JPH0745436Y2 - 船舶の荷物格納装置 - Google Patents

船舶の荷物格納装置

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JPH0745436Y2
JPH0745436Y2 JP12028689U JP12028689U JPH0745436Y2 JP H0745436 Y2 JPH0745436 Y2 JP H0745436Y2 JP 12028689 U JP12028689 U JP 12028689U JP 12028689 U JP12028689 U JP 12028689U JP H0745436 Y2 JPH0745436 Y2 JP H0745436Y2
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baggage
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baggage cart
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拓生 岡田
政男 田村
英一 田中
豊 山添
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船舶に乗客の荷物や貨物などを格納するため
の荷物格納装置に関する。
〔従来技術〕
通常、船舶に乗客の荷物や貨物(以下、荷物という)を
搬出入する際には、複数の荷物を収容可能な支持輪付き
のバゲージカートやコンテナが広く用いられ、荷物の搬
出入作業の能率化或いは船内での荷物の格納の効率化が
図られている。
従来、上記バゲージカートやコンテナなどを備えた船舶
の荷物格納装置として種々の装置が提案されている。例
えば、特開昭62-8890号公報には、船舶にコンテナ用ク
レーンとコンテナ昇降用リフトとコンテナ搬送用電動カ
ートを設けた荷物格納装置が記載されている。また、実
開昭62-10195号公報には、船舶にバゲージカートとバゲ
ージカート収容リセスとバゲージカート搬送用ランプウ
エーを設けた荷物格納装置が記載され、更に実開昭62-1
0196号公報には、船舶にエレベータを設けるとともにエ
レベータに搭載可能な電動カートを備えた荷物格納装置
が記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記特開昭62-8890号公報及び実開昭62-10195号公報に
記載の荷物格納装置は、装置自体が大型・大重量である
ためスペース及び重量の点で制約の厳しい小型船舶や高
速客船などに設備することが出来ないという問題があ
る。特に、電動カートは移動方向の転換のためのスペー
スを要するため、小型船舶や高速客船に実用化すること
が出来ない。
また、上記実開昭62-10195号公報に記載の荷物格納装置
は、バゲージカートによる荷物の搬送の際に、荷物格納
室の出入口開口部の敷居が障害となり荷物の格納作業の
能率が著しく低下するという問題がある。
一方、小型船舶の荷物格納室に荷物を格納する方法とし
て、コンテナ或いはバゲージカートを陸上からクレーン
で吊り上げて荷物格納室に下降させて搬入したり、また
は船内に天井走行クレーンを設け天井走行クレーンによ
り搬入することも考えられるが、前者の場合には荷物格
納室の天井に開閉可能のハッチカバーを設けなければな
らず、後者の場合には天井クレーンを船内に設けなけれ
ばならず、いづれも装置が大型・大重量化するうえ製作
コスト・スペースの点で小型の船舶には実用化すること
が困難である。
本考案の目的は、簡単な構造で作業性に優れ、小型・軽
量な船舶の荷物格納装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る船舶の荷物格納装置は、荷物を収容して搬
送する為の複数のバゲージカートを設けるとともに、船
舶内に複数のバゲージカートを列状に収容でき且つ出入
口開口部が水密扉で開閉される荷物格納室を設け、荷物
格納室の床面上に、出入口開口部の敷居より高い搬送面
を有し且つ出入口開口部の近傍から出入口開口部と直交
方向へ延びる少なくとも1対の固定レールを設けるとと
もに、出入口開口部の外側の甲板上に、敷居を跨いで固
定レールに接続される着脱自在の着脱レールを設け、荷
物格納室の側壁部に、固定レールと平行に延び且つ上方
へ開口する係合用切欠部を長さ方向所定間隔おきに有す
るストッパレールを設け、上記バゲージカートの底部
に、バゲージカートを上記レール上面に沿って搬送する
為の複数のボールキャスタを設け、バゲージカートの側
壁部のうち、上記レール上を搬送するときの搬送方向と
直交すく側壁部に、ストッパレールの上方近傍に対応す
る高さ位置で1対の操作桿支持具を設けるとともに、こ
れら操作桿支持具の支持孔を介して1対の操作桿支持具
