JPH0745066B2 - 巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置 - Google Patents
巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置Info
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- JPH0745066B2 JPH0745066B2 JP1180244A JP18024489A JPH0745066B2 JP H0745066 B2 JPH0745066 B2 JP H0745066B2 JP 1180244 A JP1180244 A JP 1180244A JP 18024489 A JP18024489 A JP 18024489A JP H0745066 B2 JPH0745066 B2 JP H0745066B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ストリップなどの被巻取物の巻取り及び巻戻
しに用いられる機器の張力制御装置に関するものであ
る。
しに用いられる機器の張力制御装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 圧延ラインなどでのストリップに付与する張力は、その
形状,材質,ラインの構造などに基づいて設定され、目
標張力に対して変動を生じることのないように制御され
る。
形状,材質,ラインの構造などに基づいて設定され、目
標張力に対して変動を生じることのないように制御され
る。
第5図は従来の張力制御装置の一例を示すブロック図で
ある。ここでは、ストリップを巻取る場合を示し、テン
ションリール1のトルクを制御してミル2の出側のスト
リップの張力制御を行うものである。
ある。ここでは、ストリップを巻取る場合を示し、テン
ションリール1のトルクを制御してミル2の出側のスト
リップの張力制御を行うものである。
テンションリール1の駆動は、電動発電機(MG)の直流
電動機(M)3によって行われる。この直流電動機3の
電機子には、MGを構成する発電機(G)4の電機子が接
続されている。また、ミル2の駆動源には、ミルモータ
5が駆動源として用いられる。直流電動機3の回転軸に
はパルスゼネレータ6が連結され、同様にミルモータ5
にもパルスゼネレータ7が連結されている。
電動機(M)3によって行われる。この直流電動機3の
電機子には、MGを構成する発電機(G)4の電機子が接
続されている。また、ミル2の駆動源には、ミルモータ
5が駆動源として用いられる。直流電動機3の回転軸に
はパルスゼネレータ6が連結され、同様にミルモータ5
にもパルスゼネレータ7が連結されている。
直流電動機3は界磁コイル8を備え、発電機4は界磁コ
イル9を備えている。界磁コイル9の制御部は、張力を
設定する張力設定器10,その設定値と電機子回路に挿入
されている電機子電流検出器14の出力との偏差を求める
減算器11,この減算器11の出力に基づいて電機子電流を
制御する電機子電流制御部12,及び電機子電流制御部12
の出力に基づいて界磁コイル9を駆動するサイリスタ装
置13より構成されている。
イル9を備えている。界磁コイル9の制御部は、張力を
設定する張力設定器10,その設定値と電機子回路に挿入
されている電機子電流検出器14の出力との偏差を求める
減算器11,この減算器11の出力に基づいて電機子電流を
制御する電機子電流制御部12,及び電機子電流制御部12
の出力に基づいて界磁コイル9を駆動するサイリスタ装
置13より構成されている。
一方、界磁コイル8の制御部は、パルスゼネレータ6及
び7の出力に基づいてコイル径を算出するコイル径算出
回路15,このコイル径算出回路15の算出結果に基づいて
目標界磁磁束を算出する界磁算出回路16,この界磁算出
回路16の出力によって界磁電流を算出する界磁電流算出
回路17,この界磁電流算出回路17による界磁電流と界磁
電流検出値との偏差を求める減算器18,この減算器18の
出力に基づいて界磁電流を制御する界磁電流制御回路1
9,この界磁電流制御回路19の出力に基づいて界磁コイル
9を駆動するサイリスタ装置20,及び界磁コイル8の界
磁電流を検出する界磁電流検出器21より構成されてい
る。
び7の出力に基づいてコイル径を算出するコイル径算出
回路15,このコイル径算出回路15の算出結果に基づいて
目標界磁磁束を算出する界磁算出回路16,この界磁算出
回路16の出力によって界磁電流を算出する界磁電流算出
回路17,この界磁電流算出回路17による界磁電流と界磁
電流検出値との偏差を求める減算器18,この減算器18の
出力に基づいて界磁電流を制御する界磁電流制御回路1
9,この界磁電流制御回路19の出力に基づいて界磁コイル
9を駆動するサイリスタ装置20,及び界磁コイル8の界
磁電流を検出する界磁電流検出器21より構成されてい
る。
また、ミルモータ5の制御部は、ライン速度を設定する
ライン速度設定器22,ミルモータ5の回転を検出するパ
ルスゼネレータ23,このパルスゼネレータ23の出力とラ
イン速度設定器22の出力との偏差を求める減算器24,及
びこの減算器24の出力に基づいてミルモータ5を制御す
る速度制御回路25により構成される。
ライン速度設定器22,ミルモータ5の回転を検出するパ
ルスゼネレータ23,このパルスゼネレータ23の出力とラ
イン速度設定器22の出力との偏差を求める減算器24,及
びこの減算器24の出力に基づいてミルモータ5を制御す
る速度制御回路25により構成される。
次に、以上の構成による張力制御装置について説明す
る。
る。
まず、ミルモータ5に対する制御について説明する。
ライン速度設定器22のライン速度設定ボリュームをオペ
レータによって回転操作することにより目標速度Vrefを
設定する。この設定値Vrefとパルスゼネレータ23による
実速度vとの減算を減算器24によって行う。この偏差に
基づいて速度制御回路25は、ミルモータ5の速度vが目
標速度Vrefになるように速度制御する。次に、界磁制御
について説明する。
レータによって回転操作することにより目標速度Vrefを
設定する。この設定値Vrefとパルスゼネレータ23による
実速度vとの減算を減算器24によって行う。この偏差に
基づいて速度制御回路25は、ミルモータ5の速度vが目
標速度Vrefになるように速度制御する。次に、界磁制御
について説明する。
パルスゼネレータ6によるマンドレン速度とパルスゼネ
レータ7によるライン速度とに基づいて、コイル径算出
回路15によりテンションリール1のコイル径Dを算出す
る。この算出したコイル径Dに基づいて、界磁算出回路
16は目標界磁φrefを算出する。この目標界磁φrefに基
づいて、界磁電流算出回路17は目標界磁電流Ifrefを算
出する。ここでは、界磁φ−界磁電流Ifの飽和特性を補
償する。ついで減算器18によって、目標界磁電流Ifref
と界磁電流検出器21の界磁電流検出値との偏差を求め
る。この偏差に基づいて電機子電流検出器14は、サイリ
スタ装置20を介して界磁コイル8の界磁電流を制御し、
界磁電流Ifが目標界磁電流Ifrefに等しくなるようにす
る。
レータ7によるライン速度とに基づいて、コイル径算出
回路15によりテンションリール1のコイル径Dを算出す
る。この算出したコイル径Dに基づいて、界磁算出回路
16は目標界磁φrefを算出する。この目標界磁φrefに基
づいて、界磁電流算出回路17は目標界磁電流Ifrefを算
出する。ここでは、界磁φ−界磁電流Ifの飽和特性を補
償する。ついで減算器18によって、目標界磁電流Ifref
と界磁電流検出器21の界磁電流検出値との偏差を求め
る。この偏差に基づいて電機子電流検出器14は、サイリ
スタ装置20を介して界磁コイル8の界磁電流を制御し、
界磁電流Ifが目標界磁電流Ifrefに等しくなるようにす
る。
更に、電機子電流制御について説明する。
張力設定器10の張力設定ボリュームを、オペレータによ
って、回転操作することにより張力を設定する。この設
定による目標電機子電流Iarefと電機子電流検出器14の
電機子電流値Iaとの偏差を減算器11によって求める。こ
の偏差値に基づいて電機子電流制御部12は、サイリスタ
装置13を介して界磁コイル9の界磁電流を制御する。こ
の制御により、発電機4の端子電圧が制御され、結果的
に電機子電流Iaが目標電機子電流Iarefに等しくなる。
って、回転操作することにより張力を設定する。この設
定による目標電機子電流Iarefと電機子電流検出器14の
電機子電流値Iaとの偏差を減算器11によって求める。こ
の偏差値に基づいて電機子電流制御部12は、サイリスタ
装置13を介して界磁コイル9の界磁電流を制御する。こ
の制御により、発電機4の端子電圧が制御され、結果的
に電機子電流Iaが目標電機子電流Iarefに等しくなる。
ここで、テンションリール1の張力Tは、次式で示され
る。
る。
T=K1・Ia・φ/(D/2) (ただし、K1は定数、Dはコイル径) また、ライン速度vは次式で表される。
v=K1・E/φ・D したがって、磁束φは逆起電圧をEmaxとすると次式で示
される。
される。
φ=K1・(Emax/v)・D ここで、上記第5図の制御装置は、φ/Dが一定になるよ
うにして制御を行うものである。
うにして制御を行うものである。
次に、上記制御装置とは異なる制御原理による張力制御
装置として、最大トルクリール制御によるものがある。
すなわち、以下のような制御手段を含むものである。
装置として、最大トルクリール制御によるものがある。
すなわち、以下のような制御手段を含むものである。
目標速度Vrefに速度制御手段を設け、速度リミット値以
上の目標速度Vrefが減算機に与えられないようにする。
以後は第5図と同一のライン速度制御。
上の目標速度Vrefが減算機に与えられないようにする。
以後は第5図と同一のライン速度制御。
次の演算ステップを有する界磁電流制御。
最大起電力Emaxと起電力Eとの偏差に基づいて目標
界磁磁束φrefを算出する。
界磁磁束φrefを算出する。
目標界磁磁束φrefに基づいて目標界磁電流Ifrefを
算出する。
算出する。
目標界磁電流Ifrefと界磁電流Ifとの偏差を算出す
る。
る。
以後第5図と同一の界磁電流制御。
〔電機子電流制御〕 起電力E及び電機子電流Ia検出値に基づいて界磁φ
を算出する。
を算出する。
張力設定の後、による界磁φ及び張力設定値Tref
に基づいて目標電機子電流Iarefを算出する。
に基づいて目標電機子電流Iarefを算出する。
目標電機子電流Iarefと電機子電流Iaとの偏差を求
める。
める。
以後、第5図と同一の電機子電流制御。
このような制御により、最大起電力Emaxに起電力Eが等
しくなるように界磁電流が制御され、目標電機子電流Ia
refと電機子電流Iaが等しくなるように電機子電流が制
御される。
しくなるように界磁電流が制御され、目標電機子電流Ia
refと電機子電流Iaが等しくなるように電機子電流が制
御される。
なお、この種の制御装置に関するものとして、例えば、
特開昭60−199524号がある。
特開昭60−199524号がある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、近年、製品の種類が多様化し、厚板と薄板とを
溶接によりランダムに連接してコイル鋼板を巻取り或い
は巻戻すことが行われており、板厚が変わるごとに張力
を変更(高張力及び低張力)する必要がある。
溶接によりランダムに連接してコイル鋼板を巻取り或い
は巻戻すことが行われており、板厚が変わるごとに張力
を変更(高張力及び低張力)する必要がある。
ところが、上記した前者の張力制御装置(第5図)で
は、張力変更に考慮が払われていないために、張力変更
を行うことができない。また、また後者の張力制御装置
では、張力変更には対応できるものの、目標電機子電流
Iaref算出手段、界磁磁束φ算出手段、最大起電力Emax
と起電力Eとの偏差算出手段、目的界磁磁束φref算出
手段、速度リミット手段などを設ける必要があるために
構成が複雑になり、設定にコストアップを招く不都合が
ある。
は、張力変更に考慮が払われていないために、張力変更
を行うことができない。また、また後者の張力制御装置
では、張力変更には対応できるものの、目標電機子電流
Iaref算出手段、界磁磁束φ算出手段、最大起電力Emax
と起電力Eとの偏差算出手段、目的界磁磁束φref算出
手段、速度リミット手段などを設ける必要があるために
構成が複雑になり、設定にコストアップを招く不都合が
ある。
この発明は、かかる従来の課題を解決するためになされ
