JPH0748127Y2 - 陳列棚用カード類装着具 - Google Patents
陳列棚用カード類装着具Info
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- JPH0748127Y2 JPH0748127Y2 JP1993012134U JP1213493U JPH0748127Y2 JP H0748127 Y2 JPH0748127 Y2 JP H0748127Y2 JP 1993012134 U JP1993012134 U JP 1993012134U JP 1213493 U JP1213493 U JP 1213493U JP H0748127 Y2 JPH0748127 Y2 JP H0748127Y2
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Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陳列棚における棚板の
前端面に取付けて、商品の価格票や商品管理用ラベル等
のカード類を装着するようにしたカード類装着具の改良
に関するものである。
前端面に取付けて、商品の価格票や商品管理用ラベル等
のカード類を装着するようにしたカード類装着具の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術・考案が解決しようとする課題】陳列棚に
おける棚板の前端面には、一般に、前向き開口した蟻溝
が水平方向に延びるように形成されており、従来は、こ
の蟻溝の内面に価格票等のカード類を直接に貼り付ける
ようにしていた。しかし、蟻溝の内面に直接にカード類
を貼着する手段では、貼着できるカード類の上下幅寸法
が蟻溝の溝幅寸法に規定されてしまうため、広幅のカー
ド類を貼着できないばかりか、蟻溝の内面が曲面である
ため、カード類に表示されたバーコードをハンディタイ
プの接触式スキャナーにて読み取ることができず、更
に、消費者が価格等を読みにくいと言う問題があった。
おける棚板の前端面には、一般に、前向き開口した蟻溝
が水平方向に延びるように形成されており、従来は、こ
の蟻溝の内面に価格票等のカード類を直接に貼り付ける
ようにしていた。しかし、蟻溝の内面に直接にカード類
を貼着する手段では、貼着できるカード類の上下幅寸法
が蟻溝の溝幅寸法に規定されてしまうため、広幅のカー
ド類を貼着できないばかりか、蟻溝の内面が曲面である
ため、カード類に表示されたバーコードをハンディタイ
プの接触式スキャナーにて読み取ることができず、更
に、消費者が価格等を読みにくいと言う問題があった。
【0003】この点について従来技術としての実開昭4
8−20400号公報には、矩形の透明な合成樹脂板を
素材として、この合成樹脂板の上端縁に、蟻溝の上部に
係合する後ろ向きの上折り曲げ部を形成する一方、合成
樹脂板の下部を裏側に向けて2枚重ね状に折り返すこと
により、カード類を挟み込めるようにした袋部を形成
し、この袋部の裏側の部位の上端縁に、蟻溝の下部に係
合する後ろ向きの下折り曲げ部を形成することが記載さ
れている。この従来技術によると、蟻溝の上下幅寸法に
規制されることなく上下広幅のカード類を表示でき、し
かも、カード類をフラットな状態に表示できる利点を有
する。
8−20400号公報には、矩形の透明な合成樹脂板を
素材として、この合成樹脂板の上端縁に、蟻溝の上部に
係合する後ろ向きの上折り曲げ部を形成する一方、合成
樹脂板の下部を裏側に向けて2枚重ね状に折り返すこと
により、カード類を挟み込めるようにした袋部を形成
し、この袋部の裏側の部位の上端縁に、蟻溝の下部に係
合する後ろ向きの下折り曲げ部を形成することが記載さ
れている。この従来技術によると、蟻溝の上下幅寸法に
規制されることなく上下広幅のカード類を表示でき、し
かも、カード類をフラットな状態に表示できる利点を有
する。
【0004】しかし、その反面、この従来技術ではカー
ド類は2枚重ね状に形成した袋部に側端面の箇所から差
し込むものであるため、薄くて腰の弱いカード類の場合
には挿入が面倒であると言う問題があった。また、前記
したように側端面の箇所からカード類を差し込むもので
あるため、せいぜい2枚のカード類を左右両側から差し
込み得る程度の長さにしか形成することはできず、棚の
全長にわたって延びるような長い長さには形成できない
という問題があった。
ド類は2枚重ね状に形成した袋部に側端面の箇所から差
し込むものであるため、薄くて腰の弱いカード類の場合
には挿入が面倒であると言う問題があった。また、前記
したように側端面の箇所からカード類を差し込むもので
あるため、せいぜい2枚のカード類を左右両側から差し
込み得る程度の長さにしか形成することはできず、棚の
全長にわたって延びるような長い長さには形成できない
という問題があった。
【0005】更に、この従来技術では、裏面に糊を塗布
した貼着式のカード類は合成樹脂板の前面に貼り付ける
ことになるが、この場合、カード類に表示したバーコー
ドを接触式のスキャナーで読取るに際して、スキャナー
によるこすり作用によってカード類がめくれてバーコー
ドを読み取れなくなったり、めくれた箇所にゴミが付着
して美感が損なわれたり、或いは、カード類の裏面の粘
着剤によってスキャナーの読み取り面が汚れたりすると
言う不具合があった。
した貼着式のカード類は合成樹脂板の前面に貼り付ける
ことになるが、この場合、カード類に表示したバーコー
ドを接触式のスキャナーで読取るに際して、スキャナー
によるこすり作用によってカード類がめくれてバーコー
ドを読み取れなくなったり、めくれた箇所にゴミが付着
して美感が損なわれたり、或いは、カード類の裏面の粘
着剤によってスキャナーの読み取り面が汚れたりすると
言う不具合があった。
【0006】他方、他の従来技術としての実開昭57−
133355号公報には、線材にて形成した網棚の前面
に取付けるようにした板状のカード類装着において、そ
の上部と下部とに、カード類の上端縁と下端縁とが嵌ま
るようにした上下一対の係合溝を、側面視でカード類装
着具の前面と一直線状に延びるように形成し、更に、カ
ード類装着具の前面のうち上下略中間高さ部位に、水平
状に延びる突条を形成して、カード類を側面視で撓み変
形した状態に保持することにより、カード類の脱落を防
止するようにした考案が記載されている。
133355号公報には、線材にて形成した網棚の前面
に取付けるようにした板状のカード類装着において、そ
の上部と下部とに、カード類の上端縁と下端縁とが嵌ま
るようにした上下一対の係合溝を、側面視でカード類装
着具の前面と一直線状に延びるように形成し、更に、カ
ード類装着具の前面のうち上下略中間高さ部位に、水平
状に延びる突条を形成して、カード類を側面視で撓み変
形した状態に保持することにより、カード類の脱落を防
止するようにした考案が記載されている。
【0007】この後者の従来技術によると、カード類
は、側面視で外向き凸状に湾曲させて、その上端と下端
とを係合溝に嵌め込むことにより、カード類装着具に対
してその前面の箇所から装着することができるので、カ
ード類装着具を棚の全長にわたって延びるような長い長
さに形成することが可能となる。しかし、この後者の従
来技術では、カード類の上下両端をカード類装着具の上
下係合溝に嵌め込むものであるため、下端のみが下係合
溝に嵌まるに過ぎないような上下幅寸法の小さいカード
類の場合には、カード類の上端がカード類装着具の前面
から大きく開いた状態になり、このためカード類が脱落
しやすいと共に体裁も悪いと言う問題があった。
は、側面視で外向き凸状に湾曲させて、その上端と下端
とを係合溝に嵌め込むことにより、カード類装着具に対
してその前面の箇所から装着することができるので、カ
ード類装着具を棚の全長にわたって延びるような長い長
さに形成することが可能となる。しかし、この後者の従
来技術では、カード類の上下両端をカード類装着具の上
下係合溝に嵌め込むものであるため、下端のみが下係合
溝に嵌まるに過ぎないような上下幅寸法の小さいカード
類の場合には、カード類の上端がカード類装着具の前面
から大きく開いた状態になり、このためカード類が脱落
しやすいと共に体裁も悪いと言う問題があった。
【0008】また、カード類は自身の弾性復元力を利用
してカード類装着具に保持するものであるため、例え上
下両端が係合溝に嵌まる大きさのカードであっても、薄
くて腰の弱いカード類の場合には簡単に脱落しやすいと
言う点も問題であった。本考案は、カード類の上下幅寸
法や腰の強さに関係なく、体裁良くしかも脱落しない状
態に装着できるようにしたカード類装着具を提供するこ
とを目的とするものである。
してカード類装着具に保持するものであるため、例え上
下両端が係合溝に嵌まる大きさのカードであっても、薄
くて腰の弱いカード類の場合には簡単に脱落しやすいと
言う点も問題であった。本考案は、カード類の上下幅寸
法や腰の強さに関係なく、体裁良くしかも脱落しない状
態に装着できるようにしたカード類装着具を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本考案は、「合成樹脂の押し出し成形にて同じ断面形状
に形成したカード類装着具であって、陳列棚における棚
板の前端面の箇所に水平状に延びるように形成した蟻溝
を塞ぐようにして水平状に配置する板状の本体を備え、
該本体の前面に、カード類をフラットな状態で重ね合わ
せるようにしたカード類装着面を形成する一方、前記本
体の裏面に、前記棚板における蟻溝の上部に係合する上
係止部と、前記蟻溝の下部に係合する下係止部とを突設
し、これら上下係止部のうちいずれか一方又は両方を、
それら上下両係止部の先端間の間隔を狭め得るよう弾性
変形自在に形成し、更に、前記本体の下端に、前記カー
ド類装着面に重なる弾性透明板を上方から自在に抜き差
しできるようにした係合溝を、本体の長手方向から見た
状態でカード類装着面とく字状を成すよう前傾状に形成
する」の構成にした。
本考案は、「合成樹脂の押し出し成形にて同じ断面形状
に形成したカード類装着具であって、陳列棚における棚
板の前端面の箇所に水平状に延びるように形成した蟻溝
を塞ぐようにして水平状に配置する板状の本体を備え、
該本体の前面に、カード類をフラットな状態で重ね合わ
せるようにしたカード類装着面を形成する一方、前記本
体の裏面に、前記棚板における蟻溝の上部に係合する上
係止部と、前記蟻溝の下部に係合する下係止部とを突設
し、これら上下係止部のうちいずれか一方又は両方を、
それら上下両係止部の先端間の間隔を狭め得るよう弾性
変形自在に形成し、更に、前記本体の下端に、前記カー
ド類装着面に重なる弾性透明板を上方から自在に抜き差
しできるようにした係合溝を、本体の長手方向から見た
状態でカード類装着面とく字状を成すよう前傾状に形成
する」の構成にした。
【0010】
【考案の作用・効果】このように構成すると、カード類
装着具は、その裏側に突出した上下係止部をその弾性に
抗して蟻溝内に前方から挿入するワンタッチ的な操作に
より、棚板の前面に取付けることができる。そして、裏
面に糊を塗布した貼着式のカード類の場合を装着する場
合は、当該カード類をそのまま本体の前面のカード類装
着面に貼り付ければ良いから、上下幅寸法の大小に関係
なくフラットな状態で装着できる。
装着具は、その裏側に突出した上下係止部をその弾性に
抗して蟻溝内に前方から挿入するワンタッチ的な操作に
より、棚板の前面に取付けることができる。そして、裏
面に糊を塗布した貼着式のカード類の場合を装着する場
合は、当該カード類をそのまま本体の前面のカード類装
着面に貼り付ければ良いから、上下幅寸法の大小に関係
なくフラットな状態で装着できる。
【0011】また、裏面に糊を塗布していない非貼着式
のカード類の場合には、係合溝に弾性透明板の下端縁を
上方から差し込んで、この弾性透明板と本体との間にカ
ード類を挟み込めば良い。この場合、弾性透明板の下端
が嵌まる係合溝をカード類装着面とく字状と成るように
前傾させたことにより、係合溝に差し込んだ弾性透明板
は、係合溝の開口縁の箇所を中心にして側面視でく字状
に屈曲することになり、この屈曲による弾性復元力によ
り、弾性透明板は本体のカード類装着面に密着するよう
に付勢される。
のカード類の場合には、係合溝に弾性透明板の下端縁を
上方から差し込んで、この弾性透明板と本体との間にカ
ード類を挟み込めば良い。この場合、弾性透明板の下端
が嵌まる係合溝をカード類装着面とく字状と成るように
前傾させたことにより、係合溝に差し込んだ弾性透明板
は、係合溝の開口縁の箇所を中心にして側面視でく字状
に屈曲することになり、この屈曲による弾性復元力によ
り、弾性透明板は本体のカード類装着面に密着するよう
に付勢される。
【0012】従って、非貼着式のカード類であっても、
上下幅寸法の大小や腰の強さには関係なく、弾性透明板
によってカード類装着面にフラットな状態に押え固定す
ることができる。このように本考案は、カード類が貼着
式及び非貼着式のいずれであっても、その上下幅寸法の
大小や腰の強さに関係なく、本体の前面のカード類装着
面に密着した状態に体裁良く脱落不能の状態に装着する
ことができるのである。
上下幅寸法の大小や腰の強さには関係なく、弾性透明板
によってカード類装着面にフラットな状態に押え固定す
ることができる。このように本考案は、カード類が貼着
式及び非貼着式のいずれであっても、その上下幅寸法の
大小や腰の強さに関係なく、本体の前面のカード類装着
面に密着した状態に体裁良く脱落不能の状態に装着する
ことができるのである。
【0013】また、弾性透明板は、本体の前面に沿わせ
た状態で下端部を係合溝に差し込むだけで本体に取付け
ることができるから、弾性透明板が水平状に長い帯状で
場合であっても、カード類装着具への着脱をワンタッチ
的に至極容易に行うことができる。更に、弾性透明板は
その下端を係合溝に挿入しただけであるから、弾性透明
板の上端を指先で手前に引き起こして、弾性透明板と本
体との間に上向きの隙間を形成することにより、カード
類を上方から簡単に出し入れすることができ、従って、
カード類の出し入れも至極容易である。また、弾性透明
板が長い場合でも、任意の部位を部分的に引き起こすこ
とができるから、任意の部位にカード類を出し入れする
ことができて、至極便利である。
た状態で下端部を係合溝に差し込むだけで本体に取付け
ることができるから、弾性透明板が水平状に長い帯状で
場合であっても、カード類装着具への着脱をワンタッチ
的に至極容易に行うことができる。更に、弾性透明板は
その下端を係合溝に挿入しただけであるから、弾性透明
板の上端を指先で手前に引き起こして、弾性透明板と本
体との間に上向きの隙間を形成することにより、カード
類を上方から簡単に出し入れすることができ、従って、
カード類の出し入れも至極容易である。また、弾性透明
板が長い場合でも、任意の部位を部分的に引き起こすこ
とができるから、任意の部位にカード類を出し入れする
ことができて、至極便利である。
【0014】加えて本考案では、貼着式のカード類であ
っても弾性透明板で保護することができるから、カード
類に表示したバーコードを接触式のスキャナーで読取る
に際してカード類がめくれて外観が悪化したり汚れた
り、或いはスキャナーの読取り面が汚れたりすることを
確実に防止することができる。
っても弾性透明板で保護することができるから、カード
類に表示したバーコードを接触式のスキャナーで読取る
に際してカード類がめくれて外観が悪化したり汚れた
り、或いはスキャナーの読取り面が汚れたりすることを
確実に防止することができる。
【0015】また請求項2の構成にすると、本体に装着
した弾性透明板の上端縁の裏側に隙間が空いているか
ら、弾性透明板の上端に指先を当てて引き起こすことを
至極容易に行うことができる。また、凹所の下端面を傾
斜面に形成したから、カード類を弾性透明板と凹所との
間から下方に押し込むと、カード類は凹所の下端の傾斜
面に案内されて本体と弾性透明板との間にスムースに滑
り込んで行く。従って請求項2によると、弾性透明板を
手前に起こすことを至極容易に行えることと、カード類
の差し込みをスムースに行えることとが相俟って、カー
