JPH0744653Y2 - U型pc板梁型枠に使用するセパレーター - Google Patents

U型pc板梁型枠に使用するセパレーター

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JPH0744653Y2
JPH0744653Y2 JP1989117711U JP11771189U JPH0744653Y2 JP H0744653 Y2 JPH0744653 Y2 JP H0744653Y2 JP 1989117711 U JP1989117711 U JP 1989117711U JP 11771189 U JP11771189 U JP 11771189U JP H0744653 Y2 JPH0744653 Y2 JP H0744653Y2
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JP
Japan
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separator
shaped
side plate
plate
concrete
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JP1989117711U
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JPH0357219U (ja
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山田  信一
行信 黒瀬
利行 山田
昭治 福士
武 佐野
明夫 篠崎
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、U型プレキャストコンクリート(以下PCと記
す)の対峙する側板同士を、補強のために橋絡するセパ
レーターに関するものである。
【従来の技術】
近年、建築施工の合理化を進める目的で、PC板を使用し
たラーメンプレハブ工法が増加している。現場施工に於
いて、部材の重量な重要なファクターの1つであり、PC
化する上でも軽量化がポイントの1つとなっている。こ
の点、薄肉のU型ハーフPC板は、軽量であるため幅広く
使用されている。しかし、単に薄肉に形成しただけで
は、U溝部に後打ちコンクリートを打設したとき、該コ
ンクリートによって生じる圧力により、側板が外側に押
し曲げられると云う問題が生じたり、施工現場への運
搬、現場での反転・設置等の取り扱いに於いても変形し
易いと云う問題がある。このため、剛性の大きい棒鋼の
両端それぞれをL字状に曲げ加工して形成した所謂セパ
レーター1を、適宜のピッチでU型PC板2の側板21にそ
の屈曲部13を埋設し、対峙する側板21同士を堅固に橋絡
して該側板21に作用する外力に備える工夫がなされてい
る(第3図参照)。
【考案が解決しようとする課題】
通常、セパレーター1は十分な強度を得るためD10〜D13
mm径の異形棒鋼を曲げ加工して製造されているが、端部
を精確に90度に曲げることは、素材の寸法、剛性等の性
状が部材毎に異なることから意外に困難な作業であり、
精確に90度に曲げ加工されることは少ない。U型PC板2
の側板21が厚く形成されている場合には、セパレーター
1の曲げ加工精度が多少悪くても、側板21の略中央部に
屈曲部13を埋設すれば、何れの側からも十分深く埋設さ
れるので、取り付け部の破壊強度は十分な値となり特に
問題とならないが、軽量のPC板のメリットが薄れること
になり、かつ、スターラップの被りが異常に大きくなっ
たり、スターラップ内に内型枠を設ける必要が生じ、製
作面、施工面から問題が多い。側板21が薄い場合には、
屈曲部13が精確に直角に曲げ加工されていないと、第3
図に示す様に側板21の内外何れかの側に極めて浅く埋設
されることになる。例えば、第3図左側に図示した様
に、屈曲部13が90度を越えて曲げ加工され、内壁側に極
めて浅く埋設されていると、現場施工に於いてU溝部に
後打ちコンクリート6を打設したとき、側板21の内壁側
が破壊されて屈曲部13が外れると云うトラブルが発生す
る。即ち、側板21はそれ自身の剛性と、対峙する側板21
を橋絡しているセパレーター1により、打設した後打ち
コンクリート6が側板21を外側に押し曲げようとする外
力とバランスして原形を維持しようとするが、この場合
の側板21は薄肉であるため剛性が小さく、従って後打ち
コンクリート6の横方向の圧力に対抗するのは主にセパ
レーター1である。従って、側板21のセパレーター1取
り付け部には局部的に極めて大きな負荷がかかることに
なり、内壁側に浅く埋設されていれば容易に破壊に至
る。しかも、屈曲部13は一方向に屈曲しているため、取
り付け部には曲げモーメントが作用し、剥がれる様にし
て亀裂が入り側板21を容易に破壊する。 従って、上記構造のセパレーター1は、一箇所当たりの
維持強度がそれ程大きく期待出来ないので数多く取り付
ける必要がある。しかも、側板21の破壊が曲げモーメン
トに起因して発生するため強度計算が複雑となるだけで
なく、正確な破壊強度を推定することも困難である。こ
のため、セパレーター1の取り付けピッチはその都度実
験的に求めるか、従来データを参考にして多過ぎる程取
り付けなければならない。 上記いずれの方法によってセパレーターの取り付けピッ
チを決定するにしても、多大の時間とコストがかかるた
め、取り付け部の破壊強度が強く、しかも正確に且つ簡
単に強度計算することの出来るセパレーターの考案が求
められていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、少なくともコンクリートに埋設されるベー
スプレートを備えたアンカー2個が、ベースプレートを
互いに離間する側に向けて分離バーの両端部に固着され
たことを特徴とするU型PC板梁型枠に使用するセパレー
ターアンカーを提供するものである。
【作用】
本考案になるU型PC板梁型枠に使用するセパレーターは
上記した構成であるため、U型PC板を製造するときに、
対峙する側板にアンカーを埋設すれば、それぞれのアン
カーはベースプレートによって側板より抜脱することが
なく、対峙する側板はそれぞれのアンカーを介して分離
バーによって堅固に橋絡される。このため、対峙する側
板に挟まれたU溝に、後打ちコンクリートを打設して
も、該コンクリートによって対峙する側板が押し曲げら
れることがない。又、U型PC板を運搬、設置等すると
き、側板が何れの方向に外力を受けても、同様の理由に
よって側板が変形することもない。
【実施例】
つぎに本考案を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。 例示した本考案になるU型PC板梁型枠に使用するセパレ
ーター1は、直線状の分離バー11の両端部にアンカー12
が少なくともコンクリートに埋設されるベースプレート
121を離間する側に向けて配設された構造である。この
場合、分離バー11は12mm径の軟鋼棒が使用され、両端部
にはそれぞれ25mmの長さに渡って雄捩子111が螺刻され
ている。一方、アンカー12は耐錆性を考慮して防錆処理
したスチール製であり、板厚5mm、直径28mmのベースプ
レート121の片面中央部に、直径17mm、長さ40mmの円筒
部122が立設され、該円筒部122の内面に開口部側から25
mmに渡って雌捩子123が、前記分離バー11の雄捩子111に
螺合可能に形成されている。 本考案になるセパレーター1の一使用例を第2図に基づ
いて説明すると、先ず分離バー11の両端部にアンカー12
を所定距離、例えばベースプレート121の底面間距離を
1.5cmだけ離間して螺合固定させた。上記構成のセパレ
ーター1を、側板21の厚さが5.5cm、側板間距離60cm、
側板高さ70cmであるU型PC板2を製作する時、適宜の高
さ、例えば側板21の上端部より25cm下方の高さで、対峙
する側板21それぞれに同一深さ、この場合はベースプレ
ート121がそれぞれの内壁面より40mm、外壁面よりそれ
ぞれ15mmの深さに埋設可能に設置し、コンクリート3を
打設することにより、セパレーター1によって対峙する
側板21同士が堅固に橋絡されたU型PC板2が製造され
た。この様な定着金物を持つ埋込み鉄筋の引抜耐力の算
定式については、次に示す河村式でその破壊耐力の評価
が出来ることが知られている。 Pu=πσt(0.72ah+0.89h2) Pu:破壊荷重 σt:コンクリートの引張強度 a:ベースプレートの直径 h:ベースプレートの埋設深さ 上式は、定着金物を有するものに対しての算定式である
が、従来のL字状アンカーのセパレーターでは埋込み深
さが浅い場合、引張力と定着力に偏心を生じるため、鉄
筋の左右で応力差を生じ、片側に捲れる破壊となり、安
定したコーン破壊にならず、その耐力も1/2〜1/3となる
ことが判っている。この様にして本考案では、埋設され
たアンカー12の形状が単純であるため、埋設深さが極め
て良く管理することが出来、破壊がアンカー12の埋設部
に対称に生じる単純なコーン破壊とすることが出来ると
云える。尚、この場合、上記強度計算等に基づき、安全
率を見込みセパレーター1の取り付けピッチは60cmとし
ていた。 上記手法により製造されたU型PC板2に於いては、対峙
する側壁21同士が剛製の大きいセパレーター1によって
堅固に橋絡されているため、該側板21に外力が作用した
としても、外力がセパレーターの座屈耐力以下であれば
側板21は変形することも、破壊することもない。 尚、側板21に埋設するアンカー12の材質は、特に限定す
るものではなくアルミニュウム、ステンレス、鉄、強化
樹脂等、適度の剛性を備えた素材の中から適宜選定すれ
ば良い。特に、室外側に用いる様な場合には、鉄等の錆
易い素材は耐錆性を考慮してニッケル等の適宜の金属で
めっきして使用することが好ましい。また、アンカー12
