JPH0744960Y2 - 金属スラグ処理用器具 - Google Patents
金属スラグ処理用器具Info
- Publication number
- JPH0744960Y2 JPH0744960Y2 JP10762091U JP10762091U JPH0744960Y2 JP H0744960 Y2 JPH0744960 Y2 JP H0744960Y2 JP 10762091 U JP10762091 U JP 10762091U JP 10762091 U JP10762091 U JP 10762091U JP H0744960 Y2 JPH0744960 Y2 JP H0744960Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- ceramic honeycomb
- metal slag
- slag treatment
- slag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は金属溶湯の表面から金属
スラグをすくい取るために使用される金属スラグ処理用
器具に関するものである。
スラグをすくい取るために使用される金属スラグ処理用
器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば球状黒鉛鋳鉄の鋳込みを行う際に
は、溶湯中に石川ライトや黒曜石のような凝集剤を投入
し、溶湯の表面に金属スラグを凝集させたうえで金属ス
ラグ処理用器具ですくい取りを行っている。従来からこ
のための金属スラグ処理用器具としては、溶湯に溶けて
も問題のない鉄製の丸棒が使用されてきた。しかし凝集
剤に含有されている結晶水がはじけ溶湯が飛散する危険
を避けるために長い丸棒を使用する必要があり、金属ス
ラグ処理用器具の重量が重くなるうえ、丸棒であるので
一度に多量の金属スラグをすくい取ることができず、作
業能率が悪いという問題があった。
は、溶湯中に石川ライトや黒曜石のような凝集剤を投入
し、溶湯の表面に金属スラグを凝集させたうえで金属ス
ラグ処理用器具ですくい取りを行っている。従来からこ
のための金属スラグ処理用器具としては、溶湯に溶けて
も問題のない鉄製の丸棒が使用されてきた。しかし凝集
剤に含有されている結晶水がはじけ溶湯が飛散する危険
を避けるために長い丸棒を使用する必要があり、金属ス
ラグ処理用器具の重量が重くなるうえ、丸棒であるので
一度に多量の金属スラグをすくい取ることができず、作
業能率が悪いという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解消して、溶湯の表面から金属スラグを能率
的に除去することができる金属スラグ処理用器具を提供
するために完成されたものである。
の問題点を解消して、溶湯の表面から金属スラグを能率
的に除去することができる金属スラグ処理用器具を提供
するために完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、長い柄を持つ金属製の取付け治
具の先端に、平板状のセラミックハニカムを取り付けた
ことを特徴とするものである。また上記の平板状のセラ
ミックハニカムの表面には、すくい取りを容易にするた
めの凹部を形成しておくことが好ましい。
めになされた本考案は、長い柄を持つ金属製の取付け治
具の先端に、平板状のセラミックハニカムを取り付けた
ことを特徴とするものである。また上記の平板状のセラ
ミックハニカムの表面には、すくい取りを容易にするた
めの凹部を形成しておくことが好ましい。
【0005】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1に示す第1の実施例において、1は
長い柄2を持つ金属製の取付け治具であり、例えばステ
ンレススチールのような耐熱性金属からなるものであ
る。従来のものとは異なり、柄2は溶湯の内部に直接浸
漬されるものではないので、中空体として軽量化を図る
ことができる。取付け治具1の先端部は二つ割りとなっ
ており、その内側に平板状のセラミックハニカム3が固
定されている。
細に説明する。図1に示す第1の実施例において、1は
長い柄2を持つ金属製の取付け治具であり、例えばステ
ンレススチールのような耐熱性金属からなるものであ
る。従来のものとは異なり、柄2は溶湯の内部に直接浸
漬されるものではないので、中空体として軽量化を図る
ことができる。取付け治具1の先端部は二つ割りとなっ
ており、その内側に平板状のセラミックハニカム3が固
定されている。
【0006】上記のセラミックハニカム3はコージライ
ト、ムライトのような耐熱衝撃性に優れた材質のもの
で、図示のようにセルの貫通孔の方向を平板の厚さ方向
としてある。実施例では1インチ四方に100 セル(1セ
ルの大きさは2.54mm×2.54mm)のセラミックハニカム3
が使用されているが、セルの大きさはこれに限定される
ものではなく、セラミックハニカム3を複層として上下
のセルの大きさを変えるようなことも可能である。な
お、取付け治具1とセラミックハニカム3が直接接触す
ることを防止するため、両者の接触部分にアスベストや
鉱物繊維等からなる耐熱性のシートを介在させることも
できる。
ト、ムライトのような耐熱衝撃性に優れた材質のもの
で、図示のようにセルの貫通孔の方向を平板の厚さ方向
としてある。実施例では1インチ四方に100 セル(1セ
ルの大きさは2.54mm×2.54mm)のセラミックハニカム3
が使用されているが、セルの大きさはこれに限定される
ものではなく、セラミックハニカム3を複層として上下
のセルの大きさを変えるようなことも可能である。な
お、取付け治具1とセラミックハニカム3が直接接触す
ることを防止するため、両者の接触部分にアスベストや
鉱物繊維等からなる耐熱性のシートを介在させることも
できる。
【0007】図2は第2の実施例におけるセラミックハ
ニカム3を示すもので、表面に金属スラグのすくい取り
を容易にするための凹部4を形成してある。図2の場合
には硯石のように先端側をくぼませてこの部分に金属ス
ラグが入りやすいように工夫してある。
ニカム3を示すもので、表面に金属スラグのすくい取り
を容易にするための凹部4を形成してある。図2の場合
には硯石のように先端側をくぼませてこの部分に金属ス
ラグが入りやすいように工夫してある。
【0008】しかし図2の場合にはセラミックハニカム
3の一部を斜めに切削する必要がありコスト高となるの
で、図3に示す第3の実施例では2枚のセラミックハニ
カム3を積層することによりこの問題を解決している。
即ち、上側のセラミックハニカム3の先端側には透孔5
が形成してあり、これを平板状で孔のない下側のセラミ
ックハニカム3に重ねることにより、表面に凹部4を形
成したものである。
3の一部を斜めに切削する必要がありコスト高となるの
で、図3に示す第3の実施例では2枚のセラミックハニ
カム3を積層することによりこの問題を解決している。
即ち、上側のセラミックハニカム3の先端側には透孔5
が形成してあり、これを平板状で孔のない下側のセラミ
ックハニカム3に重ねることにより、表面に凹部4を形
成したものである。
【0009】
【作用】このように構成された本考案の金属スラグ処理
用器具は、例えば図4に示すように取鍋6に入った約14
50℃の球状黒鉛鋳鉄の溶湯の表面から金属スラグをすく
い取るために使用されるもので、セラミックハニカム3
を溶湯の表面に入れて金属スラグをすくい取ると、溶湯
はセラミックハニカム3の貫通孔から流下し、金属スラ
グのみがその表面に残る。このようにして金属スラグは
平板状で広い面積を持つセラミックハニカム3によって
効率良くすくい取られる。特に図2、図3のように表面
に凹部4が形成されたセラミックハニカム3を使用した
場合には、一度に大量の金属スラグをすくい取ることが
可能となる。
用器具は、例えば図4に示すように取鍋6に入った約14
50℃の球状黒鉛鋳鉄の溶湯の表面から金属スラグをすく
い取るために使用されるもので、セラミックハニカム3
を溶湯の表面に入れて金属スラグをすくい取ると、溶湯
はセラミックハニカム3の貫通孔から流下し、金属スラ
グのみがその表面に残る。このようにして金属スラグは
平板状で広い面積を持つセラミックハニカム3によって
効率良くすくい取られる。特に図2、図3のように表面
に凹部4が形成されたセラミックハニカム3を使用した
場合には、一度に大量の金属スラグをすくい取ることが
可能となる。
【0010】しかも前記のような材質からなるセラミッ
クハニカム3は耐熱衝撃性に優れ、常温のまま1450℃の
溶湯中に浸漬しても破壊されることがない。またセラミ
ックハニカム3は溶湯中に不純物を溶出させるおそれが
ないので、溶湯を汚染することもない。更に本考案の金
属スラグ処理用器具は、全体を中実の鉄棒により構成し
ていた従来品と比較して著しく軽量であり、柄2の長さ
を十分に長くしてもその取扱いが容易である。
クハニカム3は耐熱衝撃性に優れ、常温のまま1450℃の
溶湯中に浸漬しても破壊されることがない。またセラミ
ックハニカム3は溶湯中に不純物を溶出させるおそれが
ないので、溶湯を汚染することもない。更に本考案の金
属スラグ処理用器具は、全体を中実の鉄棒により構成し
ていた従来品と比較して著しく軽量であり、柄2の長さ
を十分に長くしてもその取扱いが容易である。
【0011】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の金属ス
ラグ処理用器具は長い柄を持つ金属製の取付け治具の先
端に平板状のセラミックハニカムを取り付けたことによ
り、溶湯の表面から金属スラグを能率的に除去すること
ができるものである。よって本考案は従来の問題点を解
消した金属スラグ処理用器具として、その実用的価値は
極めて大きいものである。
ラグ処理用器具は長い柄を持つ金属製の取付け治具の先
端に平板状のセラミックハニカムを取り付けたことによ
り、溶湯の表面から金属スラグを能率的に除去すること
ができるものである。よって本考案は従来の問題点を解
消した金属スラグ処理用器具として、その実用的価値は
極めて大きいものである。
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例のセラミックハニカムを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本考案の第3の実施例のセラミックハニカムを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】使用状態を示す斜視図である。
1 取付け治具 2 柄 3 平板状のセラミックハニカム 4 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 長い柄を持つ金属製の取付け治具の先端
に、平板状のセラミックハニカムを取り付けたことを特
徴とする金属スラグ処理用器具。 - 【請求項2】 平板状のセラミックハニカムの表面に凹
部を形成した請求項1記載の金属スラグ処理用器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10762091U JPH0744960Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 金属スラグ処理用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10762091U JPH0744960Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 金属スラグ処理用器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554994U JPH0554994U (ja) | 1993-07-23 |
| JPH0744960Y2 true JPH0744960Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=14463798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10762091U Expired - Lifetime JPH0744960Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 金属スラグ処理用器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744960Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4799944B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2011-10-26 | 産機電業株式会社 | 真空溶解鋳造方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP10762091U patent/JPH0744960Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0554994U (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |