JPH0744318A - 座標入力機能付き表示装置 - Google Patents

座標入力機能付き表示装置

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JPH0744318A
JPH0744318A JP11258294A JP11258294A JPH0744318A JP H0744318 A JPH0744318 A JP H0744318A JP 11258294 A JP11258294 A JP 11258294A JP 11258294 A JP11258294 A JP 11258294A JP H0744318 A JPH0744318 A JP H0744318A
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JP
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electrode
voltage
signal
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JP11258294A
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Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、一般的な構造のLCDを使って、ド
ライブICの増加によるコスト上昇を招くことなく、画
面全体のY座標の検出を可能にすることを可能とする。 【構成】2分割された縦電極に対してそれぞれ上側縦電
極ドライバ40、下側電極ドライバ44によって電圧が
印加され、横電極に対して横電極ドライバ42によって
電圧が印加される。ペン12によって検出された電圧値
に基づいて、Y座標を検出する。また、ペン12によっ
て検出された電圧値に基づいて、上側縦電極ドライバ4
0または下側電極ドライバ44による縦電極への電圧の
印加によってX座標を検出する。XY座標決定器30
は、検出されたY座標と、上側縦電極または下側縦電極
への印加によって検出されたX座標に基づいて、表示画
面中のペン12によって指示された1点の座標を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手帳型電子計算機、ペ
ン入力ワードプロセッサ、ペン入力パーソナルコンピュ
ータ、ペン入力端末等の各種情報処理装置に好適な座標
入力機能付き表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】座標入力装置であるタブレットと表示装
置とを重ね合わせた一体型入力表示装置が、情報処理装
置の表示入力デバイスとして用いられ始めている。一体
型入力表示装置は、情報の入力位置(座標)と表示位置
とが一致しているために操作性が優れている。
【0003】一体型入力表示装置は、一般的に、LCD
(液晶ディスプレイ)の表示面上に透明なタブレット
(位置指示手段であるペンを用いた座標入力装置)を重
ね合わせるか、またはLCDの下に不透明のタブレット
を敷くかによって実現される。すなわち、通常の構成で
は、LCDとは別にタブレットが必要になる。
【0004】これに対し、ドットマトリクスLCDの電
極をそのまま使ってタブレット機能を実現できれば、専
用のタブレットは不要となるのでコストの上昇はかなり
抑えられる。このような構成であれば、ワードプロセッ
サ等におけるペン入力の応用の際には大きなメリットが
ある。
【0005】このような、LCDの電極を座標検出に用
いるLCD一体型タブレットは、従来、図15に示すよ
うなタイミングチャートに従って動作させることにより
実現されている。
【0006】LCDの電極を利用した座標検出を行なう
場合、LCDの1フレーム周期(例えば17ms)の動作
時間を、表示期間と座標検出期間(例えば800μs )
とに分割し、表示期間には一般のLCDと全く同じ動作
をし、座標検出期間にはLCDの縦、横電極に順次座標
検出用電圧を印加して、その電圧をペンと電極との間の
容量を介して検出し、X,Y座標を測定する。
【0007】座標検出期間では、まず、図16に示すL
CDの縦電極(X座標測定用)に順次電圧が印加される
(X測定期間)。ペンが用いられて座標検出面(表示画
面)上が押されると、ペン先の直下にある横電極に電圧
が印加された際に、図17に示すように、電極とペン先
との容量によってペン先のセンサ(金属棒)には、図1
5に示すようにパルス状の電圧が生じる。X座標測定開
始から、このパルス状の電圧が検出されるまでの時間
(Tx)を測定することによって、Txに応じたペン先
のX座標を検出することができる。
【0008】続いて、同様にY座標の測定を行ない(Y
測定期間)、Y座標測定開始からパルス状の電圧が検出
されるまでの時間(Ty)を測定して、Tyに応じたペ
ン先のY座標を検出する。こうして、ペンによって指示
された座標検出面上での1点(X座標,Y座標)が求め
られる。
【0009】このように1フレーム周期を表示期間と座
標検出期間とに分割しても、座標検出期間に電極に印加
される電圧のパルス幅が短いので、座標検出期間中の電
極への電圧印加は、ほとんど表示へ影響しない。
【0010】一般的なLCD、例えばSTN方式のドッ
トマトリクスLCDは、図18に示すように構成されて
いる。図18に示すように、LCDの画面は中央で上画
面と下画面とに分割され、縦電極が中央で2分割され
て、それぞれ別のドライバICによって駆動される。す
なわち、上側縦電極ドライバ中の各ドライバICは、そ
れぞれ上側電極を駆動し、下側縦電極ドライバ中の各ド
ライバICは、それぞれ下側電極を駆動を駆動する。
【0011】横電極は、上下画面の各1本づつの2本の
電極(上側画面の上からi番目の電極と、下側画面の上
からi番目の電極)が、横電極ドライバ中のドライバI
Cの共通のドライブ端子に接続されて同時に駆動され
る。
【0012】このような、上下画面同時駆動の構成によ
れば、画面を分割せずに走査して表示動作を行なうのに
比べて、1画素あたりの実際の有効表示期間(デューテ
ィ)が2倍になるため、コントラストが向上し、ちらつ
きが少なくなる。
【0013】ところが、このような従来の一般的なST
N方式のLCDでは、横電極が常に2本同時に電圧が印
加されるために、画面全体において横電極に、図15に
示すようなタイミングで、順次電極を印加していくこと
が不可能であり、画面全体におけるY座標を検出するこ
とができなかった。
【0014】従来の技術では、図15に示すように、画
面全体において横電極に順次印加して画面全体でY座標
を検出するためには、全ての横電極の1本1本をドライ
ブICの別々のドライブ端子に接続して独立して駆動で
きるようにする必要がある。(表示期間は2本の電極
(上側画面の上からi番目の電極と、下側画面の上から
i番目の電極)を別々のドライブ端子で同時に駆動し、
座標検出期間ではその2本の電極をタイミングをずらせ
