JPH0745074Y2 - 画像形成装置における光学系の移動規制機構 - Google Patents

画像形成装置における光学系の移動規制機構

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JPH0745074Y2
JPH0745074Y2 JP8946089U JP8946089U JPH0745074Y2 JP H0745074 Y2 JPH0745074 Y2 JP H0745074Y2 JP 8946089 U JP8946089 U JP 8946089U JP 8946089 U JP8946089 U JP 8946089U JP H0745074 Y2 JPH0745074 Y2 JP H0745074Y2
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宗孝 向西
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光学系を備えた複写機等の画像形成装置にお
いて、輸送時等に上記光学系が移動することを防ぐため
の移動規制機構に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、電子写真複写機等の画像形成装置では、光学系
の移動により原稿の露光走査が行われる。従って、上記
光学系は装置本体に対して移動可能とされており、輸送
時等に装置本体を傾けると勝手に動き出してフレーム等
に衝突するおそれがある。そこで、このような光学系の
不意の移動を防ぎ、その破損等を回避するための手段が
求められている。
従来、上記のような光学系の移動を規制する手段とし
て、実開昭64−19962号公報には、ミラー枠の駆動装置
連結部近傍に係脱自在なミラー枠固定具を配置したもの
が示されている。また特開昭60−43641号公報には、電
源の投入・遮断によってソレノイドがオンオフされるこ
とにより、光学走行体が自動的に固定および固定解除さ
れるようにしたものが示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記実開昭64−19962号公報のように、固定具の装着に
よって光学系を固定するものにおいては、固定具を装着
したままの状態、すなわち光学系を固定したままの状態
で誤って光学系を作動させるおそれがあり、これによっ
て、モータの加熱や、クラッチ・固定具等の破損が生じ
る不都合がある。
また、特開昭60−43641号公報の装置では、ソレノイド
等のオンオフで光学系の固定および固定解除を自動的に
行っているので、そのための機構が複雑であり、低コス
ト化の妨げとなる。また、実際に固定具を装着すること
によって光学系を固定する構造に比べ、作動不良が生じ
易い。
本考案は、このような事情に鑑み、簡単な構造で確実に
輸送時等での光学系の移動を規制することができ、かつ
光学系を移動規制した状態で誤って光学系が作動するの
を確実に防止することができる画像形成装置における光
学系の移動規制機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、光学系の作動により原稿の露光が行われる画
像形成装置において、上記光学系の移動を規制するスト
ッパと光学系を作動可能状態に切換える切換部材とに兼
用可能に構成された着脱部材を備えるとともに、この着
脱部材がストッパとして機能する箇所に同着脱部材が着
脱される第1の装着部を設け、着脱部材が切換部材とし
て機能する箇所に同着脱部材が着脱される第2の装着部
を設けたものである(請求項1)。
また本考案は、電源プラグを備え、この電源プラグから
電源が投入された状態で光学系が作動することにより原
稿の露光が行われる画像形成装置において、この画像形
成装置本体に、上記電源プラグが着脱可能で、かつこの
電源プラグが装着された状態で上記光学系の移動を規制
するプラグ装着部を設けたものである(請求項2)。
また本考案は、予め定められた位置での光学系の有無に
関する検知信号に基づき光学系の作動を制御する制御手
段を備え、この光学系の作動により原稿の露光が行われ
る画像形成装置において、上記光学系の移動を規制する
規制位置と上記光学系を解放する解放位置との間を移動
し、かつ上記規制位置にある状態で上記制御手段に入力
される信号を実際の検知信号と逆の信号に切換え、固定
するストッパを備えるとともに、この逆の信号が入力さ
れた状態で上記光学系の作動を停止させるように上記制
御手段を構成したものである(請求項3)。
また本考案は、外部から配線が接続される接続部を有
し、この接続が行われた状態で光学系が作動することに
より原稿の露光が行われる画像形成装置において、上記
接続部を外部から覆う位置に着脱可能に装着され、かつ
装着状態で上記光学系の移動を規制するストッパを設け
たものである(請求項4)。
また本考案は、外部から配線が接続される接続部を有
し、上記接続が行われた状態で光学系の作動により原稿
の露光が行われる画像形成装置において、上記接続部に
対して配線接続不能の位置に同接続部が着脱される第1
の装着部を設け、上記接続部に対して配線接続可能の位
置に同接続部が着脱される第2の装着部を設けるととも
に、上記接続部を、第1の位置に装着された状態で上記
光学系の移動を規制するように構成したものである(請
求項5)。
〔作用〕
まず請求項1記載の構成によれば、着脱部材を第1の装
着部に装着することにより、この着脱部材によって光学
系の移動が規制される。しかも、この状態では光学系を
作動可能状態に切換える切換部材が不在なので、光学系
が作動することはない。そして、この状態から着脱部材
を第1の装着部より取外すことにより光学系が解放さ
れ、さらに同着脱部材を第2の装着部に装着することに
より、この着脱部材によって光学系を作動可能状態に切
換えることができる。
また、請求項2記載の構成によれば、電源プラグをプラ
グ装着部に装着した状態で光学系の移動が規制される。
しかも、この状態では電源プラグから電源が投入されな
いので光学系が作動することはない。この状態から電源
プラグをプラグ装着部より取外すことにより、光学系が
解放されるとともに、同電源プラグを電源に接続するこ
とにより装置に電源が投入され、光学系が作動可能な状
態となる。
また、請求項3記載の構成によれば、ストッパを規制位
置に移動させることにより、光学系の移動が規制される
とともに、制御手段にはこの移動規制時での実際の検知
信号される信号と逆の信号が入力されるため、この制御
手段の制御によって光学系の作動は停止される。これに
対し、ストッパを解放位置に切換えることにより、光学
系が解放されるとともに、制御手段には実際の検知信号
がそのまま入力される状態に切換えられるため、この制
御手段によって通常通り光学系の駆動制御が開始され
る。
また、請求項4記載の構成によれば、ストッパを所定位
置に装着した状態で光学系の移動が規制される。しか
も、このとき接続部は上記ストッパで覆われているの
で、配線を接続することができず、よって光学系は作動
しない。この状態からストッパを取外すことにより光学
系が解放され、さらに上記接続部に配線を接続すること
により光学系が作動可能な状態になる。
また、請求項5記載の構成によれば、接続部を第1の接
着部に装着した状態で光学系の移動が規制される。しか
も、この状態では接続部に配線接続が不能であり、光学
系は作動しない。この状態から接続部を第1の装着部よ
り取外すことによって、光学系が解放され、さらに、同
接続部を第2の装着部に接続して同接続部に配線を接続
することにより、光学系が作動可能な状態になる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例(第1図〜第9図) ここに示される複写機10は、第2図に示されるように、
下部本体11と、この下部本体11に対して正面視右側下部
の軸を中心として開閉可能な上部本体12とからなってい
る。
上部本体12の上面には、第1図にも示されるようなコン
タクトガラス14および原稿押え15が配設され、同本体12
の内部には、露光ランプ16、レンズ18、および各種ミラ
ー21〜26からなる光学系20が配設されている。この光学
系20の近傍には、上記露光ランプ16の通過によりオンオ
フされるホームポジションスイッチ27、タイミングスイ
ッチ28、およびリターンスイッチ29が適所に配され、こ
れらの検知信号が複写機内蔵の制御装置30に入力される
ようになっている。制御装置30は、上記信号に基づき、
光学系20の駆動制御を行う。
この光学系20の下方には、感光体ドラム32等をはじめと
する像形成手段が配されるとともに、レジストローラ対
34等からなる用紙搬送手段が設けられており、下部本体
11の一側部に装着された給紙トレイ36あるいは給紙カセ
ット37から用紙が適宜搬出され、転写後、排紙トレイ38
に排出されるようになっている。
次に、上記光学系20の移動規制機構を第3図〜第5図も
合せて参照しながら説明する。
第3図に示されるように、露光ランプ16をはじめとする
光学系20の各移動部品は取付枠40に取付けられている。
この取付枠40は、その一側部に支持部材41を有し、この
支持部材41を上部本体12側に固定されたロッド42が貫通
しており、このロッド42に沿って取付枠40全体が移動可
能となっている。この支持部材41は、ブラケット44を介
して駆動用ワイヤ45の中腹部に固定され、この駆動用ワ
イヤ45が図外のプーリで適宜巻取られることにより、上
記移動部品が第2図左右方向に適宜往復動するようにな
っている。
そして、上部本体12の天板121において、光学系20がホ
ームポジションにある状態で上記ブラケット44の上方と
なる位置に第1の装着部46が設けられ、この第1の装着
部46に着脱部材48が着脱可能に装着されるようになって
いる。
第1の装着部46は、上記天板121の上面から一段窪んだ
矩形状の段部461と、この段部461よりも一回り小さい貫
通穴462とからなり、貫通穴462の左右縁部には凹部463
が形成されている。
これに対し、着脱部材48は、上記段部461に略合致する
基板481と、上記貫通穴462に略合致する段部482とを有
し、上記基板481の左右両縁部には被係止部483が下方に
突設されるとともに、段部482の下面には左右一対の規
制部484が突設されている。
上記被係止部483は、内側方向への撓みが可能であり、
各々第1の装着部46の凹部463に対して上から圧入され
ることにより、第4図に示されるように天板121の下面
に係合し、これによって着脱部材48が第1の装着部46に
装着されるようになっている。
規制部484は、左記のように着脱部材48が第1の装着部4
6に装着された状態で、第4,5図に示されるように上記ブ
ラケット44を左右両側から挟み、これによって光学系20
の移動を規制する位置に設けられている。また、この規
制部484の略中央の位置には、上記ワイヤ45との干渉を
避けるためのスリット485が形成されている。
一方、下部本体11において正面側の位置には第6図に示
されるような前カバー13が開閉可能に装着されており、
この前カバー13を開いた状態で複写機前方に臨む位置
に、図外のカバーで覆われた作動ロック機構50が設けら
れている。この作動ロック機構50は、上部本体12あるい
は前カバー13が下部本体11に対して開いた状態で複写機
10が誤って作動することを防止するために設けられたも
のであり、上部本体12および前カバー13の双方が閉じた
場合にのみ複写機10を作動可能状態に切換えるように構
成されている。
具体的に、下部本体11の内部には、第1の前後板511、
左右板512、および第2の前後板513からなる取付用内板
51が立設され、上記左右板512に前後方向に延びる軸52
を中心として回動可能に回動部材53が取付けられてい
る。
この回動部材53は、略下方に延びるレバー531と、正面
から見て略左方に延びるレバー532とを有し、レバー532
の上面には同レバー532の先端側に向かうに従って大き
く突出する傾斜部533が突設されている。また、この回
動部材53と上記軸52との間にはねじりばね54が設けら
れ、このねじりばね54によって回動部材53が第8図
(b)の時計回り方向に付勢されている。
この回動部材53よりも上方の位置には、垂直軸551を中
心に回動可能にレバー55が設けられている。このレバー
55の一端部には、上記傾斜部533の正面に当接可能な位
置に突起552が下向きに突設されており、他端部には立
直部553が設けられている。
これに対し、上部本体12の下部には、第6図に示される
ような水平軸56を中心として回動可能にアーム57が設け
られている。このアーム57はねじりばね58によって第8
図(b)の反時計回り方向に付勢され、上記水平軸56は
第6図に示されるレバー59によって手動による回動操作
が可能となっている。
上記アーム57の下端部には正面視右方向に突出する突出
部571が形成され、この突出部571は、第2の前後板513
に設けられた貫通穴514に嵌まり込むことにより、上記
レバー55の立直部553に当接可能となっている(第8図
(b)の状態)。また、第2の前後板513の上部には正
面視右方向に傾斜する傾斜部515が形成されている。
一方、第1の前後板511には、複写機10の作動状態を切
換えるための作動スイッチ60が固定されている。この作
動スイッチ60のスイッチ部601は、第1の前後板51を貫
通して回動部材53側に突出している。そして、この回動
部材53のレバー531によって上記スイッチ部601が側方か
ら押圧されることにより、作動スイッチ60から上記制御
装置30に信号が出力され、複写機10が作動不能状態から
作動可能状態に切換えられるようになっている。
さらに、前カバー13の適所には、上記着脱部材48が着脱
可能な第2の装着部62が設けられている。この第2の装
着部62は、第7図に示されるように、前カバー13の外面
よりも一段窪んだ段部621と、この段部621よりも一回り
小さい貫通穴622とからなり、この貫通穴622に外側から
着脱部材48を圧入することにより、この着脱部材48の被
係止部483が前カバー13の内側面に係止され、これによ
って着脱部材48が装着されるようになっている。この第
2の装着部62の位置は、回動部材53のレバー532が第8
図(b)に示されるような水平にある状態で前カバー13
を閉じた時に、着脱部材48の規制部484が図外のカバー
に設けられた開口111(第8図(b))を貫通して上記
レバー532を押下げるような位置(同図二点鎖線)に設
定されている。
このような作動ロック機構50において、上部本体12が開
いた状態にある場合には、アーム57の突出部571はレバ
ー55よりもはるか上方の位置にあり、立直部553には当
接していないので、レバー55はフリーの状態にある。こ
の状態で、第9図(a)(b)に示されるように、回動
部材53のレバー532はねじりばね54の付勢力により持上
げられ、レバー531とスイッチ部601とは接触せず、複写
機10は作動不能状態に保たれる。
この状態から上部本体12を閉じることにより、アーム57
が下降してその突出部571が傾斜部515に案内されながら
貫通穴514に嵌まり込み、第8図(a)(b)に示され
るように、レバー55における立直部553を正面視右方に
押す。これによってレバー55が平面視時計回り方向に回
動し、その突起552が回動部材53の傾斜部533を押下げ、
レバー532は水平状態に保たれる。従って、この状態で
第2の装着部62に着脱部材48が装着されている場合に
は、前カバー13を閉じることにより、上記着脱部材48の
規制部484がレバー532を下方に押下げ(第8図(b)二
点鎖線)、レバー531が切換スイッチ60のスイッチ部601
を正面視右方に押圧し、これによって複写機10が作動可
能状態に切換えられることとなる。
次に、この複写機10における光学系20の移動規制要領、
および作動開始要領を説明する。
まず、使用前の輸送時では、着脱部材48を第1の装着部
46に装着する。これにより、第4図および第5図に示さ
れるように着脱部材48の規制部484が光学系20における
ブラケット44を左右両側から挟む状態となり、これによ
って光学系20の移動が規制される。従って、輸送等の際
に複写機10を傾けても光学系20が不意に動き出すおそれ
はない。
一方、前カバー13に設けられた第2の装着部62には着脱
部材48が装着されていないので、上部本体12および前カ
バー13の双方を閉じても切換スイッチ60のスイッチ部60
1は押圧されず、よって複写機10は光学系20をはじめと
して各部が作動しない状態となる。
これに対し、複写機10の作動を開始させたい場合には、
まず、上記第1の装着部46から着脱部材48を取外す。こ
れによって、規制部484によるブラケット44の規制が解
除され、光学系20が解放される。このとき、上記第1の
装着部46には着脱部材48に代えて例えば第3図に示され
るような蓋64を装着しておけばよい。
次に、前カバー13を開いて第2の装着部62に着脱部材48
を装着し、その後に再び前カバー13を閉じる。これによ
って、着脱部材48の規制部484が回動部材53のレバー532
を押下げ、同回動部材53のレバー531が切換スイッチ60
のスイッチ部601を押圧することにより、複写機10は、
光学系20をはじめとして各部が作動可能な状態に切換え
られる。
以上のように、この機構では、着脱部材48を光学系20の
ストッパおよび複写機10の作動切換部材として兼用して
いるので、光学系20の移動が規制された状態で作動が開
始されるおそれがない。しかも、複写機10に既設の作動
ロック機構50を利用しており、低コストの簡単な構造で
上記効果を得ることができる。
なお、この第1実施例では前カバー13の開閉で作動状態
が切換えられるものを示したが、他の箇所に作動切換ス
イッチが設けられている複写機については、そのスイッ
チに対応する場所に着脱部材48を装着するようにすれば
よい。
第2実施例(第10図〜第13図) ここでは、複写機10の天板121において前記第1の装着
部46に対応する位置に、複写機10の電源プラグ66が装着
可能な一対のプラグ装着口(プラグ装着部を構成)68が
設けられている。このプラグ装着口68の近傍には、電源
プラグ66の装着状態を保持するための周知のばね機構
(図示せず)が設けられている。
このプラグ装着口68の直下方の位置には、第12図および
第13図にも示されるような規制プレート(プラグ装着部
を構成)70が上下動可能に取付けられている。具体的
に、この規制プレート70は、その左右両縁部に取付部70
1を有し、この取付部701が引張ばね72を介して天板121
の下面に吊下げられており、この引張ばね72の引張力に
よって通常は第12図に示されるように天板121と近接す
る位置に保持されている。この規制プレート70の下面に
は、前記第1実施例における着脱部材48の規制部484と
同様の一対の規制部702が下向きに突設され、上記第12
図の状態では光学系20のブラケット44よりも上方に位置
している。
次に、この複写機10における光学系20の移動規制要領お
よび作動開始要領を説明する。
まず、複写機10の輸送時には、第10図および第13図に示
されるように、電源プラグ66をプラグ装着口68に挿入す
る。この挿入された電源プラグ66によって、規制プレー
ト70が引張ばね72の引張力に抗して押下げられ、この規
制プレート70の規制部702によってブラケット44が挟持
されることにより、光学系20の移動が規制される。しか
も、このとき電源プラグ66からは電源が投入され得ない
ので、移動規制中に光学系20が作動することはない。
その後、複写機10の作動を開始する場合には、まず電源
プラグ66をプラグ装着口68から引抜く。これによって、
第12図に示されるように、規制プレート70が引張ばね70
2により持上げられ、規制部702がブラケット44から離
れ、光学系20の移動規制が解除される。そして、上記電
源プラグ66を電源に接続することにより、複写機10は作
動可能状態となる。
このような構成によっても、既設の電源プラグ66を利用
した簡単な構造で、光学系20の移動規制と、この移動規
制時の作動防止の双方を行うことができる。また、輸送
時等では電源プラグ66がプラグ装着口68に装着されてい
るので、電源プラグ66を引摺らない利点もある。
なお、この実施例では、電源プラグ66の装着により、規
制プレート70を介して光学系20の移動規制を行うように
しているが、装着された電源プラグ66自身でブラケット
44を狭持することにより、移動規制を行うようにしても
よい。
第3実施例(第14図〜第16図) ここでは、前記第1実施例におけるリターンスイッチ29
が、第16図に示されるような発光部291および受光部292
からなる光スイッチで構成され、原則的には、光が遮断
されている時、すなわちリターンスイッチ29に対応する
箇所に光学系部品が存在する状態では制御装置30にHレ
ベルの信号が出力され、それ以外の状態ではLレベルの
信号が出力されるようになっている。そして、この実施
例の特徴として、光学系20の移動規制が行われるのに伴
って上記信号がHレベルの信号に固定されるようになっ
ている。
具体的に、前記第1実施例の第1の装着部46に対応する
位置には、この第1の装着部46と同形状の装着部47が設
けられ、この装着部47の下方に前記第2実施例と同じく
規制プレート(ストッパ)70が上下動可能に設けられて
いる。さらに、規制プレート70の上面に導電性を有する
金属板74が固定されるとともに、天板121の下面に接続
端子76が固定されており、上記金属板74の上面と接続端
子76の下面との接離により、上記リターンスイッチ29と
制御装置30との間で接続・遮断の切換が行われるように
なっている。
上記装着部47には、前記第1実施例における着脱部材48
と略同形状の着脱部材49が装着されるようになってい
る。そして、この着脱部材49を装着した状態で、第14図
に示されるように上記着脱部材49によって規制プレート
70が規制位置まで押下げられることにより、その規制部
702でブラケット44が挟持され、逆に着脱部材49を外し
た状態で、引張ばね72の引張力で規制プレート70が解放
位置まで引上げられることにより、上記ブラケット44か
ら規制部702が離れるとともに、金属板74と接続端子76
とが当接してリターンスイッチ29が接続状態に切換えら
れるようになっている。
一方、制御装置30は、光学系20が移動規制された状態で
本来リターンスイッチ29から入力されるべき検知信号と
逆の信号が入力された場合には、光学系20の作動を停止
するように構成されている。この実施例における複写機
10では、光学系20の移動部品がホームポジションスイッ
チ27を遮断する位置(ホームポジション)で移動規制さ
れるようになっており、この状態で本来リターンスイッ
チ29から制御装置30へは「光学系部品なし」の旨の検知
信号(すなわちLレベルの信号)が入力されるはずであ
るので、制御装置30は、この信号と逆の信号、すなわち
Hレベルの信号が連続的に入力された場合に、光学系20
の作動を停止させるように構成されている。
このような構成において、第14図に示されるように装着
部47に着脱部材49を装着すれば、、規制プレート70が押
下げられてその規制部702がブラケット44を挟むことに
より、光学系20の移動規制を行うことができる。しか
も、この状態で金属板74と接続端子76とは離れており、
リターンスイッチ29から制御装置30に入力される信号は
Hレベルの信号に固定されるので、制御装置30の制御に
よって光学系20は作動停止状態に保たれる。
これに対し、装着部47から着脱部材49を取外すことによ
り、第15図に示されるように規制プレート70が引上げら
れてその規制部702がブラケット44から離れ、光学系20
が解放されるとともに、金属板74と接続端子76とが接触
することによって、リターンスイッチ29と制御装置30と
が接続され、制御装置30にはリターンスイッチ29による
実際の検知信号、すなわちLレベルの信号がそのまま入
力される状態となる。このため、光学系20は、通常通り
制御装置30の制御下で作動可能な状態に切換えられる。
この構成においても、既設のリターンスイッチ29の検知
信号を利用することにより、簡単な構造で光学系固定時
の作動防止を行うことができる。なお、本考案では他の
光学系スイッチである、ホームポジションスイッチ27や
タイミングスイッチ28の検知信号等を利用してもよい。
例えばホームポジションスイッチ27を利用する場合、上
記複写機10のように光学系20をホームポジションに位置
させた状態で移動規制を行うように構成された複写機等
では、この移動規制時にホームポジションスイッチ27か
ら制御装置30へは本来「光学系部品あり」の信号が入力
されるべきであるので、制御装置30については、「光学
系部品なし」の旨の信号が入力された時に光学系20の作
動を停止させるように構成すればよい。
第4実施例(第17図〜第20図) この実施例においても、リターンスイッチ29の検知信号
を利用しているが、ここでは、リターンスイッチ29が第
20図にも示されるようなリードスイッチで構成され、し
かも、光学系20が移動規制された時には短絡されるよう
になっている。一方、制御装置30は、Lレベルの信号が
入力された時に光学系20の作動を停止させるように構成
されている。
一方、この実施例では、前記規制プレート70の下面側部
に金属板74が固定され、第17図に示されるように、装着
状態にある着脱部材49によって規制プレート70が押下げ
られることにより、上記金属板74の下面と接続端子76の
上面とが接触するように構成されている。そして、この
接触によってリターンスイッチ29が短絡され、制御装置
30に入力される信号がLレベルの信号に固定されるよう
になっている。
このような構成においても、第17図に示されるように着
脱部材49を装着して光学系20の移動を規制した状態で
は、リターンスイッチ29が短絡されることによってその
実際の検知信号とは逆の信号であるLレベルの信号が制
御装置30に入力されるため、この制御装置30によって光
学系20は作動停止状態に保たれる。逆に、着脱部材49を
取外して第18図に示されるように光学系20を解放した状
態では、リターンスイッチ29と制御装置30とが正常に接
続され、リターンスイッチ29の実際の検知信号であるH
レベルの信号が制御装置30に入力されるため、制御装置
30の通常と同様の制御の下で光学系20の作動が開始され
る。
なお、この実施例においてもホームポジションスイッチ
27やタイミングスイッチ28の検知信号が利用可能である
ことはいうまでもない。また、本考案では切換手段の具
体的な構造は問わず、上記のような着脱部材49の着脱の
代わりに、ボタン操作等で切換が行われるようにしても
よい。
第5実施例(第21図および第22図) 通常、複写機等では本体側板等に光学系モータやクラッ
チ等の駆動電源あるいは信号用の配線を接続するための
コネクタが設けられ、このコネクタを介して配線接続が
行われることにより、光学系が作動可能な状態となる。
そこで、この実施例では上記コネクタを利用して光学系
の誤作動防止を図っている。
第21図において、80は複写機10の後側板であり、この後
側板80には、第22図に示されるようなコネクタのプラグ
82が着脱されるリセプタクル(接続部)81が固定される
とともに、このリセプタクル81の周囲にはストッパ84の
装着口86が設けられている。ストッパ84は、断面コ字状
に折曲げられた板部材からなり、その開口端部側から上
記装着口86に装着されることにより、上記リセプタクル
81を外側から覆う形状を有している。
一方、複写機10内のロッド42に嵌められた光学系20の支
持部材41の側部には、一対の被係止部411が外向きに突
設され、上記装着口86に装着されたストッパ84の開口端
部が上記被係止部411の間に係合されることにより、光
学系20の移動が規制されるようになっている。
このような構造によれば、第21図に示されるようにスト
ッパ84を装着した状態で光学系20の移動が規制される。
しかも、この状態でコネクタのリセプタクル81はストッ
パ84で外側から覆われているので、プラグ82は装着し得
ず、従って光学系20は作動することができない。
これに対し、第22図に示されるようにストッパ84を外す
ことにより、光学系20が解放されるとともに、この状態
で外側に露出したリセプタクル81にプラグ82を装着する
ことにより、光学系20を作動可能状態にすることができ
る。
なお、本考案ではストッパの具体的な形状を問わず、例
えば上記ストッパ84として有底筒の容器状のもの等を用
いてもよい。
第6実施例(第23図および第24図) ここでは、後側板80において、プラグ82側の配線長さの
関係でプラグ82が届かない位置に第1の装着口801が設
けられるとともに、プラグ82が届く位置に第2の装着口
802が設けられ、双方に対してリセプタクル81が着脱可
能に構成されている。
このリセプタクル81は、取付板(接続部を構成)88に固
定され、この取付板88の内側面には有底筒状の規制部材
(接続部を構成)92がビス90によって着脱可能に固定さ
れている。この規制部材92の底面(第23図の右側端面)
には凹部921が形成されるのに対し、光学系20の支持部
材41には上記凹部921と合致する突起412が形成されてお
り、上記規制部材92を第1の装着口801に挿入した状態
で同装着口801の周縁部に取付板88の周縁部をビス90で
固定することにより、上記凹部921と突起412とが嵌合さ
れるようになっている。
次に、この機構による光学系20の移動規制要領および作
動開始要領を説明する。
まず、第23図に示されるように取付板88にリセプタクル
81および規制部材92を固定した状態で、上記取付板88を
第1の装着口801に装着することにより、突起412と凹部
921との嵌合で光学系20の移動が規制される。しかも、
この状態では配線長さの関係でプラグ82がリセプタクル
81の位置まで届かないので、両者の接続は不可能であ
り、従って光学系20は作動し得ない。なお、第2の装着
口802については、平板状の蓋94等をビス90で装着する
ことにより塞いでおけばよい。
これに対し、後側板80から取付板88および規制部材92を
一体に取外すことにより、光学系20が解放される。さら
に、上記取付板88から規制部材92を外し、第24図に示さ
れるように第2の装着口802側に取付板88を装着するこ
とにより、リセプタクル81にプラグ82を装着することが
可能となり、両者の接続によって光学系20を作動可能状
態にすることができる。この場合も、第1の装着口801
については上記蓋94をそのまま利用して塞ぐようにすれ
ばよい。
このような構成によっても、リセプタクル81を含む接続
部の装着箇所を切換えるだけで、光学系20の移動規制・
解除、および移動規制時の作動防止を行うことができ
る。なお、この実施例では第2の装着口802への装着時
に取付板88から規制部材92を外すようにしているが、第
2の装着口802に装着しても規制部材92と光学系部品と
が干渉しない場合には、規制部材92を装着したまま取付
板88を第2の装着口802に装着してもよいし、また規制
部材92も含めて接続部を一体に構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば次の効果を得ることがで
きる。
まず、請求項1記載の機構は、着脱部材を光学系のスト
ッパと光学系を作動可能状態に切換える切換部材とに兼
用したものであるので、ストッパとして機能させた状態
で光学系の移動を規制できるとともに、この規制時に光
学系が作動することを簡単な構造で確実に防ぐことがで
きる効果がある。
また、請求項2記載の機構は、プラグ装着部に電源プラ
グを装着することにより光学系の移動が規制されるよう
にしたものであるので、既設の電源プラグを利用して、
光学系の移動規制および移動規制時の光学系の作動防止
を簡単な構造で確実に行うことができる効果がある。
また、請求項3記載の機構は、光学系の移動規制に伴っ
て制御手段への入力信号を切換えるようにし、この制御
手段によって光学系の作動を停止させるようにしたもの
であるので、既設の検知手段からの検知信号を利用する
ことにより、光学系の移動規制および移動規制時の光学
系の作動防止を簡単な構造で確実に行うことができる効
果がある。
また、請求項4記載の機構は、外部から配線が接続され
る接続部を光学系のストッパで覆うようにしたものであ
るので、既設の接続部を利用することにより、光学系の
移動規制および移動規制時の光学系の作動防止を簡単な
構造で確実に行うことができる効果がある。
また、請求項5記載の機構は、上記接続部を配線接続不
能な第1の位置と配線接続可能な第2の位置の双方の位
置で着脱するとともに、上記第1の位置に装着した状態
で光学系の移動を規制するようにしたものであるので、
既設の接続部の位置切換だけで容易に光学系の移動規制
および移動規制時の光学系の作動防止を確実に行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例における複写機の上部を示
す斜視図、第2図は同複写機の全体構成図、第3図は同
複写機における第1の装着部の配設位置および同装着部
に装着される着脱部材を示す斜視図、第4図は同装着部
に着脱部材を装着した状態を示す断面図、第5図は第4
図のV−V線断面図、第6図は上記複写機に設けられた
作動ロック機構を示す斜視図、第7図は同複写機の第2
の装着部に着脱部材が装着された状態を示す断面図、第
8図(a)は上記作動ロック機構において複写機の上部
本体を閉じた時の状態を示す一部断面側面図、同図
(b)は同状態を示す正面図、第9図(a)は上記作動
ロック機構において複写機の上部本体を開いた時の状態
を示す一部断面側面図、同図(b)は同状態を示す正面
図、第10図は第2実施例における複写機の上部を示す斜
視図、第11図は同複写機におけるプラグ装着口の配設位
置を示す斜視図、第12図は同プラグ装着口に電源プラグ
を装着していない状態を示す断面図、第13図は同プラグ
装着口に電源プラグを装着した状態を示す断面図、第14
図は第3実施例における複写機において規制プレートが
規制位置に切換えられた状態を示す断面図、第15図は同
規制プレートが解放位置に切換えられた状態を示す断面
図、第16図は同複写機に設けられたリターンスイッチと
制御装置とを含む回路図、第17図は第4実施例における
複写機において規制プレートが規制位置に切換えられた
状態を示す断面図、第18図は同規制プレートが解放位置
に切換えられた状態を示す断面図、第19図は第17図のA
−A線断面図、第20図は上記複写機に設けられたリター
ンスイッチと制御装置とを含む回路図、第21図は第5実
施例において後側板にストッパを装着した状態を示す一
部断面平面図、第22図は同ストッパを取外した状態を示
す一部断面平面図、第23図は第6実施例において後側板
の第1の装着部に接続部を装着した状態を示す一部断面
平面図、第24図は同後側板の第2の装着部に接続部を装
着した状態を示す一部断面平面図である。 10…複写機、20…光学系、29…リターンスイッチ、30…
制御装置(制御手段)、44…ブラケット、46…第1の装
着部、48…着脱部材、50…作動ロック機構、62…第2の
装着部、66…電源プラグ、68…プラグ装着口(プラグ装
着部を構成)、70…規制プレート(プラグ装着部および
ストッパを構成)、74…金属板、76…接続端子、801…
第1の装着口、802…第2の装着口、81…リセプタクル
(接続部を構成)、84…ストッパ、88…取付板(接続部
を構成)、92…規制部材(接続部を構成)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 豊田 将哲 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)考案者 北川 生一 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)考案者 向西 宗孝 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)考案者 中村 敏之 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)考案者 永島 高志 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−303474(JP,A) 実開 昭64−55938(JP,U) 実開 昭63−198056(JP,U) 実開 平1−71732(JP,U)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系の作動により原稿の露光が行われる
    画像形成装置において、上記光学系の移動を規制するス
    トッパと光学系を作動可能状態に切換える切換部材とに
    兼用可能に構成された着脱部材を備えるとともに、この
    着脱部材がストッパとして機能する箇所に同着脱部材が
    着脱される第1の装着部を設け、着脱部材が切換部材と
    して機能する箇所に同着脱部材が着脱される第2の装着
    部を設けたことを特徴とする画像形成装置における光学
    系の移動規制機構。
  2. 【請求項2】電源プラグを備え、この電源プラグから電
    源が投入された状態で光学系が作動することにより原稿
    の露光が行われる画像形成装置において、この画像形成
    装置本体に、上記電源プラグが着脱可能で、かつこの電
    源プラグが装着された状態で上記光学系の移動を規制す
    るプラグ装着部を設けたことを特徴とする画像形成装置
    における光学系の移動規制機構。
  3. 【請求項3】予め定められた位置での光学系の有無に関
    する検知信号に基づき光学系の作動を制御する制御手段
    を備え、この光学系の作動により原稿の露光が行われる
    画像形成装置において、上記光学系の移動を規制する規
    制位置と上記光学系を解放する解放位置との間を移動
    し、かつ上記規制位置にある状態で上記制御手段に入力
    される信号を実際の検知信号と逆の信号に切換え、固定
    するストッパを備えるとともに、この逆の信号が入力さ
    れた状態で上記光学系の作動を停止させるように上記制
    御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置におけ
    る光学系の移動規制機構。
  4. 【請求項4】外部から配線が接続される接続部を有し、
    この接続が行われた状態で光学系が作動することにより
    原稿の露光が行われる画像形成装置において、上記接続
    部を外部から覆う位置に着脱可能に装着され、かつ装着
    状態で上記光学系の移動を規制するストッパを設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置における光学系の移動規制
    機構。
  5. 【請求項5】外部から配線が接続される接続部を有し、
    上記接続が行われた状態で光学系が作動により原稿の露
    光が行われる画像形成装置において、上記接続部に対し
    て配線接続不能の位置に同接続部が着脱される第1の装
    着部を設け、上記接続部に対して配線接続可能の位置に
    同接続部が着脱される第2の装着部を設けるとともに、
    上記接続部を、第1の位置に装着された状態で上記光学
    系の移動を規制するように構成したことを特徴とする画
    像形成装置における光学系の移動規制機構。
JP8946089U 1989-07-28 1989-07-28 画像形成装置における光学系の移動規制機構 Expired - Lifetime JPH0745074Y2 (ja)

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