JPH0745314A - 電線接続端子 - Google Patents

電線接続端子

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JPH0745314A
JPH0745314A JP18845093A JP18845093A JPH0745314A JP H0745314 A JPH0745314 A JP H0745314A JP 18845093 A JP18845093 A JP 18845093A JP 18845093 A JP18845093 A JP 18845093A JP H0745314 A JPH0745314 A JP H0745314A
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JP
Japan
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electric wire
piece
terminal plate
terminal
locking
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JP18845093A
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Yasuhiro Sumino
安弘 住野
Kazuhisa Takahashi
和久 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より接触接続を安定したものにする。 【構成】 電線を挿入する電線挿入孔及びこれに連通す
る内包収容部を有する端子本体(図示せず)と、中央片
2a及び両対向片2b,2cで略コ字状に形成され内包
収容部に収容される端子板2と、電線挿入孔から端子板
2の内部へ中央片2aと平行に挿入された電線を端子板
2の一方対向片2bの方向へ押圧して挟着する押圧部3
aを一端部に、挿入された電線を端子板2の一方対向片
2bの方向へ押圧して挟着するとともに電線を先端でも
って鎖錠して抜脱するのを規制する鎖錠部3bを他端部
に、端子板2の他方対向片2cに圧接する圧接部3cを
中央部にそれぞれ設けた鎖錠ばね3と、を備えた電線接
続端子であって、挿入された電線に対し、端子板2の中
央片2aの方向へ抗力を及ぼす抗力付与部2dが設けら
れた構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線器具等に利用され
る鎖錠ばねを用いたねじなし端子による電線接続端子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電線接続端子として、図
18乃至図20に示す構成のものが存在する。このもの
は、電線5を挿入する電線挿入孔1a及びこれに連通す
る内包収容部1cを有する端子本体1と、中央片2a及
び両対向片2b,2cで略コ字状に形成され内包収容部
1cに収容される端子板2と、電線挿入孔1aから端子
板2の内部へ中央片2aと平行に挿入された電線5を端
子板2の一方対向片2bの方向へ押圧する押圧部3aを
一端部に、挿入された電線5を端子板2の一方対向片2
bの方向へ押圧するとともに電線5が抜脱するのを先端
でもって規制する鎖錠部3bを他端部に、端子板2の他
方対向片2cに圧接する圧接部3cを中央部にそれぞれ
設けた鎖錠ばね3と、を備えて構成されている。
【0003】上記の両対向片2b,2cは中央対向片2
aに対して直角に交わっており、両対向片2b,2cは
平行となっている。
【0004】この電線接続端子に電線5を接続する手順
を以下に述べる。端子本体1の電線挿入孔1aから電線
5を挿入すると、電線5は端子板2の一方対向片2bと
鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3bとの間に挟入さ
れて、鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3bのばね力
でもって一方対向片2bの方向へ押圧して挟着されると
ともに鎖錠部3bの先端でもって鎖錠され抜脱するのを
規制される。
【0005】この電線接続端子から電線5を引き抜く手
順を以下に述べる。解除ボタン4を他方対向片2cの方
向へ押圧すると、鎖錠ばね3の鎖錠部3bの先端でもっ
て鎖錠されて電線5の抜脱を規制されていた状態を解除
され電線挿入孔1aから引き抜かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した電線接続端子
にあっては、鎖錠ばね3が電線5を一方対向片2bの方
向に押圧部3a及び鎖錠部3bでもって押圧して挟着す
るとともに鎖錠部3bの先端でもって鎖錠して抜脱する
のを規制することにより、電線5は端子板2の内部にお
いて挟着された挟着方向及び鎖錠された鎖錠方向への移
動が規制され、電線5と端子板2との接触接続が安定な
ものとなっていた。
【0007】しかしながら、かかる従来のものにおいて
は、端子本体1の電線挿入孔1aは、その内径が太い電
線と細い電線との2通りの電線を挿入できるよう太い電
線に合わせて大きく設計されており、しかも電線5が容
