JPH074621A - バーナ装置 - Google Patents

バーナ装置

Info

Publication number
JPH074621A
JPH074621A JP17253593A JP17253593A JPH074621A JP H074621 A JPH074621 A JP H074621A JP 17253593 A JP17253593 A JP 17253593A JP 17253593 A JP17253593 A JP 17253593A JP H074621 A JPH074621 A JP H074621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
gas
central
premixed gas
concentration premixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17253593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3068984B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Tsuchiya
順裕 土屋
Toshio Miyama
富志夫 深山
Yasushi Komaki
裕史 駒木
Susumu Washikita
晋 鷲北
Atsushi Akamatsu
敦 赤松
Masanori Enomoto
正徳 榎本
Keiichi Ogi
啓一 扇
Tatsuya Sugawara
達哉 菅原
Koji Hase
耕志 長谷
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Gastar Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Gastar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Gastar Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP5172535A priority Critical patent/JP3068984B2/ja
Publication of JPH074621A publication Critical patent/JPH074621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068984B2 publication Critical patent/JP3068984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窒素酸化物と一酸化炭素ガスの生成が共に少
ないクリーン燃焼のバーナ装置を提供する。 【構成】 旋回混合器30で、ガス噴出孔33から上方に噴
出する燃料ガスに外部から入り込む空気を旋回衝突させ
て高濃度予混合ガスを作成し、中央分流室34に導く。ま
た、混合通路26a,26bに入り込む空気に対してガス噴
出孔37から燃料ガスを略直角に噴出し、空気と燃料ガス
を通路26a,26bを通る間に攪拌混合し、作成した低濃
度予混合ガスをサイド分流室35a,35bに導く。中央分
流室34とサイド分流室35a,35bの上面開口はバーナ取
り付け枠板38によって閉鎖し、バーナ取り付け枠板38の
嵌合短筒部42にY字形状をした第1のバーナ1を接続
し、サイドガス分配穴部41には第2のバーナ44の下端ガ
ス導入部39を接続して、第1のバーナ43と第2のバーナ
44を交互に列設集合したバーナ列を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器や風呂釜、ガス
暖房機等の家庭用や小型業務用等の小型の燃焼装置に組
み込まれて燃料ガスの燃焼を行うバーナ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、給湯器や風呂釜等の燃焼
装置に使用されるバーナ装置には様々なタイプのものが
ある。最近においては、窒素酸化物の少ないクリーンな
燃焼のバーナ装置の開発が盛んに行われており、その提
案されたものの一例が図10に示されている。
【0003】この提案のものは、高濃度予混合ガスを燃
焼させる第1のバーナ1と、低濃度予混合ガスを燃焼さ
せる第2のバーナ2とを隣合わせに配列配置したもの
で、第1のバーナ1の炎口形成面5には複数の第1の炎
