JPH074456B2 - 刺繍データ作成装置 - Google Patents

刺繍データ作成装置

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JPH074456B2
JPH074456B2 JP28326890A JP28326890A JPH074456B2 JP H074456 B2 JPH074456 B2 JP H074456B2 JP 28326890 A JP28326890 A JP 28326890A JP 28326890 A JP28326890 A JP 28326890A JP H074456 B2 JPH074456 B2 JP H074456B2
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JP
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史明 浅野
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は刺繍データ作成装置に関するものであり、特
に、模様の内側に模様を作成する技術に関するものであ
る。
従来の技術 模様を刺繍縫目で埋める場合には、一般に、模様を規定
する輪郭線上の2点をつないで縫目が形成される。この
場合、縫目は輪郭線上の2点を1個の縫目でつなぐ場合
と、複数の縫目でつなぐ場合とがある。後者には例えば
畳縫がある。畳縫を行う場合には、輪郭線上の2点の間
に予め定められた数の針落ち位置が等間隔に設定され、
輪郭線内には針落ち位置が刺繍進行方向に沿って直線状
に並ぶ畳の目のような模様が形成される。
発明が解決しようとする課題 輪郭線上の2点を1個の縫目でつなぐ場合には輪郭線に
より規定される模様のみが形成され、輪郭線内に別の模
様を形成しようとすれば、模様を、その模様内に形成さ
れる別の模様の領域と、残りの領域とに分け、各領域毎
に別々に刺繍を行うことが必要となる。畳縫の場合は輪
郭線内に模様が形成されるが、決まった模様しか得られ
ない。
本発明は、1回の刺繍で模様を規定する輪郭線内に別の
模様を任意形成することができる刺繍データの作成可能
な装置を提供することを課題として為されたものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明の刺繍データ作成装置は、上記の課題を解決する
ために、第1図に示すように、(a)少なくとも一部に
おいて重なり合い、ミシンの縫目で埋められるべき複数
の模様の輪郭線を規定する複数の模様データを記憶する
重なり模様データ記憶手段と、(b)前記複数の模様デ
ータに基づいて、前記複数の模様の各輪郭線のうち最も
外側に位置する部分の集合から成る外側輪郭線の、刺繍
進行方向に沿って延びる2部分の上にそれぞれ1群ずつ
の針落ち位置を設定するとともに、各群に属する1個ず
つの針落ち位置をつなぐ縫目線と前記各輪郭線の外側輪
郭線内に位置する部分との交点の各々に針落ち位置を設
定する針落ち位置データ作成手段と含むように構成され
る。
作用および発明の効果 本発明の刺繍データ作成装置により作成された刺繍デー
タに従って刺繍を行えば、複数の模様の各輪郭線の外側
輪郭線内に位置する部分上に縫針が落ち、そこで縫目が
区切られることにより模様が形成される。縫目の区切は
明瞭にわかり、縫目の区切を輪郭線とし、互に重なり合
う模様の輪郭線により規定される模様が外側輪郭線によ
り規定される模様の中に形成されることとなるのであ
り、一回の刺繍によって模様の輪郭線内に異なる模様を
形成することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において10はミシンテーブルであり、このミシン
テーブル10上にはベッド12およびミシン機枠14が設けら
れている。ミシン機枠14は、ベッド12から立ち上がった
脚柱部16と、その脚柱部16の上端から片持ち状にかつベ
ッド12にほぼ平行に延びる上方アーム18とから成る。こ
のミシン機枠14には、針棒22が針棒台(図示省略)によ
り上下方向に移動可能に取り付けられ、その下端部に縫
針24が固定されている。針棒22は針棒抱き等を介してミ
シンモータ26(第3図参照)に接続されており、ミシン
モータ26の駆動によって針棒22および縫針24が上下往復
運動させられる。ベッド12の上面には開口が形成されて
いる。この開口は針板30によって塞がれているが、針板
30には針孔38が形成されており、針24はこの針孔38から
針板30の下方へ突入し、図示しない釜と協力して縫目を
形成する。
また、ミシンテーブル10,ベッド12上には、刺繍枠42が
ミシンの左右方向であるX軸方向と、前後方向であるY
軸方向とに移動可能に取り付けられている。刺繍枠42は
円環状の外枠44と、外枠44の内側に嵌められる内枠46と