易に挿入できるように余裕をもって設計されているた
め、電線5は電線挿入孔1aの内部で遊動し得る。その
ため電線5は電線挿入孔1aからさらに端子板2の内部
へ挿入された部分がその遊動に応動しようとするが、上
記したように電線5の挟着方向及び鎖錠方向に対しては
移動が規制されているが、それらと直交する方向つまり
端子板2の両対向片2a,2bに平行な方向に対しては
応動し、その結果、電線5と端子板2との接触接続の安
定性が不十分となることがある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、電線と端子板との接触接
続の安定性をより優れたものとした電線接続端子を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の電線接続端子は、電線を挿入する電線
挿入孔及びこれに連通する内包収容部を有する端子本体
と、中央片及び両対向片で略コ字状に形成され内包収容
部に収容される端子板と、電線挿入孔から端子板内部へ
中央片と平行に挿入された電線を端子板の一方対向片の
方向へ押圧して挟着する押圧部を一端部に、挿入された
電線を端子板の一方対向片の方向へ押圧して挟着すると
ともに電線を先端でもって鎖錠して抜脱するのを規制す
る鎖錠部を他端部に、端子板の他方対向片に圧接する圧
接部を中央部にそれぞれ設けた鎖錠ばねと、を備えた電
線接続端子において、挿入された電線に対し、端子板の
中央片の方向へ抗力を及ぼす抗力付与部を設けた構成に
してある。
【0010】
【作用】上記した本発明の電線接続端子によれば、挿入
された電線は、端子板の内部において鎖錠ばねで押圧さ
れて挟着される挟着方向及び鎖錠されて抜脱を規制され
る鎖錠方向の移動が規制され、さらに、端子板の中央片
の方向へ抗力を及ぼす抗力付与部が設けられているか
ら、その抗力付与部と中央片との間に位置決めされる。
【0011】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づい
て以下に説明する。なお、従来例と実質的に同一の機能
を有する部材には同一の符号を付してある。
【0012】この電線接続端子は、端子本体1、端子板
2、鎖錠ばね3、解除ボタン4で構成されている。
【0013】端子本体1は、プラスチック等の成形材料
からなり、電線5を挿入する電線挿入孔1a及び解除ボ
タン4を外部から押圧し得る解除孔1bと、これらに連
通し端子板2及び解除ボタン4を収容する内包収容部1
cと、を設けている。この電線挿入孔1aは、その内径
が太い電線と細い電線との2通りの電線5を挿入できる
よう太い電線に合わせて大きく設計されており、しかも
電線5を容易に挿入できるように余裕をもって設計され
ている。
【0014】端子板2は、銅合金等の導電板からなり、
中央片2aと一方対向片2bと他方対向片2cとで略コ
字状に形成されている。
【0015】さらに詳しくは、中央片2aはその一端部
側に両対向片2b,2cが設けられ、他端部側は両対向
片2b,2cよりも長く形成され、また一方対向片2b
は中央片2aから内側へ鈍角状に折曲して形成され、さ
らにその一方対向片2bからは、抗力付与部2dが内側
へ折曲して形成されている。
【0016】この抗力付与部2dは、詳細は後述する
が、挿入された電線5に対し、端子板2の中央片2aの
方向に抗力を及ぼすよう、それに立てた垂線が中央片2
aと鋭角に交わっている。また、抗力付与部2dには、
解除ボタン4を端子板2の内部へ移動させるための通路
である切除部2eが形成されている。さらに、鎖錠ばね
3が端子板2の他端部の方向に移動するのを規制する規
制部2fが、他方対向片2cに折曲形成されている。
【0017】そして、この端子板2は、一端部の先端開
孔側を電線挿入孔1a方向に向けて、端子本体1の内包
収容部1cに収容されている。
【0018】鎖錠ばね3は、ステンレス等の板ばね材料
により、一端部の押圧部3aと他端部の鎖錠部3bと中
央部の圧接部3cとで略S字状に形成され、押圧部3a
及び鎖錠部3bを一方対向片2bに対向させ、圧接部3
cを他方対向片2cに面接させた状態で端子板2の内側
に装着されている。
【0019】解除ボタン4は、プラスチック等の成形材
料からなり、端子板2の切除部2eに嵌挿され、鎖錠ば
ね3の鎖錠部3bの先端に常時当接されている。
【0020】次に、この電線接続端子に電線5を接続す
る手順を以下に述べる。端子本体1の電線挿入孔1aか
ら端子板2の内部へ、端子板2の中央片2aと平行に電
線5を挿入すると、電線5は、端子板2の一方対向片2
bと鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3bとの間に挟
入されて、鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3bのば
ね力でもって一方対向片2bの方向へ押圧して挟着され
ることによって、挟着方向に移動するのを規制され、ま
た鎖錠部3bの先端部でもって鎖錠されることによって
鎖錠方向に移動するのを規制される。さらに電線5は、
鎖錠ばね3でもって抗力付与部2dに押圧され、その押
圧する力に抗して抗力付与部2dからその押圧する面に
垂直な抗力を及ぼされ、その抗力の中央片2aの方向へ
の分力で中央片2aの方向へ押圧されることによって、
抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決めされる。
【0021】この電線接続端子から電線5を引き抜く手
順を以下に述べる。解除孔1bにドライバー等の工具を
挿入してその工具でもって解除ボタン4を他方対向片2
cの方向へ押圧すると、電線5は、鎖錠ばね3の鎖錠部
3bの先端でもって鎖錠して抜脱するのを規制されてい
た状態を解除され電線挿入孔1aから引き抜かれる。
【0022】かかる電線接続端子においては、挿入され
た電線5は端子板2の内部において挟着された挟着方向
及び鎖錠された鎖錠方向への移動が規制されるだけでな
く、端子板2の抗力付与部2dと中央片2aとの間に位
置決めされて、挟着方向及び鎖錠方向に直交する方向へ
の移動も規制することができ、電線5と端子板2との接
触接続をさらに安定にすることができる。また、端子板
2の内部へ挿入された電線5は、その外寸がいかなる寸
法であろうとも抗力付与部2dと中央片2aとの間に位
置決めされるので電線5と端子板2との接触接続の安定
性はより高いものとなる。
【0023】本発明の第2実施例を図4乃至図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的に同一
の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施例
と異なるところのみ記す。
【0024】第1実施例では、抗力付与部2dは弾性を
有するよう折曲形成されていないのに対し、本実施例で
は、抗力付与部2dは、中央片2aから内側へ直角に折
曲して形成された一方対向片2bから、弾性を有するよ
う切り込みを入れて延設された上でさらに中央片2aに
向かって翼状の凸型に折曲して形成された構成となって
いる。
【0025】かかる接点開閉装置においては、第1実施
例の効果に加えて、電線5は、鎖錠ばね3のばね力に基
づく抗力付与部2dからの抗力の分力で中央片2aの方
向へ押圧されるのではなく、抗力付与部2d自体の弾性
でもって直接中央片2aの方向へ押圧されてばね力を有
効に利用することによって、抗力付与部2dと中央片2
aとの間に位置決めされるので、抗力付与部2dの弾性
は比較的弱いものであっても電線5は確実には接触接続
でき、また鎖錠ばね3の弾性も比較的弱いものであって
もよくなる。
【0026】本発明の第3実施例を図7乃至図9に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的に同一
の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施例
と異なるところのみ記す。
【0027】第1実施例では、端子板2の抗力付与部2
dは、中央片2aとの距離が一定になっているのに対し
て、本実施例では抗力付与部2dは、中央片2aから内
側へ直角に折曲して形成された一方対向片2bを、中央
片2aとの距離が電線挿入孔1aから離れるにつれて小
さくなるよう、さらに内側へ直角に折曲して形成された
構成となっている。
【0028】かかる接点開閉装置においては、第1実施
例の効果に加えて、電線5は、挿入するときの外力でも
って抗力付与部2dに押圧されることによって、剛体で
ある抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決めされ
るので、大きな衝撃が加わるような場合でも確実に電線
5は接触接続される。
【0029】本発明の第4実施例を図10乃至図12に
基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的に
同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実
施例と異なるところのみ記す。
【0030】第1実施例では、抗力付与部2dは、中央
片2aから内側へ鈍角状に折曲して形成された一方対向
片2bを、それに立てた垂線が中央片2aと鋭角に交わ
るよう、さらに内側へ折曲することにより形成されてい
るのに対して、本実施例では抗力付与部2dは、それに
立てた垂線が端子板2の中央片2aと鋭角に交わるよう
鎖錠ばね3の鎖錠部3bの中央片2a側の角部を部分的
に切除して形成された構成となっている。
【0031】かかる接点開閉装置においては、第1実施
例と同様の効果が以下に示すことにより得られる。つま
り、抗力付与部2dは、鎖錠ばね3の鎖錠部3bの角部
を部分的に切除することにより形成されているので、電
線5はその抗力付与部2dの垂直抗力の中央片2a方向
の分力で中央片2aの方向へ押圧されることによって、
抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決めされるこ
とによる。この効果に加えて、鎖錠ばね3の鎖錠部3b
の角部を部分的に切除して抗力付与部2dを形成するこ
とは、端子板2の一方対向片2bを折曲して形成するこ
とよりも容易なので、電線接続端子の組み立てが容易に
なり作業性を向上させることができる。
【0032】なお、抗力付与部2dは、鎖錠ばね3の鎖
錠部3bの角部を部分的に切除することにより形成され
ているが、この抗力付与部2dを鎖錠ばね3の押圧部3
aに形成されてもよく、その場合も同様の効果がある。
【0033】また、抗力付与部2dは、押圧部3a及び
鎖錠部3bの両方に形成されてもよく、その場合は押圧
部3a又は鎖錠部3bうちのいずれか一方のみに抗力付
与部2dを形成された場合ほど鎖錠ばね3の加工が容易
にならないが、電線5と端子板2の接触接続をさらに安
定にすることができる。
【0034】本発明の第5実施例を図13乃至図15に
基づいて以下に説明する。なお、第4実施例と実質的に
同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第4実
施例と異なるところのみ記す。
【0035】第4実施例では、抗力付与部2dは、鎖錠
ばね3の鎖錠部3bの中央片2a側の角部を部分的に切
除して形成されているのに対して、本実施例では抗力付
与部2dは、鎖錠ばね3の押圧部3aの一方対向片2b
に凸状に面している部分及び鎖錠部3bの先端のそれぞ
れ略中央を側面視で三角形状に部分的に切除して、それ
に立てた垂線が中央片2aと鋭角に交わる一方辺で形成
され、このとき、他方辺が第4実施例における中央片2
aと実質的に同一の機能を有する構成となっている。
【0036】かかる接点開閉装置においては、第4実施
例の効果が以下に示すことにより得られる。つまり抗力
付与部2dは、鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3b
のそれぞれ略中央を側面視で三角形状に部分的に切除す
ることにより形成されているので、電線5はその抗力付
与部2dの垂直抗力の中央片2a方向の分力で中央片2
aの方向へ押圧されることによって、抗力付与部2dで
ある一方辺と他方辺との間に位置決めされることによ
る。
【0037】なお、抗力付与部2dは、鎖錠ばね3の押
圧部3a及び鎖錠部3bのそれぞれ略中央を側面視で三
角形状に部分的に切除することにより形成されている
が、この抗力付与部2dを鎖錠ばね3の押圧部3a又は
鎖錠部3bのいずれか一方にのみ形成されてもよく、そ
の場合は押圧部3a及び鎖錠部3bの両方に抗力付与部
を形成された場合ほど電線5と端子板2との接触接続は
安定しないが、鎖錠ばね3の加工がより容易になり作業
性を向上させることができる。
【0038】本発明の第6実施例を図16及び図17に
基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的に
同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実
施例と異なるところのみ記す。
【0039】第1実施例では、鎖錠ばね3を止着する止
着部2gが設けられていないのに対し、本実施例では鎖
錠ばね3の圧接部3cを端子板2の他方対向片2cに止
着する止着部2gが中央片2aの一部の切り起こし等の
変形加工により形成された構成となっている。
【0040】かかる接点開閉装置においては、第1実施
例と同様の効果があるが、端子板2は鎖錠ばね3の圧接
部3bを他方対向片2cに止着する止着部2gを形成さ
れてなるから、鎖錠ばね3自体が他方対向片2cに密着
して傾かず、この効果をさらに大きくすることができ
る。
【0041】なお、第1実施例乃至第3実施例のいずれ
のものにあっても、抗力付与部2dは、端子板2の一方
対向片2bを折曲して形成されているが、この抗力付与
部2dが別部材をかしめ等で固着することにより形成さ
れると、固着作業に伴なって作業が煩雑になることはあ
るが、電線5への押圧力の異なる抗力付与部2dを用途
に応じて交換して設けることができる。特に第2実施例
においては抗力付与部2d自体が弾性を有しているの
で、弾性の大きい部材を固着することにより電線5をさ
らに強く抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決め
することができ、電線5と端子板2との接触接続をより
安定にすることができる。
【0042】また、第1実施例乃至第6実施例における
各々の構成、つまり第1実施例では抗力付与部2dが一
方対向片2bを折曲することにより形成されているとい
う構成、第2実施例では抗力付与部2d自体が弾性を有
しているという構成、第3実施例では抗力付与部2dと
中央片2との距離が電線挿入孔1aから離れるにつれて
小さくなるという構成、第4実施例及び第5実施例では
抗力付与部2dが鎖錠ばね3の一部を切除去することに
より形成されているという構成、第6実施例では鎖錠ば
ね3を止着する止着部2gが設けられているという構
成、これらの構成を2つ以上複合して電線接続端子が形
成されてもよく、その場合はさらに電線5と端子板2と
の接触接続をより安定にすることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載のものは、挿入された電線
は、端子板の内部において鎖錠ばねで押圧されて挟着さ
れる挟着方向及び鎖錠されて抜脱を規制される鎖錠方向
の移動が規制され、さらに、端子板の中央片の方向へ抗
力を及ぼす抗力付与部が設けられているから、その抗力
付与部と中央片との間に位置決めされるようになり、挟
着方向及び鎖錠方向に直交する方向への移動も規制する
ことができ、電線と端子板との接触接続がさらに安定と
なる。
【0044】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、抗力付与部は、それに立てた
垂線が端子板の中央片と鋭角に交わるよう端子板の一方
対向片を延設して形成されてなるので、抗力付与部を形
成するために他の部材を端子板にかしめ等で固着する取
り付け作業が不要となり、電線接続端子の組み立てが容
易になって作業性が向上する。
【0045】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、抗力付与部は弾性を有するの
で、電線は鎖錠ばねのばね力に基づく抗力付与部からの
抗力の分力で中央片の方向へ押圧されるのではなく、抗
力付与部自体の弾性でもって直接中央片の方向へ押圧さ
れてばね力を有効に利用されることによって、抗力付与
部と中央片との間に位置決めされるので、抗力付与部の
弾性は比較的弱いものであっても電線は確実には接触接
続でき、また鎖錠ばねの弾性も比較的弱いものであって
もよくなる。
【0046】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、端子板の中央片との距離が電
線挿入孔から離れるにつれて小さくなるよう形成されて
なるので、電線は挿入するときの外力でもって抗力付与
部に押圧されることによって、剛体である抗力付与部と
中央片との間に位置決めされるので、大きな衝撃が加わ
るような場合でも確実に電線は接触接続される。
【0047】また、請求項5記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、それに立てた垂線が端子板の
中央片と鋭角に交わるよう鎖錠ばねの押圧部又は鎖錠部
を部分的に切除して形成されてなるので、端子板の一方
対向片を延設して形成するよりも容易に抗力付与部が形
成できるので、電線接続端子の組み立てが容易になり作
業性を向上させることができる。
【0048】また、請求項6記載のものは、鎖錠ばねの
圧接部を端子板の他方片に止着する止着部を形成されて
なるので、請求項1記載のものの効果をさらに大きくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の端子板及び鎖錠ばねの斜
視図である。
【図2】同上の電線を挿入した状態の全体を示す正面断
面図である。
【図3】図1の電線を挿入した状態を示す側面断面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例の端子板及び鎖錠ばねの斜
視図である。
【図5】図4の電線を挿入した状態を示す平面断面図で
ある。
【図6】図4の電線を挿入した状態を示す側面断面図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例の端子板及び鎖錠ばねの斜
視図である。
【図8】図7の電線を挿入した状態を示す平面断面図で
ある。
【図9】図7の電線を挿入した状態を示す側面断面図で
ある。
【図10】本発明の第4実施例の端子板及び鎖錠ばねの
斜視図である。
【図11】図10の電線を挿入した状態を示す正面図で
ある。
【図12】図10の電線を挿入した状態を示す側面断面
図である。
【図13】本発明の第5実施例の端子板及び鎖錠ばねの
斜視図である。
【図14】図13の電線を挿入した状態を示す正面図で
ある。
【図15】図13の電線を挿入した状態を示す側面断面
図である。
【図16】本発明の第6実施例の端子板及び鎖錠ばねの
斜視図である。
【図17】図16の電線を挿入した状態を示す正面図で
ある。
【図18】従来例の端子板及び鎖錠ばねの斜視図であ
る。
【図19】同上の電線を挿入した状態の全体を示す正面
断面図である。
【図20】図18の電線を挿入した状態を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
1 端子本体 1a 電線挿入孔 1c 内包収容部 2 端子板 2a 中央片 2b 一方対向片 2c 他方対向片 2d 抗力付与部 2g 止着部 3 鎖錠ばね 3a 押圧部 3b 鎖錠部 3c 圧接部 5 電線
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】かかる電線接続端子においては、第1実施
例の効果に加えて、電線5は、鎖錠ばね3のばね力に基
づく抗力付与部2dからの抗力の分力で中央片2aの方
向へ押圧されるのではなく、抗力付与部2d自体の弾性
でもって直接中央片2aの方向へ押圧されてばね力を有
効に利用することによって、抗力付与部2dと中央片2
aとの間に位置決めされるので、抗力付与部2dの弾性
は比較的弱いものであっても電線5は確実には接触接続
でき、また鎖錠ばね3の弾性も比較的弱いものであって
もよくなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】かかる電線接続端子においては、第1実施
例の効果に加えて、電線5は、挿入するときの外力でも
って抗力付与部2dに押圧されることによって、剛体で
ある抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決めされ
るので、大きな衝撃が加わるような場合でも確実に電線
5は接触接続される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】かかる電線接続端子においては、第1実施
例と同様の効果が以下に示すことにより得られる。つま
り、抗力付与部2dは、鎖錠ばね3の鎖錠部3bの角部
を部分的に切除することにより形成されているので、電
線5はその抗力付与部2dの垂直抗力の中央片2a方向
の分力で中央片2aの方向へ押圧されることによって、
抗力付与部2dと中央片2aとの間に位置決めされるこ
とによる。この効果に加えて、鎖錠ばね3の鎖錠部3b
の角部を部分的に切除して抗力付与部2dを形成するこ
とは、端子板2の一方対向片2bを折曲して形成するこ
とよりも容易なので、電線接続端子の組み立てが容易に
なり作業性を向上させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】かかる電線接続端子においては、第4実施
例の効果が以下に示すことにより得られる。つまり抗力
付与部2dは、鎖錠ばね3の押圧部3a及び鎖錠部3b
のそれぞれ略中央を側面視で三角形状に部分的に切除す
ることにより形成されているので、電線5はその抗力付
与部2dの垂直抗力の中央片2a方向の分力で中央片2
aの方向へ押圧されることによって、抗力付与部2dで
ある一方辺と他方辺との間に位置決めされることによ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】かかる電線接続端子においては、第1実施
例と同様の効果があるが、端子板2は鎖錠ばね3の圧接
部3bを他方対向片2cに止着する止着部2gを形成さ
れてなるから、鎖錠ばね3自体が他方対向片2cに密着
して傾かず、この効果をさらに大きくすることができ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を挿入する電線挿入孔及びこれに
    連通する内包収容部を有する端子本体と、中央片及び両
    対向片で略コ字状に形成され内包収容部に収容される端
    子板と、電線挿入孔から端子板内部へ中央片と平行に挿
    入された電線を端子板の一方対向片の方向へ押圧して挟
    着する押圧部を一端部に、挿入された電線を端子板の一
    方対向片の方向へ押圧して挟着するとともに電線を先端
    でもって鎖錠して抜脱するのを規制する鎖錠部を他端部
    に、端子板の他方対向片に圧接する圧接部を中央部にそ
    れぞれ設けた鎖錠ばねと、を備えた電線接続端子におい
    て、 挿入された電線に対し、端子板の中央片の方向へ抗力を
    及ぼす抗力付与部が設けられたことを特徴とする電線接
    続端子。
  2. 【請求項2】 前記抗力付与部は、それに立てた垂線が
    端子板の中央片と鋭角に交わるよう端子板の一方対向片
    を延設して形成されてなることを特徴とする請求項1記
    載の電線接続端子。
  3. 【請求項3】 前記抗力付与部は、弾性を有することを
    特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  4. 【請求項4】 前記抗力付与部は、端子板の中央片との
    距離が電線挿入孔から離れるにつれて小さくなるよう形
    成されてなることを特徴とする請求項1記載の電線接続
    端子。
  5. 【請求項5】 前記抗力付与部は、それに立てた垂線が
    端子板の中央片と鋭角に交わるよう鎖錠ばねの押圧部又
    は鎖錠部を部分的に切除して形成されてなることを特徴
    とする請求項1記載の電線接続端子。
  6. 【請求項6】 前記端子板は、鎖錠ばねの圧接部を端子
    板の他方片に止着する止着部を形成されてなることを特
    徴とする請求項1記載の電線接続端子。
JP18845093A 1993-07-29 1993-07-29 電線接続端子 Withdrawn JPH0745314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010052685A3 (en) * 2008-09-28 2010-07-22 Fci Contact and electrical connector having such contact

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010052685A3 (en) * 2008-09-28 2010-07-22 Fci Contact and electrical connector having such contact
US8070498B2 (en) 2008-09-28 2011-12-06 Fci Contact and electrical connector having such contact

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