JPH074467B2 - 衣料品のドライクリーニング方法とその装置 - Google Patents

衣料品のドライクリーニング方法とその装置

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JPH074467B2
JPH074467B2 JP4257499A JP25749992A JPH074467B2 JP H074467 B2 JPH074467 B2 JP H074467B2 JP 4257499 A JP4257499 A JP 4257499A JP 25749992 A JP25749992 A JP 25749992A JP H074467 B2 JPH074467 B2 JP H074467B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣料品のドライクリーニ
ング方法とそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水よりも軽い石油系の溶剤(ド
ライゾール)と界面活性剤(ソープ)とを使って、各種
衣料品を洗浄処理する業務用のドライクリーニング装置
は既知である。
【0003】これでは、溶剤の貯溜用ベースタンクと衣
料品の処理用回転ドラムとを、その溶剤の供給流路と帰
還流路により全体的な循環系統として連通接続し、その
供給流路に回転ドラムへの溶剤圧送用ポンプと溶剤濾過
用フイルターとを介在させており、上記回転ドラムへ界
面活性剤を投入することによって、衣料品を洗浄処理す
るようになっている。そして、その処理後の溶剤を回転
ドラムからベースタンクへ還流させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来技術の場合、衣料品に付着している手垢や汗、その
他の油性汚染物(脂肪酸)を除去すべく、溶剤へ界面活
性剤を投入することにより、その界面現象を起生させる
と共に、衣料品に対する水の活性を制限して、その衣料
品の収縮や形崩れ、その他の変形を防ぐようになってい
るが、その界面活性剤を繰り返し多く投入しなければ、
溶剤の単位量に対する使用回数を増すことができない。
【0005】又、それだからと言って、上記界面活性剤
を多く投入し過ぎると、衣料品に付着している染みやそ
の他の親水性汚染物を確実に除去することが困難とな
り、その染み抜きなどの別途な前処理を加えなければな
らず、甚だ面倒であって、作業性を阻害する。
【0006】更に、上記界面活性剤の投入によって、そ
の衣料品の処理用回転ドラム内では泡立ち現象が起生す
るが、その泡玉は回転ドラムからベースタンクへの還流
過程において、直ちに自然消失してしまい、その溶剤が
再度ベースタンクから回転ドラムへ圧送される際、これ
に含まれる上記脂肪酸のほか、衣料品に付着している糸
屑や塵埃、その他の微細な固形夾雑物が、悉くフイルタ
ーに侵入することとなり、そのフイルターエレメントの
性能を早期に低下させ、これを頻繁に交換しなければな
らなくなる一方、上記脂肪酸の増加により界面活性剤の
働きも早期に悪くなると共に、その溶剤が遂には黒く濁
り変色して、ヘドロ状態となる。
【0007】つまり、フイルターによる溶剤の濾過作用
だけでは、その溶剤に含まれている脂肪酸や水分、固形
夾雑物を確実に分離除去することができず、その溶剤が
いつまでも清浄化されない。その結果、後述する表−1
〜表−10から確認されるように、溶剤の単位量に対す
る使用回数が減るばかりでなく、その適用できる衣料品
の種類やその洗い方などに制約を受けると共に、あたか
もリンスしたような衣料品の処理完了状態を得ることも
不可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の改良を企図しており、そのためベースタンクに石油系
の溶剤を貯溜させる一方、回転ドラムに衣料品と界面活
性剤を投入して、上記溶剤をポンプによって、そのベー
スタンクから回転ドラムへ圧送すると共に、その衣料品
洗浄処理後の溶剤を回転ドラムからベースタンクへ、反
復的に還流させる衣料品のドライクリーニング方法にお
いて、
【0009】上記ベースタンクからポンプへの溶剤供給
流路又は/及び回転ドラムからベースタンクへの溶剤帰
還流路に、塩石やセラミツク、その他の荒く角張った固
形粒子を敷き詰め状態に介挿設置して、これに上記溶剤
を通過させることにより泡立てて、溶剤の泡立ち現象と
界面活性剤の界面現象との相乗作用により、上記溶剤に
含まれている脂肪酸、水分並びに固形夾雑物を分離除去
することを第1の特徴とし、
【0010】又、石油系の溶剤を貯溜するベースタンク
と、衣料品を洗浄処理する回転ドラムと、そのベースタ
ンクと回転ドラムとを連通接続する溶剤供給流路に介在
されることにより、その溶剤をベースタンクから回転ド
ラムへ圧送するポンプと、同じく溶剤供給流路に介在さ
れた溶剤濾過用のフイルターと、上記回転ドラムから衣
料品洗浄処理後の溶剤をベースタンクへ還流させるべ
く、その回転ドラムとベースタンクとを連通接続する溶
剤帰還流路とから成り、上記回転ドラムへ界面活性剤を
投入することにより、衣料品を洗浄処理するドライクリ
ーニング装置において、
【0011】上記ベースタンクからポンプへの溶剤供給
流路又は/及び回転ドラムからベースタンクへの溶剤帰
還流路に、そのベースタンクの内部と連通する多孔性の
ストレーナーを介挿設置し、そのストレーナーの内部に
溶剤を泡立てるための塩石やセラミツク、その他の荒く
角張った固形粒子を敷き詰めたことを第2の特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】上記第1の方法発明によれば、溶剤が敷き詰め
状態にある固形粒子を通過する過程において泡立つた
め、その溶剤に含まれている脂肪酸や固形夾雑物が、泡
玉の表面に付着滞溜して、溶剤から確実に分離除去され
ると共に、その後泡玉の消失により界面活性剤の働きと
も相俟って、溶剤に含まれている水分も浮き出し蒸発す
る如く分離除去されるのである。
【0013】その結果、従来のようにフイルターを頻繁
に交換する必要がなく、使用回数を増やすも、溶剤を早
期に当初の清浄状態として再生することができ、界面活
性剤の界面現象も促進させ得るのであり、その比較的少
量な界面活性剤の投入で足りるにも拘らず、衣料品を確
実に美しく洗浄処理できるほか、その衣料品の種類や洗
い方などに制約を受けることも一切ない。
【0014】又、上記方法の実施に用いる第2の装置発
明によれば、その溶剤供給流路又は/及び溶剤帰還流路
に、多孔性のストレーナーを介挿設置してあるため、そ
の内部に固形粒子を安定良く敷き詰めることができ、そ
の固形粒子をありふれた塩石やセラミツクなどから荒く
破砕することによって、容易に作成し得ることも相伴な
い、上記溶剤を泡立てるための必要構成として、著しく
簡素で足り、従来のドライクリーニング装置にも広く適
用実施し得るのである。
【0015】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、その全自動制御式ドライクリーニング装置の概略全
体を示した図1、2において、(11)は据付フレーム
(F)の下部に設置されたベースタンクであり、その内
部には水よりも軽い石油系の溶剤(ドライゾール)
(a)が、例えば約200リットルの一定量だけ貯溜さ
れている。
【0016】(12)は同じく据付フレーム(F)の上
部に架設された洗浄処理用の回転ドラムであり、図外の
モーターによって回転駆動される。(13)はその開閉
扉であって、ここから回転ドラム(12)内へ例えば約
22Kgの衣料品(M)と、その所要比率の界面活性剤
(ソープ)が投入されることになる。
【0017】(14)は上記ベースタンク(11)から
回転ドラム(12)に向かう溶剤供給流路、(15)は
逆に回転ドラム(12)からベースタンク(11)への
溶剤帰還流路であって、その全体から溶剤(a)の循環
系統を形作るように、上記ベースタンク(11)と回転
ドラム(12)とが連通接続されている。
【0018】(16)はその溶剤供給流路(14)の途
中に介挿設置されたポンプであり、ベースタンク(1
1)から回転ドラム(12)へ溶剤(a)を圧送する。
(17)は同じくポンプ(16)の吸入側と上記ベース
タンク(11)との相互間に介在されたボタントラツプ
ストレーナーであり、衣料品(M)から不慮に脱落した
ボタンやステプラーの針、その他の比較的粗大な固形夾
雑物を捕捉する。
【0019】又、(18)はやはり溶剤供給流路(1
4)の途中に位置しつつ、上記ポンプ(16)の吐出側
と回転ドラム(12)との相互間に並列設置された複数
のカートリツジフイルターであって、詳細は図示省略し
てあるが、その何れのエレメントも活性炭層と、これ包
囲する蛇腹状の濾過層とから成り、衣料品(M)に付着
している糸屑や綿屑、塵埃、その他の比較的微細な固形
夾雑物を捕集して、その溶剤(a)を濾過する。その濾
過性能の低下した場合は、これをカートリツジ式に着脱
交換できること言うまでもない。
【0020】尚、(19)は溶剤(a)のバイパス帰還
流路であり、図外の方向切替弁によって、溶剤(a)を
回転ドラム(12)へ供給することなく、適宜に上記フ
イルター(18)からベースタンク(11)へ、直接還
流させることもできるようになっている。(20)は上
記溶剤供給流路(14)の開閉制御弁、(21)はフイ
ルター(18)の圧力ゲージを示唆している。
【0021】更に、(22)はベースタンク(11)へ
の付属状態として、上記据付フレーム(F)の下部に並
列設置された複数のストレーナーであり、その何れもパ
ンチングメタルやメツシユスクリーンなどの多孔材料か
ら成ることによって、ベースタンク(11)の内部と連
通している。
【0022】そして、その各ストレーナー(22)の内
部には溶剤(a)を泡立てるための塩石やセラミツク、
その他の荒く角張った固形粒子(23)が、積層状態に
敷き詰められており、これに回転ドラム(12)からベ
ースタンク(11)へ還流する溶剤(a)、又はそのベ
ースタンク(11)からポンプ(16)の吸入側へ向か
う溶剤(a)が、自づと通過されるようになっている。
【0023】その場合、上記固形粒子(23)は溶剤
(a)を濾過するためでなく、溶剤(a)に積極的な泡
立ち現象を起生させるためのものであり、従いその粒度
については約5mm〜3cmの荒いサイコロ状塊片とし
て、上記塩石や碍子、陶磁器などからアツトランダムに
破砕したものが良く、その粒度分布並びに敷き詰め状態
としても、不均一な塊片を混在させることが好ましい。
【0024】蓋し、その固形粒子(23)の粒度が例え
ば砂のように微細であると、上記溶剤(a)を泡立てる
ことができず、言わば無抵抗に沈澱してしまうことにな
るからであり、又仮令その粒度が大きくても、隣り合う
角部同志の密着し合う如き均一・整然と敷き詰められる
と、その全体的に平坦なコンクリートブロツク状と化
し、上記溶剤(a)に言わば乱反射する運動作用を与え
られず、やはり高効率な泡立ち現象を起生し難いからで
ある。
【0025】特に、図2、3から明白な通り、上記敷き
詰め状態にある固形粒子(23)の上面へ、回転ドラム
(12)からベースタンク(11)へ還流する溶剤
(a)を、落下させるように関係設定することが効果的
である。そうすれば、その落差とも相俟って、溶剤
(a)をますます多量の所謂シヤボン玉として、積極的
に泡立てることができるからである。
【0026】(24)はその落下する溶剤(a)の濾過
用フイルターであって、メツシユスクリーンから成り、
図3のように上記ストレーナー(22)の開口上面へ、
その言わば施蓋状態に張架されることにより、上記溶剤
(a)に含まれている微細な固形夾雑物や脂肪酸を捕捉
する。従って、これは上記ストレーナー(22)に対し
て着脱交換することもできるようになっており、その固
形夾雑物や脂肪酸がヘドロ状態に溜った時には、これを
廃棄する。
【0027】尚、図示の実施例では上記固形粒子(2
3)の敷き詰められたストレーナー(22)を、その所
謂2浴式として相互の連通状態に並列設置しているが、
その設置数は1個又は3個以上に増減することができ
る。
【0028】上記のように構成されたドライクリーニン
グ装置を用いて、衣料品(M)を洗浄処理するに当って
は、その衣料品(M)の一定量とこれに対する所要比率
の界面活性剤を回転ドラム(12)内へ投入して、その
回転ドラム(12)を回転駆動させれば良い。
【0029】そうすれば、ベースタンク(11)内の溶
剤(a)がポンプ(16)により、カートリツジフイル
ター(18)を経て回転ドラム(12)内へ圧送され、
その回転ドラム(12)内では衣料品(M)が界面活性
剤による浸透、乳化並びに分散などの働きも受けて、そ
の界面現象により美麗に洗浄処理されることとなり、そ
の処理後の溶剤(a)がベースタンク(11)に還流
し、再度ポンプ(16)により回転ドラム(12)へ圧
送されるサイクルを繰り返す。
【0030】その過程において、上記溶剤(a)はスト
レーナー(22)内に敷き詰められた固形粒子(23)
を通過して、その時に泡立てられることとなり、多量の
泡玉となって発現する。そのため、溶剤(a)に含まれ
ている微細な固形夾雑物はもとより、その脂肪酸も泡玉
の表面に付着滞溜して、溶剤(a)から確実に分離さ
れ、徐々にフイルター(24)への捕捉状態として除去
されることとなる。
【0031】又、その固形粒子(23)を通過して、上
記泡玉が自然に消失する時には界面活性剤の働きとも相
俟って、溶剤(a)に含まれている水分も浮き出し蒸発
し、その結果溶剤(a)は反復的に使用されるも、これ
との比例的に汚染が進行せず、早期に当初の清浄な状態
に再生されることとなり、界面活性剤の働きを阻害する
こともない。
【0032】その界面活性剤の働きが活発化されるた
め、回転ドラム(12)内でも従来以上に大量の泡玉が
発生し、その泡玉に衣料品(M)がソフトに接触する如
き、衣料品(M)の洗浄処理作用が加えられることとな
り、その衣料品(M)の洗浄処理完了時には、上記水分
の分離作用とも相俟って、あたかもリンスしたような仕
上がり状態を得られる。
【0033】表−1〜表−10は本発明の使用により衣
料品(M)を洗浄処理した試験結果と、従来技術との比
較データを示しており、その何れも回転ドラム(12)
内には1回当り−約22Kgの衣料品(M)を投入・洗
浄処理した。
【0034】その表−1〜表−10に基いて、本発明を
総合的に考察すると、従来技術に比し何回使用するも、
溶剤(a)の汚染が進行せず、衣料品(M)をその色落
ちや染まり合い、変形などの事故なく、又その種類も問
わず、常時美麗に洗浄することができた。
【0035】又、従来技術では染まるため洗浄不可能で
あったレザー品を初め、綿地に皮が付属している製品、
皮に綿地が付属している製品、着物の裏地にモミが付属
している製品、エナメルやスパンコール製品、部分メリ
ヤス製品、その他の特殊な各種衣料品さえも、本発明に
よれば一切の異常なく洗浄処理することができた。
【0036】更に、カートリツジフイルター(18)の
性能も早期に低下せず、500回の洗浄処理に供するも
未だ交換の必要がなく、界面活性剤(ソープ)の必要量
も少量で足りた。その理由としては、溶剤(a)がその
脂肪酸や水分などの分離により、何回使用されるも清浄
な状態に維持される結果、界面活性剤の働きも活発化さ
れるからであると考えられる。
【0037】尚、本発明の試験結果によれば、界面活性
剤の働きが活発になればなる程、上記泡玉の大きさも小
型化し、その大きさは直径−約1〜2mmであった。こ
れを逆説すれば、泡玉の大きさによって、界面活性剤の
働きを知ることができた。
【0038】
【表−1】
【0039】
【表−2】
【0040】
【表−3】
【0041】
【表−4】
【0042】
【表−5】
【0043】
【表−6】
【0044】
【表−7】
【0045】
【表−8】
【0046】
【表−9】
【0047】
【表−10】
【0048】
【発明の効果】以上を要するに、本発明ではベースタン
ク(11)に石油系の溶剤(a)を貯溜させる一方、回
転ドラム(12)に衣料品(M)と界面活性剤を投入し
て、上記溶剤(a)をポンプ(16)によって、そのベ
ースタンク(11)から回転ドラム(12)へ圧送する
と共に、その衣料品洗浄処理後の溶剤(a)を回転ドラ
ム(12)からベースタンク(11)へ、反復的に還流
させる衣料品(M)のドライクリーニング方法におい
て、上記ベースタンク(11)からポンプ(16)への
溶剤供給流路(14)又は/及び回転ドラム(12)か
らベースタンク(11)への溶剤帰還流路(15)に、
塩石やセラミツク、その他の荒く角張った固形粒子(2
3)を敷き詰め状態に介挿設置して、これに上記溶剤
(a)を通過させることにより泡立てて、その溶剤
(a)の泡立ち現象と界面活性剤の界面現象との相乗作
用により、上記溶剤(a)に含まれている脂肪酸、水分
並びに固形夾雑物を分離除去するようになっているた
め、溶剤(a)が敷き詰め状態にある固形粒子(23)
を通過する過程において泡立ち、その溶剤(a)に含ま
れている脂肪酸や固形夾雑物が、その泡玉の表面に付着
滞溜して、溶剤(a)から確実に分離除去されると共
に、その後泡玉の消失により界面活性剤の働きとも相俟
って、溶剤(a)に含まれている水分も浮き出し蒸発す
る如く分離除去されるのである。
【0049】その結果、従来のようにフイルターを頻繁
に交換する必要がなく、表−1〜表−10から明白な通
り、使用回数を増やすも、溶剤(a)を早期に当初の清
浄状態として再生することができ、界面活性剤の界面現
象も促進させ得る効果があり、その比較的少量な界面活
性剤の投入で足りるにも拘らず、衣料品(M)を確実に
美しく洗浄処理できるほか、その衣料品(M)の種類や
洗い方などに制約を受けることも一切ない。
【0050】又、上記方法の実施に用いる請求項2の装
置発明によれば、その溶剤供給流路(14)又は/及び
溶剤帰還流路(15)に、多孔性のストレーナー(2
2)を介挿設置してあるため、その内部に固形粒子(2
3)を安定良く敷き詰めることができ、その固形粒子
(23)をありふれた塩石やセラミツクなどから荒く破
砕することによって、容易に作成し得ることも相伴な