ド類の着脱を一層容易に行うことができる利点がある。
した弾性透明板の上端縁の裏側に隙間が空いているか
ら、弾性透明板の上端に指先を当てて引き起こすことを
至極容易に行うことができる。また、凹所の下端面を傾
斜面に形成したから、カード類を弾性透明板と凹所との
間から下方に押し込むと、カード類は凹所の下端の傾斜
面に案内されて本体と弾性透明板との間にスムースに滑
り込んで行く。従って請求項2によると、弾性透明板を
手前に起こすことを至極容易に行えることと、カード類
の差し込みをスムースに行えることとが相俟って、カー
ド類の着脱を一層容易に行うことができる利点がある。
【0016】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は第1の実施例を示す。これらの図に
おいて符号1は陳列棚における棚板を示し、該棚板1の
前端面には、断面略C字状の部材を固着することによ
り、上下に係合部を備えた蟻溝2を形成している。
する。図1〜図3は第1の実施例を示す。これらの図に
おいて符号1は陳列棚における棚板を示し、該棚板1の
前端面には、断面略C字状の部材を固着することによ
り、上下に係合部を備えた蟻溝2を形成している。
【0017】符号3は、合成樹脂の押し出し成形にて同
一断面形状に形成したカード類装着具で、該カード類装
着具3は、前記棚板1の前端面に沿って延びる板状の本
体4を備えており、この本体4の前面に、カード類Aを
フラットな状態で重ね合わせできるようにしたカード類
装着面4aを形成する一方、本体4の裏面には、前記棚
板1における蟻溝2の上部に嵌まり係合する側面視鉤状
の上係止部5と、棚板1における蟻溝3の下部に嵌まり
係合する下係止部6とを突設している。
一断面形状に形成したカード類装着具で、該カード類装
着具3は、前記棚板1の前端面に沿って延びる板状の本
体4を備えており、この本体4の前面に、カード類Aを
フラットな状態で重ね合わせできるようにしたカード類
装着面4aを形成する一方、本体4の裏面には、前記棚
板1における蟻溝2の上部に嵌まり係合する側面視鉤状
の上係止部5と、棚板1における蟻溝3の下部に嵌まり
係合する下係止部6とを突設している。
【0018】この場合、前記上下係止部5,6のうち上
係止部5は、厚肉で且つ短い突出寸法とすることによ
り、殆ど弾性変形しないように形成している一方、下係
止部6は、その厚さを薄くすると共にU字状に形成して
突出寸法を大きくすることにより、本体4と同一素材で
ありながら弾性に抗して大きく撓み変形し得るようにし
ている。
係止部5は、厚肉で且つ短い突出寸法とすることによ
り、殆ど弾性変形しないように形成している一方、下係
止部6は、その厚さを薄くすると共にU字状に形成して
突出寸法を大きくすることにより、本体4と同一素材で
ありながら弾性に抗して大きく撓み変形し得るようにし
ている。
【0019】前記カード類装着面4aは、その上端部を
除いた大部分を細かいピッチの凹凸状に形成しており
(図2〜図5において、凹凸状に形成した部位は一点鎖
線で示している)、上端部4a′の適宜範囲は平滑面に
形成している。本体4の下端には、カード類装着面4a
に重ね合わせた合成樹脂製の弾性透明板7が嵌まる係合
溝8を形成している。この係合溝8は、本体4の長手方
向から見た状態(側面視)で、カード類装着面4aとく
字状を成すように前傾状に形成しており、この係合溝8
に、弾性透明板7の下端部を挿入している。
除いた大部分を細かいピッチの凹凸状に形成しており
(図2〜図5において、凹凸状に形成した部位は一点鎖
線で示している)、上端部4a′の適宜範囲は平滑面に
形成している。本体4の下端には、カード類装着面4a
に重ね合わせた合成樹脂製の弾性透明板7が嵌まる係合
溝8を形成している。この係合溝8は、本体4の長手方
向から見た状態(側面視)で、カード類装着面4aとく
字状を成すように前傾状に形成しており、この係合溝8
に、弾性透明板7の下端部を挿入している。
【0020】従って、弾性透明板7は、係合溝8の開口
縁の箇所を中心にして緩くく字状に屈曲しており、その
弾性復元力により、カード類装着面4aに密着するよう
に付勢されている。また、本体4の上端には、弾性透明
板7の上端の裏側に隙間が空くように、人の指先を挿入
できる程度の上下幅寸法の凹所9を形成している。凹所
9の下端面は、カード類装着面4aと鈍角を成すように
斜め下向きの傾斜面9aに形成している。
縁の箇所を中心にして緩くく字状に屈曲しており、その
弾性復元力により、カード類装着面4aに密着するよう
に付勢されている。また、本体4の上端には、弾性透明
板7の上端の裏側に隙間が空くように、人の指先を挿入
できる程度の上下幅寸法の凹所9を形成している。凹所
9の下端面は、カード類装着面4aと鈍角を成すように
斜め下向きの傾斜面9aに形成している。
【0021】以上の構成において、図2に示すように、
下係止部6を棚板1における蟻溝2の下部に嵌め入れて
から、本体4を下方に押し下げることによって下係止部
6を撓み変形させ、上下係止部5,6の先端間の間隔寸
法を狭めた状態で、上係止部5を蟻溝2の上部に押し込
むと言うワンタッチ的な操作により、カード類装着具3
を、棚板1に対してガタ付及び横ずれ不能の状態に取付
けることができる。この場合、下係止部6の取付け位置
及び突出寸法を適宜選択して、下係止部6が大きく弾性
変形するようにしておくことにより、図3に示すよう
に、上下両係止部5,6を、最も大きな溝幅寸法の蟻溝
2から最も小さな溝幅寸法の蟻溝2まで嵌め込むことが
できるから、1種類のカード類装着具3を、蟻溝2の溝
幅寸法が広狭異なる各種の棚板1に取付けることができ
る。
下係止部6を棚板1における蟻溝2の下部に嵌め入れて
から、本体4を下方に押し下げることによって下係止部
6を撓み変形させ、上下係止部5,6の先端間の間隔寸
法を狭めた状態で、上係止部5を蟻溝2の上部に押し込
むと言うワンタッチ的な操作により、カード類装着具3
を、棚板1に対してガタ付及び横ずれ不能の状態に取付
けることができる。この場合、下係止部6の取付け位置
及び突出寸法を適宜選択して、下係止部6が大きく弾性
変形するようにしておくことにより、図3に示すよう
に、上下両係止部5,6を、最も大きな溝幅寸法の蟻溝
2から最も小さな溝幅寸法の蟻溝2まで嵌め込むことが
できるから、1種類のカード類装着具3を、蟻溝2の溝
幅寸法が広狭異なる各種の棚板1に取付けることができ
る。
【0022】そして、カード類装着具3を棚板1に取付
けてから、カード類装着面4aにカード類Aを貼着し、
次いで、弾性透明板7を上方から係合溝8に差し込む
と、弾性透明板7の下端が側面視で屈曲した状態にな
り、弾性透明板7は、自身の弾性復元力によってカード
類装着面4a及び係合溝8に押圧された状態になるた
め、カード類Aを確実に保持することができる。また、
裏面に糊を塗布していないカード類Aの場合には、凹所
9に指先を挿入して弾性透明板7の上端を手前に引き起
こすことにより、弾性透明板7とカード類装着面4aと
の間に隙間を形成し、その状態で、カード類Aを弾性透
明板7と本体4との間に上方から差し込むことにより、
カード類Aを装着することができる。この場合、凹所9
の下端に形成した傾斜面9aのガイド作用により、カー
ド類Aを弾性透明板7と本体4との間にスムースに滑り
込ませることができる。
けてから、カード類装着面4aにカード類Aを貼着し、
次いで、弾性透明板7を上方から係合溝8に差し込む
と、弾性透明板7の下端が側面視で屈曲した状態にな
り、弾性透明板7は、自身の弾性復元力によってカード
類装着面4a及び係合溝8に押圧された状態になるた
め、カード類Aを確実に保持することができる。また、
裏面に糊を塗布していないカード類Aの場合には、凹所
9に指先を挿入して弾性透明板7の上端を手前に引き起
こすことにより、弾性透明板7とカード類装着面4aと
の間に隙間を形成し、その状態で、カード類Aを弾性透
明板7と本体4との間に上方から差し込むことにより、
カード類Aを装着することができる。この場合、凹所9
の下端に形成した傾斜面9aのガイド作用により、カー
ド類Aを弾性透明板7と本体4との間にスムースに滑り
込ませることができる。
【0023】そして、カード類Aは弾性透明板7で本体
4に押え固定されているから、上下幅寸法が小さかった
り薄くて腰が弱っかたりしてもずれ動くことはない。実
施例のように、カード類装着面4aを細かいピッチの凹
凸状に形成すると、貼着式のカード類Aを貼着した状態
で、カード類Aの裏面に塗布した粘着剤が線接触の状態
でカード類装着面4aの各突条に接当するに過ぎないた
め、カード類Aを剥がした後に粘着剤がカード類装着面
4aに部分的に残る現象を防止することができ、従っ
て、カード類装着面4aに残った粘着剤にゴミやホコリ
が付着して美感を損なうと言う弊害を防止できる。
4に押え固定されているから、上下幅寸法が小さかった
り薄くて腰が弱っかたりしてもずれ動くことはない。実
施例のように、カード類装着面4aを細かいピッチの凹
凸状に形成すると、貼着式のカード類Aを貼着した状態
で、カード類Aの裏面に塗布した粘着剤が線接触の状態
でカード類装着面4aの各突条に接当するに過ぎないた
め、カード類Aを剥がした後に粘着剤がカード類装着面
4aに部分的に残る現象を防止することができ、従っ
て、カード類装着面4aに残った粘着剤にゴミやホコリ
が付着して美感を損なうと言う弊害を防止できる。
【0024】図4に示すのは第2実施例である。この実
施例では、下係止部6を弾性変形可能に形成した場合に
おいて、本体4及び上係止部4を硬質の合成樹脂(例え
ば硬質の塩化ビニル)にて形成する一方、下係止部6を
軟質の合成樹脂(例えば軟質の塩化ビニル)にて形成
し、これらを、共押し出し法にて一体的に形成するよう
にしている。この第2実施例のように弾性変形する下係
止部6を軟質の合成樹脂にて形成すると、下係止部6を
厚肉の状態で弾性変形可能に形成することができるの
で、容易に加工することができる利点がある。
施例では、下係止部6を弾性変形可能に形成した場合に
おいて、本体4及び上係止部4を硬質の合成樹脂(例え
ば硬質の塩化ビニル)にて形成する一方、下係止部6を
軟質の合成樹脂(例えば軟質の塩化ビニル)にて形成
し、これらを、共押し出し法にて一体的に形成するよう
にしている。この第2実施例のように弾性変形する下係
止部6を軟質の合成樹脂にて形成すると、下係止部6を
厚肉の状態で弾性変形可能に形成することができるの
で、容易に加工することができる利点がある。
【0025】上記両実施例のように、下係止部6の先端
を側面視で尖り形成すると、図5に示すように、蟻溝2
の下部が幅狭であっても、下係止部6を蟻溝2に至極容
易に挿入できる利点を有する。上記の両実施例は、下係
止部を弾性変形可能に形成した場合であったが、上係止
部のみを弾性変形可能に形成したり、上下両係止部を弾
性変形可能に形成しても良いのである。
を側面視で尖り形成すると、図5に示すように、蟻溝2
の下部が幅狭であっても、下係止部6を蟻溝2に至極容
易に挿入できる利点を有する。上記の両実施例は、下係
止部を弾性変形可能に形成した場合であったが、上係止
部のみを弾性変形可能に形成したり、上下両係止部を弾
性変形可能に形成しても良いのである。
【0026】また、弾性透明板の長さは本体の長さと同
じにする必要はなく、複数本の弾性透明板を左右に並べ
た状態にしたり、或いは、本体の一部のみに弾性透明板
を装着しても良いのである。なお、上記両実施例のよう
に、カード類を棚板に取付けた状態で、本体の上端が棚
板の上面から突出するように設定しておくと、カード類
装着具を、棚板上の物品に対するストッパーに兼用でき
る利点がある。
じにする必要はなく、複数本の弾性透明板を左右に並べ
た状態にしたり、或いは、本体の一部のみに弾性透明板
を装着しても良いのである。なお、上記両実施例のよう
に、カード類を棚板に取付けた状態で、本体の上端が棚
板の上面から突出するように設定しておくと、カード類
装着具を、棚板上の物品に対するストッパーに兼用でき
る利点がある。
【図1】第1実施例の破断斜視図である。
【図2】取付け手順を示す図である。
【図3】作用を示す図である。
【図4】非貼着式カードの装着の手順を示す図である。
【図5】第2実施例の断面図である。
A カード類 B バーコード 1 棚板 2 蟻溝 3 カード類装着具 4 本体 4a カード類装着面 5 上係止部 6 下係止部 7 弾性透明板 8 係合溝 9 凹所 9a 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項1】合成樹脂の押し出し成形にて同じ断面形状
に形成したカード類装着具3であって、 陳列棚における棚板1の前端面の箇所に水平状に延びる
ように形成した蟻溝2を塞ぐようにして水平状に配置す
る板状の本体4を備え、該本体4の前面に、カード類A
をフラットな状態で重ね合わせるようにしたカード類装
着面4aを形成する一方、前記本体4の裏面に、前記棚
板1における蟻溝2の上部に係合する上係止部5と、前
記蟻溝2の下部に係合する下係止部6とを突設し、これ
ら上下係止部5,6のうちいずれか一方又は両方を、そ
れら上下両係止部5,6の先端間の間隔を狭め得るよう
弾性変形自在に形成し、更に、前記本体4の下端に、前
記カード類装着面4aに重なる弾性透明板を上方から自
在に抜き差しできるようにした係合溝8を、本体4の長
手方向から見た状態でカード類装着面4aとく字状を成
すよう前傾状に形成したことを特徴とする陳列棚用カー
ド類装着具。 - 【請求項2】「請求項1」において、前記本体4におけ
る前面の上部に、前記係合溝8に差し込み装着した弾性
透明板7の上端縁の裏側に隙間が空くように凹所9を形
成し、この凹所9の下端面を、カード類装着面4aと鈍
角を成す傾斜面9aに形成したことを特徴とする陳列棚
用カード類装着具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993012134U JPH0748127Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 陳列棚用カード類装着具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993012134U JPH0748127Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 陳列棚用カード類装着具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668560U JPH0668560U (ja) | 1994-09-27 |
| JPH0748127Y2 true JPH0748127Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=11797062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993012134U Expired - Lifetime JPH0748127Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 陳列棚用カード類装着具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748127Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6051670B2 (ja) * | 1979-07-30 | 1985-11-15 | 株式会社精工舎 | 全電子アナログ表示時計 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP1993012134U patent/JPH0748127Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668560U (ja) | 1994-09-27 |
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