たもので、張力変更を最小の設備で行えるようにした巻
取り機及び巻戻し機の張力制御装置を提供することを目
的とする。
たもので、張力変更を最小の設備で行えるようにした巻
取り機及び巻戻し機の張力制御装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、設定値及び電機
子電流検出値の偏差に基づいて発電機の界磁電流を制御
する電機子電流制御手段と、コイル径に対応する界磁磁
束指令を算出し該界磁磁束指令に応じて算出した目標界
磁電流値と実際の界磁電流検出値との偏差に基づいて前
記発電機に直結された電動機の界磁電流を制御する界磁
電流制御手段とを備えた巻取り機及び巻戻し機の張力制
御装置において、前記界磁磁束指令として高張力鋼板の
巻取り/巻戻し時にそのコイル径が所定径以上では界磁
磁束を一定にする高張力用指令、及び定張力鋼板の巻取
り/巻戻し時にそのコイル径の変化に比例した界磁磁束
を指示する低張力用指令の2つの指令を有する界磁算出
手段と、該手段が有する2つの指令の一方を要求張力に
応じて選択する指令選択手段とを具備する構成にしたも
のである。
子電流検出値の偏差に基づいて発電機の界磁電流を制御
する電機子電流制御手段と、コイル径に対応する界磁磁
束指令を算出し該界磁磁束指令に応じて算出した目標界
磁電流値と実際の界磁電流検出値との偏差に基づいて前
記発電機に直結された電動機の界磁電流を制御する界磁
電流制御手段とを備えた巻取り機及び巻戻し機の張力制
御装置において、前記界磁磁束指令として高張力鋼板の
巻取り/巻戻し時にそのコイル径が所定径以上では界磁
磁束を一定にする高張力用指令、及び定張力鋼板の巻取
り/巻戻し時にそのコイル径の変化に比例した界磁磁束
を指示する低張力用指令の2つの指令を有する界磁算出
手段と、該手段が有する2つの指令の一方を要求張力に
応じて選択する指令選択手段とを具備する構成にしたも
のである。
[作用] 上記手段によれば、高張力による巻取り及び巻戻しに際
しては、コイル径の或る値以上では界磁磁束が一定値に
設定され、この領域における張力は、コイル径が増大す
るほど小さくなる。一方、定張力の要求に対しては、全
領域にわたってコイル径の増減に比例して界磁磁束を増
減させ、張力が一定値を保持するようにしている。した
がって、従来の制御装置の構成に僅かな追加を行うのみ
で、張力拡大が可能になる。
しては、コイル径の或る値以上では界磁磁束が一定値に
設定され、この領域における張力は、コイル径が増大す
るほど小さくなる。一方、定張力の要求に対しては、全
領域にわたってコイル径の増減に比例して界磁磁束を増
減させ、張力が一定値を保持するようにしている。した
がって、従来の制御装置の構成に僅かな追加を行うのみ
で、張力拡大が可能になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は本発明による巻取り機及び巻戻し機の張力制御
装置の一実施例を示すブロック図である。なお、本実施
例においては、上記第5図の従来例と同じ部分について
は同じ符号を付してその説明を省略し、異る構成につい
てのみ説明する。
装置の一実施例を示すブロック図である。なお、本実施
例においては、上記第5図の従来例と同じ部分について
は同じ符号を付してその説明を省略し、異る構成につい
てのみ説明する。
本実施例は、ライン速度制御部においては、ライン速度
設定器22と減算器24との間にモータの仕様パワーをこえ
て動作するのを防止するための速度制限回路30を設け、
この速度制限回路30を系に挿入またはバイパスさせる選
択スイッチ31を設けている。更に、界磁制御部において
は、界磁算出回路16と並列的に高張力用の界磁算出回路
32を設け、この界磁算出回路32と界磁算出回路16とを張
力モードに応じて切り替える選択スイッチ33を設けてい
る。なお、電機子電流制御部は、従来構成と同一であ
り、追加回路は無い。
設定器22と減算器24との間にモータの仕様パワーをこえ
て動作するのを防止するための速度制限回路30を設け、
この速度制限回路30を系に挿入またはバイパスさせる選
択スイッチ31を設けている。更に、界磁制御部において
は、界磁算出回路16と並列的に高張力用の界磁算出回路
