JPH0747576Y2 - 制御盤の扉インタロック装置 - Google Patents
制御盤の扉インタロック装置Info
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- JPH0747576Y2 JPH0747576Y2 JP11006090U JP11006090U JPH0747576Y2 JP H0747576 Y2 JPH0747576 Y2 JP H0747576Y2 JP 11006090 U JP11006090 U JP 11006090U JP 11006090 U JP11006090 U JP 11006090U JP H0747576 Y2 JPH0747576 Y2 JP H0747576Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- control panel
- roller
- breaker
- cam plate
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扉が観音開きである制御盤において他方の扉
が開いた状態では一方の扉を完全に閉じることができな
いように作用する扉インタロック装置に係わり、特に、
カムとローラとスライド部材とにより構成された機械的
な制御盤の扉インタロック装置に関する。
が開いた状態では一方の扉を完全に閉じることができな
いように作用する扉インタロック装置に係わり、特に、
カムとローラとスライド部材とにより構成された機械的
な制御盤の扉インタロック装置に関する。
制御盤の内部に収納した電気機器の保守、点検等の際に
は、ブレーカをOFFにして回路を遮断してから扉を開い
て作業を行う。そして、作業が終わると扉を完全に閉じ
てからブレーカをONにして通電状態とする。この場合、
不注意等により扉が開いた状態でブレーカをONにして通
電状態とすると作業員の感電、短絡事故等がおこる可能
性がある。そこで、ブレーカには扉が完全に閉じた状態
でなければブレーカをONにすることができないような安
全装置が備えられている。従来、この種の安全装置が備
えられたブレーカを有し扉が観音開きである制御盤とし
ては第5図に示すものがある。第5図において、21は制
御盤本体であり、内部に電気機器28を収納している。制
御盤本体21には左扉22と右扉23とが観音開きに取り付け
られており、左扉22を閉じた状態で右扉23を閉じると右
扉23が左扉22に一部重なるようになっている。これによ
り、左右の扉22、23を閉じて右扉23を施錠すると左扉22
も自動的に施錠状態となる。24はブレーカであり制御盤
本体21内に収納された電気機器28の前面に固設されてお
り、第6図に示すように操作ハンドル25とロックレバー
26とを備えている。ロックレバー26はブレーカ24内の図
示しないロック機構と連動しており、ロックレバー26を
押し上げた状態でなければ操作ハンドル25をOFF位置か
らON回動できないような安全装置が構成されている。右
扉23は右扉23を閉じた状態でブレーカ24のハンドル操作
を行うことができるように孔23aを有しており、内側に
プレート27をビス止めしている。該プレート27は第7図
に示すようにブレーカ24のロックレバー26に係脱可能に
係合させるための係合片部28を有している。右扉23を完
全に閉じるとブレーカ24のロックレバー26はプレート27
の係合片部28と係合し、係合片部28の傾斜面28aを乗り
上げて凹部28bに没入する。これにより、ロックレバー2
6は一点鎖線で示すように押し上げられた状態となり操
作ハンドル25をOFF位置からON回動することが可能であ
り、さらにロックレバー26は係合片部28の凹部28bに掛
止されるため右扉23は自動施錠される。
は、ブレーカをOFFにして回路を遮断してから扉を開い
て作業を行う。そして、作業が終わると扉を完全に閉じ
てからブレーカをONにして通電状態とする。この場合、
不注意等により扉が開いた状態でブレーカをONにして通
電状態とすると作業員の感電、短絡事故等がおこる可能
性がある。そこで、ブレーカには扉が完全に閉じた状態
でなければブレーカをONにすることができないような安
全装置が備えられている。従来、この種の安全装置が備
えられたブレーカを有し扉が観音開きである制御盤とし
ては第5図に示すものがある。第5図において、21は制
御盤本体であり、内部に電気機器28を収納している。制
御盤本体21には左扉22と右扉23とが観音開きに取り付け
られており、左扉22を閉じた状態で右扉23を閉じると右
扉23が左扉22に一部重なるようになっている。これによ
り、左右の扉22、23を閉じて右扉23を施錠すると左扉22
も自動的に施錠状態となる。24はブレーカであり制御盤
本体21内に収納された電気機器28の前面に固設されてお
り、第6図に示すように操作ハンドル25とロックレバー
26とを備えている。ロックレバー26はブレーカ24内の図
示しないロック機構と連動しており、ロックレバー26を
押し上げた状態でなければ操作ハンドル25をOFF位置か
らON回動できないような安全装置が構成されている。右
扉23は右扉23を閉じた状態でブレーカ24のハンドル操作
を行うことができるように孔23aを有しており、内側に
プレート27をビス止めしている。該プレート27は第7図
に示すようにブレーカ24のロックレバー26に係脱可能に
係合させるための係合片部28を有している。右扉23を完
全に閉じるとブレーカ24のロックレバー26はプレート27
の係合片部28と係合し、係合片部28の傾斜面28aを乗り
上げて凹部28bに没入する。これにより、ロックレバー2
6は一点鎖線で示すように押し上げられた状態となり操
作ハンドル25をOFF位置からON回動することが可能であ
り、さらにロックレバー26は係合片部28の凹部28bに掛
止されるため右扉23は自動施錠される。
従来の技術で述べた安全装置が備えられたブレーカを有
する制御盤においては、制御盤内に収納した電気機器の
保守、点検等を終えて扉を閉じブレーカの操作ハンドル
をONにして通電状態とする際、扉が1枚の場合には、こ
の1枚の扉を完全に閉じなければブレーカの操作ハンド
ルをONにすることができないため安全である。しかし、
扉が2枚の場合には、上記のように左扉22が開いた状態
でも右扉23を完全に閉じればブレーカ24の操作ハンドル
25をONにすることができるため不注意等により作業員の
感電、短絡事故等が発生し危険である。従って、左扉22
が開いた状態では右扉23を完全に閉じることができない
ような扉インタロック装置を設ける必要がある。このよ
うな扉インタロック装置として、左扉22に対する扉検知
スイッチを設け電気的にインタロックするものもある
が、複雑な電気的構成を付加する必要が生じ、又電気的
なものであるため信頼性に欠けるという問題点を有して
いる。
する制御盤においては、制御盤内に収納した電気機器の
保守、点検等を終えて扉を閉じブレーカの操作ハンドル
をONにして通電状態とする際、扉が1枚の場合には、こ
の1枚の扉を完全に閉じなければブレーカの操作ハンド
ルをONにすることができないため安全である。しかし、
扉が2枚の場合には、上記のように左扉22が開いた状態
でも右扉23を完全に閉じればブレーカ24の操作ハンドル
25をONにすることができるため不注意等により作業員の
感電、短絡事故等が発生し危険である。従って、左扉22
が開いた状態では右扉23を完全に閉じることができない
ような扉インタロック装置を設ける必要がある。このよ
うな扉インタロック装置として、左扉22に対する扉検知
スイッチを設け電気的にインタロックするものもある
が、複雑な電気的構成を付加する必要が生じ、又電気的
なものであるため信頼性に欠けるという問題点を有して
いる。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、簡素
な構造で確実性の高い機械的な扉インタロック装置を提
供しようとするものである。
てなされたものであり、その目的とするところは、簡素
な構造で確実性の高い機械的な扉インタロック装置を提
供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案の扉インタロック装
置は、制御盤本体に観音開きに取り付けられ一方が他方
に一部重なる左右の扉と、他方の扉と一方の扉のそれぞ
れの上部に設けられ制御盤本体内に向かって突出する第
1及び第2のカム板と、該第1及び第2のカム板に係合
する第1及び第2のローラを有し左右方向に摺動自在で
一方向に付勢されて本体内に設けられたスライド部材と
からなる扉インタロック装置であって、前記第1及び第
2ののローラ間の間隔は第1及び第2のカム板間の間隔
より狭くなっており、他方の扉の第1カム板が第1ロー
ラに係合することで前記スライド部材が左右方向に摺動
することにより一方の扉の第2カム板が第2ローラに係
合可能となっているものである。
置は、制御盤本体に観音開きに取り付けられ一方が他方
に一部重なる左右の扉と、他方の扉と一方の扉のそれぞ
れの上部に設けられ制御盤本体内に向かって突出する第
1及び第2のカム板と、該第1及び第2のカム板に係合
する第1及び第2のローラを有し左右方向に摺動自在で
一方向に付勢されて本体内に設けられたスライド部材と
からなる扉インタロック装置であって、前記第1及び第
2ののローラ間の間隔は第1及び第2のカム板間の間隔
より狭くなっており、他方の扉の第1カム板が第1ロー
ラに係合することで前記スライド部材が左右方向に摺動
することにより一方の扉の第2カム板が第2ローラに係
合可能となっているものである。
他方の扉を閉じて他方の扉の第1カム板と第1ローラが
係合しないとスライド部材は摺動せず、一方の扉を閉じ
ても一方の扉の第2カム板の端部が第2ローラと当接し
て一方の扉は完全に閉まらない。また、他方の扉を閉じ
た際、第1ローラが第1カム板を押圧して他方の扉の係
留手段ともなる。
係合しないとスライド部材は摺動せず、一方の扉を閉じ
ても一方の扉の第2カム板の端部が第2ローラと当接し
て一方の扉は完全に閉まらない。また、他方の扉を閉じ
た際、第1ローラが第1カム板を押圧して他方の扉の係
留手段ともなる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案の扉インタロック装置を備えた制御盤を
示す図、第2図は本考案の扉インタロック装置を示す図
であり第1図のA−A断面図、第3図は第2図のB−B
断面図、第4図は第3図のC−C断面図である。
示す図、第2図は本考案の扉インタロック装置を示す図
であり第1図のA−A断面図、第3図は第2図のB−B
断面図、第4図は第3図のC−C断面図である。
なお、第5図乃至第7図と同様な作用を有する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。第5図乃至第
7図と異なる点は、制御盤に機械的な扉インタロック装
置を設置した点である。
同一の符号を付してその説明を省略する。第5図乃至第
7図と異なる点は、制御盤に機械的な扉インタロック装
置を設置した点である。
第1図乃至第4図において、扉インタロック装置1は、
制御盤本体21の開口側天井に設けられた摺動部15と、左
扉22の上部に設けられた第1カム板3と、右扉23の上部
に設けられた第2カム板4とよりなる。摺動部15はスラ
イド部材2と、支持部材7と、案内輪8と、ばね部材9
と、第1制止板11と、第2制止板12とよりなり、ボルト
13にて制御盤本体21の開口側天井に固着されている。ス
ライド部材2は前記第1カム板3及び第2カム板4に係
合する左右方向に配置された第1ローラ5及び第2ロー
ラ6を有し、案内輪8に沿って左右方向に摺動自在で、
ばね部材9により左方向に付勢されている。スプール状
体からなる二対の案内輪8は左右方向に一定の間隔を有
して支持部材7に軸支固定されている。ばね部材9は一
端9aが支持部材7に固着された支持金具10に支持され、
他端9bがスライド部材2に支持されて常時スライド部材
2を左方向に付勢している。第1制止板11及び第2制止
板12は支持部材7に固着されており、第1制止板11は側
面11aによりスライド部材2の左方向の摺動を規制して
おり、第2制止板12は側面12aによりスライド部材2の
右方向の暴走を阻止している。第1カム板3及び第2カ
ム板4は、傾斜部3a及び4aを有する先細状に形成されて
おり、左扉22及び右扉23のそれぞれの上部に設けられ本
体内に向かって突出している。第1ローラ5及び第2ロ
ーラ6間の間隔は第1カム板3及び第2カム板4間の間
隔より狭くなっている。これにより、左扉22が開いた状
態で右扉23を閉じると、第2カム板4の端部4cが第2ロ
ーラ6と当接して右扉23を完全に閉じることができない
が、左扉22が閉じた状態で右扉23を閉じると、第1カム
板3が第1ローラ5に係合することでスライド部材2は
右方向に摺動しており、第2カム板4の傾斜部4aが第2
ローラ6に係合可能となって右扉23を完全に閉じること
ができる。なお、ばね部材9の付勢力はスライド部材2
に設けた予備孔2b及び支持金具10に設けた予備孔10aを
用いることにより調整可能となっている。
制御盤本体21の開口側天井に設けられた摺動部15と、左
扉22の上部に設けられた第1カム板3と、右扉23の上部
に設けられた第2カム板4とよりなる。摺動部15はスラ
イド部材2と、支持部材7と、案内輪8と、ばね部材9
と、第1制止板11と、第2制止板12とよりなり、ボルト
13にて制御盤本体21の開口側天井に固着されている。ス
ライド部材2は前記第1カム板3及び第2カム板4に係
合する左右方向に配置された第1ローラ5及び第2ロー
ラ6を有し、案内輪8に沿って左右方向に摺動自在で、
ばね部材9により左方向に付勢されている。スプール状
体からなる二対の案内輪8は左右方向に一定の間隔を有
して支持部材7に軸支固定されている。ばね部材9は一
端9aが支持部材7に固着された支持金具10に支持され、
他端9bがスライド部材2に支持されて常時スライド部材
2を左方向に付勢している。第1制止板11及び第2制止
板12は支持部材7に固着されており、第1制止板11は側
面11aによりスライド部材2の左方向の摺動を規制して
おり、第2制止板12は側面12aによりスライド部材2の
右方向の暴走を阻止している。第1カム板3及び第2カ
ム板4は、傾斜部3a及び4aを有する先細状に形成されて
おり、左扉22及び右扉23のそれぞれの上部に設けられ本
体内に向かって突出している。第1ローラ5及び第2ロ
ーラ6間の間隔は第1カム板3及び第2カム板4間の間
隔より狭くなっている。これにより、左扉22が開いた状
態で右扉23を閉じると、第2カム板4の端部4cが第2ロ
ーラ6と当接して右扉23を完全に閉じることができない
が、左扉22が閉じた状態で右扉23を閉じると、第1カム
板3が第1ローラ5に係合することでスライド部材2は
右方向に摺動しており、第2カム板4の傾斜部4aが第2
ローラ6に係合可能となって右扉23を完全に閉じること
ができる。なお、ばね部材9の付勢力はスライド部材2
に設けた予備孔2b及び支持金具10に設けた予備孔10aを
用いることにより調整可能となっている。
つぎに、上述した構造の扉インタロック装置の操作、機
能を説明する。
能を説明する。
制御盤本体21の内部に収納した電気機器28の保守、点検
等を行う場合には、まずブレーカ24の操作ハンドル25を
OFF状態にして回路を遮断する。ついで、右扉23を開い
てから左扉22を開き、内部点検等の作業を行う。左扉22
及び右扉23が開いた状態で、スライド部材2はばね部材
9により左方向に付勢されているためスライド部材2の
端面2aが第1制止板11の側面11aと当接しており、スラ
イド部材2は一点鎖線で示すように左端位置にある。
また、スライド部材2に軸支固定された第1ローラ5及
び第2ローラ6も左端位置にある。内部点検等の作業
が終わると、まず左扉22を閉じる。左扉22を閉じると第
1カム板3の傾斜部3aが第1ローラ5に係合し、第1カ
ム板3はバネ部材9の付勢力に抗して第1ローラ5を右
方向に押圧する。第1ローラ5は右方向に摺動しながら
第1カム板3の傾斜部3aを乗り上げ一点鎖線で示すよう
に中間位置に移動して第1カム板3の垂直部3bに当接
する。このときスライド部材2はバネ部材9により左方
向に付勢されているため第1ローラ5は第1カム板3の
垂直部3bを左方向に押圧しており、左扉22は係留された
状態となる。従って、右扉23を閉じる際に左扉22を押さ
えながら閉じる必要がない。第1ローラ5が左端位置
から中間位置に摺動することによりスライド部材2も
案内輪8に沿って左端位置から中間位置に摺動して
おり、第2ローラ6も左端位置から中間位置に摺動
している。この状態で右扉23を閉じると第2カム板4の
傾斜部4aが第2ローラ6に係合し、第2カム板4はバネ
部材9の付勢力に抗して第2ローラ6を押圧する。第2
ローラ6は右方向に摺動しながら第2カム板4の傾斜部
4aを乗り上げ実線で示すように右端位置に移動して第
2カム板4の垂直部4bに当接する。このとき右扉23を急
激に閉じたとしても、スライド部材2の端面2cが第2制
止板12の側面12aと当接するためスライド部材2の右方
向への暴走は阻止される。以上述べたように左扉22を閉
じてから右扉23を閉じると右扉23を完全に閉じることが
できる。これにより、ブレーカ24のロックレバー26はプ
レート27の係合片部28と係合し、係合片部28の傾斜面28
aを乗り上げて凹部28bに没入する。従って、ロックレバ
ー26は押し上げられた状態になりブレーカ24の操作ハン
ドル25をOFF位置からON回動することにより通電状態と
することが可能であり、さらにロックレバー26は係合片
部28の凹部28bに掛止されるため右扉23は自動施錠され
る。しかし、左扉22を開いた状態で右扉23を閉じると、
スライド部材2が右方向に摺動していないため第2ロー
ラ6は左端位置にあり、第2カム板4の端部4cが第2
ローラ6と当接して右扉23を完全に閉じることができ
ず、ブレーカ24の操作ハンドル25をOFF位置からON回動
することができない。従って、左右の扉22、23を完全に
閉じた状態でなければブレーカ24の操作ハンドル25をON
にして通電状態とすることができず、作業員の感電又は
短絡事故等を確実に防止することができる。
等を行う場合には、まずブレーカ24の操作ハンドル25を
OFF状態にして回路を遮断する。ついで、右扉23を開い
てから左扉22を開き、内部点検等の作業を行う。左扉22
及び右扉23が開いた状態で、スライド部材2はばね部材
9により左方向に付勢されているためスライド部材2の
端面2aが第1制止板11の側面11aと当接しており、スラ
イド部材2は一点鎖線で示すように左端位置にある。
また、スライド部材2に軸支固定された第1ローラ5及
び第2ローラ6も左端位置にある。内部点検等の作業
が終わると、まず左扉22を閉じる。左扉22を閉じると第
1カム板3の傾斜部3aが第1ローラ5に係合し、第1カ
ム板3はバネ部材9の付勢力に抗して第1ローラ5を右
方向に押圧する。第1ローラ5は右方向に摺動しながら
第1カム板3の傾斜部3aを乗り上げ一点鎖線で示すよう
に中間位置に移動して第1カム板3の垂直部3bに当接
する。このときスライド部材2はバネ部材9により左方
向に付勢されているため第1ローラ5は第1カム板3の
垂直部3bを左方向に押圧しており、左扉22は係留された
状態となる。従って、右扉23を閉じる際に左扉22を押さ
えながら閉じる必要がない。第1ローラ5が左端位置
から中間位置に摺動することによりスライド部材2も
案内輪8に沿って左端位置から中間位置に摺動して
おり、第2ローラ6も左端位置から中間位置に摺動
している。この状態で右扉23を閉じると第2カム板4の
傾斜部4aが第2ローラ6に係合し、第2カム板4はバネ
部材9の付勢力に抗して第2ローラ6を押圧する。第2
ローラ6は右方向に摺動しながら第2カム板4の傾斜部
4aを乗り上げ実線で示すように右端位置に移動して第
2カム板4の垂直部4bに当接する。このとき右扉23を急
激に閉じたとしても、スライド部材2の端面2cが第2制
止板12の側面12aと当接するためスライド部材2の右方
向への暴走は阻止される。以上述べたように左扉22を閉
じてから右扉23を閉じると右扉23を完全に閉じることが
できる。これにより、ブレーカ24のロックレバー26はプ
レート27の係合片部28と係合し、係合片部28の傾斜面28
aを乗り上げて凹部28bに没入する。従って、ロックレバ
ー26は押し上げられた状態になりブレーカ24の操作ハン
ドル25をOFF位置からON回動することにより通電状態と
することが可能であり、さらにロックレバー26は係合片
部28の凹部28bに掛止されるため右扉23は自動施錠され
る。しかし、左扉22を開いた状態で右扉23を閉じると、
スライド部材2が右方向に摺動していないため第2ロー
ラ6は左端位置にあり、第2カム板4の端部4cが第2
ローラ6と当接して右扉23を完全に閉じることができ
ず、ブレーカ24の操作ハンドル25をOFF位置からON回動
することができない。従って、左右の扉22、23を完全に
閉じた状態でなければブレーカ24の操作ハンドル25をON
にして通電状態とすることができず、作業員の感電又は
短絡事故等を確実に防止することができる。
なお、以上の実施例では、第5図に示すブレーカ24が制
御盤21内の電気機器28に固設され、右扉23が閉じると、
ブレーカ24のロックレバー26で右扉23がロックされる場
合を説明した。しかし、ブレーカ24による右扉23のロッ
クに限らず、右扉23に設けられたレバーを回すと、右扉
23と制御盤本体21が機械的にロックされ、自動的にブレ
ーカがONになるタイプ等にも本考案の扉インタロック装
置が適用できる。
御盤21内の電気機器28に固設され、右扉23が閉じると、
ブレーカ24のロックレバー26で右扉23がロックされる場
合を説明した。しかし、ブレーカ24による右扉23のロッ
クに限らず、右扉23に設けられたレバーを回すと、右扉
23と制御盤本体21が機械的にロックされ、自動的にブレ
ーカがONになるタイプ等にも本考案の扉インタロック装
置が適用できる。
また、上記実施例では他方の扉が左扉、一方の扉が右扉
の場合について説明したが、他方の扉が右扉、一方の扉
が左扉の場合であっても適用でき、上記実施例と同様の
効果を奏する。
の場合について説明したが、他方の扉が右扉、一方の扉
が左扉の場合であっても適用でき、上記実施例と同様の
効果を奏する。
本考案は、上述のとおり構成されているので以下に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
カムとローラとスライド部材とにより構成された簡素な
機械的な扉インタロック装置であり、複雑な電気的構成
を用いることなく、他方の扉を閉めなければ一方の扉を
閉めることができないようにすることができる。したが
って、例えば、左右の扉を完全に閉じた状態でなければ
ブレーカの操作ハンドルをOFF位置からON回動して通電
状態とすることができないようにすることができる。そ
の結果、他方の扉が開いたまま一方の扉が閉じられ、ブ
レーカの操作ハンドルがON回動された場合のように、不
注意等により不測の感電又は短絡事故等が発生すること
を機械的に確実に防止することができる。
機械的な扉インタロック装置であり、複雑な電気的構成
を用いることなく、他方の扉を閉めなければ一方の扉を
閉めることができないようにすることができる。したが
って、例えば、左右の扉を完全に閉じた状態でなければ
ブレーカの操作ハンドルをOFF位置からON回動して通電
状態とすることができないようにすることができる。そ
の結果、他方の扉が開いたまま一方の扉が閉じられ、ブ
レーカの操作ハンドルがON回動された場合のように、不
注意等により不測の感電又は短絡事故等が発生すること
を機械的に確実に防止することができる。
また、他方の扉を閉じると第1ローラが第1カム板を押
圧して他方の扉の係留手段を兼ねており、一方の扉を閉
じる際に他方の扉を押さえながら閉じる必要がなく、扉
の開閉動作がスムーズに行える。
圧して他方の扉の係留手段を兼ねており、一方の扉を閉
じる際に他方の扉を押さえながら閉じる必要がなく、扉
の開閉動作がスムーズに行える。
第1図は本考案の扉インタロック装置を備えた制御盤を
示す図、第2図は本考案の扉インタロック装置を示す図
であり第1図のA−A断面図、第3図は第2図のB−B
断面図、第4図は第3図のC−C断面図、第5図は従来
の制御盤を示す図、第6図はブレーカを示す図、第7図
はブレーカのプレートを示す図である。 1…扉インタロック装置、2…スライド部材、3…第1
カム板、4…第2カム板、5…第1ローラ、6…第2ロ
ーラ、8…案内輪、9…ばね部材。
示す図、第2図は本考案の扉インタロック装置を示す図
であり第1図のA−A断面図、第3図は第2図のB−B
断面図、第4図は第3図のC−C断面図、第5図は従来
の制御盤を示す図、第6図はブレーカを示す図、第7図
はブレーカのプレートを示す図である。 1…扉インタロック装置、2…スライド部材、3…第1
カム板、4…第2カム板、5…第1ローラ、6…第2ロ
ーラ、8…案内輪、9…ばね部材。
Claims (2)
- 【請求項1】制御盤本体に観音開きに取り付けられ一方
が他方に一部重なる左右の扉と、他方の扉と一方の扉の
それぞれの上部に設けられ本体内に向かって突出する第
1及び第2のカム板と、該第1及び第2のカム板に係合
する第1及び第2のローラを有し左右方向に摺動自在で
一方向に付勢されて制御盤本体内に設けられたスライド
部材とからなる扉インタロック装置であって、前記第1
及び第2のローラ間の間隔は第1及び第2のカム板間の
間隔より狭くなっており、他方の扉の第1カム板が第1
ローラに係合することで前記スライド部材が左右方向に
摺動することにより一方の扉の第2カム板が第2ローラ
に係合可能となっていることを特徴とする制御盤の扉イ
ンタロック装置。 - 【請求項2】前記制御盤内にブレーカを固設し、該当ブ
レーカは、他方の扉に一部重なる一方の扉が閉じると、
その扉をロックするロックレバーを有することを特徴と
する請求項1記載の制御盤の扉インタロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006090U JPH0747576Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 制御盤の扉インタロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006090U JPH0747576Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 制御盤の扉インタロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466276U JPH0466276U (ja) | 1992-06-10 |
| JPH0747576Y2 true JPH0747576Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31857341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11006090U Expired - Lifetime JPH0747576Y2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 制御盤の扉インタロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747576Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101941481B1 (ko) * | 2018-08-21 | 2019-01-23 | 박문주 | 전장박스 도어의 인터록 장치 |
| KR20210058450A (ko) * | 2019-11-14 | 2021-05-24 | 김형준 | 컨트롤박스용 도어 시건장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7181721B2 (ja) * | 2018-07-31 | 2022-12-01 | 川崎重工業株式会社 | 連結式制御盤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3119699U (ja) | 2005-11-22 | 2006-03-09 | 陽之 大瀬 | 1枚の紙で作る縦横自由に使える簡易スタンド |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP11006090U patent/JPH0747576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3119699U (ja) | 2005-11-22 | 2006-03-09 | 陽之 大瀬 | 1枚の紙で作る縦横自由に使える簡易スタンド |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101941481B1 (ko) * | 2018-08-21 | 2019-01-23 | 박문주 | 전장박스 도어의 인터록 장치 |
| KR20210058450A (ko) * | 2019-11-14 | 2021-05-24 | 김형준 | 컨트롤박스용 도어 시건장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0466276U (ja) | 1992-06-10 |
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