JPH0746853Y2 - 差動排気系 - Google Patents

差動排気系

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JPH0746853Y2
JPH0746853Y2 JP1990124960U JP12496090U JPH0746853Y2 JP H0746853 Y2 JPH0746853 Y2 JP H0746853Y2 JP 1990124960 U JP1990124960 U JP 1990124960U JP 12496090 U JP12496090 U JP 12496090U JP H0746853 Y2 JPH0746853 Y2 JP H0746853Y2
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JP
Japan
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space
gate valve
vacuum region
vacuum
hole
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Application number
JP1990124960U
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JPH0480983U (ja
Inventor
利治 畠中
雄一 藏谷
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、イオン源が大気圧下にある質量分析装置、
具体的には高周波誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-
MS)、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS)或い
は走査型電子顕微鏡、等の高真空状態の二つの空間と空
間を開閉する場合の差動排気系に関する。
〔従来の技術〕
高周波誘導結合プラズマ質量分析装置や液体クロマトグ
ラフ質量分析装置等では高真空下で試料分析を行う。即
ち、従来は第1図に示すように、ゲートバルブ5を矢印
方向に移動させてイオン源のある大気圧空間1と試料分
析室等の空間4とを遮断し、試料分析室等の空間4を油
拡散ポンプやターボ分子ポンプ等のポンプで真空引して
おいて、更に大気圧下にあった空間1及び初段真空領域
空間2をロータリーポンプで真空引きして真空状態と
し、前記ゲートバルブ5を更に移動させ該ゲートバルブ
5に穿設した穴51(後述)により両空間を連通させて両
空間を「開」状態としていた。そしてイオン化した試料
を空間1から初段真空領域2を通して試料分析室等の空
間4へと導く操作を行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記するように、試料分析室等の空間4とイオン源のあ
る大気圧空間1及び初段真空領域空間2を高真空状態と
してからゲートバルブ5を移動させる場合、ゲートバル
ブ5と初段真空領域空間2との間にデッドスペース3が
存在するため、該デッドスペース3の残存ガスが高真空
状態の試料分析室等の空間4に急激に流入する。そのた
めポンプ負荷が急変したり、真空度を低下させる等のト
ラブルが発生しやすいという問題があった。この考案は
かかる課題を解決するためになされたものであって、高
真空状態とした試料分析室等の空間4とデッドスペース
3を伴う初段真空領域空間2との両空間を連通させる場
合、このような真空度の低下や急激な圧力変動によるポ
ンプ負荷の急変を回避しスムーズに分析状態に移行する
ことのできる差動排気系を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案は上記課題を解決するために、差動排気
系が、大気圧下の空間と初段真空領域空間と高真空領域
空間が順に連設されている差動排気系であって、移動さ
せることにより「開」状態とする穴を穿設したゲートバ
ルブを前記初段真空領域空間と前記高真空領域空間の間
に有し、前記初段真空領域空間と前記ゲートバルブの間
に存在するデッドスペースと前記高真空領域空間との間
を、前記穴より先に連通させる小孔を前記ゲートバルブ
に穿設したことを特徴とする。
〔作用〕
差動排気系を上記手段とすると、初段真空領域空間と高
真空領域空間の間を遮断状態として両空間を真空とする
際、少しゲートバルブを移動させ、先ず小さな孔を介し
て二つの真空室を連通させてデッドスペース領域の排気
を行う。そうすると、両真空領域空間を充分真空度の高
い状態でゲートバルブを開くことが可能となり瞬間的な
真空度の低下が起きたり、真空ポンプの負荷の急変がな
くなる。
〔実施例〕
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの考案の差動排気系のイオン源のある大気圧
空間1と初段真空領域空間2と試料分析室等の高真空領
域空間4との間に設置されるゲートバルブ付近の断面略
図であり、第2図は第1図のゲートバルブ5の正面図で
ある。
このゲートバルブ5には、通常の試料分析室の高真空領
域空間4と初段真空領域空間2とを「開」とする穴51の
上部に小さな孔52(オリフィス)を穿設してある。即
ち、大気圧下の空間1のイオン源からイオンをサンプリ
ングし、質量分析計へ導入するシステムでは、イオン源
のある空間1と初段真空領域空間2とをロータリーポン
プ等で排気し、この初段領域領域2を数Torr程度の真空
に保ちゲートバルブ5を開くことで質量分析計の動作す
る真空度を維持している。この系で、ゲートバルブ5を
開く時に、該初段真空領域空間2と試料分析室等の高真
空領域空間4を隔てるゲートバルブ5との間のデッドス
ペース3が前記空間4よりも圧力が高い領域となりゲー
トバルブ5を開けるときに空間4の真空度に影響を及ぼ
す。
このデッドスペース3の真空度を上げるため、試料分析
室等の高真空領域空間4を真空排気する時にゲートバル
ブ2を第3図の遮断状態から第4図の状態まで移動させ
た状態で該ゲートバルブ5に穿設したオリフィス52で予
め排気する。そして第5図に示すように、デッドスペー
ス3を初段真空領域空間2と同等又はそれ以上の真空度
にした後、ゲートバルブ5を完全に開ける。
その差動排気系では要するに、ゲートバルブ5に、初段
真空領域空間2と試料分析空間4とを開通させる穴51の
他に予備的に小さな孔52を穿設するものである。こうす
るとゲートバルブ5が移動するときに、先ず該オリフィ
ス52を介してデードスペース3領域の排気が行われ、こ
の結果、両空間を充分真空度の高い状態でゲートバルブ
5を開くことが可能となり瞬間的な真空度の低下が起き
なくなるのである。
第6図と第7図はこの考案の差動排気バルブの変形実施
例図である。即ち、これらの図に示すように孔52(オリ
フィス)は大きな穴51につながるような縦方向(勿論、
横方向でも可)の長孔52′であっても或いは第2図の孔
52の代わりに長孔52″としても良く、その形状は問わな
い。
〔考案の効果〕
この考案の差動排気バルブは以上詳述したような構成と
したので、ゲートバルブ近くにデッドスペースが存在す
るために生じる真空度の低下、真空ポンプの負荷の急変
等がなくなる。また、最初の真空排気を始めてからゲー
トバルブを開きシステムが作動する状態に移行するのに
ようする時間を短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の差動排気系のイオン源のある空間と
試料分析室等の空間との間に設置されるゲートバルブ付
近の断面略図、第2図はゲートバルブの正面図、第3図
はゲートバルブを完全に閉鎖し二つの空間を遮断状態態
とした断面図、第4図はこの考案のゲートバルブに穿設
した孔(オリフィス)でデッドスペースの排気を行う時
の断面図、第5図は試料分析室等の空間とイオン源のあ
る空間との間を開通させた状態の断面図、第6図と第7
図はゲートバルブの変形実施例を示す図である。 1……イオン源のある空間、2……初段真空領域 3……デッドスペース、4……試料分析室等の空間 5……ゲートバルブ、51……ゲートバルブ穴 52……孔(オリフィス)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大気圧下の空間と初段真空領域空間と高真
    空領域空間が順に連設されている差動排気系であって、
    移動させることにより、「開」状態とする穴を穿設した
    ゲートバルブを前記初段真空領域空間と前記高真空領域
    空間の間に有し、前記初段真空領域空間と前記ゲートバ
    ルブの間に存在するデッドスペースと前記高真空領域空
    間との間を、前記穴より先に連通させる小孔を前記ゲー
    トバルブに穿設したことを特徴とする差動排気系。
JP1990124960U 1990-11-26 1990-11-26 差動排気系 Expired - Lifetime JPH0746853Y2 (ja)

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JPH0480983U JPH0480983U (ja) 1992-07-14
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JPS5839885A (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 Shimadzu Corp パイプライン用ゲ−トバルブ
JPS58165584A (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 Tokuda Seisakusho Ltd 真空排気装置

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