JPH0747912B2 - 間仕切用パネルの駆動機構 - Google Patents

間仕切用パネルの駆動機構

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JPH0747912B2
JPH0747912B2 JP2177073A JP17707390A JPH0747912B2 JP H0747912 B2 JPH0747912 B2 JP H0747912B2 JP 2177073 A JP2177073 A JP 2177073A JP 17707390 A JP17707390 A JP 17707390A JP H0747912 B2 JPH0747912 B2 JP H0747912B2
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英二 金子
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Fuj Hensokuki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建物の室内の天井に配設されたレールにラン
ナーを介して吊下され、同レルに沿って移動して室内空
間を所望の位置で仕切って多目的に使用可能とする間仕
切用パネルの駆動機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、間仕切用パネルの駆動機構としては、天井レール
にランナーを転動自在に係合し、同ランナーに間仕切用
パネルを吊下支持し、同間仕切用パネル内にランナーを
回動させる駆動モータを納め、この駆動モータの回転に
基づいてランナーを天井レールに沿って転動させ、間仕
切用パネルを所定方向に移動させる機構が知られている
(特開昭60-98081号公報)。
この機構においては、ランナーが間仕切用パネルの上方
に突設された垂直軸の上端部に一体的に形成されて同垂
直軸を中心にして回動し、同ランナーの下方に垂直軸が
貫通されて回動自在に保持された補助ランナーが配設さ
れるとともに、天井レールがランナー走行部と補助ラン
ナー走行部とに分割され、ランナーがランナー走行部を
走行し、同ランナーの下方に設けられた補助ランナーが
補助ランナー走行部を走行するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の間仕切用パネルの駆動機構では、
コーナ部を走行するための特別の機構が備えられていな
いのでコーナ部の走行が円滑なものとならず、また間仕
切用パネルを収納位置から間仕切り位置へ又は間仕切り
位置から収納位置へ駆動するための制御がなされておら
ず、従って円滑かつ確実な駆動が行われないという問題
点があった。
本発明の目的は、コーナ部の走行を円滑かつ速やかに行
うことができるとともに、間仕切用パネルを収納位置か
ら間仕切り位置へ又は間仕切り位置から収納位置へ円滑
かつ確実に走行制御ができる間仕切用パネルの駆動機構
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、第1の発明では間仕切用
パネルの上部には、同間仕切用パネルの上方に設けられ
た駆動用レールに沿って転動可能に形成されて前記間仕
切用パネルを移動させるための駆動ランナーを備えると
ともに、同じく間仕切用パネルには前記駆動ランナーを
駆動させて間仕切用パネルの移動を開始させる間仕切開
始手段と、駆動ランナーを停止させて間仕切用パネルを
所定の間仕切位置に停止させる間仕切停止手段と、間仕
切用パネルの間仕切位置から駆動ランナーを駆動させて
間仕切用パネルの収納を開始する収納開始手段と、駆動
ランナーの駆動を停止させて間仕切用パネルを収納位置
に停止させる収納停止手段とを備えるという構成を採用
している。
また、第2の発明では、第1の発明において前記駆動ラ
ンナーの下方には、間仕切用パネルを支持し、かつ支持
用レールに沿って移動可能に形成された支持ランナーを
配設し、同支持ランナーと駆動ランナーとの間に回動可
能に形成された連結軸を介在させるという構成を採用し
ている。
さらに、第3の発明では、第1の発明において前記駆動
ランナーは、間仕切用パネルを支持し、回転駆動させる
支持軸を中心にして旋回可能に形成され、同支持軸と前
記駆動用レール上を転動する駆動ローラとの間に駆動力
伝達機構を有するとともに、前記駆動ローラと対向する
位置で駆動力伝達機構に連結されず自在回転する従動ロ
ーラを有するという構成を採用している。
また、第4の発明では、前記第1、第2又は第3の発明
において、前記駆動用レール、支持用レール又は間仕切
用パネルが走行する床面には磁束を発生する磁束発生手
段を設けるとともに、間仕切用パネルの上部には同磁束
発生手段からの磁束を検出できる磁束検出手段を設ける
という構成を採用している。
〔作用〕
第1の発明では、間仕切開始手段が作動することによっ
て、間仕切用パネルの上部に配設された駆動ランナーが
駆動用レールに沿って転動することにより、間仕切用パ
ネルが移動を開始し、間仕切用パネルが所定の間仕切位
置に来ると間仕切停止手段が作動して駆動ランナーの駆
動が停止し、間仕切用パネルが所定の間仕切位置に停止
することによって間仕切りが完了する。
次に、この状態から収納開始手段が作動すると、駆動ラ
ンナーが前記とは逆方向に駆動を始め、間仕切用パネル
が収納位置に達すると、収納停止手段が作動して駆動ラ
ンナーが停止することにより、間仕切用パネルは収納位
置に収納される。
また、第2の発明では、上記第1の発明において前記駆
動ランナーが駆動用レールに沿って移動するとともに、
その下方に支持された支持ランナーが間仕切用パネルを
支持し、かつ支持用レールに沿って移動することによ
り、間仕切用パネルが移動し、コーナ部においては支持
ランナーと駆動ランナーとの間に連結された連結軸が回
動することにより、間仕切用パネルは容易に方向を変え
て移動することができる。
さらに、第3の発明では、第1の発明において駆動ラン
ナーが駆動用レール上を転動することにより間仕切用パ
ネルは移動し、駆動用レールのコーナ部においては駆動
ランナーが旋回して容易に所定の方向に向きを変えるこ
とができる。
また、第4の発明では、第1、第2又は第3の発明にお
いて、駆動用レール、支持用レール又は間仕切用パネル
が走行する床面には磁束を発生する磁束発生手段が設け
られているので、間仕切用パネルの上部に配設された磁
束検出手段が同磁束発生手段からの磁束を検出し、間仕
切用パネルの駆動が停止され、また逆に間仕切用パネル
の駆動が開始される。
〔第1実施例〕 以下に本発明を間仕切用パネルの牽引自走式の駆動機構
に具体化した実施例について、第1〜8図に基づいて説
明する。
第3図に示すように、長さ2m〜十数m、幅約1〜2m、厚
さ10数cmの上下方向に延びた間仕切用パネル1内の上部
には、回転駆動源としての走行用モータ2が配設され、
間仕切用パネル1内の右側中央部に固定されたバッテリ
3とリード線4で電気的に接続されることにより回転駆
動されるようになっている。この走行用モータ2の上方
には、同走行用モータ2の回転軸5をそれと直交する2
つの回転軸6a,6bに回転力を分配するための差動装置7
が配設されている。そして、走行用モータ2が回転する
と、差動装置7を介して回転軸6a,6bが同一方向に回転
するようになっている。
なお、前記回転軸6bのほぼ中央部には開放クラッチ機構
55が備えられ、同開放クラッチ機構55の下端部には水平
方向に延びる操作ロッド56の一端が取付けられ、同操作
ロッド56の他端は間仕切用パネル1の端面に露出し、ク
ラッチ孔57となっている。そして、図示しない操作ハン
ドルをクラッチ孔57にさし込んで回動させると、開放ク
ラッチ機構55は回転軸6bの両側を遮断する。その結果、
間仕切用パネル1を手で押して移動させることができ
る。
間仕切用パネル1の前後(同図左右)上方には、円板状
の支持ランナー13が配設され、同支持ランナー13の中心
部には垂直軸14が回転可能に挿通支持されている。この
支持ランナー13の下部4個所には、間仕切用パネル1を
支持するための支持ローラ15が回転可能に支持されてい
る。上記垂直軸14の下端部には傘歯車16が取付けられ、
同傘歯車16は前記水平方向に延びる回転軸6a,6bの先端
部に取付けられた傘歯車17a,17bと噛合して回転軸6a,6b
の回転を垂直軸14に伝達できるようになっている。
上記支持ランナー13の上方には、間仕切用パネル1を移
動させるための駆動ランナー18が配設され、両者は前記
垂直軸14の上端部に一端が回動可能に支持され他端が駆
動ランナー18の下端部に回動可能に支持された連結軸19
によって連結され、同連結軸19によって駆動ランナー18
に回転力が伝達されるようになっている。
ここで、上記連結軸19について説明する。第6〜8図に
示すように、この連結軸19は上部連結軸20と下部連結軸
21とからなり、下部連結軸21の下端部は前記垂直軸14の
上端部に対して直交方向にピンが挿通されることによっ
て互いに方向自在に回動できるユニバーサルジョイント
22となっており、同様にして上部連結軸20の上端部も駆
動ランナー18の後述する駆動ローラ23の回転軸24の下端
部に対して直交方向にピンが挿通されることによって互
いに方向自在に回動できるユニバーサルジョイント25と
なっている。
上部連結軸20は内部が図示しない六角柱状に穿孔された
六角孔を有する筒状に形成され、六角柱状に形成された
下部連結軸21が摺動可能に挿通されている。また、上部
連結軸20の中央部には上下方向に長い一対の長孔27が透
設され、一方下部連結軸21の上端部には円形の孔28が透
設され、支持ピン29がこれら長孔27と孔28を貫通してい
る。上部連結軸20の下端部は拡径されたフランジ部30と
なり、同フランジ30と支持ピン29の下部位置において上
部連結軸20に外嵌された円環状のバネ受け31との間には
コイルバネ32が介在されている。
そして、下部連結軸21が上部連結軸20から離れるように
下降移動したとき、支持ピン29は長孔27内を下降移動す
るとともに、コイルバネ32が圧縮され、逆に下降移動さ
せようとする力がなくなって下部連結軸21が元に戻るよ
うに上昇移動すると支持ピン29は長孔27内を上昇移動す
ると同時にコイルバネ32が伸びて元の状態に戻るように
なっている。
第3,5図に示すように、駆動ランナー18の下部4個所に
はローラ33が回転可能に支持されて駆動用レール34上を
転動するとともに、上部には前記連結軸19の回転に基づ
いて駆動用レール34の壁34aを押圧しながら駆動ランナ
ー18を移動させる駆動ローラ23が回転可能に支持されて
いる。また、同駆動ローラ23と反対側の側方には駆動用
レール34の壁34bにスプリング53によって押圧されて接
触し回転するローラ35が回転可能に支持されている。
なお、駆動ランナー18の駆動ローラ23は第1図左側が低
い位置に設置され、同図右側が高い位置に設置されてい
るが、これは駆動用レール34が分岐している場合、同駆
動用レール34に設けられた図示しない案内レールによっ
てそれぞれ別個のレールに誘導するためのものである。
また、前記支持ローラ15は駆動用レール34の下部に設け
られた支持用レール36上を間仕切用パネル1を支持しな
がら転動するようになっている。
前記間仕切用パネル1内下部には、水平方向に延びる作
動軸37が回動可能に支持され、その一端部(第1図左端
部)には接天接床用モータ38が取付けられ、他端部には
手動ハンドル操作用の軸孔39が穿設されている。同作動
軸37には菱形形状の上下動部材40が左右の対向する部分
において作動軸37に対して互いに逆方向に移動可能に支
持され、作動軸37の回動により上下に対向する部分が上
下動できるようになっている。
この上下動部材40の上端部には、上下方向に延びる接天
昇降軸41の下端が一体的に取付けられ、同接天昇降軸41
の上端部は間仕切用パネル1の上端面にその長さ方向に
延びるゴム製の接天クッション43の下部に取付けられて
いる。また、上下動部材40の下端部には上下方向に延び
る接床昇降軸44の上端が一体的に取付けられ、同接床昇
降軸44の下端部は間仕切用パネル1の下端面に沿って延
びる同じくゴム製の接床クッション45の上部に取付けら
れている。
そして、接天接床用モータ38又は図示しない手動ハンド
ルを操作することにより、上下動部材40の上端部が上方
へ動き、下端部が下方へ動くと、接天クッション43が天
井に当接し、接床クッション45が床に当接して間仕切用
パネル1の両側の部屋の間の遮蔽を確実にできるように
なっている。
なお、間仕切用パネル1のうち、最後に間仕切りを行う
間仕切用パネル1はいわゆるテレスコパネルと称され、
これには接天クッション43、接床クッション45と同様に
前後方向(第3図左右方向)へ突出する図示しないクッ
ションが設けられている。
前記間仕切用パネル1の表面(第3図の手前側の面)の
左上部には、間仕切開始手段を構成する間仕切用受光管
46が取付けられ、それと対向する位置に設けられている
間仕切開始投光管75からの光L1が当たると走行用モータ
2が回転するようになっている。そして、収納位置にあ
る間仕切用パネル1を間仕切り位置へと移動させるよう
になっている。間仕切用パネル1の前端面の上部には、
間仕切停止手段としての反射型の走行停止用光電管47が
取付けられ、壁76b又は前の間仕切用パネル1に近づく
につれて入光量が多くなることによって走行用モータ2
が停止するようになっている。そして、間仕切用パネル
1を間仕切り位置に停止させるようになっている。
間仕切用パネル1の上面には、収納停止手段を構成する
反射型の収納停止用光電管48が取着され、光を受けて間
仕切用パネル1の収納を停止するようになっている。ま
た、間仕切用パネル1の後端面の上部には、反射型の接
天接床用光電管49が取着され、接天接床用モータ38が作
動するようになっている。同接天接床用光電管49の下方
には収納開始手段を構成する収納開始用受光管50が取付
けられ、壁76aに設けられた収納開始用投光管77からの
光L2を受けて間仕切り位置にある間仕切用パネル1の収
納を開始できるようになっている。なお、間仕切用パネ
ル1の後端面下部には、バッテリ充電用端子51が設けら
れ、逐次バッテリ3に充電できるようになっている。ま
た、間仕切用パネル1の下部には操作盤52が設けられ、
同操作盤52が設けられている間仕切用パネル1の走行用
モータ2や接天接床モータ38を操作できるようになって
いる。
第4図はコーナ部における駆動用レール34及び支持用レ
ール36を示す斜視図であり、支持用レール36は直角部36
aを形成し、駆動用レール34は支持用レール36の直角部3
6aより外方へ円弧状に突出した弧状部34cを形成してい
る。
なお、第1,2図に示すように、前記支持用レール36内に
は、磁束を発生する磁束発生手段としての誘導線78が敷
設されるとともに、間仕切用パネル1の上面には同誘導
線78からの磁束を検出できる磁束検出手段としてのコイ
ル79が取着されている。なお、上記誘導線78を図示しな
い床面やじゅうたんの下等に敷設することもできる。そ
して、壁76bに設けられた操作パネル80の非常停止ボタ
ン81を押すことにより、コイル79が誘導線78からの磁束
を検出し、全ての間仕切用パネル1の走行用モータ2を
停止させるようになっている。また、再度間仕切用パネ
ル1を移動させるときには、上記操作パネル80の手動ス
イッチ82を押すことにより行うことができる。なお、操
作パネル80は全部の間仕切用パネル1を操作できるよう
になっている。
さて、上記のように構成された間仕切用パネル1の牽引
自走式の駆動機構について、作用及び効果を説明する。
第1,3図に示すように、まず間仕切用受光管46が収納庫8
3の入口外方に設けられた間仕切開始用投光管75からの
光L1を感知すると、走行用モータ2が回転駆動する。走
行用モータ2が回転駆動すると、その回転力は回転軸
5、差動装置7を介して回転軸6a,6bに伝達され、回転
軸6a,6bがそれぞれ同方向に回転する。
これら回転軸6a,6bが回転すると、その両先端部に取付
けられた傘歯車17a,17bが垂直軸14の下端部に取付けら
れた傘歯車16と噛合しているので、垂直軸14は回転し、
それらの回転方向は両垂直軸14とも同じとなる。両垂直
軸14の回転は連結軸19を介して駆動ランナー18の駆動ロ
ーラ23に伝達される。この駆動ローラ23は駆動用レール
34の壁34aを押圧しながら回転するので、間仕切用パネ
ル1は第1図の左方向へ移動する。
この1枚目の間仕切用パネル1が第1のコーナ部66aに
達すると、駆動ローラ23が90度回転し駆動ランナー18は
駆動用レール34に沿って第1図の上方へ移動する。次い
で、間仕切用パネル1が第2のコーナ部66bに達する
と、第4,5図に示すように、駆動ランナー18は駆動用レ
ール34の弧状部34cに沿って円弧状に滑らかに移動す
る。一方、支持ランナー13は支持用レール36の直角部36
aに沿って直角に移動する。
この際、第1図に示すように、間仕切用パネル1が第2
のコーナ部66bにさしかかったとき、間仕切用パネル1
の進行方向の後側の駆動ランナー18はほぼ停止した状態
となり、その間に前側の駆動ランナー18は進行方向を変
えて前進する。このとき、後側の駆動ランナー18に連結
された垂直軸14の回転はほぼ停止するので、傘歯車16,1
7bを介して連結された回転軸6bもほぼ停止する。従っ
て、差動装置7において走行用モータ2からの回転力
は、回転軸6aがほぼ2倍の速さで回転するように伝達さ
れる。
続いて、間仕切用パネル1が第1図の二点鎖線の状態に
至ると、前側の駆動ランナー18はほとんど停止した状態
となり、この間に後側の駆動ランナー18はそのまま前進
する。このとき、前記とは逆に前側の駆動ランナー18が
ほぼ停止することにより、回転軸6aの回転がほぼ停止す
る。従って、差動装置7の作用によって、回転軸6bはほ
ぼ2倍の速さで回転することとなる。
また、上部連結軸20と下部連結軸21には互いに離れる方
向に力が加わるが、上部連結軸20と駆動ローラ23の回転
軸24との間及び下部連結軸21と垂直軸14との間はそれぞ
れユニバーサルジョイント22,25となっているので、連
結軸19の傾斜角度が大きくなるとともに、支持ピン29が
長孔27内を摺動し、かつコイルバネ32が圧縮されること
により、上部連結軸20と下部連結軸21とが第2のコーナ
部66bを移動するにつれて徐々に離れるように移動す
る。
次に、この間仕切用パネル1が壁76bに接近すると、走
行停止用光電管47からの光が壁76bに反射してその光を
同走行停止用光電管47が感知して走行用モータ2を停止
させる。このとき、駆動ランナー18は間仕切用パネル1
より先行して走行するため、間仕切用パネル1の停止位
置より先行した位置で停止し、連結軸19に巻回されたコ
イルバネ32によって間仕切用パネル1を引っ張る形で停
止する。
次に、2枚目の間仕切用パネル1は上記1枚目の間仕切
用パネル1が第1図の上方へ移動したとき、間仕切開始
用投光管75からの光が間仕切用受光管46に当たって移動
を開始し、収納庫83から出て移動し、1枚目の間仕切用
パネル1に接近し、走行停止用光電管47が作動して1枚
目の間仕切用パネル1に接触して停止する。このとき、
1枚目の接天接床用光電管49が作動し、接天接床用モー
タ38が回転し、上下動部材40が上下方向に伸縮すること
により、接天昇降軸41が上昇して接天クッション43が天
井に接触するとともに、接床昇降軸44が下降して接床ク
ッション45が床に接触する。従って、間仕切用パネル1
の上端縁と天井との間及び間仕切用パネル1の下端縁と
床との間が完全に遮蔽され、密閉性、遮音性等の機能が
発揮される。続いて、間仕切用パネル1が同様にして順
次収納庫83から引き出され、その前の間仕切用パネル1
に接触するとともに、接天クッション43及び接床クッシ
ョン45がそれぞれ天井及び床に接触する。最後の間仕切
用パネル1であるテレスコパネルは、その前の間仕切用
パネル1に接触するとともに、前後のクッションが前後
方向に広がり、次いで接天クッション43及び接床クッシ
ョン45がそれぞれ天井及び床に接触する。このようにし
て間仕切りが完了する。
次に、間仕切用パネル1の収納について説明する。
第2図に示すように、壁76aに設けられた収納開始用投
光管77からの光L2をテレスコパネルと称される間仕切用
パネル1の収納開始用受光管54が感知すると、接天接床
用モータ38が回転駆動して接床昇降軸44が下降して接天
クッション43が天井から離れると同時に、接床昇降軸44
が上昇して接床クッション45が床から離れる。その後、
図示しない間仕切用パネル1の前後のクッションが収納
される。このとき、図示しないリミットスイッチが作動
し、走行用モータ2が前記間仕切の時とは逆方向に回転
駆動する。そして、差動装置7、回転軸6a,6b、垂直軸1
4、連結軸19を介して駆動ローラ23が前記とは逆方向に
回転する。そのため、駆動ランナー18は駆動用レール34
上を第2図の右方へ移動する。
そして、間仕切用パネル1が第2のコーナ部66bに達す
ると、駆動ランナー18が垂直方向に向きを変えて駆動用
レール34上を同図下方へ移動する。そして、間仕切用パ
ネル1が第1のコーナ部66aに達すると、間仕切用パネ
ル1はその方向を変えて収納庫83内に向かって(第2図
右方向)収納されてゆく。
収納庫83内では収納停止用光電管48が収納庫83内上壁の
反射板84が反射した光を感知すると、間仕切用パネル1
が移動を停止する。この間仕切用パネル1が移動を開始
したとき、それに隣接する間仕切用パネル1の接天接床
用光電管49が作動して接天クッション43、接床クッショ
ン45が収納される。続いて、この間仕切用パネル1の収
納開始用受光管50が壁76aに設けられた収納開始用投光
管77からの光L2を感知して移動を開始する。そして、前
記間仕切用パネル1と同様にして収納庫83内に収納され
てゆき、収納停止用光電管48が収納庫83上壁の反射板84
に反射した光を感知することにより停止する。
なお、反射板84は収納庫83上壁に駆動用レール34に対し
て斜めに配置されているので、間仕切用パネル1は収納
庫83内の所定位置で停止する。このようにして、順次間
仕切用パネル1が収納庫83内へ収納されてゆく。全部の
間仕切用パネル1が収納されると、前記収納開始用投光
管77と対向する位置の壁76bに設けられた電源停止用光
電管85が感知して収納開始用投光管77の投光を停止させ
る。
上記のように、本実施例の間仕切用パネルの駆動機構に
よれば、第1及び第2のコーナ部66a,66bにおいて間仕
切用パネル1が円滑かつ速やかに駆動される上に、間仕
切用パネル1の間仕切りが円滑かつ確実に行われ、間仕
切りとして優れた遮音性等が発揮される。なお、支持用
レール36は直角に形成されているので、支持用レール36
を天井に取付けるための施工が容易で、しかも支持用レ
ール36を設置するための設置場所の設定に制約を受ける
ことが少ない。また、下方から天井を見たときの外観が
良好である。
〔第2実施例〕 以下に本発明の間仕切用パネルの旋回自走式の駆動機構
に具体化した別の実施例を第1,2図及び第9〜15図に基
づいて説明する。なお、本実施例においては、主に上記
第1実施例と異なる部分について説明する。
第9,10図に示すように、間仕切用パネル1の上部に支持
された垂直軸14の上方には、間仕切用パネル1を移動さ
せるための駆動ランナー18が配設され、同駆動ランナー
18の下部中央から下方へ延びる支持軸としての回転軸24
と上記垂直軸14との間には両端部が方向自在に回動でき
るユニバーサルジョイント22,25で連結された連結軸19
が介在され、同連結軸19を介して駆動ランナー18に回転
力が伝達されるようになっている。
第10図に示すように、同駆動ランナー18の両側(第9図
の表面側及び裏面側)には駆動ローラ23及び従動ローラ
60が回転可能に支持され、前記回転軸24に設けられた駆
動力伝達機構を構成する傘歯車61と同駆動ローラ23の支
軸62の内端部に設けられた同じく駆動力伝達機構を構成
する傘歯車63が噛合することによって、回転軸24からの
回転駆動力が駆動ローラ23に伝達されて駆動ローラ23が
回転駆動されるようになっている。一方、駆動ローラ23
と対向する位置にある従動ローラ60は回転駆動されず自
在回転できるようになっており、その結果駆動ランナー
18は回転軸24を中心として円滑に旋回できるようになっ
ている。
第9,12図に示すように、同駆動ランナー18の上面の四隅
には、外側ローラ64が回転可能に支持されている。そし
て、駆動用レール34の直線部65aやコーナ部66a,66bにお
ける外側周壁67に沿って移動できるようになっている。
また、2つの外側ローラ64間(前記駆動ローラ23の上方
位置)には、2つの内側ローラ68が上記外側ローラ64よ
りも高い位置において回転可能に支持され、駆動用レー
ル34の直線部65aやコーナ部66a,66bにおける内側周壁69
に沿って移動できるようになっている。また、この内側
ローラ68は、第12図の二点鎖線で示す外側周壁70に沿っ
て移動でき、その結果内側ローラ68は内側周壁69と外側
周壁70によって所定方向に誘導される。従って、この場
合、外側周壁67を省略することが可能である。
さて、上記のように構成された間仕切用パネル1の旋回
自走式の駆動機構について、作用及び効果を説明する。
前記第1実施例と同様に、走行用モータ2の作動によ
り、差動装置7を介して回転軸6a,6bの回転力が垂直軸1
4に伝達される。両垂直軸14の回転は連結軸19を介して
駆動ランナー18の回転軸24に伝達され、この回転軸24の
回転の両傘歯車61,63を介して駆動ローラ23に伝達され
る。この駆動ローラ23は駆動用レール34上を転動するの
で、間仕切用パネル1は収納庫内を第1図右から左方向
へ移動する。
この1枚目の間仕切用パネル1が駆動用レール34の第1
のコーナ部66aに達すると、移動方向を変えて第1図上
方へ移動する。続いて、間仕切用パネル1が第2のコー
ナ部66bに達すると、同図に示すように、前記第1実施
例と同様に、いずれか一方の駆動ランナー18の移動がほ
とんど停止した状態となり、このとき差動装置7の作用
により他方の駆動ランナー18が一層速い速度で移動す
る。従って、間仕切用パネル1は第2のコーナ部66bに
おいて円滑かつ速やかに移動することができる。
なお、この第2のコーナ部66bにおいては、駆動ランナ
ー18は次のようにして旋回する。
第12図に示すように、駆動ランナー18の外側ローラ64は
駆動用レール34の旋回領域71に入るとともに、内側ロー
ラ68の一方がコーナ部66における内側周壁69に達する。
次に、第13図に示すように、駆動ランナー18がさらに移
動し、その位置で駆動ローラ23が回転すると、内側ロー
ラ68は内側周壁69及び外側内周70に沿って移動する。こ
のとき、内側周壁69の角部は内側ローラ68の回転移動を
許容するためのR状に形成された回転許容角部72となっ
ているので、内側ローラ68は内側周壁69の回転許容角部
72に沿って滑らかに移動する。
次に、第14図に示すように、駆動ランナー18が270度回
転すると、内側ローラ68が位置する内側周壁69の角部は
内側ローラ68の回転を停止するための直角状に形成され
た回転停止角部73となっているので、内側ローラ68はそ
れ以上回転することができず、従って、駆動ランナー18
は、その位置から前方(第14図左側)へ移動し始める。
続いて、第15図に示すように、駆動ランナー18は前記駆
動用レール34の直線部5aと直交する方向へ旋回領域71か
ら延びる別の直線部65bへ移動する。このようにして、
駆動ランナー18は移動方向を直角に変え、第1図左方向
へ円滑に移動する。
なお、駆動ランナー18と間仕切用パネル1との間に設け
られた連結軸19はその上下両端部がユニバーサルジョイ
ント22,25で連結されているので、間仕切用パネル1が
駆動ランナー18に引っ張られて円滑に駆動される。その
他、前記第1実施例と同様の効果を奏する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の
趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下のように構成するこ
ともできる。
(1)前記両実施例では、間仕切用パネル1内にバッテ
リ3を内蔵して走行用モータ2を駆動させたが、これ以
外に駆動用レール34又は支持用レール36に電線を張ると
ともに、間仕切用パネル1の上部に集電子(パンタグラ
フ)を設けることにより、外部から電力を供給して走行
用モータ2を駆動させることもできる。上記電線とし
て、いわゆるトロリーワイヤーを使用することができ
る。
(2)前記第1実施例においては、第1又は第2のコー
ナ部66a,66bにおける支持用レール36を直角に形成した
が、多少R状に形成されたものであってもよい。この場
合にも支持ランナー13は、第1又は第2のコーナ部66a,
66bを円滑に移動することができる。
(3)前記第1及び第2実施例における間仕切用受光管
46、走行停止用光電管47、収納停止用光電管48、接天接
床用光電管49及び収納開始用受光管50の設置位置は、間
仕切用パネル1の設置場所、形状、使用目的等に応じ、
間仕切用パネル1の表面、裏面、上面、両端面等のいず
れの位置であっても差し支えない。
(4)前記第2実施例において、駆動用レール34の旋回
領域71における内側集壁69の角部の形状は、上記実施例
では駆動ランナー18が270度回転するものとしたが、設
置場所等に応じて90度等に回転するものとすることもで
きる。
(5)前記第2実施例において、内側ローラ68の高さ及
び内側周壁69の高さを対応させて変えることにより、駆
動ランナー18を直線走行から分岐するレールへと移行さ
せることができる。
(6)本発明においては、間仕切開始手段、間仕切停止
手段、収納開始手段及び収納停止手段として、リミット
スイッチを使用することができる。ただし、このリミッ
トスイッチは停止位置やコーナ部に多数設置しなければ
ならないので、前記実施例の光電管に比べて構造や配線
が複雑になり、従って大型化して美観が悪くなるため、
そのような点を配慮する必要がある。
〔発明の効果〕
本発明における第1の発明の間仕切用パネルの駆動機構
によれば、間仕切開始手段が作動することによって、間
仕切用パネルが移動を開始し、間仕切用パネルが所定の
間仕切位置に来ると間仕切停止手段が作動して間仕切用
パネルが所定の間仕切位置に停止することによって間仕
切りを完了させることができるとともに、収納開始手段
が作動すると、間仕切用パネルが前記とは逆方向に移動
を始め、間仕切用パネルが収納位置に達すると、収納停
止手段が作動して間仕切用パネルは収納位置に収納さ
れ、間仕切用パネルの円滑かつ確実な走行制御ができる
という効果を奏する。
また、第2の発明では、上記第1の発明において前記駆
動ランナーが駆動用レールに沿って移動するとともに、
支持ランナーが間仕切用パネルを支持しかつ支持用レー
ルに沿って移動することにより、間仕切用パネルが移動
し、コーナ部においては支持ランナーと駆動ランナーと
の間に連結された連結軸が回動することにより、間仕切
用パネルは円滑に移動でき、従って間仕切用パネルの間
仕切り及び収納が円滑かつ確実に行われるという効果を
奏する。
さらに、第3の発明では、第1の発明において駆動ラン
ナーが駆動用レール上を転動することにより間仕切用パ
ネルは移動し、駆動用レールのコーナ部においては駆動
ランナーが旋回して所定の方向に向きを変えることがで
き、従って間仕切用パネルの間仕切り及び収納が円決か
つ確実に行われるという効果を奏する。
また、第4の発明では、第1、第2又は第3の発明にお
いて、駆動用レール、支持用レール又は間仕切用パネル
が走行する床面には磁束を発生する磁束発生手段が設け
られているので、間仕切用パネルの上部に配設された磁
束検出手段が同磁束発生手段からの磁束を確実に検出で
き、従って非常時等において間仕切用パネルの駆動を速
やかに停止したり、開始したりすることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明の第1実施例を示す図であって、第
1図は間仕切用パネルの収納位置から間仕切り位置への
移動状態を示す概略平面図、第2図は間仕切用パネルの
間仕切り位置から収納位置への移動状態を示す概略平面
図、第3図は駆動機構を備えた間仕切用パネルの斜視
図、第4図はコーナ部における駆動用レール及び支持用
レールを示す斜視図、第5図は第4図のV−V線断面
図、第6図は連結軸を示す正面図、第7図は上部連結軸
を示す正面図、第8図は下部連結軸を示す正面図、第9
〜15図は第2実施例を示す図であって、第9図は間仕切
用パネルを示す斜視図、第10図は駆動ランナーの駆動機
構を示す正面図、第11図は駆動ランナーの駆動機構を示
す側面図、第12〜15図はランナー部分のコーナ部におけ
る旋回状態を示す断面図である。 1……間仕切用パネル、13……支持ランナー、18……駆
動ランナー、19……連結軸、23……駆動ローラ、24……
支持軸としての回転軸、34……駆動用レール、36……支
持用レール、46……間仕切開始手段としての間仕切用受
光管、47……間仕切停止手段としての走行停止用光電
管、48……収納停止手段としての収納停止用光電管、50
……収納開始手段としての収納開始用受光管、60……従
動ローラ、61,63……駆動力伝達機構としての傘歯車、7
8……磁束発生手段としての誘導線、79……磁束検出手
段としてのコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼井 洋 岐阜県岐阜市中洲町18番地 富士変速機株 式会社内 (72)発明者 古田 祥宏 岐阜県岐阜市中洲町18番地 富士変速機株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切用パネル(1)の上部には、同間仕
    切用パネル(1)の上方に設けられた駆動用レール(3
    4)に沿って転動可能に形成されて前記間仕切用パネル
    (1)を移動させるための駆動ランナー(18)を備える
    とともに、同じく間仕切用パネル(1)には前記駆動ラ
    ンナー(18)を駆動させて間仕切用パネル(1)の移動
    を開始させる間仕切開始手段(46)と、駆動ランナー
    (18)を停止させて間仕切用パネル(1)を所定の間仕
    切位置に停止させる間仕切停止手段(47)と、間仕切用
    パネル(1)の間仕切位置から駆動ランナー(18)を駆
    動させて間仕切用パネル(1)の収納を開始する収納開
    始手段(50)と、駆動ランナー(18)の駆動を停止させ
    て間仕切用パネル(1)を収納位置に停止させる収納停
    止手段(48)とを備えたことを特徴とする間仕切用パネ
    ルの駆動機構。
  2. 【請求項2】前記駆動ランナー(18)の下方には、間仕
    切用パネル(1)を支持し、かつ支持用レール(36)に
    沿って移動可能に形成された支持ランナー(13)を配設
    し、同支持ランナー(13)と駆動ランナー(18)との間
    に回動可能に形成された連結軸(19)を介在させること
    を特徴とする請求項1に記載の間仕切用パネルの駆動機
    構。
  3. 【請求項3】前記駆動ランナー(18)は、間仕切用パネ
    ル(1)を支持し、回転駆動される支持軸(24)を中心
    にして旋回可能に形成され、同支持軸(24)と前記駆動
    用レール(34)上を転動する駆動ローラ(23)との間に
    駆動力伝達機構(61,63)を有するとともに、前記駆動
    ローラ(23)と対向する位置で駆動力伝達機構(61,6
    3)に連結されず自在回転する従動ローラ(60)を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の間仕切用パネルの
    駆動機構。
  4. 【請求項4】前記駆動用レール(34)、支持用レール
    (36)又は間仕切用パネル(1)が走行する床面には磁
    束を発生する磁束発生手段(78)を設けるとともに、間
    仕切用パネル(1)の上部には同磁束発生手段(78)か
    らの磁束を検出できる磁束検出手段(79)を設けたこと
    を特徴とする請求項1、2又は3に記載の間仕切用パネ
    ルの駆動機構。
JP2177073A 1990-07-03 1990-07-03 間仕切用パネルの駆動機構 Expired - Lifetime JPH0747912B2 (ja)

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