の筒状体122の外形、ベースプレート121の形状、分離バ
ー11の断面形状等についても特に限定するものではない
し、分離バー11とアンカー12との連結方法についても限
定するものではないが、実施例の様に螺合構造としてお
けば、セパレーター1の有効長さが調節出来るので、ベ
ースプレート11を側板21に埋設する深さを調節出来るメ
リットがある。
【考案の効果】
以上説明した様に、本考案になるU型PC板梁型枠に使用
するセパレーターは、少なくともコンクリートに埋設さ
れるベースプレートを有するアンカーが、ベースプレー
トを互いに離間する側に向けて分離バーの両端部に配設
されているものであるから、U型PC板の側板への埋設深
さが精確に制御出来、しかも板厚に対して最大限度の埋
設深さが確保出来る。従って、側板が薄板であっても全
く問題なく取り付けることが可能である。又、取り付け
部の破壊強度もコーン破壊モデルによって比較的簡単
に、しかも正確に計算することが可能であると云うメリ
ットもある。従って、必要最小限度の取り付けが可能と
なり、施工時間とコストの低減化と云う改善目標が同時
に達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるセパレーターの分解斜視図、第2
図はその使用例を示す説明図、第3図は比較例の説明図
である。 1……セパレーター、11……分離バー、111……雄捩
子、12……アンカー、121……ベースプレート、122……
筒状体、123……雌捩子、13……屈曲部、2……U型PC
板、21……側板、3……コンクリート、4……スターラ
ップ筋、5……腹筋、6……後打ちコンクリート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福士 昭治 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)考案者 佐野 武 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)考案者 篠崎 明夫 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−60714(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともコンクリートに埋設されるベー
    スプレートを備えたアンカー2個が、ベースプレートを
    互いに離間する側に向けて分離バーの両端に固着された
    ことを特徴とするU型PC板梁型枠に使用するセパレータ
    ー。
JP1989117711U 1989-10-06 1989-10-06 U型pc板梁型枠に使用するセパレーター Expired - Lifetime JPH0744653Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989117711U JPH0744653Y2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 U型pc板梁型枠に使用するセパレーター

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JP1989117711U JPH0744653Y2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 U型pc板梁型枠に使用するセパレーター

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Publication Number Publication Date
JPH0357219U JPH0357219U (ja) 1991-05-31
JPH0744653Y2 true JPH0744653Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31665918

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JP1989117711U Expired - Lifetime JPH0744653Y2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 U型pc板梁型枠に使用するセパレーター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860714U (ja) * 1981-10-16 1983-04-23 日本プロジエクト株式会社 鉄筋コンクリ−ト建築用スペ−サ

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JPH0357219U (ja) 1991-05-31

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