JPH0748496Y2 - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱

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JPH0748496Y2
JPH0748496Y2 JP10369289U JP10369289U JPH0748496Y2 JP H0748496 Y2 JPH0748496 Y2 JP H0748496Y2 JP 10369289 U JP10369289 U JP 10369289U JP 10369289 U JP10369289 U JP 10369289U JP H0748496 Y2 JPH0748496 Y2 JP H0748496Y2
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八良 川口
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は包装用箱、とくにギフト用のパッケージとし
て好適に用いられる包装用箱に関する。
従来の技術と課題 従来、ギフト用のパッケージとして用いられる包装用箱
は、箱としての機能の他に見た目の面白さ、興趣性が要
求されるために、様々な形状の包装用箱が提案されてお
り、たとえば第6図に示すように、上蓋が花びら模様を
形成するように構成された包装用箱が公知である。
このような包装用箱は、上蓋が四周の各側壁(51)(5
1)…の上縁に連設された主蓋片(52)(52)と、各主
蓋片(52)(52)…の左右側縁から主蓋片(52)(52)
…の先端で合一する円弧状の折目(55)(55)…を介し
て連設された左右一対の内方折曲片(53)(54)…とか
らなり、内方折曲片どうしが互いに谷折目(56)(56)
を介して連設されているものであるから、使用に際して
は、所定の折曲げ操作により容易に閉蓋させることがで
き、便利である。また、その閉蓋状態において各主蓋片
(52)(52)…間に形成された細い眼孔状の隙間が放射
状に配列されることにより、上蓋が花びら模様を形成し
て興趣性を醸し出している。
ところが、この包装用箱は各主蓋片(52)(52)…どう
しを突合わせることによって閉蓋状態が保持されるよう
になされているだけであるから、上方からの僅かな押圧
力で主蓋片(52)(52)…が内方へ沈みこんでしまうこ
とがあるし、箱本体に収容された被包装物が比較的重量
のある物の場合、包装用箱の天地を逆にすると被包装物
の重量により主蓋片(52)(52)…どうしの突合せ状態
が解除されて開蓋し、被包装物が落下する虞がある。さ
らには、外観上、上蓋がその閉蓋状態において平面的で
あるために、全体としてのボリューム感に乏しいという
難点がある。
この考案は、上記のような問題点に鑑みてなされたもの
で、上蓋の閉蓋状態が確実に保持されると共に、外観上
はボリューム感を感じさせ、よりいっそう興趣性に富ん
だ包装用箱を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 而して、この考案は上記目的を達成するために、箱本体
の周壁が三個以上の側壁から構成され、上蓋が、前記側
壁の上縁に連設された主蓋片と、これら各主蓋片の左右
両側縁に該主蓋片の先端で合一する円弧状の山折目を介
して連設された左右一対の内方折曲片とからなり、隣接
する内方折曲片どうしが谷折目を介して連設されてなる
包装用箱において、前記主蓋片の長さが閉蓋時に各主蓋
片の先端部どうしが側壁上端よりも上方位置において互
いに突合せ状態となる長さに設定されると共に、前記内
方折曲片のうちの任意の一つの先端に、対向する主蓋片
の左右の内方折曲片間に差し込まれ、該主蓋片の内面に
当接して前記突合せ状態を保持する差込み舌片が突設さ
れてなる構成を採用するものである。
また、この考案においては、差込み舌片に対向する主蓋
片の内方折曲片の先端に、内方に折返されて差込み舌片
と面接触する内方折返し片が連設されることが望まし
い。
実施例 以下、この考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
この実施例において、厚紙等の腰の強いシート材料から
作製される箱本体の周壁は8個の側壁から構成され、山
形状の側壁(1)(1)(1)(1)と逆釣鐘状の側壁
(2)(2)(2)(2)とが、円弧状の折目(23)
(23)…を介して交互に横一連に連設されている。逆釣
鐘状の側壁(2)のうちの一つは、幅方向の中央から左
半部(2a)と右半部(2b)とに分割され、第5図に展開
状態で示すように、右半部(2b)の側端に舌片(4)が
突設される一方、左半部(2a)の側端に、組立時に右半
部(2b)が重合される重合片(3)が突設され、該重合
片(3)と左半部(2a)との間の対応位置に前記舌片
(4)が差込まれる切目(5)が設けられている。
(6)は逆釣鐘状の側壁(2)(2)(2)(2)の上
縁から円弧状の折目(21)(21)…を介して連設された
山形状の主蓋片で、各主蓋片(6)の長さが、閉蓋時に
おいて各主蓋片(6)の先端部どうしが側壁(2)
(2)(2)(2)よりも上方位置において互いに突合
せ状態となる長さに設定されている。各主蓋片(6)の
左右両側縁には、主蓋片(6)の先端で合一する円弧状
の山折目(22)(22)を介して左右一対の内方折曲片
(7)(8)が連設され、隣接する内方折曲片(7)
(8)どうしは、谷折目(24)を介して連設されてい
る。
前記内方折曲片(7)(8)…の一つの先端に、組立状
態において対向する主蓋片(6)の左右の内方折曲片
(7)(8)間に差込まれ、かつこの主蓋片(6)の内
面に当接して各主蓋片(6)の先端部どうしの突き合せ
状態を保持する差込み舌片(9)が突設されている。
また、組み立て状態において前記差込み舌片(9)に対
向する主蓋片(6)の左右の内方折曲片(7)(8)の
先端に、内方に折返されて前記差込み舌片(9)に面接
触する一対の内方折返し片(10)(11)が連設されてい
る。
前記主蓋片(6)のうち、前記左右に分割形成された側
壁(2)の上縁から連設された主蓋片(6)は、側壁
(2)と同様に、幅方向の中央から左半部(6a)と右半
部(6b)とに分割され、右半部(6b)の側端から舌片
(12)が連設される一方、左半部(6a)の側端に組立時
に右半部(6b)の側端部が重合される重合片(14)が突
設され、該重合片(14)と左半部(6a)との間の対応位
置に、前記舌片(12)が差込まれる切目(13)が設けら
れている。
この包装用箱の底蓋は、山形状の側壁(1)(1)
(1)(1)の任意の一つの下縁から折目(25)…を介
して連設され底面全体を覆う大きさに形成された外フラ
ップ(15)と、他の山形状の側壁(1)(1)(1)の
下縁から山折目(25)(25)…を介して連設された内フ
ラップ(16)(16)(16)とからなり、外フラップ(1
5)の先端から山折目(26)を介して突設された舌片(1
7)が、閉蓋時における対応位置に設けられた内フラッ
プ(16)と側壁(1)との間の切目(18)に差込まれる
ようになされている。
而して、この考案に係る包装用箱を第5図に示す展開状
態から組み立てて使用するには、まず各側壁(1)
(2)…を円弧状の折目(23)(23)…から順次折曲
げ、分割された主蓋片(6)及び逆釣鐘状の側壁(2)
の各々の右半部(6b)(2b)に突設された舌片(12)
(4)を対応位置の切目(13)(5)に差込み、底蓋の
各フラップ(15)(16)(16)(16)を内方に折曲げ、
外フラップ(15)の舌片(17)を対応位置の切目(18)
に差込んで箱本体を組み立てる。
次に、主蓋片(6)の両側縁に連設された各内方折曲片
(7)(8)…を円弧状の山折目(22)(22)…及び隣
接する内方折曲片(8)(7)…との間の谷折目(24)
(24)…に沿って内方に折曲げると共に、一つの主蓋片
(6)の左右両内方折曲片(7)(8)の先端に突設さ
れた一対の内方折返し片(10)(11)を内方に、すなわ
ち主蓋片(6)の下方に折返す。
最後に、第1図に示すように差込み舌片(9)を、前記
一対の内方折返し片(10)(11)が下方に折返された左
右両折曲片(7)(8)間に差込んで閉蓋する。差込み
舌片(9)の上縁が主蓋片(6)の内面に当接して、閉
蓋状態が保持される。また、差込み舌片(9)と一対の
内方折返し片(10)(11)とが面接触することにより、
摩擦抵抗力が生じて前記閉蓋状態がより一層確実なもの
となる。
この閉蓋状態から開蓋するには、任意の対向する主蓋片
(6)(6)を、その左右両折曲片(7)(8)…つま
みあげるようにして引き上げると、他の主蓋片(6)
(6)も連動して起上がり、かつ差込み舌片(9)とそ
の対向する主蓋片(6)との当接状態も解除される。そ
こで、各内方折曲片(7)(8)…を、隣接する内方折
曲片(8)(7)…との間の谷折目(24)(24)…が山
折目となるまで外方に折返すと、各主蓋片(6)(6)
(6)(6)及び各内方折曲片(7)(8)…起立し
て、開蓋される。
なお、上記実施例においては、箱本体の周壁が互いに円
弧状の折目(23)(23)………を介して連設された側壁
(1)(2)(1)(2)…から構成されているが、箱
本体の形状は任意であり、一般的な角筒状のものでも良
い。
考案の効果 この考案に係る包装用箱は、上記構成を有するものであ
るから、上蓋に花びらの模様が表出されかつ、主蓋片の
長さが閉蓋時に各主蓋片の先端部どうしが側壁上端より
も上方位置において互いに突き合せ状態となる長さに設
定されているから、上蓋が膨隆状となって、ボリューム
感を感じさせ、興趣性に富んでいる。
しかも、主蓋片の左右両側縁似連設された内方折曲片の
うちの任意の一つの先端に、対向する主蓋片の左右の内
方折曲片間に差込まれ、該主蓋片の内面に当接して前記
突き合せ状態を保持する差込み舌片が突設されているか
ら、接着テープやシール等を用いることなく該突合せ状
態すなわち閉蓋状態を保持することができ、包装用箱の
天地を逆さにした場合にも被包装物の重さで主蓋片どう
しの突き合せ状態が簡単に解除されて不本意に開蓋され
ることをを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る包装用箱の実施例を示すもので、
第1図は、包装用箱の組み立て途上の斜視図、第2図は
同閉蓋時の斜視図、第3図は第2図III-III線断面図、
第4図は第3図IV-IV線断面図、第5図は包装用箱の展
開状態の平面図、第6図は、従来の包装用箱の閉蓋時の
斜視図である。 (1)……山形状の側壁、(2)……逆釣鐘状の側壁、
(6)……主蓋片、(7)(8)……内方折曲片、
(9)……差し込み舌片、(10)(11)……内方折返し
片、(22)……円弧状の山折目、(24)……谷折目。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚紙等の腰の強いシート材料から作製され
    た箱本体の周壁が三個以上の側壁から構成され、上蓋
    が、前記側壁の上縁に連設された主蓋片と、これら各主
    蓋片の左右両側縁に該主蓋片の先端で合一する円弧状の
    山折目を介して連設された左右一対の内方折曲片とから
    なり、隣接する内方折曲片どうしが谷折目を介して連設
    されてなる包装用箱において、前記主蓋片の長さが閉蓋
    時に各主蓋片の先端部どうしが側壁上端よりも上方位置
    において互いに突合せ状態となる長さに設定されると共
    に、前記内方折曲片のうちの任意の一つの先端に、対向
    する主蓋片の左右の内方折曲片間に差し込まれ、該主蓋
    片の内面に当接して前記突合せ状態を保持する差込み舌
    片が突設されてなることを特徴とする包装用箱。
  2. 【請求項2】差込み舌片に対向する主蓋片の内方折曲片
    の先端に、内方に折り返されて前記差込み舌片と面接触
    する内方折返し片が連設されてなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の包装用箱。
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