JPH0745522B2 - 接着剤に使用される白色ワックス状澱粉デキストリン - Google Patents

接着剤に使用される白色ワックス状澱粉デキストリン

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JPH0745522B2
JPH0745522B2 JP5508367A JP50836792A JPH0745522B2 JP H0745522 B2 JPH0745522 B2 JP H0745522B2 JP 5508367 A JP5508367 A JP 5508367A JP 50836792 A JP50836792 A JP 50836792A JP H0745522 B2 JPH0745522 B2 JP H0745522B2
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    • C08B30/12Degraded, destructured or non-chemically modified starch, e.g. mechanically, enzymatically or by irradiation; Bleaching of starch
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着剤に係り、特に接着剤における白色ワッ
クス状とうもろこし澱粉デキストリンの使用に関する。
白色ワックス状とうもろこし澱粉デキストリンからから
作成したペーストは、通常のワックス状とうもろこし澱
粉デキストリンのものに比べて良好な透明度の他に優れ
た色や安定した粘度を持っている。
デキストリンは、ゴムのみや接着剤で、また例えば、ス
タンプや封筒の接着剤配合物などで工業上広く用いられ
ている公知の澱粉分解生成物である。工業デキストリン
は、カナリヤ色デキストリンや、クリーム色デキストリ
ン、白色デキストリン、およびデキストリン(Britsh g
ums)として特徴づけられている。
従来、澱粉のデキストリンへの分解は、澱粉のみを加熱
することにより、あるいは酸または触媒の存在下で澱粉
を加熱することにより実施している。全ての場合に、澱
粉分子は、その大きさが選択された程度まで減少され、
良好な粘着性を有する比較的速乾性の接着剤を提供す
る。デキストリン化は1つの技術であり、それぞれの製
造業者はそれ自身の特殊の手順を有して実施している。
澱粉分子の分解度は、使用温度、加熱速度、選択した温
度に澱粉を保持する時間、さらに選択したデキストリン
化工程で用いる酸または触媒の種類と量に依存して与え
られる。
デキストリンおよびブリティッシュガムは、所望の分解
度に依存して2時間から10時間以上にわたる時間の間に
約200F(90℃)から約360F(180℃)以上の温度に約12.
0重量%の水分を含む澱粉を加熱することにより調整す
るのが普通である。実際には、澱粉の分解は、少なくと
も約30重量%のデキストリン化乾燥生成物が水中で可溶
になる程度まで行われる。通常使用する酸は塩酸であ
り、これは、澱粉重量で約0.04重量%の塩酸までの量で
乾燥澱粉上に対して噴霧塗布される。より高い量の塩酸
を従来の方法で用いてもよく、あるいは重炭酸ナトリウ
ム、燐酸ナトリウムまたは塩素ガスなどの従来から知ら
れる酸または触媒のいずれかを中性またはアルカリ性pH
で用いてもよい。
根茎澱粉また特にジャガイモおよびタピオカは従来カナ
リア色デキストリンを与え、これらは溶液中で、水中の
乾燥固体の最高65重量%までの濃度であっても十分な透
明度と安定性を有するものである。従来の方法でワック
ス上トウモロコシ澱粉から得られたカナリア色デキスト
リンはジャガイモまたはタピオカ澱粉から得られたデキ
ストリンの光沢を有さない濁りのある溶液を与える傾向
がある。この問題点を解消するために、米国特許第4549
909号には、優れた透明度、光沢および安定性を有する
水溶液を与えるワックス状とうもろこし澱粉からのデキ
ストリンの使用方法が開示してある。これらのデキスト
リンは、ワックス状澱粉をナトリウム、次亜塩素酸ナト
リウムまたは次亜塩素酸カルシウムにより予め処理する
ことにより調整されるものである。この前処理漂白工程
は、ある方法でワックス状澱粉を軟化させ、あるいはこ
のワックス状澱粉が容易にデキストリン化されるように
予め調整するマイルドな酸化を与えるように制御された
方法で実施される。得られたワックス状澱粉デキストリ
ンは、最高で65%までの固形分を含有する水溶液中で良
好な透明度、光沢、安定性を与えた。これは、酸化され
た澱粉は熱に敏感であり、加熱により急速に褐色化する
ことが知られていたことから、全く予測されないもので
あった。
上記米国特許第'909号のワックス状デキストリンの問題
点の1つは、このデキストリンが漂白の次にデキストリ
ン化されるという二重処理を施されなければならないと
いう点にある。このような二重処理は時間がかかると共
に経費がかさむという問題をもたらすことになる。
さらに、上記特許のデキストリンは、U.S.Food and Dru
g Administration による改質澱粉生成物として分類さ
れる。これは、封筒に塗布される接着剤に使用するとき
は問題がある。
このような接着剤は、封筒を防止する前にこの接着剤を
単になめて加湿するのが普通である。その場合、使用者
は、改質澱粉などの成分を含まない自然の成品を求める
のが普通である。
ワックス状とうもろこし澱粉デキストリンは、改質とう
もろこし澱粉生成物の範疇んは入らず、また水溶液中で
従来のワックス状とうもろこし澱粉デキストリンと比較
して良好な透明度と色および粘度安定性をしめすことが
現在見出されている。このようなワックス状デキストリ
ンは、白色()およびワックス状(wx)劣性遺伝子と
同型接合体(homozygous)であるとうもろこしから得ら
れたワックス状澱粉を用いることにより生成される。す
なわち、この澱粉は、wwx同型接合体の遺伝子型である
とうもろこしから得られる。本発明の白色ワックス状と
うもろこし澱粉デキストリンを製造するため、白色ワッ
クス状とうもろこし澱粉は酸で処理され、約2−10時間
にわたり約200F(90℃)と350F(180℃)の間の温度で
調整される。本発明のデキストリンは非漂白白色ワック
ス状とうもろこし澱粉から製造される。
本明細書および請求の範囲で用いられる用語の白色ワッ
クス状またはwwx遺伝子型は、標準植物漂白法により得
られているwwx同型接合体遺伝子型(wwwxwx)を意味す
るだけでなく、転流、逆位または本発明の澱粉の開示さ
れた性質が得られる変形例を含む染色体技術の他の方法
により植物遺伝子の他の部分に移動されたwwx遺伝子型
を意味するものである。
ワックス状遺伝子はとうもろこし染色体の染色体上に配
置されていることが報告されており、また白の遺伝子は
染色体6上に配置されていることが報告されている。以
上に関しては、「Development Genetics」第5巻、ペー
ジ1−25、1984年に示されている。
一般に、およびwx遺伝子型の二重劣性ミュータントと
の澱粉支持植物を得るためには、ミュータントの植物
がwxミュータントを持つ植物と掛け合わされ、その後ww
xで植物同型接合体を得るように交配される。同型接合
体wwx遺伝子型が得られた後ハイブリッド活力を得るた
めに標準の増殖手法が用いられる。ハイブリッドは、交
配ラインに比べてそれらの高い澱粉収率のために好適で
ある。植物を交配させると共に、子孫において特定の遺
伝子型を得る方法、並びにハイブリッド活力を得る増殖
操作を得る方法はよく知られている。
白色ワックス状澱粉は、従来のようにwwx同型接合遺伝
子型であるとうもろこしから抽出される。湿潤ミリング
により良好な結果が得られる。通常は、湿潤ミリング操
作により得られた澱粉はスラリー状をなしている。白色
ワックス状澱粉はスラリーから回収され、乾燥されると
好適である。
白色ワックス状澱粉を焙焼する際に用いられる適切な触
媒としては、塩酸、硝酸、モノクロロ酢酸、燐酸や塩素
を含んでいる。好適には塩酸が用いられる。使用される
酸の量は澱粉のpHを約3.0にするように選択される。
従来の焙焼装置には、公知のバルクのかま、流動層デキ
ストリン装置、またはキルン型かまなどのいずれかが用
いられる。米国特許第3200012号には円筒状ドラム焙焼
器の1つの形態が開示してあり、また米国特許第352760
6号には予備処理されたワックス状澱粉に対して従来用
いられているパドル型焙焼器が開示され焙焼温度は、約
2時間から約10時間までの間に用いられて所望粘土のデ
キストリンを得る焙焼器の種類に依存して約200F(90
℃)から350F(180℃)以上にわたっている。本発明に
よれば最終の白色ワックス状澱粉デキストリンは、190F
(90℃)に加熱する際に水に溶解し、少なくとも30%の
固形分を含むと共に、優秀な透明度と光沢を有する溶解
を提供する。
1つの特定の例においては、乾燥白色ワックス状とうも
ろこし澱粉がガス状塩酸により処理され、白色ワックス
状とうもろこしでんぷんのpHを約3.0にする。酸性にさ
れた白色ワックス状とうもろこし澱粉は水平かま内で約
2−3時間335F(168℃)にて焙焼された。得られたカ
ナリア白色ワックス状とうもろこし澱粉デキストリン
は、約10%固形分(乾燥ベース)において冷水に容易に
溶解し、また溶液は光沢および優秀な透明度を有するも
のであった。
本発明の白色ワックス状とうもろし澱粉は1cmセルを通
して500mμ−800mμの測定において60%−85%の光透過
率を有する4重量%の水溶液を生成することが見出され
ている。すなわち、本発明の白色ワックス状とうもろこ
し澱粉デキストリンの4重量%の溶液は1cmセルによる
分光学的測定において75%以上の光透過率Tを有するこ
とが見出されている。これら測定は室温でなされた。
一方、4重量%固形分を含有する前期米国特許第'909号
に示された予備処理剤ワックス状とうもろこし澱粉のテ
スト溶液は従来の分光光度計で測定したところ1.0cmセ
ルを通して500mμ−800mμの可視スペクトルにおいて73
%−95%の光が透過し、また従来のワックス状とうもろ
こし澱粉デキストリンは同様の試験条件の下では単に約
48%−64%の光が透過した。
水溶液の透明度にとっては約3.5より大きくはないpHで
白色ワックス状とうもろこし澱粉のデキストリン化を実
施することが重要である。白色ワックス状澱粉のデキス
トリン化は特定の低pHで急速に進行し、またpHが約3.5
以上のときに要求される長時間の間白色ワックス状とう
もろこし澱粉が焙焼されるときよく生じるような、白色
ワックス状とうもろこし澱粉デキストリンが好ましくな
い色となり、あるいは透明度を失う傾向は存在しない。
長時間の粘土安定性を得るには、約300F(150℃)以上
の温度でデキストリン化を実施することが重要である。
白色ワックス状とうもろこし澱粉のデキストリン化は従
来の方法で特定のpHにおいて実施され、白色デキストリ
ン、カナリオデキストリン、クリームデキストリンある
いはブリティッシュガムなどの従来のデキストリンのい
ずれかを生成する。一般に、20rpmにおけるNo.4スピン
ドルを用いた上記デキストリンのブルックフィールド粘
度は約50−60%の固形分レべルにおいて約1000cps−900
0cpsの間にあり、デキストリンは約6%以下の糖分を含
む。デキストリンは6.0%以下に減った糖を含むことに
なる。約0.04重量%までの澱粉量で用いられる希釈(1.
5−2.0N)塩酸は一般に、本発明の白色ワックス状とう
もろこし澱粉をデキストリン化するために約3.5以下の
特定のpHを与える。
本発明の以上に示した側面およびその他の側面は以下の
例によりさらに完全に理解される。
実施例1 この実施例は、本発明により白色ワックス状とうもろこ
し澱粉デキストリンを製造する方法およびこのデキスト
リンの粘度安定性を示すものである。
100ポンドの白色ワックス状とうもろこし澱粉をリトル
フオードコンバータ(水平配向かま)にロードし、11.9
3グラムの塩化水素ガスを加え、pHを2.75に下げた。澱
粉の水分レベルは初めは10.2重量%であった。3時間後
にサンプル1−Aを除去し、3時間20分後にサンプル1
−Bを除去した。かまの温度は最大値〔340F(170
℃)〕に設定し、この温度に達するのに2時間半を要し
た。
各々のデキストリンサンプルは約60%固形分になるよう
に水中でスラリーにし、0.144グラムのDowicil(登録)
を付加してバクテリアの成長を制御した。
これらの2種類のサンプルの粘度安定性および色安定性
を次のテーブル1に示す。
両サンプルの色は金色であり、テスト中安定であった。
サンプル1−Bの安定性はサンプル1−Aのものより良
好であった。
各々のサンプルの温度は試験を通じて室温〔約70F(20
℃)〕に維持した。20rpmのNO.4スピンドルを有するブ
ルックフイールド粘度計を用いて粘度を測定した。
実施例2 この例は、酸を2倍にして反応時間をより短縮する、本
発明の白色ワックス状デキストリンの製造方法を示した
ものである。
この例では、20.13グラムの塩化水素ガスと共に、同一
の反応容器を用いた。pH値は2.45であった。また、澱粉
の水分レベルは初めは9.8重量%であった。2時間後か
まからサンプル2−Aを除去し、一方2時間半後他のサ
ンプル2−Bを除去した。例1と同様に、かまの温度は
最大制御される。そして2時間でかまの内容物は333F
(167℃)に達し、さらに半時間後には340F(170℃)に
達した。
実施例1の場合と同様に各々のサンプルからペーストを
形勢し、また例1の場合と同様に各々のペーストを時間
に対して試験した。次のテーブル2に結果を報告する。
実施例1の場合と同様に、各々のペーストは室温〔約70
F(20℃)〕で貯蔵した。おのおののサンプルの色は暗
褐色であり、試験期間中一定であった。
実施例3 この例は、長時間粘度安定性を得るために330F(150
℃)以上の温度で澱粉をデキストリンに変換する重要性
を示したものである。
実施例1の反応容器を用い、20.15gの塩化水素ガスを用
いて100ポンドの白色ワックス状とうもろこし澱粉をデ
キストリンに変換した。内容物のpH値は2.43であり、澱
粉の水分は10.3重量%であった。反応は4時間にわたっ
て実施した。かまの温度は約265F(129℃)に達するよ
うに設定制御し、これは反応開始後1時間半で到達し
た。
この生成物の粘土を以下に報告する。
ペーストを調整し、試験は、テーブルに示したように3
種類の異なるスピンドルを用いたことを除くと、例1お
よび2の場合と同様に実施した。
ペーストの色は軽い金色をなし、試験期間を通じて一定
であった。しかし、粘度は長い時間にわたって一定値で
はなかった。この長時間安定性の欠如は変換温度が低い
ことによるものあった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】200F(90℃)と350F(180℃)の間の温度
    で、3.5を越えないpHにおいて白色ワックス状澱粉を焙
    焼してこの白色ワックス状澱粉をデキストリンに変換す
    るステップからなるワックス状澱粉デキストリンの製造
    プロセス。
  2. 【請求項2】前記澱粉は白色ワックス状とうもろこし澱
    粉である請求項1記載の製造プロセス。
  3. 【請求項3】請求項1の製造プロセスにより生成される
    と共に約1000から約9000cpsのブルックフィールド粘度
    を有する白色ワックス状デキストリン。
  4. 【請求項4】請求項1の製造プロセスにより生成される
    白色ワックス状デキストリン。
  5. 【請求項5】請求項1の製造プロセスにより生成される
    と共に、4重量%の試験溶液中の1cmセルを通して728m
    μにおいて分光学的に測定されたとき75%以上の光を透
    過させることができる水溶液を有する白色ワックス状デ
    キストリン。
JP5508367A 1991-11-05 1992-06-17 接着剤に使用される白色ワックス状澱粉デキストリン Expired - Lifetime JPH0745522B2 (ja)

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EP (1) EP0565649A4 (ja)
JP (1) JPH0745522B2 (ja)
AU (1) AU650164B2 (ja)
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WO (1) WO1993009145A1 (ja)

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