JPH0745422Y2 - ゴムボート - Google Patents

ゴムボート

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JPH0745422Y2
JPH0745422Y2 JP1989126249U JP12624989U JPH0745422Y2 JP H0745422 Y2 JPH0745422 Y2 JP H0745422Y2 JP 1989126249 U JP1989126249 U JP 1989126249U JP 12624989 U JP12624989 U JP 12624989U JP H0745422 Y2 JPH0745422 Y2 JP H0745422Y2
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JP
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keel
plate
cloth
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air
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JP1989126249U
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義夫 新江
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Okamoto Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、船外機を取付けるトランサム板を備え、かつ
キール等の介在により軟質船底をV字形状とする折畳み
携帯可能なゴムボートの改良に関する。
(従来の技術及びその問題点) FRP等からなる硬質底を有するボートは、いわゆるエア
ードロー等の発生がなく高速走行時の安定性が高く好ま
しいが、折畳み携帯されるゴムボートでは上記硬質底は
携帯困難であることから、この硬質底と同等の高速安定
性を満たすべく改良が種々なされてきた。その一つとし
て、実公昭52-4718号公報記載のものがある(第5図参
照)。
この従来技術は、相対向する気胴100,100の後端間にわ
たってトランサム板200を設け、そして底板300との底布
400との間にキール500を配すると共に、そのキール後端
501とトランサム板内側201との間に断面逆三角形状の空
気袋600を介在せしめ、さらに底布400との間における上
記空気袋600下位に、該空気袋600よりもボート長手方向
において短尺状のV字型船底変形防止部材700を介在せ
しめることで船底をV字形状としているもので、キール
500とトランサム板200との間は空気袋600とV字型船底
変形防止部材700との併用により船底V字形状が保持さ
れ、高速走行中の水圧を受けてもトランサム板内側201
には凹みが形成されないため、いわゆるエアードローの
発生を防止し得る可能性はあった(第5図(a))。
しかし、上記従来技術では上記部位にのみV字型船底変
形防止部材700を配するものとしていたため、上記せる
如くエアードローの発生は防げるものの、高速走行中の
水圧を受けた時にキール500を配した部位の底布400−
が波打状に押されて凹み、そして空気袋600とV字型船
底変形防止部材700とが配されている部位400−は凹ま
ずにその空気袋600の前面形状(断面逆三角形状)をボ
ート進行方向に直交状に現して抵抗面xを形成してしま
うという現象が生じ(第5図(b))、この抵抗面xに
より水の抵抗が増え、かつ水の流れが乱れてしまうため
推進力の低下を招くという不具合を有しており、硬質底
と同等の高速走行安定性を得られるものではなかった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、折畳み携
帯性を損なうことなく硬質底を有するボートと同等の高
速安定性が得られるゴムボートを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、相対向する左右気胴の後端間にわたってトランサム
板を備えると共に、底板と底布との間にキールを備えて
船底を断面略V字形状に構成し、かつ底布前方は気胴先
端部に向けてかけ上り面を形成してなるゴムボートであ
って、上記キールはその先端をかけ上り基端部よりも上
方のかけ上り面内面に、そして後端をトランサム板内側
近傍に夫々位置するように配し、そして上記キールと底
布との間には、船底をV字形状に保持する船底変形防止
部材を着脱自在に介在せしめてなり、該船底変形防止部
材は、底布のかけ上り基端部からトランサム板内側面に
わたる長さの一対の長尺板体を、折畳み可能な正面V字
形に接続して形成されていることである。
また、底布のかけ上り面内面からトランサム板内側近傍
に至る長さのエアーキールとすると共に、該キールは、
その先端のみを上記かけ上り面内面に固着し、他の部分
は非固着状態であるものとする。
(作用) 上記技術的手段により、水接触面4である底布のかけ上
り基端部以後からトランサム板内側面にわたる全範囲が
断面略V字形状に構成され、高速走行時に水圧が掛かっ
ても、船底形状は断面略V字形状を強固に維持すると共
に、収納時には船底変形防止部材がボート本体から取り
外されて折畳み携帯される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中(A)はゴムボートを示し、該ゴムボート(A)は
ゴムボート本体(a)と船底変形防止部材(b)とから
なる。
ゴムボート本体(a)は、平面略U字形状の気胴(a1
の相対向する気胴後端間にわたってトランサム板(a2
を備えると共に、底布(a3)と底板(a4)との間にエア
ーキール(a5)を備え、かつ底布(a3)前方は気胴
(a1)先端部(a1′)に向けてかけ上り面(a3′)を形
成してなる。
エアーキール(a5)は、膨張,収縮可能なもので、全体
周知の形状であり、その先端(a5′)が上記底布(a3
のかけ上り面(a3′)の内面に接着,融着等の周知手段
により定着され、その先端(a5′)以外は遊動自在とす
る。
また、エアーキール(5)の変りに、取り外し可能にウ
ッドキールを設けてもよい。
船底変形防止部材(b)は、ボートの浮力に支障を来た
さないFRP製,木製あるいはアルミ製等にて、底布
(a3)のかけ上り基端部(a3″)とトランサム板(a2
の内側(a2′)とにわたる縦方向長さに形成した一対の
長尺板体(b1)(b1)を、その隣接する端面(b1′)
(b1′)同士が当接した状態で上記底布(a3)のかけ上
り基端部(a3″)とトランサム板(a2)の内側(a2′)
とにわたる縦方向長さ及び底布(a3)のV字中心線から
左右の気胴(a1)(a1)の下位にわたる横方向長さの正
面V字形状となるように、蝶番(b2)……又はゴム布,
ベルト等で接続して折り畳み可能に形成される。
上記船底変形防止部材(b)のV字角は、エアーキール
(a5)の膨脹により断面略V字形状に膨出する底布
(a3)のV字角と略同一であるが、一例を示すにすぎ
ず、図示例の角度に限定はされない。
また、図面は端面(b1′)(b1′)同士が当接した状態
で正面V字形状を保持できるものを示すが、これに限定
されることはなく、例えばその両板(b1)(b1)の接続
部位から上下方向どちらにも折り畳めるような構成(例
えば両板(b1)(b1)を軟質皮革等で余裕をもって接続
する)で、エアーキール(a5)の膨脹作動にしたがって
下方に押圧されて正面V字形状を維持できる構成であっ
てもよく任意である。
然るに、上記せるゴムボート(A)の組立て方について
説明すると、まず、空気を充填せしめる前のエアーキー
ル(a5)の接着部位以後を持ち上げて、トランサム板
(a2)の内面下端に設けた船底変形防止部材保持部
(a6)に後端を引掛けると共に、気胴(a1)(a1)下位
に夫々の両端縁(b1″)(b1″)を差し込み支持せしめ
て船底変形防止部材(b)を正面V字形状にセットす
る。
そして、持ち上げておいた上記エアーキール(a5)をそ
の上に配設し、次に数枚の板(a4′)……を夫々の端縁
に設けた係合溝(a4″)……を係合せしめると共に、最
後端の板(a4′)をトランサム板(a2)の内面上端に設
けた底板保持部(a9)に嵌合せしめて底板(a4)を配設
すると、底板(a4)の下面が前記船底変形防止部材
(b)の両端縁(b1″)(b1″)上に当接する。
また、底板(a4)の各係止片(a8)……にはバテン(連
結板)(a7)を添え、各板(a4′)……の浮上り防止を
図り一体化された底板(a′4)を形成せしめる。
そして、気胴(a1)及びエアーキール(a5)に夫々空気
を注入して膨脹せしめると、該エアーキール(a5)の膨
脹により船底変形防止部材(b)は下方に押圧されV字
状の船底を形成し、かつ対向する気胴(a1)(a1)の膨
脹により底板(a4)が船底変形防止部材(b)の両端縁
(b1″)(b1″)を押圧する。
ちなみに、(b3)は補強布で、底布(a3)のV字状最深
面に設け、船底変形防止部材(b)のV字角頂点(b2
が底布(a3)に直接当接しないようにすることにより、
底布(a3)の傷みを緩和する。
図中(a5″)はエアーキール(a5)への空気注入部,
(a10)はフロントカバーである。
また、収納作業は上記組立作業と逆に行ない、ゴムボー
ト本体(a)と底板(a4)と船底変形防止部材(b)と
を夫々別々にし、ゴムボート本体(a)は収縮せしめて
折り畳み、底板(a4)を構成している各板(a4′)……
を夫々別々にし、そして船底変形防止部材(b)は折り
畳めばコンパクトに収納できる。
また、上記船底変形防止部材も底板(a4)の如く複数分
