JPH0744707B2 - 加入者線集約装置 - Google Patents

加入者線集約装置

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JPH0744707B2
JPH0744707B2 JP29744987A JP29744987A JPH0744707B2 JP H0744707 B2 JPH0744707 B2 JP H0744707B2 JP 29744987 A JP29744987 A JP 29744987A JP 29744987 A JP29744987 A JP 29744987A JP H0744707 B2 JPH0744707 B2 JP H0744707B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の加入者線を収容しそれを少ない回線に
集約して交換機へ向け出力する加入者線集約装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の集約機能を有する装置としては交換機、
PBX等が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、何れも装置が大掛りであり、小規模な加入者線
集約装置(例えば、或る種の打ち合わせ用等、低い頻度
でしか用いられない複数の加入者線を収容して集約する
だけの装置)が望まれる場合にまで、これらの装置を用
いることは、高価に過ぎて適当でないという問題があっ
た。また従来の集約装置(交換機、PBX等)は、出側の
回線が全て塞がった場合において、入側回線における新
たな発呼者に対し、ビジートーンを送出するものもある
が、無音状態を維持するだけで、出側の回線が塞がって
いることを積極的には知らせないというサービス性に欠
けるものもあった。
本発明の目的は、小規模な加入者線集約装置として好適
な、つまり構成が簡易なためにコストが低廉であり、か
つ出側の回線が塞がっている場合には必ず待ち合わせ音
を新たな発呼者に対して送出するというサービス性に富
んだ加入者線集約装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明では、加入者線集約装置に
おいて、各加入者線の途中に設けた回線設定スイッチを
オン、オフさせながら、各加入者回線をスキャンする回
線設定部と、何れかの加入者線の発呼者がオフフックし
てループを構成したとき、それを検出するループ検出部
と、回線制御部と、待ち合わせ音送出部と、待ち合わせ
音送出制御部と、を具備した。
〔作用〕
前記回線設定部は、各加入者線の途中に設けた回線設定
スイッチをオン、オフさせながら、各回線をスキャンす
る。何れかの加入者線における発呼者がオフフックして
当該回線が、当該回線の回線設定スイッチが前記回線設
定部によりオンされたとき、ループを構成するのをルー
プ検出部が検出する。該ループ検出部からの検出出力を
入力された回線制御部は、そのとき回線設定部のスキャ
ンを停止させ、オフフックされた加入者線の回線設定ス
イッチをオン状態に保持して交換機へ接続する。
他方、ループ検出部が検出出力を発生した状態のもと
で、オフフック中の前記回線を除いた残りの回線を選択
し待ち合わせ音送出部を接続しておき、該回線で発呼が
あれば、その発呼者に対して待ち合わせ音を送出させ
る。
従来の集約装置(交換機、PBX等)では、加入者線対応
にループ検出回路を必要としたが、本発明に係る集約装
置では、スキャン方式を採ることにより、ループ検出回
路を共通に設ければ済むので、それだけ構成が簡易にな
っている。またスキャン方式を採るについては、回線設
定スイッチのオン、オフ頻度が激しく、摩耗の問題が起
きるが、なるべく機械的なリレースイッチよりも、フォ
トMOSスイッチの如き光スイッチを用いるようにすれ
ば、摩耗の問題を有利に解決することができる。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の実施例を説明する。第1図は
本発明の一実施例としての加入者線集約装置(N本の加
入者線を1本に集約するN:1の加入者線集約装置)を示
す概略構成図である。
同図において、11〜1Nはそれぞれ回線設定スイッチ、即
ち電話機101〜10Nを交換機11の加入者端子に接続するた
めの回線設定スイッチ(好ましくは、フォトMOSスイッ
チを用いるのが良い)である。2は電話機101〜10Nの何
れかがオフフックしそれに対応する回線設定スイッチも
オンになってループが構成されたとき、そのことを検出
するループ検出部、3は回線制御部、4はクロック発生
部、5は回線設定部である。
回線設定部5は、回線制御部3からのスキャン指令を受
け、回線設定スイッチ11(チャンネルCH−1)を先ずオ
ン、オフさせたら次は回線設定スイッチ12(チャンネル
CH−2)をオン、オフさせ、次はスイッチ13(チャンネ
ルCH−3)をオン、オフさせ、このようにして最後にス
イッチ1N(チャンネルCH−N)をオン、オフさせたらま
たスイッチ11(チャンネルCH−1)に戻ってオン、オフ
させるという具合に、回線設定スイッチ11〜1N(チャン
ネルCH−1〜N)を順次スキャンする働きをする。
回線制御部3は、例えばカウンタから成り、クロック発
生部4からのクロックをカウントすることにより、回線
設定部5に対するスキャンのためのアドレスとして、複
数ビットから成る2進符号(チャンネルCH−1〜Nを識
別する識別符号)を作成して出力する。回線設定部5
は、この識別符号を受けて解読するデコーダであると云
うこともできる。
6は待ち合わせ音としてのメロディを発生するメロディ
音発生部、即ち電話機101〜10Nのうち複数の電話機が同
時にオフフック状態にある場合、交換機に接続される電
話機は1台であるから、残りの電話機に対して待ち合わ
せを知らせるためのメロディ音(待ち合わせ音)発生部
である。71〜7Nは各電話機に待ち合わせ音を送出する際
に閉じる待ち合わせ音送出スイッチで、チャンネルCH1
〜Nに対応して設けられている。8は本加入者線集約装
置を動作させるために必要な電源を供給する電源部、9
は回線設定スイッチ11〜1Nのうちのどのスイッチがオン
状態にあるか(どの回線が使用中であるか)を表示する
表示部、101〜10Nは加入者線集約装置に接続(収容)さ
れる電話機、11は交換機、である。
第2図は第1図における各部の動作状態を示すタイミン
グチャートである。
第1図、第2図を参照して第1図に示した実施例の回路
動作を説明する。先ず電源部8から電源が供給される
と、クロック発生部4で作られたクロック(第2図
(a))が回線制御部3に供給され、それによって回線
制御部3が既に述べたように動作し、回線設定部5に回
線設定スイッチ11〜1Nをクロックのタイミングに応じて
オン・オフ、スキャンするよう指示する。
このようにして開始されたスキャン状態(第2図(b)
〜(g))は、加入者線集約装置に収容されている電話
機101〜10Nのうちのどれかがオフフックするまで続く。
次に通話しようとして例えば電話機101がオフフックし
たとすると(第2図(h))、電話機101に対応した回
線設定スイッチ11がオンになったタイミングでループ検
出部2がループ検出を行い(第2図(i))、回線制御
部3へそのことを知らせるので、回線制御部3は回線設
定スイッチのスキャンを停止するよう回線設定部5へ指
示する。このようにして回線設定スイッチ11がオン状態
でスキャンが停止すると、交換機11より電話機101にダ
イヤルトーンが返され通話可能となる。
またこのとき電話機101以外の他の電話機がオフフック
したとき、その電話機に待ち合わせ音を送出するため、
ループ検出部2がループ検出した時点でメロディ音発生
部6をオンにしておき、回線設定部5の指令により、回
線設定スイッチのオフしているチャンネルに属した待ち
合わせ音送出スイッチ(この場合、71以外の待ち合わせ
音送出スイッチ)をオンにしておけば、所要の待ち合わ
せ音を送出することができる(第2図(k)〜
(n))。回線使用表示部9には、やはり回線設定部5
から、どの回線設定スイッチがオン状態に止まっている
かを示す信号を送出することにより、通話中の電話機の
チャンネルを点灯表示することができる。
次に終話のため電話機101をオンフックすると、ループ
検出部2でこれを検出して回線制御部3に知らせるの
で、再び電話機101〜10Nの何れかがオフフックするま
で、回線設定部5によるスキャン状態が続く。
第3図は本発明の他の実施例としての加入者線集約装置
(N本の加入者線を2本に集約するN:2の加入者線集約
装置)を示す概略構成図である。同実施例は、第1図の
実施例に比較すると、回線設定スイッチ、ループ検出
部、及び回線設定部の数が2倍となり、更に追加回路と
して待ち合わせ音送出制御部131〜13N、アンドゲート12
が必要となる。
回路動作は第1図に示した実施例のそれと基本的には同
じであるので、相違する点について以下説明する。
回線設定部51による回線設定スイッチ11-1〜1N-1のスキ
ャンと、回線設定部52による回線設定スイッチ11-2〜1
N-2のスキャンと、はタイミングを異ならせて実行す
る。またループ検出部21と22の両者が検出出力を発生し
たとき、そのことをアンドゲート12で検出してメロディ
音発生部6をオン状態にする。
待ち合わせ音送出制御部例えば131(チャンネルCH−
1)は、アンドゲート12からの出力により、ループ検出
部21と22の両者が検出出力を発生したとき(つまり、交
換機11につながる全ての出側回線が塞がったとき)、そ
れを知らされて動作可能になる。そしてチャンネルCH−
1に属する二つの回線設定スイッチ11-1と11-2を監視し
ており、そのどちらかがオンのときは、待ち合わせ音送
出スイッチ71をオンにしないように、二つの回線設定ス
イッチ11-1と11-2の両者が共にオフのときだけ、待ち合
わせ音送出スイッチ71をオンにするように制御動作を行
う。他の待ち合わせ音送出制御部も同様に機能する。
回線制御部3としては、このように回線設定部、ループ
検出部、回線設定スイッチの数が増えると、その制御が
複雑になるので、そのような場合にはカウンタに代えて
CPU(中央処理部)を用いる。その場合の回線制御部3
としてのCPUの実行する動作のフローの概要を第4図に
示した。
第4図において、ステップ(ロ)は、第3図で云うとア
ンドゲート12の働きであるが、アンドゲート12は普通回
線制御部3に含まれるものであるからそのように考えれ
ば納得できるであろう。その他のステップについては改
めて説明する必要はないであろう。
第5図は、n回線をmチャンネルに集約する場合の本発
明の実施例で示す構成図で、第4図の動作フローに対応
する構成を示す構成図でもあるので参照されたい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による加入者線集約装置
は、複数の加入者線の何れかからのオフフックを、それ
よりはるかに少ない数のループ検出部で検出することを
可能にしたものであるから、回路構成が簡易となり、小
型化、軽量化、低価格化、高信頼性化に資するという利
点がある。
また本発明による加入者線集約装置は、加入者線として
の使用頻度の低い所でさえあれば、従来の交換機やPBX
に代えて使用することにより、コストや設置スペースの
面で利点があり、さらに回線塞がりの場合には、必ず待
ち合わせ音が発呼者に送られてくるので、サービス性の
点でも欠けるところがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての加入者線集約装置
(N本の加入者線を1本に集約するN:1の加入者線集約
装置)を示す概略構成図、第2図は第1図における各部
の動作状態を示すタイミングチャート、第3図は本発明
の他の実施例としての加入者線集約装置(N本の加入者
線を2本に集約するN:2の加入者線集約装置)を示す概
略構成図、第4図は第3図における回線制御部3として
のCPUの実行する動作のフロー概要を示したチャート、
第5図はn回線をmチャンネルに集約する場合の本発明
の実施例を示す構成図、である。 符号の説明 11〜1N……回線設定スイッチ、2……ループ検出部、3
……回線制御部、4……クロック発生部、5……回線設
定部、6……メロディ音発生部、71〜7N……待ち合わせ
音送出スイッチ、8……電源部、9……回線使用表示
部、101〜10N……電話機、11……交換機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の加入者線(n回線)を収容しn回線
    より少ないmチャンネルに集約して交換機へ向け出力す
    る加入者線集約装置であって(但しn,mはそれぞれ整
    数)、 (a)各チャンネル毎にn個ずつ収容された回線設定ス
    イッチであって、前記加入者線の各々と交換機の間を、
    前記mチャンネルの何れのチャンネルを介しても接続可
    能とするための、合計m×n個の回線設定スイッチと、 (b)各チャンネル毎に収容された前記n個の回線設定
    スイッチの各々を、一定順序で、一定時間オン状態とし
    た後オフ状態に戻す動作を、エンドレスに繰り返す回線
    設定部であって、合計m個の回線設定部と、 (c)各チャンネル毎に収容された前記n個の回線設定
    スイッチ毎に、即ちチャンネル対応に設けられたループ
    検出部であって、同一チャンネルに属する何れかの回線
    設定スイッチが前記回線設定部によりオン状態とされた
    とき、当該加入者回線がループ状態にあるか否かを検出
    するループ検出部であって、合計m個のループ検出部
    と、 (d)待ち合わせ音発生部と、 (e)前記n回線の各々に対応させて設けられ、該回線
    に前記待ち合わせ音発生部を接続するための待ち合わせ
    音送出制御部であって、合計n個の待ち合わせ音送出制
    御部と、 (f)前記m個のループ検出部の中の何れか一つ又は複
    数のループ検出部が、ループ状態を検出すると、その検
    出出力を受け、それを契機として、当該ループ検出部の
    属するチャンネルに属した前記回線設定部に指示して、
    当該ループ検出部がループ状態を検出したタイミングに
    おいてオン状態にある回線設定スイッチをそのままオン
    状態に保持させ、オン状態にない他の回線設定スイッチ
    に対応する加入者線に属した前記待ち合わせ音送出制御
    部には、当該加入者線を前記待ち合わせ音発生部に接続
    するよう指示させる回線制御部と、 (g)前記m個のループ検出部のすべてがループ状態を
    検出すると、その検出出力を受けて前記待ち合わせ音発
    生部を活性化させて待ち合わせ音を出力させる手段と、 から成ることを特徴とする加入者線集約装置。
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