口3が、第2のバーナ2の炎口形成面6には複数の第2
の炎口4がそれぞれ形成されており、炎口形成面5と6
は平面状に形成されている。各バーナ1,2のガス導入
口7にはそれぞれガスノズル8が対向配置されており、
このガスノズル8からガス導入口7に噴出する燃料ガス
に、図示されていない燃焼ファンから供給される空気が
取り込まれ、この燃料ガスと空気とがガス導入口7から
各バーナ1,2の炎口形成面5,6に至る予混合部で燃
料ガスと空気とが拡散混合し、第1のバーナ1の予混合
部で作り出された高濃度予混合ガスは第1の炎口3から
噴出し、第2のバーナ2の予混合部で作り出された低濃
度予混合ガスが第2の炎口4から噴出する。
【0004】この種のバーナ装置では、第2の炎口4か
ら噴出する低濃度予混合ガスは低濃度のため、それ自身
では燃焼しにくい。なおかつ、ガス量比率は高濃度用ガ
スよりも低濃度用ガスの方が大きく、低濃度用の空気量
を大きくしガス濃度を低くするため、高濃度予混合ガス
よりも低濃度予混合ガスの量の方が遙かに大きくなる。
そのため、低濃度予混合ガスの炎口からの噴出速度は大
きく、それ自身では安定燃焼できない。
【0005】これに対し、第1の炎口3から噴出するガ
スは高濃度であり、かつ、炎口からの噴出速度は低濃度
混合ガスよりも小さいため、低濃度予混合ガスからの余
剰空気を得て比較的安定に燃焼し、低濃度予混合ガスの
燃焼火炎を保炎する。
【0006】結果として、燃焼室内は低濃度予混合ガス
の低温燃焼により窒素酸化物の生成の少ない燃焼が達成
され、低濃度ガスおよび高濃度ガスの全体としても窒素
酸化物生成の少ない燃焼が実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のバーナ装置
においては、燃料ガスと空気との攪拌混合を促進し、か
つ、各炎口形成面5,6の何れの部分の炎口3,4から
も噴出速度を一定としたガスを噴出させることが望まし
い。そのために、通常、ガス導入口7から炎口形成面
5,6に至る予混合部の通路内に流路断面を急変させた
絞り部を設けている。
【0008】しかしながら、このような流路の絞り部を
設けると、予混合部を通るガスや空気の圧力損失が大き
くなり、とりわけ、大量の空気を必要とする第2のバー
ナへの空気供給量が不足しがちとなり、このために、燃
焼ファンの回転数を増加させると、燃焼騒音よりはむし
ろ、燃焼ファンの回転騒音の方が大きくなってしまうと
いう問題がある。
【0009】また、前記従来のバーナ装置においては、
配列配置されたバーナ1,2の各ガス導入口7にガスノ
ズル8を対向配置する構成のため、多数のガスノズル8
を設置する作業が煩雑となる。また、ドリル加工等によ
りガスノズルのノズル孔を形成する作業が煩雑で作業能
率も悪く、製造コストが高くつくという問題があり、さ
らに、ノズル孔の直径が小さくなると、ノズル孔がつま
り易くなり、燃焼熱量の低下を招くという問題を生じ
る。
【0010】さらに、各バーナ1,2ごとにガスノズル
8を配置し、絞り部を設けるために、装置構成が複雑に
なるという問題がある。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、装置構成が簡易で加
工製造が容易であり、さらに、従来例のような絞り部で
の大きな圧力損失を生じることなく均一な予混合ガスを
作り出すことができ、ノズル孔のつまりによる燃焼熱量
の低下もなく、低コスト化が可能なクリーン燃焼のバー
ナ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、高濃度予混合ガス作成手段により作成された高
濃度予混合ガスを収容する中央分流室と、この中央分流
室の両側に該中央分流室と区画されて配置され低濃度予
混合ガス作成手段により作成された低濃度予混合ガスを
収容するサイド分流室とを備え、これら中央分流室とサ
イド分流室にはバーナ接続面が形成されており、中央分
流室のバーナ接続面には該中央分流室に連通する複数の
中央ガス分配穴部が配列配置され、この中央ガス分配穴
部形成領域の両サイド側のサイド分流室のバーナ接続面
には複数のサイドガス分配穴部が該サイド分流室に連通
して配列配置され、前記各中央ガス分配穴部には高濃度
予混合ガスを燃焼する第1のバーナのガス導入部が、各
サイドガス分配穴部には低濃度予混合ガスを燃焼する第
2のバーナのガス導入部がそれぞれ接続されて第1のバ
ーナと第2のバーナが隣合わせに配列配置されたバーナ
列が形成されていることを特徴として構成されており、
また、前記第2のバーナの炎口上流側のガス通路は整流
板を用いて形成され、この整流板のガス通路方向の長さ
として、少なくとも流通する低濃度予混合ガスの流れを
層流にする長さが確保されていること、前記第1のバー
ナはバーナ接続面の中央ガス分配穴部に接続される中央
筒状部と、この中央筒状部の上部側から左右に伸張する
伸張通路部とが形成されて略Y字形状をしており、前記
伸張通路部の上面が炎口形成面となっていること、前記
第1のバーナの炎口上流側のガス通路は整流板を用いて
形成され、この整流板の炎口近傍側面にはガス通路を流
れる高濃度予混合ガスを漏らす袖火形成用の漏洩孔が形
成されていることもそれぞれ本発明の特徴的な構成であ
る。
【0013】
【作用】上記構成の本発明において、高濃度予混合ガス
作成手段により作成された高濃度予混合ガスは中央分流
室に導かれ、この中央分流室から複数の第1のバーナに
一括して分配供給され、各第1のバーナの炎口から高濃
度予混合ガスが噴出する。
【0014】一方、低濃度予混合ガス作成手段により作
成された低濃度予混合ガスは、サイド分流室に導かれ、
このサイド分流室から複数の第2のバーナに一括して分
配供給され、各第2のバーナの炎口から低濃度予混合ガ
スが噴出する。
【0015】本発明では第1のバーナと第2のバーナは
隣合わせに配列配置されているので、高濃度予混合ガス
の火炎と低濃度予混合ガスの火炎が燃焼面上に交互に形
成され、窒素酸化物の生成の少ないクリーンな燃焼が達
成される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明の第1の実施例のバーナ装置を予
混合ガス発生装置18および燃焼ファン20とともに装置ケ
ース21に組み込んだものが示されており、また、図2に
はこの装置ケース21に組み込まれるバーナ装置の分解組
み立て状態が予混合ガス発生装置18とともに示されてい
る。これらの図において、予混合ガス発生装置18は燃料
ガス供給室22の上側に予混合部23を形成したもので、燃
料ガス供給室22には燃料ガスのガス供給管25が接続され
ている。
【0017】予混合部23は長方形のブロック形状を呈し
ていて、互い違いに長手方向に延びる一対の混合通路26
a,26bが隔絶されて形成されており、混合通路26a
は、図の左端が空気取り入れ口27となっており、混合通
路26aの出口側は行き止まりとなっている。混合通路26
bは図の右端側が同様に空気取り入れ口27となってお
り、混合通路26bの出口側は同様に行き止まりとなって
いる。混合通路26a,26bの入口側のそれぞれ底壁には
燃料ガス供給室22内の燃料ガスを立ち上げて各混合通路
26a,26bにほぼ直角に噴出するガス噴出孔37がそれぞ
れ形成されている。このガス噴出孔37からそれぞれ立ち
昇って混合通路26a,26bに噴出する燃料ガスは、空気
取り入れ口27から混合通路26a,26bに入り込む空気と
ほぼ直角に衝突し、長い混合通路26a,26bを通る間に
空気と燃料ガスとが均一に攪拌混合し、この攪拌混合に
より低濃度予混合ガスを作り出すもので、混合通路26
a,26bと、ガス噴出孔37とによって低濃度予混合ガス
作成手段14が構成される。
【0018】予混合部23の中央部には混合通路26a,26
bの間に中央混合通路28が上下方向に貫通して形成され
ている。この中央混合通路28の下端側には旋回混合器30
が燃料ガス供給室22の上側に載置固定状態で設けられて
いる。
【0019】この旋回混合器30は円周の接線方向に傾斜
する斜面壁31を複数円周等間隔に配置したもので、旋回
混合器30の空気導入口32から入る空気は斜面壁31にガイ
ドされて旋回流を作り出す構成となっている。この旋回
混合器30の底面、つまり、燃料ガス供給室22の上面側に
は旋回混合器30の内部に燃料ガスを立ち上げるガス噴出
孔33が複数形成されている。このガス導入孔33から上方
に立ち昇って旋回混合器30内に噴出する燃料ガスは空気
導入口32から導入されて旋回する空気旋回流と直角方向
に衝突し、衝突した空気と燃料ガスは旋回しながら中央
混合通路28を通って均一に攪拌混合して高濃度予混合ガ
スを作り出すもので、中央混合通路28と、旋回混合器30
と、ガス噴出孔33とによって高濃度予混合ガス作成手段
15が構成される。なお、本明細書中で高濃度予混合ガス
と低濃度予混合ガスとは燃料ガス量の比率がほぼ3:7
を中心にして2:8〜1:10であり、かつ、理論空気量
に対する空気の倍率比はほぼ0.7 〜1.7 を中心に0:1.