い、上記溶剤(a)を泡立てるための必要構成として、
著しく簡素で足り、従来のドライクリーニング装置にも
広く適用実施し得る効果がある。
【0051】更に、請求項3に記載の構成によれば、固
形粒子(23)に対する溶剤(a)の落差とも相俟っ
て、その溶剤(a)をますます多量に且つ積極的に泡立
てることができるほか、その落下途中を言わば横断する
フイルター(24)によって、上記溶剤(a)から分離
した脂肪酸や固形夾雑物を確実に捕捉し得る効果もあ
り、実用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドライクリーニング装置の外観図
である。
【図2】その溶剤の循環系統を示す説明図である。
【図3】固形粒子の敷き詰め状態を抽出して示す拡大側
面図である。
【符号の説明】
(11)・ベースタンク (12)・回転ドラム (14)・溶剤供給流路 (15)・溶剤帰還流路 (16)・ポンプ (18)・カートリツジフイルター (22)・ストレーナー (23)・固形粒子 (a)・・溶剤 (M)・・衣料品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースタンク(11)に石油系の溶剤
    (a)を貯溜させる一方、回転ドラム(12)に衣料品
    (M)と界面活性剤を投入して、 上記溶剤(a)をポンプ(16)によって、そのベース
    タンク(11)から回転ドラム(12)へ圧送すると共
    に、その衣料品洗浄処理後の溶剤(a)を回転ドラム
    (12)からベースタンク(11)へ、反復的に還流さ
    せる衣料品(M)のドライクリーニング方法において、 上記ベースタンク(11)からポンプ(16)への溶剤
    供給流路(14)又は/及び回転ドラム(12)からベ
    ースタンク(11)への溶剤帰還流路(15)に、塩石
    やセラミツク、その他の荒く角張った固形粒子(23)
    を敷き詰め状態に介挿設置して、 これに上記溶剤(a)を通過させることにより泡立て
    て、その溶剤(a)の泡立ち現象と界面活性剤の界面現
    象との相乗作用により、上記溶剤(a)に含まれている
    脂肪酸、水分並びに固形夾雑物を分離除去することを特
    徴とする衣料品のドライクリーニング方法。
  2. 【請求項2】石油系の溶剤(a)を貯溜するベースタン
    ク(11)と、衣料品(M)を洗浄処理する回転ドラム
    (12)と、そのベースタンク(11)と回転ドラム
    (12)とを連通接続する溶剤供給流路(14)に介在
    されることにより、その溶剤(a)をベースタンク(1
    1)から回転ドラム(12)へ圧送するポンプ(16)
    と、同じく溶剤供給流路(14)に介在された溶剤濾過
    用のフイルター(18)と、上記回転ドラム(12)か
    ら衣料品洗浄処理後の溶剤(a)をベースタンク(1
    1)へ還流させるべく、その回転ドラム(12)とベー
    スタンク(11)とを連通接続する溶剤帰還流路(1
    5)とから成り、上記回転ドラム(12)へ界面活性剤
    を投入することにより、衣料品(M)を洗浄処理するド
    ライクリーニング装置において、 上記ベースタンク(11)からポンプ(16)への溶剤
    供給流路(14)又は/及び回転ドラム(12)からベ
    ースタンク(11)への溶剤帰還流路(15)に、その
    ベースタンク(11)の内部と連通する多孔性のストレ
    ーナー(22)を介挿設置し、 そのストレーナー(22)の内部に、溶剤(a)を泡立
    てるための塩石やセラミツク、その他の荒く角張った固
    形粒子(23)を敷き詰めたことを特徴とする衣料品の
    ドライクリーニング装置。
  3. 【請求項3】回転ドラム(12)からベースタンク(1
    1)へ還流する溶剤(a)を、ストレーナー(22)内
    での敷き詰め状態にある固形粒子(23)へ上方から落
    下させるように定めると共に、そのストレーナー(2
    2)の開口上面にメツシユスクリーンから成る溶剤濾過
    用のフイルター(24)を張架させたことを特徴とする
    請求項2記載の衣料品のドライクリーニング装置。
JP4257499A 1992-08-31 1992-08-31 衣料品のドライクリーニング方法とその装置 Expired - Lifetime JPH074467B2 (ja)

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