JPH0748413Y2 - エンジンのラジエータ取付構造 - Google Patents
エンジンのラジエータ取付構造Info
- Publication number
- JPH0748413Y2 JPH0748413Y2 JP1987165726U JP16572687U JPH0748413Y2 JP H0748413 Y2 JPH0748413 Y2 JP H0748413Y2 JP 1987165726 U JP1987165726 U JP 1987165726U JP 16572687 U JP16572687 U JP 16572687U JP H0748413 Y2 JPH0748413 Y2 JP H0748413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- vehicle body
- mounting member
- rubber
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンを冷却するラジエータの取付構造に
関するものである。
関するものである。
(従来技術) 従来、自動車用エンジン等に使用するラジエータは、例
えば実開昭58−33728号公報に示されるように、上下左
右4箇所にボルト穴が設けられ、これら4箇所をボルト
によって固定することにより車体に安定した状態で取り
付けられるようになっていた。
えば実開昭58−33728号公報に示されるように、上下左
右4箇所にボルト穴が設けられ、これら4箇所をボルト
によって固定することにより車体に安定した状態で取り
付けられるようになっていた。
このようにラジエータを車体に直接取り付けるようにす
ると、車体側の振動がラジエータにダイレクトに伝わ
り、ラジエータコアが損傷し易いという問題があった。
このため、最近では、ラジエータと車体との間にラバー
を介在させるようにして、このラバーで車体から伝わる
振動を吸収するようにしている。
ると、車体側の振動がラジエータにダイレクトに伝わ
り、ラジエータコアが損傷し易いという問題があった。
このため、最近では、ラジエータと車体との間にラバー
を介在させるようにして、このラバーで車体から伝わる
振動を吸収するようにしている。
しかしながら、上記のような取付構造にしても、ラジエ
ータの取付方によっては、ラバーの振動吸収方向と車体
の振動方向が一致せず、ラジエータと車体との間に介在
させたラバーが有効に作用しなくなって、車体から伝わ
る振動を充分に吸収しきれない場合があった。しかも、
上記のような取付構造では、車体から直接伝わる振動を
ある程度吸収することはできたが、ボルトを介して間接
的に伝わる振動は全く吸収することができなかった。そ
のうえ、ボルトとラジエータおよび車体とが金属接触し
ていたため、振動に伴ってボルトとラジエータ等とが衝
突し、騒音が発生していた。
ータの取付方によっては、ラバーの振動吸収方向と車体
の振動方向が一致せず、ラジエータと車体との間に介在
させたラバーが有効に作用しなくなって、車体から伝わ
る振動を充分に吸収しきれない場合があった。しかも、
上記のような取付構造では、車体から直接伝わる振動を
ある程度吸収することはできたが、ボルトを介して間接
的に伝わる振動は全く吸収することができなかった。そ
のうえ、ボルトとラジエータおよび車体とが金属接触し
ていたため、振動に伴ってボルトとラジエータ等とが衝
突し、騒音が発生していた。
さらに、上記のような取付構造では、ラジエータを車体
にガタつくことなく取り付けるために、上下左右4箇所
をボルトによって確実に固定しなければならなかった。
このため、ラジエータが組み付けられるエンジンルーム
内に組付用のスペースを充分に確保して手などをエンジ
ンルーム内の奥まで突っ込めるようにしておく必要があ
った。ところが、エンジンルーム内には部品が密に収納
されており、そのようなスペースを確保することができ
なかった。このため、他の部品が邪魔になってエンジン
ルーム内の奥に位置する下側の左右2箇所を固定し難か
った。また、上記取付構造では、組付時に重いラジエー
タを手で保持しながらボルトで固定するという作業を行
わなくてよいように、ラジエータを一時的に保持させて
おく手段を特別に設けておく必要があった。
にガタつくことなく取り付けるために、上下左右4箇所
をボルトによって確実に固定しなければならなかった。
このため、ラジエータが組み付けられるエンジンルーム
内に組付用のスペースを充分に確保して手などをエンジ
ンルーム内の奥まで突っ込めるようにしておく必要があ
った。ところが、エンジンルーム内には部品が密に収納
されており、そのようなスペースを確保することができ
なかった。このため、他の部品が邪魔になってエンジン
ルーム内の奥に位置する下側の左右2箇所を固定し難か
った。また、上記取付構造では、組付時に重いラジエー
タを手で保持しながらボルトで固定するという作業を行
わなくてよいように、ラジエータを一時的に保持させて
おく手段を特別に設けておく必要があった。
なお、ラバーマウントを介してラジエータを取り付ける
構造としては、特開昭59−202937号公報に示されている
ようなものも知られている。このものは、ラジエータの
下端に下方へ延びる脚部を設け、断面T字形で中央に縦
孔を有するラバーマウントに上記脚部を嵌着するととも
に、このラバーマウントを、車体パネルのフランジ部に
設けた取付孔に圧入することにより、ラジエータの下部
を車体に取り付け、またラジエータの上部はラバーマウ
ントを介してボルトで車体パネルに取り付けた構造とな
っている。しかし、この構造によっても上記ラバーマウ
ントだけでは振動を充分に吸収しきれない場合があると
ともに、ラジエータ下端にラバーマウントを取り付けた
状態でこれを車体パネルのフランジ部の取付孔に位置合
わせしつつ圧入する作業等が容易でない。
構造としては、特開昭59−202937号公報に示されている
ようなものも知られている。このものは、ラジエータの
下端に下方へ延びる脚部を設け、断面T字形で中央に縦
孔を有するラバーマウントに上記脚部を嵌着するととも
に、このラバーマウントを、車体パネルのフランジ部に
設けた取付孔に圧入することにより、ラジエータの下部
を車体に取り付け、またラジエータの上部はラバーマウ
ントを介してボルトで車体パネルに取り付けた構造とな
っている。しかし、この構造によっても上記ラバーマウ
ントだけでは振動を充分に吸収しきれない場合があると
ともに、ラジエータ下端にラバーマウントを取り付けた
状態でこれを車体パネルのフランジ部の取付孔に位置合
わせしつつ圧入する作業等が容易でない。
(考案の目的) 本考案は、車体からの振動の伝達を低減し、振動に伴っ
て発生する騒音を小さくでき、かつ、ラジエータを安定
した状態で車体に取り付けることができるとともにラジ
エータの組付作業性を向上でき、とくに、組付時にラジ
エータを一時的に保持させておく手段を特別に設ける必
要がなく、しかも組付け作業中のラジエータの安定性を
確保して組付け作業を容易にすることができるエンジン
のラジエータ取付構造を提供することを目的としてい
る。
て発生する騒音を小さくでき、かつ、ラジエータを安定
した状態で車体に取り付けることができるとともにラジ
エータの組付作業性を向上でき、とくに、組付時にラジ
エータを一時的に保持させておく手段を特別に設ける必
要がなく、しかも組付け作業中のラジエータの安定性を
確保して組付け作業を容易にすることができるエンジン
のラジエータ取付構造を提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) 本考案は、車体に取り付けられるラジエータの取付構造
であって、前後に扁平なラジエータの下部の両側部に、
略水平方向で、かつ、ラジエータの前後方向に延びるロ
ッドとその表面を被覆するラバーとからなる取付部材が
設けられる一方、車体の上記ラジエータ下部両側部に対
応する各箇所にそれぞれホルダが固着され、このホルダ
は、上記前後方向に上記取付部材の長さに略対応する幅
を有し、かつ、取付部材挿脱用の上向きの開き部分を有
するフック状に形成され、このホルダに上記取付部材が
上方から挿入されて保持されることによりラジエータの
下部両側部が上記ホルダを介して車体に取り付けられて
いるとともに、ラジエータの上部がラバーを介しボルト
によって車体に固定されているその要旨としている。
であって、前後に扁平なラジエータの下部の両側部に、
略水平方向で、かつ、ラジエータの前後方向に延びるロ
ッドとその表面を被覆するラバーとからなる取付部材が
設けられる一方、車体の上記ラジエータ下部両側部に対
応する各箇所にそれぞれホルダが固着され、このホルダ
は、上記前後方向に上記取付部材の長さに略対応する幅
を有し、かつ、取付部材挿脱用の上向きの開き部分を有
するフック状に形成され、このホルダに上記取付部材が
上方から挿入されて保持されることによりラジエータの
下部両側部が上記ホルダを介して車体に取り付けられて
いるとともに、ラジエータの上部がラバーを介しボルト
によって車体に固定されているその要旨としている。
以上の構成によれば、ラジエータの上部および下部が車
体にラバーを介して取り付けられているので、車体が振
動したとしても、その振動がラバーで吸収され、さらに
ラジエータの下部側では弾性を有する板材からなる上記
ホルダによっても振動が吸収されて、ラジエータへほと
んど伝達されることがない。しかも、ラジエータの下部
に設けた取付部材を車体に設けたホルダに保持させるよ
うにしたので、ラジエータの下部をボルトで固定しなく
てもよく、かつ、上記ホルダが弾性を有する板材により
上向きに開放したフック状に形成されていることによ
り、ホルダに上記取付部材を嵌め込む作業が簡単にな
る。
体にラバーを介して取り付けられているので、車体が振
動したとしても、その振動がラバーで吸収され、さらに
ラジエータの下部側では弾性を有する板材からなる上記
ホルダによっても振動が吸収されて、ラジエータへほと
んど伝達されることがない。しかも、ラジエータの下部
に設けた取付部材を車体に設けたホルダに保持させるよ
うにしたので、ラジエータの下部をボルトで固定しなく
てもよく、かつ、上記ホルダが弾性を有する板材により
上向きに開放したフック状に形成されていることによ
り、ホルダに上記取付部材を嵌め込む作業が簡単にな
る。
とくに、ラジエータ組付け時にラジエータの下部の両側
の取付部材をホルダに保持させることによりラジエータ
が車体に一時的に保持され、このときに、ラジエータの
前後方向に延びるロッドを軸部分とした上記取付部材が
この方向に幅を有するホルダで保持されることにより、
ラジエータ上部が固定される前の段階でもラジエータが
前後方向に傾動せず安定良く保持される。
の取付部材をホルダに保持させることによりラジエータ
が車体に一時的に保持され、このときに、ラジエータの
前後方向に延びるロッドを軸部分とした上記取付部材が
この方向に幅を有するホルダで保持されることにより、
ラジエータ上部が固定される前の段階でもラジエータが
前後方向に傾動せず安定良く保持される。
(実施例) 第1図および第2図は本考案にかかるエンジンのラジエ
ータ取付構造の一実施例を示している。これらの図にお
いて、1はラジエータであって、サイドフレーム(車体
の一部)2,2間に配設されている。3はラジエータシュ
ラウド(車体の一部)であって、ラジエータ1の前方に
配設されている。なお、第1図ではラジエータシュラウ
ド3を、第2図ではサイドフレーム2,2を省略して示し
ている。
ータ取付構造の一実施例を示している。これらの図にお
いて、1はラジエータであって、サイドフレーム(車体
の一部)2,2間に配設されている。3はラジエータシュ
ラウド(車体の一部)であって、ラジエータ1の前方に
配設されている。なお、第1図ではラジエータシュラウ
ド3を、第2図ではサイドフレーム2,2を省略して示し
ている。
ラジエータ1は、図示のように前後に経んぺ名所定形状
となっており、ラジエータコア1aと、このラジエータコ
ア1aの上下に配置されたタンク1b,1cと、ラジエータコ
ア1aを補強するためにラジエータコア1aの両側に配置さ
れタンク1b,1cに固定されたサイドブラケット1d,1eとを
備えている。サイドブラケット1d,1eは、ラジエータコ
ア1aに沿う基板部11とその前後両側から側方へ向けて立
ち上がる起立部12,13とで構成されている。サイドブラ
ケット1d,1eの上部における一方の起立部12には、ボル
ト穴15が形成されている。また、サイドブラケット1d,1
eの下部における起立部12,13間には、取付部材14が設け
られている。この取付部材14は、略水平で、かつラジエ
ータの前後方向に延びて、両端が起立部12,13に一体的
に取り付けられた円柱状のロッド14aと、このロッド14a
の表面を被覆するラバー14bとからなっている。
となっており、ラジエータコア1aと、このラジエータコ
ア1aの上下に配置されたタンク1b,1cと、ラジエータコ
ア1aを補強するためにラジエータコア1aの両側に配置さ
れタンク1b,1cに固定されたサイドブラケット1d,1eとを
備えている。サイドブラケット1d,1eは、ラジエータコ
ア1aに沿う基板部11とその前後両側から側方へ向けて立
ち上がる起立部12,13とで構成されている。サイドブラ
ケット1d,1eの上部における一方の起立部12には、ボル
ト穴15が形成されている。また、サイドブラケット1d,1
eの下部における起立部12,13間には、取付部材14が設け
られている。この取付部材14は、略水平で、かつラジエ
ータの前後方向に延びて、両端が起立部12,13に一体的
に取り付けられた円柱状のロッド14aと、このロッド14a
の表面を被覆するラバー14bとからなっている。
サイドブラケット1d,1eの上部に形成されたボルト穴15
にはボルト16が通され、このボルト16は、ラジエータシ
ュラウド3に溶着されたナット17に螺合されている。こ
れにより、ラジエータ1の上部は、ラジエータシュラウ
ド3に対し動かなように固定されている。ボルト16挿通
部分における起立部12とラジエータシュラウド3との間
には、ラバー18が介在されていて、ラジエータシュラウ
ド3が振動しても、その振動がラバー18で吸収され、ラ
ジエータ1へ伝達される振動が低減されるようになって
いる。
にはボルト16が通され、このボルト16は、ラジエータシ
ュラウド3に溶着されたナット17に螺合されている。こ
れにより、ラジエータ1の上部は、ラジエータシュラウ
ド3に対し動かなように固定されている。ボルト16挿通
部分における起立部12とラジエータシュラウド3との間
には、ラバー18が介在されていて、ラジエータシュラウ
ド3が振動しても、その振動がラバー18で吸収され、ラ
ジエータ1へ伝達される振動が低減されるようになって
いる。
車体のラジエータ下部両側部に対応する箇所であるサイ
ドフレーム2,2には、クリップ(ホルダ)21が取付板22
を介して一体的に取り付けられている。クリップ21は、
第3図および第4図にも示すように、弾性を有する板材
をフック状に曲げることにより形成されている。このク
リップ21のループ部21a内には取付部材14が嵌め込まれ
ている。取付部材14をループ部21a内に嵌め込むには、
取付部材14をループ部21aの開き部分21bの上方に位置さ
せておき、取付部材14を開き部分21bに向かって押し込
むようにする。このようにすると、押し込み力によって
開き部分21bが拡張し、取付部材14が開き部分21bを通り
抜けてループ部21a内に嵌まり込むようになる。
ドフレーム2,2には、クリップ(ホルダ)21が取付板22
を介して一体的に取り付けられている。クリップ21は、
第3図および第4図にも示すように、弾性を有する板材
をフック状に曲げることにより形成されている。このク
リップ21のループ部21a内には取付部材14が嵌め込まれ
ている。取付部材14をループ部21a内に嵌め込むには、
取付部材14をループ部21aの開き部分21bの上方に位置さ
せておき、取付部材14を開き部分21bに向かって押し込
むようにする。このようにすると、押し込み力によって
開き部分21bが拡張し、取付部材14が開き部分21bを通り
抜けてループ部21a内に嵌まり込むようになる。
上記ループ部21a内に嵌まり込んだ取付部材14を安定良
く保持するため、上記取付部材14はループ部21bの根元
部分においてラジエータ前後方向に上記取付部材14の長
さに略対応する幅Bを有しており、また取付部材14を嵌
め込むときに取付部材14が開き部分21bを通り抜け易い
ようにするため、ループ部21aの端部の幅Aは根元部分
の幅Bより小さくされている。ループ部21a内に嵌め込
まれた取付部材14は、クリップ21が有する弾性によりル
ープ部21aに挟持され、ループ部21a内から容易に離脱で
きないようになっている。このようにして取付部材14は
クリップ21に保持され、これにより、ラジエータ1の下
部には、サイドフレーム2,2に対し動かないように固定
されている。そして、ラバー14bの持つ減衰能とクリッ
プ21の持つ柔軟性により、サイドフレーム2,2が振動し
ても、その振動がラバー14bおよびクリップ21で吸収さ
れ、ラジエータ1へ振動がほとんど伝達されないように
なっている。
く保持するため、上記取付部材14はループ部21bの根元
部分においてラジエータ前後方向に上記取付部材14の長
さに略対応する幅Bを有しており、また取付部材14を嵌
め込むときに取付部材14が開き部分21bを通り抜け易い
ようにするため、ループ部21aの端部の幅Aは根元部分
の幅Bより小さくされている。ループ部21a内に嵌め込
まれた取付部材14は、クリップ21が有する弾性によりル
ープ部21aに挟持され、ループ部21a内から容易に離脱で
きないようになっている。このようにして取付部材14は
クリップ21に保持され、これにより、ラジエータ1の下
部には、サイドフレーム2,2に対し動かないように固定
されている。そして、ラバー14bの持つ減衰能とクリッ
プ21の持つ柔軟性により、サイドフレーム2,2が振動し
ても、その振動がラバー14bおよびクリップ21で吸収さ
れ、ラジエータ1へ振動がほとんど伝達されないように
なっている。
以上のように、このラジエータ取付構造によれば、ラジ
エータ1の上部および下部が車体(サイドフレーム2,2
およびラジエータシュラウド3)に対し動かないように
固定されるようになっている。このため、ラジエータ1
がガタつくことなく安定した状態で車体に取り付けられ
るようになる。
エータ1の上部および下部が車体(サイドフレーム2,2
およびラジエータシュラウド3)に対し動かないように
固定されるようになっている。このため、ラジエータ1
がガタつくことなく安定した状態で車体に取り付けられ
るようになる。
しかも、車体とラジエータ1との間には、下部の取付部
においては取付部材14のラバー14bとクリップ21とが介
在され、上部の取付部においてはラバー18が介在されて
いるため、車体が振動したとしても、その振動がラバー
14b,18およびクリップ21で吸収され、ラジエータ1へほ
とんど伝達されることがないようになっている。特に、
下部の取付部において取付部材14がラバー14bによって
完全に覆われているので、ラジエータの上部および下部
の取付部ともにラバーを介しボルトによって車体に固定
されている場合に比べ、ホルトを介して振動が伝達され
ることがなく、車体からの振動の伝達を低減できるよう
になる。それとともに、取付部材14がラバー14bによっ
て完全に覆われていることにより、下部の取付部におい
てラジエータと車体との間で金属接触が起こらなくな
り、振動に伴って発生する騒音も小さくできる。
においては取付部材14のラバー14bとクリップ21とが介
在され、上部の取付部においてはラバー18が介在されて
いるため、車体が振動したとしても、その振動がラバー
14b,18およびクリップ21で吸収され、ラジエータ1へほ
とんど伝達されることがないようになっている。特に、
下部の取付部において取付部材14がラバー14bによって
完全に覆われているので、ラジエータの上部および下部
の取付部ともにラバーを介しボルトによって車体に固定
されている場合に比べ、ホルトを介して振動が伝達され
ることがなく、車体からの振動の伝達を低減できるよう
になる。それとともに、取付部材14がラバー14bによっ
て完全に覆われていることにより、下部の取付部におい
てラジエータと車体との間で金属接触が起こらなくな
り、振動に伴って発生する騒音も小さくできる。
さらに、この取付構造によれば、ラジエータ1の下部に
設けられた取付部材14をクリップ21に保持させラジエー
タ1をサイドフレーム2,2に一時的に保持させておいて
から、ラジエータ1の上部をボルト16によってラジエー
タシュラウド3に固定するようにすることにより、ラジ
エータ1を車体(サイドフレーム2,2およびラジエータ
シュラウド3)に取り付けることができる。このように
下部の取付部において取付部材14をクリップ1に保持さ
せるだけでよいので、手などをエンジンルーム内の奥ま
で突っ込む必要がなく、エンジンルーム内に組付用のス
ペースを充分に確保できなくとも、ラジエータ1を容易
に組み付けできるようになる。
設けられた取付部材14をクリップ21に保持させラジエー
タ1をサイドフレーム2,2に一時的に保持させておいて
から、ラジエータ1の上部をボルト16によってラジエー
タシュラウド3に固定するようにすることにより、ラジ
エータ1を車体(サイドフレーム2,2およびラジエータ
シュラウド3)に取り付けることができる。このように
下部の取付部において取付部材14をクリップ1に保持さ
せるだけでよいので、手などをエンジンルーム内の奥ま
で突っ込む必要がなく、エンジンルーム内に組付用のス
ペースを充分に確保できなくとも、ラジエータ1を容易
に組み付けできるようになる。
しかも、ラジエータ1の上部をボルト止めする前の段階
で上記取付部材14をクリップ21に嵌め込むことによりラ
ジエータ1がサイドフレーム2,2に一時的に保持される
ので、ラジエータを一時的に保持させておく手段を特別
に設けておく必要もない。そして、ラジエータ1の下部
の左右両側においてそれぞれ、ロッド14aからなる軸部
分の方向がラジエータの前後方向となるように形成され
た取付部材14が、この方向に幅を有するクリップ21によ
り保持されるため、一時的に保持されている状態にある
ときにも、ラジエータ1が前後に傾動することなく安定
良く保持され、ラジエータ1の上部をボルト止めする作
業が簡単になる。
で上記取付部材14をクリップ21に嵌め込むことによりラ
ジエータ1がサイドフレーム2,2に一時的に保持される
ので、ラジエータを一時的に保持させておく手段を特別
に設けておく必要もない。そして、ラジエータ1の下部
の左右両側においてそれぞれ、ロッド14aからなる軸部
分の方向がラジエータの前後方向となるように形成され
た取付部材14が、この方向に幅を有するクリップ21によ
り保持されるため、一時的に保持されている状態にある
ときにも、ラジエータ1が前後に傾動することなく安定
良く保持され、ラジエータ1の上部をボルト止めする作
業が簡単になる。
本考案にかかるエンジンのラジエータ取付構造は、前記
実施例に限定されるものではない。第5図に示すよう
に、取付部材14の両端部においてラバー14bによるつば
部14cを形成するようにしてもよい。このようにすれ
ば、ラジエータ1が図中、矢印C,D方向に動かないよう
になり、ラジエータを一層安定した状態で車体に取り付
けることができるようになる。ホルダは、前記実施例で
は取付板を介して車体に取り付けていたが、車体に直接
取り付けるようにしてもよい。
実施例に限定されるものではない。第5図に示すよう
に、取付部材14の両端部においてラバー14bによるつば
部14cを形成するようにしてもよい。このようにすれ
ば、ラジエータ1が図中、矢印C,D方向に動かないよう
になり、ラジエータを一層安定した状態で車体に取り付
けることができるようになる。ホルダは、前記実施例で
は取付板を介して車体に取り付けていたが、車体に直接
取り付けるようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案にかかるエンジンのラジエータ取付構造は、ラジ
エータの下部両側部に、略水平方向で、かつラジエータ
の前後方向に延びるロッドとその表面を被覆するラバー
とからなる取付部材が設けられ、この取付部材が、車体
に設けられたラジエータ前後方向に幅を有するフック状
のホルダに保持されているとともに、ラジエータの上部
がラバーを介しボルトによって車体に固定されているこ
とを特徴としている。このため、車体からの振動の伝達
を低減できるとともに、振動に伴って発生する騒音を小
さくでき、しかも、ラジエータの組付作業性を向上でき
る。とくに、上向きの開き部分を有するフック状のホル
ダに取付部材が上方から挿入されて保持されるようにな
っているので、簡単に取付部材を嵌め込むことができる
とともに、これにより組付時にラジエータ上部を固定す
る前の段階でラジエータを一時的に保持させることがで
きて、一時的に保持させておく手段を格別に設ける必要
がなく、かつ、この一時的保持のときにラジエータを安
定良く保持することができて、ラジエータを固定する作
業が非常に簡単になる。また、取付状態では取付部材が
ホルダから不測に離脱することがなく、確実にラジエー
タ取付状態を維持することができるものである。
エータの下部両側部に、略水平方向で、かつラジエータ
の前後方向に延びるロッドとその表面を被覆するラバー
とからなる取付部材が設けられ、この取付部材が、車体
に設けられたラジエータ前後方向に幅を有するフック状
のホルダに保持されているとともに、ラジエータの上部
がラバーを介しボルトによって車体に固定されているこ
とを特徴としている。このため、車体からの振動の伝達
を低減できるとともに、振動に伴って発生する騒音を小
さくでき、しかも、ラジエータの組付作業性を向上でき
る。とくに、上向きの開き部分を有するフック状のホル
ダに取付部材が上方から挿入されて保持されるようにな
っているので、簡単に取付部材を嵌め込むことができる
とともに、これにより組付時にラジエータ上部を固定す
る前の段階でラジエータを一時的に保持させることがで
きて、一時的に保持させておく手段を格別に設ける必要
がなく、かつ、この一時的保持のときにラジエータを安
定良く保持することができて、ラジエータを固定する作
業が非常に簡単になる。また、取付状態では取付部材が
ホルダから不測に離脱することがなく、確実にラジエー
タ取付状態を維持することができるものである。
第1図は本考案にかかるエンジンのラジエータ取付構造
の一実施例を示す正面図、第2図はその側面図、第3図
はホルダの側面図、第4図はその正面図、第5図は別の
実施例の取付部材を示す一部断面図である。 1…ラジエータ、2…サイドフレーム(車体の一部)、
3…ラジエータシュラウド(車体の一部)、14…取付部
材、14b,18…ラバー、21…クリップ(ホルダ)。
の一実施例を示す正面図、第2図はその側面図、第3図
はホルダの側面図、第4図はその正面図、第5図は別の
実施例の取付部材を示す一部断面図である。 1…ラジエータ、2…サイドフレーム(車体の一部)、
3…ラジエータシュラウド(車体の一部)、14…取付部
材、14b,18…ラバー、21…クリップ(ホルダ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長谷藤 作美 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−115422(JP,A) 特開 昭57−84223(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】車体に取り付けられるラジエータの取付構
造であって、前後に扁平なラジエータの下部の両側部
に、略水平方向で、かつ、ラジエータの前後方向に延び
るロッドとその表面を被覆するラバーとからなる取付部
材が設けられる一方、車体の上記ラジエータ下部両側部
に対応する各箇所にそれぞれホルダが固着され、このホ
ルダは、上記前後方向に上記取付部材の長さに略対応す
る幅を有し、かつ、取付部材挿脱用の上向きの開き部分
を有するフック状に形成され、このホルダに上記取付部
材が上方から挿入されて保持されることによりラジエー
タの下部両側部が上記ホルダを介して車体に取り付けら
れているとともに、ラジエータの上部がラバーを介しボ
ルトによって車体に固定されていることを特徴とするエ
ンジンのラジエータ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987165726U JPH0748413Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | エンジンのラジエータ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987165726U JPH0748413Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | エンジンのラジエータ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173021U JPH0173021U (ja) | 1989-05-17 |
| JPH0748413Y2 true JPH0748413Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31452473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987165726U Expired - Lifetime JPH0748413Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | エンジンのラジエータ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748413Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3246583C1 (de) * | 1982-12-16 | 1984-04-05 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Halterung fuer den Kuehler eines Kraftwagens |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP1987165726U patent/JPH0748413Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173021U (ja) | 1989-05-17 |
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