4 〜0.8 :2.6 の関係を有しているものを対象としてい
る。
【0020】前記予混合ガス発生装置18の上側中央部に
は中央分流室34が、その両側にはサイド分流室35a,35
bがそれぞれ区画形成されている。中央分流室34の底壁
は前記中央混合通路28の出口側に通じており、旋回混合
器30の旋回混合により作り出された高濃度予混合ガスが
導入されるようになっている。また、前記混合通路26a
の行き止まり側は開口36aを介してサイド分流室35aに
通じ、混合通路26bの行き止まり側は開口36bを介して
サイド分流室35bに通じており、低濃度予混合ガス作成
手段14で作成された低濃度予混合ガスがサイド分流室35
a,35bに導入されるようになっている。
【0021】これら中央分流室34とサイド分流室35a,
35bの上面側にはバーナ接続面として機能するバーナ取
り付け枠板38が載置固定されて各分流室34,35a,35b
の上面開口が閉鎖されている。バーナ取り付け枠板38の
底面側には前記中央予混合ガス室34に対向する領域に中
央ガス分配穴部40が複数幅方向に整列形成されている。
これら中央ガス分配穴部40の整列群の左右両側には、各
サイド分流室35a,35bに対向する領域に複数のサイド
ガス分配穴部41が幅方向に整列配置されている。このサ
イドガス分配穴部41の配列ピッチは前記中央ガス分配穴
部40の配列ピッチに対し、1/2ピッチ位置をずらして
ある。
【0022】このバーナ取り付け枠板38はプレス加工等
により形成されており、各中央ガス分配穴部40およびサ
イドガス分配穴部41の穴端縁部には上方に立ち上がる嵌
合短筒部42が形成されている。前記各中央ガス分配穴部
40の嵌合短筒部42には高濃度予混合ガスを噴出する第1
のバーナ43の下端ガス導入部29が嵌合接続されており、
各左右一対のサイドガス分配穴部41の嵌合短筒部42には
低濃度予混合ガスを噴出する第2のバーナ44の左右両側
の下端ガス導入部39が嵌合接続され、かつ、バーナ取り
付け枠板38の両サイド上端側のバーナ支持部45に支持さ
れて複数の第1のバーナ43と第2のバーナ44が交互に列
設集合されて、図3に示すように、第1のバーナ43の炎
口3のゾーンと第2のバーナ44の炎口4のゾーンが隣合
わせの燃焼面が形成されている。
【0023】第2のバーナ44は図2に示すように、バー
ナ外枠46の内部に整流板10を設けてリボン状の炎口4と
したもので、この実施例では整流板10の高さ方向の長さ
を約40mmと長くし、低濃度予混合ガスを完全な層流にし
て炎口4から噴出する構成としており、左右両側の炎口
形成面の角度αは、炎口4から噴出する低濃度予混合ガ
スの火炎の内側同士が穏やかに寄り添う形となるように
炎口4の噴出方向が設定されている。
【0024】一方、第1のバーナ43は中央ガス分配穴部
40の嵌合短筒部42に接続される中央筒状部47の上側から
左右両側に傾斜をもって伸張する伸張通路部24a,24b
が形成されており、この伸張通路部24a,24bの上端面
が炎口形成面となっており、この炎口形成面にスリット
状の炎口4が複数形成されて、全体的にY字形状のバー
ナとなっている。この第1のバーナ43の左右の炎口形成
面の角度はほぼ第2のバーナ44の炎口面形成角度と等し
い角度αに形成されている。
【0025】この第1のバーナ43と第2のバーナ44が列
設集合してなるバーナ装置は1ユニットとして構成さ
れ、必要に応じ、複数のユニットを集合して図4に示す
ように、複数ユニットのバーナ装置が形成され、各ユニ
ットごとにガス分岐供給管25が接続され、この各ガス分
岐供給管25は電磁弁49を介して基幹ガス管48に接続され
る。この基幹ガス管48には比例弁50が介設され、前記電
磁弁49の開閉制御により各ユニットのバーナ燃焼面の燃
焼切り換えが行われるとともに、比例弁50の開弁量制御
により、各ユニットの燃焼面の燃焼量の可変比例制御が
行われる。
【0026】本実施例は、高濃度予混合ガスを中央分流
室34から一括して複数の第1のバーナ43に分配供給し、
サイド分流室35a,35bから低濃度予混合ガスを同様に
複数の第2のバーナ44に一括して分配供給するように構
成したものであるから、従来例のように各バーナ1,2
ごとにガスノズル8を設け、個々のバーナ1,2ごとに
予混合ガスを作成する方式に比べ、装置構成が極めて簡
易となり、バーナ装置の低コスト化が可能となる。
【0027】また、各分流室34,35a,35bから対応す
る複数のバーナ43,44に一括して予混合ガスを供給する
ものであるから、各対応するバーナに均一な予混合ガス
を供給できるので、燃焼むらがなく、窒素酸化物や一酸
化炭素ガスの生成のより少ないクリーンな燃焼が達成で
きる。このクリーン燃焼の実証実験を、高濃度予混合ガ
スと低濃度予混合ガスの燃料配分比を3:7とし、高濃
度予混合ガスの空気を理論空気量の0.7 倍とし、低濃度
予混合ガスの空気を理論空気量の1.7 倍とし、高濃度予
混合ガスと低濃度予混合ガスの全体の空気比を理論空気
量の1.4 倍として行い、そのときの発生窒素酸化物と一
酸化炭素ガスを測定したところ、窒素酸化物は酸素0%
換算で、40ppm であり、一酸化炭素ガスは30ppm であ
り、窒素酸化物と一酸化炭素ガスの両方とも極めて少な
いクリーンな燃焼を達成することを実証できた。
【0028】また、本実施例のバーナ装置は、従来例の
ように各バーナ1,2ごとに予混合ガスの均一化および
ガス噴出速度の均一化を図るために、ガス通路の断面を
急変させた絞り部を設ける必要がないので、予混合ガス
の流れの圧力損失が小さくなり、従来例のように絞り部
の圧力損失分を補うために燃焼ファンを回転アップする
必要がなく、したがって、この燃焼ファンの回転アップ
に伴うファン回転騒音の増大を防止できるという効果が
得られる。
【0029】さらに、本実施例では複数の第1のバーナ
43と第2のバーナ44に供給する高濃度および低濃度の予
混合ガスを一括作成して供給するので、従来例のよう
に、各バーナ1,2ごとにガスノズル8を対向配置して
各バーナ1,2ごとに予混合ガスを作成する方式を避け
たので、ガス噴出孔33,37の大きさを従来のガスノズル
8の噴出孔よりも大きくでき、ノズル孔のつまりによる
燃焼熱量の低下現象を防止できることから、信頼性の高
いバーナ燃焼が可能となる。
【0030】さらに、この実施例の第1のバーナ43は中
央筒状部47からY字形状にガス通路が左右に延びる形状
を呈しているため、高濃度予混合ガスが比較的流路の狭
い中央筒状部47を通って立ち上がるため、この中央筒状
部47の部分で整流作用が生じ、しかも、中央筒状部47の
上端側から左右に予混合ガスが分かれて流れるため、空
気より軽い高濃度予混合ガスをそのY字形状のガス通路
の個々の位置で自分自身で上側に向きを変えて炎口3側
に向けて上昇するので、高濃度予混合ガスの下端導入部
29から炎口3に至る流路区間の圧力損失をより小さくす
ることができるという効果が得られる。
【0031】図5には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この実施例は、予混合部23の混合通路26a,26b
間にこれらの通路26a,26bに沿う混合中央通路51を貫
通して設け、この混合中央通路51の両端空気取り入れ口
52の通路底面側に燃料ガス供給室22から燃料ガスを通路
51に直交する方向に噴出するガス噴出孔33を設け、燃焼
ファンから混合中央通路51の両端側の空気取り入れ口52
から通路内に入り込む空気とガス噴出孔33から噴出する
燃料ガスを直角方向に衝突し、この衝突した空気と燃料
ガスが混合中央通路51を進む間に攪拌混合し、さらに通
路51の中央側で左右両側の混合ガスを正面衝突させて空
気と燃料ガスの攪拌混合を促進し、この攪拌混合により
作成された高濃度予混合ガスを中央分流室34に導くよう
に構成したものであり、それ以外の構成は前記第1の実
施例と同様である。
【0032】この実施例も、高濃度予混合ガスと低濃度
予混合ガスを一括形成して中央分流室34およびサイド分
流室35a,35bから対応するバーナ43,44に予混合ガス
を一括供給するように構成しているので、前記第1の実
施例と同様な効果を奏することができる。
【0033】図6および図7には本発明の第3の実施例
が示されている。この実施例は、高濃度予混合ガスと低
濃度予混合ガスをともに旋回混合器60を用いて作り出す
ように構成したものであり、それ以外の構成は前記第1
および第2の各実施例とほぼ同様である。本実施例の旋
回混合器60は上下2段の旋回混合部を有して構成されて
おり、下段の旋回混合部では斜面壁31にガイドされて入
り込む空気と燃料ガス供給室22に形成した内側のガス噴
出孔61から上方に立ち昇るガスとを直角方向に衝突させ
て、ガスと空気との高濃度予混合ガスを旋回攪拌によっ
て形成し、この高濃度予混合ガスを中央分流室34内に中
央筒通路58を通して導入している。この中央分流室34の
上半部側は断面が略台形状となっており、この台形状の
左右両斜面51a,51bはバーナ接続面となっており、こ
の斜面51a,51bには複数の中央ガス分配穴部40が長手
方向に配列形成されている。
【0034】前記中央分流室34の上半部の台形外壁面に
は、台形状の凹部を中央下面にもつ第1のバーナ43と第
2のバーナ44が交互に嵌め込まれて長手方向に列設集合
されている。
【0035】ところで、前記旋回混合器60の上段の旋回
混合部では、斜面壁59に沿って外側から空気が導入され
るようになっており、この導入空気と燃料ガス供給室22
に設けたガス噴出孔62から下段の旋回部に設けた貫通孔
63を通してガス噴出孔65から上側に立ち昇る燃料ガスと
が直角に衝突し、空気と燃料ガスとの旋回混合により低
濃度予混合ガスが作製され、その作製された低濃度予混
合ガスはサイド分流室35a,35bに導入されるようにな
っている。このサイド分流室35a,35bの上面は第1お
よび第2のバーナ43,44の各バーナ下面によって覆われ
ており、各バーナ43,44の下面はサイド分流室35a,35
bの上面開口を閉鎖する室壁として機能し、かつ、この
室壁はサイド分流室35a,35bのバーナ接続面を兼ねて
いる。
【0036】前記バーナ集合群の第1のバーナ43の台形
状凹部の斜面にはガス導入口54が形成され、中央分流室
34の各中央ガス分配穴部40から出る高濃度予混合ガスは
ガス導入口54を通って各第1のバーナ43内に取り込まれ
て、炎口3から噴出するようになっており、同様に、サ
イド分流室35a,35b内の低濃度予混合ガスは各第2の
バーナ44の左右両底面に設けたガス導入口を兼ねるサイ
ドガス分配穴部41から第2のバーナ44内に導入されて炎
口4から噴出する構成となっている。
【0037】この実施例も、前記第1および第2の各実
施例と同様な効果を奏する。
【0038】図8および図9には本発明の第4の実施例
が示されている。この実施例は、第1のバーナ43の炎口
上流側のガス通路を整流板10を用いて構成し、この整流
板10により、炎口3をリボン状に形成し、この炎口3の
近傍位置の整流板側面に、炎口3に向かう整流板ガス流
路の高濃度予混合ガスの一部を外側に漏らす漏洩孔64を
形成したものであり、それ以外の構成は前述の各実施例
と同様である。
【0039】この実施例は、第1のバーナ43の炎口3の
上流側を整流板10を用いて構成したので、高濃度予混合
ガスをこの整流板10によって形成したガス通路を通すこ
とで、層流にして炎口3から噴出することができるの
で、高濃度予混合ガスの噴出方向の制御が容易となり、
また、場所的に噴出速度のむらが生じるということなく
高濃度予混合ガスを噴出させることができるので、燃焼
室内の燃焼むらをなくすことができる。
【0040】また、高濃度予混合ガスの通路から漏洩孔
64を通して高濃度予混合ガスを周りに漏らしているの
で、この高濃度予混合ガスの漏洩部分に袖火が形成さ
れ、この袖火が隣側の低濃度予混合ガスの火炎を効果的
に保炎するので、低濃度予混合ガス火炎の安定化が図
れ、これに伴い、燃焼騒音をより低くすることができる
とともに、燃焼特性の改善により、窒素酸化物および一
酸化炭素ガスの生成を共に少なくした、よりクリーンな
燃焼が達成できる。
【0041】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記各実施例では第2のバーナの炎口4をリボン形状にし
たが、これをスリット形状にしてもよく、第1のバーナ
43および第2のバーナ44の炎口3,4の形状や大きさは
仕様に応じ様々な態様に設定できるものである。
【0042】また、低濃度予混合ガス作成手段14および
高濃度予混合ガス作成手段15は低濃度予混合ガスおよび
高濃度予混合ガスを一括作成する構成のものであれば、
他の構成のものでもよい。この場合、中央分流室34、サ
イド分流室35a,35bおよびバーナ43,44の形状、構造
は予混合ガス作成手段14,15の構成に合わせて作成する
こととなる。
【0043】さらに、上記各実施例では第2のバーナ44
として、左右の燃焼面(炎口形成面)を連結して一体化
したものを用いたが、左右の燃焼面を分離し、バーナ列
の左側の燃焼面を持つバーナと右側の燃焼面を持つバー
ナをそれぞれサイドガス分配穴部41に接続して対状に配
置してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は高濃度予混合ガスを収容する中
央分流室と、低濃度予混合ガスを収容するサイド分流室
とを備え、中央分流室の高濃度予混合ガスを複数の第1
のバーナに一括供給し、サイド分流室の低濃度予混合ガ
スを複数の第2のバーナに一括供給するように構成した
ものであるから、従来例のように個々のバーナごとにガ
スノズルを対向配置して個々のバーナごとに予混合ガス
を作成する方式に比べ、装置構成が極めて簡易となり、
ガス噴出ノズルの目づまりに起因して燃焼性能が低下す
るという従来例の問題を除去することができる。
【0045】また、従来例では必要であった予混合ガス
通路の絞り部が不要となるので、予混合ガスがバーナに
取り入れられてから炎口に至る通路区間での圧力損失が
小さくなり、この圧力損失分を補うために燃焼ファンの
回転を高める必要がないので、その燃焼ファンのアップ
に伴うファン回転騒音の増大を防止できる。
【0046】さらに、各第1のバーナには中央分流室に
収容される均一な高濃度予混合ガスが分配供給され、第
2のバーナには均一な低濃度予混合ガスがサイド分流室
から分配供給されるので、第1のバーナおよび第2のバ
ーナの各炎口から噴出する予混合ガスには空気と燃料ガ
スの混合むらがなく、これにより、燃焼特性の改善が図
られ、窒素酸化物および一酸化炭素ガス生成の極めて小
さいクリーンな燃焼が達成できる。
【0047】さらに、第1のバーナや第2のバーナの炎
口上流側に整流板を設けた構成のものにあっては、炎口
から噴出する予混合ガスを層流状態にすることができる
ので、その予混合ガスの噴出方向の制御が容易となり、
また、噴出する予混合ガスの乱れを小さくすることがで
きるので、燃焼騒音の低減化をより高めることができ
る。
【0048】さらに、第1のバーナの炎口上流側のガス
通路を整流板を用いて構成し、炎口近傍位置で、この整
流板の側面に漏洩孔を設けた構成のものにあっては、こ
の漏洩孔から漏れた高濃度予混合ガスによって袖火を形
成することができ、この袖火によりその隣側の低濃度予
混合ガス火炎を保炎するので、燃焼の安定性がよくな
り、かつ、燃焼騒音をより一層小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーナ装置の第1の実施例を示す
構成説明図である。
【図2】同実施例のバーナ装置の分解斜視説明図であ
る。
【図3】同実施例のバーナ装置の燃焼面の説明図であ
る。
【図4】同実施例のバーナ装置を複数列設集合した多面
燃焼装置の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例のバーナ装置を分解組み
立て状態で示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す構成説明図であ
る。
【図7】同実施例のバーナ装置の分解斜視説明図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施例を示す第1のバーナの説
明図である。
【図9】同実施例のバーナの袖火形成部分を示す説明図
である。
【図10】従来の一般的なバーナ装置の説明図である。
【符号の説明】 3 第1の炎口 4 第2の炎口 14 低濃度予混合ガス作成手段 15 高濃度予混合ガス作成手段 33,37,61,62 ガス噴出孔 34 中央分流室 35a,35b サイド分流室 36a,36b 開口 43 第1のバーナ 44 第2のバーナ 53a,53b サイド分流室 64 漏洩孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒木 裕史 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 鷲北 晋 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 赤松 敦 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 榎本 正徳 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 扇 啓一 東京都杉並区成田東1−13−18 (72)発明者 菅原 達哉 東京都板橋区大山金井町52−5 (72)発明者 長谷 耕志 千葉県松戸市上本郷3118−3 (72)発明者 伊藤 康一郎 東京都小金井市貫井南町4−9−32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高濃度予混合ガス作成手段により作成さ
    れた高濃度予混合ガスを収容する中央分流室と、この中
    央分流室の両側に該中央分流室と区画されて配置され低
    濃度予混合ガス作成手段により作成された低濃度予混合
    ガスを収容するサイド分流室とを備え、これら中央分流
    室とサイド分流室にはバーナ接続面が形成されており、
    中央分流室のバーナ接続面には該中央分流室に連通する
    複数の中央ガス分配穴部が配列配置され、この中央ガス
    分配穴部形成領域の両サイド側のサイド分流室のバーナ
    接続面には複数のサイドガス分配穴部が該サイド分流室
    に連通して配列配置され、前記各中央ガス分配穴部には
    高濃度予混合ガスを燃焼する第1のバーナのガス導入部
    が、各サイドガス分配穴部には低濃度予混合ガスを燃焼
    する第2のバーナのガス導入部がそれぞれ接続されて第
    1のバーナと第2のバーナが隣合わせに配列配置された
    バーナ列が形成されているバーナ装置。
  2. 【請求項2】 第2のバーナの炎口上流側のガス通路は
    整流板を用いて形成され、この整流板のガス通路方向の
    長さとして、少なくとも流通する低濃度予混合ガスの流
    れを層流にする長さが確保されている請求項1記載のバ
    ーナ装置。
  3. 【請求項3】 第1のバーナはバーナ接続面の中央ガス
