JPH074729Y2 - 内冷型電力ケーブル - Google Patents
内冷型電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH074729Y2 JPH074729Y2 JP6034389U JP6034389U JPH074729Y2 JP H074729 Y2 JPH074729 Y2 JP H074729Y2 JP 6034389 U JP6034389 U JP 6034389U JP 6034389 U JP6034389 U JP 6034389U JP H074729 Y2 JPH074729 Y2 JP H074729Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension member
- power cable
- cable
- conductor
- pipe
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はケーブルの発熱を導体内部から冷媒によって直
接奪うことにより、送電容量を増大させる内冷型電力ケ
ーブルに関する。
接奪うことにより、送電容量を増大させる内冷型電力ケ
ーブルに関する。
従来、ケーブルの発熱を導体内部から直接吸収するもの
としては、例えばOFケーブルがある。このOFケーブルは
シース内部に油通路を設け、低粘度の絶縁油を脱気脱湿
状態のケーブルに充填し、常時大気圧以上の圧力を外部
に設置した油槽によって加え、絶縁体内にギャップを発
生しない完全な油浸紙絶縁を構成している。また、上記
絶縁油の替わりにフロンガス等の冷媒を使用した内冷型
ケーブルも実用化されている。
としては、例えばOFケーブルがある。このOFケーブルは
シース内部に油通路を設け、低粘度の絶縁油を脱気脱湿
状態のケーブルに充填し、常時大気圧以上の圧力を外部
に設置した油槽によって加え、絶縁体内にギャップを発
生しない完全な油浸紙絶縁を構成している。また、上記
絶縁油の替わりにフロンガス等の冷媒を使用した内冷型
ケーブルも実用化されている。
しかしながら、上記のOFケーブルでは、導体内部からケ
ーブルの発熱を直接吸収するための油通路が、導体の中
心部のみしか設けられていないので、絶縁油による冷却
表面積が狭く、導体に対しての冷却効率が低い。その結
果、導体が発熱してケーブル内の絶縁体が劣化したり、
電流容量が小さくなる問題がある。
ーブルの発熱を直接吸収するための油通路が、導体の中
心部のみしか設けられていないので、絶縁油による冷却
表面積が狭く、導体に対しての冷却効率が低い。その結
果、導体が発熱してケーブル内の絶縁体が劣化したり、
電流容量が小さくなる問題がある。
また、絶縁油の替わりにフロンガス等の冷媒を使用した
内冷型ケーブルでも、ケーブルの発熱を導体内部から直
接吸収するものとしては、上記のOFケーブル同様に、冷
媒通路が導体の中心部のみしか設けられていないため、
依然として上記の問題点が残されている。
内冷型ケーブルでも、ケーブルの発熱を導体内部から直
接吸収するものとしては、上記のOFケーブル同様に、冷
媒通路が導体の中心部のみしか設けられていないため、
依然として上記の問題点が残されている。
そこで、本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、導体に対する冷却効率を高め
るとともに、許容引張強度をも向上させた内冷型電力ケ
ーブルを提供することにある。
その目的とするところは、導体に対する冷却効率を高め
るとともに、許容引張強度をも向上させた内冷型電力ケ
ーブルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案の内冷型電力ケー
ブルにあっては、複数本撚合せたテンションメンバーパ
イプの各々に銅線を挿通し、且つ上記パイプの内周と銅
線との間に空隙部を形成した導体を有し、上記空隙部に
冷媒を流通させたことを特徴とする。
ブルにあっては、複数本撚合せたテンションメンバーパ
イプの各々に銅線を挿通し、且つ上記パイプの内周と銅
線との間に空隙部を形成した導体を有し、上記空隙部に
冷媒を流通させたことを特徴とする。
上記の構成を有する本考案においては、導体を複数本撚
合せたテンションメンバーパイプの各々に銅線を挿通
し、且つ上記パイプの内周と銅線との間に空隙部を形成
することによって構成したので、ケーブル全体としての
引張強度は高く、しかも空隙部に冷媒を流通させて各テ
ンションメンバーパイプを内周方向から、或いはその内
部に挿通した銅線を外周方向から各々冷却するため、冷
却表面積が増大することになる。これにより、導体に対
する冷却効率が高められ、導体の発熱を防止することが
できる。
合せたテンションメンバーパイプの各々に銅線を挿通
し、且つ上記パイプの内周と銅線との間に空隙部を形成
することによって構成したので、ケーブル全体としての
引張強度は高く、しかも空隙部に冷媒を流通させて各テ
ンションメンバーパイプを内周方向から、或いはその内
部に挿通した銅線を外周方向から各々冷却するため、冷
却表面積が増大することになる。これにより、導体に対
する冷却効率が高められ、導体の発熱を防止することが
できる。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本考案に係る内冷型電力ケーブルの一実施例を示す
断面図であり、同図において、内冷型電力ケーブル1は
ケーブル導体2に内部半導電層3、ポリエチレン絶縁層
4、外部半導電層5が順次設けられ、通常内部半導電層
3、ポリエチレン絶縁層4及び外部半導電層5は同時押
出法により成形され、内部半導電層3とポリエチレン絶
縁層4との間、並びに絶縁層4と外部半導電層5との間
は一体化されている。そして、外部半導電層5の外周に
はプラスチック、金属からなるケーブルシース6が被覆
されて単心CVケーブルを構成している。
図は本考案に係る内冷型電力ケーブルの一実施例を示す
断面図であり、同図において、内冷型電力ケーブル1は
ケーブル導体2に内部半導電層3、ポリエチレン絶縁層
4、外部半導電層5が順次設けられ、通常内部半導電層
3、ポリエチレン絶縁層4及び外部半導電層5は同時押
出法により成形され、内部半導電層3とポリエチレン絶
縁層4との間、並びに絶縁層4と外部半導電層5との間
は一体化されている。そして、外部半導電層5の外周に
はプラスチック、金属からなるケーブルシース6が被覆
されて単心CVケーブルを構成している。
また、ケーブル導体2はステンレス鋼(SUS316),分散
型銅合金Cu−12Nb(Nbの重量%1〜12),Cu−A12O3等の
材質であって、内径が0.5〜10mmのテンションメンバー
パイプ2aを複数本撚合せ、この各テンションメンバーパ
イプ2aに外径1〜5mmの銅線2bを挿通して構成する。こ
こで、銅線2bをテンションメンバーパイプ2aに挿通する
には、パイプ2aを複数本撚合せた状態で振動を与えつつ
通線する。そして、テンションメンバーパイプ2aの内周
と銅線2bとで形成される空隙部2cに気体,液体からなる
冷媒を流通させる。
型銅合金Cu−12Nb(Nbの重量%1〜12),Cu−A12O3等の
材質であって、内径が0.5〜10mmのテンションメンバー
パイプ2aを複数本撚合せ、この各テンションメンバーパ
イプ2aに外径1〜5mmの銅線2bを挿通して構成する。こ
こで、銅線2bをテンションメンバーパイプ2aに挿通する
には、パイプ2aを複数本撚合せた状態で振動を与えつつ
通線する。そして、テンションメンバーパイプ2aの内周
と銅線2bとで形成される空隙部2cに気体,液体からなる
冷媒を流通させる。
第2図は本実施例に係る内冷型電力ケーブルの冷却装置
を示し、同図において、内冷型電力ケーブル1の各テン
ションメンバーパイプ2aは冷媒供給管10に接続され、こ
の冷媒供給管10には冷媒を循環させる冷媒循環ポンプ1
1,熱交換器12及びプリクーラ13が設けられている。ま
た、熱交換器12には冷却水パイプ14が接続され、冷却水
は蓄熱槽15に設置した冷却水ポンプ16によって循環する
ようになっている。蓄熱槽15には冷凍機17からの冷水を
循環させるための冷水循環ポンプ18が設置され、冷凍機
17は冷却塔19を備えている。そして、内冷型電力ケーブ
ル1は冷媒供給接続部20において各テンションメンバー
パイプ2aが冷媒供給管10に接続され、銅線2bは次の冷却
区間内における電力ケーブルの銅線に接続される。
を示し、同図において、内冷型電力ケーブル1の各テン
ションメンバーパイプ2aは冷媒供給管10に接続され、こ
の冷媒供給管10には冷媒を循環させる冷媒循環ポンプ1
1,熱交換器12及びプリクーラ13が設けられている。ま
た、熱交換器12には冷却水パイプ14が接続され、冷却水
は蓄熱槽15に設置した冷却水ポンプ16によって循環する
ようになっている。蓄熱槽15には冷凍機17からの冷水を
循環させるための冷水循環ポンプ18が設置され、冷凍機
17は冷却塔19を備えている。そして、内冷型電力ケーブ
ル1は冷媒供給接続部20において各テンションメンバー
パイプ2aが冷媒供給管10に接続され、銅線2bは次の冷却
区間内における電力ケーブルの銅線に接続される。
上記の構成において、冷凍機17は蓄熱槽15内の水を冷却
し、この蓄熱槽15内の冷却水を冷却水ポンプ16によって
熱交換器12に循環させ、熱交換器12において冷却水と冷
媒とを熱交換し、さらにこの冷媒を冷媒循環ポンプ11で
電力ケーブル1の各テンションメンバーパイプ2a内を循
環させることにより、ケーブル導体2を冷却している。
し、この蓄熱槽15内の冷却水を冷却水ポンプ16によって
熱交換器12に循環させ、熱交換器12において冷却水と冷
媒とを熱交換し、さらにこの冷媒を冷媒循環ポンプ11で
電力ケーブル1の各テンションメンバーパイプ2a内を循
環させることにより、ケーブル導体2を冷却している。
次に、本実施例の作用を説明する。
ケーブル導体2において、テンションメンバーパイプ2a
を複数本撚合せたので、ケーブル全体としての許容引張
強度及び許容側圧は著しく高くなる。これにより、ケー
ブルの引入れ長が長くなり、ジョイント区間長も長くな
る。そして、各テンションメンバーパイプ2aは内径が0.
5〜10mmと細径であって、複数本撚合せているため、電
力ケーブルとしての可撓性は良好である。
を複数本撚合せたので、ケーブル全体としての許容引張
強度及び許容側圧は著しく高くなる。これにより、ケー
ブルの引入れ長が長くなり、ジョイント区間長も長くな
る。そして、各テンションメンバーパイプ2aは内径が0.
5〜10mmと細径であって、複数本撚合せているため、電
力ケーブルとしての可撓性は良好である。
また、本実施例はテンションメンバーパイプ2aの各々に
銅線2bを挿通し、且つテンションメンバーパイプ2aの内
周と銅線2bとの間に空隙部2cを形成し、この空隙部2cに
冷媒を流通させることで、各テンションメンバーパイプ
2aを内周方向から、或いはその内部に挿通した銅線2bを
外周方向から各々冷却するため、冷却表面積が増大し、
ケーブル導体2に対する冷却効率を高め、導体2の発熱
を防止することができる。
銅線2bを挿通し、且つテンションメンバーパイプ2aの内
周と銅線2bとの間に空隙部2cを形成し、この空隙部2cに
冷媒を流通させることで、各テンションメンバーパイプ
2aを内周方向から、或いはその内部に挿通した銅線2bを
外周方向から各々冷却するため、冷却表面積が増大し、
ケーブル導体2に対する冷却効率を高め、導体2の発熱
を防止することができる。
さらに、各テンションメンバーパイプ2aはステンレス鋼
(SUS316),分散型銅合金Cu−12Nb(Nbの重量%1〜1
2),Cu−A12O3の通電体材料であるため、ケーブル導体
2の表皮効果を低減させることができる。
(SUS316),分散型銅合金Cu−12Nb(Nbの重量%1〜1
2),Cu−A12O3の通電体材料であるため、ケーブル導体
2の表皮効果を低減させることができる。
尚、上記実施例において、各テンションメンバーパイプ
2aに繊維強化プラスチックを使用した場合には、電力ケ
ーブル1全体の重量を軽くし、取扱性を向上させると共
に、ケーブル導体2を腐食させることもなくなる。
2aに繊維強化プラスチックを使用した場合には、電力ケ
ーブル1全体の重量を軽くし、取扱性を向上させると共
に、ケーブル導体2を腐食させることもなくなる。
また、上記実施例において、各テンションメンバーパイ
プ2aに一定方向、一定間隔に適宜の大きさの孔を形成す
れば、ケーブル導体2に対して冷媒が満遍なくゆきわた
ることとなり、冷却効率を一段と高めることができる。
プ2aに一定方向、一定間隔に適宜の大きさの孔を形成す
れば、ケーブル導体2に対して冷媒が満遍なくゆきわた
ることとなり、冷却効率を一段と高めることができる。
さらに、各テンションメンバーパイプ2aの空隙部2cを真
空に保持し、この空隙部2cに水或いはアルコール等の液
体を封入してテンションメンバーパイプ2aをヒートパイ
プとすれば、第2図に示す冷却装置が一切不要になり、
設備コストが大幅に削減されることになる。
空に保持し、この空隙部2cに水或いはアルコール等の液
体を封入してテンションメンバーパイプ2aをヒートパイ
プとすれば、第2図に示す冷却装置が一切不要になり、
設備コストが大幅に削減されることになる。
以上の通り本考案に係る内冷型電力ケーブルによれば、
複数本撚合せたテンションメンバーパイプの各々に銅線
を挿通し、且つテンションメンバーパイプの内周と銅線
との間に空隙部を形成した導体を有し、その空隙部に冷
媒を流通させるようにしたので、ケーブル全体としての
許容引張強度及び許容側圧は著しく高くなり、ケーブル
の引入れ長が長くなり、ジョイント区間長も長くなる。
複数本撚合せたテンションメンバーパイプの各々に銅線
を挿通し、且つテンションメンバーパイプの内周と銅線
との間に空隙部を形成した導体を有し、その空隙部に冷
媒を流通させるようにしたので、ケーブル全体としての
許容引張強度及び許容側圧は著しく高くなり、ケーブル
の引入れ長が長くなり、ジョイント区間長も長くなる。
また、空隙部に冷媒を流通させて各テンションメンバー
パイプを内周方向から、或いはその内部に挿通した銅線
を外周方向から各々冷却するため、冷却表面積が増大す
ることとなって、導体に対する冷却効率が高められ、導
体の発熱を防止することができる。その結果、導体の発
熱による絶縁層の劣化を防ぎ、送電容量を大幅に増大さ
せた内冷型電力ケーブルを提供することのできるという
効果を奏する。
パイプを内周方向から、或いはその内部に挿通した銅線
を外周方向から各々冷却するため、冷却表面積が増大す
ることとなって、導体に対する冷却効率が高められ、導
体の発熱を防止することができる。その結果、導体の発
熱による絶縁層の劣化を防ぎ、送電容量を大幅に増大さ
せた内冷型電力ケーブルを提供することのできるという
効果を奏する。
第1図は本考案に係る内冷型電力ケーブルの一実施例を
示す断面図、 第2図は本実施例に係る内冷型電力ケーブルの冷却装置
を示す概略図である。 1……内冷型電力ケーブル,2……ケーブル導体,2a……
テンションメンバーパイプ,2b……銅線,2c……空隙部,4
……絶縁層。
示す断面図、 第2図は本実施例に係る内冷型電力ケーブルの冷却装置
を示す概略図である。 1……内冷型電力ケーブル,2……ケーブル導体,2a……
テンションメンバーパイプ,2b……銅線,2c……空隙部,4
……絶縁層。
Claims (4)
- 【請求項1】複数本撚合せたテンションメンバーパイプ
の各々に銅線を挿通し、且つ上記パイプの内周と銅線と
の間に空隙部を形成した導体を有し、上記空隙部に冷媒
を流通させたことを特徴とする内冷型電力ケーブル。 - 【請求項2】各テンションメンバーパイプは一定方向、
一定間隔に孔を形成した請求項1記載の内冷型電力ケー
ブル。 - 【請求項3】各テンションメンバーパイプはヒートパイ
プである請求項1記載の内冷型電力ケーブル。 - 【請求項4】各テンションメンバーパイプは通電体であ
る請求項1,2又は3記載の内冷型電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034389U JPH074729Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 内冷型電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034389U JPH074729Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 内冷型電力ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02150721U JPH02150721U (ja) | 1990-12-27 |
| JPH074729Y2 true JPH074729Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31587628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6034389U Expired - Lifetime JPH074729Y2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 内冷型電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074729Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4875848B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2012-02-15 | 株式会社五洋電子 | 同軸ケーブル |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP6034389U patent/JPH074729Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02150721U (ja) | 1990-12-27 |
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