JPH0746028A - アンテナ装置及び該装置を備えるトランスポンダ - Google Patents

アンテナ装置及び該装置を備えるトランスポンダ

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JPH0746028A
JPH0746028A JP6107166A JP10716694A JPH0746028A JP H0746028 A JPH0746028 A JP H0746028A JP 6107166 A JP6107166 A JP 6107166A JP 10716694 A JP10716694 A JP 10716694A JP H0746028 A JPH0746028 A JP H0746028A
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裕幸 大嶺
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米彦 砂原
Shiyuuzou Wakou
修三 和高
Shinichi Sato
眞一 佐藤
Takashi Kataki
孝至 片木
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Abstract

(57)【要約】 小型で、構成が簡単な水平面内で無指向性である水平偏
波のアンテナ装置を得ることを目的とする。 【目的】 【構成】 誘電体4が充填された直方体状の地導体板2
の向い合う垂直面に設けた放射スロット1を互いに逆位
相で励振することにより、水平面内での放射電界は連続
となり、水平偏波水平面内無指向性の放射パターンが得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水平面内が無指向性の
水平偏波アンテナ装置、及び上記アンテナ装置を備えた
トランスポンダに関するものである.
【0002】
【従来の技術】従来この種のアンテナ装置として、例え
ば、内田、虫明著:“超短波空中線”,生産技術センタ
ー、12章(昭和52年3月)に示されたものがある。
図25はの水平面内無指向性の水平偏波アンテナ装置を
示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は上面
図に電界分布を示している。図において、31はダイポ
ールアンテナである。
【0003】次に動作について説明する。地導体を4面
で構成し、それぞれの面にダイポールアンテナが配置さ
れる。ダイポールアンテナは水平面に対し平行に配置さ
れることにより水平偏波が励振される。垂直面に対して
複数個ダイポールアンテナが配置されている。4面に設
けられた同一高さにあるダイポールアンテナに流れる電
流の振幅は等しくし、位相は順次90度ずつ変ってい
る。ダイポールアンテナ1素子の放射指向性は8字指向
性であるが、4素子組み合わせることによりほぼ水平偏
波の無指向性が得られる。
【0004】また他の従来例として、例えば、T.Ta
keshima:“X−bandomnidirect
ional double−slot array a
ntenna”,ELECTRONIC ENGINE
ERING,No.39,pp.617−621(Oc
t.1967)に示されたものがある。図26は水平偏
波の水平面内無指向性アンテナ装置(方形導波管スロッ
トアンテナ)を示す概略構成図であり、(a)は斜視
図、(b)はA−A断面図、(c)は側面図である。図
において、1は放射スロット、21は導波管、18はフ
ランジである。
【0005】次に動作について説明する。図27は方形
導波管スロットアンテナの動作原理を説明する図であ
り、(a)は導波管内部の磁界分布を示す図、(b)は
A−A断面に導波管内部の磁界と側面に流れる電流分布
を示している。導波管の終端部を短絡することにより、
(a)(b)に示すような磁界と電流分布を示すことに
なる。方形導波管21を伝搬してきた電波は方形導波管
21のH面の中心からオフセットされた位置に管軸に沿
って平行に放射スロットを設けることで放射スロットが
励振され、電波が放射される。この場合、この導波管の
磁界が最大となる位置に放射スロットを設けることによ
り放射スロットが励振され、この放射スロットの位置を
変えることにより放射する量が調整される。
【0006】以上の導波管スロットアンテナを水平偏波
無指向性アンテナとするには、図28(a)に示すよう
に、導波管のH面の表裏に放射スロットを設けると、図
に示したような磁界と電流分布になり、図28(b)に
示すように放射スロットは逆位相で励振され、放射界は
水平面内で連続となり無指向性を得ることができる。し
かしながら、図27(a)に示すように2素子の放射ス
ロットで構成した場合を考える(裏面にも対称位置に放
射スロットを設けられている)。2素子の放射スロット
間隔をλg/2(λgは管内波長)として、中心に対し
対称な位置に放射スロットを置くことで2つの放射スロ
ットを同相で励振することができる。従って、正面方向
(φ=±90°)では上下対称なパターンが得られる
が、φ=0°,180°方向では2素子の放射スロット
の放射界のアレーファクタのため図28の場合、θ=9
0°+α方向にビームチルトを生じる。このため、x−
y面ではφ=±90°方向と0°,180°方向では利
得差を生じて水平面内のリップルが大きくなり、無指向
性が得られない。放射スロットが1素子の場合でも、放
射スロットを導波管のH面の中心からオフセットさせる
ため、対称な構造にはならず無指向性が得られない。
【0007】また、図29は従来のトランスポンダを示
す概略構成図である。水平面内が無指向性である水平偏
波アンテナ装置と送受信機を備えており、遭難など緊急
事態が発生した場合、スイッチを入れることで起動し電
波の待ち受け状態となる。この状態でひとたび捜索機の
発射するレーダ信号を受信すると電波を発射する状態に
切り替わり応答電波の送信を行う。この電波を発射する
ことにより緊急信号発信者の位置を知らせ、捜索機の救
助等を待つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の水平面内が無指
向性アンテナは、以上のように構成されていて、TV用
や、レーダ用のアンテナ装置などとして広く用いられて
いる。しかし、ダイポールアンテナの場合は、立体的な
構成となり、アンテナの固定が難しく、アンテナの体積
も大きくなる、あるいは給電線の配線が難しい等の課題
があった。また、導波管スロットアンテナの場合は、導
波管に放射スロットを設けることで容易に無指向性に近
い特性が得られるが、水平面内のリップルが大きくなる
と、無指向性が得られないという課題かあった。また、
従来のトランスポンダは実用上次のような課題があっ
た。まず、スイッチを入れ電波の待ち受け状態にする必
要があるが、緊急時であるためスイッチを入れ忘れるこ
とがあり、この場合はトランスポンダとして機能しない
ため、人命に関わることになる。また、捜索機の発射す
るレーダ信号を受信すると送信を行うが、いまどの状態
にあるか定かではない。スイッチが入っていても送受信
機が故障していることがあり、送信を行っていることが
判らないという課題があった。さらに、送信を行ってい
ても捜索機の接近しいる状態がわからないという課題が
あった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、小形で、構成が簡単な、水平偏
波の水平面内で無指向性のアンテナ装置を得ることを目
的とする。また、上記水平面内で無指向性の水平偏波ア
ンテナを備え、本機が起動し受信待ち受け状態であるこ
と、送信中の状態であること、捜索機が接近してくる状
態であること、を緊急信号発信者を知らせることができ
るトランスポンダを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる発明は、直方体状を形成する地
導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロットを設け、
上記放射スロットを給電する給電線路を備えたアンテナ
装置であって、上記直方体状の地導体板内部を誘電体で
充填し、上記両地導体板に垂直に向けて設けた放射スロ
ットを互いに逆位相で給電するようにしたものである。
【0011】また、請求項2に係わる発明は、請求項1
記載のアンテナ装置の特定の向い合う垂直面の地導体板
に設けた放射スロット間の部分のみ誘電体をくりぬいた
ものである。
【0012】また、請求項3に係わる発明は、直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロ
ットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を備
えたアンテナ装置であって、上記両地導体板に垂直に向
けて設けた放射スロットを電磁的に結合する給電線路か
ら互いに逆位相で給電するようにしたものである。
【0013】また、請求項4に係わる発明は、直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロ
ットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を備
えたアンテナ装置であって、上記両地導体板に垂直に向
けて放射スロットを一列に複数個を設け、上記両地導体
板に設けた放射スロットを互いに逆位相で給電し、且つ
同一地導体板上の隣接する放射スロットを給電する給電
線路長の差を波長の整数倍として、同相で給電するよう
にしたものである。
【0014】また、請求項5に係わる発明は、直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロ
ットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を備
