JPH0744916Y2 - 並列設置の吸収冷凍機における配置構造 - Google Patents

並列設置の吸収冷凍機における配置構造

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JPH0744916Y2 JP9411790U JP9411790U JPH0744916Y2 JP H0744916 Y2 JPH0744916 Y2 JP H0744916Y2 JP 9411790 U JP9411790 U JP 9411790U JP 9411790 U JP9411790 U JP 9411790U JP H0744916 Y2 JPH0744916 Y2 JP H0744916Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は並列設置の吸収冷凍機における配置構造に係
り、詳しくは、二台の吸収冷凍機を同一個所に設置する
場合、その定期的点検,調整,配管の清掃などのメンテ
ナンス作業に支障をきたすことなく、吸収冷凍機の占有
面積を可及的に小さくすることができる配置構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
住宅や公共施設などの大規模建築物に付帯する冷房設備
では、近年、地域集中型の大型化が図られるようになっ
てきている。大型冷房設備としては、数千冷凍トンに及
ぶ冷凍能力が求められることがあるが、現存の製造設備
や試験設備規模を勘案すると、一台の吸収冷凍機として
は、高々1,500冷凍トンの吸収冷凍機を製造できるにす
ぎない。
一方、吸収冷凍機の能力が大きくなるにしても、冷媒と
しての水や吸収剤としての臭化リチウムを採用する方式
を変更することは、現在の技術レベルでは考えられな
い。したがって、冷凍能力が例えば3,000冷凍トン以上
に及ぶ吸収冷凍機を製造できたとしても、単位能力当た
りの装置容積を小さくすることは、吸収式冷凍技術の原
理からして困難であり、むしろ逆に大きくなる傾向にあ
って、数千冷凍トンの能力装置は、極めて大型なものと
なってしまう。
〔考案が解決しようとする課題〕
冷凍能力が例えば数千冷凍トンまたはそれ以上の吸収冷
凍機は、その装置全体が100トンを越える大重量物とな
る。すなわち、製造時の組立てに使用されるクレーンや
治具が大型化したり、試運転設備の大規模化を図らなけ
ればならないなど莫大な設備投資を要旨、大型吸収冷凍
機の製作費が高騰する問題がある。
また、吸収冷凍機は真空容器であって、構造部品の分割
輸送は不可能に近く、したがって、据付地への輸送に
も、装置の大重量化ゆえの道路環境上,運搬車両上の制
約が伴い、実質的に大型の吸収冷凍機を据付地に搬入設
置することができない。そこで、要求される能力を分割
することにより、製造並びに運搬可能な中型もしくは小
型の冷凍機を複数台採用し、それらを一個所に設置する
ことがしばしば提案される。この場合、例えば、第4図
および第5図に示すような並行配置とされる。
図に基づいて説明すると、二台の吸収冷凍機20A,20Bの
それぞれには、その各胴体21A,21Bの長手一方側面21aや
長手他方側面21bには、定期点検時などに調整されたり
操作される被調整部品が装着されている。これらの被調
整部品のうち長手一方側面21aに取り付けられた部品に
は、希吸収液を高温再生器3で加熱した蒸気から発生す
るドレンを取り出すドレン弁3aやスチームトラップ3b,
運転制御盤4,低温吸収液ポンプ5,二個のフロート弁8,8
および高温吸収液ポンプ9などがある。また、長手他方
側面21bには、冷媒ポンプ10,凝縮器11から蒸発器12へ冷
媒液を落下させる破線の配管10aに介在された濃度調整
電磁弁13,破線の抽気ポンプ6aや複数の操作バルブ6bを
備えて不凝縮ガスを吸収器7内から抽気する抽気装置6
などが、被調整部品として装着されている。さらに、各
胴体21A,21Bの前端面21cおよび後端面21dには、各蓋体7
a,12aが上記した被調整部品の一つとして取り外し可能
に設けられ、吸収器7やその左右に位置する蒸発器12,1
2の図示しない伝熱管を、定期的に清掃することができ
るように、開閉されるようになっている。
このような被調整部品の装着形態が採用されるのは、従