に略水平に且つ着脱自在に架着され且つストッパレール
の上方まで延びる操作桿を設け、ストッパレールに近い
方の操作桿支持具の支持孔を上下に長い長孔に形成して
操作桿の端部を係合用切欠部に係脱自在に設けたもので
ある。
〔作用〕
本考案に係る船舶の荷物格納装置においては、荷物格納
室にバゲージカートを格納する際には、着脱レールを荷
物格納室の出入口開口部の外側の甲板上に取付けて敷居
を跨いで荷物格納室の固定レールに接続する。次に、陸
上のクレーンなどにより複数の荷物を収容したバゲージ
カートをボールキャスタを介して着脱レール上に載置さ
れるように甲板上に積込む。次に、バゲージカートの側
壁部の1対の操作桿支持具に操作桿を支持孔を介して取
付け、略水平に架着された操作桿でバゲージカートを荷
物格納室側に押動してバゲージカートを荷物格納室に搬
入する。
このとき、着脱レールは出入口開口部の敷居を跨いで固
定レールに接続されているので、敷居の段差に関係なく
スムースにバゲージカートを荷物格納室に搬入すること
が出来る。荷物格納室の側壁部には、固定レールと平行
に延び且つ上方へ開口する係合用切欠部を長さ方向所定
間隔おきに有するストッパレールが設けられ、バゲージ
カートが荷物格納室に搬入された状態では操作桿はスト
ッパレールの上方に位置しているので、バゲージカート
を荷物格納室内に移動させる際に船舶が大きく横揺れし
て作業者の手が操作桿から離れた場合でも、操作桿はス
トッパレール側の操作桿支持具の上下に長い長孔に形成
された支持孔にガイドされてストッパレールの係合用切
欠部に係合しバゲージカートの自走を制止する。従っ
て、バゲージカートが自走して作業車に衝突したり或い
はバゲージカート同士衝突したりすることが防止され、
作業者の安全を図ることが出来且つ荷物の損傷を防止す
ることが出来る。
加えて、着脱レールは着脱自在であるため狭い甲板スペ
ースを活用して取付けることが出来、またバゲージカー
トのボールキャスターは小型なので着脱レール及び固定
レールを小型化することが出来る。
バゲージカートを荷物格納室の所定位置に搬入すると、
次のバゲージカートをクレーンにより岸壁から積込み、
以下同様に順々にバゲージカートを荷物格納室に列状に
搬入する。
全てのバゲージカートの搬入が完了すると、着脱レール
を甲板から取り外す。このように着脱レールを取り外す
ことにより、乗客の通行に支障をきたさず甲板上のスペ
ースを有効に活用することが出来る。
バゲージカートを荷物格納室から岸壁に積降ろす際に
は、着脱レールを甲板上に取付け、バゲージカートを操
作桿を介して固定レールと着脱レール上に移動させて甲
板上に搬出する。このときも、搬入時と同様に固定レー
ル及び着脱レールを介して敷居の段差に関係なくスムー
スにバゲージカートを搬出することが出来、船舶の横揺
れに対しても作業を安全に行うことが出来る。
〔考案の効果〕
本考案に係る船舶の荷物格納装置によれば、以上〔作
用〕の項で説明したようにバゲージカートの他に固定レ
ールと着脱レールとストッパレールなどの小型・軽量な
部材を設けた簡単な構造なので製作コストを大幅に低減
出来ること、荷物格納室の敷居を跨いで着脱レールを設
けることによりバゲージカートの搬出入がスムースに行
えるので作業能率が向上するとともに甲板スペースを有
効活用出来ること、ストッパレールを設けることにより
バゲージカートの搬出入作業の安全性を向上出来ること
などの効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は通称ジェットフォイルという小型高速客船
(以下、高速船という)の荷物格納装置に本考案を適用
したものである。
先ず、上記高速船Sについて簡単に説明する。
上記、高速船Sは、大部分がアルミニウム製の船体を有
し、水中翼を備え翼走速力45ノットで近距離外洋渡航も
可能な客船であり、全長約30m、型幅約9m、総トン数約1
70トンで乗客約300人を収容する2階建の客室部1を備
えている。
上記荷物格納装置BSは、第1図・第2図に示すように、
1階の客室部1の船尾側(後側)に設けられた荷物格納
室10と、荷物格納室10の床面上の2対の固定レール15
と、荷物格納室10の前後の側壁部に設けられた1対のス
トッパレール19と、1階の甲板2上に設けられる着脱レ
ール40・41と、乗客の荷物3などを多数収容可能な複数
のバゲージカート50などで構成されている。尚、以下高
速船を基準として前方を前方、左舷側を左方、右舷側を
右方、後方を後方として説明する。
上記荷物格納室10は、第1図・第6図に示すように、12
個のバゲージカート50を2列にして収容可能な格納室
で、左右の甲板2に臨む左右の出入口開口部11には夫々
アルミニウム製の敷居12が設けられ、各出入口開口部11
には夫々1対の開閉可能な水密扉13が設けられている。
上記荷物格納室10の床面14の前半部と後半部には、夫々
前後に所定間隔おいて且つ左右方向向きに左右の出入口
開口部11の近傍まで延びる1対の固定レール15が設けら
れ、中央部の2条の固定レール15は当接状に一体化して
設けられている。
上記各固定レール15はアルミニウム製で軽量化が図ら
れ、第3図・第4図・第7図に示すようにその長さ方向
所定間隔おきに設けられ敷居12よりも高い脚部15aと脚
部15aに支持された断面コ字形のレール部15bからなり、
レール部15bには圧縮強度を高めるためのステンレス製
のライナー17が固着され、荷物格納室10の前壁部10a側
の固定レール15と後壁部10b側の固定レール15のレール
部15bのうち、荷物格納室10の所定位置に格納される各
バゲージカート50の前壁部50c又は後壁部50dの前後方向
中央部に対応する部分には係止孔18aを有する係止部材1
8が固着されている。
第3図・第4図・第6図に示すように、荷物格納室10の
前壁部10aと後壁部10bの中段部には左右方向向きにスト
ッパレール19が設けられ、ストッパレール19には上方へ
開口した係合用切欠部19aが左右方向所定間隔おきに形
成されている。また、荷物格納室10の上壁部10cのうち
各固定レール15に対応する部分には、夫々L字型断面の
ガイドレール20が左右方向向きに設けられている。
上記着脱レール40・41について第6図・第7図を参照し
ながら説明する。
着脱レール40・41は左右舷の出入口開口部11の外側の甲
板2上に夫々設けられるもので、着脱レール40は前壁部
10a側の固定レール15と後壁部10b側の固定レール15に接
続されてレールを甲板2上に延長するためのもので、着
脱レール41は中央部の2条の固定レール15に接続されて
レールを甲板2上に延長するためのものである。
上記着脱レール40・41は、ステンレス製で、各着脱レー
ル40・41は夫々敷居12よりも高い脚部40a・41aと、断面
コ字形で且つ固定レール15よりも広幅であって出入口開
口部11の近くで固定レール15と同幅にテーパ状に幅狭と
なる載置レール部40b・41bからなり、各脚部40a・41aの
下端には挿通孔42が形成され、挿通孔42にはヘッド43a
を有する係合ピン43が固着されている。
着脱レール40・41を取付ける場合には、各着脱レール40
・41の幅狭の内端部を敷居12を跨いで夫々固定レール15
のレール部15bの右端部に載置してライナー17に当接さ
せ且つ甲板2上に左右方向に水平に向けて配設するとと
もに、各脚部40a・41aの係合ピン43を脚部40a・41aに対
応する甲板2上の位置に固着されたアルミニウム製の係
止部材44の係止孔44aに係合させることにより甲板2に
セットする。
上記バゲージカート50について第3図〜第5図・第8図
・第9図を参照しながら説明する。
バゲージカート50は箱状体のコンテナでその内部は荷物
3を収容するための荷物収容部51になっており、バゲー
ジカート50の右壁部50aにはヒンジ52により開閉可能に
扉53が設けられ、底壁部50cの前端部と後端部には夫々
左右方向所定間隔おきに4つのボールキャスタ54が設け
られ、バゲージカート50はボールキャスタ54を介して固
定レール15及び着脱レール40・41上を移動自在になって
いる。尚、ボールキャスタ54には衝撃緩和のためのスプ
リングが内蔵されている。
第4図に示すように、バゲージカート50の前壁部50cと
後壁部50dの内面には、夫々上下に所定間隔おいて左右
方向向きに支持部材55が設けられ、荷物収容部51は前後
の支持部材55に着脱自在に架着される棚部材56により上
中下の3区画に仕切られるようになっている。
バゲージカート50の右壁部50aと左壁部50bの中段部の左
端部と右端部には夫々操作桿57を着脱自在に支持するた
めの操作桿支持具58・59がフランジ部58a・59aでビスに
より固着され、第8図に示すように操作桿支持具58の支
持部58bには左右方向向きの長孔60aと上下方向向きの長
孔60bからなるT字形の支持孔60が形成され、操作桿支
持具59の支持部59bには円形の孔61aとその下端から延び
た細い長孔61bからなる支持孔61が形成されている。
上記操作桿57はバゲージカート50を移動操作するための
もので、円柱状の操作部57aと操作部57aの端部から長く
延びる円柱状の係合部57bと操作部57aの端部から突出状
に形成された円柱状の係合部57cからなり、係合部57cの
右端面にはロック部材57dが固着されている。
上記操作部57aの径は支持孔60・61よりも大径に形成さ
れ、係合部57bの径は支持孔60よりも小径に形成され、
係合部57cの径は孔61aよりも小径に形成され、ロック部
材57dは長孔61bを通過可能に形成されている。
上記操作桿57を操作桿支持具58・59に取付ける場合に
