JPH0747083Y2 - 殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体 - Google Patents
殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体Info
- Publication number
- JPH0747083Y2 JPH0747083Y2 JP1988115301U JP11530188U JPH0747083Y2 JP H0747083 Y2 JPH0747083 Y2 JP H0747083Y2 JP 1988115301 U JP1988115301 U JP 1988115301U JP 11530188 U JP11530188 U JP 11530188U JP H0747083 Y2 JPH0747083 Y2 JP H0747083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- menthone
- bag
- dust
- acaricidal
- disposable dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、電気掃除機に設置されるディスポーザブル
収塵用袋体にメントン含有粒状製剤の単位使用量を含有
させてなる殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体に関す
る。
収塵用袋体にメントン含有粒状製剤の単位使用量を含有
させてなる殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体に関す
る。
(ロ)従来の技術と解決すべき課題 最近家庭内での喘息の原因にダニが関与することが問題
視され、その対策としてフトンやカーペットを電気掃除
機で吸引することにより、ダニ類を除去することが有効
な1つの手段とされている。しかし、吸引されたダニ類
の中で、ケナガコナダニは力学的な作用で殆ど死滅する
とされるが、喘息の原因となるヤケヒョウヒダニやコナ
ヒョウヒダニ(通商チリダニ)は力学的作用では死滅し
がたいことが判明している。そのためこのようなチリダ
ニは、一旦電気掃除機内に収納されても、極めて小さな
害虫であるため、一部が再び掃除機外に出てくることも
考えられる。
視され、その対策としてフトンやカーペットを電気掃除
機で吸引することにより、ダニ類を除去することが有効
な1つの手段とされている。しかし、吸引されたダニ類
の中で、ケナガコナダニは力学的な作用で殆ど死滅する
とされるが、喘息の原因となるヤケヒョウヒダニやコナ
ヒョウヒダニ(通商チリダニ)は力学的作用では死滅し
がたいことが判明している。そのためこのようなチリダ
ニは、一旦電気掃除機内に収納されても、極めて小さな
害虫であるため、一部が再び掃除機外に出てくることも
考えられる。
その対策として、紙袋内に集塵するタイプの電気掃除機
において、紙袋とこの紙袋を掃除機に固定するための支
持体に、微生物殺虫剤を浸透または塗着させたものが提
案されている(特開昭59−207124号公報参照)。
において、紙袋とこの紙袋を掃除機に固定するための支
持体に、微生物殺虫剤を浸透または塗着させたものが提
案されている(特開昭59−207124号公報参照)。
しかしながら、上記の公報には、微生物殺虫剤が何から
なるものか具体的開示がなく、またどのように殺虫剤を
含浸または塗着するのか具体的に示されていない。
なるものか具体的開示がなく、またどのように殺虫剤を
含浸または塗着するのか具体的に示されていない。
一方、従来殺ダニ剤として用いられているのは、農薬と
して公知のものの転用で、通常毒性が強く、ダニとの接
触によって効果を奏するが必ずしも十分なものとはいえ
なかった。
して公知のものの転用で、通常毒性が強く、ダニとの接
触によって効果を奏するが必ずしも十分なものとはいえ
なかった。
そこで、この考案者は、種々薬剤について検討した結
果、l−メントンがその蒸気によってチリダニに対し殺
虫効果を示すことを見出した。しかしながらl−メント
ンは液体であるので浸透によって対象物に用いることが
できるが持続性に問題があった。
果、l−メントンがその蒸気によってチリダニに対し殺
虫効果を示すことを見出した。しかしながらl−メント
ンは液体であるので浸透によって対象物に用いることが
できるが持続性に問題があった。
(ハ)課題を解決するための手段及び作用 かくして、この考案によれば、電気掃除機に設置される
ディスポーザブル収塵用袋体に、メントン含有粒状製剤
の単位使用量を含有させてなる殺ダニ性ディスポーザブ
ル収塵用袋体が提供される。
ディスポーザブル収塵用袋体に、メントン含有粒状製剤
の単位使用量を含有させてなる殺ダニ性ディスポーザブ
ル収塵用袋体が提供される。
この考案に使用されるメントン含有粒状製剤とは、l−
メントンおよびl−メントン含有精油を)多孔性無機
粒状物に含浸保持させたもの)サイクロデキストリン
のような包摂化合物に包摂させたもの)高分子膜でマ
イクロカプセル化したもの)ラッカマイド(大日本イ
ンキ化学工業製ポリアミド樹脂)等の樹脂に含有させた
ものが含まれる。
メントンおよびl−メントン含有精油を)多孔性無機
粒状物に含浸保持させたもの)サイクロデキストリン
のような包摂化合物に包摂させたもの)高分子膜でマ
イクロカプセル化したもの)ラッカマイド(大日本イ
ンキ化学工業製ポリアミド樹脂)等の樹脂に含有させた
ものが含まれる。
この考案に用いるl−メントンは、ハッカ油(ハッカ
(Mentha arvensis L.var.piperascens Holmes)および
セイヨウハッカ(Mentha Piperita L.)から得られるも
のを含む)、ペニローヤル油など精油の中に通常約30%
含有されており、メントンの4つの光学活性体の内、天
然に最も多く存在する異性体であり、常温では揮発性の
液体(bp209〜210℃)である。
(Mentha arvensis L.var.piperascens Holmes)および
セイヨウハッカ(Mentha Piperita L.)から得られるも
のを含む)、ペニローヤル油など精油の中に通常約30%
含有されており、メントンの4つの光学活性体の内、天
然に最も多く存在する異性体であり、常温では揮発性の
液体(bp209〜210℃)である。
この考案の製剤の有効成分としては、l−メントンを実
質的に含有していればよい。実質的に含有するとは、少
なくとも約10%(重量)以上、好ましくは約25%以上、
より好ましくは32%以上を含有することをいう。従っ
て、l−メントン以外に他のメントンの異性体が含まれ
ていてもよく、ハッカ油を脱メントール処理した脱脳油
[別名メントン油(l−メントン含量約70%)又はハッ
カ白油(l−メントン含量約30%]などの形で用いるこ
とができる。
質的に含有していればよい。実質的に含有するとは、少
なくとも約10%(重量)以上、好ましくは約25%以上、
より好ましくは32%以上を含有することをいう。従っ
て、l−メントン以外に他のメントンの異性体が含まれ
ていてもよく、ハッカ油を脱メントール処理した脱脳油
[別名メントン油(l−メントン含量約70%)又はハッ
カ白油(l−メントン含量約30%]などの形で用いるこ
とができる。
かかるl−メントンが実際に殺ダニ効果があることは知
られておらず、この考案者らの検討により、l−メント
ンは通常の殺虫剤で効果の低いチリダニに対して、接触
によって殺虫効果を示すのみならず、その蒸気によって
殺虫効果を示す極めてユニークな薬剤であることを見出
している。l−メントンは、さらにケナガコナダニ、ツ
メダニに接触させると殺虫効果を奏する。加えて、l−
メントンは毒性が実質的になく人体に全く無害である。
しかし、l−メントンは油状で揮発油であるため、収塵
用袋体へ直接の利用は不適であり、これを徐放性含有製
剤として利用するのがよいことを見出した。
られておらず、この考案者らの検討により、l−メント
ンは通常の殺虫剤で効果の低いチリダニに対して、接触
によって殺虫効果を示すのみならず、その蒸気によって
殺虫効果を示す極めてユニークな薬剤であることを見出
している。l−メントンは、さらにケナガコナダニ、ツ
メダニに接触させると殺虫効果を奏する。加えて、l−
メントンは毒性が実質的になく人体に全く無害である。
しかし、l−メントンは油状で揮発油であるため、収塵
用袋体へ直接の利用は不適であり、これを徐放性含有製
剤として利用するのがよいことを見出した。
l−メントン含有粒状製剤としては、経済上、取扱上な
どの観点から多孔性無機粒状物に含浸保持させたものが
好ましい。多孔性無機粒状物としては、シリカ、ケイ酸
カルシウム、アルミナゲル、シラスなどが挙げられる。
これらの粒状物のサイズは、直径0.5〜5mm程度が用いら
れる。また粒状物は、たとえば円盤状に成型して用いて
もよい。この場合大きさとしては例えば直径20mm程度を
挙げることができるが、これに限定されない。粒状物へ
のl−メントンまたはその含有精油の含浸は、直接噴霧
法または含浸法の何れでも行うことができる。この場
合、l−メントンをジプロピレングリコール(DPG)、
ポリエチレングリコール(PEG)、流動パラフィン等の
保留剤に希釈して含浸することが好ましい。より具体的
には、たとえばフローライトRM−30(徳山曹逹製)1kg
に、l−メントン1kgとDPG1kgとのブレンドしたものを
スプレーで直接かつ均一に噴霧する、等が挙げられる。
どの観点から多孔性無機粒状物に含浸保持させたものが
好ましい。多孔性無機粒状物としては、シリカ、ケイ酸
カルシウム、アルミナゲル、シラスなどが挙げられる。
これらの粒状物のサイズは、直径0.5〜5mm程度が用いら
れる。また粒状物は、たとえば円盤状に成型して用いて
もよい。この場合大きさとしては例えば直径20mm程度を
挙げることができるが、これに限定されない。粒状物へ
のl−メントンまたはその含有精油の含浸は、直接噴霧
法または含浸法の何れでも行うことができる。この場
合、l−メントンをジプロピレングリコール(DPG)、
ポリエチレングリコール(PEG)、流動パラフィン等の
保留剤に希釈して含浸することが好ましい。より具体的
には、たとえばフローライトRM−30(徳山曹逹製)1kg
に、l−メントン1kgとDPG1kgとのブレンドしたものを
スプレーで直接かつ均一に噴霧する、等が挙げられる。
この考案におけるメントン含有粒状製剤の単位使用量と
は、1つの収塵用袋体に1回で使用される量をいう。そ
の使用量は、収塵用袋体の大きさ、使用される期間によ
って変化する。収塵用袋体は、通常1〜2ケ月で放棄さ
れるとして、その期間中、チリダニに対する有効量のl
−メントン蒸気を供給するに足る量を用いるのが好まし
い。具体量は、l−メントンの性質と、徐放性製剤の材
質、たとえば多孔度、孔径、製剤の大きさ、単位表面積
等を参照して適宜決められる。
は、1つの収塵用袋体に1回で使用される量をいう。そ
の使用量は、収塵用袋体の大きさ、使用される期間によ
って変化する。収塵用袋体は、通常1〜2ケ月で放棄さ
れるとして、その期間中、チリダニに対する有効量のl
−メントン蒸気を供給するに足る量を用いるのが好まし
い。具体量は、l−メントンの性質と、徐放性製剤の材
質、たとえば多孔度、孔径、製剤の大きさ、単位表面積
等を参照して適宜決められる。
メントン含有粒状製剤は、その単位使用量を、予め収塵
用袋体に入れておいてもよいが、高分子フィルム、アル
ミラミネートフィルム、紙などの密封容器に入れ用時に
取り出して収塵用袋体の本体に入れる方式を用いるのが
好ましい。
用袋体に入れておいてもよいが、高分子フィルム、アル
ミラミネートフィルム、紙などの密封容器に入れ用時に
取り出して収塵用袋体の本体に入れる方式を用いるのが
好ましい。
その他、集塵用袋体は、通常、電気掃除機に取りつける
ための、略中央部にダスト吸込口を有する支持体と、2
重ないし3重構成からなる本体の袋とからなっており、
メントン含有粒状製剤を上記支持体の適当な箇所(たと
えば本体の袋内部側に位置する場所)に接着したり、ま
た本体の袋の2重ないし3重の間に予め挿入しておいて
もよい。またさらに他の適用としては、上記粒状製剤を
保持できかつ通気性、柔軟性を有する例えば網状パイプ
のごときもので、収塵用袋体の収塵口の口径よりも大き
い内径を有するOリング状物を構成し、このOリング状
物内に上記粒状製剤を保持したものを、上記袋体内部の
吸塵口周囲に位置するよう接着または該口に係止する等
が挙げられる。
ための、略中央部にダスト吸込口を有する支持体と、2
重ないし3重構成からなる本体の袋とからなっており、
メントン含有粒状製剤を上記支持体の適当な箇所(たと
えば本体の袋内部側に位置する場所)に接着したり、ま
た本体の袋の2重ないし3重の間に予め挿入しておいて
もよい。またさらに他の適用としては、上記粒状製剤を
保持できかつ通気性、柔軟性を有する例えば網状パイプ
のごときもので、収塵用袋体の収塵口の口径よりも大き
い内径を有するOリング状物を構成し、このOリング状
物内に上記粒状製剤を保持したものを、上記袋体内部の
吸塵口周囲に位置するよう接着または該口に係止する等
が挙げられる。
この考案における電気掃除機に設置されるディスポーザ
ブル収塵用袋体は、それ自体公知のものが利用され、そ
の形状、材質などは特に限定されない。
ブル収塵用袋体は、それ自体公知のものが利用され、そ
の形状、材質などは特に限定されない。
(ニ)実施例 第1図は、この考案の殺ダニ性ディスポーザブル収塵用
袋体の1つの具体例を示す。
袋体の1つの具体例を示す。
1は、紙製の袋体の本体で、2は電気掃除機に取り付け
るための支持体、3はメントン含有粒状製剤である。メ
ントン含有粒状製剤は、平均3mmの直径の多孔質シリカ1
0gにハッカ油(l−メントン30%含有)10gジプロピレ
ングリコール(DPG)10gにブレンドさせた混液20gを、
直接噴霧して含浸させたものからなり、この製剤1.5gが
単位使用量としてl−メントンを0.15g含有している。
そしてこの製剤は、非通気性の高分子フィルム内に貯蔵
され、用時に袋体の本体に開封し、粒状製剤が挿入され
る。
るための支持体、3はメントン含有粒状製剤である。メ
ントン含有粒状製剤は、平均3mmの直径の多孔質シリカ1
0gにハッカ油(l−メントン30%含有)10gジプロピレ
ングリコール(DPG)10gにブレンドさせた混液20gを、
直接噴霧して含浸させたものからなり、この製剤1.5gが
単位使用量としてl−メントンを0.15g含有している。
そしてこの製剤は、非通気性の高分子フィルム内に貯蔵
され、用時に袋体の本体に開封し、粒状製剤が挿入され
る。
(ホ)考案の効果 この考案による収塵用袋体は、ゴミとともに収納された
ダニ類がその中で死滅し、ダニ類が外部に出ることがな
い。かつ使用する殺ダニ剤は、袋体内における粒状製剤
から徐々に蒸発放出され比較的長期に亘り殺ダニ効果を
示し、また人体に無害なため家庭内での取扱上に全く問
題がない。
ダニ類がその中で死滅し、ダニ類が外部に出ることがな
い。かつ使用する殺ダニ剤は、袋体内における粒状製剤
から徐々に蒸発放出され比較的長期に亘り殺ダニ効果を
示し、また人体に無害なため家庭内での取扱上に全く問
題がない。
第1図はこの考案の殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋
体の1実施例の1部破断部を含む斜視図である。 1……袋体の本体、2……支持体、3……メントン含有
粒状製剤。
体の1実施例の1部破断部を含む斜視図である。 1……袋体の本体、2……支持体、3……メントン含有
粒状製剤。
Claims (1)
- 【請求項1】電気掃除機に設置されるディスポーザブル
収塵用袋体にメントン含有粒状製剤の単位使用量を含有
させてなる殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115301U JPH0747083Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115301U JPH0747083Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0237056U JPH0237056U (ja) | 1990-03-12 |
| JPH0747083Y2 true JPH0747083Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31356838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988115301U Expired - Lifetime JPH0747083Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 殺ダニ性ディスポーザブル収塵用袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747083Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62211035A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
| JPS62283903A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-09 | S T Kagaku Kk | 防虫剤 |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP1988115301U patent/JPH0747083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237056U (ja) | 1990-03-12 |
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