JPH0744921U - 布団干し装置 - Google Patents
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- JPH0744921U JPH0744921U JP6388093U JP6388093U JPH0744921U JP H0744921 U JPH0744921 U JP H0744921U JP 6388093 U JP6388093 U JP 6388093U JP 6388093 U JP6388093 U JP 6388093U JP H0744921 U JPH0744921 U JP H0744921U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】日光による乾燥、殺菌消毒を布団の両面に容易
に施すことのできる取外し可能な簡便な布団干し装置を
提供する。 【構成】バルコニーの手摺(10)上端部へ嵌合される
嵌合凹部(20)を有する装置取付部(2)と、竿保持
用凹部(90)を有する竿保持部(9)とが、隣接して
設けられている。そして、布団干し装置の少なくとも2
個が、間隔をおいて、前記嵌合凹部(20)を介してバ
ルコニーの手摺(10)上端部に取外し自在に取着され
る。前記各竿保持用凹部(90)に竿(12)がそれぞ
れ嵌込まれることにより、竿(12)が布団(13)を
挟んで手摺上縁と近接平行状態に固定支持されるものと
なされている。
に施すことのできる取外し可能な簡便な布団干し装置を
提供する。 【構成】バルコニーの手摺(10)上端部へ嵌合される
嵌合凹部(20)を有する装置取付部(2)と、竿保持
用凹部(90)を有する竿保持部(9)とが、隣接して
設けられている。そして、布団干し装置の少なくとも2
個が、間隔をおいて、前記嵌合凹部(20)を介してバ
ルコニーの手摺(10)上端部に取外し自在に取着され
る。前記各竿保持用凹部(90)に竿(12)がそれぞ
れ嵌込まれることにより、竿(12)が布団(13)を
挟んで手摺上縁と近接平行状態に固定支持されるものと
なされている。
Description
【0001】
この考案は、集合住宅のバルコニー等の手摺に取付けて用いる布団干し装置に 関するものである。
【0002】
現在の日本に於ける生活の中で布団を寝具として使用している率は高く、主流 といえる。また、特に都会に於ける住環境は、その広さに問題が多く、収納の可 能な布団の使用は住宅を広く使う上で有効な手段である。しかし、マンション、 アパート等の寝具収納場所は風通しが悪く、布団の湿気が抜けにくい。その解消 法として通常日当たりの良いバルコニーに掛け干し、日光に当てて乾燥する方法 が広く行われている。
【0003】 直射日光による掛け干しは、乾燥に加えて殺菌消毒作用が行われ病原菌の駆逐 にもその効果が大であることから、布団の一面だけを掛け干しするのではなく、 布団の裏返しによって両面を日光に当てることが望ましい。ところで、布団を干 す作業は現在、主に婦女子に依る率が高い。しかし、一般的に布団は重量が重く 、またその形状も大きく、バルコニーへの掛け干しだけでも重労働である。これ に加えて、既設マンション、アパートにみるバルコニーは室内側からの出幅が狭 く、布団の掛け干しを裏返す作業には大きな困難を伴うことから、この作業が実 施されることは極めて少ない現状である。
【0004】 そこで、上記の布団の裏返し両面干しを目的として、実開平2−126595 号公報に、布団干し装置が提案されている。該装置は、間隔を伸縮自在に連結さ れた平行する一対の竿の一方がバルコニーの手摺等に固定されたものである。
【0005】
しかしながら、上記装置は建造物に固定して設けられるものであり、建物の建 設当初より設けられるか、建設後に工事を行って取付けなければならない。従っ て、上記装置はその取付けに何等の工事が必要であり、建設後に取付ける場合、 相当の工期と費用が必要であるという問題があった。また、その取外しが不可能 であり、既設マンション、アパート等の外観を損なうという問題もあった。
【0006】 しかも、布団を一対の竿の間に通さなければならずその作業も厄介であった。
【0007】 この考案は、上記の問題に鑑み、日光による乾燥、殺菌消毒を布団の両面に容 易に施すことのできる取外し可能な簡便な布団干し装置を提供することを目的と する。
【0008】
上記目的において、この考案は、図面の符号を参照して示すと、バルコニーの 手摺(10)上端部へ嵌合される嵌合凹部(20)を有する装置取付部(2)と 、竿保持用凹部(90)を有する竿保持部(9)とが、隣接して設けられた布団 干し装置(1)であって、これら布団干し装置の少なくとも2個が、間隔をおい て、前記嵌合凹部(20)を介してバルコニーの手摺(10)上端部に取外し自 在に取着されるとともに、前記各竿保持用凹部(90)に竿(12)がそれぞれ 嵌込まれることにより、竿(12)が布団(13)を挟んで手摺上縁と近接平行 状態に固定支持されるものとなされていることを特徴とする布団干し装置を要旨 とする。
【0009】 好ましい実施形態として、前記竿保持部(9)には、竿保持用凹部(90)の 外方位置において、該竿保持用凹部へ向かう通路内に突出した竿外れ留(19) が設けられる。
【0010】 布団干し装置の好ましい具体例として、前記装置取付部(2)は、1対の垂下 状の内外支持板部(4)(5)を有して断面下向きコ字状に形成される一方、前 記竿保持部(9)は、上方突状に延びる1対の内外挟着板部(9a)(9b)を 有して断面上向きコ字状に形成されている布団干し装置を挙げ得る。この場合、 前記装置取付部(2)の外側支持板部(5)が内側支持板部(4)よりも長尺に 形成されるとともに、その先端に、バルコニーの手摺子(11)に係合し得る係 合溝(6a)が形成されるのが望ましい。また、前記内外支持板部(4)(5) に、これら支持板部を接近方向にボルト締め可能とするボルト孔(4a)(5a )が設けられていることも望ましい。
【0011】 また、竿保持部(9)に、竿保持用凹部(90)に収容された竿に対して、移 動阻止用の押圧付勢力を付与する弾性体(14)が設けられることも望ましいし 、竿保持用凹部(90)内に、竿の外周面に適合して該竿を固定状態に支持する 少なくとも2個の湾曲部(15)が形成されても良いし、装置取付部(2)にお ける内外支持板部(4)(5)が、相互に接近離間自在となされることにより内 外支持板部(4)(5)間の距離が調節可能となされていることも推奨される。 さらに、装置取付部(2)における内外支持板部(4)(5)の少なくとも一方 の内面に、手摺(10)に装着された装置取付部(2)の移動を阻止する滑り止 め(42)(52)が被着されてなる構成とすることも望ましい。
【0012】
次に、この考案に係る布団干し装置を図示実施例に基づいて説明する。この実 施例では、垂直状態で水平方向に多数配置された手摺子の上端部に水平状態の笠 木が連結されている手摺に対して布団干し装置を取着する場合を示すものである 。
【0013】 図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すものである。図1において、(1 )は布団干し装置であり、プレス成形等により加工された金属板よりなり、全体 として断面略H字状を呈する。該布団干し装置(1)は、下部に位置する装置取 付部(2)と、上部に位置する竿保持部(9)とよりなる。
【0014】 上記装置取付部(2)は、水平連結板部(3)の両側縁に、内側支持板部(4 )及び外側支持板部(5)が垂下状態に突設されて、全体として断面下向きコ字 状となされることにより、内部に下方開口の嵌合凹部(20)が形成されてなる ものである。この装置取付部(2)は、前記嵌合凹部(20)を図2に示すよう にバルコニーの手摺上端の笠木に嵌込むことにより、布団干し装置(1)をバル コニーの手摺に取付けるためのものである。このために、上記水平連結板部(3 )の前後の長さは、笠木(10a)(10b)(10c)を跨ぎうる長さとなさ れている。
【0015】 上記内外支持板部(4)(5)は、いずれもその下端部が笠木の下端縁を越え て下方に突出する長さに設定されているが、さらに外側支持板部(5)の長さは 、内側支持板部(4)の長さよりも長く設定されている。しかも、外側支持板部 (5)の下端部にはやや内方に折曲された係合片(6)が形成されるとともに、 係合片(6)の先端中央部には手摺子(11)に係合し得る略逆U字状の係合溝 (6a)が設けられている。
【0016】 さらに、図1に示すように、前記内外支持板部(4)(5)には、中心線から 外れた側方位置に、上下方向一定間隔に複数のボルト挿通孔(4a)(5a)が 穿設されている。そして、ボルト挿通孔(4a)(5a)を介して内外支持板部 (4)(5)を貫通するボルト(7)の先端にナット(8)を螺合することによ り、内外支持板部(4)(5)を接近方向に締め付けることができるものとなさ れている。なお、ボルト挿通孔(4a)を、中心線から外れた位置に設けたのは 、物干し装置の取着の際に、係合溝(6a)に係合された手摺子(11)を避け るためであるが、係合溝(6a)を中心線から外れた位置に設けた場合には、ボ ルト挿通孔(4a)を中心線上に設けてもよい。また、ボルト挿通孔(4a)あ るいは(5a)は、どちらか一方もしくは両方をスリット状の長孔としてもよい 。また、一方のボルト挿通孔(4a)(5a)のどちらかを雌ねじに形成してボ ルト(7)を螺着可能な構成とし、ナット(8)を不要としても良い。
【0017】 一方、前記竿保持部(9)は、水平連結板部(93)の両側縁に、内外一対の 挟着板部(91)(92)が上方突状に立設されて、全体として断面上向きコ字 状となされることにより、内部に上方開口の竿保持用凹部(90)が形成されて なるものである。この竿保持部(9)は、前記竿保持用凹部(90)に竿を嵌込 むことにより該竿を固定状態に保持するものである。この実施例では、竿の外径 は笠木の外径よりも小さいものとなされており、このため前記水平連結板部(9 3)の前後の長さは、装置取付部(2)の水平連結板部(3)の前後の長さより もやや短く設定されている。そして、水平連結板部(93)は水平連結板部(3 )上面の前後方向外よりの偏心位置にて、水平連結板部(3)に接合一体化され ている。このように、水平連結板部(93)の位置をずらした方が、竿の取付け 等に際して竿保持部(9)に下向き荷重が加わったときの装置の内向き回動を抑 制し得る点で好ましいが、水平連結板部(3)の中央に接合されても良く、ある いは内よりの位置に接合されても良い。なお、内外挟着板部(91)(92)を 装置取付部(2)の水平連結板部(3)に直接連結することにより、上側の水平 連結板部(93)を省略するものとしてもよい。
【0018】 上記内外挟着板部(91)(92)には、竿保持用凹部(90)の上側近接位 置において、頂部同士が向合う態様に断面略山形に折曲げ加工されることにより 、該竿保持用凹部(90)へ向かう通路内に突出した内方膨出状の竿外れ留(1 9)(19)が形成されている。従って、図4に示すように、竿(12)はこの 外れ留(19)(19)を乗り越えて保持用凹部(90)に強制嵌合されるとと もに、嵌合後は外れ留(19)(19)によって上方への抜けが阻止され、その 嵌合保持状態が強く維持されるものとなされている。なお、竿外れ留(19)( 19)は、互いに凸面側を向い合わせた断面略円弧状等の膨出部としてもよいし 、あるいは上記挟着板片(91)(92)の向合った面側に他の部材を接合して 、互いに向合った断面凸形状としてもよい。また、上記挟着板片(91)(92 )の竿外れ留(19)(19)より上方の部分は省略してもよい。
【0019】 上記図示実施例に係る布団干し装置(1)は、使用に際して、少なくとも2個 が、バルコニー手摺の笠木(10)に間隔をおいて取付けられる。その取付け手 順を説明すれば、まず、図2に示すように、装置取付部(2)を笠木(10)の 上方から該笠木(10)を跨ぐように降ろし、嵌合凹部(20)を笠木(10) に嵌め合わせる。さらに、係合溝(6a)を手摺子(11)に係合させて、装置 (1)の横移動を防止する。
【0020】 次に、要すれば固定用ボルト(7)を内方あるいは外方から内外支持板部(4 )(5)の適当なボルト挿通孔(4a)(5a)に通し、ナット(8)をボルト (7)に螺装して締付ける。ボルト挿通孔(4a)(5a)は、それぞれ内外支 持板部(4)(5)の中心線から外れた位置に穿設されているので、ボルト(7 )は手摺子(11)を避けて貫通され、手摺子(11)に接触することはない。 なお、ボルト(7)を通す位置は、図3に示すように、笠木(10a)(10b )(10c)の形状に合わせ、できるだけ笠木の下面に近い位置とする。また、 ボルト(7)は、傾斜状に取付けることも可能である。
【0021】 こうして、布団干し装置(1)の笠木(10)への取付けを終了したのち、次 に図4Aに示すように、笠木(10)に布団(13)を二つ折りの状態で掛ける 。