来から要求される冷凍能力がさほど大きくなく、吸収冷
凍機が単体で設置されるのが一般的であるからである。
したがって、上述のように、胴体21A,21Bの長手一方側
面21a,長手他方側面21b,前端面21cや後端面21dの四面か
ら、被調整部品の調整や操作,取替や清掃などのメンテ
ナンス作業を行うことができ、その作業性においても特
に問題の生じないものであったからである。しかしなが
ら、第5図に示すように、二台の吸収冷凍機20A,20Bを
並列に設置する必要のある場合にも、その両長手側面21
a,21bが対面する側に、作業者が立ち入るメンテナンス
作業空間22bが必要であり、左右側のメンテナンス作業
空間22a,22cと共に広いスペースを要し、二台の吸収冷
凍機のために約二倍の設置面積が要求されることにな
る。設置スペースに余裕のある場合には問題とならない
が、スペース的に制約のある場合には、両装置を近接さ
せることになり、その隣接空間が広く確保されず、メン
テナンス作業が不可能となる事態が生じる。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的
は、複数の冷凍機を組み合わせた設備として並列設置し
て稼働させることにより、冷凍機自体の製造費の高騰を
抑制することができること、また、従来ような一台ごと
の据付方式による配置を採用した場合に生じるメンテナ
ンス作業用のスペースの制約を解消できること、狭い占
有面積に並列配置して建設費の低減が図られること、場
合によっては吸収冷凍機の台数制御を行うことができる
ようにして、省エネルギ運転を図って、低負荷時にも効
率的に高い稼働態勢をとることができるようにするこ
と、を実現する並列設置の吸収冷凍機における配置構造
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、二台の吸収冷凍機が隣接して設置される冷凍
機の配置構造に適用される。その特徴とするところは、
第1図ないし第3図に示すように、各吸収冷凍機1A,1B
の胴体2A,2Bの長手一方側面2aおよび両端面2c,2dには、
定期点検などで調整や操作の必要とされる被調整部品18
を配したメンテナンス面15a,15b,15c,15dが形成される
と共に、長手他方側面2bは、被調整部品18を有しない非
メンテナンス面16a,16bとされる。そのメンテナンス面1
5a,15bと非メンテナンス面16a,16bとは、両吸収冷凍機1
A,1Bで左右逆勝手に形成され、両吸収冷凍機1A,1Bが、
その非メンテナンス面16a,16bで対面され、かつ、その
対面距離を可及的に小さくして近接配置されている。
なお、被調整部品18のうち、各吸収冷凍機1A,1Bに設け
られる運転制御盤4,4を一方の吸収冷凍機のみに設け、
その一つの運転制御盤によって、両吸収冷凍機1A,1Bの
運転ならびに制御を行うようにしてもよい。
〔作用〕
隣接して並行に設置されている二台の吸収冷凍機1A,1B
にあっては、両者の胴体2A,2Bの長手一方側面2aに、定
期点検などで調整される被調整部品18を配したメンテナ
ンス面15a,15bが、両吸収冷凍機1A,1Bで左右逆勝手に形
成されている。したがって、作業者は、メンテナンス面
15a,15b側に形成されるメンテナンス作業空間17a,17bか
ら、それぞれ吸収冷凍機1A,1Bの被調整部品18に対する
調整や操作ならびに部品交換、さらには清掃などの保
守,点検作業を簡便に行うことができる。
加えて、両者の胴体2A,2Bの長手他方側面2bは、被調整
部品18を有しない非メンテナンス面16a,16bとされ、か
つ、両者は、対面距離を可及的に小さくして近接配置さ
れているので、従来のような一台ずつ離隔して冷凍機を
設置する場合に比べて、狭いスペースで配置できる。
ところで、被調整部品18のうちの運転制御盤4を一つに
して、その運転制御盤4によって両吸収冷凍機1A,1Bの
運転ならびに制御を行うようにすれば、運転制御操作の
手間はより一層簡単となり、かつ、それを設置するため
のスペースなども少なくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、二台の吸収冷凍機に形成されたメンテ
ナンス面を長手一方側面および両端面に限り、長手他方
側面を非メンテナンス面としておき、かつ、両吸収冷凍
機で左右逆勝手にそれらを形成し、両吸収冷凍機を非メ
ンテナンス面で対面距離を可及的に小さくして近接設置
するようにしたので、両吸収冷凍機を狭いスペースに設
置することができ、複数の吸収冷凍機を収容する建屋な
どの建設費の低減を図ることができる。それぞれの冷凍
機におけるメンテナンス作業は冷凍機の周辺空間から可
能となり、被調整部品の調整,操作などの作業に支障を
きたすことがない。
また、数千トンの冷凍能力を有する極めて大型の一台の
吸収冷凍機に代えて、現在製造実績のある中冷凍能力を
有する複数台の吸収冷凍機を、大型集中型冷房設備とし
て稼働させることもできるので、一台の吸収冷凍機の大
型化を図る場合に比べて、製造費の低減が可能となる。
そして、複数台の吸収冷凍機を台数制御運転することが
できる場合には、省エネルギ運転も可能となり、低負荷
時にも効率的な稼働が実現され、ランニングコストの抑
制効果も発揮される。
上記した被調整部品のうち運転制御盤を共通化させてお
けば、両吸収冷凍機の運転制御操作量が軽減され、冷凍
設備としての専有スペースも少なくなる。そして、冷凍
機の台数制御もより一層円滑なものとすることができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案をその実施例の図面を参照しながら説明す
る。
第1図ないし第3図は、並列設置されている二台の吸収
冷凍機1A,1Bの概要配置図である。なお、狭義の吸収冷
凍機のみならず吸収式冷温水機などにも本考案を適用す
ることができるので、それらを一括して吸収冷凍機と総
称することにする。しかし、以下の説明においては、狭
義の吸収冷凍機を例にして述べる。第1図に示す吸収冷
凍機1Aは、千数百トンあるいはそれ以下の冷凍能力を有
するもので、その胴体2Aの長手一方側面2aをメンテナン
ス作業空間17a(第2図および第3図参照)に向けて据
え付けられると共に、その長手一方側面2aには定期点検
などで、調整,部品交換や操作などされる後述の被調整
部品18が取り付けられている。
このように、胴体2Aの長手一方側面2aはメンテナンス面
15aとされ、さらに、胴体2Aの前端面2c(第2図参照)
や後端面2d(第3図参照)の二面も、作業の対象となる
メンテナンス面とされている。この前端面2cや後端面2d
では、後述するように、吸収器7および左右に隣接する
二つの蒸発器12,12に内蔵される図示しない伝熱管を掃
除するようになっている。そして、第2図や第3図に示
すように、長手他方側面2bは、被調整部品18を有しない
非メンテナンス面16aとされる。
一方、第2図に示す吸収冷凍機1Bも同様の構成を備え、
その胴体2Bの長手一方側面2aをメンテナンス作業空間17
b(第3図参照)に向けて据え付けられると共に、胴体2
Bの長手一方側面2aには被調整部品18が取り付けられ、
メンテナンス面15bとされる。そして、このメンテナン
ス面15bは、吸収冷凍機1Aのメンテナンス面15aに対し
て、左右逆勝手に形成されている。さらに、胴体2Bの前
端面2cと後端面2dとも、メンテナンス面とされるのは上
記の吸収冷凍機1Aと同様である。なお、胴体2Bの長手他
方側面2bは、被調整部品18を有しない非メンテナンス面
16bとされている。
第2図および第3図から判るように、吸収冷凍機1A,1B
は、非メンテナンス面16aと16bとを密着させるような姿
勢で、すなわち、両吸収冷凍機1A,1Bの対面距離を可及
的に小さくして、建屋の床面19aに近接配置される。
ここで、メンテナンス面15a,15bに取り付けられ、調整
や操作などのメンテナンス作業の対象とされる被調整部
品18を簡単に説明する。
第1図に示すメンテナンス面15aには、凝縮器11から蒸
発器12へ冷媒液すなわち水を流下させる配管10a、その
配管10aに介在された濃度調整電磁弁13、蒸発器12の底
部の冷媒液を蒸発器12の上部から散布するための冷媒ポ
ンプ10、冷媒ポンプ10の上部の流量調整弁10bなどが取
り付けられている。さらに、高温再生器3の内部配管を
流下して、希吸収液を加熱した蒸気から発生するドレン
を取り出すドレン弁3aやスチームトラップ3bも設けられ
ている。その下方には、操作スイッチや表示灯などが取
り付けられた運転制御盤4が立設されている。
また、吸収器7から希吸収液を凝縮器11に隣接する低温
再生器(図示せず)へ搬送して吸収液を循環させる低温
吸収液ポンプ5、その右方の高温吸収液ポンプ9も設け
られ、低温再生器で濃縮された高温の吸収液を高温再生
器3に搬送して吸収液をさらに濃縮,循環させることが
できるようになっている。ちなみに、さらに濃縮された
吸収液は、落差を利用して吸収器7へ散布される。低温
吸収液ポンプ5や高温吸収液ポンプ9の上部の吐出側に
は、吸収液の循環量を調整する流量調整弁5a,9aも取付
けられている。
低温吸収液ポンプ5の右位置には抽気装置6が取り付け
られ、抽気ポンプ6aと複数の操作バルブ6b,6bを内蔵し
ていて、操作バルブ6bを開閉すると共に抽気ポンプ6aを
運転させると、吸収器7で滞留している不凝縮性ガスが
外部へ排出され、蒸発器12で発生した冷媒蒸気を吸収器
7で円滑に凝縮させるようになっている。なお、高温吸
収液ポンプ9や冷媒ポンプ10は長手一方側面2aに位置す
るが、前端面2cや後端面2dからもメンテナンス作業でき
る位置となっている。
さらに、二個のフロート弁8,8が設けられ、内部のフロ
ート式弁の可動の有無を点検することができるようにな
っている。そのフロート弁8,8の上部に延びる二本の配
管の右側には三本の配管があり、熱交換器(図示せず)
まで下降する吸収液用の配管を構成し、左側の一本の配
管は胴体2Aまたは2Bに接続される。ちなみに、第2図に
示す14aは冷媒が加熱されて蒸発した蒸気用の配管であ
り、14bは吸収器7や凝縮器11へ供給される冷却水の連
絡配管である。第3図に示す後端面2dと第2図に示す前
端面2cとにおける配置の相違は、前者には冷却水の連絡
配管14bが設けられていないことである。なお、図中の2
eは、胴体2A,2Bを床面19a上に支える脚である。
上述の説明から判るように、吸収器7や蒸発器12の伝熱
管の清掃を除いて、メンテナンス面15a,15bに取り付け
られた被調整部品18の全てをメンテナンス作業空間17a,
17bからメンテナンスできるようになっている。
このように並列設置された二台よりなる吸収冷凍機1A,1
Bが一定期間の稼働を終えると、次のように、次回の運
転に備えて被調整部品18の調整,操作,交換や掃除が行
われる。
夏季の冷房時期が過ぎると、集中型冷房装置の二台の吸
収冷凍機1A,1Bは休止される。一方、夏季前となれば、
吸収冷凍機1A,1Bの前端面2cや後端面2dから、蓋体7a,12
aが取り外され、吸収器7および蒸発器12の伝熱管が清
掃され、付着物などが除去される。
メンテナンス作業空間17a,17bからは、胴体2A,2Bの長手
一方側面2aのメンテナンス面15a,15bに取り付けられた
冷媒ポンプ10が分解点検され、必要に応じて新しい部品
と交換され、冷媒搬送量の確保が図られる。一方、流量
調整弁10bの調整や配管10aが点検される。さらに、配管
10aに介在された濃度調整電磁弁13の開閉状態がテスト
され、その開度調整もなされる。
次に、高温再生器3から降りてくる加熱蒸気から発生す
るドレンを排出する配管がチェックされ、それに介在さ
れたドレン弁3aやスチームトラップ3bが点検,調整され
る。その下方の運転制御盤4に取り付けられた操作スイ
ッチの作動テストや表示灯の取り替えなども行われる。
さらに、低温吸収液ポンプ5および高温吸収液ポンプ9
が点検され、必要に応じて新品と交換されたり、吸収液
の循環量が適性量となるように流量調整弁5a,9aの開度
が設定される。
続いて、抽気装置6の抽気ポンプ6aが分解,検査され、
必要に応じて新品と交換され、さらに、内蔵された真空
ポンプ用油の充填や補充などが行われ、操作バルブを操
作して吸収器7内の空気を排出するテストなどが行われ
る。また、二個のフロート弁8,8の可動部の作動が確か
められ、必要ならば可動部が新しい部品に交換される。
これらの作業は密接状態で設置された二台の吸収冷凍機
1A,1Bの周辺で行われるが、メンテナンス作業空間のト
ータルスペースは、従来の配置に比べて狭いもので済
み、結局は、大能力の吸収冷凍機を設置するスペースと
して広い場所が必要とされなくなる。
このようにしてメンテナンス作業が完了すると、吸収冷