て駆動する)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
横電極の1本1本をドライブICの別々のドライブ端子
に接続して独立して駆動できるようにするためには、一
般的なSTN方式のLCDに比べて2倍の個数の横電極
ドライブ用のドライブICが必要になってしまう。すな
わち、コストが増大し、ドライブICの実装も困難にな
ってしまうという問題点があった。
【0016】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、一般的な構造のLCDを使って、ドライブ
ICの増加によるコスト上昇を招くことなく、画面全体
のY座標の検出を可能にすることが可能な座標入力機能
付き表示装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、マトリクス状
に配置された画素を駆動してデ―タを表示するために、
各画素に対応して設けられた互いに直交するように2つ
の方向で電極が配設され、前記画素が配置された表示画
面を2つの領域に分割する仮想の分割線と直交する電極
が2分割されてそれぞれ第1電極駆動手段、第2電極駆
動手段によって電圧が印加され、前記分割線と平行な電
極が第3電極駆動手段によって独立して電圧が印加され
る座標入力機能付き表示装置において、前記表示画面上
の任意の位置を指示するためのものであって、前記各電
極駆動手段によって電圧が印加された電極との間の容量
を介して、電極に印加された電圧を検出する位置指示手
段と、前記位置指示手段によって検出された電圧値に基
づいて、前記第3電極駆動手段による前記分割線と平行
な電極への電圧の印加によって、電圧が印加された電極
と直交する方向の、前記各領域内での前記位置指示手段
によって指示された点の座標を検出する分割領域内座標
検出手段と、前記位置指示手段によって検出された電圧
値に基づいて、前記第1電極駆動手段及び前記第2電極
駆動手段による電極への電圧の印加によって、前記2つ
の領域の何れに含まれるかを検出する分割領域検出手段
と、前記分割領域内座標検出手段によって検出された座
標と、前記分割領域検出手段による検出結果に基づい
て、前記表示画面中の前記位置指示手段によって指示さ
れた前記分割線と並行な電極と直交する方向の1点の座
標を決定する座標決定手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0018】また、前記第1電極駆動手段と前記第2電
極駆動手段は、異なった期間内でそれぞれ対応する電極
に時間をずらせて電圧を印加し、前記分割領域検出手段
が前記期間内の何れで座標を検出したかによって何れの
領域に含まれるかを検出するものであって、両方の期間
で座標を検出した場合に、前記座標決定手段は、前記位
置指示手段によって指示された点が前記分割線の近傍で
あると判別して、前記分割領域内座標検出手段によって
検出された座標をもとに、予め定められた処理を施して
座標を決定することを特徴とする。
【0019】また、前記第3電極駆動手段は、前記分割
線と平行な電極内の前記分割線を挟んで隣接する2本の
電極への電圧の印加を連続したタイミングで行なうこと
を特徴とする。
【0020】また、前記第1電極駆動手段と前記第2電
極駆動手段は、異なる期間内でそれぞれに対応する電極
に対して、全ての電極に同時に電圧を印加し、前記分割
領域検出手段は、何れの期間内で前記位置指示手段によ
って電圧値が検出されたかに基づいて領域を判別するこ
とを特徴とする。
【0021】また、前記第1電極駆動手段と前記第2電
極駆動手段は、異なる期間内でそれぞれに対応する電極
に対して、全ての電極に同時に電圧を印加し、前記分割
領域検出手段は、何れの期間内で前記位置指示手段によ
って電圧値が検出されたかに基づいて領域を判別するも
のであって、両方の期間で検出した場合に、前記座標決
定手段は、前記位置指示手段によって指示された点が前
記分割線の近傍であると判別して、前記分割領域内座標
検出手段によって検出された座標をもとに、予め定めら
れた処理を施して座標を決定することを特徴とする。
【0022】
【作用】このような構成によれば、LCDの動作時間を
表示期間と座標検出期間とに分割し、表示期間では通常
のLCDと同じ動作をする。座標検出期間においては、
縦電極への電圧の印加は、先に上下に分割された縦電極
の上側縦電極のみに順次電圧を印加し、次いで下側縦電
極のみに電圧を印加する。
【0023】ペンと電極の間の容量を介してその電圧を
検出し、X座標を検出すると共に、上側縦電極のに電極
を印加したときのみにペンで信号を検出すればペンは上
半面にあると判定し、下側縦電極のに電極を印加したと
きのみにペンで信号を検出すればペンは下半面にあると
判定し、上側縦電極のに電極を印加したときと下側縦電
極のに電極を印加したときの両方でペンで信号を検出す
ればペンは上下半面の境界付近にあると判定する。
【0024】上下半面でそれぞれ共通の横電極ドライバ
端子に接続されている横電極に順次電圧を印加して、そ
の電圧をペンで検出することによって、上半面内または
下半面内でのY座標を検出し、その結果とペンが上下半
面のどちらにあるかの判定結果から、画面全体内のペン
のY座標を決定する。また、横電極への電圧の印加は、
上下半面の境界線での座標の不連続を無くするために、
走査を2回行い、Y座標の検出にはその中間の期間の信
号を使うことで、上下半面の境界線での横電極への印加
も、時間的に連続したものとする。
【0025】また、上半面と下半面で異なったタイミン
グで、それぞれの領域に含まれる全ての縦電極に対して
同時に電圧を印加し(上下半面検出期間)、この期間内
でのペンによる電圧検出の結果に基づいて、ペンが上下
半面のどちらにあるかが判定される。さらに、両方の領
域にあると判別された場合には、分割線の近傍であると
判別され、予め定められた処理を施すことにより座標が
決定される。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、第1実施例について説明する。図1及び図
2は第1実施例に係わる座標入力機能付き表示装置を示
す図である。第1実施例の座標入力機能付き表示装置
は、座標入力の制御や表示駆動を行なう座標入力部(図
1)、及び表示を行なう表示部(図2)によって構成さ
れている。
【0027】図1に示すように、座標入力部は、電極ド
ライバ制御回路10、ペン12、増幅器14、X座標信
号検出器16、X座標比較器18、X座標カウンタ2
0、X座標パルスカウンタ22、Y座標信号検出器2
4、Y座標比較器26、Y座標カウンタ28、及びXY
座標決定器30によって構成されている。
【0028】電極ドライバ制御回路10は、後述する上
側縦電極ドライバ40、横電極ドライバ42、及び下側
縦電極ドライバ44を制御して、表示や座標検出動作を
させる。電極ドライバ制御回路10は、表示部における
X方向、Y方向の座標測定開始の指示(座標値の基準と
する点に対応する電極に対する駆動)のタイミングに応
じて、X座標信号検出器16、X座標カウンタ20、X
座標パルスカウンタ22、Y座標信号検出器24、及び
Y座標カウンタ28に選択的に信号を出力する。
【0029】ペン12は、表示部の座標検出面上で、手
書き文字入力など任意の位置を指示するために用いられ
るものであり、表示部中の電極に印加された電圧を、ペ
ン先と電極との間の容量を介して検出し、増幅器14に
出力する。
【0030】増幅器14は、ペン12によって検出され
た電圧を増幅し、X座標信号検出器16、及びY座標信
号検出器24に出力する。X座標信号検出器16は、増
幅器14から出力された信号にアナログ回路的な処理を
施してX座標検出用の信号を取り出す。
【0031】X座標比較器18は、X座標信号検出器1
6で検出された信号が、ペン12によって指示された座
標位置を特定するための、ある基準値より大きくなった
かどうかを検出し、この検出の結果、基準値を越えた場
合、X座標カウンタ20に信号を出力する。
【0032】X座標カウンタ20は、電極ドライバ制御
回路10からの座標測定開始の指示に応じたX座標の測
定開始から、X座標比較器18の最初の出力が発生する
までの時間をカウントする。
【0033】X座標パルスカウンタ22は、1回の座標
測定において、X座標比較器18から出力されるパルス
信号をカウントする。Y座標信号検出器24は、増幅器
14から出力された信号にアナログ回路的な処理を施し
てY座標検出用の信号を取り出す。
【0034】Y座標比較器26は、Y座標信号検出器2
4で検出された信号が、ペン12によって指示された座
標位置を特定するための、ある基準値より大きくなった
かどうかを検出し、この検出の結果、基準値を越えた場
合、Y座標カウンタ28に信号を出力する。
【0035】Y座標カウンタ28は、電極ドライバ制御
回路10からの座標測定開始の指示に応じたY座標の測
定開始から、Y座標比較器26の最初の出力が発生する
までの時間をカウントする。
【0036】XY座標決定器30は、X座標カウンタ2
0、X座標パルスカウンタ22、及びY座標カウンタ2
8のカウント値に基づいて、ペン12を用いて指示され
たXY座標を決定する。
【0037】図2に示すように、表示部は、上側縦電極
ドライバ40、横電極ドライバ42、下側縦電極ドライ
バ44、上側縦電極46、下側縦電極48、及び横電極
50によって構成されている。
【0038】上側縦電極ドライバ40は、複数のドライ
バICが設けられ、電極ドライバ制御回路10からの制
御により、上側縦電極46に対して順次電圧を印加して
いく。
【0039】横電極ドライバ42は、複数のドライバI
Cが設けられ、電極ドライバ制御回路10からの制御に
より、横電極50に対して上下半面の横電極を1本づつ
共通の横電極ドライバ端子を介して順次電圧を印加して
いく。
【0040】下側縦電極ドライバ44は、複数のドライ
バICが設けられ、電極ドライバ制御回路10からの制
御により、下側縦電極48に対して順次電圧を印加して
いく。
【0041】次に、第1実施例の動作について説明す
る。第1実施例では、LCD(表示部)は、図2に示す
ように、横640ドット×縦400ドットのSTN方式
とし、640本の上側縦電極46を左からXu1〜Xu
640、640本の下側縦電極48を右からXl1〜X
l640で表わし、400本の横電極を上からY1〜Y
400で表わすものとする。
【0042】LCDの1フレームの動作時間は、従来技
術の説明で用いた図15と同様に、表示期間と座標検出
期間に分割される。また、表示期間において、LCDの
各ドライバは、一般のLCDと同様に電極を駆動して任
意のデータを表示させる。
【0043】ここで、座標検出期間の動作について説明
する。座標検出期間になると、電極ドライバ制御回路1
0は、各電極ドライバ40,42,44に順次座標測定
の開始を指示することにより、図3に示すようなタイミ
ングで、上側縦電極46に順次電圧を印加し、次いで下
側縦電極48に順次電圧を印加し、次いで横電極50に
順次電圧を印加する。
【0044】ここで、横電極50は、上下画面の1本づ
つの2本の電極(上側画面の上からi番目の電極と、下
側画面の上からi番目の電極)が、横電極ドライバ42
の1つのドライバICの共通ドライブ端子に接続されて
同時に駆動される。このため、図3に示すように、横電
極Yi(i=1〜200)と横電極Y(i+200)に
は同一信号が印加され、また、各横電極には1回の走査
期間に2回の電圧印加がなされる。
【0045】この2回目の電圧の印加は、横電極Y20
0/Y400への電圧の印加に続いて、横電極Y1/Y
201への電圧の印加がなされるようなタイミングにな
っているので、上下半面の境目にあたるY200とY2
01への電圧の印加も連続したタイミングで行われるこ
とになる。これによって、上下半面の境界で、Y座標が
乱れて不連続になることを防ぐことができる。
【0046】なお、このような動作により、ペン12で
は横電極50の走査期間内に2回の信号検出が行われる
ことになるので、ここでは例えば横電極走査期間内の最
初の横電極Y101/Y301への電圧印加から2回目
の横電極Y100/Y300への電圧印加までの期間
(図3、図4、図5、図6におけるY座標信号検出期
間)の信号のみをY座標信号検出器24で取り出すこと
により、Y座標検出のための信号(パルス)の発生を1
回に制限する。また、Y座標カウンタ28ではY座標信
号検出期間の開始からの時間をカウントしている。
【0047】次に、ペン12によって座標検出面の任意
の位置が指示される状況毎([1]〜[3])に説明す
る。 [1]ペン12のペン先が座標検出面上の上側半面(上
画面)にあり、上下画面の分割線の付近にないとき。
【0048】この場合、ペン12によって、図4(1)
に示すような信号が検出される。すなわち、ペン12は
上側半面にあるので、上側縦電極46の走査時にはその
X座標に応じたタイミングでペン12での検出信号にパ
ルスが生じる。一方、下側縦電極48とペン12との間
は遠く離れているので、下側縦電極48の走査時にはペ
ン12での検出信号にパルスは生じない。また、横電極
50の走査時には、上側半面にある横電極(Y1〜Y2
00)への電圧の印加によって、上側半面内におけるY
座標に応じたタイミングでパルスが発生する。ペン12
で検出された信号は、増幅器14で増幅され、X座標信
号検出器16及びY座標信号検出器24に出力される。
【0049】X座標信号検出器16は、ペン12で検出
され増幅器14で増幅された信号から、図4(2)に示
すように、上下縦電極46,48の走査期間内のパルス
(X座標信号)のみを取り出す。
【0050】同様に、Y座標信号検出器24は、図4
(3)に示すように、で横電極50の走査期間内のパル
ス(Y座標検出信号)のみを取り出する。X座標信号検
出器16で検出されたX座標信号は、X座標比較器18
において、予め設定された適当なスレッシュホルドレベ
ルと比較される。この比較の結果、X座標信号がスレッ
シュホルドレベルより大きいと判別されたとき、図4
(4)に示すように、X座標比較器18からHレベルの
信号が出力される。
【0051】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図4(5)に示すように、
Y座標比較器26からHレベルの信号が出力される。
【0052】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18がHレベルの信号を出力するまでの
時間Txをカウントし、保持する。X座標パルスカウン
タ22は、X座標比較器18からのパルスの出力回数=
1を保持する。また、Y座標カウンタ28は、Y座標検
出開始からY座標比較器26がHレベルの信号を出力す
るまでの時間Tyをカウントし、保持する。
【0053】XY座標決定器30は、X座標パルスカウ
ンタ22に保持されたカウント値(パルスの出力回数)
に応じて、図7のフローチャートに従って動作する。こ
の場合、XY座標決定器30は、X座標パルスカウンタ
22のカウント値が1であり(ステップS1)、Tx>
Tuxでないので(ステップS5)、ペン12のペン先
が上側半面にあると判定して、TxをX座標とする(ス
テップS6)。なお、Tuxは、上側縦電極走査期間を
示す(第1実施例では下側縦電極走査期間と同じにな
る)。
【0054】また、XY座標決定器30は、Y座標信号
検出期間において横電極Y101〜Y200が先に走査
され、次いで横電極Y1〜Y100が走査されるので、
Tyが100ライン分の走査時間よりも大きければ、T
y−(100ライン分の走査時間)をY座標とし(ステ
ップS3,S6)、Tyが100ライン分の走査時間以
下ならばTy+(100ライン分の走査時間)をY座標
とする(ステップS4,S6)。
【0055】[2]ペン12のペン先が座標検出面上の
下側半面(下画面)にあり、上下画面の分割線の付近に
ないとき。この場合、ペン12によって、図5(1)に
示すような信号が検出される。すなわち、ペン12は下
側半面にあるので、下側縦電極48の走査時にはそのX
座標に応じたタイミングでペン12での検出信号にパル
スが生じる。一方、上側縦電極46とペン12との間は
遠く離れているので、上側縦電極46の走査時にはペン
12での検出信号にパルスは生じない。また、横電極5
0の走査時には、下側半面にある横電極(Y201〜Y
400)への電圧の印加によって、下側半面内における
Y座標に応じたタイミングが発生する。
【0056】ペン12で検出された信号は、増幅器14
で増幅され、図5(2)に示すように、X座標信号検出
器16で上下縦電極46,48の走査期間内のパルスの
みが取り出される。
【0057】同様に、ペン12で検出された信号は、増
幅器14で増幅され、図5(3)に示すように、Y座標
信号検出器24で横電極50の走査期間内のみのパルス
が取り出される。
【0058】X座標信号検出器16で検出されたX座標
信号は、X座標比較器18において、予め設定された適
当なスレッシュホルドレベルと比較される。この比較の
結果、X座標信号がスレッシュホルドレベルより大きい
と判別されたとき、図5(4)に示すように、X座標比
較器18からHレベルの信号が出力される。
【0059】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図5(5)に示すように、
Y座標比較器26からHレベルの信号が出力される。
【0060】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18がHレベルの信号を出力するまでの
時間Txをカウントし、保持する。X座標パルスカウン
タ22は、X座標比較器18からのパルスの出力回数=
1を保持する。また、Y座標カウンタ28は、Y座標検
出開始からY座標比較器26がHレベルの信号を出力す
るまでの時間Tyをカウントし、保持する。
【0061】この場合、XY座標決定器30は、X座標
パルスカウンタ22のカウント値が1であり(ステップ
S1)、Tx>Tuxであるので(ステップS5)、ペ
ン12のペン先が下側半面にあると判定して、下側縦電
極走査開始からの時間Tx−TuxをX座標とする(ス
テップS7)。
【0062】また、XY座標決定器30は、Y座標信号
検出期間において横電極Y301〜Y400が先に走査
され、次いで横電極Y201〜Y300が走査されるの
で、Tyが100ライン分の走査時間よりも大きけれ
ば、Ty−(100ライン分の走査時間)をTyとし
(ステップS3)、Tyが100ライン分の走査時間以
下ならばTy+(100ライン分の走査時間)をTyと
し(ステップS4)、さらにTyに半面分のY座標オフ
セット(Y座標200ライン分の走査時間)を加算した
値Ty+(200ライン分の走査時間)をY座標とする
(ステップS7)。
【0063】[3]ペン12のペン先が座標検出面上の
上下画面の分割線の付近にあるとき。この場合、ペン1
2によって、図6(1)に示すような信号が検出され
る。すなわち、ペン12は上下半面の境界付近にあるの
で、上側縦電極46の走査時と下側縦電極48の走査時
の両方で、そのX座標に応じたタイミングでペン12で
の検出信号にパルスが生じる。
【0064】一方、横電極50の走査時には、上下半面
の境界付近にある横電極(Y200やY201の近辺)
への電圧の印加によって、上側半面内におけるY座標に
応じたタイミングでパルスが発生する。
【0065】ペン12で検出された信号は、増幅器14
で増幅され、図6(2)に示すように、X座標信号検出
器16で上下縦電極46,48の走査期間内のパルスの
みが取り出される。
【0066】同様に、ペン12で検出された信号は、増
幅器14で増幅され、図6(3)に示すように、Y座標
信号検出器24で横電極50の走査期間内のみのパルス
が取り出される。
【0067】X座標信号検出器16で検出されたX座標
信号は、X座標比較器18において、予め設定された適
当なスレッシュホルドレベルと比較される。この比較の
結果、X座標信号がスレッシュホルドレベルより大きい
と判別されたとき、図6(4)に示すように、X座標比
較器18からHレベルの信号が出力される。
【0068】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図6(5)に示すように、
Y座標比較器26からHレベルの信号が出力される。
【0069】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18が最初にHレベルの信号を出力する
までの時間Txをカウントし、保持する。X座標パルス
カウンタ22は、X座標比較器18からのパルスの出力
回数=2を保持する。また、Y座標カウンタ28は、Y
座標検出開始からY座標比較器26がHレベルの信号を
出力するまでの時間Tyをカウントし、保持する。
【0070】この場合、XY座標決定器30は、X座標
パルスカウンタ22のカウント値が2であり(ステップ
S1,S8)、ペン12が上下半面の境界付近にあると
判定する。この場合、XY座標決定器30は、Txをそ
のままX座標とする(ステップS9)。
【0071】また、横電極50への電圧の印加がY座標
信号検出期間において横電極Y101から開始されるの
で、XY座標決定器30は、Ty+(100ライン分の
走査時間)をY座標とする(ステップS9)。
【0072】さらに、XY座標決定器30は、このよう
にして求めたY座標が上下半面の境界から一定の範囲
(200ライン±K)の領域になければ(ステップS1
0)、測定エラーとして処理する(ステップS11)。
【0073】このようにして、上下半面の横電極を共通
のドライブIC端子で駆動する一般的なSTN方式LC
Dの構成のままで、LCD全面上のペン位置座標を検出
できるため、ドライブICの個数を増やす必要がなく、
コストを低く押さえることができ、ドライブICの実装
も容易である。
【0074】また、ペン12のペン先が上下画面の境界
付近にあるときには、X座標からの信号によってそのこ
とを検出して補正を行なうので、ペン先が上下画面の境
界付近にあるときでも、大幅な座標のずれが発生しない
といった効果がある。
【0075】次に、第2実施例について説明する。図8
及び図2は第2実施例に係わる座標入力機能付き表示装
置を示す図である。第2実施例の座標入力機能付き表示
装置は、座標入力の制御や表示駆動を行なう座標入力部
(図8)、及び表示を行なう表示部(図2)によって構
成されている。表示部は、前述した第1実施例の構成と
同じであるので、以下、図2を用いて説明する。
【0076】図8に示すように、座標入力部は、ペン1
2、増幅器14、X座標信号検出器16、X座標比較器
18、X座標カウンタ20、Y座標信号検出器24、Y
座標比較器26、Y座標カウンタ28、XY座標決定器
58、上下位置判定信号検出器60、上下位置判定信号
比較器62、及び電極ドライバ制御回路70によって構
成されている。なお、第1実施例と同じ構成部分につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
【0077】XY座標決定器58は、X座標カウンタ2
0及びY座標カウンタ28の各カウント値と、上下位置
判定信号比較器62からの情報に基づいて、ペン12を
用いて指示されたXY座標を決定する。
【0078】上下位置判定信号検出器60は、増幅器1
4によって増幅された信号にアナログ回路的な処理を施
して、ペン12によって指示されたY座標が上下反面の
どちらにあるかを検出するための信号を取り出す。
【0079】上下位置判定信号比較器62は、上下位置
判定信号検出器60によって検出された信号が、ある基
準値より大きくなったかどうかを検出し、その検出タイ
ミングが上側縦電極46に対する電圧の同時印加の際に
検出されたか、下側縦電極48に対する電圧の同時印加
の際に検出されたか、あるいはその両方で検出されたか
を示す情報をXY座標決定器58に出力する。
【0080】電極ドライバ制御回路70は、上側縦電極
ドライバ40、横電極ドライバ42、及び下側縦電極ド
ライバ44を制御して、表示や座標検出動作をさせる。
電極ドライバ制御回路10は、表示部におけるX方向、
Y方向の座標測定開始の指示(座標値の基準とする点に
対応する電極に対する駆動)のタイミングに応じて、X
座標信号検出器16、X座標カウンタ20、Y座標信号
検出器24、及びY座標カウンタ28に選択的に信号を
出力する。電極ドライバ制御回路70による制御の詳細
については後述する。
【0081】次に、第2実施例の動作について説明す
る。LCDの1フレームの動作時間は、従来技術の説明
で用いた図15と同様に、表示期間と座標検出期間に分
割される。また、表示期間において、LCDの各ドライ
バは、一般のLCDと同様に電極を駆動して任意のデー
タを表示させる。
【0082】ここで、座標検出期間の動作について説明
する。座標検出期間になると、電極ドライバ制御回路7
0は、各電極ドライバ40,42,44に順次座標測定
の開始を指示することにより、図9に示すようなタイミ
ングで、横電極50に順次電圧を印加し、次いで縦電極
(上側縦電極46,下側縦電極48)に順次電圧を印加
する。
【0083】ここで、横電極50は、上下画面の各画面
に1本づつの2本の電極(上側画面の上からi番目の電
極と、下側画面の上からi番目の電極)がドライバIC
の共通のドライブ端子に接続されており同時に駆動され
る。このため、図9に示すように、横電極Yi(i=1
〜200)と横電極Y(i+200)には同一信号が印
加され、また、各横電極には1回の走査期間に2回の電
圧印加がなされる。
【0084】この2回目の電圧の印加は、横電極Y20
0/Y400への電圧の印加に続いて、横電極Y1/Y
201への電圧の印加がなされるようなタイミングにな
っているので、上下半面の境目にあたるY200とY2
01への電圧の印加も連続したタイミングで行われるこ
とになる。これによって、上下半面の境界で、Y座標が
乱れて不連続になることを防ぐことができる。
【0085】なお、このような動作により、ペン12で
は横電極50の走査期間内に2回の信号検出が行われる
ことになるので、横電極走査期間の内の最初のY101
/y301への電圧印加から2回目のY100/Y30
0への電圧印加までの期間(図9、図10、図11、図
12におけるY座標信号決期間)の信号のみを、Y座標
信号検出器24で取り出すことにより、Y座標検出のた
めの信号(パルス)の発生を1回に制限する。また、Y
座標カウンタ28ではY座標信号検出期間の開始からの
時間をカウントしている。
【0086】また、このときの縦電極への電圧の印加
は、第1実施例において説明したような上側縦電極46
と下側縦電極48で別々の期間に順次電圧を印加するの
ではなく、上側縦電極46と下側縦電極48の両方同時
に各電極に対して順次電圧を印加する(図9において縦
電極走査期間)。
【0087】さらに、引き続き、全ての上側縦電極46
に同時に電圧が印加され、ついで全ての下側電極48に
同時に電圧を印加する(図9において上下半面検出期
間)。なお、上側縦電極46あるいは下側縦電極48に
同時にパルス電圧を印加することは、一般的なLCDド
ライバICが具備している液晶体への印加電圧の極性反
転機能を用いることで容易に実現することができる。
【0088】次に、ペン12によって座標検出面の任意
の位置が指示される状況毎([4]〜[6])に説明す
る。 [4]ペン12のペン先が座標検出面上の上側半面(上
画面)にあり、上下画面の分割線の付近にないとき。
【0089】この場合、ペン12によって、図10
(1)に示すような信号が検出される。すなわち、ペン
12は上側半面にあるので、横電極50の走査時(横電
極走査期間)にはY座標に応じたタイミングでペン12
での検出信号に弱いパルス(横電極走査期間内に2回)
が生じ、上側縦電極46及び下側縦電極48の走査時
(縦電極走査期間)にはそのX座標に応じたタイミング
でペン12での検出信号にパルスが生じる。ここでは、
上側縦電極46への電圧の印加によってパルス信号が検
出される。下側縦電極48とペン12との間は遠く離れ
ているので、下側縦電極48への電圧の印加ではペン1
2での検出信号にパルスは生じない。
【0090】また、上下半面検出期間では、上側半面に
ある上側縦電極(Xu1〜Xu640)への電圧の印加
によって、上半面信号検出期間のタイミングでパルスが
発生する。ペン12で検出された信号は、増幅器14で
増幅され、X座標信号検出器16、Y座標信号検出器2
4、及び上下位置判定信号検出器60に出力される。
【0091】X座標信号検出器16は、ペン12で検出
され増幅器14で増幅された信号から、図10(2)に
示すように、縦電極走査期間内のパルス(X座標信号)
のみを取り出す。同様に、Y座標信号検出器24は、図
10(3)に示すように、横電極50の走査期間(Y座
標信号検出期間)内のパルス(Y座標検出信号)のみを
取り出する。また、図10(4)に示すように、上下位
置判定信号検出回路60は、上下半面検出期間内のパル
ス(上下位置判定信号)のみを取り出す。
【0092】X座標信号検出器16で検出されたX座標
信号は、X座標比較器18において、予め設定された適
当なスレッシュホルドレベルと比較される。この比較の
結果、X座標信号がスレッシュホルドレベルより大きい
と判別されたとき、図10(5)に示すように、X座標
比較器18からHレベルの信号が出力される。
【0093】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図10(6)に示すよう
に、Y座標比較器26からHレベルの信号が出力され
る。
【0094】また、上下位置判定信号検出器60で検出
された上下位置判定信号は、上下位置判定信号比較器6
2において、予め設定された適当なスレッシュホルドレ
ベルと比較される。この比較の結果、上下位置判定信号
がスレッシュホルドレベルより大きいと判別されたと
き、図10(7)に示すように、上下位置判定信号比較
器62からHレベルの信号が出力される。上下位置判定
信号比較器62から出力された信号(上半面信号)は、
XY座標決定器58に入力される。
【0095】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18がHレベルの信号を出力するまでの
時間Txをカウントし、保持する。また、Y座標カウン
タ28は、Y座標検出開始からY座標比較器26がHレ
ベルの信号を出力するまでの時間Tyをカウントし、保
持する。
【0096】XY座標決定器58は、X座標カウンタ2
0、Y座標カウンタ28に保持されたカウント値、及び
上下位置判定信号比較器62から出力される信号に応じ
て、図13及び図14に示すフローチャートに従って動
作する。
【0097】この場合、XY座標決定器30は、上下位
置判定信号比較器62から上半面信号が出力され、かつ
下半面信号が出力されていないので、ペン12のペン先
が上下半面の境界付近にはなく、かつ上半面内にあるも
のと判定する(ステップA1)。
【0098】また、XY座標決定器58は、Y座標信号
検出期間において横電極Y101〜Y200が先に走査
され、次いで横電極Y1〜Y100が走査されるので、
Tyが100ライン分の走査時間よりも大きければ、T
y−(100ライン分の走査時間)をY座標とし(ステ
ップA3,A5)、Tyが100ライン分の走査時間以
下ならばTy+(100ライン分の走査時間)をY座標
とする(ステップA4,A5)。
【0099】また、X座標カウンタ20によってカウン
トされたTxをX座標とする(ステップA5)。 [5]ペン12のペン先が座標検出面上の下側半面(下
画面)にあり、上下画面の分割線の付近にないとき。
【0100】この場合、ペン12によって、図11
(1)に示すような信号が検出される。すなわち、ペン
12は下側半面にあるので、横電極50の走査時(横電
極走査期間)にはY座標に応じたタイミングでペン12
での検出信号に弱いパルス(横電極走査期間内に2回)
が生じ、上側縦電極46及び下側縦電極48の走査時
(縦電極走査期間)にはそのX座標に応じたタイミング
でペン12での検出信号にパルスが生じる。ここでは、
下側縦電極48への電圧の印加によってパルス信号が検
出される。上側縦電極46とペン12との間は遠く離れ
ているので、上側縦電極48への電圧の印加ではペン1
2での検出信号にパルスは生じない。
【0101】また、上下半面検出期間では、下側半面に
ある下側縦電極(Xl1〜Xl640)への電圧の印加
によって、下半面信号検出期間のタイミングでパルスが
発生する。ペン12で検出された信号は、増幅器14で
増幅され、X座標信号検出器16、Y座標信号検出器2
4、及び上下位置判定信号検出器60に出力される。
【0102】X座標信号検出器16は、ペン12で検出
され増幅器14で増幅された信号から、図11(2)に
示すように、縦電極走査期間内のパルス(X座標信号)
のみを取り出す。同様に、Y座標信号検出器24は、図
11(3)に示すように、横電極50の走査期間(Y座
標信号検出期間)内のパルス(Y座標検出信号)のみを
取り出する。また、図11(4)に示すように、上下位
置判定信号検出回路60は、上下半面検出期間内のパル
ス(上下位置判定信号)のみを取り出す。
【0103】X座標信号検出器16で検出されたX座標
信号は、X座標比較器18において、予め設定された適
当なスレッシュホルドレベルと比較される。この比較の
結果、X座標信号がスレッシュホルドレベルより大きい
と判別されたとき、図11(5)に示すように、X座標
比較器18からHレベルの信号が出力される。
【0104】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図11(6)に示すよう
に、Y座標比較器26からHレベルの信号が出力され
る。
【0105】また、上下位置判定信号検出器60で検出
された上下位置判定信号は、上下位置判定信号比較器6
2において、予め設定された適当なスレッシュホルドレ
ベルと比較される。この比較の結果、上下位置判定信号
がスレッシュホルドレベルより大きいと判別されたと
き、図11(7)に示すように、上下位置判定信号比較
器62からHレベルの信号が出力される。上下位置判定
信号比較器62から出力された信号(下半面信号)は、
XY座標決定器58に入力される。
【0106】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18がHレベルの信号を出力するまでの
時間Txをカウントし、保持する。また、Y座標カウン
タ28は、Y座標検出開始からY座標比較器26がHレ
ベルの信号を出力するまでの時間Tyをカウントし、保
持する。
【0107】XY座標決定器58は、上下位置判定信号
比較器62から上半面信号が出力されておらず、かつ下
半面信号が出力されているので、ペン12のペン先が上
下半面の境界付近にはなく、かつ下半面内にあるものと
判定する(ステップA6)。