32を設け、この界磁算出回路32と界磁算出回路16とを張
力モードに応じて切り替える選択スイッチ33を設けてい
る。なお、電機子電流制御部は、従来構成と同一であ
り、追加回路は無い。
次に、以上の構成による実施例の動作について説明す
る。
る。
本実施例においては、張力モード(高張力と低張力)に
応じてオペレータが手動により、選択スイッチ31及び選
択スイッチ33を高張力または低張力に切り替える。
応じてオペレータが手動により、選択スイッチ31及び選
択スイッチ33を高張力または低張力に切り替える。
まず、ミル制御について説明する。選択スイッチ31が低
張力側に切り替えられている場合、速度制限回路30が系
から外れているので、第5図の場合と全く同じになる。
選択スイッチ31が高張力側にセットされた場合、系に速
度制御回路30が挿入され、ライン最高速度の制限された
ミル速度制御が実行される。
張力側に切り替えられている場合、速度制限回路30が系
から外れているので、第5図の場合と全く同じになる。
選択スイッチ31が高張力側にセットされた場合、系に速
度制御回路30が挿入され、ライン最高速度の制限された
ミル速度制御が実行される。
次に、界磁電流制御では、モード選択により、界磁算出
回路16または界磁算出回路32が選択される。この場合も
低張力用選択時には従来と同一になる。高張力選択時に
は、φ/Dの傾きを変えた界磁算出回路32が用いられる。
低張力時にはφ/Dを一定にして制御するのに対し、高張
力時には、或る値以上のコイル径Dに対してφを一定に
し、増加させないようにする。
回路16または界磁算出回路32が選択される。この場合も
低張力用選択時には従来と同一になる。高張力選択時に
は、φ/Dの傾きを変えた界磁算出回路32が用いられる。
低張力時にはφ/Dを一定にして制御するのに対し、高張
力時には、或る値以上のコイル径Dに対してφを一定に
し、増加させないようにする。
次に、本発明者による具体的実施例をもとに説明する。
なお、第1図では、従来制御と本発明による低張力制御
とは同一条件であるとしたが、ここでは、低張力時の目
標張力Trefが16トン(TON),従来の目標張力(低張
力、高張力とも同一値)を12トン,高張力時の目標張力
Trefを20トンとしている。また、コイル径が0〜260mm
程度に変化し、ライン速度は最大300mpmまで変化するも
のとしている。
なお、第1図では、従来制御と本発明による低張力制御
とは同一条件であるとしたが、ここでは、低張力時の目
標張力Trefが16トン(TON),従来の目標張力(低張
力、高張力とも同一値)を12トン,高張力時の目標張力
Trefを20トンとしている。また、コイル径が0〜260mm
程度に変化し、ライン速度は最大300mpmまで変化するも
のとしている。
このような条件に対し、本発明によれば第2図,第3図
及び第4図に示す特性が得られる。図中、1点鎖線は従
来の最大トルクリール制御による特性、実線は高張力時
の特性、×印による細線は低張力時の特性を各々示して
いる。
及び第4図に示す特性が得られる。図中、1点鎖線は従
来の最大トルクリール制御による特性、実線は高張力時
の特性、×印による細線は低張力時の特性を各々示して
いる。
第2図に示すように、低張力時には、コイル径Dの変化
に係わらず張力Tを一定にするため、界磁電流Ifは低い
レベルで漸増する界磁電流制御とする。また、高張力時
には、コイル径に応じて張力を小さくするため、低張力
時よ高めのレベルで界磁電流制御を行う。このとき、電
機子電流Iaは、低張力時、高張力時共に一定値に保持さ
れる(従来制御は段階的に可変)。また、モータ起電力
は、ライン速度に応じて低張力時、高張力時共に変化す
るのに対し、従来制御は一定にされている。
に係わらず張力Tを一定にするため、界磁電流Ifは低い
レベルで漸増する界磁電流制御とする。また、高張力時
には、コイル径に応じて張力を小さくするため、低張力
時よ高めのレベルで界磁電流制御を行う。このとき、電
機子電流Iaは、低張力時、高張力時共に一定値に保持さ
れる(従来制御は段階的に可変)。また、モータ起電力
は、ライン速度に応じて低張力時、高張力時共に変化す
るのに対し、従来制御は一定にされている。
このような制御により、第3図に示すように、界磁電流
変化は、従来コイル径Dに正比例していたのに対し、低
張力モードでは、コイル径が2200mmに達した以後は一定
値にされ、高張力モードでは、さらにコイル径の小さい
時点で界磁電流は一定値にされる。
変化は、従来コイル径Dに正比例していたのに対し、低
張力モードでは、コイル径が2200mmに達した以後は一定
値にされ、高張力モードでは、さらにコイル径の小さい
時点で界磁電流は一定値にされる。
電動機のパワーPは、設備が作られた時点の仕様で決ま
り(P=T×v),モータを取替えない限り増力するこ
とはできず、無理をすれば焼損を招くことになる。しか
し、本発明のように、ライン速度を下げ、界磁電流を上
げる制御を行うことにより、設備を変更すること無く、
電動機の性能以上の張力制御を行うことができる。
り(P=T×v),モータを取替えない限り増力するこ
とはできず、無理をすれば焼損を招くことになる。しか
し、本発明のように、ライン速度を下げ、界磁電流を上
げる制御を行うことにより、設備を変更すること無く、
電動機の性能以上の張力制御を行うことができる。
[発明の効果] 以上より明らかな如く、本発明によれば、設定値及び電
機子電流検出値の偏差に基づいて発電機の界磁電流を制
御する電機子電流制御手段と、コイル径に対応する界磁
磁束指令を算出し該界磁磁束指令に応じて算出した目標
界磁電流値と実際の界磁電流検出値との偏差に基づいて
前記発電機に直結された電動機の界磁電流を制御する界
磁電流制御手段とを備えた巻取り機及び巻戻し機の張力
制御装置において、前記界磁磁束指令として高張力鋼板
の巻取り/巻戻し時にそのコイル径が所定径以上では界
磁磁束を一定にする高張力用指令、及び定張力鋼板の巻
取り/巻戻し時にそのコイル径の変化に比例した界磁磁
束を指示する低張力用指令の2つの指令を有する界磁算
出手段と、該手段が有する2つの指令の一方を要求張力
に応じて選択する指令選択手段とを具備するようにした
ので、簡単な構成により、張力制御の拡大が可能にな
る。
機子電流検出値の偏差に基づいて発電機の界磁電流を制
御する電機子電流制御手段と、コイル径に対応する界磁
磁束指令を算出し該界磁磁束指令に応じて算出した目標
界磁電流値と実際の界磁電流検出値との偏差に基づいて
前記発電機に直結された電動機の界磁電流を制御する界
磁電流制御手段とを備えた巻取り機及び巻戻し機の張力
制御装置において、前記界磁磁束指令として高張力鋼板
の巻取り/巻戻し時にそのコイル径が所定径以上では界
磁磁束を一定にする高張力用指令、及び定張力鋼板の巻
取り/巻戻し時にそのコイル径の変化に比例した界磁磁
束を指示する低張力用指令の2つの指令を有する界磁算
出手段と、該手段が有する2つの指令の一方を要求張力
に応じて選択する指令選択手段とを具備するようにした
ので、簡単な構成により、張力制御の拡大が可能にな
る。
第1図は本発明による巻取り機及び巻戻し機の張力制御
装置の一実施例を示すブロック図、第2図は本発明と従
来の各特性を比較した比較特性図、第3図はコイル径と
張力及び界磁電流との関係を示す特性図、第4図は張力
とライン速度との関係を示す特性図、第5図は従来の巻
取り機及び巻戻し機の張力制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。 図中. 1:テンションリール 2:ミル、3:直流電動機 4:発電機、5:ミルモータ 6,7:パルスゼネレータ 8,9:界磁コイル 10:張力設定器 11,18,24:減算器 12:電機子電流制御部 14:電機子電流検出器 15:コイル径算出回路 16,32:界磁算出回路 17:界磁電流算出回路 19:界磁電流制御回路 21:界磁電流検出器 22:ライン速度設定器 25:速度制御回路 30:速度制限回路 31,33:選択スイッチ
装置の一実施例を示すブロック図、第2図は本発明と従
来の各特性を比較した比較特性図、第3図はコイル径と
張力及び界磁電流との関係を示す特性図、第4図は張力
とライン速度との関係を示す特性図、第5図は従来の巻
取り機及び巻戻し機の張力制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。 図中. 1:テンションリール 2:ミル、3:直流電動機 4:発電機、5:ミルモータ 6,7:パルスゼネレータ 8,9:界磁コイル 10:張力設定器 11,18,24:減算器 12:電機子電流制御部 14:電機子電流検出器 15:コイル径算出回路 16,32:界磁算出回路 17:界磁電流算出回路 19:界磁電流制御回路 21:界磁電流検出器 22:ライン速度設定器 25:速度制御回路 30:速度制限回路 31,33:選択スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】設定値及び電機子電流検出値の偏差に基づ
いて発電機の界磁電流を制御する電機子電流制御手段
と、コイル径に対応する界磁磁束指令を算出し該界磁磁
束指令に応じて算出した目標界磁電流値と実際の界磁電
流検出値との偏差に基づいて前記発電機に直結された電
動機の界磁電流を制御する界磁電流制御手段とを備えた
巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置において、前記界
磁磁束指令として高張力鋼板の巻取り/巻戻し時にその
コイル径が所定径以上では界磁磁束を一定にする高張力
用指令、及び定張力鋼板の巻取り/巻戻し時にそのコイ
ル径の変化に比例した界磁磁束を指示する低張力用指令
の2つの指令を有する界磁算出手段と、該手段が有する
2つの指令の一方を要求張力に応じて選択する指令選択
手段とを具備することを特徴とする巻取り機及び巻戻し
機の張力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1180244A JPH0745066B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1180244A JPH0745066B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347620A JPH0347620A (ja) | 1991-02-28 |
| JPH0745066B2 true JPH0745066B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=16079888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1180244A Expired - Lifetime JPH0745066B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745066B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008018466A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 伸線機における巻き出しトルク調整装置 |
| CN116812668B (zh) * | 2021-09-30 | 2025-05-13 | 钲威电工科技(江苏)有限公司 | 非机械接触型励磁磁场恒张力包带机构 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573311A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 | Hitachi Cable | Method of manufacturing power cable |
| JPS6151453A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-13 | Toshiba Corp | コイル材の巻戻し制御装置 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1180244A patent/JPH0745066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347620A (ja) | 1991-02-28 |
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