【0022】 次に、上方より竿(12)の両端部を各布団干し装置(1)(1)の挟着板部 (9a)(9a)の間に竿外れ留(19)(19)を乗り越えるまで圧入して、 竿(12)を竿保持用凹部(90)に嵌入する。この際、竿保持部(9)に下向 き荷重が加わっても、水平連結板部(93)は装置取付部(2)に対して外より の位置に偏心配置されているから、ボルト(7)を用いない場合であっても装置 が内向きに回動することはない。こうして竿が嵌込まれた状態では、竿(12) は竿外れ留(19)(19)によって抜け止めが阻止されるのみならず、図4B に示すように、竿外れ留(19)(19)から下向き押圧力を受けて布団(13 )に圧接し、布団(13)の脱落を防止する。
【0023】 そして、図5Aに示される状態で、布団(13)の片面が十分に干された後、 図5Bに示すように、笠木(10)に掛け干された布団(13)の内側半分を竿 (12)を軸として外側に裏返す極めて容易な単純作業で、図5Cに示すように 、布団(13)は竿(12)に掛けられた状態となり、該布団(13)全体が裏 返されて、他の面を日光に当てることが可能となる。尚、布団の裏返しに際して は、竿(12)を介して装置に外向きの回動力が加わり易いが、大きな外向き回 動力が加わっても、先端が手摺子(11)に係合した長尺の外側支持板部(5) により、これが十分に阻止される。
【0024】 図6〜図8は、この発明の他の実施例を示すものである。なお、これらの図に おいて、図1〜図5に示した実施例と同一名称部分については同一の符号を付す 。
【0025】 この実施例では、上述の第1実施例における装置取付部(2)の水平連結板部 (3)と竿保持部(9)の水平連結板部(93)とが、一枚の水平連結板部(3 )によって形成されるとともに、外側支持板部(5)も水平連結板部(3)及び 竿保持部(9)と一体に形成されている。
【0026】 また、装置取付部(2)には、内側の挟着板部(91)の内面に沿って、板ば ね(14)がその上端部を内側挟着板部(91)の上端折返し部(91a)に係 止され、下端部を水平連結板部(3)の上面の係止溝(91b)に係止された状 態で装着されている。この板ばね(14)には、高さ方向の中間部及び下端部に 竿の外周形状に沿って退入した上下2個の湾局部(15)(15)が屈曲形成さ れるとともに、上下湾曲部の間及び上側湾曲部の上方において内方凸状の竿外れ 留(19)(19)が屈曲形成されている。
【0027】 一方、外側の挟着板部(92)の内面にも、板ばねの対応位置において上下の 湾曲部(15)(15)と竿外れ留(19)(19)が形成されている。これら 板ばね(14)及び外側挟着板部(9a)の上下湾曲部(15)(15)は、竿 (12)の外周に適合して該竿を保持する役割を果たす。この場合、板ばね(1 4)は湾曲部(15)に保持された竿(12)を外側の挟着板部(92)の方向 に押圧付勢することにより、竿(12)を湾曲部(15)に移動阻止状態に強固 に固定保持し、ひいては布団に大きな挟圧力を付与しかつこれを安定的に維持す る役割を果たす。このために、板ばね(14)は竿を収容しない状態で外側の挟 着板部(92)の方向に僅かに膨出した状態で取り付けられているとともに、竿 (12)が外れ留(19)を通過するときは内側挟着板部(91)の側に弾性変 形してこれを許容し、竿が湾曲部(15)に達すると復帰して竿(12)に押圧 付勢力を付与し得るものとなされている。また、湾曲部(15)を上下2個設け たのは、布団の厚さに応じて竿(12)の保持位置を選択可能とするためである が、選択範囲をさらに広げるために湾曲部(15)を3個以上設けても良い。
【0028】 さらに、外側の挟着板部(92)の上端には、内方傾斜状の落下防止片(16 )が形成されている。この落下防止片(16)は、布団干し装置(1)をベラン ダ手摺へ装着後、竿(12)を竿保持部(9)に嵌着する際に、あるいは竿保持 部から取り外す際に、誤って竿がベランダを越えて戸外に落下するのを防止する 役割を果たす。
【0029】 前記水平連結板部(3)の下面には、ガイド溝(31)を有する水平ガイド部 材(30)が固着されるとともに、逆L字形の内側支持板部(4)の水平折曲片 (41)が、前記ガイド溝(31)にスライド可能に嵌め込まれている。従って 、内側支持板部(4)の水平折曲片(41)をスライドさせることにより、内外 支持板部(4)(5)が接近、離間自在となされ、内外支持板部間の距離を、取 付けられるベランダ手摺の笠木(10)の幅に合致させるべく調整可能となされ ている。また、水平連結板部(3)の側部には、ガイド部材(30)を貫通する 長孔(3a)が穿設される一方、内側支持板部(4)の水平折曲片(41)には スライド方向に複数個のねじ孔(41a)が穿孔され、前記長孔(3a)を介し てねじ(17)とねじ孔(41a)を選択的に螺合させることにより、外側支持 板部(5)との距離を調節した内側支持板部(4)をその位置に固定できるもの となされている。
【0030】 さらに、この実施例では、内外支持板部(4)(5)の内面に、ベランダの手 摺に装着した装置取付部(2)の横方向や回転方向の移動あるいは位置ずれを摩 擦力により阻止する滑り止め(42)(52)が被着されている。滑り止め(4 2)(52)として、この実施例では肉薄のゴム材が使用されている。
【0031】 図6〜8に示す布団干し装置(1)をバルコニー手摺へ装着するには、支持板 部固定用のねじ(17)を外して内側支持板部(4)をスライド自在とし、かつ 内側支持板部(4)を外方にスライドさせ嵌合凹部(20)を大きく開いた状態 で、装置取付部(2)を笠木(10)の上方から該笠木を跨ぐように下ろし、嵌 合凹部(20)を笠木(10)に嵌め合わせる。ついで、内側支持板部(4)を ガイド部材(30)のガイド溝(31)に沿って内方にスライドさせて嵌合凹部 (20)を笠木(10)に合致させ、水平連結板部(3)の上方から長孔(3a )にねじ(17)を通して、内側支持板部(4)の水平折曲片(41)に設けた ねじ孔(41a)に螺着する(図8参照)。
【0032】 次いで、内外支持板部(4)(5)の適当なボルト挿通孔(4a)(5a)に 固定ボルト(7)を貫通状態に通して、ボルト先端にナット(8)を螺着固定す る。この際、内外支持板部(4)(5)の内面の滑り止め(42)(52)によ り、装置の横移動、回転移動、位置ずれが防止され、装置は確実かつ安定的に笠 木(10)に保持される。なお、支持板部(5)の外方に突出したボルト(7) の先端に布団が引っ掛かることによる布団の損傷等を防止するため、ナットの螺 着後、ボルト先端に樹脂製あるいはゴム製のチューブを嵌めるものとしても良い 。
【0033】 こうして、2個の布団干し装置(1)(1)を笠木(10)に間隔的に装着し たのち、笠木に布団(13)を掛け、次いで各布団干し装置(1)(1)の竿保 持部(9)における竿保持用凹部(90)に、竿(12)を上方から嵌入する。 嵌入に際して、ベランダ外方への不本意な力が竿(12)に加わった場合には、 外側支持板部(5)上端の落下防止片(16)により竿(12)が支持されて、 戸外への竿の落下が防止され、極めて安全である。
【0034】 竿保持用凹部(90)に嵌入された竿(12)は、まず上側の外れ留(19) に当たるが、そのまま強制的に押し込むと、板ばね(14)が外側に弾性変形し て竿の通過を許容し、竿は上側の湾曲部(15)に適合状態に収容される。この 状態で、竿(12)は板ばね(14)から押付け方向の付勢力を付与され、その 揺動が阻止される結果、湾曲部(15)に強固に固定保持される。なお、布団( 13)の厚さが薄い場合には、竿(12)をさらに下側の湾曲部(15)まで押 し込めば良い。 竿(12)を掛け渡した後の布団(13)の裏返し作業は、前述の第1実施例 と同じであるのでその説明は省略する。
【0035】 なお、以上の実施例では、笠木付きの手摺に布団干し装置を取付ける場合を示 したが、笠木のないコンクリート壁等からなる手摺に取付けるものとしても良い 。この場合、装置取付部(2)の内外支持板部(4)(5)を手摺壁面に圧接さ せることにより、装置の回転を防止すれば良い。
【0036】
この考案に係る布団干し装置は、バルコニーの手摺上端部へ嵌合される嵌合凹 部を有する装置取付部と、竿保持用凹部を有する竿保持部とが、隣接して設けら れており、使用に際しては、嵌合凹部を介して手摺に取着するとともに、布団干 し終了後は手摺から取り外すことができる。従って、ベランダに常時供えつけら れた固定式の布団干し装置のような据付工事も不要であり、かかる固定式布団干 し装置のないベランダにおいても極めて簡単に布団の裏返し両面干しを行うこと ができる。しかも、不要時の取り外しにより、マンション、アパート等の外観体 裁を損なうおそれもなくし得る。
【0037】 さらに、ベランダ手摺に布団を掛け置いた後に、竿保持用凹部に竿を嵌め込め ば良いから、従来の布団干し装置のような1対の竿の間に布団を通す作業を不要 となしえ、両面干し作業の簡素化を図り得る。加えて、本発明の布団干し装置は 極めて簡単な構成であり、安価に製造可能であり経済的でもある。
【0038】 また、請求項2の布団干し装置では、上方から手摺を跨ぐ状態に嵌合凹部を嵌 め込むと共に、竿を竿保持用凹部に上方から落とし込んで嵌め込むことができ、 装置本体の取付け及び竿の装着を容易にできる効果がある。
【0039】 また、請求項3の布団干し装置では、竿外れ留により、竿保持用凹部に嵌め込 まれた竿の抜けを防止できるのみならず、布団干し中は竿と手摺の間に挟まれた 布団に対して竿を圧接させることができ、布団の脱落を防止できる。
【0040】 また、請求項4の布団干し装置では、外側支持板部が長尺に形成されているこ とにより、装置に外向き回動力が加わった場合に、外側支持板部の先端が手摺子 等に当接して生じる反力を大きくでき、より大きな回動力に耐えることができ、 装置の手摺への取付強度を向上することができる。しかも、先端係合溝を手摺子 に係合させることにより、装置の横移動を防止できる効果がある。
【0041】 また、請求項5の布団干し装置では、内外支持板部をボルトで締め付けること ができ、装置をさらに強固に手摺に取着することができる効果がある。
【0042】 また、請求項6の布団干し装置では、弾性体の押圧付勢力により、竿の揺動を 阻止しえて竿を強固に固定保持でき、ひいては布団に大きな挟圧力を付与できる とともにこの挟圧力を安定的に維持でき、ベランダ手摺からの布団の滑落を防止 できる。
【0043】 また、請求項7の布団干し装置では、竿が湾曲部に適合して、ますますその揺 動を阻止できるうえ、湾曲部が2個以上設けられているから、布団の厚さに応じ て湾曲部を選択することにより、厚い布団から薄い布団まで幅広く使用できる効 果がある。
【0044】 また、請求項8の布団干し装置では、内外支持板部間の距離を自在に調節する ことができ、ベランダ手摺の幅が異なっても確実に取り付けることができ、使用 範囲を大幅に拡大することができる。
【0045】 また、請求項9の布団干し装置では、内外支持板部の少なくとも一方の内面に 被着された滑り止めにより、装置の移動や位置ずれが防止され、装置を益々確実 にかつ安定的にベランダ手摺に装着することができる。
【図1】この考案の一実施例に係る布団干し装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の布団干し装置が笠木に取付けられた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図1の布団干し装置の取付けられる笠木の種類
に応じた取付け方法を示す断面図である。
に応じた取付け方法を示す断面図である。
【図4】笠木に掛けられた布団の上側に竿を圧接状態に
取付けた状態を示す側面図である。
取付けた状態を示す側面図である。
【図5】図1の布団干し装置を使用しての布団の裏返し
作業の手順を示す斜視図である。
作業の手順を示す斜視図である。
【図6】この考案の他の実施例に係る布団干し装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】(A)は図6に示す布団干し装置の正面図、
(B)は同じく側面図である。
(B)は同じく側面図である。
【図8】図6に示す布団干し装置が笠木に取付けられた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
1…布団干し装置 2…装置取付部 3…水平連結板部 4…内側支持板部 5…外側支持板部 6…係合片 6a…係合溝 7…ボルト 9…竿保持部 19…竿外れ留 20…嵌合凹部 90…竿保持用凹部 91、92…挟着板部 14…板ばね(弾性体) 15…湾曲部 42、52…滑り止め
Claims (9)
- 【請求項1】 バルコニーの手摺(10)上端部へ嵌合
される嵌合凹部(20)を有する装置取付部(2)と、
竿保持用凹部(90)を有する竿保持部(9)とが、隣
接して設けられた布団干し装置(1)であって、これら
布団干し装置の少なくとも2個が、間隔をおいて、前記
嵌合凹部(20)を介してバルコニーの手摺(10)上
端部に取外し自在に取着されるとともに、前記各竿保持
用凹部(90)に竿(12)がそれぞれ嵌込まれること
により、竿(12)が布団(13)を挟んで手摺上縁と
近接平行状態に固定支持されるものとなされていること
を特徴とする布団干し装置。 - 【請求項2】 前記装置取付部(2)は、1対の垂下状
の内外支持板部(4)(5)を有して断面下向きコ字状
に形成される一方、前記竿保持部(9)は、上方突状に
延びる1対の内外挟着板部(9a)(9b)を有して断