【0108】また、XY座標決定器58は、Y座標信号
検出期間において横電極Y301〜Y400が先に走査
され、次いで横電極Y201〜Y300が走査されるの
で、Tyが100ライン分の走査時間よりも大きければ
(ステップA7)、Ty−(100ライン分の走査時
間)をTyとし(ステップA8)、Tyが100ライン
分の走査時間以下ならばTy+(100ライン分の走査
時間)をTyとし(ステップA9)、さらにTyに半面
分のY座標オフセット(Y座標200ライン分の走査時
間)を加算した値Ty+(200ライン分の走査時間)
をY座標とする(ステップA10)。
【0109】また、X座標カウンタ20によってカウン
トされたTxをX座標とする(ステップA10)。 [6]ペン12のペン先が座標検出面上の上下画面の分
割線の付近にあるとき。
【0110】この場合、ペン12によって、図12
(1)に示すような信号が検出される。すなわち、ペン
12は上下半面の境界付近(横電極Y200やY201
の近辺)にあるので、横電極50の走査時(横電極走査
期間)にはY座標に応じたタイミングでペン12での検
出信号に弱いパルス(横電極走査期間内に2回)が生
じ、上側縦電極46及び下側縦電極48の走査時(縦電
極走査期間)にはそのX座標に応じたタイミングでペン
12での検出信号にパルスが生じる。ここでは、上側縦
電極46及び下側縦電極48の両方の電圧の印加によっ
てパルス信号が検出される。
【0111】また、上下半面検出期間では、上側半面に
ある上側縦電極(Xu1〜Xu640)、及び下側半面
にある下側縦電極(Xl1〜Xl640)への電圧の印
加によって、上半面信号検出期間、下半面信号検出期間
のそれぞれのタイミングでパルスが発生する。ペン12
で検出された信号は、増幅器14で増幅され、X座標信
号検出器16、Y座標信号検出器24、及び上下位置判
定信号検出器60に出力される。
【0112】X座標信号検出器16は、ペン12で検出
され増幅器14で増幅された信号から、図12(2)に
示すように、縦電極走査期間内のパルス(X座標信号)
のみを取り出す。同様に、Y座標信号検出器24は、図
12(3)に示すように、横電極50の走査期間(Y座
標信号検出期間)内のパルス(Y座標検出信号)のみを
取り出する。また、図12(4)に示すように、上下位
置判定信号検出回路60は、上下半面検出期間内のパル
ス(上下位置判定信号)のみを取り出す。ここでは、上
半面信号検出期間と下上半面信号検出期間のそれぞれで
パルスが検出されるので、上下半面検出期間では2つの
パルスが取り出される。
【0113】X座標信号検出器16で検出されたX座標
信号は、X座標比較器18において、予め設定された適
当なスレッシュホルドレベルと比較される。この比較の
結果、X座標信号がスレッシュホルドレベルより大きい
と判別されたとき、図12(5)に示すように、X座標
比較器18からHレベルの信号が出力される。
【0114】同様に、Y座標信号検出器24で検出され
たY座標信号は、Y座標比較器26において、予め設定
された適当なスレッシュホルドレベルと比較される。こ
の比較の結果、Y座標信号がスレッシュホルドレベルよ
り大きいと判別されたとき、図12(6)に示すよう
に、Y座標比較器26からHレベルの信号が出力され
る。
【0115】また、上下位置判定信号検出器60で検出
された上下位置判定信号は、上下位置判定信号比較器6
2において、予め設定された適当なスレッシュホルドレ
ベルと比較される。この比較の結果、上下位置判定信号
がスレッシュホルドレベルより大きいと判別されたと
き、図12(7)に示すように、上下位置判定信号比較
器62からHレベルの信号が出力される。上下位置判定
信号比較器62から出力された信号(上半面信号、下半
面信号)は、XY座標決定器58に入力される。ペン1
2のペン先が上画面と下画面の境界にある場合には、図
12(1)に示すように、上半面信号検出期間と下半面
検出期間の両方で同等のパルスが検出されるため、上下
位置判定信号比較器62は、図12(7)に示すよう
に、2回のパルス信号を出力する。
【0116】X座標カウンタ20は、縦電極走査開始か
らX座標比較器18がHレベルの信号を出力するまでの
時間Txをカウントし、保持する。また、Y座標カウン
タ28は、Y座標検出開始からY座標比較器26がHレ
ベルの信号を出力するまでの時間Tyをカウントし、保
持する。
【0117】XY座標決定器58は、上下位置判定信号
比較器62から上半面信号が出力され、かつ下半面信号
が出力されているので、ペン12のペン先が上下半面の
境界付近にあるものと判定する(ステップA11)。
【0118】この場合、XY座標決定器58は、Txを
そのままX座標とする。また、横電極50への電圧の印
加が横電極走査期間において横電極Y101から開始さ
れるので、XY座標決定器58は、Ty+(100ライ
ン分の走査時間)をY座標とする(ステップA12)。
【0119】さらに、XY座標決定器58は、このよう
にして求めたY座標が上下半面の境界から一定の範囲
(200ライン±K)の領域になければ(ステップA1
3)、測定エラーとして処理する(ステップA14)。
このようにして、第2実施例における構成、及び動作に
よっても、第1実施例と同様の効果が得られるものであ
る。
【0120】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一般的な
構造のLCDを使って、ドライブICの増加によるコス
ト上昇を招くことなく、画面全体のY座標の検出を可能
にすることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる座標入力機能付き
表示装置の座標入力部の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施例に係わる座標入力機能付き
表示装置の表示部の構成を示す図。
【図3】第1実施例における座標検出期間の動作を説明
するためのタイミングチャート。
【図4】第1実施例におけるペン先が座標検出面上の上
側半面(上画面)にあり上下画面の分割線の付近にない
ときの動作を説明するためのタイミングチャート。
【図5】第1実施例におけるペン先が座標検出面上の下
側半面(下画面)にあり、上下画面の分割線の付近にな
いときの動作を説明するためのタイミングチャート。
【図6】第1実施例におけるペン先が座標検出面上の分
割線の付近にあるときの動作を説明するためのタイミン
グチャート。
【図7】第1実施例におけるXY座標決定器30の動作
を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の第2実施例に係わる座標入力機能付き
表示装置の座標入力部の構成を示すブロック図。
【図9】第2実施例における座標検出期間の動作を説明
するためのタイミングチャート。
【図10】第2実施例におけるペン先が座標検出面上の
上側半面(上画面)にあり上下画面の分割線の付近にな
いときの動作を説明するためのタイミングチャート。
【図11】第2実施例におけるペン先が座標検出面上の
下側半面(下画面)にあり、上下画面の分割線の付近に
ないときの動作を説明するためのタイミングチャート。
【図12】第2実施例におけるペン先が座標検出面上の
分割線の付近にあるときの動作を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図13】第2実施例におけるXY座標決定器58の動
作の一部を説明するためのフローチャート。
【図14】第2実施例におけるXY座標決定器58の動
作の一部を説明するためのフローチャート。
【図15】LCD一体型タブレットの動作を説明するた
めのタイミングチャート。
【図16】ペンとLCDの電極との関係を説明するため
の図。
【図17】ペンによる電圧検出を説明するための図。
【図18】STN方式のドットマトリクスLCDの構成
の一例を示す図。
【符号の説明】
10,70…電極ドライバ制御回路、12…ペン、14
…増幅器、16…X座標信号検出器、18…X座標比較
器、20…X座標カウンタ、22…X座標パルスカウン
タ、24…Y座標信号検出器、26…Y座標比較器、2
8…Y座標カウンタ、40…上側縦電極ドライバ、42
…横電極ドライバ、44…下側縦電極ドライバ、46…
上側縦電極、48…下側縦電極、50…横電極、58…
XY座標決定器、60…上下位置判定信号検出器、62
…上下位置判定信号比較器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された画素を駆動し
    てデ―タを表示するために、各画素に対応して設けられ
    た互いに直交するように2つの方向で電極が配設され、
    前記画素が配置された表示画面を2つの領域に分割する
    仮想の分割線と直交する電極が2分割されてそれぞれ第
    1電極駆動手段、第2電極駆動手段によって電圧が印加
    され、前記分割線と平行な電極が第3電極駆動手段によ
    って独立して電圧が印加される座標入力機能付き表示装
    置において、 前記表示画面上の任意の位置を指示するためのものであ
    って、前記各電極駆動手段によって電圧が印加された電
    極との間の容量を介して、電極に印加された電圧を検出
    する位置指示手段と、 前記位置指示手段によって検出された電圧値に基づい
    て、前記第3電極駆動手段による前記分割線と平行な電
    極への電圧の印加によって、電圧が印加された電極と直
    交する方向の、前記各領域内での前記位置指示手段によ
    って指示された点の座標を検出する分割領域内座標検出
    手段と、 前記位置指示手段によって検出された電圧値に基づい
    て、前記第1電極駆動手段及び前記第2電極駆動手段に
    よる電極への電圧の印加によって、前記2つの領域の何
    れに含まれるかを検出する分割領域検出手段と、 前記分割領域内座標検出手段によって検出された座標
    と、前記分割領域検出手段による検出結果に基づいて、
    前記表示画面中の前記位置指示手段によって指示された
    前記分割線と並行な電極と直交する方向の1点の座標を
    決定する座標決定手段と、 を具備したことを特徴とする座標入力機能付き表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極駆動手段と前記第2電極駆
    動手段は、異なった期間内でそれぞれ対応する電極に時
    間をずらせて電圧を印加し、 前記分割領域検出手段が前記期間内の何れで座標を検出
    したかによって何れの領域に含まれるかを検出するもの
    であって、両方の期間で座標を検出した場合に、 前記座標決定手段は、前記位置指示手段によって指示さ
    れた点が前記分割線の近傍であると判別して、前記分割
    領域内座標検出手段によって検出された座標をもとに、
    予め定められた処理を施して座標を決定することを特徴
    とする請求項1記載の座標入力機能付き表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第3電極駆動手段は、前記分割線と
    平行な電極内の前記分割線を挟んで隣接する2本の電極
    への電圧の印加を連続したタイミングで行なうことを特
    徴とする請求項1記載の座標入力機能付き表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極駆動手段と前記第2電極駆
    動手段は、異なる期間内でそれぞれに対応する電極に対
    して、全ての電極に同時に電圧を印加し、 前記分割領域検出手段は、何れの期間内で前記位置指示
    手段によって電圧値が検出されたかに基づいて領域を判
    別することを特徴とする請求項1記載の座標入力機能付
    き表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1電極駆動手段と前記第2電極駆
    動手段は、異なる期間内でそれぞれに対応する電極に対
    して、全ての電極に同時に電圧を印加し、 前記分割領域検出手段は、何れの期間内で前記位置指示
    手段によって電圧値が検出されたかに基づいて領域を判
    別するものであって、両方の期間で検出した場合に、 前記座標決定手段は、前記位置指示手段によって指示さ
    れた点が前記分割線の近傍であると判別して、前記分割
    領域内座標検出手段によって検出された座標をもとに、
    予め定められた処理を施して座標を決定することを特徴
    とする請求項1記載の座標入力機能付き表示装置。
JP11258294A 1993-05-27 1994-05-26 座標入力機能付き表示装置 Pending JPH0744318A (ja)

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JP11258294A JPH0744318A (ja) 1993-05-27 1994-05-26 座標入力機能付き表示装置

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JP5-125906 1993-05-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081908A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Samsung Display Co Ltd タッチ感知システム

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JP2014081908A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Samsung Display Co Ltd タッチ感知システム

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