した軸のピッチである。かくして、単位ピッチ当り
の長さの変化は、 △Ps=Psi−Psd となる。バルンの長さLBに所望の変化を得るのに必要
なピッチ単位の数Nsは、 NS=△LB/△PS となり、LSは、 LS=NSxPsd となる。第5(a)図からのバルンの長さの変化は、 △B=LBd−LBi となるから、可動軸部の所要のピッチ数を計算すること
ができる。上記した動作例においては、カテーテルの長
さは135cmであり、加圧前のカテーテルの可動部の長さ
は約265cmであった。
膨張した軸のピッチである。かくして、単位ピッチ当り
の長さの変化は、 △Ps=Psi−Psd となる。バルンの長さLBに所望の変化を得るのに必要
なピッチ単位の数Nsは、 NS=△LB/△PS となり、LSは、 LS=NSxPsd となる。第5(a)図からのバルンの長さの変化は、 △B=LBd−LBi となるから、可動軸部の所要のピッチ数を計算すること
ができる。上記した動作例においては、カテーテルの長
さは135cmであり、加圧前のカテーテルの可動部の長さ
は約265cmであった。
本発明に係る別の実施例のバルンカテーテルの構成の全
体が、第6図において参照番号54により示されている。
この実施例のカテーテル54は、第(a)図に示すカテー
テル4の場合と同様に、バルン部Iと先端25を有する可
動部IIとを備えている。この実施例においては、カテー
テル54の先端25は、ガイド軸55の先端に固着されてい
る。
体が、第6図において参照番号54により示されている。
この実施例のカテーテル54は、第(a)図に示すカテー
テル4の場合と同様に、バルン部Iと先端25を有する可
動部IIとを備えている。この実施例においては、カテー
テル54の先端25は、ガイド軸55の先端に固着されてい
る。
カテーテル54の軸のバルン部Iと可動部IIは、それぞ
れ、臨界角54.73゜よりも小さい角度及び臨界角よりも
大きい角度にある連続した補強フィラメントを有してい
る。このように、カテーテル54は、カテーテル4と同じ
態様で構成されている。第6図のバルンカテーテルは、
第4図のカテーテルのように、放射線不透過マーカー58
と59とを備えることができる。
れ、臨界角54.73゜よりも小さい角度及び臨界角よりも
大きい角度にある連続した補強フィラメントを有してい
る。このように、カテーテル54は、カテーテル4と同じ
態様で構成されている。第6図のバルンカテーテルは、
第4図のカテーテルのように、放射線不透過マーカー58
と59とを備えることができる。
本発明のこの実施例に従って構成されたカテーテルを使
用する場合には、ガイドワイヤの血管への挿入と同時
に、カテーテルのバルン部が血管に挿入される。従っ
て、血管の所定の場所へのバルン部の導入が容易とな
る。バルン部Iは膨らまされ、上記した実施例に関して
説明したようにバルンが所定の場所に留まっているとき
には可動部IIは伸長する。
用する場合には、ガイドワイヤの血管への挿入と同時
に、カテーテルのバルン部が血管に挿入される。従っ
て、血管の所定の場所へのバルン部の導入が容易とな
る。バルン部Iは膨らまされ、上記した実施例に関して
説明したようにバルンが所定の場所に留まっているとき
には可動部IIは伸長する。
加圧下にある十分な流体を軸のバルン部へ確実に給送す
るためには、カテーテルの軸部と内側チューブとの間に
ある空間の断面積の減少を制限して、バルン部への流体
の流れが遮断しないようにすることが必要である。
るためには、カテーテルの軸部と内側チューブとの間に
ある空間の断面積の減少を制限して、バルン部への流体
の流れが遮断しないようにすることが必要である。
当業者にとって明白なことであるが、本発明のカテーテ
ルは、用途だけでなく物理的寸法も大きく変えることが
できる。また、本発明のカテーテルに使用される材料
は、生物学的な適合性の原則が認められる限りは、上記
した動作例で使用した材料と別のものを使用することが
できる。更に、本発明を、外科用のカテーテルに関して
説明してきたが、本発明は他の分野においての有用であ
ることは、当業者であれば、容易に理解することができ
るものである。
ルは、用途だけでなく物理的寸法も大きく変えることが
できる。また、本発明のカテーテルに使用される材料
は、生物学的な適合性の原則が認められる限りは、上記
した動作例で使用した材料と別のものを使用することが
できる。更に、本発明を、外科用のカテーテルに関して
説明してきたが、本発明は他の分野においての有用であ
ることは、当業者であれば、容易に理解することができ
るものである。
本発明の上記目的が有効に達成されることは、上記記載
から明らかである。本発明の精神と範囲とから逸脱する
ことなく、上記構成に変更を加えることができるので、
上記説明は全て単なる例示であって、何ら限定的な意味
に介されるべきではない。
から明らかである。本発明の精神と範囲とから逸脱する
ことなく、上記構成に変更を加えることができるので、
上記説明は全て単なる例示であって、何ら限定的な意味
に介されるべきではない。
請求の範囲は、本発明のあらゆる特徴及び言語上の問題
として脱落しているかもしれない本発明の全ての事項を
包含するものである。
として脱落しているかもしれない本発明の全ての事項を
包含するものである。
Claims (32)
- 【請求項1】加圧すると膨張するバルン部を備えた膨張
式カテーテルにおいて、 フィラメントで補強された弾性材料からなる軸を備え、
該軸の一部は内部が加圧されると径が拡大してバルンを
形成することができ、バルン部のフィラメントは軸線に
対して所定の臨界角よりも小さい角度に置かれていて、
バルン部が加圧下で膨張するとフィラメントが臨界角に
置かれてバルンの膨張を停止することを特徴とする膨張
式カテーテル。 - 【請求項2】軸は更にフィラメントが臨界角よりも大き
い角度に置かれている可動部を備え、該可動部はカテー
テルが加圧されると長さが増大することを特徴とする請
求の範囲第1項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項3】軸は更にフィラメントが臨界角に置かれて
いる非可動部を備え、該非可動部の長さはカテーテルが
加圧されているときには一定に保持されることを特徴と
する請求の範囲第1項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項4】軸は更にフィラメントが臨界角に置かれて
いる非可動部を備え、該非可動部の長さはカテーテルが
加圧されるときには一定に保持されることを特徴とする
請求の範囲第2項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項5】バルン部の長さはカテーテルが加圧される
ときに減少し、この長さの減少は少なくとも一部が可動
部の長さの増加によって相殺されることを特徴とする請
求の範囲第2項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項6】カテーテルのバルン部の長さの減少はカテ
ーテルの可動部の長さの増加によって相殺され、バルン
部が膨張したときにバルン部の位置を変化させないよう
にしたことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の膨張
式カテーテル。 - 【請求項7】バルン部は軸の先端に形成され、可動部は
バルン部に隣接して配設されていることを特徴とする請
求の範囲第2項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項8】バルン部は軸の先端に形成され、可動部は
バルン部に隣接して配設され、しかも軸の残りの部分は
非可動部からなることを特徴とする請求の範囲第4項に
記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項9】前記軸の内部に共軸をなして配設された内
側チューブ手段を更に備え、該内側チューブ手段は軸と
内側チューブ手段との間に加圧下にある流体を受ける環
状空間を形成するように軸の先端に封着されていること
を特徴とする請求の範囲第1項に記載の膨張式カテーテ
ル。 - 【請求項10】内側チューブ手段と軸とが封着されかつ
内側チューブと軸とを共軸関係に保持するコネクタ手段
と、 内側チューブと軸との間の空間に加圧下にある流体を導
入するようにコネクタ手段に設けられた通路手段とを更
に備えることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の膨
張式カテーテル。 - 【請求項11】軸のバルン部の先端は内側チューブ手段
に固着されていることを特徴とする請求の範囲第9項に
記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項12】内側チューブ手段はカテーテルをガイド
ワイヤに螺合するのに使用する軸線方向に延びる長い通
路からなることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の
膨張式カテーテル。 - 【請求項13】非加圧軸の径は全長に亘ってほぼ均一で
あることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の膨張式
カテーテル。 - 【請求項14】非加圧軸の径は全長に亘ってほぼ均一で
あることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の膨張式
カテーテル。 - 【請求項15】非加圧軸の径は全長に亘ってほぼ均一で
あることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の膨張式
カテーテル。 - 【請求項16】加圧されると軸の可動部の径は内側チュ
ーブ手段の径よりも大きく保持され、加圧下にある流体
がバルン部に出入りすることができるようにしているこ
とを特徴とする請求の範囲第9項に記載の膨張式カテー
テル。 - 【請求項17】軸はバルン部のフィラメントに被着され
た生物学的に適合することができる弾性コーティング手
段から形成されていることを特徴とする請求の範囲第1
項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項18】軸はバルン部のフィラメントに被着され
た生物学的に適合することができる弾性コーティング手
段から形成されていることを特徴とする請求の範囲第2
項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項19】軸はバルン部のフィラメントに被着され
た生物学的に適合することができる弾性コーティング手
段から形成されていることを特徴とする請求の範囲第3
項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項20】軸はバルン部のフィラメントに被着され
た生物学的に適合することができる弾性コーティング手
段から形成されていることを特徴とする請求の範囲第4
項に記載の膨張式カテーテル。 - 【請求項21】フィラメントはナイロンからなることを
特徴とする請求の範囲第17項に記載の膨張式カテーテ
ル。 - 【請求項22】フィラメントはナイロンからなることを
特徴とする請求の範囲第18項に記載の膨張式カテーテ
ル。 - 【請求項23】フィラメントはナイロンからなることを
特徴とする請求の範囲第19項に記載の膨張式カテーテ
ル。 - 【請求項24】フィラメントはナイロンからなることを
特徴とする請求の範囲第20項に記載の膨張式カテーテ
ル。 - 【請求項25】フィラメントはナイロンからなり、内側
チューブ手段はポリテトラフルオロエチレンからなり、
しかもフィラメント状材料がポリウレタンに埋め込まれ
ていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の膨張
式カテーテル。 - 【請求項26】軸のフィラメントは管状ブレードからな
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の膨張式カ
テーテル。 - 【請求項27】軸のフィラメントは管状ブレードからな
ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の膨張式カ
テーテル。 - 【請求項28】軸のフィラメントは管状ブレードからな
ることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の膨張式カ
テーテル。 - 【請求項29】軸のフィラメントは管状ブレードからな
ることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の膨張式カ
テーテル。 - 【請求項30】内側チューブと、 内側チューブと共軸をなして配設された外側チューブと
を備え、 前記2つのチューブが互いに対して軸線方向に変位しか
つ両者間に管状の空間を形成することができるように外
側チューブの内径は内側チューブの外径よりも大きく形
成され、しかも内側チューブの先端は外側チューブの先
端を越えて延びており、 外側チューブはフィラメント状材料によって補強された
弾性材料から形成されかつ少なくとも膨張自在のバルン
部と細長い部分とを備え、 バルン部のフィラメント状材料は、流体が加圧下で前記
チューブ間の空間に導入されたときにフィラメント状材
料が臨界角で延ばされるまでバルン部の径が増加するよ
うに、軸線に対し臨界角よりも小さい角度に置かれ、 細長い部分のフィラメント材料は細長い部分の長さが流
体の圧力に応答して増加するように臨界角よりも大きい
角度に置かれ、 バルンが装置の全長を減少させることなく形成されるこ
とを特徴とするバルンカテーテル装置。 - 【請求項31】先端部と基端部とを有するカテーテルガ
イドワイヤと、 先端部と基端部とを有するカテーテル軸とを備え、 軸はフィラメントで補強された弾性材料からなり、軸の
一部は内部が加圧されると径が増大してバルンを形成
し、バルン部のフィラメントは軸線に対して所定の臨界
角よりも小さい角度に置かれていて、バルン部が加圧下
で膨張するとフィラメントが臨界角に置かれてバルンの
膨張が停止するようにしており、しかも ガイドワイヤは軸内に配設され、バルン部の先端はガイ
ドワイヤに固着されていることを特徴とするバルンカテ
ーテル装置。 - 【請求項32】軸はガイドワイヤの先端の領域において
ガイドワイヤに固着されていることを特徴とする請求の
範囲第31項に記載のバルンカテーテル装置。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DK331585A DK154870C (da) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | Dilatationskateter |
| DK3315/85 | 1985-07-19 | ||
| US06/801,715 US4706670A (en) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | Dilatation catheter |
| US3315/85 | 1985-11-26 | ||
| PCT/DK1986/000083 WO1987000442A1 (en) | 1985-07-19 | 1986-07-18 | A dilatation catheter or a balloon catheter assembly |
| US801715 | 1991-12-02 |
Publications (2)
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