凍機1A,1Bは冷凍能力の大容量化に対応して同時に運転
され、所望の冷凍能力が発揮される。しかし、冷房を強
く必要としないときなどは、過剰な運転となるのを回避
するために、部分負荷運転される。その場合、一方の冷
凍機を2/3負荷、他方の冷凍機を全負荷としたり、一方
を停止させて他方を全負荷もしくは部分負荷運転すれ
ば、大能力の冷凍機一台を部分負荷運転するよりも著し
く効率がよくなる。このような台数制御を行うことによ
り、効率のよい省エネルギ化が図られ、ランニングコス
トの低減も実現される。ちなみに、このような台数制御
については、例えば特許第1,482,583号(特公昭63-2631
1号公報)に記載された制御方法を適用すればよい。
なお、数千冷凍トンあるいはそれ以下の冷凍能力の吸収
冷凍機を製造する場合、単体の製品重量は50〜60トン程
度までに抑えられ、それを二台採用した場合の重量は、
数千冷凍トンの冷凍機を一台とした場合よりも軽くする
ことができる。したがって、構成品を分割することので
きない冷凍機のそれぞれを別々に車両で輸送することも
可能となり、輸送経路における重量制限地域の運搬も可
能となる。各吸収冷凍機は、製造後に試運転による能力
発揮の確認がなされるが、そのための工場設備も、冷凍
能力の小さい一台ずつをテストすることができるもので
よいわけであり、設備として既存のものを使用すること
ができ、あえて、大規模の試運転用施設を確保する必要
もなく、実用上極めて大きい効果が発揮される。以上の
説明において、二台の吸収冷凍機の能力の大小を問題と
して述べたが、本考案は、それぞれの吸収冷凍機の能力
の如何によらず適用することができる。
ところで、上記した被調整部品18のうちの運転制御盤4
を吸収冷凍機1A,1Bそれぞれに設けることなく、両運転
制御盤4,4を一つにまとめて共通化し、その運転制御盤
4を一方の吸収冷凍機例えば1Aのみに設けるようにする
こともできる。その場合、その運転制御盤4でもって操
作する両吸収冷凍機の運転制御操作量が軽減され、か
つ、両吸収冷凍機1A,1Bの運転ならびに制御を行うこと
ができ、運転制御操作の手間はより一層簡単となる。ま
た、それを設置するためのスペースなども少なくなる。
そして、冷凍機の台数制御もより一層円滑なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の並列設置の吸収冷凍機における配置構
造における長手一方側面の全体図、第2図は第1図のII
-II線矢視図、第3図は第1図のIII-III線矢視図、第4
図は従来の二台の吸収冷凍機の配置説明図、第5図は第
4図のV−V線矢視図である。 1A,1B……吸収冷凍機、2A,2B……胴体、2a……長手一方
側面、2b……長手他方側面、2cd……前端面、2d……後
端面、4……運転制御盤、15a,15b……メンテナンス
面、16a,16b……非メンテナンス面、18……被調整部
品。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二台の吸収冷凍機が隣接して設置される冷
    凍機の配置構造において、 上記各吸収冷凍機の胴体の長手一方側面および両端面に
    は、定期点検などで調整や操作の必要とされる被調整部
    品を配したメンテナンス面が形成されると共に、長手他
    方側面は上記被調整部品を有しない非メンテナンス面と
    しておき、 上記メンテナンス面と非メンテナンス面とは、二台の吸
    収冷凍機で左右逆勝手に形成され、 両吸収冷凍機が、その非メンテナンス面で対面され、か
    つ、その対面距離を可及的に小さくして近接配置されて
    いることを特徴とする並列設置の吸収冷凍機における配
    置構造。
  2. 【請求項2】前記被調整部品のうち、各吸収冷凍機に設
    けられる運転制御盤を一方の吸収冷凍機のみに設け、そ
    の一つの運転制御盤によって、両吸収冷凍機の運転なら
    びに制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載された並列設置の吸収冷凍機における配置構造。
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