面上向きコ字状に形成されている請求項1に記載の布団
干し装置。 - 【請求項3】 前記竿保持部(9)には、竿保持用凹部
(90)の外方位置において、該竿保持用凹部へ向かう
通路内に突出した竿外れ留(19)が設けられている請
求項1または2に記載の布団干し装置。 - 【請求項4】 前記装置取付部(2)の外側支持板部
(5)が内側支持板部(4)よりも長尺に形成されると
ともに、その先端に、バルコニーの手摺子(11)に係
合し得る係合溝(6a)が形成されている請求項2また
は3に記載の布団干し装置。 - 【請求項5】 前記内外支持板部(4)(5)に、これ
ら支持板部を接近方向にボルト締め可能とするボルト孔
(4a)(5a)が設けられている請求項2ないし4の
いずれか1に記載の布団干し装置。 - 【請求項6】 竿保持部(9)に、竿保持用凹部(9
0)に収容された竿に対して、移動阻止用の押圧付勢力
を付与する弾性体(14)が設けられてなる請求項1な
いし5のいずれか1に記載の布団干し装置。 - 【請求項7】 竿保持用凹部(90)内に、竿の外周面
に適合して該竿を固定状態に支持する少なくとも2個の
湾曲部(15)が形成されている請求項1ないし6のい
ずれか1に記載の布団干し装置。 - 【請求項8】 装置取付部(2)における内外支持板部
(4)(5)が、相互に接近離間自在となされることに
より内外支持板部(4)(5)間の距離が調節可能とな
されている請求項2ないし7のいずれか1に記載の布団
干し装置。 - 【請求項9】 装置取付部(2)における内外支持板部
(4)(5)の少なくとも一方の内面に、手摺(10)
に装着された装置取付部(2)の移動を阻止する滑り止
め(42)(52)が被着されてなる請求項2ないし8
のいずれか1に記載の布団干し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6388093U JPH0744921U (ja) | 1993-01-20 | 1993-10-22 | 布団干し装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP824193U JPH0655594U (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 布団干し装置 |
| JP5-8241 | 1993-01-20 | ||
| JP6388093U JPH0744921U (ja) | 1993-01-20 | 1993-10-22 | 布団干し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744921U true JPH0744921U (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=26342717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6388093U Pending JPH0744921U (ja) | 1993-01-20 | 1993-10-22 | 布団干し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744921U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110215526A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-10 | 广东好太太科技集团股份有限公司 | 一种被褥护理仪的行走机构 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP6388093U patent/JPH0744921U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110215526A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-09-10 | 广东好太太科技集团股份有限公司 | 一种被褥护理仪的行走机构 |
| CN110215526B (zh) * | 2019-07-03 | 2024-03-29 | 广东好太太科技集团股份有限公司 | 一种被褥护理仪 |
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