    分配穴部に接続される中央筒状部と、この中央筒状部の
    上部側から左右に伸張する伸張通路部とが形成されて略
    Y字形状をしており、前記伸張通路部の上面が炎口形成
    面となっている請求項1又は請求項2記載のバーナ装
    置。
  4. 【請求項4】 第1のバーナの炎口上流側のガス通路は
    整流板を用いて形成され、この整流板の炎口近傍側面に
    はガス通路を流れる高濃度予混合ガスを漏らす袖火形成
    用の漏洩孔が形成されている請求項1又は請求項2又は
    請求項3記載のバーナ装置。
JP5172535A 1993-06-18 1993-06-18 バーナ装置 Expired - Fee Related JP3068984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172535A JP3068984B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 バーナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172535A JP3068984B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 バーナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH074621A true JPH074621A (ja) 1995-01-10
JP3068984B2 JP3068984B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=15943707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5172535A Expired - Fee Related JP3068984B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 バーナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068984B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003083514A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Paloma Ind Ltd 予混合濃淡バーナ
TWI414729B (ja) * 2010-09-01 2013-11-11

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003083514A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Paloma Ind Ltd 予混合濃淡バーナ
TWI414729B (ja) * 2010-09-01 2013-11-11

Also Published As

Publication number Publication date
JP3068984B2 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960012390B1 (ko) 질소산화물 저발생 버너
JP3429460B2 (ja) 混合部ユニット
JPH074621A (ja) バーナ装置
JP3108564B2 (ja) バーナ燃焼方法およびそのバーナ装置
JPH074622A (ja) バーナ装置
JPH10339406A (ja) 低NOxバーナ
JP3244305B2 (ja) バーナ装置
JP3244812B2 (ja) 燃焼装置
JP3116007B2 (ja) 濃淡燃焼装置
JPH1122926A (ja) 希薄燃焼型バーナ
JP2002310408A (ja) 燃焼装置
JP3136201B2 (ja) 予混合装置
JPH0674424A (ja) バーナ装置
JP2586388Y2 (ja) 旋回予混合装置
JPH0278813A (ja) 燃焼装置
JP3150228B2 (ja) 燃焼装置
JP2956215B2 (ja) 燃焼装置
JPH0727307A (ja) 予混合装置
JPH06347012A (ja) 予混合装置
JPH06347011A (ja) 予混合装置
JP3108563B2 (ja) バーナ装置
JP2586387Y2 (ja) バーナ装置
JP2000346317A (ja) 予混合式平面燃焼バーナにおける混合装置
JPS61237910A (ja) バ−ナ
JP2579911Y2 (ja) 燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees