JPH0748046Y2 - 栽培用苗床 - Google Patents
栽培用苗床Info
- Publication number
- JPH0748046Y2 JPH0748046Y2 JP1992030664U JP3066492U JPH0748046Y2 JP H0748046 Y2 JPH0748046 Y2 JP H0748046Y2 JP 1992030664 U JP1992030664 U JP 1992030664U JP 3066492 U JP3066492 U JP 3066492U JP H0748046 Y2 JPH0748046 Y2 JP H0748046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cultivation
- side plate
- bottom plate
- nursery
- irrigation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ミニトマト,かすみ草
等の草花等を栽培するにあたり、その栽培を温室等の施
設栽培で行う際に使用される栽培用苗床に関するもので
ある。
等の草花等を栽培するにあたり、その栽培を温室等の施
設栽培で行う際に使用される栽培用苗床に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】野菜や花等の栽培は、一般に耕地をベー
スとして行われ、その生産は露地栽培と呼ばれている
が、この方法は主として気象条件によって生産期間が制
約される。露地栽培の管理で重要な点は、播種前におけ
る耕起、整地などを丁寧に行うと共に、天候の変化によ
る生育遅延などから保護するため、紙あるいはビニー
ル,ポリエチレンその他の資材でトンネルやキャップを
作り、天候が安定するまでの期間中保護するという方法
も採られている。この露地栽培の期間以外に生産するた
めに、温室等の施設を利用するいわゆる施設栽培がおこ
なわれるが、いずれの栽培の管理においても特に注意を
必要とする点は、常に生育適温を保つようにすること、
過湿,過乾などにより、生育を阻害したりさせないこと
などである。
スとして行われ、その生産は露地栽培と呼ばれている
が、この方法は主として気象条件によって生産期間が制
約される。露地栽培の管理で重要な点は、播種前におけ
る耕起、整地などを丁寧に行うと共に、天候の変化によ
る生育遅延などから保護するため、紙あるいはビニー
ル,ポリエチレンその他の資材でトンネルやキャップを
作り、天候が安定するまでの期間中保護するという方法
も採られている。この露地栽培の期間以外に生産するた
めに、温室等の施設を利用するいわゆる施設栽培がおこ
なわれるが、いずれの栽培の管理においても特に注意を
必要とする点は、常に生育適温を保つようにすること、
過湿,過乾などにより、生育を阻害したりさせないこと
などである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記したように、栽培
の管理においても特に注意を必要とする点である過湿,
過乾の防止、つまり灌水の管理は栽培上きわめて重要で
ある。この灌水にはかなりの経験と熟練が必要であり、
高度の管理技術が要求される。すなわち、成長期におい
ては、土の表面だけを湿らせる程度に何度も灌水するよ
りも、水が土壌中によく浸透するように一度に十分灌水
するほうがよい。一方、開花させたり結実させたりする
生殖期への過渡期以降においては、全く反対に節水が必
要となる。この水管理における問題点は、露地栽培の場
合、植物の根が直接土壌に入り込んでいるために地下水
の影響を受けて灌水の管理が極めて難しくなるという点
である。また、施設栽培における苗床栽培においても、
鉢底の排水孔からの地下水の浸透、さらには該排水孔か
ら延び出た植物の根が地中に入り込み、露地栽培同様地
下水の影響を受けて灌水の管理が極めて難しくなるとい
う問題点がある。本考案は、従来技術の上記のような問
題点に鑑み、植物の栽培において、植物が地下水の影響
を受けることのない苗床を提供し、植物の栽培における
灌水の管理を確実に行うことができるようにすることを
目的とするものである。
の管理においても特に注意を必要とする点である過湿,
過乾の防止、つまり灌水の管理は栽培上きわめて重要で
ある。この灌水にはかなりの経験と熟練が必要であり、
高度の管理技術が要求される。すなわち、成長期におい
ては、土の表面だけを湿らせる程度に何度も灌水するよ
りも、水が土壌中によく浸透するように一度に十分灌水
するほうがよい。一方、開花させたり結実させたりする
生殖期への過渡期以降においては、全く反対に節水が必
要となる。この水管理における問題点は、露地栽培の場
合、植物の根が直接土壌に入り込んでいるために地下水
の影響を受けて灌水の管理が極めて難しくなるという点
である。また、施設栽培における苗床栽培においても、
鉢底の排水孔からの地下水の浸透、さらには該排水孔か
ら延び出た植物の根が地中に入り込み、露地栽培同様地
下水の影響を受けて灌水の管理が極めて難しくなるとい
う問題点がある。本考案は、従来技術の上記のような問
題点に鑑み、植物の栽培において、植物が地下水の影響
を受けることのない苗床を提供し、植物の栽培における
灌水の管理を確実に行うことができるようにすることを
目的とするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】このため本考案では、側
板と地面に敷設された底板とにより箱状に形成され内部
に培養土を充填してなる栽培用苗床において、前記側板
は前記底板の輪郭との間に余地部を隔てて立設されると
共に、前記側板の下端部あるいは前記側板の立設面と前
記底板との境界部に水抜き部を設けたものである。
板と地面に敷設された底板とにより箱状に形成され内部
に培養土を充填してなる栽培用苗床において、前記側板
は前記底板の輪郭との間に余地部を隔てて立設されると
共に、前記側板の下端部あるいは前記側板の立設面と前
記底板との境界部に水抜き部を設けたものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係る栽培用苗床の斜視図、図2は
栽培用苗床の灌水設備の斜視図である。
する。図1は本考案に係る栽培用苗床の斜視図、図2は
栽培用苗床の灌水設備の斜視図である。
【0006】図1に示すように、底板2は塩化ビニール
を素材とする帯状の波板により形成され、地面9に盛ら
れた盛土(図示せず)上に敷かれている。側板1は前記
波板により箱の側面状に形成され、前記底板2上の全体
にわたり、底板2の輪郭との間に余地部2aをつくって
立設されており、該側板1と底板2とにより形づくられ
る形状は箱状を成している。該側板1は、帯状の波板に
より形成された底板2上に立設されていることにより、
側板1と底板2との境界部には水抜き部3としての役を
成す間隙が形づくられている。前記底板1の角部1aと
側板1の任意の個所の地面9には略等間隔にポール4が
立設されている。該ポール4の下方の各ポール4間に
は、前記側板1に隣接して上下二段に円筒状の固定材5
が固定されており、側板1が倒れるのを防止すると共に
変形するのを防止している。また、前記ポール4の上部
には格子状の網6が前記底板2と略平行に取り付けてあ
る。前記側板1と底板2とにより形づくられた箱状の内
部には培養土7が従填されており、該培養土7には植物
8が植えつけてある。図2に示す灌水設備は次のように
構成されている。本栽培用苗床の上部には主給水管12
が張り巡らされている。該主給水管12の中途にはT字
ソケット13が設けられてあり、該T字ソケット13の
下方口には蛇腹ホース14が連結されている。該蛇腹ホ
ース14の他端は前記培養土7の表面に配置された2個
のT字ソケット15に連結されており、該T字ソケット
15の各左右の連結口15aには、培養土7の表面上を
略平行に布設され、その端部を前記固定材5に結びつけ
られることにより流出口が塞がれると共に、その全体に
わたって給水孔(図示せず)が穿設されたポリホース1
6が各々連結されている。
を素材とする帯状の波板により形成され、地面9に盛ら
れた盛土(図示せず)上に敷かれている。側板1は前記
波板により箱の側面状に形成され、前記底板2上の全体
にわたり、底板2の輪郭との間に余地部2aをつくって
立設されており、該側板1と底板2とにより形づくられ
る形状は箱状を成している。該側板1は、帯状の波板に
より形成された底板2上に立設されていることにより、
側板1と底板2との境界部には水抜き部3としての役を
成す間隙が形づくられている。前記底板1の角部1aと
側板1の任意の個所の地面9には略等間隔にポール4が
立設されている。該ポール4の下方の各ポール4間に
は、前記側板1に隣接して上下二段に円筒状の固定材5
が固定されており、側板1が倒れるのを防止すると共に
変形するのを防止している。また、前記ポール4の上部
には格子状の網6が前記底板2と略平行に取り付けてあ
る。前記側板1と底板2とにより形づくられた箱状の内
部には培養土7が従填されており、該培養土7には植物
8が植えつけてある。図2に示す灌水設備は次のように
構成されている。本栽培用苗床の上部には主給水管12
が張り巡らされている。該主給水管12の中途にはT字
ソケット13が設けられてあり、該T字ソケット13の
下方口には蛇腹ホース14が連結されている。該蛇腹ホ
ース14の他端は前記培養土7の表面に配置された2個
のT字ソケット15に連結されており、該T字ソケット
15の各左右の連結口15aには、培養土7の表面上を
略平行に布設され、その端部を前記固定材5に結びつけ
られることにより流出口が塞がれると共に、その全体に
わたって給水孔(図示せず)が穿設されたポリホース1
6が各々連結されている。
【0007】次に本実施例における灌水方法を説明す
る。本栽培用苗床および灌水設備はビニールハウス(図
示せず)内に設置されており、雨等による栽培用苗床へ
の影響は全く無い。栽培用苗床への灌水は、植物8の種
類によって各操作管理される。その植物への適時の灌水
は、主給水管12に水を流通させ、蛇腹ホース14を経
由してゴムホース16に導き、ゴムホース16の給水孔
より培養土7に散水させることにより成される。この水
は培養土7内を浸透して、過水は水抜き部3より栽培用
苗床外に排出される。ここにおいて、培養土7は地面9
と完全に隔離されているために地下水の影響を全く受け
ない。また、稀に植物8の根8aは培養土7内において
成長した後、水抜き部3より延び出ることがあるが、根
の習性として空気に触れるとその成長は止まる。これに
より、この水抜き部3より延び出た根8aは底板2の余
地部2aにおいてその成長を止め、根8aが地面9に接
することはなく、根8aが地下水を吸収する可能性はな
い。このように本栽培用苗床は地下水の影響をまったく
受けることは無く、灌水設備の水管理によってのみ植物
の成長及び生殖誘導管理が行われる。
る。本栽培用苗床および灌水設備はビニールハウス(図
示せず)内に設置されており、雨等による栽培用苗床へ
の影響は全く無い。栽培用苗床への灌水は、植物8の種
類によって各操作管理される。その植物への適時の灌水
は、主給水管12に水を流通させ、蛇腹ホース14を経
由してゴムホース16に導き、ゴムホース16の給水孔
より培養土7に散水させることにより成される。この水
は培養土7内を浸透して、過水は水抜き部3より栽培用
苗床外に排出される。ここにおいて、培養土7は地面9
と完全に隔離されているために地下水の影響を全く受け
ない。また、稀に植物8の根8aは培養土7内において
成長した後、水抜き部3より延び出ることがあるが、根
の習性として空気に触れるとその成長は止まる。これに
より、この水抜き部3より延び出た根8aは底板2の余
地部2aにおいてその成長を止め、根8aが地面9に接
することはなく、根8aが地下水を吸収する可能性はな
い。このように本栽培用苗床は地下水の影響をまったく
受けることは無く、灌水設備の水管理によってのみ植物
の成長及び生殖誘導管理が行われる。
【0008】尚、上記実施例においては、側板1と底板
2との境界部に形づくられた間隙をもって水抜き部3を
形成させているが、これに限定されるものではなく、図
3に示すように、側板の下端部に切り込み20が設けら
れたものや、側板の下部に穴21が設けられたものなど
でもよい。
2との境界部に形づくられた間隙をもって水抜き部3を
形成させているが、これに限定されるものではなく、図
3に示すように、側板の下端部に切り込み20が設けら
れたものや、側板の下部に穴21が設けられたものなど
でもよい。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案では、栽培用苗床
を、側板を地面に敷設された底板の輪郭との間に余地部
を隔てて立設させたので、苗床内部と地面とは完全に遮
断され植物が地下水の影響を受けることがない。また、
この余地部で栽培中の植物の根の成長が妨げられ直接土
壌に入り込むことがない。これにより植物の栽培におけ
る灌水の管理を確実に行うことができるという優れた効
果がある。
を、側板を地面に敷設された底板の輪郭との間に余地部
を隔てて立設させたので、苗床内部と地面とは完全に遮
断され植物が地下水の影響を受けることがない。また、
この余地部で栽培中の植物の根の成長が妨げられ直接土
壌に入り込むことがない。これにより植物の栽培におけ
る灌水の管理を確実に行うことができるという優れた効
果がある。
【図1】本考案に係る栽培用苗床の斜視図である。
【図2】栽培用苗床の灌水設備の斜視図である。
【図3】その他の実施例における斜視図である。
1 側板 2 底板 2a 余地部 3 水抜き部 7 培養土
Claims (1)
- 【請求項1】側板と地面に敷設された底板とにより箱状
に形成され内部に培養土を充填してなる栽培用苗床にお
いて、前記側板は前記底板の輪郭との間に余地部を隔て
て立設されると共に、前記側板の下端部あるいは前記側
板の立設面と前記底板との境界部に水抜き部を設けたこ
とを特徴とする栽培用苗床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992030664U JPH0748046Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 栽培用苗床 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992030664U JPH0748046Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 栽培用苗床 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617456U JPH0617456U (ja) | 1994-03-08 |
| JPH0748046Y2 true JPH0748046Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12310013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992030664U Expired - Lifetime JPH0748046Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 栽培用苗床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748046Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418944Y2 (ja) * | 1974-08-20 | 1979-07-14 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1992030664U patent/JPH0748046Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617456U (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |