JPH0745306Y2 - 樹脂製ダクト、ブーツ類 - Google Patents
樹脂製ダクト、ブーツ類Info
- Publication number
- JPH0745306Y2 JPH0745306Y2 JP9618189U JP9618189U JPH0745306Y2 JP H0745306 Y2 JPH0745306 Y2 JP H0745306Y2 JP 9618189 U JP9618189 U JP 9618189U JP 9618189 U JP9618189 U JP 9618189U JP H0745306 Y2 JPH0745306 Y2 JP H0745306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- parison
- softer
- boots
- double structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,端部に折り返し二重構造部を有する樹脂製
ダクト,ブーツ類において,少なくとも,この二重構造
部が他部より軟質に構成される樹脂製ダクト,ブーツ類
に関するものである。
ダクト,ブーツ類において,少なくとも,この二重構造
部が他部より軟質に構成される樹脂製ダクト,ブーツ類
に関するものである。
樹脂のブロー成形では,内周は何も規制するものがない
から,その寸法精度はあまり期待できない。したがっ
て,このようなブロー成形でダクト,ブーツ類(以下,
単にダクト類という)を製作し,これを相手部材に外嵌
して接続するような場合,嵌合精度が悪く(小さすぎる
と嵌合できないから,どうしても大きめとなる),シー
ル性がネックとなっていた。
から,その寸法精度はあまり期待できない。したがっ
て,このようなブロー成形でダクト,ブーツ類(以下,
単にダクト類という)を製作し,これを相手部材に外嵌
して接続するような場合,嵌合精度が悪く(小さすぎる
と嵌合できないから,どうしても大きめとなる),シー
ル性がネックとなっていた。
これを解決するものとして,この考案者等は先にブロー
成形の際のパリソン下端に高精度寸法に仕上げられた内
型を摺接して挿入することにより,この部分を折り返し
二重構造部にして内径精度を上げる案件を実願昭59−10
598号として提案している。
成形の際のパリソン下端に高精度寸法に仕上げられた内
型を摺接して挿入することにより,この部分を折り返し
二重構造部にして内径精度を上げる案件を実願昭59−10
598号として提案している。
ところが,このようにした場合,なるほど,内径精度は
上がるが,硬度等については残部と変わらず,特に,こ
の部分は強く圧っせられた二重構造になって剛性が高ま
ることから,相手部材に接続して外周からバンド等で締
め付けた場合も十分に締まらないという問題が起こって
いた。
上がるが,硬度等については残部と変わらず,特に,こ
の部分は強く圧っせられた二重構造になって剛性が高ま
ることから,相手部材に接続して外周からバンド等で締
め付けた場合も十分に締まらないという問題が起こって
いた。
この考案は,このような課題を解決するものであって,
その目的とする処は,端部接続部の内径精度を確保しつ
つ,この部分を余部より軟質に構成するダクト類を提供
するにある。
その目的とする処は,端部接続部の内径精度を確保しつ
つ,この部分を余部より軟質に構成するダクト類を提供
するにある。
すなわち,この考案は, .パリソン下端から内型を摺接して挿入することによ
り,このパリソン下端を折り返し二重構造部に形成する
樹脂製ダクト類において,前記パリソンを硬度等の異な
る複数の樹脂を供給して多層構造にするとともに,前記
二重構造部における前記樹脂の配合比率を軟質のものの
方を硬質のものより増して他部より軟らかくしてなる樹
脂製ダクト類。
り,このパリソン下端を折り返し二重構造部に形成する
樹脂製ダクト類において,前記パリソンを硬度等の異な
る複数の樹脂を供給して多層構造にするとともに,前記
二重構造部における前記樹脂の配合比率を軟質のものの
方を硬質のものより増して他部より軟らかくしてなる樹
脂製ダクト類。
.パリソン上端の上端部における樹脂の配合比率を軟
質のものの方を硬質のものより増して他部より軟らかく
してなる前記記載の樹脂製ダクト類。
質のものの方を硬質のものより増して他部より軟らかく
してなる前記記載の樹脂製ダクト類。
.二重構造部および上端部を軟質の樹脂のみから構成
してなる前記または記載の樹脂製ダクト類。
してなる前記または記載の樹脂製ダクト類。
をそれぞれ提供したものである。
これにより,下端部の二重構造部は内型挿入により,必
要な精度が確保されるとともに,この部分では軟質樹脂
の配合比率が増えるから,他部よりも軟らかくなる。ま
た,上端部にもこのような配合比率を適用すると,この
部分も軟らかくすることができる。
要な精度が確保されるとともに,この部分では軟質樹脂
の配合比率が増えるから,他部よりも軟らかくなる。ま
た,上端部にもこのような配合比率を適用すると,この
部分も軟らかくすることができる。
以下,この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はダクト類の例として自動車の等速ジョイントの
ベアリングカバーを成形する際の二層押出し成形機の断
面図であるが,それぞれ二つの供給室1,2に充填される
材質,硬度等の異なる二種の樹脂3,4を各々押出しスク
リュ5,6によって外型7で形成される型空間8に押し出
す。押し出された各樹脂3,4は層状のパリソン9となっ
て型空間8内に垂下するが,このとき,パリソン9の下
端から内型10をこれに摺接して挿入し,この部分のパリ
ソン9を二重に折り返し二重構造部11を形成する。この
ように内型10を摺接して挿入するのは,パリソン9内周
をこの内型10によって規制し,その寸法精度を上げるた
めであるが,このとき,併せてこの二重構造部11の硬度
を他の部分よりも軟らかくする。このため,二重構造部
11が位置する部分の樹脂3,4の配合比率は軟質の樹脂4
が硬質の樹脂3よりも多くなるように供給量を調整する
のである。さらに,製品となった際のもう一方の嵌合部
分となるパリソン9の上端部12にもこのような配合比率
を適用することが考えられる。なお,このときの配合比
率であるが,求められる硬度や弾性度に応じて軟質の樹
脂4の割合を全体の50%以上100%までに適宜調整す
る。ところで,この調整であるが,パリソン9の部位に
応じて樹脂3,4の押し出し量,すなわち,押出しスクリ
ュー5,6の回転数を変えれば容易に対処できる。
ベアリングカバーを成形する際の二層押出し成形機の断
面図であるが,それぞれ二つの供給室1,2に充填される
材質,硬度等の異なる二種の樹脂3,4を各々押出しスク
リュ5,6によって外型7で形成される型空間8に押し出
す。押し出された各樹脂3,4は層状のパリソン9となっ
て型空間8内に垂下するが,このとき,パリソン9の下
端から内型10をこれに摺接して挿入し,この部分のパリ
ソン9を二重に折り返し二重構造部11を形成する。この
ように内型10を摺接して挿入するのは,パリソン9内周
をこの内型10によって規制し,その寸法精度を上げるた
めであるが,このとき,併せてこの二重構造部11の硬度
を他の部分よりも軟らかくする。このため,二重構造部
11が位置する部分の樹脂3,4の配合比率は軟質の樹脂4
が硬質の樹脂3よりも多くなるように供給量を調整する
のである。さらに,製品となった際のもう一方の嵌合部
分となるパリソン9の上端部12にもこのような配合比率
を適用することが考えられる。なお,このときの配合比
率であるが,求められる硬度や弾性度に応じて軟質の樹
脂4の割合を全体の50%以上100%までに適宜調整す
る。ところで,この調整であるが,パリソン9の部位に
応じて樹脂3,4の押し出し量,すなわち,押出しスクリ
ュー5,6の回転数を変えれば容易に対処できる。
第2図はこのようにして成形されたカバー13の使用状態
を示す一部断面図であるが,二重構造部11(端面は切断
して取り去る)および上端部12をそれぞれ相手部材14,1
5に対して外嵌する他,外周をバンド16,17等で締め付け
てシールを図るのである。このとき,少なくとも,二重
構造部11,場合によっては上端部12は他部よりも軟質に
構成されているから,バンド16,17の締付力が増して緊
縮な嵌合となる。特に,この二重構造部11は分厚い構成
であるから,より多い締付代を有することになって好ま
しい。
を示す一部断面図であるが,二重構造部11(端面は切断
して取り去る)および上端部12をそれぞれ相手部材14,1
5に対して外嵌する他,外周をバンド16,17等で締め付け
てシールを図るのである。このとき,少なくとも,二重
構造部11,場合によっては上端部12は他部よりも軟質に
構成されているから,バンド16,17の締付力が増して緊
縮な嵌合となる。特に,この二重構造部11は分厚い構成
であるから,より多い締付代を有することになって好ま
しい。
以上,この考案によれば,両端部の二重構造部11および
上端部12を他部よりも軟らかく構成したので,相手部材
14に外嵌して外周をバンド16,17で締め付けて固定する
ときにより多くの締付力を発揮できる。さらに,この部
分が軟質であることは,相手部材14の外径よりも小さい
内径に設定し,接続時,膨張させて嵌合する方法もとる
ことができ,より強固で緊密な嵌合が可能である。
上端部12を他部よりも軟らかく構成したので,相手部材
14に外嵌して外周をバンド16,17で締め付けて固定する
ときにより多くの締付力を発揮できる。さらに,この部
分が軟質であることは,相手部材14の外径よりも小さい
内径に設定し,接続時,膨張させて嵌合する方法もとる
ことができ,より強固で緊密な嵌合が可能である。
第1図は押出し成形機の断面図,第2図はダクト類と相
手部材との接続状態を示す一部断面図である。 (符号) 3…樹脂 4…樹脂 9…パリソン 10…内型 11…二重構造部 12…上端部
手部材との接続状態を示す一部断面図である。 (符号) 3…樹脂 4…樹脂 9…パリソン 10…内型 11…二重構造部 12…上端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00
Claims (3)
- 【請求項1】パリソン(9)下端から内型(10)を摺接
して挿入することにより,このパリソン(9)下端を折
り返し二重構造部(11)に形成する樹脂製ダクト,ブー
ツ類において,前記パリソン(9)を硬度等の異なる複
数の樹脂(3),(4)を供給して多層構造にするとと
もに,前記二重構造部(11)における前記樹脂(3),
(4)の配合比率を軟質のものの方を硬質のものより増
して他部より軟らかくしてなる樹脂製ダクト,ブーツ
類。 - 【請求項2】パリソン(9)上端の上端部(12)におけ
る樹脂(3),(4)の配合比率を軟質のものの方を硬
質のものより増して他部より軟らかくしてなる請求項
記載の樹脂製ダクト,ブーツ類。 - 【請求項3】二重構造部(11)および上端部(12)を軟
質の樹脂(4)のみから構成してなる請求項または
記載の樹脂製ダクト,ブーツ類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9618189U JPH0745306Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 樹脂製ダクト、ブーツ類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9618189U JPH0745306Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 樹脂製ダクト、ブーツ類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0336429U JPH0336429U (ja) | 1991-04-09 |
| JPH0745306Y2 true JPH0745306Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31645402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9618189U Expired - Lifetime JPH0745306Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 樹脂製ダクト、ブーツ類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745306Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP9618189U patent/JPH0745306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0336429U (ja) | 1991-04-09 |
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