えたアンテナ装置であって、上記両地導体板に垂直に向
けて放射スロットを一列に複数個を設け、上記両地導体
板に設けた放射スロットを互いに逆位相で給電し、且つ
同一地導体板上の隣接する放射スロットを給電する給電
線路長の差を半波長の奇数倍として、同相で給電するよ
うにしたものである。
【0015】また、請求項6に係わる発明は、請求項1
から請求項5記載のいずれかのアンテナ装置の直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に設けた放
射スロット付近に上記の向い合う地導体板間を接続する
ピンを設けたものである。
【0016】また、請求項7に係わる発明は、請求項1
から請求項3記載のいずれかのアンテナ装置の直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロ
ットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を備
えたアンテナ装置であって、上記アンテナ装置の上端部
及び下端部に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ
状の導体を付設したものである。
【0017】また、請求項8に係わる発明は、請求項1
から請求項6記載のいずれかのアンテナ装置の直方体状
を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射スロ
ットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を備
えたアンテナ装置であって、上記アンテナ装置の放射ス
ロットのない両垂直面の外側に、半円筒状を形成する地
導体板をそれぞれを付設し、放射スロットを設けた地導
体板端部の回折波の影響を小さくしたものである。
【0018】また、請求項9に係わる発明は、終端短絡
の円筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロットを1
個もしくは周方向に複数個設け、上記放射スロット側壁
から方形導波管の内部に向かう導体棒を設け、上記円筒
状導体を励振して上記放射スロットを給電するアンテナ
装置であって、上記円筒状導体の両端部に、所要のテー
パ角度をもって広がるラッパ状の導体を付設したもので
ある。
【0019】また、請求項10に係わる発明は、中心導
体をもつ終端短絡の円筒状導体の導体壁に軸に平行な放
射スロットを1個もしくは周方向に複数個設け、上記放
射スロット側壁から方形導波管の内部に向かう導体棒を
設け、上記円筒状導体を励振して上記放射スロットを給
電するアンテナ装置であって、上記円筒状導体の両端部
に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ状の導体を
付設したものである。
【0020】また、請求項11に係わる発明は、終端短
絡の円筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロットを
1個もしくは周方向に複数個設け、上記円筒状導体を励
振して上記放射スロットを給電するアンテナ装置であっ
て、上記円筒状導体をTE01モードで励振される寸法と
したものである。
【0021】また、請求項12に係わる発明は、終端短
絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記方
形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアンテ
ナ装置であって、上記導波管の両H面の中心線上に管軸
と平行な放射スロットを複数個設け、上記放射スロット
側壁から方形導波管の内部に向かう導体棒を設けたもの
である。
【0022】また、請求項13に係わる発明は、終端短
絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記方
形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアンテ
ナ装置であって、上記導波管の両H面の中心線上に管軸
と平行な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管内
部に管軸に対して非対称の位置に誘電体を設けたもので
ある。
【0023】また、請求項14に係わる発明は、終端短
絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記方
形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアンテ
ナ装置であって、上記導波管の両H面の中心線上に管軸
と平行な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管を
TE20モードで励振される寸法としたものである。
【0024】また、請求項15に係わる発明は、中心導
体を内部に有する終端短絡の円筒状導体の導体壁に、軸
に平行な放射スロットを円周方向に複数個設け、上記円
筒状導体を励振して上記放射スロットを給電するアンテ
ナ装置であって、上記中心導体を螺旋状もしくはループ
状としたものである。
【0025】また、請求項16に係わる発明は、地導体
板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリップア
ンテナの一対を、両地導体板面側を平行に対称に向い合
わせてから、一方のマイクロストリップアンテナの地導
体板面の方向を保ちながら180度回転させた位置に定
め、上記2つの一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で給
電したものである。
【0026】また、請求項17に係わる発明は、地導体
板の両端部を互いに反対方向に折り曲げ、それぞれの折
り曲げ部の先端をさらに折り返して折り返し部を一辺短
絡パッチ導体とし、上記2つの一辺短絡パッチ導体を互
いに逆位相で給電したものである。
【0027】また、請求項18に係わる発明は、請求項
16記載のアンテナ装置の地導体板上の一辺短絡パッチ
導体に向い合って対称に、上記一辺短絡パッチ導体と同
形の給電しない導体を備えたものである。
【0028】また、請求項19に係わる発明は、地導体
板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリップア
ンテナの地導体板の中心点を対称の中心とし、もう一つ
の一辺短絡パッチ導体を地導体板の裏面の対称位置に設
け、上記2つのパッチ導体を給電する給電線路として、
給電線路の内導体を地導体板に接続し、給電線路の外導
体を2分してそれぞれ上記2つのパッチ導体に接続し
て、互いに逆位相で給電するようにしたものである。
【0029】また、請求項20に係わる発明は、請求項
1から請求項19記載のいずれかのアンテナ装置を保護
するレドームとして、レドーム内側に導体膜を付着し、
垂直方向に向けた放射スロットを円周方向に複数個設け
たものである。
【0030】また、請求項21に係わる発明は、請求項
1から請求項19記載のいずれかのアンテナ装置と、ア
ンテナを保護するレドームと、送受信機と、受信を可能
にするためのスイッチとを有して、電波を受信して送信
を行うトランスポンダであって、上記トランスポンダが
起動し受信待ち受け状態であることを緊急信号発信者に
知らせる手段を設けたものである。
【0031】また、請求項22に係わる発明は、請求項
1から請求項19記載のいずれかのアンテナ装置と、ア
ンテナを保護するレドームと、送受信機とを有して、電
波を受信して送信を行うトランスポンダであって、上記
トランスポンダが起動し送信中の状態であることを緊急
信号発信者に知らせる手段を設けたものである。
【0032】また、請求項23に係わる発明は、請求項
1から請求項19記載のいずれかのアンテナ装置と、ア
ンテナを保護するレドームと、送受信機と、電波を受信
して送信を行うトランスポンダであって、上記トランス
ポンダが電波を受信したレベルを緊急信号発信者に知ら
せる手段を設けたものである。
【0033】
【作用】以上のように構成された請求項1に係わる発明
では、直方体状を形成する地導体板の特定の向い合う垂
直面に放射スロットを設け、上記放射スロットを給電す
る給電線路を備えたアンテナ装置の上記直方体状の地導
体板内部を誘電体で充填し、上記両地導体板に垂直に向
けて設けた放射スロットを互いに逆位相で給電すること
により、両放射スロットからの放射電界は水平面内(ア
ジマス方向)で連続となり、水平偏波で水平面内で無指
向性の放射パターンを得ることができるとともに、誘電
体による波長短縮効果で小形化を図ることができる。
【0034】また、請求項2に係わる発明では、請求項
1記載のアンテナ装置の特定の向い合う垂直面の地導体
板に設けた放射スロット間の部分のみ誘電体をくりぬ
き、同じ共振周波数で共振させるため放射スロットの長
辺を長くすることにより、請求項1記載のアンテナ装置
の作用に加えて、ビームが絞れて、正面方向の利得は上
がり、水平面内での利得を上げることができる。
【0035】また、請求項3に係わる発明では、直方体
状を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射ス
ロットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を
備えたアンテナ装置の上記両地導体板に垂直に向けて設
けた放射スロットを電磁的に結合する給電線路から互い
に逆位相で給電することにより、構成が簡単で、放射ス
ロットからの放射電界は水平面内で連続となり、水平面
内で無指向性の放射パターンを得ることができる。
【0036】また、請求項4に係わる発明では、直方体
状を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射ス
ロットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を
備えたアンテナ装置の上記両地導体板に垂直に向けて放
射スロットを一列に複数個を設け、上記両地導体板に設
けた放射スロットを互いに逆位相で給電し、且つ同一地
導体板上の隣接する放射スロットを給電する給電線路長
の差を波長の整数倍として、同相で給電することによ
り、放射スロットからの放射電界は水平面内で連続とな
り、水平面内で無指向性の放射パターンを得ることがで
き、且つ垂直面内のビームが絞れて水平面内で高利得の
特性を得ることができる。
【0037】また、請求項5に係わる発明では、直方体
状を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に放射ス
ロットを設け、上記放射スロットを給電する給電線路を
備えたアンテナ装置の上記両地導体板に垂直に向けて放
射スロットを一列に複数個を設け、上記両地導体板に設
けた放射スロットを互いに逆位相で給電し、且つ同一地
導体板上の隣接する放射スロットを給電する給電線路長
の差を半波長の奇数倍として、同相で給電することによ
り、放射スロットからの放射電界は水平面内で連続とな
り、水平面内で無指向性の放射パターンを得ることがで
き、且つ垂直面内のビームが絞れて水平面内で高利得の
特性を得ることができる。
【0038】また、請求項6に係わる発明では、請求項
1から請求項5記載のいずれかのアンテナ装置の直方体
状を形成する地導体板の特定の向い合う垂直面に設けた
放射スロット付近に上記の向い合う地導体板間を接続す
るピンを設けたことにより、上記記載のアンテナ装置の
作用に加え、不要な導波管モードの励振を抑え、水平面
内で高利得な無指向性の放射パターンを得ることができ
る。
【0039】また、請求項7に係わる発明では、請求項
1から請求項3記載のいずれかのアンテナ装置の上端部
及び下端部に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ
状の導体を付設したことにより、上記記載のアンテナ装
置の作用に加え、放射スロットの大きさや、位置を変え
ずに、上記ラッパ状の導体のテーパ角度を変えて垂直面
内のビーム幅を絞ることができ、水平面内で高利得な無
指向性の放射パターンを得ることができる。
【0040】また、請求項8に係わる発明では、請求項
1から請求項6記載のいずれかのアンテナ装置の放射ス
ロットのない両垂直面の外側に、半円筒状を形成する地
導体板をそれぞれを付設し、放射スロットを設けた地導
体板端部の回折波の影響を小さくしたことにより、上記
記載のアンテナ装置の作用に加え、スロットの大きさ、
位置を変えずに、水平面内のリップルの大きさを調整で
き、無指向性の放射パターンを得ることができる。
【0041】また、請求項9に係わる発明では、終端短
絡の円筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロットを
1個もしくは周方向に複数個設け、上記放射スロット側
壁から方形導波管の内部に向かう導体棒を設け、上記円
筒状導体を励振して上記放射スロットを給電するアンテ
ナ装置の上記円筒状導体の両端部に、所要のテーパ角度
をもって広がるラッパ状の導体を付設したことにより、
放射スロットの大きさや、位置を変えずに、上記ラッパ
状の導体のテーパ角度を変えて垂直面内のビーム幅を絞
ることができ、水平面内で高利得な無指向性の放射パタ
ーンを得ることができる。
【0042】また、請求項10に係わる発明では、中心
導体をもつ終端短絡の円筒状導体の導体壁に軸に平行な
放射スロットを1個もしくは周方向に複数個設け、上記
放射スロット側壁から方形導波管の内部に向かう導体棒
を設け、上記円筒状導体を励振して上記放射スロットを
給電するアンテナ装置の上記円筒状導体の両端部に、所
要のテーパ角度をもって広がるラッパ状の導体を付設し
たことにより、放射スロットの大きさや、位置を変えず
に、上記ラッパ状の導体のテーパ角度を変えて垂直面内
のビーム幅を絞ることができ、水平面内で高利得な無指
向性の放射パターンを得ることができる。
【0043】また、請求項11に係わる発明では、終端
短絡の円筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロット
を1個もしくは周方向に複数個設け、上記円筒状導体を
励振して上記放射スロットを給電するアンテナ装置の上
記円筒状導体をTE01モードで励振される寸法としたこ
とにより、放射スロットの側壁から円筒状導体の内部に
向かう導体棒などを挿入せずに管軸に平行に設けた放射
スロットが励振され、水平面内で無指向性の放射パター
ンを得ることができる。
【0044】また、請求項12に係わる発明では、終端
短絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記
方形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアン
テナ装置の上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記放射スロット側壁か
ら方形導波管の内部に向かう導体棒を設けたことによ
り、方形導波管の内部の電磁界が中心に対して非対称な
分布となり、H面の中心に設けた放射スロットが励振さ
れ、ビームチルトのない水平面内で無指向性の放射パタ
ーンを得ることができる。
【0045】また、請求項13に係わる発明では、終端
短絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記
方形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアン
テナ装置の上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管内部に管
軸に対して非対称の位置に誘電体を設けたことにより、
方形導波管の内部の電磁界が中心に対して非対称な分布
となり、H面の中心に設けた放射スロットが励振され、
ビームチルトのない水平面内で無指向性の放射パターン
を得ることができる。
【0046】また、請求項14に係わる発明では、終端
短絡の方形導波管の導体壁に放射スロットを設け、上記
方形導波管を励振して上記放射スロットを給電するアン
テナ装置の上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管をTE20
モードで励振される寸法としたことにより、H面の中心
で電界が零となり、H面の中心に設けられ管軸方向の放
射スロットが逆位相で励振され、水平面内で無指向性の
放射パターンを得ることができる。
【0047】また、請求項15に係わる発明では、中心
導体を内部に有する終端短絡の円筒状導体の導体壁に、
軸に平行な放射スロットを円周方向に複数個設け、上記
円筒状導体を励振して上記放射スロットを給電するアン
テナ装置の上記中心導体を螺旋状もしくはループ状とし
たことにより、外導体を流れる電流が管軸に対して斜め
に流れ、管軸に平行に設けられた放射スロットが励振さ
れ、水平面内で無指向性の放射パターンを得ることがで
きる。
【0048】また、請求項16に係わる発明では、地導
体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリップ
アンテナの一対を、両地導体板面側を平行に対称に向い
合わせてから、一方のマイクロストリップアンテナの地
導体板面の方向を保ちながら180度回転させた位置に
定め、上記2つの一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で
給電したことにより、放射電界はアジマス方向で連続と
なり、水平面内で無指向性の放射パターンを得ることが
できる。
【0049】また、請求項17に係わる発明では、地導
体板の両端部を互いに反対方向に折り曲げ、それぞれの
折り曲げ部の先端をさらに折り返して折り返し部を一辺
短絡パッチ導体とし、上記2つの一辺短絡パッチ導体を
互いに逆位相で給電したことにより、放射電界はアジマ
ス方向で連続となり、水平面内で無指向性の放射パター
ンが得ることができる。
【0050】また、請求項18に係わる発明では、請求
項16記載のアンテナ装置の地導体板上の一辺短絡パッ
チ導体に向い合って対称に、上記一辺短絡パッチ導体と
同形の給電しない導体を備えたことにより、対称構造と
なり、水平面内で無指向性の放射パターンが得ることが
できる。
【0051】また、請求項19に係わる発明では、地導
体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリップ
アンテナの地導体板の中心点を対称の中心とし、もう一
つの一辺短絡パッチ導体を地導体板の裏面の対称位置に
設け、上記2つのパッチ導体を給電する給電線路とし
て、給電線路の内導体を地導体板に接続し、給電線路の
外導体を2分してそれぞれ上記2つのパッチ導体に接続
して、互いに逆位相で給電することにより、給電回路の
構成を簡単にすることができ、水平面内で無指向性の放
射パターンが得ることができる。
【0052】また、請求項20に係わる発明では、請求
項1から請求項19記載のいずれかのアンテナ装置を保
護するレドームとして、レドーム内側に導体膜を付着
し、垂直方向に向けた放射スロットを円周方向に複数個
設けたことにより、レドームから電波が再放射され、レ
ドームの影響を受けずに、水平面内で無指向性の放射パ
ターンを得ることができる。
【0053】また、請求項21に係わる発明のトランス
ポンダでは、請求項1から請求項19記載のいずれかの
アンテナ装置と、アンテナを保護するレドームと、送受
信機と、受信を可能にするためのスイッチと、トランス
ポンダが起動し受信待ち受け状態であることを緊急信号
発信者に知らせる手段を設けたことにより、緊急信号発
信者が上記スイッチの入れ忘れを防ぐことができる.
【0054】また、請求項22に係わる発明のトランス
ポンダでは、請求項1から請求項19記載のいずれかの
アンテナ装置と、アンテナを保護するレドームと、送受
信機と、上記トランスポンダが起動し送信中の状態であ
ることを緊急信号発信者に知らせる手段を設けたことに
より、緊急信号発信者がトランスポンダが、起動し送信
を行っていることを確認することができる。
【0055】また、請求項23に係わる発明のトランス
ポンダでは、請求項1から請求項19記載のいずれかの
アンテナ装置と、アンテナを保護するレドームと、送受
信機と、受信を可能にするためのスイッチと、上記トラ
ンスポンダが電波を受信したレベルを緊急信号発信者に
知らせる手段電波をを設けたことにより、緊急信号発信
者が捜索機が近づいてきていることを知ることができ
る。
【0056】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す
概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A断
面図、(c)はB−B断面図である。図において、1は
放射スロット、2は地導体板、3は両地導体板を接続す
る導体、4は誘電体、5はストリップ導体であり、地導
体板2とストリップ導体5でトリプレート線路6を構成
している。7はトリプレート線路を給電するための同軸
コネクタ、8は同軸線路である。
【0057】図2は実施例1の動作原理を説明する図で
ある。同軸線路8を伝播してきた電波は同軸コネクタ7
を通って、トリプレート線路6に伝わる。地導体板内部
に誘電体4を挿入することによりトリプレート線路6は
小さく構成され、アンテナの小形化が図れる。トリプレ
ート線路6の終端は放射スロット1の側壁に接続され、
即ち、ストリップ導体5と地導体板2との間に電圧がか
けられる。トリプレート線路6の終端は放射スロット1
の側壁にそれぞれ逆向きに接続されているため、地導体
板2と地導体板を接続する導体3で構成されたキャビテ
ィ内部の電界はそれぞれ逆向きとなる。よって、両地導
体板2に設けられた放射スロットは逆位相(180度の
位相差)で励振される。この放射スロットからの放射界
は水平面内(アジマス方向)で連続となり、水平偏波の
無指向性の放射パターンが得られる。また、トリプレー
ト線路6で給電する例を示したが、同軸線路など他の給
電線路で給電してもよく、上記と同様な効果を得られる
ことは言うまでもない。
【0058】図3は実施例1に示すアンテナ装置のの放
射パターン測定値を示す。水平面内で水平面内に360
度回転させたときの水平偏波および垂直偏波の測定値を
示している。水平偏波はリップルは2dB以内であり、
ほぼ無指向性が得られている。交差偏波である垂直偏波
は−20dB以下の良好な特性が得られている。
【0059】実施例2.図4はこの発明の実施例2を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図、(c)はB−B断面図である。図において、1
は放射スロット、2は地導体板、3は地導体板を接続す
る導体、4は誘電体、5はストリップ導体であり、地導
体板2とストリップ導体5でトリプレート線路6を構成
している。7はトリプレート線路を給電するための同軸
コネクタである。
【0060】次に動作原理について説明する。トリプレ
ート線路6の終端は放射スロット1を通り越して実施例
1とは異なり対辺の側壁に接続される。即ち、トリプレ
ート線路6によって直接放射スロット1の両端に電圧が
かかり、放射スロット1が励振される。両地導体板に設
けられた放射スロットは逆位相(180度の位相差)で
励振されるため、この放射スロットからの放射界は水平
面内(アジマス方向)で連続となり、水平偏波の無指向
性の放射パターンが得られる。本実施例では線路の終端
を放射スロットの端部に短絡する例を示したが、終端を
開放し、放射スロットから開放端までの長さをほぼ1/
4波長としても同様な特性が得られる。
【0061】実施例3.図5はこの発明の実施例3を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図、(c)はB−B断面図である。図において、1
は放射スロット、2は地導体板、3は地導体板を接続す
る導体、4は誘電体、5はストリップ導体であり、地導
体板2とストリップ導体5でトリプレート線路6を構成
している。7はトリプレート線路を給電するための同軸
コネクタである。
【0062】次に動作原理について説明する。実施例1
と同様な原理で、水平偏波の無指向性の放射パターンが
得られる。ここで、向い合う地導体板2に設けた放射ス
ロット間の部分のみ誘電体をくりぬくことにより、同じ
共振周波数で共振するためには、誘電体による波長短縮
効果がないため誘電体がある場合に比べ放射スロットを
長くする必要がある。放射スロットを長くするとビーム
幅が狭くなり、正面方向での利得は上昇し、水平面内で
の利得を高めることができる。
【0063】実施例4.図6はこの発明の実施例4を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図、(c)は側面図である。図において、1は放射
スロット、2は地導体板、3は地導体板を接続する導
体、4は誘電体、5はストリップ導体であり、地導体板
2とストリップ導体5でマイクロストリップ線路10を
構成している。7はマイクロストリップ線路を給電する
ための同軸コネクタ、11は第2の誘電体である。
【0064】次に動作原理について説明する。マイクロ
ストリップ線路10の終端は開放されている。開放端に
おいては電界は最大、磁界は最小となっている。この開
放端より1/4波長の位置においては磁界は最大とな
り、この位置に放射スロットを置くことにより放射スロ
ットが電磁的に結合し励振される。両地導体板に設けら
れた放射スロット1はマイクロストリップ線路で逆位相
(180度の位相差)で励振されるため、この放射スロ
ットからの放射界は水平面内(アジマス方向)で連続と
なり、水平偏波の無指向性の放射パターンが得られる。
本実施例では、マイクロストリップ線路の終端は開放し
て放射スロットを励振する例を示したが、マイクロスト
リップ線路の終端をスルホールなどを用いて直接放射ス
ロットの側壁に給電しても同様な効果が得られる。ま
た、両地導体板内部の第2の誘電体を空気層としても同
様な効果を得られることは言うまでもない。
【0065】実施例5.図7はこの発明の実施例5を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図、(c)は側面図である。図において、1は放射
スロット、2は地導体板、3は地導体板を接続する導
体、12a〜12dは導体線である。
【0066】次に動作原理について説明する。給電コネ
クタ7の中心導体13は導体線に接続されて2分配さ
れ、さらにそれぞれが2分配されて導体線12a、12
b、12c、12dとなり、そのうち導体線12a、1
2bは同一地導体板に設けられた放射スロットの側壁に
接続され、他方の導体線12c,12dは向い合う他の
地導体板に設けられた放射スロットの側壁に接続され
る。この場合、同一地導体板上の隣接する放射スロット
を給電する給電線路長の差を波長の整数倍としているた
め、同一地導体板上の隣接する放射スロットは同位相で
励振され、向い合う他の同一地導体板上の放射スロット
とは逆位相で励振される。従って、同一地導体板上の放
射スロット同志は水平面内で位相が合い、水平面内での
利得が上がり、向い合う地導体板上の放射スロットとは
逆位相で励振されるため、放射スロットからの放射界は
水平面内で連続となり、水平偏波の無指向性の利得の高
い放射パターンが得られる。よって、同一地導体板上の
2つの放射スロット間隔を変えることによりビーム幅の
調整ができる。ここでは2つの放射スロットの例を示し
たが、これに限らず一般に複数個の放射スロットの場合
もこの発明は有効であり、同様な効果を得られることは
言うまでもない。また、給電線路は同軸線路など他の線
路を用いてもよい。
【0067】実施例6.図8はこの発明の実施例6を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図、(c)は側面図である。図において、1は放射
スロット、2は地導体板、3は地導体板を接続する導
体、5a〜5dはストリップ導体、上記ストリップ導体
を上記地導体板で挟みトリプレート線路6を構成してい
る。7はトリプレート線路を給電するための同軸コネク
タである。13は同軸コネクタの中心導体である。
【0068】次に動作原理について説明する。給電コネ
クタ7の中心導体13はストリップ線路5に接続され2
分配され、さらにそれぞれが2分配されて、ストリップ
導体5a、5b、5c、5dとなる。そのうちストリッ
プ線路5a、5dは同一地導体板に設けられた放射スロ
ットの側壁に接続され、他のストリップ線路5b,5c
は反対の地導体板に設けられた放射スロットの側壁に接
続されている。この場合、同一地導体板上の隣接する放
射スロットを給電する給電線路長の差を半波長の奇数倍
としているため、同位相で励振され、向い合う地導体板
上の放射スロットは逆位相で励振される。従って、同一
地導体板上の放射スロット同志は水平面内で位相が合
い、水平面内での利得が上がり、向い合う放射スロット
は逆位相で励振されるため、放射スロットからの放射界
は水平面内で連続となり、水平偏波の無指向性の利得の
高い放射パターンが得られる。よって、同一地導体板上
の2つの放射スロット間隔を変えることによりビーム幅
の調整ができる。ここでは同一地導体板上に2つの放射
スロットの例を示したが、これに限らず一般に複数個の
放射スロットの場合もこの発明は有効であり、同様な効
果を得られることは言うまでもない。給電線路は同軸線
路など他の線路を用いてもよい。
【0069】実施例7.図9はこの発明の実施例7を示
す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)はA−A
断面図である。図において、1は放射スロット、2は地
導体板、3は地導体板を接続する導体、14は両地導体
板を接続するピンである。
【0070】動作原理については実施例5、6と同じで
ある。この場合は地導体板で放射スロットの周辺が囲ま
れており、1種の導波管と考えることができる。従っ
て、導波管のモードも励振される。地導体板の幅を半波
長以下とすると基本モードのみが伝播し、放射スロット
は地導体板の中心に設けられており、本来は励振されな
いが内部に給電線路があるために内部電磁界が乱れ放射
スロットが励振されることになる。この導波管のモード
による励振は給電線路で放射スロットを励振した場合と
位相差が異なるため、放射スロットの励振振幅位相が乱
れ、無指向性の放射パターンが得られない。そこで、両
地導体板間をピンで接続して不要な導波管モードを抑え
ることにより、無指向性の放射パターンが得られる。こ
こではピンを用いて不要なモードを抑圧する例を示した
が、導体棒、導体板を用いても発明は有効であり、同様
な効果を得られることは言うまでもない。
【0071】実施例8.図10はこの発明の実施例8を
示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は側面
図である。図において、1は放射スロット、2は地導体
板、15は外部に広がるラッパ状の金属導体である。
【0072】次に動作原理について説明する。無指向性
で水平偏波が励振される動作原理については実施例1と
同じである。実施例1のように、特定の向い合う地導体
板上にそれぞれ1個の放射スロットしかない場合はエレ
ベーション方向のビーム幅を変えることには限界があ
り、高利得を得ることには限界がある。特定の向い合う
地導体板上にそれぞれ複数個の放射スロットを並べた例
については実施例5、実施例6に示したが、本実施例で
はエレベーション方向のビーム幅を絞るために、垂直に
置いた実施例1から実施例4に示したいずれかのアンテ
ナ装置の上端部と下端部に、一端が上記アンテナ装置の
上端部及び下端部と同一形状をもち、他端が所要のテー
パ角度をもって広がるラッパ状の導体を付設した例を示
す。ラッパ状の導体は1種のホーンアンテナと同じ動作
をすると考えられる。即ち、ホーンの開口の大きさで利
得が決まり、利得を高めるためにはホーンの開口を大き
くすればよい。よって、特定の向い合う地導体板上にそ
れぞれ1個の放射スロットしかない場合でも利得を高め
ることができる。このラッパ状の導体のテーパは周方向
が対称であるため、水平面内の無指向性パターンには影
響を与えない。また、鉛直からのテーパの傾きαを変え
ることによりビーム幅の調整ができ、容易に利得を変え
ることができる。
【0073】実施例9.図11はこの発明の実施例9を
示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は上面
図、(c)は側面図である。図において、1は放射スロ
ット、2は地導体板、16は両地導体板に接続する第2
の地導体板である。
【0074】次に動作原理について説明する。放射スロ
ットを設けた地導体板が無限大であれば原理的に無指向
性の放射パターンが得られるが、地導体板が有限である
ため、地導体板端部の回折波の干渉でリップルを生じ
る。このリップルは地導体板の大きさによって変動し、
その周期は約1波長である。そこで、放射スロットを設
けた地導体板の大きさを見かけ上変えることによりリッ
プルの大きさを最小にするため、垂直に置いた実施例1
から実施例4に示したいずれかのアンテナ装置の両側面
部(放射スロットを設けていない地導体板)に半円筒状
のものを付けた例を示す。ここでは、放射スロットを設
けた地導体板の大きさを見かけ上変えるため半円筒状の
ものを用いたが、これに限らず楕円筒などの形状でもこ
の発明が有効であることは言うまでもない。また、第1
の接続導体と第2の接続導体の間は空気層でも誘電体で
もよい。
【0075】実施例10.図12はこの発明の実施例1
0を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
上面図、(c)は側面図である。図において、1は放射
スロット、15は外部に広がるラッパ状導体、17は円
筒状導体、18は導波管フランジ、19は導体棒であ
る。
【0076】次に動作原理について説明する。終端短絡
した円形導波管をTM01モード(磁界が周方向で一様)
では、電流は管軸方向に流れる。放射スロットを管軸に
平行に設けると電流を横切らないため放射スロットは励
振されないが、放射スロット側壁から円形導波管の内部
を向く導体棒19を設けることにより放射スロットが励
振される。この放射スロットを1個もしくは周方向に複
数個を配置することにより無指向性の水平偏波を得るこ
とができる。ここで、エレベーション方向のビームを絞
るためには、円形導波管の管壁に管軸に平行に一列に放
射スロットを複数個配列すればよい。しかし、終端短絡
した導波管を励振して放射スロットを励振するため、導
波管の励振周波数がずれると定在波の位置がずれ放射ス
ロットを励振波の振幅と位相が変化する。このためスロ
ットからの放射界を合成して得られる放射パターンが変
化する。そこで、本実施例ではエレベーション方向のビ
ームを絞るために垂直に置いた円形導波管の両端部にラ
ッパ状導体を設ける。このラッパ状導体の効果について
は実施例8と同じである。本実施例では導体棒を用いて
放射スロットを励振する例を示したが、放射スロットを
管軸に対して傾けて配置するなどして放射スロットを励
振してもこの発明は有効である。
【0077】実施例11.図13はこの発明の実施例1
1を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
上面図、(c)は側面図である。図において、1は放射
スロット、15は外部に広がるラッパ状導体、17は円
筒状導体、19は導体棒、20は同軸の中心導体であ
る。
【0078】次に動作原理について説明する。終端短絡
した同軸線路内の基本モード(磁界が周方向で一様)で
は電流は管軸方向に流れる。放射スロットを管軸に平行
に設けるだけでは放射スロットは励振されないが、放射
スロット側壁から同軸線路内部を向く導体棒19を挿入
することにより放射スロットが励振される。この放射ス
ロットを1個もしくは周方向に複数個を配置することに
より無指向性の水平偏波を得ることができる。ここで、
エレベーション方向のビームを絞るためには、管軸に平
行に一列に放射スロットを複数個配列すればよい。しか
し、終端短絡した導波管を励振して放射スロットを励振
するため、導波管の励振周波数がずれると定在波の位置
がずれ放射スロットを励振波の振幅と位相が変化する。
このためスロットからの放射界を合成して得られる放射
パターンが変化する。そこで、本実施例ではエレベーシ
ョン方向のビームを絞るために垂直に置いた円形導波管
の両端部にラッパ状導体を設ける。このラッパ状導体の
効果については実施例8と同じである。
【0079】実施例12.図14はこの発明の実施例1
2を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面の電磁界分布を示している。(c)は側面の
電流分布を示している。図において、1は放射スロッ
ト、17は円筒状導体、18はフランジである。
【0080】次に動作原理について説明する。終端短絡
した円形導波管をTE01モード(電界が周方向で一様)
で励振すると電流は周方向に流れる。即ち、放射スロッ
トを管軸に平行に設けるだけで容易に放射スロットが励
振される。この放射スロットを1個あるいは周方向に複
数個を配置することにより無指向性の水平偏波を得るこ
とができる。エレベーション方向のビームを絞るために
は、管軸方向にこの放射スロットを複数個配列するか、
あるいは、終端短絡した円形導波管の両端にラッパ状導
体を設けるなどすればよいよい。
【0081】実施例13.図15はこの発明の実施例1
3を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面図、(c)は側面図である。図において、1
は放射スロット、19は導体棒、21は方形導波管であ
る。
【0082】次に動作原理について説明する。終端短絡
した方形導波管をTE10モードで励振した場合、放射ス
ロットを励振させるためには管軸の中心からオフセット
させる必要がある。この場合従来例のようにビームチル
トを生じるため、水平面内のリップルが大きくなるとい
う問題点があった。そこで、この実施例では方形導波管
のH面の中心線上に管軸と平行に複数個の放射スロット
を設け、上記放射スロットの側壁から導波管内部に導体
棒を挿入する。上記導体棒により方形導波管内部の電磁
界が中心に対して非対称な分布となり、H面の中心に設
けた放射スロットが励振され、ビームチルトのない無指
向性の放射パターンを得ることができる。
【0083】実施例14.図16はこの発明の実施例1
4を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面図、(c)はA−A断面の電界分布を示して
いる。図において、1は放射スロット、18はフラン
ジ、21は方形導波管、22は方形導波管内部に挿入さ
れた誘電体である。
【0084】次に動作原理について説明する。終端短絡
した方形導波管をTE10モードで励振した場合、放射ス
ロットを励振させるためには管軸の中心からオフセット
させる必要がある。この場合従来例のようにビームチル
トを生じるため、水平面内のリップルが大きくなるとい
う問題点があった。そこで、この実施例では方形導波管
のH面の中心線上に管軸と平行に複数個の放射スロット
を設け、上記導波管の中心に対して非対称な位置に誘電
体を挿入して導波管内部の電磁界を乱し放射スロットを
励振している。導体棒を用いないため、半田付けが不要
である。
【0085】実施例15.図17はこの発明の実施例1
5を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面の電界分布を示している。図において、1は
放射スロット、18はフランジ、21は方形導波管であ
る。
【0086】次に動作原理について説明する。終端短絡
した方形導波管をTE20モードで励振した場合の電磁界
分布は、(b)に示すようにH面の中心で電界が零とな
る。よってこの位置に放射スロットを設けるだけで表裏
の放射スロットは容易に逆位相で励振される。この放射
スロットからの放射界は水平面内で連続となり、水平偏
波の無指向性の放射パターンが得られる。
【0087】実施例16.図18はこの発明の実施例1
6を示す概略構成図である。図において、1は放射スロ
ット、17は円筒状導体、23は螺旋状の導体である。
【0088】次に動作原理について説明する。終端短絡
した同軸線路内の基本モード(磁界が周方向で一様)で
は電流は管軸方向に流れる。従って放射スロットを管軸
に平行に設けると放射スロットは励振されない。実施例
13に示した導体棒や、実施例14に示した誘電体を挿
入する代わりに同軸線路の中心導体を螺旋状にする。こ
れにより、管壁を流れる電流は管軸を斜めに流れるた
め、管軸に平行に設けた放射スロットが励振される。周
方向に1個あるいは複数個配列することにより水平面内
の無指向性の放射パターンが得られる。エレベーション
方向のビームを絞るためには、管軸方向にこの放射スロ
ットを複数個配列する、あるいは、実施例11で説明し
たようなラッパ状導体を設けるなどすればよい。また、
螺旋状の部分は放射スロットの部分あるいは一部分だけ
にしてもよく、内導体の先端は開放あるいは短絡のどち
らでもよい。
【0089】実施例17.図19はこの発明の実施例1
7を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面の電界分布を示している。図において、2は
地導体、12は導体線、24は一辺短絡のパッチ導体で
ある。
【0090】次に動作原理について説明する。一辺短絡
パッチ導体をもつマイクロストリップアンテナは、マイ
クロストリップアンテナにおいて内部電界が零となる位
置に障壁(短絡導体)を設けても内部電界は乱れないた
め、短絡導体で2つに仕切りその半分を取り出したもの
である。短絡導体と垂直な位置から給電することにより
マイクロストリップアンテナと同様に短絡導体に垂直な
偏波が励振される。従って、図19に示すように、地導
体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリップ
アンテナの一対を地導体板面を平行に対称に向い合わせ
てから一方のマイクロストリップアンテナを面の方向を
保ちながら180度回転させた位置に配置し、上記2つ
の一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で給電することに
より、放射電界は水平面内(アジマス方向)で連続とな
り、無指向性の放射パターンを得ることができる。
【0091】実施例18.図20はこの発明の実施例1
8を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面図に電界分布を示している。図において、2
は地導体、8は同軸線路、13は中心導体、25は2分
配器である。
【0092】次に動作原理について説明する。1つの地
導体板の両端部を互いに反対方向に折り曲げ、それぞれ
折り曲げ部の先端をさらに折り返して、上記折り返し部
を一辺短絡パッチ導体とし、上記2つの一辺短絡パッチ
導体を互いに逆位相で給電する。以上のように折り返し
た部分に電位差をかけると等価的に2個の一辺短絡マイ
クロストリップアンテナと等しくなる。従って、実施例
17に示したと同様に2個の一辺短絡のパッチ導体を逆
位相で給電することにより、放射電界は水平面内(アジ
マス方向)で連続となり、無指向性の放射パターンが得
られる。
【0093】実施例19.図21はこの発明の実施例1
9を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面図に電界分布を示している。図において、2
は地導体、7は同軸コネクタ、12は導体線、24は一
辺短絡のパッチ導体(給電する)、26は第2の一辺短
絡のパッチ導体(給電しない)である。
【0094】次に動作原理について説明する。無指向性
を得る動作原理については実施例17、実施例18と同
じであり、図21に示すように、地導体板2の上に一辺
短絡パッチ導体をもつマイクロストリップアンテナの一
対を地導体板面を平行に対称に向い合わせてから一方の
マイクロストリップアンテナを面の方向を保ちながら1
80度回転させた位置に配置し、上記2つの一辺短絡パ
ッチ導体を互いに逆位相で給電するアンテナ装置に、さ
らに同一地導体板上に上記一辺短絡パッチ導体に向い合
って対称に、同形の給電しない一辺短絡パッチ導体を設
けることにより対称な構造としている。以上のように構
成した2個の一辺短絡マイクロストリップアンテナを逆
位相で給電することにより、放射電界は水平面内(アジ
マス方向)で連続となる。しかし非対称な構造であると
水平面内のリップルを小さくすることができない。左右
対称な構造とするために、図21に示すように給電しな
い第2の一辺短絡のパッチ導体を対称な位置に設ける。
これにより、対称な構造となり水平面内の指向性が改善
される。
【0095】実施例20.図22はこの発明の実施例2
0を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は
A−A断面図、(c)は側面図である。図において、2
は地導体、8は同軸線路、20は同軸線路の内導体、2
4は一辺短絡のパッチ導体、27は同軸線路の外導体で
ある。
【0096】次に動作原理について説明する。実施例1
7、18、19に示すように地導体板が共通で、給電す
る放射導体が2つある場合、給電線路の内導体を2分配
する必要があり、構成が複雑となる。そこで、本実施例
では同軸線路の外導体を2つに分けて放射導体に給電
し、内導体を地導体板に給電する。この場合、動作原理
は内導体を2分配することと同じであり、給電回路の構
成が簡単になる。
【0097】実施例21.図23はこの発明の実施例2
1を示す概略構成図である。図において、28はレドー
ム、29はレドームに設けた放射スロット、30は無指
向性アンテナである。
【0098】次に動作原理について説明する。実施例1
から実施例20のいずれかの無指向性アンテナを保護す
るために、レドームが必要であるが、放射パターンはこ
のレドームの影響を受ける。そこで、レドームから再放
射させ、その放射を無指向性とするために、レドームに
放射スロット29を設ける。周方向に複数個の放射スロ
ット29を設けることにより、レドームから再放射さ
れ、レドームの影響を受けずに無指向性の放射パターン
が得られる。この放射スロット29はエレベーション方
向に複数個配列してもよい。
【0099】実施例22.図24はこの発明のトランス
ポンダの実施例22を示す概略構成図である。図におい
て、28はレドーム、30は実施例1から実施例20い
ずれかの無指向性アンテナ、33は送受信機、34は電
池ケース、35はスイッチ、36は起動・受信待ち受け
状態を示す表示器、37は送信中を示す表示器、38は
受信レベルを示す表示器、39は各表示器を接続するケ
ーブルである。従来の導波管スロットアンテナに比べ小
形の無指向性アンテナを用いることにより、所定の容積
と重量以内でマン・マシンの改善を行うことができる。
特に緊急発信を要する場合の操作者とマシンとの関係改
善に関するものである。
【0100】ここで、トランスポンダが電波を受信して
送信を行う状態にある、即ち起動して受信待ち受け状態
にあることを知らせる手段の例として起動・受信待ち受
け状態を示す表示器36を備え、緊急信号発信者が緊急
状態にスイッチの入れ忘れを防ぐことができる。また、
トランスポンダが起動し送信中の状態にあることを緊急
信号発信者が知る手段の例として送信中を示す表示器3
7を備え、緊急信号発信者がトランスポンダが確実に動
作していることを確認することができる。また、トラン
スポンダが電波を受信したレベルを緊急信号発信者が知
る手段として受信レベルを示す表示器38を備え、緊急
信号発信者が捜索機が接近してくる状態を知ることがで
きる。
【0101】
【発明の効果】以上のように請求項1に係わる発明によ
れば、直方体状を形成した地導体板の特定の向い合う垂
直面の地導体板それぞれに垂直に向く放射スロットを設
け、上記放射スロットを給電線路により互いに逆位相で
給電し、かつ、上記直方体状を形成した地導体板の内部
を誘電体で充填し、小形で、構成が簡単な水平偏波の水
平面内無指向性アンテナ装置を得ることができる。
【0102】また、請求項2に係わる発明によれば、請
求項1記載のアンテナ装置の直方体状を形成した地導体
板の特定の向い合う垂直面の地導体板それぞれに設けた
放射スロット間の部分のみ誘電体をくりぬき、同じ共振
周波数で共振させるため放射スロットの長辺を長くし
て、小形で、構成が簡単な水平偏波の水平面内で高利得
の無指向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0103】また、請求項3に係わる発明によれば、直
方体状を形成した地導体板の特定の向い合う垂直面の地
導体板それぞれに垂直に向く放射スロットを設け、上記
放射スロットに電磁的に結合する給電線路を上記地導体
板の外部に設けて、上記放射スロットを互いに逆位相で
給電し、構成が簡単な水平偏波の水平面内無指向性アン
テナ装置を得ることができる。
【0104】また、請求項4に係わる発明によれば、直
方体状を形成した地導体板の特定の向い合う垂直面の地
導体板それぞれに垂直に向く複数の放射スロットを一列
に配置し、向い合う垂直面の地導体板に設けた放射スロ
ットを互いに逆位相で給電するとともに、同一地導体板
上の隣接する放射スロットを同相で給電して、垂直面内
のビームが絞れて水平面内で高利得の無指向性のアンテ
ナ装置を得ることができる。
【0105】また、請求項5に係わる発明によれば、直
方体状を形成した地導体板の特定の向い合う垂直面の地
導体板それぞれに垂直に向く複数の放射スロットを一列
に配置し、向い合う垂直面の地導体板に設けた放射スロ
ットを互いに逆位相で給電するとともに、同一地導体板
上の隣接する放射スロットを同相で給電して、垂直面内
のビームが絞れて水平面内で高利得な無指向性のアンテ
ナ装置を得ることができる。
【0106】また、請求項6に係わる発明では、請求項
1から請求項5記載のいずれかのアンテナ装置の直方体
状を形成した地導体板の特定の向い合う垂直面の地導体
板に設けた放射スロット付近に上記向い合う地導体板間
を接続するピンを設け、不要な導波管モードの励振を抑
えて、水平面内で高利得な無指向性のアンテナ装置を得
ることができる。
【0107】また、請求項7に係わる発明では、請求項
1から請求項3記載のいずれかのアンテナ装置の上端部
及び下端部に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ
状の導体を付設して、垂直を向く複数の放射スロットを
一列に配置しなくても垂直面内のビームが絞れて、構成
が簡単な水平面内で高利得な無指向性のアンテナ装置を
得ることができる。
【0108】また、請求項8に係わる発明では、請求項
1から請求項6記載のいずれかのアンテナ装置の両側
に、半円筒状を形成する地導体板をそれぞれを付設し
て、放射スロットを設けた地導体板端部の回折波の影響
を小さくし、水平面内のリップルの大きさを調整し無指
向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0109】また、請求項9に係わる発明によれば、終
端短絡の円筒状導体の導体壁に軸に平行な放射スロット
を1個もしくは周方向に複数個設け、上記放射スロット
側壁から方形導波管の内部に向かう導体棒を放射スロッ
ト側壁に設け、上記円筒状導体を励振して上記放射スロ
ットを給電するアンテナ装置の上端部及び下端部に、所
要のテーパ角度をもって広がるラッパ状の導体を付設し
て、垂直面内のビームが絞れて、構成が簡単な水平面内
で高利得な無指向性のアンテナ装置を得ることができ
る。
【0110】また、請求項10に係わる発明によれば、
終端短絡の中心導体をもつ円筒状導体の導体壁に軸に平
行な放射スロットを1個もしくは周方向に複数個設け、
上記放射スロット側壁から方形導波管の内部に向かう導
体棒を放射スロット側壁に設け、上記円筒状導体を励振
して上記放射スロットを給電するアンテナ装置の両端部
に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ状の導体を
付設し、垂直面内のビームが絞れて、構成が簡単な水平
面内で高利得な無指向性のアンテナ装置を得ることがで
きる。
【0111】また、請求項11に係わる発明によれば、
終端短絡の円筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロ
ットを1個もしくは周方向に複数個設け、上記円筒状導
体を励振して上記放射スロットを給電するアンテナ装置
の上記円筒状導体をTE01モードで励振される寸法と
し、構成が簡単な水平面内で無指向性のアンテナ装置を
得ることができる。
【0112】また、請求項12に係わる発明によれば、
終端短絡の方形導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記放射スロット側壁か
ら方形導波管の内部に向かう導体棒を設けて、方形導波
管の内部の電磁界が中心に対して非対称な分布として放
射スロットを励振し、ビームチルトのない水平面内で無
指向性ののアンテナ装置を得ることができる。
【0113】また、請求項13に係わる発明によれば、
終端短絡の方形導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管内部に管
軸に対して非対称の位置に誘電体を設け、上記方形導波
管の内部の電磁界を中心に対して非対称な分布として放
射スロットを励振し、ビームチルトのない水平面内で無
指向性ののアンテナ装置を得ることができる。
【0114】また、請求項14に係わる発明によれば、
終端短絡の方形導波管の両H面の中心線上に管軸と平行
な放射スロットを複数個設け、上記方形導波管をTE20
モードで励振される寸法として両H面の中心に設けた放
射スロットを逆位相で励振し、構成が簡単な水平面内で
無指向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0115】また、請求項15に係わる発明によれば、
中心導体を内部に有する終端短絡の円筒状導体の導体壁
に、軸に平行な放射スロットを円周方向に複数個設け、
上記円筒状導体を励振する中心導体を螺旋状もしくはル
ープ状として放射スロットを励振し、構成が簡単な水平
面内で無指向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0116】また、請求項16に係わる発明によれば、
地導体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリ
ップアンテナの一対を地導体板面を平行に対称に向い合
わせてから一方のマイクロストリップアンテナを面の方
向を保ちながら180度回転させた位置に配置し、上記
2つの一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で給電し、構
成が簡単な水平面内で無指向性のアンテナ装置を得るこ
とができる。
【0117】また、請求項17に係わる発明によれば、
1つの地導体板の両端部を互いに反対方向に折り曲げ、
それぞれ折り曲げ部の先端をさらに折り返して、上記折
り返し部を一辺短絡パッチ導体とし、上記2つの一辺短
絡パッチ導体を互いに逆位相で給電して、構成が簡単な
水平面内で無指向性のアンテナ装置を得ることができ
る。
【0118】また、請求項18に係わる発明によれば、
地導体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリ
ップアンテナの一対を地導体板面を平行に対称に向い合
わせてから一方のマイクロストリップアンテナを面の方
向を保ちながら180度回転させた位置に配置し、上記
2つの一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で給電するア
ンテナ装置に、さらに同一地導体板上に上記一辺短絡パ
ッチ導体に向い合って対称に、同形の給電しない一辺短
絡パッチ導体を設けることにより対称な構造として、構
成が簡単な水平面内で無指向性のアンテナ装置を得るこ
とができる。
【0119】また、請求項19に係わる発明によれば、
地導体板上に一辺短絡パッチ導体をもつマイクロストリ
ップアンテナの地導体板の中心点を対称の中心とし、も
う一つの一辺短絡パッチ導体を上記地導体板の裏面の対
称位置に設け、上記2つのパッチ導体を互いに逆位相で
給電する給電線路として、給電線路の内導体を地導体板
に接続し、給電線路の外導体を2分してそれぞれ上記2
つのパッチ導体に接続して給電回路の構成が簡単な水平
面内で無指向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0120】また、請求項20に係わる発明によれば、
請求項1から請求項19記載のいずれかの水平面内無指
向性アンテナ装置を保護するレドームとして、レドーム
内側に導体膜を付着し、垂直方向に向けた放射スロット
を円周方向に複数個設け、レドームの影響を受けずに水
平面内で無指向性のアンテナ装置を得ることができる。
【0121】また、請求項21に係わる発明によれば、
請求項1から請求項19記載のいずれかの水平面内無指
向性アンテナと、上記アンテナを保護するレドームと、
送受信機と、受信を可能にするスイッチとを備えるトラ
ンスポンダが、トランスポンダが起動し受信待ち受け状
態にあることを緊急発信者が知る手段を設け、緊急発信
者が上記スイッチの入れ忘れを防ぐことができるトラン
スポンダを得ることができる。
【0122】また、請求項22に係わる発明によれば、
請求項1から請求項19記載のいずれかの水平面内無指
向性アンテナと、上記アンテナを保護するレドームと、
送受信機とを備えるトランスポンダが、トランスポンダ
が起動し送信中の状態にあることを緊急発信者が知る手
段を設け、緊急発信者がトランスポンダが確実に動作し
ていることを確認できるトランスポンダを得ることがで
きる。
【0123】また、請求項23に係わる発明によれば、
請求項1から請求項19記載のいずれかの水平面内無指
向性アンテナと、上記アンテナを保護するレドームと、
送受信機と、受信を可能にするためのスイッチとを備え
るトランスポンダが、トランスポンダが電波を受信した
レベルを緊急発信者が知る手段を設け、緊急発信者が捜
索機が接近してくる状態を知り得るトランスポンダを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す概略構成図である。
【図2】この発明の実施例1の動作原理を示す図であ
る。
【図3】この発明の実施例1のアンテナ装置の放射パタ
ーン測定値を示す図である。
【図4】この発明の実施例2を示す概略構成図である。
【図5】この発明の実施例3を示す概略構成図である。
【図6】この発明の実施例4を示す概略構成図である。
【図7】この発明の実施例5を示す概略構成図である。
【図8】この発明の実施例6を示す概略構成図である。
【図9】この発明の実施例7を示す概略構成図である。
【図10】この発明の実施例8を示す概略構成図であ
る。
【図11】この発明の実施例9を示す概略構成図であ
る。
【図12】この発明の実施例10を示す概略構成図であ
る。
【図13】この発明の実施例11を示す概略構成図であ
る。
【図14】この発明の実施例12を示す概略構成図であ
る。
【図15】この発明の実施例13を示す概略構成図であ
る。
【図16】この発明の実施例14を示す概略構成図であ
る。
【図17】この発明の実施例15を示す概略構成図であ
る。
【図18】この発明の実施例16を示す概略構成図であ
る。
【図19】この発明の実施例17を示す概略構成図であ
る。
【図20】この発明の実施例18を示す概略構成図であ
る。
【図21】この発明の実施例19を示す概略構成図であ
る。
【図22】この発明の実施例20を示す概略構成図であ
る。
【図23】この発明の実施例21を示す概略構成図であ
る。
【図24】この発明の実施例22を示す概略構成図であ
る。
【図25】従来のアンテナ装置を示す概略構成図であ
る。
【図26】従来の他のアンテナ装置を示す概略構成図で
ある。
【図27】従来のアンテナ装置の動作原理を示す図であ
る。
【図28】従来のアンテナ装置の動作原理を示す図であ
る。
【図29】従来のトランスポンダ装置を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1 放射スロット 2 地導体 3 地導体を接続する導体 4 誘電体 5a〜5d ストリップ導体 6 トリプレート線路 7 同軸コネクタ 8 同軸線路 9 誘電体のくりぬき 10 マイクロストリップ線路 11 第2の誘電体 12a〜12d 導体線 13 中心導体 14 ピン 15 テーパ 16 第2の接続導体 17 円筒状導体 18 フランジ 19 導体棒 20 同軸の中心導体 21 方形導波管 22 方形導波管に挿入した誘電体 23 螺旋状の導体 24 一辺短絡パッチ導体 25 2分配器 26 第2の一辺短絡パッチ導体 27 同軸線路の外導体 28 レドーム 29 レドームに設けたスロット 30 無指向性アンテナ 31 ダイポールアンテナ 32 導波管スロットアンテナ 33 送受信機 34 電池のケース 35 スイッチ 36 起動・受信待ち受け状態を示す表示器 37 送信中を示す表示器 38 受信レベルを示す表示器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 13/79 H01Q 21/22 2109−5J (72)発明者 佐藤 眞一 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社電子システム研究所内 (72)発明者 片木 孝至 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社電子システム研究所内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、上
    記直方体状の地導体板内部を誘電体で充填し、上記両地
    導体板に垂直に向けて設けた放射スロットを互いに逆位
    相で給電することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 特定の向い合う垂直面の地導体板に設け
    た放射スロット間の部分のみ誘電体をくりぬいたことを
    特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、上
    記両地導体板に垂直に向けて設けた放射スロットを電磁
    的に結合する給電線路から互いに逆位相で給電すること
    を特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、上
    記両地導体板に垂直に向けて放射スロットを一列に複数
    個を設け、上記両地導体板に設けた放射スロットを互い
    に逆位相で給電し、且つ同一地導体板上の隣接する放射
    スロットを給電する給電線路長の差を波長の整数倍とし
    て、同相で給電することを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、上
    記両地導体板に垂直に向けて放射スロットを一列に複数
    個を設け、上記両地導体板に設けた放射スロットを互い
    に逆位相で給電し、且つ同一地導体板上の隣接する放射
    スロットを給電する給電線路長の差を半波長の奇数倍と
    して、同相で給電することを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に設けた放射スロット付近に上記の向い合
    う地導体板間を接続するピンを設けたことを特徴とする
    請求項1から請求項5記載のいずれかのアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、上
    記アンテナ装置の上端部及び下端部に、所要のテーパ角
    度をもって広がるラッパ状の導体を付設したことを特徴
    とする請求項1から請求項3記載のいずれかのアンテナ
    装置。
  8. 【請求項8】 直方体状を形成する地導体板の特定の向
    い合う垂直面に放射スロットを設け、上記放射スロット
    を給電する給電線路を備えたアンテナ装置であって、 上記アンテナ装置の放射スロットのない両垂直面の外側
    に、半円筒状を形成する地導体板をそれぞれを付設し、
    放射スロットを設けた地導体板端部の回折波の影響を小
    さくしたことを特徴とする請求項1から請求項6記載の
    いずれかのアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 終端短絡の円筒状導体の導体壁に、軸に
    平行な放射スロットを1個もしくは周方向に複数個設
    け、上記放射スロット側壁から方形導波管の内部に向か
    う導体棒を設け、上記円筒状導体を励振して上記放射ス
    ロットを給電するアンテナ装置であって、上記円筒状導
    体の両端部に、所要のテーパ角度をもって広がるラッパ
    状の導体を付設したことを特徴とするアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 中心導体をもつ終端短絡の円筒状導体
    の導体壁に軸に平行な放射スロットを1個もしくは周方
    向に複数個設け、上記放射スロット側壁から方形導波管
    の内部に向かう導体棒を設け、上記円筒状導体を励振し
    て上記放射スロットを給電するアンテナ装置であって、 上記円筒状導体の両端部に、所要のテーパ角度をもって
    広がるラッパ状の導体を付設したことを特徴とするアン
    テナ装置。
  11. 【請求項11】 終端短絡の円筒状導体の導体壁に、軸
    に平行な放射スロットを1個もしくは周方向に複数個設
    け、上記円筒状導体を励振して上記放射スロットを給電
    するアンテナ装置であって、上記円筒状導体をTE01
    ードで励振される寸法としたことを特徴とするアンテナ
    装置。
  12. 【請求項12】 終端短絡の方形導波管の導体壁に放射
    スロットを設け、上記方形導波管を励振して上記放射ス
    ロットを給電するアンテナ装置であって、 上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行な放射スロ
    ットを複数個設け、上記放射スロット側壁から方形導波
    管の内部に向かう導体棒を設けたことを特徴とするアン
    テナ装置。
  13. 【請求項13】 終端短絡の方形導波管の導体壁に放射
    スロットを設け、上記方形導波管を励振して上記放射ス
    ロットを給電するアンテナ装置であって、 上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行な放射スロ
    ットを複数個設け、上記方形導波管内部に管軸に対して
    非対称の位置に誘電体を設けたことを特徴とするアンテ
    ナ装置。
  14. 【請求項14】 終端短絡の方形導波管の導体壁に放射
    スロットを設け、上記方形導波管を励振して上記放射ス
    ロットを給電するアンテナ装置であって、 上記導波管の両H面の中心線上に管軸と平行な放射スロ
    ットを複数個設け、上記方形導波管をTE20モードで励
    振される寸法としたことを特徴とするアンテナ装置。
  15. 【請求項15】 中心導体を内部に有する終端短絡の円
    筒状導体の導体壁に、軸に平行な放射スロットを円周方
    向に複数個設け、上記円筒状導体を励振して上記放射ス
    ロットを給電するアンテナ装置であって、上記中心導体
    を螺旋状もしくはループ状としたことを特徴とするアン
    テナ装置。
  16. 【請求項16】 地導体板上に一辺短絡パッチ導体をも
    つマイクロストリップアンテナの一対を、両地導体板面
    側を平行に対称に向い合わせてから、一方のマイクロス
    トリップアンテナの地導体板面の方向を保ちながら18
    0度回転させた位置に定め、上記2つの一辺短絡パッチ
    導体を互いに逆位相で給電したことを特徴とするアンテ
    ナ装置。
  17. 【請求項17】 地導体板の両端部を互いに反対方向に
    折り曲げ、それぞれの折り曲げ部の先端をさらに折り返
    して折り返し部を一辺短絡パッチ導体とし、上記2つの
    一辺短絡パッチ導体を互いに逆位相で給電したことを特
    徴とするアンテナ装置。
  18. 【請求項18】 地導体板上の一辺短絡パッチ導体に向
    い合って対称に、上記一辺短絡パッチ導体と同形の給電
    しない導体を備えた請求項16記載のアンテナ装置。
  19. 【請求項19】 地導体板上に一辺短絡パッチ導体をも
    つマイクロストリップアンテナの地導体板の中心点を対
    称の中心とし、もう一つの一辺短絡パッチ導体を地導体
    板の裏面の対称位置に設け、上記2つのパッチ導体を給
    電する給電線路として、給電線路の内導体を地導体板に
    接続し、給電線路の外導体を2分してそれぞれ上記2つ
    のパッチ導体に接続して、互いに逆位相で給電すること
    を特徴とするアンテナ装置。
  20. 【請求項20】 水平面内無指向性アンテナ装置を保護
    するレドームとして、レドーム内側に導体膜を付着し、
    垂直方向に向けた放射スロットを円周方向に複数個設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項19記載のいず
    れかのアンテナ装置。
  21. 【請求項21】 水平面内無指向性アンテナと、アンテ
    ナを保護するレドームと、送受信機と、受信を可能にす
    るためのスイッチとを有して、電波を受信して送信を行
    うトランスポンダであって、上記水平面内無指向性アン
    テナとして請求項1から請求項19記載のいずれかのア
    ンテナ装置を備え、上記トランスポンダが起動し受信待
    ち受け状態であることを緊急信号発信者に知らせる手段
    を設けたことを特徴とするトランスポンダ。
  22. 【請求項22】 水平面内無指向性アンテナと、アンテ
    ナを保護するレドームと、送受信機とを有して、電波を
    受信して送信を行うトランスポンダであって、上記水平
    面内無指向性アンテナとして請求項1から請求項19記
    載のいずれかのアンテナ装置を備え、上記トランスポン
    ダが起動し送信中の状態であることを緊急信号発信者に
    知らせる手段を設けたことを特徴とするトランスポン
    ダ。
  23. 【請求項23】 水平面内無指向性アンテナと、アンテ
    ナを保護するレドームと、送受信機と、電波を受信して
    送信を行うトランスポンダであって、 上記水平面内無指向性アンテナとして請求項1から請求
    項19記載のいずれかのアンテナ装置を備え、上記トラ
    ンスポンダが電波を受信したレベルを緊急信号発信者に
    知らせる手段を設けたことを特徴とするトランスポン
    ダ。
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