JPH0744475U - 印刷用インキの供給装置 - Google Patents

印刷用インキの供給装置

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JPH0744475U
JPH0744475U JP8883992U JP8883992U JPH0744475U JP H0744475 U JPH0744475 U JP H0744475U JP 8883992 U JP8883992 U JP 8883992U JP 8883992 U JP8883992 U JP 8883992U JP H0744475 U JPH0744475 U JP H0744475U
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貞征 芦原
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八光記録紙工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、インキの供給量を軸方向に均
一とすることのできる印刷インキの供給装置を提供す
る。 【構成】 回転自在に支持されたロール体13の外周面
17に軸方向のインキ量を均一とするインキ溜18を形
成するとともに、前記ロール体13の外周面17の軸方
向に略平板状のブレード部材14を当接させてインキ壷
16を形成してなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印刷用インキの供給装置に係り、特に、印刷用インキの供給量を均 一とすることのできる印刷用インキの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、書物、新聞、カタログ等の大半は、オフセット、凸版、凹版等の各種 の印刷装置により大量印刷されている。
【0003】 そして、このような印刷装置においては、インキ壷内の印刷用インキを、複数 のインキロールを介して所望の版に供給し、用紙などの記録媒体に印刷するよう にされている。
【0004】 このような印刷装置に用いられる従来の印刷用インキの供給装置について、図 4により説明する。
【0005】 図4は従来の印刷用インキの供給装置の要部を示す斜視図である。
【0006】 図4に示すように、従来の印刷用インキの供給装置1は、相互に平行に配置さ れたロール体2とブレード部材3とにより、相互間に所望の印刷用インキ4を貯 留するインキ壷5が形成されるようになっている。そして、ロール体2は、例え ば直径70mm以上、長さ500〜2000mm程度とされ、図示しない適宜な フレームに回転自在に支持されており、ブレード部材3は略平板状とされている 。さらに、ロール体2の外周面6とブレード部材3のロール体2と対向する先端 部7とは、適宜な間隔αを隔てて相互に平行に配置されている。また、ブレード 部材3のロール体2と対向する先端部7の近傍には、ブレード部材3とロール体 2の外周面6との間隔αを調整する間隔調整部材としての複数の調整ねじ8がロ ール体2の軸方向に適宜な間隔をもって、図示しない適宜なフレームに固着され た所望の支持部材9を介して配置されている。
【0007】 そして、このように構成された従来の印刷用インキの供給装置1においては、 所望の印刷用インキ4をインキ壷5に投入するとともに、ロール体2を図におい て矢印にて示す反時計方向に回転させ、ロール体2の外周面6にロール体2とブ レード部材3の先端部7との間隙αにより形成される図において破線にて示すイ ンキ膜10を形成する。その後、ロール体2の外周面6に形成されるインキ膜1 0と接離自在とされた図において2点鎖線にて示す適宜なインキロール11をイ ンキ膜10に接触させて、インキロール11上にインキ膜10を転写させる。そ の後、インキロール11を図示しない複数のインキロール群側に移動させてイン キ膜10を受け渡し、当該インキロール群を介して所望の版に印刷用インキを供 給するようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の印刷用インキの供給装置1においては、ロール 体2の外周面6に形成されるインキ膜10の厚さがロール体2とブレード部材3 の先端部7との間隔αにより決定されるようになっており、ロール体2の外周面 6とブレード部材3の先端部7との間隔αを複数の調整ねじ8により調節可能と されているものの、印刷用インキ4の粘度が比較的高いことによる印刷用インキ 4のインキ膜10形成時の圧力で、図5に示すように、調整ねじ8に支持されて いる部分の間隔α01に比べて調整ねじ8に支持されていない部分の間隔α02が大 きくなり、ロール体2の外周面6とブレード部材3の先端部7との間隔αが軸方 向に不均一になるという問題点があった。
【0009】 すなわち、ロール体2の外周面6に形成されるインキ膜10の厚さがロール体 2の軸方向に対して不均一となり、このインキ膜10をインキロール11に転写 させると、インキロール11に転写されたインキ膜10aも軸方向にほぼ同一形 状となり、インキ膜10aの径方向の断面積(インキ量)が軸方向の部分により 異なることとなって、軸方向のインキ膜10aの厚さが厚い部分と薄い部分とが 生じ、結果として図示しない版に均一な印刷用インキ4を供給することが困難で あるという問題点があった。
【0010】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、前述した従来のものにおけ る問題点を克服し、簡単な構造で、インキの供給量を軸方向に均一とすることの できる印刷インキの供給装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に記載の本考案の印刷インキの供給装置 は、回転自在に支持されたロール体の外周面に軸方向のインキ量を均一とするイ ンキ溜を形成するとともに、前記ロール体の外周面の軸方向に略平板状のブレー ド部材を当接させてインキ壷を形成してなることを特徴としている。
【0012】 そして、請求項2に記載の本考案の印刷用インキの供給装置は、請求項1にお いて、前記ブレード部材が変形防止体により支持されていることを特徴としてい る。
【0013】 さらに、請求項3に記載の本考案の印刷用インキの供給装置は、請求項1また は請求項2において、前記ロール体に対する前記ブレード部材の当接力を調節自 在とすることを特徴としている。
【0014】
【作用】
前述した構成からなる本考案の印刷用インキの供給装置によれば、ロール体と ブレード部材の先端部とを当接させてインキ壷を形成するとともに、ロール体の 外周面に軸方向のインキ量が均一なインキ溜を凹設することにより、軸方向に均 一な厚さの印刷用インキを容易に供給することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図3により説明する。
【0016】 図1は本考案に係る印刷用インキの供給装置の要部を示す斜視図である。
【0017】 図1に示すように、本実施例の印刷用インキの供給装置12は、ロール体13 とブレード部材14とにより、相互間に所望の印刷用インキ15を貯留するイン キ壷16が形成されるようになっている。
【0018】 前記ロール体13は、例えば直径70mm以上、長さ500〜2000mm程 度とされ図示しない適宜なフレームに回転自在に支持されるとともに、図示しな いモータ等の適宜な駆動源により回転駆動されるようになっっている。そして、 ロール体13の外周面17の両端部を除く所定部分には、軸方向のインキ量を均 一とするインキ溜としての適宜な多条螺旋溝18が凹設されている。
【0019】 前記ブレード部材14は、鋼またはステンレス鋼等の弾性体により略平板状に 形成され、その一端が前記ロール体13の図において下方左側の外周面17に当 接されている。そして、ブレード部材14を図において下方から支持するように して剛性体により形成された変形防止体としての略平板状のブレード支持部材1 9が配置されている。このブレード支持部材19は、ブレード部材14の少なく ともロール体13と当接する先端部20からロール体13方向に突出しないよう にして、調節自在とされた当接力をもって当接されている。すなわち、ブレード 部材14の先端部20は、ブレード支持部材19によりロール体13の外周面1 7に向かって調節自在な当接力をもって付勢されている。
【0020】 つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用について図1から図3について 説明する。
【0021】 図2は本実施例の印刷用インキの供給装置を凸版印刷装置に用いた一実施例の 要部を示す模式図であり、図3は印刷用インキの供給状態を説明する模式図であ る。
【0022】 図2に示すように、本実施例の印刷用インキの供給装置12を用いた凸版印刷 装置21は、図示しない適宜なフレームにインキの供給方向上流側から順に、図 1に示す印刷用インキの供給装置12と、印刷用インキの供給装置12のロール 体13の外周面17と平行で、かつ、回転自在なインキロール群22と、回転自 在なシリンダ状の所望の凸版23と、ゴム様弾性体により形成された回転自在な インプレッションシリンダ24とが配置されている。そして、前記凸版23とイ ンプレッションシリンダ24とは、記録媒体としての用紙25を介して適宜な圧 接力をもって当接されており、用紙25を図において矢印にて示すように走行可 能としている。
【0023】 前記インキロール群22は、インキの供給方向上流側から順に、ゴム様弾性体 により形成された適宜なインキロール26a,26b,26cと適宜な金属から なる金属ロール27a,27bとがその外周面どうしを所望の当接力をもって接 触するようにして交互に配置されている。そして、インキの供給方向の最上流側 に位置するインキロール26aは、前記ロール体13の外周面17と、インキの 供給方向下流側に位置する金属ロール27aの表面との間を図において両矢印に て示すように接離自在に可動とされている。さらに、インキの供給方向最下流側 に位置するインキロール26cは、前記凸版23と所望の当接力をもって当接さ れている。また、ロール体13に隣位するインキロール26aを除く他のインキ ロール26b,26cは軸方向に所望のストロークをもって往復動可能とされて いる。
【0024】 この状態において、インキ壷16に所望の印刷用のインキ15を投入し凸版印 刷装置21を稼働させると、印刷用インキの供給装置12においては、ロール体 13が反時計方向に回転を開始する。
【0025】 すると、ブレード部材14の先端部20がブレード支持部材19により調節自 在な当接力を付与されてロール体13の外周面17と当接されているため、イン キ壷16内の印刷用インキ15は、図1に示すロール体13の外周面17に凹設 されたインキ溜としての多条螺旋溝18内に充填されることとなる。また、この 場合に、少なくともブレード部材14の先端部20は、ブレード支持部材19に よって波打ち等の変形が確実に防止された状態を保持することができる。
【0026】 つぎに、所定のタイミングをもってロール体13に隣位するインキロール26 aをロール体13に当接させることにより、このインキロール26aはインキの 供給方向下流側に位置する金属ロール27aから離間する。そして、図3に示す ように、インキロール26aの表面には、ロール体13の多条螺旋溝18内に充 填された図において斜線にて示す印刷用インキ15がその形状を保持した状態で 転写される。つまり、インキロール26aの表面に転写された印刷用インキ15 は、従来と異なり径方向のインキ量が軸方向のどの部分でも同一量とされた状態 とすることができる。なお、ロール体13の外周面17に凹設するインキ溜の形 状等は、インキロール26aの表面に転写した印刷用インキ15のインキ量が軸 方向のどの部分でも同一量となる形状、例えばアヤメ状のメッシュ形状、ワイヤ バー形状等の各種の形状から設計コンセプトにより選択することができる。
【0027】 図2に戻って、つぎに、所定のタイミングをもってインキロール26aをロー ル体13から離間させ、インキの供給方向下流側に位置する金属ロール27aに 当接させる。
【0028】 すると、インキロール26aの表面に転写された多条螺旋溝形状の印刷用イン キ15(図3)は、金属ロール27aの表面に転写されるとともに、両者の回転 により随時軸方向に均一な膜厚のインキ膜(図示せず)となりながらインキロー ル26b,26cの軸方向の往復動作によりインキ練りが行われ、凸版23の表 面に供給され、用紙25に所望の文字等の画像の印刷が施される。
【0029】 以上説明したように、本実施例の印刷用インキの供給装置12は、ロール体1 3とブレード部材14の先端部20とを当接させてインキ壷16を形成するとと もに、ロール体13の外周面17に軸方向のインキ量が均一なインキ溜18が凹 設されているので、インキ壷16に投入した印刷用インキ15をロール体13に 凹設したインキ溜18に確実に充填し、そのインキ溜18に充填した印刷用イン キ15をインキ溜18の形状を保持させた状態でインキロール26aに転写させ 、軸方向に均一な厚さ(量)の印刷用インキ15を容易に供給することができる 。
【0030】 また、ロール体13とブレード部材14の先端部20との当接力を調節可能と しているので、ロール体13とブレード部材14の先端部20との当接力を小さ くすると、印刷用インキ15は多条螺旋溝18に充填されるとともに、ロール体 13の多条螺旋溝18の間の外周面13aにも所望の厚さの印刷用インキ15の インキ膜(図示せず)が形成されることとなり、これら全ての印刷用インキ15 がインキロール26aに転写され、インキの供給量を増加させることができる。 すなわち、ロール体13とブレード部材14の先端部20との当接力を調節する ことにより、印刷用インキ15の供給量を増減し、印刷の濃度調整を容易に行う ことができる。
【0031】 また、図1に破線にて示すように、ブレード支持部材19の先端部20近傍に 適宜な部分濃淡調整手段としての複数の調整ねじ28を、ロール体13の軸方向 に所望の間隔をもって配置させるとともに、ロール体13とブレード部材14と の当接力を若干弱くし、各調整ねじ28を制御してロール体13とブレード部材 14との当接力をロール体13の軸方向に対して部分的に調整させることができ る。このようにするとロール体13の軸方向に濃淡を有する印刷を施すことが可 能となる。
【0032】 なお、本考案は前述した実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々 の変更が可能である。
【0033】
【考案の効果】 以上説明したように本考案の印刷用インキの供給装置によれば、ロール体とブ レード部材の先端部とを当接させてインキ壷を形成するとともに、ロール体の外 周面に軸方向のインキ量が均一なインキ溜を凹設することにより、軸方向に均一 な厚さの印刷用インキを容易に供給することができるという実用的な効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印刷用インキの供給装置の要部を
示す斜視図
【図2】本考案に係る印刷用インキの供給装置を凸版印
刷装置に用いた一実施例の要部を示す模式図
【図3】本考案に係る印刷用インキの供給装置による印
刷用インキの供給状態を説明する模式図
【図4】従来の印刷用インキの供給装置の要部を示す斜
視図
【図5】従来の印刷用インキの供給装置による印刷用イ
ンキの供給状態を説明する模式図
【符号の説明】
12 印刷用インキの供給装置 13 ロール体 14 ブレード部材 15 印刷用インキ 16 インキ壷 17 外周面 18 多条情螺旋溝(インキ溜) 19 ブレード支持部材(変形防止体) 20 先端部 21 凸版印刷装置 22 インキロール群 23 凸版 24 インプレッションシリンダ 25 用紙(記録媒体) 26a、26b、26c インキロール 27a,27b 金属ロール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持されたロール体の外周面
    に軸方向のインキ量を均一とするインキ溜を形成すると
    ともに、前記ロール体の外周面の軸方向に略平板状のブ
    レード部材を当接させてインキ壷を形成してなることを
    特徴とする印刷用インキの供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレード部材に変形防止体を装着し
    たことを特徴とする請求項1に記載の印刷用インキの供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記ロール体に対する前記ブレード部材
    の当接力を調節自在としたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の印刷用インキの供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145572A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Seiko Epson Corp ワイヤーバーおよび画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61106374U (ja) * 1984-12-14 1986-07-05

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