JPH0747846Y2 - 吸着取付具 - Google Patents

吸着取付具

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JPH0747846Y2
JPH0747846Y2 JP7938392U JP7938392U JPH0747846Y2 JP H0747846 Y2 JPH0747846 Y2 JP H0747846Y2 JP 7938392 U JP7938392 U JP 7938392U JP 7938392 U JP7938392 U JP 7938392U JP H0747846 Y2 JPH0747846 Y2 JP H0747846Y2
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政一 長谷川
道行 小林
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東京フェライト製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、永久磁石の一方の磁
極面に接して設けられているヨークの一部を、該永久磁
石の他方の磁極面と面一又は該磁極面より稍々突き出す
ように該永久磁石の側方で屈曲又は湾曲し、これを板状
突出部として鉄板などに対する吸着部分とした吸着具を
アルミシートなどの装着物に対し容易、確実に取付け得
るようにした吸着取付具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石を用いて各種の装着物、例えば
シートやフィルム類などを壁あるいはレンジフード、ガ
スレンジなどに取付ける場合、この永久磁石の一方の磁
極面にヨークを添設し、この添設したヨークを、該永久
磁石の他方の磁極面側に屈曲させ、この屈曲したヨーク
の先端に磁気を集束させた吸着取付具を用意、この吸着
取付具を用いて、これらのシート、フィルム類などを確
実に壁面などに吸着、取付けることがなされていた。
【0003】そして、この種の吸着取付具は、この吸着
取付具をシートあるいはフィルムなどの面に適宜の接着
剤を用いて、この吸着取付具におけるヨークの永久磁石
に接している面の背面側を接着することで該シートある
いはフィルムなどに取付けた後、このシートあるいはフ
ィルムなどの吸着手段として用いていた。
【0004】しかしながら、シートあるいはフィルムな
どの面に吸着取付具のヨークの面を接着する場合、接着
に多くの作用手間を要すると共に、接着剤がヨークなど
の接着面から外方に滲み出すなどの不都合があった。
又、このように接着剤を用いて吸着取付具をシートある
いはフィルムなどの面に接着して用いる場合、この吸着
取付具の接着に用いられた接着剤の経時的な劣化あるい
は高温域、低温域での接着力の低下などに伴ってシート
あるいはフィルムなどの面から接着した吸着取付具が剥
離し、あるいは接着位置からずれ出すなどの不都合があ
った。
【0005】かゝる点から、厚さ方向に着磁した板状の
永久磁石に、この着磁方向、即ち、この永久磁石の厚さ
方向に孔を透設し、又、この永久磁石に添装されるヨー
クにも該孔に連通する孔を透設した吸着取付具を用意す
ると共に、シートあるいはフィルムなどの一方の面側か
ら挿通ないしは刺挿したピン状の止着具を該吸着取付具
における前記ヨークの孔から永久磁石の孔内に挿通し、
該永久磁石の孔内壁に該ピン状止着具の先端側を係止し
て用いるものがあった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の吸着取付具に用いられる前記板状の永久磁石は、前記
ピン状止着具における取付けのための孔を、その厚さ方
向に有し、概ね環板状をなす形状とされている。このよ
うに、中央の板厚方向に孔を有する永久磁石を、例えば
フェライト磁石とした場合、この中央にある孔部分が該
フェライト磁石の強度を著しく損ねることゝなり、この
永久磁石の取扱い組付けに際して、あるいは吸着取付具
として用いる際などに比較的簡単に割れてしまう不都合
があった。
【0007】また、このように中央に板厚方向に孔を有
する永久磁石を用いた吸着取付具では、この使用永久磁
石に設けられた孔によって、吸着取付具の嵩張りに見合
う吸着力が当該吸着取付具にもたらされない不都合があ
った。
【0008】さらに、このように中央の板厚方向に孔を
有する永久磁石は、当該孔を穿ち設ける場合において、
孔穿設に多くの作業手間を要すると共に孔穿設に際して
多くの仕損品を生ずるなどの不都合を有し、使用永久磁
石の成形コストが割高とされる難を有していた。また、
この吸着取付具に用いられる環板状の永久磁石を、成形
型内に粉末を充填して焼結する方法で得る場合におい
て、この永久磁石の中央部分に孔を設ける為に、環状溝
の成形型とする必要があり、この狭い成形型の溝内にフ
ェライト粉末等を均一に充填することが特に要請され、
かゝる充填が均一になされないことに伴う不都合、例え
ば焼結物の反り、曲りなどの仕損品を多量に生ずる難を
有していた。
【0009】また構成される吸着取付具は、その吸着側
の面に環板状の永久磁石が存在することゝなって、吸着
側の面が複雑な形状となり易く、外観のシンプル性が損
われる難を有していた。
【0010】本考案に係る吸着取付具は、かゝる従来の
吸着取付具における不都合に鑑み、外観がすっきりして
いると共に、嵩張りに見合った吸着力を有する吸着取付
具を廉価に提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案に係る吸着取付具
は、叙上の目的を達成するものとして、構成される吸着
取付具を、板状本体部1aと、この板状本体部1aから
屈曲又は湾曲して延設されている板状突出部1bとより
なるヨーク1と、前記板状本体部1aに一方の磁極面2
aを接して取付けられている永久磁石2とよりなる吸着
具Aと、該吸着具Aの取付けに用いられるピンBとより
なる吸着取付具であって、前記吸着具Aを構成するヨー
ク1は、該ヨーク1の板状突出部1bの先端1b’が、
該ヨーク1の板状本体部1aに一方の磁極面2aを接し
て取付けられている前記永久磁石2の他方の磁極面2b
と面一又は該磁極面2bより僅かに突き出されており、
前記吸着具Aを構成する永久磁石2は、前記ヨーク1の
板状本体部1aに接している該永久磁石2の面に、該ヨ
ーク1の板状本体部1aに透設されている孔3に連通す
る凹部4を有し、前記ピンBは、棒状体5の一方端が係
止部5aとされ、且つ他方端が鍔状部5bとして構成し
てある。
【0012】次いで請求項2の吸着取付具では、この吸
着取付具を構成するヨーク1の構成を、該ヨーク1の板
状本体部1aを円板状とし、この円板状をなす板状本体
部1aの周側から板状突出部1bを環状に延設した構成
としている。
【0013】更に、請求項3の吸着取付具では、この吸
着取付具を構成するヨーク1の構成を、該ヨーク1の板
状本体部1aを四角形状とし、この四角形状をなす板状
本体部1aの対向している側から板状突出部1bが互に
向き合うように延設した構成としている。
【0014】
【作用】吸着具Aは、この吸着具Aを構成する永久磁石
2の一方の磁極面2aにヨーク1の板状本体部1aを接
し、しかも該板状本体部1aに一体に延設されているヨ
ーク1の板状突出部1bの先端1b’を、該永久磁石2
の他方の磁極面2bと面一又は該磁極面2bより僅かに
突き出す構成としたことから、永久磁石1の磁束が、前
記ヨーク1の先端1b’部分を通ることゝなり、この先
端1b’を鉄板などに接触させることによって吸着取付
具を確実に吸着させることができる。
【0015】又、吸着具Aをアルミ箔、アルミシートな
どの装着物Cに、該吸着具Aのヨーク1の面を接するよ
うにして添装すると共に、この装着物Cの側からピンB
を、該ピンBの係止部5aの側から挿通し、この係止部
5aをヨーク1の孔3から永久磁石2の凹部4内に押し
入れることによって、ピンBの係止部5aがヨーク1の
孔3の内側にあるヨーク1の面が係止され、又、ピンB
の鍔状部5bが装着物Cの面に当接して、装着物Cに吸
着具Aが取付けられる。
【0016】
【実施例】以下、本考案に係る典型的な吸着取付具の実
施例を添付の図面について説明する。図1は、第一実施
例に係る吸着取付具の各部品を分離し、しかも装着物C
と共に斜視で示している。図2と図3とは吸着具Aを装
着物CにピンBを用いて取付ける状態を断面で示したも
のであって、図2は、その取付け前を、図3は、その取
付け後を示し、特に図3では壁面などの取付面Dに装着
物Cを吸着させる状態を示している。又図4は、ヨーク
1に設けた孔3の典型例を、該ヨーク1の要部の平面図
として示している。図5は第二実施例に係る吸着取付具
を取付面Dに対し吸着させる状態の断面として示し、図
6は更に第三実施例に係る吸着取付具を同様に取付面D
に対し吸着させる状態の断面として示している。更に、
図7は第四実施例に係る吸着取付具を部品分離の状態で
装着物Cと共に斜視で示してあり、図8は装着物Cに組
付けた同吸着取付具を断面として示している。
【0017】本実施例に係る吸着取付具は、吸着具A
と、この吸着具Aを装着物Cに取付けるためのピンBと
よりなっており、吸着具Aが永久磁石2と、この永久磁
石2の磁路を形成するヨーク1とによって構成されてい
る。
【0018】先ず図1〜図4に示されている第一実施例
に係る吸着取付具について説明する。この第一実施例に
係る吸着取付具の吸着具Aを構成する永久磁石2は略円
盤状をなし、その厚さ方向(図2での上下方向)に着磁
されていると共に、一方の磁極面2aに凹球面状をなす
凹部4を有している。この永久磁石2は、いかなる種類
の永久磁石であっても良く、例えば比較的廉価なフェラ
イト磁石などを用いることができる。
【0019】次いで吸着具Aを構成するヨーク1は、透
磁率の高い素材、例えば鉄などの強磁性材で構成されて
おり、前記永久磁石1が収まる皿状の形状とされてい
る。特に、この実施例では円板状の板状本体部1aと、
この円板状の板状本体部1aの円周に沿って該板状本体
部1aから略直角に折曲げられた板状突出部1bとを有
し、板状本体部1aを底壁とする短寸の円筒状に形成さ
れている。そして、このヨーク1の板状本体部1aに
は、このヨーク1に前記永久磁石2を取付けた際に、こ
の取付け永久磁石2の凹部4に連通する孔3が設けてあ
る。
【0020】かゝるヨーク1の板状突出部1b内に収ま
るように前記永久磁石2がヨーク1に取付けられてい
る。このヨーク1に取付けられている永久磁石2は、該
永久磁石2の一方の磁極面2a、即ち前記凹部4の設け
られている側を、該ヨーク1の板状本体部1aに接する
ようにして例えば接着6されている。又、このヨーク1
に接着されている永久磁石2は、その周側が該ヨーク1
の板状突出部1bに直接触れない構成、即ち、永久磁石
2の周側面と該板状突出部1bの内周壁面との間に間隙
7を有するように止着されているのが好ましい。又、ヨ
ーク1の板状本体部1aに一方の磁極面2aを接して取
付けられている永久磁石2の他方の磁極面2bは、ヨー
ク1の板状突出部1bの先端1b’よりも僅かに内側に
位置されており、この結果、ヨーク1の板状突出部1b
の先端1b’は該磁極面2bの面より稍々突き出す構成
とされており、鉄板などの取付面Dに対する吸着面を構
成している。
【0021】かゝる構成よりなる吸着具Aでは、ヨーク
1の板状本体部1aに永久磁石2の一方の磁極面2aが
接し、且つ該ヨーク1の板状突出部1bが該永久磁石2
の周側方に間隙7を隔てゝ設けられていると共に、この
板状突出部1bの先端1b’が該永久磁石2の他方の磁
極面2bより僅かに突き出す構成とされていることか
ら、この板状突出部1bの先端1b’が鉄板などの取付
面Dに対し強く吸着される。尚、この板状突出部1bの
先端1b’は、鉄板などの取付面Dに対して傾き無く吸
着されることが好ましく、この円環状をなしている板状
突出部1bの先端1b’が同一の水平面に位置されてい
ることが好ましい。又、鉄板などの取付面Dに対して面
的な接触をなし得るように、前記板状突出部1bの先端
1b’には、該板状突出部1bの板厚相当の端面1b”
が設けてある。
【0022】又、ヨーク1の孔3に連通している永久磁
石2の凹部4は、該孔3の孔径よりも側方に拡がった構
成としてあり、凹部4の側に孔3よりも側方に拡がった
空室8が形成されており、この空室8と孔3との間に孔
3に続く板状本体部1aの係止面9が設けられている。
又、このヨーク1に設けられる孔3は、例えば星形に打
抜くなどして、孔3の中心に向けて複数の突片3aを突
き出す構成とすることが好ましく、この孔3の中心に向
けて突き出される突片3aの突き出し数、突き出し幅、
あるいは突片3aの先端のなす角などは図示例の孔3の
形状に限定されるものでなく、追って説明するピンBが
都合良く挿通、係止し得るものであればいかなるもので
あっても良い。
【0023】かゝる構成からなる吸着具Aに対し、ピン
Bは棒状体5の一方端が係止部5aとされ、且つ他方端
が鍔状部5bとされているプラスチック製あるいは金属
製のピンであって、係止部5aは棒状体5に比して膨大
部に形成してあると共に、先窄まりの頂部5a’を有す
る楔状とされ、棒状体5の側に顎部5a”が形成されて
いる。又、鍔状部5bは、棒状体5に直交する向きに延
設される円板状をなすものであって、取付け対象である
装着物Cの形状、性状などに対応して該装着物Cを確実
に取付けるのに適する形状、構造、大きさ、板厚などを
備えていることが好ましい。
【0024】又、図4に示すように、例えばピンBにお
ける係止部5aの最大直径m(係止部5aの顎部5a”
の側での直径)を、孔3における各突片3a〜3aの各
頂点3a’〜3a’を結ぶ円の直径よりも大きく、また
各突片3a〜3aの突き出し基部端3a”〜3a”を結
ぶ円の直径よりも小さく構成し、更に、ピンBにおける
棒状体5の直径nを、孔における各突片3a〜3aの各
頂点3a’〜3a’を結ぶ円の直径と略同一またはこれ
より小さく構成すると共に鍔状部5bの直径kを、孔3
の各突片3a〜3aの突き出し基端部3a”〜3a”を
結ぶ円の直径より大きく構成しても良い。
【0025】かゝる吸着具Aを、この吸着具Aのヨーク
1の面をアルミシート、アルミ箔などの装着物Cに添装
するようになし、この装着物Cの面からピンBの係止部
5aの側を吸着具Aの孔3に向けて挿入する。このピン
Bの挿入処理に伴ってアルミシート、アルミ箔などの装
着物Cが該ピンBの係止部5aによって刺し貫かれると
共に、係止部5aが孔3aの孔縁によって内方に撓ま
れ、又は圧縮され、又は突片3aによって一部が削ぎと
られながら孔3aから前記凹部4の形成する空室8内に
押し入れられ、この空室8内で前記の撓みが解かれ、又
は圧縮が解かれ、又は削ぎとられた肉部分が復原するな
どして該係止部5aの顎部5a”が板状本体部1aの係
止面9に係当される。この状態で鍔状部5bが前記の装
着物Cの面に密着するように構成することによって吸着
具Aはがたなく装着物Cに取付けることができる。
【0026】このようにしてアルミシート、アルミ箔な
どの装着物Cに吸着具Aを取付けた後、この装着物Cを
図3に示すように取付面Dに吸着させて用いる。従っ
て、この取付面Dは鉄板などの強磁性部材で、その吸着
取付面の全部又はその一部を構成し、装着物Cの取付面
を構成する。
【0027】図5に示す第二実施例に係る吸着取付具
は、前記吸着具Aにおけるヨーク1の板状突出部1Bの
突出し先端1b’がこのヨーク1に取付けた永久磁石1
の磁極面2bと面一になる構成としたものであり、取付
面Dに対する吸着具Aの効果的な吸着をなし得る構成と
してある。尚、かゝる構成以外の構成が前記第一実施例
に係る吸着取付具と同一の構成としてあり、この同一の
構成部分については同一の番号を付して説明を省略す
る。
【0028】図6に示す第三実施例に係る吸着取付具
は、ヨーク1に対する永久磁石2の取付けを前記各実施
例におけるように接着によることなく、ヨーク1の板状
突出部1bによって直接止着するように構成したもので
あって、ヨーク1の板状突出部1bの円周方向に、この
ヨーク1の内側に突き出す環状凸条10を設け、この環
状凸条10内に永久磁石2を押し入れ状によって止着し
て吸着具Aを構成している。尚、かゝる構成以外の構成
が前記第一実施例に係る吸着取付具と同一の構成として
あり、同一の構成部分については同一の番号を付して説
明を省略する。
【0029】図7及び図8に示す第四実施例に係る吸着
取付具は、永久磁石2が長方形又は正方形の板状永久磁
石とされており、その板厚方向に着磁されていると共
に、ヨーク1の板状本体部1aに接する磁極面2aの面
に溝状の凹部4が設けてあり、該永久磁石2をヨーク1
に取付けた際に、ヨーク1の板状本体部1aに設けた孔
3が該凹部4に連通する構成としてある。
【0030】かゝる構成からなる永久磁石2の取付けに
用いられるヨーク1は長方形又は正方形の板状本体部1
aの一つの相対向している側縁から板状突出部1b、1
bを屈曲して設けてあり、この屈曲部分に該ヨーク1の
内側に突き出す凸部11を有し、この凸部11の内側に
永久磁石2が収まるように構成されている。又、前記の
板状本体部1aには、この板状本体部1aに取付けた永
久磁石2の前記凹部に連通する孔3が設けてある。
【0031】かゝる構成からなるヨーク1に対し、永久
磁石2の一方の磁極面2aを該ヨーク1の板状本体部1
aに例えば接着6して取付ける。この永久磁石2の取付
けでは、ヨーク1の前記凸部11の内側に該永久磁石2
を位置づけることで、該永久磁石2の側面と、板状突出
部1bの内壁面との間に間隙7を確実に設けることがで
きる。又、ヨーク1に取付けられた永久磁石2の側に
は、該ヨーク1の孔3よりも側方に拡がりをもつ空室8
が前記溝状の凹部4によって形成されており、この空室
8のヨーク1の側に孔3の孔縁に続く係止面9が構成さ
れている。尚、かゝる構成以外の構成が前記第一実施例
に係る吸着取付具と同一の構成としてあり、同一の構成
部分には同一の番号を付して説明を省略する。
【0032】尚、前記のヨーク1及び永久磁石2の形状
並びにピンBの形状は叙上の実施例に限定されるもので
なく、他の形状のものであっても良く、又、ヨーク1に
対する永久磁石2の取付け手段はいかなる方法であって
も良い。又、前記ヨーク1における板状突出部1bは、
板状本体部1aから屈曲状に設けられていても良く、さ
らに湾曲して設けられていても良い。
【0033】
【考案の効果】本考案に係る吸着取付具は、この吸着取
付具を構成する吸着具Aの永久磁石2に透孔を設けず、
単に凹部4を有する永久磁石2として用いたことから、
吸着取付具の嵩張り、特に永久磁石2の嵩張りに比して
吸着力の強い吸着取付具を得ることができる。
【0034】又、このように使用永久磁石2に透孔を設
けず、単に凹部4を有する永久磁石2として用いている
ことから、構成される吸着取付具の外観がシンプルとさ
れ、しかも取扱い時における該永久磁石2の破損を効果
的に避けることができる。
【0035】更に、用いられる永久磁石2に透孔を設け
ず、単に凹部4を有する永久磁石2としたことによっ
て、この永久磁石2を例えばフェライト磁石とした場
合、その成形コストが割安であり、しかも成形時におけ
る仕損品を生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係る吸着取付具の部品を装着物C
と共に示す部品分離斜視図
【図2】同装着物Cに吸着取付具を装備する状態を示す
断面図
【図3】同装着物Cを取付面Dに吸着する状態を示す断
面図
【図4】ヨーク1の板状本体部1aの要部拡大平面図
【図5】第二実施例に係る吸着取付具を装備した装着物
Cを取付面Dに吸着する状態を示す断面図
【図6】第三実施例に係る吸着取付具を装備した装着物
Cを取付面Dに吸着する状態を示す断面図
【図7】第四実施例に係る吸着取付具の部品を装着物C
と共に示す部品分離斜視図
【図8】同装着物Cに取付けた状態の吸着取付具の断面
【符号の説明】
1 ヨーク 2 永久磁石 3 孔 4 凹部 5 棒状体 6 接着 7 間隙 8 空室 9 係止面 10 環状凸状 11 凸部 A 吸着具 B ピン C 装着物 D 取付面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状本体部と、この板状本体部から屈曲
    又は湾曲して延設されている板状突出部とよりなるヨー
    クと、 前記板状本体部に一方の磁極面を接して取付けられてい
    る永久磁石とよりなる吸着具と、 該吸着具の取付けに用いられるピンとよりなる吸着取付
    具であって、 前記吸着具を構成するヨークは、該ヨークの板状突出部
    の先端が、該ヨークの板状本体部に一方の磁極面を接し
    て取付けられている前記永久磁石の他方の磁極面と面一
    又は該磁極面より僅かに突き出されており、 前記吸着具を構成する永久磁石は、前記ヨークの板状本
    体部に接している該永久磁石の面に、該ヨークの板状本
    体部に透設されている孔に連通する凹部を有し、 前記ピンは、棒状体の一方端が係止部とされ、且つ他方
    端が鍔状部とされていることを特徴とする吸着取付具。
  2. 【請求項2】 ヨークの板状本体部が円板状であり、該
    円板状をなす板状本体部の周側から板状突出部が環状に
    延設されていることを特徴とする請求項1記載に係る吸
    着取付具。
  3. 【請求項3】 ヨークの板状本体部が四角形状であり、
    該四角形状をなす板状本体部の対向している側から板状
    突出部が互に向き合って延設されていることを特徴とす
    る請求項1記載に係る吸着取付具。
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