は、扉53を閉じ操作桿57を略水平に保持した状態で係合
部57bを支持孔60に挿通し、次に係合部57cをロック部材
57dと長孔61bとを合わせた状態にして支持孔61に挿通さ
せ、その後操作桿57を回転させてロック部材57dと長孔6
1aとの位置をずらせることにより操作桿57は前後方向の
動きをロックされて操作桿支持具58・59に支持される。
また、バゲージカート50の右壁部50aには、扉53を閉状
態にロックするためのロック機構が次のように設けられ
ている。第3図・第9図に示すように扉53の後端部の上
段部と下段部には夫々板部材62が固着され、板部材62に
は枢支軸63が設けられ、枢支軸63にはロックレバー64が
回動自在に枢着されている。一方、バゲージカート50の
右壁部50aの後端部のうち、上記上下の板部材62に対応
する部分には板部材65が固着され、板部材65にはL字形
のロック部65aが形成され、ロック部65aの前側には挿通
孔66aを有する施錠具66が固着されている。
扉53を閉状態にロックする場合には、扉53を閉じロック
レバー64を回動してロック部65aに係合させ、南京錠
(図示略)をロックレバー64の挿通孔と施錠具66の挿通
孔66aを挿通して取付けて施錠する。
第3図〜第5図に示すように、上記バゲージカート50の
右壁部50aと左壁部50bの前後端部の上段部と下段部には
夫々T字形の吊具68が設けられ、各吊具68の端面68aに
はバゲージカート50を荷物格納室10に搬入する際にバゲ
ージカート50同士の衝突による衝撃を緩和するためのゴ
ム製のクッション部材69が固着され、バゲージカート50
の前壁部50bと後壁部50cの上端部には、夫々バゲージカ
ート50の搬入をスムースにするための左右対のガイドボ
ール70がガイドレール20に当接可能に設けられ、バゲー
ジカート50の底壁部50cの前端部または後端部の前後方
向中央部には挿通孔71aを有するストッパ部材71が設け
られている。
以上のように構成された荷物格納装置BSの作用について
説明する。
複数の荷物3を3段に収容したバゲージカート50を高速
船Sに積込む場合には、先ず着脱レール40・41を甲板2
上に取付ける。次に、第10図に示すように、岸壁4に設
けられたクレーン5により岸壁4に待機しているバゲー
ジカート50の4つの吊具68にクレーン5のロープ6を掛
装してバゲージカート50を吊り上げる。次に、クレーン
5によりバゲージカート50を高速船S側に移動させ、バ
ゲージカート50の前後のボールキャスタ54が夫々着脱レ
ール40・41上に位置するように且つ操作桿支持具58が着
脱レール40側に位置するように下降させる。その後、ロ
ープ6をバゲージカート50から取外し、操作桿57を操作
桿支持具58・59に取付ける。次に、操作桿57の係合部57
bを支持孔60の長孔60aの端部に当接させた状態で操作桿
57の操作部57aでバゲージカート50を押動して荷物格納
室10に搬入する。このとき、着脱レール40・41が敷居12
を跨いで固定レール15に連続して接続されているのでス
ムースに荷物格納室10にバゲージカート50を搬入するこ
とが出来る。また、荷物格納室10内の固定レール15上を
移動させる際にもボールキャスタ54とガイドボール70に
より小さい操作力で簡単に移動させることが出来る。
更に、荷物格納室10内においてバゲージカート50を移動
させる際に高速船Sが横揺れして作業者が操作桿57から
手を離した場合でも、第8図に2点鎖線で示したように
係合部57bが長孔60aから長孔60bの方に落下するととも
に係合部57bはストップレール19の係合用切欠部19aに係
合するので、バゲージカート50の自走が制止される。従
って、バゲージカート50が自走して作業者に衝突したり
或いは次の搬入のために着脱レール40・41上に載置され
たバゲージカート50に衝突したりすることが防止される
ので、作業者の安全を図ることが出来且つ荷物の損傷を
防止する事が出来る。
バゲージカート50を荷物格納室10の所定位置に搬入した
状態では、固定レール15の係止部材18とバゲージカート
50のストッパ部材71が対向した状態にあり、挿通孔71a
と係止孔18aにストッパピン72を挿通させてバゲージカ
ート50を所定位置に固定し、その後操作桿57を操作桿支
持具58・59から取外す。
次に、上記同様にクレーン5により甲板2上に積込まれ
たバゲージカート50に操作桿57を取付け、バゲージカー
ト50を荷物格納室10に搬入する。このようにしてバゲー
ジカート50を順々に荷物格納室10に搬入して全てのバゲ
ージカート50の搬入作業が終わると、最後に搬入したバ
ゲージカート50から操作桿57を取外すとともに着脱レー
ル40・41を甲板2から取外し、操作桿57及び着脱レール
40・41は図示外の船内の保管場所に保管する。その後荷
物格納室10の水密扉13を閉めて作業が完了する。
着脱レール40・41の取外作業も取付作業と同様簡単に且
つ短時間に行えるうえ、着脱レール40・41を取外した後
甲板2を乗客が支障なく通行することが出来る。
一方、バゲージカート50を高速船Sから積降ろす場合に
は、先ず水密扉13を開く。このとき、高速船Sが入港し
た岸壁4に応じて左舷側の水密扉13或いは右舷側の水密
扉13のどちらかを開き、それに応じて着脱レール40・41
も左側或いは右側の甲板2に取付ければよい。次に、上
記積込み作業と逆の手順により順々に荷物格納室10から
バゲージカート50を岸壁4に積降ろす。
このように荷物格納装置BSは簡単な構造で且つ小型・軽
量に構成されているので、その製作コストを低減出来、
高速船Sのような取付けスペースの少ない船舶にも有効
にスペースを活用して通用出来る。更に、着脱レール40
・41を設けることにより、敷居12などの障害物がある場
合でもスムースに搬出入作業が行える。加えて、格納室
10にストッパレール19を設けることにより搬出入作業の
安全及び荷物3の損傷の防止を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は接岸状態の高速船の要部平面図、第2図は高速船の要
部斜視図、第3図は荷物格納室とバゲージカートの側面
図、第4図は第3図IV-IV線断面図、第5図はバゲージ
カートと固定レールの平面図、第6図は固定レールと着
脱レールの平面図、第7図は第6図VII-VII線断面図、
第8図は操作桿と操作桿支持具とストッパレールの斜視
図、第9図はロック機構の斜視図、第10図は第1図X矢
視図である。 2……甲板、3……荷物、10……荷物格納室、10a……
前壁部、10b……後壁部、10c……底壁部、11……出入口
開口部、12……敷居、13……水密扉、14……床面、15…
…固定レール、19……ストッパレール、19a……係合用
切欠部、40・41……着脱レール、50……バゲージカー
ト、50a……右壁部、50b……左壁部、50c……底壁部、5
4……ボールキャスタ、57……操作桿、58・59……操作
桿支持具、60・61……支持孔、60b……長孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山添 豊 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物を収容して搬送する為の複数のバゲー
    ジカートを設けるとともに、船舶内に複数のバゲージカ
    ートを列状に収容でき且つ出入口開口部が水密扉で開閉
    される荷物格納室を設け、 荷物格納室の床面上に、出入口開口部の敷居より高い搬
    送面を有し且つ出入口開口部の近傍から出入口開口部と
    直交方向へ延びる少なくとも1対の固定レールを設ける
    とともに、出入口開口部の外側の甲板上に、敷居を跨い
    で固定レールに接続される着脱自在の着脱レールを設
    け、 荷物格納室の側壁部に、固定レールと平行に延び且つ上
    方へ開口する係合用切欠部を長さ方向所定間隔おきに有
    するストッパレールを設け、 上記バゲージカートの底部に、バゲージカートを上記レ
    ール上面に沿って搬送する為の複数のボールキャスタを
    設け、 バゲージカートの側壁部のうち上記レール上を搬送する
    ときの搬送方向と直交する側壁部に、ストッパレールの
    上方近傍に対応する高さ位置で1対の操作桿支持具を設
    けるとともに、これら操作桿支持具の支持孔を介して1
    対の操作桿支持具に略水平に且つ着脱自在に架着され且
    つストッパレールの上方まで延びる操作桿を設け、 ストッパレールに近い方の操作桿支持具の支持孔を上下
    に長い長孔に形成して操作桿の端部を係合用切欠部に係
    脱自在に構成したことを特徴とする船舶の荷物格納装
    置。
JP12028689U 1989-10-14 1989-10-14 船舶の荷物格納装置 Expired - Lifetime JPH0745436Y2 (ja)

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JPH0359295U JPH0359295U (ja) 1991-06-11
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KR102390409B1 (ko) * 2014-10-07 2022-04-25 베스타스 윈드 시스템스 에이/에스 풍력 터빈 발전기의 플랫폼으로부터 장비 부품들을 제거하는 장치와 방법, 및 상기 플랫폼상의 연료 탱크를 충전하는 방법

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