を有し、それら枠44,46により加工布を保持する。外枠4
4にはX軸方向に延び出すスライド部48が形成され、ミ
シンテーブル10上にY軸方向に設けられた一対のガイド
パイプ50に摺動可能に嵌合されている。これらガイドパ
イプ50の両端部は支持台52,54によって支持されてい
る。一方の支持台52は、送りねじ56,X軸送りモータ58に
よってX軸方向に移動させられるようになっており、他
方の支持台54はミシンテーブル10の上面から離間させら
れている。これらスライド部48,支持台52,54には一対の
無端のワイヤ60が係合せられており、ワイヤ60が回転伝
達軸62,Y軸送りモータ64によって移動させられることに
よりスライド部48がY軸方向に移動させられる。刺繍枠
42は、支持台52のX軸方向の移動とスライド部48のY軸
方向の移動とによって水平面内の任意の位置に移動させ
られるのであり、この移動と縫針24の上下動とによって
加工布に刺繍が施される。
本ミシンは、制御装置70によって制御される。制御装置
70は、第3図に示すように、CPU72,ROM74,RAM76および
バス78等を含むコンピュータを主体とするものである。
バス78には入力インタフェース80が接続され、入力イン
タフェース80にはキーボード82,外部記憶装置84が接続
されている。キーボード82は、加工布に施す刺繍の模
様,模様の内側に形成する模様や糸密度等を入力するも
のであり、アルファベット,数字,記号,カナ等刺繍模
様を指示するキーを始めとし、データの入力に必要な種
々のキーが設けられている。また、外部記憶装置84には
刺繍を施す模様に関するデータが記憶されている。本実
施例において模様は、曲線が直線に近似され、第7図に
示す模様86のように、四角形あるいは三角形のブロック
が1列に並んだ形とされ、各ブロック毎に模様データが
作成されている。模様データは、ブロックの頂点の座標
データを含む。刺繍は、四角形あるいは三角形を画定す
る4本あるいは3本の輪郭線素のうちの2本を交互につ
なぎ、輪郭線素内を縫目で埋めることにより行われる。
ブロックが三角形の場合には、3個の頂点の1個は2個
の頂点が重なり合ったものであると考えられ、四角形と
同様に4個の頂点があるものとして扱われる。これら4
個の座標データにはそれぞれ番号データが付される。互
に縫目でつながれる2本の輪郭線素のうちの一方を規定
する2個の頂点に1番,3番の符号が付され、他方の輪郭
線素を規定する2個の頂点に2番,4番の符号が付される
のであり、この際、1番および2番が刺繍進行方向(模
様が縫目で埋められていく方向)の一方の側に位置し、
3番および4番が他方の側に位置するように番号データ
が付される。模様86は四角形状を成す3個のブロックB1
〜B3から成り、各ブロックの頂点にそれぞれ第7図に示
すように番号データが付される。矢印で示すのは刺繍進
行方向である。また、三角形の場合には、第6図に示す
三角形88のように3個の頂点のうちの1点に番号データ
が2個付される。
バス78にはまた出力インタフェース100が接続され、出
力インタフェース100にはモータ駆動回路104,106,108お
よび表示駆動回路110を介してミシンモータ26,X軸送り
モータ58,Y軸送りモータ64および表示装置112が接続さ
れている。表示装置112はデータ入力を支援するコメン
トや入力されたデータ,刺繍が施される模様の形状等を
画面に表示するものである。また、RAM76には第4図に
示すように、模様データエリア114,内部輪郭線データエ
リア116,縫目データエリア118,針落ち位置データエリア
120およびカウンタ122等がワーキングメモリと共に設け
られている。さらに、ROM74には第5図にフローチャー
トで示す針落ち位置設定ルーチンが記憶されている。こ
の針落ち位置設定ルーチンは、模様の内側に別の模様を
形成することができる刺繍データを作成するルーチンで
あり、以下、このフローチャートに基づいて針落ち位置
の設定を説明する。
模様データの作成が指示されば、まず、ステップS1(以
下S1と略記する。他のステップについても同じ。)にお
いて刺繍縫目で埋めるべき模様の指定を指示するメッセ
ージが表示装置112に表示され、S2において指定が終了
したか否かの判定が行われる。指定終了データが入力さ
れるまでS2が繰り返し実行され、指定が終了すればS3に
おいて指定された模様(ここでは模様86が指定されたも
のとする)を規定する模様データが外部記憶装置84から
読み込まれるとともに、模様データエリア114に格納さ
れる。次いで、S4において模様86内に形成する別の模様
の輪郭線の入力を指示するメッセージが上記装置112に
表示される。今、模様86内に第8図に示すように菱形模
様130を形成するとすれば、輪郭線の入力は菱形模様130
を画定する4個の頂点を入力することにより行われる。
本実施例では、模様86の輪郭線が、刺繍が施される模様
のうち最も外側に位置する輪郭線であり、菱形模様130
の輪郭線が外側輪郭線内に位置する輪郭線である。菱形
模様130については4個の頂点A,B,C,Dの座標がそれぞ
れ、模様86の構成するブロックB1,B2,B3の場合と同様
に、番号データを付して入力され、S5において順次内部
輪郭線データエリア116に格納される。S6においては入
力が終了したか否かの判定が行われ、入力が終了するま
でS4〜S6が繰り返し実行される。入力が終了すればS7が
実行され、糸密度が模様データエリア114から読み込ま
れる。糸密度は、模様内に形成される縫目の数の多少で
あり、単位長さ当たりにおける針落ち位置数で表され
る。本実施例では、糸密度は模様86の刺繍進行方向にお
ける単位長さ当たりの針落ち位置数で設定され、模様86
の指定時に入力されて模様データエリア114に格納され
ている。
読出し後、S8が実行され、指定された模様86について縫
目データが製作されて縫目データエリア118に格納され
る。縫目データを作成する場合、まず、各ブロックB1,B
2,B3毎に中心線が求められ、その中心線上の針落ち位置
が求められる。中心線は、両端が1番および2番の頂点
である輪郭線と、両端が3番および4番の頂点である輪
郭線との各中点をつなぐことにより求められ、糸密度に
基づいて中心線上の針落ち位置数が求められる。そし
て、両端が1番および3番の頂点である輪郭線と、両端
が2番および4番の頂点である輪郭線とがそれぞれ、中
心線について求められた針落ち位置数で除され、針落ち
位置P1,P2,P3・・・およびQ1,Q2,Q3・・・が算出さ
れるのである。算出後、それら2本の輪郭線素について
それぞれ算出された針落ち位置が交互に2個ずつ対にさ
れて縫目データとされるとともに、縫目データエリア11
8に格納される。模様86の場合、第9図に示すように、
刺繍開始位置はブロックB1の1番の頂点であるSに設定
されており、この点SはブロックB1の2番および4番の
各頂点ににより規定される輪郭線素上に求められた1番
目の針落ち位置Q1とつながれて1番目の縫目l1を形成す
る。SおよびQ1が対にされ、縫目データエリア118に格
納されるのである。また、次に形成された縫目は、針落
ち位置Q1とP1とをつないで成る縫目l2である。さらに、
模様86に形成される全部の縫目の数(対にされた針落ち
位置の数)Nが求められ、縫目データエリア118に格納
される。
このように縫目データが求められた後、S9が実行され、
カウンタ122のカウント数Cが1にセットされた後、S10
においてカウント数Cに対応する縫目データ、すなわち
点Sと点Q1とをつなぐ1番目の縫目データが縫目データ
エリア118から読み出される。縫目データが格納される
縫目データエリア118の最初のアドレスはわかってお
り、また、複数の縫目データはそれぞれ同じ量の記憶領
域を使って格納されていて、新たな縫目データを読み出
す場合には、アドレスが1縫目データの記憶領域分ずつ
自動的にインクリメントされて次の縫目データが読み出
される。S11においては、この読み出された縫目データ
により規定される縫目と、菱形模様130の4本の輪郭線
素AB,BC,CD,DAとの交点があるか否かの判定が行われ
る。菱形模様130について記憶された4個の頂点座標に
基づいて4本の輪郭線素が設定され、交点があるか否か
の判定が行われるのであるが、輪郭線素は、頂点に付さ
れた番号データ1番と2番,2番と3番,3番と4番,4番と
1番とをそれぞれつないで作られる。縫目l1の場合、交
点はないためS11はNOとなり、S12において点Sおよび点
Q1が針落ち位置データエリア120に格納され、S13におい
てカウンタ122にカウント値Cが1増加させられた後、S
13においてCが全部の縫目データ数Nより大きいか否か
により、全部の縫目データにより規定される縫目につい
て菱形模様130との交点の有無が判定されたか否かの判
定が行われる。縫目l1は最初の縫目であるためS14はNO
となり、ルーチンの実行はS10に戻る。
S10においては2番目に格納された縫目データが読み出
され、S11においては、針落ち位置Q1,P1により規定さ
れる2番目と縫目l2と菱形模様130の4本の輪郭線素と
の交点があるか否かの判定が行われるが、縫目l2も交点
がないためS11はNOとなり、S12において針落ち位置が針
落ち位置データエリア120に格納される。この際、縫目l
2を規定する2個の針落ち位置のうち、縫目l1を規定す
る針落ち位置と共通である針落ち位置Q1は格納されず、
針落ち位置P1のみが格納される。第10図に示すように、
針落ち位置P1,Q2により規定される縫目l3および針落ち
位置Q2,P2により規定される縫目l4は菱形模様130との
交点はないが、針落ち位置P2,Q3により規定される縫目
l5は交点m1,m2において交差する。したがって、S11はY
ESとなり、S15において縫目15規定する一方の針落ち位
置Q3および交点m1,m2が針落ち位置データエリア120に
格納される。この際、m1,m2,Q3は、刺繍進行方向と交
差する方向において針落ち位置P2に近い針落ち位置から
順に格納される。次の縫目l6も交点があり、S11がYESと
なってS15において針落ち位置および交点が針落ち位置
データエリア120に格納される。模様86について作成さ
れた全部の縫目について交点があるか否かの判定が行わ
れればS14がYESとなり、ルーチンの実行は終了する。
このように作成された針落ち位置データに基づいて刺繍
を行えば、第11図に示すように、菱形模様130の4本の
輪郭線素AB,BC,CD,DA上に縫針24が落ち、縫目で埋めら
れた模様86内に菱形模様130が針落ち点の集合により形
成されることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
外側輪郭線である模様86の輪郭線のうち、針落ち位置
P1,P2,P3・・・が設定される部分と、針落ち位置Q1
Q2,Q3・・・が設定される部分とが、それぞれ刺繍進行
方向に沿って延びる2部分である。そして、外部記憶装
置84,模様データエリア114および内部輪郭線データエリ
ア116が重なり模様データ記憶手段1を構成し、ROM74の
S8〜S15を記憶する部分ならびにCPU72およびRAM76のそ
れらステップを実行する部分が針落ち位置データ作成手
段2を構成しているのである。
なお、上記実施例において模様86の内側に形成される菱
形模様130は、その頂点の座標がオペレータにより入力
されるようになっていたが、模様86と同様に予め頂点の
座標が外部記憶装置84に記憶されている模様である場合
には、S4においては菱形模様130を指定するとともに、
模様86内における位置を指定すればよい。また、この場
合、S11の判定は、菱形模様130について記憶された頂点
の座標A,B,C,Dと模様86内における位置データとに基づ
いて行われる。
上記実施例において模様86内には菱形模様130が1個形
成されるようになっていたが、2個以上形成することも
でき、第12図に示すように模様134内に、一部が互に重
なった2個の菱形模様136,138を形成することもでき
る。この場合にも上記実施例の場合と同様に、各菱形模
様136,138をそれぞれ規定する4個ずつの頂点の座標を
番号を付して入力し、それら頂点により作られる4本ず
つの輪郭線素と模様134を埋める縫目との交点を求め、
針落ち位置データを作成すればよい。
また、模様内に形成する模様は、上記菱形模様130,136,
138のように閉じた図形に限らず、第13図に示すような
模様140内に形成される直線142,144あるいは曲線であっ
てもよい。
さらに、上記実施例においては、模様の中に別の模様全
部が含まれる場合について説明したが、第14図および第
15図に示すように、2個の模様146,148をその一部にお
いて重ね、重複部分を模様として表すようにすることも
できる。この場合には2個の模様146および148の各輪郭
線のうち最も外側に位置する部分の集合から成る外側輪
郭線に基づいて、その外側輪郭線上の2個の針落ち位置
を交互につなぐ縫目データを作成し、その縫目データに
より規定される縫目と模様146,148の重複部分を規定す
る輪郭線素との交点を求めて針落ち位置データを作成す
る。オペレータは、模様148の座標を入力する際、模様1
48の模様146内に含まれる部分を規定する3個の座標
b1,b5,b6と、模様146に含まれない部分を規定する座
標b2,b3,b4,b5,b6とをそれぞれ分けて入力する。縫
目データは、模様146を規定する点a1,a2,a3,a4
a5,a6,a7,a8および模様148を規定する点のうちの点b
2,b3,b4,b5,b6により規定される外側輪郭線につい
て作成され、それら縫目データにより規定される縫目
と、重複部分を規定する輪郭線b1b5およびb1b6との交点
が求められ、縫目形成時に交点に縫針24が落ちるように
針落ち位置データが作成されて、それにより第15図に示
すように縫目が形成される。
なお、模様146の輪郭線と模様146の輪郭線との交点なら
びに模様148のうち模様146に含まれる部分は、オペレー
タの入力によらず、自動的に求めるようにしてもよい。
また、模様148は模様146と共に模様を形成し、縫目デー
タが作成されるようになっていたが、模様148の模様146
に含まれない部分は模様146とは別の模様として刺繍を
行うこともある。この場合には、模様148は点b5,b2,b
4,b3,b6により規定される模様として、模様146とは別
に縫目データが作成される。この場合、模様148が模様1
46と同様に予め2個のブロック(点b1,b2,b4により規
定される第一ブロックおよび点b2,b4,b3により規定さ
れる第二ブロック)に分割された外部記憶領域84に記憶
されているとすれば、第一ブロックはその一部が模様14
6に含まれるため、点b5,b2,b4,b6により規定される
ブロックに変更され、そのブロックおよび第二ブロック
についてそれぞれ縫目データが作成される。
また、第16図および第17図に示す模様150,152について
も、第14図および第15図の模様146,148の場合と同様に
針落ち位置データを設定することにより、重複部分を模
様として表すことができる。この場合、模様150は予め
複数のブロックに分割されて外部記憶装置84に記憶され
ているのであるが、模様152と重ねられることによりブ
ロックの分割を修正することが必要であれば、再分割さ
れて縫目データが形成される。
さらに、互に重なり合う模様は2個に限らず、第18図お
よび第19図に示す模様160,162,164のように3個であっ
てもよく、この場合にも第14図および第15図の模様146,
148の場合と同様に、3個の模様160,162,164の各輪郭線
のうち最も外側に位置する輪郭線素の集合から成る模様
について、輪郭線上の2点をつないで成る縫目のデータ
を作成し、それら縫目の各々と、模様の重複部分を規定
する輪郭線素との交点を求めて針落ち位置データを作成
する。また、模様は4個以上重ね合わせてもよい。
さらに、上記各実施例において針落ち位置は、外側輪郭
線上の2点をつなぐ全部の縫目を求めた後、各縫目と重
複部分の模様を規定する輪郭線の交点を算出することに
より設定されるようになっていたが、縫目を求める際に
同時に設定するようにしてもよい。
さらにまた、上記各実施例においては輪郭線が直線であ
る模様を重ね合わせる場合を例に取って説明したが、模
様は円弧等の曲線から成る輪郭線により規定されるも
の、あるいは曲線を含む輪郭線により規定されるもので
もよく、上記各実施例の場合と同様に外側輪郭線と、そ
の内側に位置する輪郭線との交点を求めて模様を形成す
ることができる。
その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成を概念的に示す図である。第2図
は本発明の一実施例である刺繍データ作成装置を刺繍ミ
シンと共に示す斜視図である。第3図は上記刺繍ミシン
を制御する制御装置の構成を示すブロック図である。第
4図は上記制御装置の主体を成すコンピュータのRAMの
構成を示す概念図である。第5図は上記コンピュータの
ROMに記憶された針落ち位置設定ルーチンを示すフロー
チャートである。第6図は上記刺繍データ作成装置によ
り刺繍データを作成される三角形を示す図である。第7
図は上記針落ち位置設定ルーチンに基づいて針落ち位置
データを作成される模様を示す図であり、第8図はその
模様および内部に形成される別の模様を示す図である。
第9図は第7図の模様における縫目データの作成を説明
する図である。第10図は上記針落ち位置設定ルーチンに
基づいて第7図の模様について針落ち位置を設定する場
合を示す図である。第11図は第7図の模様について形成
される縫目を示す図である。第12図および第13図はそれ
ぞれ、上記針落ち位置設定ルーチンにより針落ち位置が
設定される別の模様を示す図である。第14図および第15
図は針落ち位置設定の別の態様を示す図である。第16図
および第17図は針落ち位置設定の更に別の態様を示す図
である。第18図および第19図は針落ち位置設定の更に別
の態様を示す図である。 70:制御装置 86:模様、114:模様データエリア 116:内部輪郭線データエリア 118:縫目データエリア 120:針落ち位置データエリア 130:菱形模様、134:模様 136,138:菱形模様 140:模様、142,144:直線 146,148,150,152,160,162,164:模様

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一部において重なり合い、ミシ
    ンの縫目で埋められるべき複数の模様の輪郭線を規定す
    る複数の模様データを記憶する重なり模様データ記憶手
    段と、 前記複数の模様データに基づいて、前記複数の模様の各
    輪郭線のうち最も外側に位置する部分の集合から成る外
    側輪郭線の、刺繍進行方向に沿って延びる2部分の上に
    それぞれ1群ずつの針落ち位置を設定するとともに、各
    群に属する1個ずつの針落ち位置をつなぐ縫目線と前記
    各輪郭線の外側輪郭線内に位置する部分との交点の各々
    に針落ち位置を設定する針落ち位置データ作成手段と を含むことを特徴とする刺繍データ作成装置。
JP28326890A 1990-10-19 1990-10-19 刺繍データ作成装置 Expired - Lifetime JPH074456B2 (ja)

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