割タイプとし、V字状船底形成時に所望なコンパクト化
を一層向上できる。
従って、本実施例にあっては、底布(a3)のかけ上り基
端部(a3″9とトランサム板(a2)の内側(a2′)とに
わたる、縦方向長さ及び底布(a3)のV字中心線から左
右の気胴(a1)(a1)の下位にわたる横方向長さの範囲
の船底(走行時に接水する部分)全体に、断面略V字形
状の船底変形部材(b)を介在せしめるものとしたた
め、走行時に掛かる水圧により底がゴム引布からなるボ
ートに生じやすい波打状の凹み(船底の段差)が、走行
時に接水するいずれの部分にも生じる虞れがなく、推進
力の向上を一層図り得る。
(考案の効果) 本考案は、底布のかけ上り面からトランサム板内側近傍
に至る長さのキールを備えると共に、底布のかけ上り基
端部からトランサム板内側面にわたる長さの一対の長尺
板体を、折畳み可能な正面V字形に接続して船底変形防
止部材を形成し、該船底変形防止部材をキールと底布と
の間に介在せしめたため、高速走行時に水圧が掛かって
も、底布のかけ上り基からトランサム板内側面にわた
る、いわゆる水接触面の略全域をV字形状に強固に維持
することができる。
また、高速走行時に水面に接する部位は、かけ上り基端
部以後(かけ上り基端部からトランサム板に至る部位)
であるため、本考案の如く船底変形防止部材を底布のか
け上り基端部からとすることで、船底変形防止部材の先
端は水面に接しない状態となり、該先端によって抵抗面
を形成する虞れもない。
従って、従来技術と同様エアードローの発生は勿論ない
ばかりか、従来技術のように水の抵抗を受ける抵抗面を
結果的に形成してしまう虞れもないため、硬質底と同等
の高速安定性が得られると共に、収納,運搬時には折畳
み可能で携帯性も損なうことがなく大変有用である。
また、底布のかけ上り面内面からトランサム板内側近傍
に至る長さのエアーキールとすると共に、該キールはそ
の先端のみを上記かけ上り面内面に固着し、他の部分は
非固着状態であるものとすれば、キールを別途収納,運
搬する煩わしさが解消されると共に、さらに折畳み携帯
性がよくこの種のゴムボートにあって大変使用勝手に優
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ゴムボートの一実施例を一部切欠いて示
す全体平面図、第2図は第1図の(II)-(II)線断面
図、第3図は第1図の(III)-(III)線断面図、第4
図は船底変形防止部材の一実施例を示す全体斜視図、第
5図は従来技術の一実施例を示し、(a)は縦断側面
図、(b)は縦断側面図、(c)は水圧を受けて変形し
た状態を示すキール配設部分の縦断正面図である。 尚、図中 (A):ゴムボート、(a):ゴムボート本体 (a1):気胴、(a2):トランサム板 (a2′):トランサム板内側 (a3):底布、(a4):底板 (a5):キール、(b):船底変形防止部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する左右気胴の後端間にわたってト
    ランサム板を備えると共に、底板と底布との間にキール
    を備えて船底を断面略V字形状に構成し、かつ底布前方
    は気胴先端部に向けてかけ上り面を形成してなるゴムボ
    ートであって、上記キールはその先端をかけ上り基端部
    よりも上方のかけ上り面内面に、そして後端をトランサ
    ム板内側近傍に夫々位置するように配し、そして上記キ
    ールと底布との間には、船底をV字形状に保持する船底
    変形防止部材を着脱自在に介在せしめてなり、該船底変
    形防止部材は、底布のかけ上り基端部からトランサム板
    内側面にわたる長さの一対の長尺板体を、折畳み可能な
    正面V字形に接続して形成されていることを特徴とする
    ゴムボート。
  2. 【請求項2】底布のかけ上り面内面からトランサム板内
    側近傍に至る長さのエアーキールとすると共に、該キー
    ルは、その先端のみを上記かけ上り面内面に固着し、他
    の部分は非固着状態であることを特徴とする請求項1記
    載のゴムボート。
JP1989126249U 1989-10-26 1989-10-26 ゴムボート Expired - Lifetime JPH0745422Y2 (ja)

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JPH0364196U JPH0364196U (ja) 1991-06-21
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KR200476724Y1 (ko) * 2013-08-01 2015-03-24 삼성중공업 주식회사 부유식 구조물의 빌지 킬

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