JPH0748800Y2 - セグメント把持装置 - Google Patents
セグメント把持装置Info
- Publication number
- JPH0748800Y2 JPH0748800Y2 JP1917891U JP1917891U JPH0748800Y2 JP H0748800 Y2 JPH0748800 Y2 JP H0748800Y2 JP 1917891 U JP1917891 U JP 1917891U JP 1917891 U JP1917891 U JP 1917891U JP H0748800 Y2 JPH0748800 Y2 JP H0748800Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- outer cylinder
- gripping device
- pin
- pin portion
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シールド掘進機でトン
ネルを掘進した後のトンネル壁構築用のセグメントを組
立てる際に使用するセグメント把持装置に関するもので
ある。
ネルを掘進した後のトンネル壁構築用のセグメントを組
立てる際に使用するセグメント把持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シールド工法でトンネルを掘進する場
合、図10に示すようにシールド掘進機1で切羽を掘進
した直後に円弧状のセグメント2を順次円形に組立て、
最後にキーセグメント3を締結してトンネル周壁を構築
している。
合、図10に示すようにシールド掘進機1で切羽を掘進
した直後に円弧状のセグメント2を順次円形に組立て、
最後にキーセグメント3を締結してトンネル周壁を構築
している。
【0003】これらのセグメント2を組立位置に搬送す
るために、シールド掘進機1の後方にシールド掘進機1
の前後方向に走行レール4を設け、図11に示すように
走行レール4に沿って走行するホイスト5から吊金具6
を垂下しておく。セグメント2には、例えば4個のボル
ト箱穴7が設けてあって、ボルト箱穴7の内面からセグ
メント2の端面8へ向けてボルト穴9が穿設されてい
て、吊金具6の先端をボルト穴9に差込んでセグメント
2を吊上げ、ホイスト5を後方から前方へ移動し、セグ
メント2を組み立る位置で、セグメント2を一旦トンネ
ル内の床に降ろして吊金具6をボルト穴9から外してお
く。
るために、シールド掘進機1の後方にシールド掘進機1
の前後方向に走行レール4を設け、図11に示すように
走行レール4に沿って走行するホイスト5から吊金具6
を垂下しておく。セグメント2には、例えば4個のボル
ト箱穴7が設けてあって、ボルト箱穴7の内面からセグ
メント2の端面8へ向けてボルト穴9が穿設されてい
て、吊金具6の先端をボルト穴9に差込んでセグメント
2を吊上げ、ホイスト5を後方から前方へ移動し、セグ
メント2を組み立る位置で、セグメント2を一旦トンネ
ル内の床に降ろして吊金具6をボルト穴9から外してお
く。
【0004】図10に示すようにシールド掘進機1の内
部には回転可能のエレクター10が設けてあって、エレ
クター10には伸縮ジャッキ11,11によって昇降す
る吊ビーム12の中央に把持装置13が取付けられてい
る。図11に示すホイスト5で搬送して来てトンネル内
の床下へ降ろしたセグメント2のボルト箱穴7内に図1
0に示すように把持装置13を挿入し、セグメント2を
把持して吊上げ、エレクター10を回転してセグメント
2を所要の位置に組立てる。キーセグメント3も同様の
操作で組立てることになる。
部には回転可能のエレクター10が設けてあって、エレ
クター10には伸縮ジャッキ11,11によって昇降す
る吊ビーム12の中央に把持装置13が取付けられてい
る。図11に示すホイスト5で搬送して来てトンネル内
の床下へ降ろしたセグメント2のボルト箱穴7内に図1
0に示すように把持装置13を挿入し、セグメント2を
把持して吊上げ、エレクター10を回転してセグメント
2を所要の位置に組立てる。キーセグメント3も同様の
操作で組立てることになる。
【0005】次に上述の把持装置13の構造を図12な
いし図14によって説明する。
いし図14によって説明する。
【0006】図12は、セグメント2のボルト箱穴7内
に挿入した従来の把持装置13の左半分を断面で示した
側面図、図13は正面図、図14は平面図であって、把
持装置13にはトンネルの前後方向に水平の2個の外筒
14が取付けられており、各外筒14の両端からガイド
ロッド15が摺動自在に挿入され、ガイドロッド15の
外方端にはセグメント2(図12参照)のボルト穴9に
嵌入し得るピン部16が形成されていて、ピン部16が
外筒14の端部から突出するようにスプリング17で付
勢されている。
に挿入した従来の把持装置13の左半分を断面で示した
側面図、図13は正面図、図14は平面図であって、把
持装置13にはトンネルの前後方向に水平の2個の外筒
14が取付けられており、各外筒14の両端からガイド
ロッド15が摺動自在に挿入され、ガイドロッド15の
外方端にはセグメント2(図12参照)のボルト穴9に
嵌入し得るピン部16が形成されていて、ピン部16が
外筒14の端部から突出するようにスプリング17で付
勢されている。
【0007】ガイドロッド15にはレバー18が固着し
てあって、レバー18は外筒14のガイド溝19を通っ
て外筒14の上方に突出している。ガイド溝19は図1
4に示すように外筒14の軸線方向に延びていて、内方
端部には直角よりも若干鋭角に設けた係止溝20がつな
がっている。図13に示すように把持装置13の下面に
は、把持装置13をセグメント2のボルト箱穴7内に挿
入したとき、ボルト箱穴7の底面に当接するパッド21
が取付けられている。
てあって、レバー18は外筒14のガイド溝19を通っ
て外筒14の上方に突出している。ガイド溝19は図1
4に示すように外筒14の軸線方向に延びていて、内方
端部には直角よりも若干鋭角に設けた係止溝20がつな
がっている。図13に示すように把持装置13の下面に
は、把持装置13をセグメント2のボルト箱穴7内に挿
入したとき、ボルト箱穴7の底面に当接するパッド21
が取付けられている。
【0008】上述した従来の把持装置13をセグメント
2のボルト箱穴7内に挿入する前に、レバー18をスプ
リング17の力に抗してガイド溝19の内方端に引き寄
せ、係止溝20に挿入する。これによってピン部16
は、外筒14の内部に没入した状態に保持される。
2のボルト箱穴7内に挿入する前に、レバー18をスプ
リング17の力に抗してガイド溝19の内方端に引き寄
せ、係止溝20に挿入する。これによってピン部16
は、外筒14の内部に没入した状態に保持される。
【0009】ピン部16を外筒14の内部に没入した状
態で図15に示すようにトンネル内の床に降してあるセ
グメント2のボルト箱穴7の上方に把持装置13を位置
させて吊ビーム12を下降し、図16に示すように把持
装置13をボルト箱穴7内に挿入する。そして図12な
いし図13に示すレバー18を係止溝20からガイド溝
19の方に移動すると、スプリング17の力によってガ
イドロッド15及びピン部16は外筒14の端部から突
出する傾向が与えられる。そこでピン部16の先端がボ
ルト穴9に合致するように把持装置13を手で動かし、
ピン部16の先端がボルト穴9に合致すると、ピン部1
6はボルト穴9に嵌入し、把持装置13によってセグメ
ント2を吊上げることができるようになる。
態で図15に示すようにトンネル内の床に降してあるセ
グメント2のボルト箱穴7の上方に把持装置13を位置
させて吊ビーム12を下降し、図16に示すように把持
装置13をボルト箱穴7内に挿入する。そして図12な
いし図13に示すレバー18を係止溝20からガイド溝
19の方に移動すると、スプリング17の力によってガ
イドロッド15及びピン部16は外筒14の端部から突
出する傾向が与えられる。そこでピン部16の先端がボ
ルト穴9に合致するように把持装置13を手で動かし、
ピン部16の先端がボルト穴9に合致すると、ピン部1
6はボルト穴9に嵌入し、把持装置13によってセグメ
ント2を吊上げることができるようになる。
【0010】セグメント2を所要の位置に組立てた後、
把持装置13をセグメント2から外す場合には、レバー
18をスプリング17の力に抗し、ガイド溝19に沿い
手で外筒14の中心方向へ引き寄せる。しかしながら既
にボルト締結されて固定されたセグメント2のボルト穴
9とピン部16とがある力でせり合っていると、手の力
程度ではピン部16はボルト穴9から抜けないので、把
持装置13を微妙に動かしてピン部16がボルト穴9と
せり合わない状態を探し出し、その瞬間にピン部16を
ボルト穴9から抜出してレバー18を係止溝20に挿入
し、把持装置13をセグメント2のボルト箱穴7から引
き出すことになる。
把持装置13をセグメント2から外す場合には、レバー
18をスプリング17の力に抗し、ガイド溝19に沿い
手で外筒14の中心方向へ引き寄せる。しかしながら既
にボルト締結されて固定されたセグメント2のボルト穴
9とピン部16とがある力でせり合っていると、手の力
程度ではピン部16はボルト穴9から抜けないので、把
持装置13を微妙に動かしてピン部16がボルト穴9と
せり合わない状態を探し出し、その瞬間にピン部16を
ボルト穴9から抜出してレバー18を係止溝20に挿入
し、把持装置13をセグメント2のボルト箱穴7から引
き出すことになる。
【0011】ホイスト5(図11参照)で搬送して来た
セグメント2をトンネル内の床に降さずに、空中に吊っ
たままでエレクター10(図10参照)に受渡しを行っ
て能率を向上させようとする時には、ホイスト5で吊っ
た図17に示すような吊り具22の先端に前述した把持
装置13と同じ構造の把持装置23を取付け、把持装置
23でセグメント2を吊ビーム12の下まで搬送し、吊
り具22の吊り点24とセグメント2の重心Gとが鉛直
に並んだ状態で把持装置13を隣のボルト箱穴7に挿入
し、図18に示すように吊り具22を上方に引上げて把
持装置13でセグメント2を吊り、把持装置23をセグ
メント2から外すことも考えられる。
セグメント2をトンネル内の床に降さずに、空中に吊っ
たままでエレクター10(図10参照)に受渡しを行っ
て能率を向上させようとする時には、ホイスト5で吊っ
た図17に示すような吊り具22の先端に前述した把持
装置13と同じ構造の把持装置23を取付け、把持装置
23でセグメント2を吊ビーム12の下まで搬送し、吊
り具22の吊り点24とセグメント2の重心Gとが鉛直
に並んだ状態で把持装置13を隣のボルト箱穴7に挿入
し、図18に示すように吊り具22を上方に引上げて把
持装置13でセグメント2を吊り、把持装置23をセグ
メント2から外すことも考えられる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】図12ないし図14に
示す従来の把持装置13においては、把持装置13をセ
グメント2から外す時、ボルト穴9とピン部16とがせ
り合っていると、手の力ではピン部16をボルト穴9か
ら抜くことができないことがあった。
示す従来の把持装置13においては、把持装置13をセ
グメント2から外す時、ボルト穴9とピン部16とがせ
り合っていると、手の力ではピン部16をボルト穴9か
ら抜くことができないことがあった。
【0013】また図17、図18に示すようにホイスト
の把持装置23からエレクターの把持装置13に空中で
受渡しすることは、少しバランスをくずすとセグメント
2のボルト穴9と把持装置13のピン部16とが合わな
くなり、円滑な受渡しは非常に困難である。
の把持装置23からエレクターの把持装置13に空中で
受渡しすることは、少しバランスをくずすとセグメント
2のボルト穴9と把持装置13のピン部16とが合わな
くなり、円滑な受渡しは非常に困難である。
【0014】本考案は以上のような従来の問題点を解決
し、把持装置のピン部がセグメントのボルト穴に自動的
に簡単に嵌脱すると共に、ホイストからエレクターにセ
グメントを空中で容易に受渡しできるようにしたセグメ
ント把持装置を提供することを目的とするものである。
し、把持装置のピン部がセグメントのボルト穴に自動的
に簡単に嵌脱すると共に、ホイストからエレクターにセ
グメントを空中で容易に受渡しできるようにしたセグメ
ント把持装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、シー
ルド掘進機のエレクターに昇降可能に設けられた吊ビー
ムと、該吊ビームに摺動フレームを介して取付けられた
スイングフレームと、該スイングフレームに取付けられ
セグメントのボルト箱穴の内面に当接するパッドと、前
記スイングフレームに基端を枢着した1対のスイングア
ームと、該1対のスイングアームの基端を中心に該1対
のスイングアームを互に反対方向に回動させ該1対のス
イングアームの先端を近接離反させる回動機構と、前記
1対のスイングアームの各先端にそれぞれ水平に固着さ
れセグメントのボルト箱穴の内部に出入可能な外筒と、
該外筒に支持され該外筒の端部より出没してセグメント
のボルト穴に嵌脱するピン部と、該ピン部を前記外筒の
端部より出没させる圧力手段と、前記摺動フレームに固
着され前記ピン部の軸線と平行なガイドと、該ガイドに
沿って変位可能に支持され前記ピン部の軸線延長上で前
記ピン部に対面して配設されセグメントの端面に当接す
るストッパーと、該ストッパーを水平に移動させるシリ
ンダーと、シールド掘進機の前後方向に移動する自動ホ
イストにより昇降可能でかつ水平に吊下げられたセグメ
ントのボルト箱穴の内部に出入可能な1対の外筒と、該
外筒に支持され該外筒の端部より出没してセグメントの
ボルト穴と嵌脱するピン部と、該ピン部を前記外筒の端
部より出没させる圧力手段と、を備えたことを特徴とす
るセグメント把持装置であり、請求項2の考案は、自動
ホイストより吊下げられた外筒の端部より出没するピン
部が嵌脱する吊り穴を両端に有し、中間部にキーセグメ
ントを搭載するパレットを備えたことを特徴とする請求
項1記載のセグメント把持装置である。
ルド掘進機のエレクターに昇降可能に設けられた吊ビー
ムと、該吊ビームに摺動フレームを介して取付けられた
スイングフレームと、該スイングフレームに取付けられ
セグメントのボルト箱穴の内面に当接するパッドと、前
記スイングフレームに基端を枢着した1対のスイングア
ームと、該1対のスイングアームの基端を中心に該1対
のスイングアームを互に反対方向に回動させ該1対のス
イングアームの先端を近接離反させる回動機構と、前記
1対のスイングアームの各先端にそれぞれ水平に固着さ
れセグメントのボルト箱穴の内部に出入可能な外筒と、
該外筒に支持され該外筒の端部より出没してセグメント
のボルト穴に嵌脱するピン部と、該ピン部を前記外筒の
端部より出没させる圧力手段と、前記摺動フレームに固
着され前記ピン部の軸線と平行なガイドと、該ガイドに
沿って変位可能に支持され前記ピン部の軸線延長上で前
記ピン部に対面して配設されセグメントの端面に当接す
るストッパーと、該ストッパーを水平に移動させるシリ
ンダーと、シールド掘進機の前後方向に移動する自動ホ
イストにより昇降可能でかつ水平に吊下げられたセグメ
ントのボルト箱穴の内部に出入可能な1対の外筒と、該
外筒に支持され該外筒の端部より出没してセグメントの
ボルト穴と嵌脱するピン部と、該ピン部を前記外筒の端
部より出没させる圧力手段と、を備えたことを特徴とす
るセグメント把持装置であり、請求項2の考案は、自動
ホイストより吊下げられた外筒の端部より出没するピン
部が嵌脱する吊り穴を両端に有し、中間部にキーセグメ
ントを搭載するパレットを備えたことを特徴とする請求
項1記載のセグメント把持装置である。
【0016】
【作用】請求項1の考案は、自動ホイストより吊下げら
れている外筒に支持されているピン部をボルト穴に嵌入
してセグメントを吊下げ、エレクターの吊りビームに取
付けられているスイングフレームをセグメントの上に下
降すると、パッドとストッパーとによってスイングフレ
ームとセグメントとの位置決めが行われ、スイングアー
ムを回動することによりスイングアーム先端の外筒に支
持されているピン部をセグメントのボルト穴に合わせ、
圧力手段によってピン部をボルト穴に嵌入することがで
きる。またセグメントを組立てた後は、ピン部を圧力手
段によってボルト穴から脱出させることができる。
れている外筒に支持されているピン部をボルト穴に嵌入
してセグメントを吊下げ、エレクターの吊りビームに取
付けられているスイングフレームをセグメントの上に下
降すると、パッドとストッパーとによってスイングフレ
ームとセグメントとの位置決めが行われ、スイングアー
ムを回動することによりスイングアーム先端の外筒に支
持されているピン部をセグメントのボルト穴に合わせ、
圧力手段によってピン部をボルト穴に嵌入することがで
きる。またセグメントを組立てた後は、ピン部を圧力手
段によってボルト穴から脱出させることができる。
【0017】請求項2の考案はさらに、自動ホイストに
より吊下げられている外筒に支持されているピン部でパ
レットの両端を吊り、パレットの中間部にキーセグメン
トを搭載し、エレクターの吊ビーム側にキーセグメント
を渡すことができる。
より吊下げられている外筒に支持されているピン部でパ
レットの両端を吊り、パレットの中間部にキーセグメン
トを搭載し、エレクターの吊ビーム側にキーセグメント
を渡すことができる。
【0018】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0019】図6は請求項1の考案を備えたシールド掘
進機1の縦断正面図、図7は図6のVII−VII線に
おける縦断側面図であって、シールド掘進機1の前後方
向に設けてある走行レール4に沿って走行する自動ホイ
スト30は、次に説明する吊り装置によりセグメント2
を吊上げて後方から前方へ搬送して来るようになってい
る。
進機1の縦断正面図、図7は図6のVII−VII線に
おける縦断側面図であって、シールド掘進機1の前後方
向に設けてある走行レール4に沿って走行する自動ホイ
スト30は、次に説明する吊り装置によりセグメント2
を吊上げて後方から前方へ搬送して来るようになってい
る。
【0020】シールド掘進機1の内部には回転可能のエ
レクター10が設けてあって、伸縮ジャッキ11,11
によって昇降する吊ビーム31には後述する把持装置3
2が設けてあって、自動ホイスト30で搬送して来たセ
グメント2を後に詳述するように把持するようになって
いる。
レクター10が設けてあって、伸縮ジャッキ11,11
によって昇降する吊ビーム31には後述する把持装置3
2が設けてあって、自動ホイスト30で搬送して来たセ
グメント2を後に詳述するように把持するようになって
いる。
【0021】図8は自動ホイスト30の側面図、図9は
図8の正面図であって、自動ホイスト30から吊下げら
れている機台33下面には吊ビーム34が水平に回転で
きるように取付けられており、吊ビーム34の両端から
は把持装置35,35が吊下げられている。
図8の正面図であって、自動ホイスト30から吊下げら
れている機台33下面には吊ビーム34が水平に回転で
きるように取付けられており、吊ビーム34の両端から
は把持装置35,35が吊下げられている。
【0022】機台33は自動ホイスト30によって巻上
げ巻降しされるようになっており、機台33の昇降にと
もなって、吊ビーム34、把持装置35も同時に昇降す
るようになっている。図8に示すように機台33上には
油圧ユニット36、コンプレッサーユニット37が設け
てあって、把持装置35に圧力源として圧力油、圧縮空
気を供給するようになっている。
げ巻降しされるようになっており、機台33の昇降にと
もなって、吊ビーム34、把持装置35も同時に昇降す
るようになっている。図8に示すように機台33上には
油圧ユニット36、コンプレッサーユニット37が設け
てあって、把持装置35に圧力源として圧力油、圧縮空
気を供給するようになっている。
【0023】自動ホイスト30から機台33、吊ビーム
34を介して吊下げられている把持装置35の詳細を図
4の断面図によって説明すると、把持装置35は下端に
水平の外筒38を備えていて、外筒38はセグメント2
のボルト箱穴7の内部に出入することができる長さにな
っており、外筒38の内面両端付近にはブッシュ39が
取付けてあって、外筒38の両端からガイドロッド40
が摺動自在に挿入されている。ガイドロッド40の外方
端にはセグメント2のボルト穴9に嵌入し得るピン部4
1が形成されており、ガイドロッド40の内方端にはピ
ストン部42が形成されている。43はピストン部42
に嵌めたシールである。
34を介して吊下げられている把持装置35の詳細を図
4の断面図によって説明すると、把持装置35は下端に
水平の外筒38を備えていて、外筒38はセグメント2
のボルト箱穴7の内部に出入することができる長さにな
っており、外筒38の内面両端付近にはブッシュ39が
取付けてあって、外筒38の両端からガイドロッド40
が摺動自在に挿入されている。ガイドロッド40の外方
端にはセグメント2のボルト穴9に嵌入し得るピン部4
1が形成されており、ガイドロッド40の内方端にはピ
ストン部42が形成されている。43はピストン部42
に嵌めたシールである。
【0024】ピストン部42は外筒38の中心に設けて
ある圧縮空気室(圧力手段)44に摺動自在に嵌められ
ていて、圧縮空気室44の中心部には給排気口45が設
けられ、図8に示したコンプレッサーユニット37から
図示しない配管及び切換弁を介して圧縮空気が給排され
るようになっている。圧縮空気室44の外方端とブッシ
ュ39の内方端との間は圧力油室(圧力手段)46にな
っていて、圧力油室46には給排油口47が設けられ、
図8に示した油圧ユニット36から図示しない配管及び
切換弁を介して圧力油が給排されるようになっている。
圧縮空気室44に供給される圧縮空気及び圧力油室46
に供給される圧力油は、ピン部41を外筒38の端部よ
り出没させる圧力手段となっている。
ある圧縮空気室(圧力手段)44に摺動自在に嵌められ
ていて、圧縮空気室44の中心部には給排気口45が設
けられ、図8に示したコンプレッサーユニット37から
図示しない配管及び切換弁を介して圧縮空気が給排され
るようになっている。圧縮空気室44の外方端とブッシ
ュ39の内方端との間は圧力油室(圧力手段)46にな
っていて、圧力油室46には給排油口47が設けられ、
図8に示した油圧ユニット36から図示しない配管及び
切換弁を介して圧力油が給排されるようになっている。
圧縮空気室44に供給される圧縮空気及び圧力油室46
に供給される圧力油は、ピン部41を外筒38の端部よ
り出没させる圧力手段となっている。
【0025】図5は把持装置35の他の実施例の断面図
であって、図4と同一部分には同一符号を付してある。
図5の把持装置35においては、ピストン部42はスプ
リング室48に摺動自在に嵌められていて、スプリング
室48の中心側にはピストン部42を外筒の端部へ向け
て押圧する圧力手段としてスプリング49が設けられて
いる。
であって、図4と同一部分には同一符号を付してある。
図5の把持装置35においては、ピストン部42はスプ
リング室48に摺動自在に嵌められていて、スプリング
室48の中心側にはピストン部42を外筒の端部へ向け
て押圧する圧力手段としてスプリング49が設けられて
いる。
【0026】次に図6に示すエレクター10の吊ビーム
31に設けてある把持装置32について説明する。
31に設けてある把持装置32について説明する。
【0027】図2は把持装置32の正面図、図1は図2
のI−I線における縦断側面図であって、図6のエレク
ター10に昇降可能に設けられている吊ビーム31の中
央には、図1、図2に示すように摺動フレーム50が取
付けてあって、摺動フレーム50にはピン51によって
スイングフレーム52の上端が枢着されている。図2に
示すようにスイングフレーム52の両側に取付けてある
パッド53が摺動フレーム50の内側面に当接し、スイ
ングフレーム52のピン51を中心とする揺動を規制し
ている。スイングフレーム52の下部は二又状になって
いて、二又状の内面にはパッド54が取付けられてお
り、二又状の外側にはパッド55が取付けられている。
そして図2に示すようにセグメント2の隣り合っている
ボルト箱穴7,7にスイングフレーム52下端の二又状
部分を挿入すると、パッド54はボルト箱穴7,7の内
面およびボルト箱穴7,7の間のセグメント2の山56
に当接し、スイングフレーム52とセグメント2の長手
方向との位置決めが行われるようになっている。
のI−I線における縦断側面図であって、図6のエレク
ター10に昇降可能に設けられている吊ビーム31の中
央には、図1、図2に示すように摺動フレーム50が取
付けてあって、摺動フレーム50にはピン51によって
スイングフレーム52の上端が枢着されている。図2に
示すようにスイングフレーム52の両側に取付けてある
パッド53が摺動フレーム50の内側面に当接し、スイ
ングフレーム52のピン51を中心とする揺動を規制し
ている。スイングフレーム52の下部は二又状になって
いて、二又状の内面にはパッド54が取付けられてお
り、二又状の外側にはパッド55が取付けられている。
そして図2に示すようにセグメント2の隣り合っている
ボルト箱穴7,7にスイングフレーム52下端の二又状
部分を挿入すると、パッド54はボルト箱穴7,7の内
面およびボルト箱穴7,7の間のセグメント2の山56
に当接し、スイングフレーム52とセグメント2の長手
方向との位置決めが行われるようになっている。
【0028】スイングフレーム52には、1対のスイン
グアーム57,57の基端が軸58,58によって枢着
されている。軸58,58はスイングフレーム52に回
動自在に支持され、スイングアーム57,57の基端は
軸58,58に固着されており、軸58,58にはさら
に歯車59,59が固着されていて、歯車59,59は
互に噛み合っている。そして一方のスイングアーム57
の基端とスイングフレーム52との間にはシリンダー6
0が取付けられている。シリンダー60及び歯車59,
59は1対のスイングアーム57,57の回動機構を構
成していて、シリンダー60のピストンロッドを伸長す
るとスイングアーム57,57は先端が互に近接するよ
うに軸58,58を中心として反対方向に回動し、シリ
ンダー60のピストンロッドを収縮するとスイングアー
ム57,57は先端が互に離反するように軸58,58
を中心として反対方向に回動するようになっている。
グアーム57,57の基端が軸58,58によって枢着
されている。軸58,58はスイングフレーム52に回
動自在に支持され、スイングアーム57,57の基端は
軸58,58に固着されており、軸58,58にはさら
に歯車59,59が固着されていて、歯車59,59は
互に噛み合っている。そして一方のスイングアーム57
の基端とスイングフレーム52との間にはシリンダー6
0が取付けられている。シリンダー60及び歯車59,
59は1対のスイングアーム57,57の回動機構を構
成していて、シリンダー60のピストンロッドを伸長す
るとスイングアーム57,57は先端が互に近接するよ
うに軸58,58を中心として反対方向に回動し、シリ
ンダー60のピストンロッドを収縮するとスイングアー
ム57,57は先端が互に離反するように軸58,58
を中心として反対方向に回動するようになっている。
【0029】1対のスイングアーム57の各先端には、
セグメント2のボルト箱穴7の内部に出入することがで
きる長さの外筒61が水平に固着されている。図1に示
すように外筒61の内面両端付近にはブッシュ62が取
付けてあって、外筒61の両端からガイドロッド63が
摺動自在に挿入されている。ガイドロッド63の外方端
にはセグメント2のボルト穴9に嵌入し得るピン部64
が形成されており、ガイドロッド63の内方端にはピス
トン部65が形成されている。66はピストン部65に
嵌めたシールである。ピストン部65は外筒61の中心
に設けてある圧縮空気室67に摺動自在に嵌められてい
て、圧縮空気室67の中心部には給排気口68が設けら
れ、図示しない後方設備のコンプレッサーユニットから
図示しないホースリールを経由してエレクター10へ送
られた圧縮空気を図示しない配管及び切換弁を介して圧
縮空気が給排されるようになっている。圧縮空気室67
の外方端とブッシュ62の内方端との間は圧力油室69
になっていて、圧力油室69には給排油口70が設けら
れ、図示しないエレクター10に装備された油圧ユニッ
トから図示しない配管及び切換弁を介して圧力油が給排
されるようになっている。圧縮空気室67に供給される
圧縮空気及び圧力油室69に供給される圧力油は、ピン
部64を外筒61の端部より出没させる圧力手段となっ
ている。
セグメント2のボルト箱穴7の内部に出入することがで
きる長さの外筒61が水平に固着されている。図1に示
すように外筒61の内面両端付近にはブッシュ62が取
付けてあって、外筒61の両端からガイドロッド63が
摺動自在に挿入されている。ガイドロッド63の外方端
にはセグメント2のボルト穴9に嵌入し得るピン部64
が形成されており、ガイドロッド63の内方端にはピス
トン部65が形成されている。66はピストン部65に
嵌めたシールである。ピストン部65は外筒61の中心
に設けてある圧縮空気室67に摺動自在に嵌められてい
て、圧縮空気室67の中心部には給排気口68が設けら
れ、図示しない後方設備のコンプレッサーユニットから
図示しないホースリールを経由してエレクター10へ送
られた圧縮空気を図示しない配管及び切換弁を介して圧
縮空気が給排されるようになっている。圧縮空気室67
の外方端とブッシュ62の内方端との間は圧力油室69
になっていて、圧力油室69には給排油口70が設けら
れ、図示しないエレクター10に装備された油圧ユニッ
トから図示しない配管及び切換弁を介して圧力油が給排
されるようになっている。圧縮空気室67に供給される
圧縮空気及び圧力油室69に供給される圧力油は、ピン
部64を外筒61の端部より出没させる圧力手段となっ
ている。
【0030】図1、図2に示すように摺動フレーム50
にはサポートジャッキ71が内蔵してあって、その下端
に固着されているパッド取付金具72の下面に取付けて
あるパッド73がセグメント2の上面に当接するように
なっている。
にはサポートジャッキ71が内蔵してあって、その下端
に固着されているパッド取付金具72の下面に取付けて
あるパッド73がセグメント2の上面に当接するように
なっている。
【0031】摺動フレーム50にはピン部64の軸線と
平行なガイド74が固着されていて、このガイド74に
摺動自在にブロック75が装着されている。ブロック7
5は摺動フレーム50に一端が固定されている2個のセ
ンサー内蔵シリンダー76の他端に結合されていて、セ
ンサー内蔵シリンダー76のピストンロッドを伸縮する
と、ブロック75はガイド74に沿って摺動するように
なっている。ブロック75からは図2に示すように2本
のストッパー取付杆77が垂下されている。ストッパー
取付杆77の上部は断面円形になっていて水平に回動で
きるようにブロック75に支持されており、ストッパー
取付杆77の下部には板状のストッパー78が固着され
ている。ストッパー78は図1に示すようにピン部64
の軸線延長上でピン部64に対面するように配設されて
いて、ストッパー78に取付けてあるパッド79がセグ
メント2の端面80に当接するようになっている。
平行なガイド74が固着されていて、このガイド74に
摺動自在にブロック75が装着されている。ブロック7
5は摺動フレーム50に一端が固定されている2個のセ
ンサー内蔵シリンダー76の他端に結合されていて、セ
ンサー内蔵シリンダー76のピストンロッドを伸縮する
と、ブロック75はガイド74に沿って摺動するように
なっている。ブロック75からは図2に示すように2本
のストッパー取付杆77が垂下されている。ストッパー
取付杆77の上部は断面円形になっていて水平に回動で
きるようにブロック75に支持されており、ストッパー
取付杆77の下部には板状のストッパー78が固着され
ている。ストッパー78は図1に示すようにピン部64
の軸線延長上でピン部64に対面するように配設されて
いて、ストッパー78に取付けてあるパッド79がセグ
メント2の端面80に当接するようになっている。
【0032】次に請求項1の考案の作用を説明する。
【0033】図4に示す把持装置35の圧縮空気室(圧
力手段)44を大気に開放するように接続すると共に給
排油口47から圧力油室46に圧力油を供給し、ピスト
ン部42を外筒38の中心の方に移動させてピン部41
を外筒38の端部まで引込めておく。
力手段)44を大気に開放するように接続すると共に給
排油口47から圧力油室46に圧力油を供給し、ピスト
ン部42を外筒38の中心の方に移動させてピン部41
を外筒38の端部まで引込めておく。
【0034】次に自動ホイスト30(図6ないし図9参
照)を後方に移動して床下面に置かれているセグメント
2の上から図9に示すように吊ビーム34を下降して、
セグメント2の中心寄りのボルト箱穴7,7内に把持装
置35,35を挿入する。そして図4に示すようにピン
部41とボルト穴9とを合わせ、圧力油室(圧力手段)
46内の圧力油を給排油口47から排出すると共に給排
気口45から圧縮空気室44に圧縮空気を供給し、ピス
トン部42をそれぞれ外筒38の外方に向って押し出
す。もしここでピン部41とボルト穴9とがせり合って
いたような場合にはピストン部42の動きは停止する
が、外筒38を手でゆすり、ピン部41とボルト穴9と
の芯を合わせると、ピン部41はボルト穴9に嵌入して
把持装置35によるセグメント2の把持は完了する。
照)を後方に移動して床下面に置かれているセグメント
2の上から図9に示すように吊ビーム34を下降して、
セグメント2の中心寄りのボルト箱穴7,7内に把持装
置35,35を挿入する。そして図4に示すようにピン
部41とボルト穴9とを合わせ、圧力油室(圧力手段)
46内の圧力油を給排油口47から排出すると共に給排
気口45から圧縮空気室44に圧縮空気を供給し、ピス
トン部42をそれぞれ外筒38の外方に向って押し出
す。もしここでピン部41とボルト穴9とがせり合って
いたような場合にはピストン部42の動きは停止する
が、外筒38を手でゆすり、ピン部41とボルト穴9と
の芯を合わせると、ピン部41はボルト穴9に嵌入して
把持装置35によるセグメント2の把持は完了する。
【0035】次に図8、図9に示すように吊ビーム34
を自動ホイスト30で巻上げてセグメント2を吊上げ、
自動ホイスト30を前方に移動してセグメント2を図7
に示すようにセグメント吊上待機位置Aまで搬送する。
そしてエレクター10を旋回してエレクター10の把持
装置32が正面から見てセグメント2の中心上方に位置
するようになる図6の状態でエレクター10の旋回を止
めた後、再び自動ホイスト30を前進させてセグメント
2を把持装置32直下のセグメント供給位置Bに移動す
る。次にエレクター10の伸縮ジャッキ11を下方へ伸
長して吊ビーム31を下降し、図1、図2に示すように
外筒61をセグメント2のボルト箱穴7の内部に挿入す
る(逆にホイストの吊ビームを上方へ巻上げても同様な
作業を行うことが可能である)。この場合、図1に示す
圧縮空気室67は大気に開放し、圧力油室69には圧力
油を供給して、ピン部64を外筒61の端部まで引込め
ておく。また図6に示す自動ホイスト30の巻上装置に
は測長センサーを備えていてセグメント2の吊上高さ位
置を記憶しており、エレクター10の伸縮ジャッキ11
は測長センサーを内蔵してサーボ弁で制御されるシリン
ダーを使用していて、自動ホイスト30の測長センサー
の示す吊上高さ位置に把持装置32が正確に下降するよ
うになっている。
を自動ホイスト30で巻上げてセグメント2を吊上げ、
自動ホイスト30を前方に移動してセグメント2を図7
に示すようにセグメント吊上待機位置Aまで搬送する。
そしてエレクター10を旋回してエレクター10の把持
装置32が正面から見てセグメント2の中心上方に位置
するようになる図6の状態でエレクター10の旋回を止
めた後、再び自動ホイスト30を前進させてセグメント
2を把持装置32直下のセグメント供給位置Bに移動す
る。次にエレクター10の伸縮ジャッキ11を下方へ伸
長して吊ビーム31を下降し、図1、図2に示すように
外筒61をセグメント2のボルト箱穴7の内部に挿入す
る(逆にホイストの吊ビームを上方へ巻上げても同様な
作業を行うことが可能である)。この場合、図1に示す
圧縮空気室67は大気に開放し、圧力油室69には圧力
油を供給して、ピン部64を外筒61の端部まで引込め
ておく。また図6に示す自動ホイスト30の巻上装置に
は測長センサーを備えていてセグメント2の吊上高さ位
置を記憶しており、エレクター10の伸縮ジャッキ11
は測長センサーを内蔵してサーボ弁で制御されるシリン
ダーを使用していて、自動ホイスト30の測長センサー
の示す吊上高さ位置に把持装置32が正確に下降するよ
うになっている。
【0036】外筒61をボルト箱穴7内に挿入する前
に、図1に示すセンサー内蔵シリンダー76のピストン
ロッドを作動させ、ストッパー78のパッド79にセグ
メント2の端面80を当て、把持装置32の中心とセグ
メント2の中心とを一致させる。この時セグメント2が
曲線トンネル用のテーパーセグメントである場合には、
1対のセンサー内蔵シリンダー76,76(図2参照)
のピストンロッドの伸長量を左右各別に調整すれば、ブ
ロック75のガイド74,74に対する位置が左右で変
り、ストッパー取付杆77はブロック75に対して水平
に回動し、ストッパー78をテーパーセグメントの傾斜
角に合わせることができる。
に、図1に示すセンサー内蔵シリンダー76のピストン
ロッドを作動させ、ストッパー78のパッド79にセグ
メント2の端面80を当て、把持装置32の中心とセグ
メント2の中心とを一致させる。この時セグメント2が
曲線トンネル用のテーパーセグメントである場合には、
1対のセンサー内蔵シリンダー76,76(図2参照)
のピストンロッドの伸長量を左右各別に調整すれば、ブ
ロック75のガイド74,74に対する位置が左右で変
り、ストッパー取付杆77はブロック75に対して水平
に回動し、ストッパー78をテーパーセグメントの傾斜
角に合わせることができる。
【0037】このようにして把持装置32の中心とセグ
メント2の中心とを一致させた後、吊ビーム31を下降
させる(前述のように吊ビーム34を上方に巻上げても
よい)と、図2に示すようにスイングフレーム52下部
の二又状の内面に取付けてあるパッド54はボルト箱穴
7,7の内面およびセグメント2の山56に当接し、ス
イングフレーム52とセグメント2の長手方向との位置
決めが行われる。
メント2の中心とを一致させた後、吊ビーム31を下降
させる(前述のように吊ビーム34を上方に巻上げても
よい)と、図2に示すようにスイングフレーム52下部
の二又状の内面に取付けてあるパッド54はボルト箱穴
7,7の内面およびセグメント2の山56に当接し、ス
イングフレーム52とセグメント2の長手方向との位置
決めが行われる。
【0038】次にシリンダー60のピストンロッドを収
縮してスイングアーム57,57を先端が互に離反する
ように回動させ、図1に示すピン部64の中心とセグメ
ント2のボルト穴9の中心とを一致させる(本操作は把
持するセグメントの種類に合わせて前もって操作してお
いてもよい)。そして圧力油室69内の圧力油を排出す
ると共に圧縮空気室67に圧縮空気を供給すると、ピス
トン部65は圧縮空気室67の外方に移動し、ピン部6
4は外筒61の端部から突出してボルト穴9に嵌入す
る。これにより、自動ホイスト30(図9参照)の把持
装置35でセグメント2を吊ったまま、エレクター10
(図6参照)の把持装置32でセグメント2を把持した
ことになる。
縮してスイングアーム57,57を先端が互に離反する
ように回動させ、図1に示すピン部64の中心とセグメ
ント2のボルト穴9の中心とを一致させる(本操作は把
持するセグメントの種類に合わせて前もって操作してお
いてもよい)。そして圧力油室69内の圧力油を排出す
ると共に圧縮空気室67に圧縮空気を供給すると、ピス
トン部65は圧縮空気室67の外方に移動し、ピン部6
4は外筒61の端部から突出してボルト穴9に嵌入す
る。これにより、自動ホイスト30(図9参照)の把持
装置35でセグメント2を吊ったまま、エレクター10
(図6参照)の把持装置32でセグメント2を把持した
ことになる。
【0039】次に図4に示す把持装置35の圧力油室4
6に圧油を供給すると共に圧縮空気室44の圧縮空気を
排出すると、ピストン部42は圧縮空気室44の中心側
に移動し、ピン部41はセグメント2のボルト穴9から
抜けて把持装置35による把持は解除され、セグメント
2はエレクター10の把持装置32のみで把持されるこ
とになる。通常、圧縮空気室44,67に供給する圧縮
空気は5〜7kg/cm2の圧力のものを使用し、圧力
油室46,69に供給する圧力油は20kg/cm2程
度以上の圧力のものを使用するので、たとえピン部4
1,64とボルト穴9とにせり合いがあっても、圧力油
による強大な力によって簡単にピン部41,64をボル
ト穴9から抜くことができる。
6に圧油を供給すると共に圧縮空気室44の圧縮空気を
排出すると、ピストン部42は圧縮空気室44の中心側
に移動し、ピン部41はセグメント2のボルト穴9から
抜けて把持装置35による把持は解除され、セグメント
2はエレクター10の把持装置32のみで把持されるこ
とになる。通常、圧縮空気室44,67に供給する圧縮
空気は5〜7kg/cm2の圧力のものを使用し、圧力
油室46,69に供給する圧力油は20kg/cm2程
度以上の圧力のものを使用するので、たとえピン部4
1,64とボルト穴9とにせり合いがあっても、圧力油
による強大な力によって簡単にピン部41,64をボル
ト穴9から抜くことができる。
【0040】図4に示す把持装置35のピン部41をボ
ルト穴9から抜いた後、図8、図9に示す吊ビーム34
を自動ホイスト30で巻き上げ、把持装置35をセグメ
ント2のボルト箱穴7から抜き出した後、自動ホイスト
30を後退させる。これによって自動ホイスト30の把
持装置35はセグメント2から離れ、セグメント2は空
中で完全にエレクター10(図6、図7参照)の把持装
置32で把持されたことになる。
ルト穴9から抜いた後、図8、図9に示す吊ビーム34
を自動ホイスト30で巻き上げ、把持装置35をセグメ
ント2のボルト箱穴7から抜き出した後、自動ホイスト
30を後退させる。これによって自動ホイスト30の把
持装置35はセグメント2から離れ、セグメント2は空
中で完全にエレクター10(図6、図7参照)の把持装
置32で把持されたことになる。
【0041】エレクター10の把持装置32でセグメン
ト2を把持した後、エレクター10を回転してセグメン
ト2を所要の位置に組立て、ボルト締結した後に、図1
に示す圧力油室69に圧力油を供給すると共に圧縮空気
室67の圧縮空気を排出すると、ピン部64はボルト穴
9から抜けるので、把持装置32をボルト箱穴7から抜
き出すことができる。
ト2を把持した後、エレクター10を回転してセグメン
ト2を所要の位置に組立て、ボルト締結した後に、図1
に示す圧力油室69に圧力油を供給すると共に圧縮空気
室67の圧縮空気を排出すると、ピン部64はボルト穴
9から抜けるので、把持装置32をボルト箱穴7から抜
き出すことができる。
【0042】図5に示す実施例の把持装置35を使用し
ている場合には、給排油口47から圧力油を圧力油室4
6に供給すると、ピストン部42はスプリング49の力
に抗してスプリング室48の中心側に移動し、ピン部4
1はボルト穴9から抜けることになる。また圧力油室4
6内の圧力油を給排油口47から排出すると、ピストン
部42はスプリング室48の外方に移動し、ピン部41
はボルト穴9に嵌合する。図5に示す構造の把持装置
は、図1の把持装置32にも使用することができる。
ている場合には、給排油口47から圧力油を圧力油室4
6に供給すると、ピストン部42はスプリング49の力
に抗してスプリング室48の中心側に移動し、ピン部4
1はボルト穴9から抜けることになる。また圧力油室4
6内の圧力油を給排油口47から排出すると、ピストン
部42はスプリング室48の外方に移動し、ピン部41
はボルト穴9に嵌合する。図5に示す構造の把持装置
は、図1の把持装置32にも使用することができる。
【0043】図3は請求項2の考案の一実施例の正面図
であって、図2と同一部品には同一符号を付してある。
であって、図2と同一部品には同一符号を付してある。
【0044】図3はキーセグメント3(図10参照)を
自動ホイスト30(図9参照)の把持装置35で後方か
ら搬送して来て、キーセグメント3をエレクター(図9
参照)の把持装置32に把持させる時に使用するパレッ
ト81を示す正面図であって、パレット81は凹字形を
していて両端上部には吊り穴82が設けられており、こ
の吊り穴82に把持装置35のピン部41(図5参照)
を嵌入させることにより、パレット81を把持装置35
で吊上げることができるようになっている。そしてパレ
ット81の中間部にはキーセグメント3を遊隙がない状
態で搭載することができるようになっている。
自動ホイスト30(図9参照)の把持装置35で後方か
ら搬送して来て、キーセグメント3をエレクター(図9
参照)の把持装置32に把持させる時に使用するパレッ
ト81を示す正面図であって、パレット81は凹字形を
していて両端上部には吊り穴82が設けられており、こ
の吊り穴82に把持装置35のピン部41(図5参照)
を嵌入させることにより、パレット81を把持装置35
で吊上げることができるようになっている。そしてパレ
ット81の中間部にはキーセグメント3を遊隙がない状
態で搭載することができるようになっている。
【0045】キーセグメント3はボルト箱穴7が1個し
かないため把持装置35で吊上げずに、パレット81に
キーセグメント3を搭載し、パレット81を把持装置3
5で吊上げ、後方からエレクター10の把持装置32の
直下まで搬送する。そして図3に示すようにシリンダー
60のピストンロッドを伸長してスイングアーム57,
57を先端が互に接近するように回動させ、吊ビーム3
1と共にスイングフレーム52を下降すると(逆に吊ビ
ーム34を上方へ巻上げても同様である)、スイングフ
レーム52下部の二又状の外側に取付けてあるパッド5
5がボルト箱穴7の内面に当接し、スイングフレーム5
2とキーセグメント3との図3における左右方向の位置
決めが行われる。図3の図面に垂直な方向の把持装置3
2の中心とキーセグメント3の中心との位置合わせは、
図1で説明したようにストッパー78で行う。
かないため把持装置35で吊上げずに、パレット81に
キーセグメント3を搭載し、パレット81を把持装置3
5で吊上げ、後方からエレクター10の把持装置32の
直下まで搬送する。そして図3に示すようにシリンダー
60のピストンロッドを伸長してスイングアーム57,
57を先端が互に接近するように回動させ、吊ビーム3
1と共にスイングフレーム52を下降すると(逆に吊ビ
ーム34を上方へ巻上げても同様である)、スイングフ
レーム52下部の二又状の外側に取付けてあるパッド5
5がボルト箱穴7の内面に当接し、スイングフレーム5
2とキーセグメント3との図3における左右方向の位置
決めが行われる。図3の図面に垂直な方向の把持装置3
2の中心とキーセグメント3の中心との位置合わせは、
図1で説明したようにストッパー78で行う。
【0046】次にシリンダー60のピストンロッドの伸
長量を調整して(ストロークエンドまたはスイングアー
ム61同志をストッパーとして接触させ)、図1で説明
したようにピン部64の中心とボルト穴9の中心とを一
致させ、ピン部64をボルト穴9に嵌入して把持装置3
2でキーセグメント3を把持する。そして吊ビーム34
(図3参照)を下降させるとパレット81はキーセグメ
ント3の下方に離れるので、自動ホイスト30を後退さ
せれば、キーセグメント3は空中で完全にエレクター1
0の把持装置32で把持されるので、以後はセグメント
2の場合と同様の操作でキーセグメント3を所要の位置
に組立てることができる。
長量を調整して(ストロークエンドまたはスイングアー
ム61同志をストッパーとして接触させ)、図1で説明
したようにピン部64の中心とボルト穴9の中心とを一
致させ、ピン部64をボルト穴9に嵌入して把持装置3
2でキーセグメント3を把持する。そして吊ビーム34
(図3参照)を下降させるとパレット81はキーセグメ
ント3の下方に離れるので、自動ホイスト30を後退さ
せれば、キーセグメント3は空中で完全にエレクター1
0の把持装置32で把持されるので、以後はセグメント
2の場合と同様の操作でキーセグメント3を所要の位置
に組立てることができる。
【0047】セグメント2、キーセグメント3を組み付
ける際には、図2に示す左右のサポートジャッキ71,
71を適宜伸縮すると、パッド取付金具72、パッド7
3を介する押圧状態が変るので、スイングフレーム52
はパッド53を圧縮しながらピン51を中心として揺動
し、セグメント2、キーセグメント3のボルト穴を既設
セグメントのボルト穴に容易に一致させることができ
る。
ける際には、図2に示す左右のサポートジャッキ71,
71を適宜伸縮すると、パッド取付金具72、パッド7
3を介する押圧状態が変るので、スイングフレーム52
はパッド53を圧縮しながらピン51を中心として揺動
し、セグメント2、キーセグメント3のボルト穴を既設
セグメントのボルト穴に容易に一致させることができ
る。
【0048】
【考案の効果】請求項1の考案及び請求項2の考案は、
通常のセグメント、テーパセグメント、キーセグメント
等の寸法の異なるセグメントを、重心を中心として安定
よく吊り上げ、自動ホイストからエレクターへのセグメ
ントの受渡しを、空中で能率よく行うことができる。
通常のセグメント、テーパセグメント、キーセグメント
等の寸法の異なるセグメントを、重心を中心として安定
よく吊り上げ、自動ホイストからエレクターへのセグメ
ントの受渡しを、空中で能率よく行うことができる。
【0049】請求項1の考案は、セグメントのボルト穴
に対するピン部の嵌脱を圧力手段によって行うので、ボ
ルト穴とピン部とがせり合っていて手の力では嵌脱でき
ない場合でも、強力に嵌脱することができる。
に対するピン部の嵌脱を圧力手段によって行うので、ボ
ルト穴とピン部とがせり合っていて手の力では嵌脱でき
ない場合でも、強力に嵌脱することができる。
【0050】請求項2の考案は、キーセグメントをパレ
ットに搭載して自動ホイストにより吊上げるので、空中
での受渡しのための特別な工作をキーセグメントに施す
必要がない。
ットに搭載して自動ホイストにより吊上げるので、空中
での受渡しのための特別な工作をキーセグメントに施す
必要がない。
【図1】エレクター吊ビームに取付けた把持装置の図2
をI−I方向から見た縦断側面図である。
をI−I方向から見た縦断側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】パレットにキーセグメントを搭載して吊上げた
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図4】自動ホイストより吊下げた外筒の縦断側面図で
ある。
ある。
【図5】自動ホイストより吊下げた外筒の他の実施例の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図6】本考案を備えたシールド掘進機の縦断正面図で
ある。
ある。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】自動ホイストでセグメントを吊上げた状態の側
面図である。
面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】従来の把持装置を備えたシールド掘進機の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図11】従来の吊金具でセグメントを吊上げた状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図12】従来の把持装置の一部を切断して示した側面
図である。
図である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】図12の平面図である。
【図15】従来の把持装置をセグメントの上方に接近さ
せた状態を示す正面図である。
せた状態を示す正面図である。
【図16】従来の把持装置をセグメントのボルト箱穴に
挿入した状態を示す正面図である。
挿入した状態を示す正面図である。
【図17】従来の把持装置で吊ったセグメントを従来の
把持装置を備えたエレクタの吊ビームの下に搬送した状
態を示す正面図である。
把持装置を備えたエレクタの吊ビームの下に搬送した状
態を示す正面図である。
【図18】従来の把持装置を備えたエレクタでセグメン
トを吊った状態を示す正面図である。
トを吊った状態を示す正面図である。
1 シールド掘進機 2 セグメント 3 キーセグメント 7 ボルト箱穴 9 ボルト穴 10 エレクター 30 自動ホイスト 31 吊ビーム 32,35 把持装置 38 外筒 41 ピン部 44 圧縮空気室(圧力手段) 46 圧力油室(圧力手段) 49 スプリング 50 摺動フレーム 52 スイングフレーム 54 パッド 57 スイングアーム 59 歯車 60 シリンダー 61 外筒 64 ピン部 67 圧縮空気室 74 ガイド 76 センサー内蔵シリンダー 78 ストッパー 80 端面 81 パレット 82 吊り穴
Claims (2)
- 【請求項1】 シールド掘進機のエレクターに昇降可能
に設けられた吊ビームと、該吊ビームに摺動フレームを
介して取付けられたスイングフレームと、該スイングフ
レームに取付けられセグメントのボルト箱穴の内面に当
接するパッドと、前記スイングフレームに基端を枢着し
た1対のスイングアームと、該1対のスイングアームの
基端を中心に該1対のスイングアームを互に反対方向に
回動させ該1対のスイングアームの先端を近接離反させ
る回動機構と、前記1対のスイングアームの各先端にそ
れぞれ水平に固着されセグメントのボルト箱穴の内部に
出入可能な外筒と、該外筒に支持され該外筒の端部より
出没してセグメントのボルト穴に嵌脱するピン部と、該
ピン部を前記外筒の端部より出没させる圧力手段と、前
記摺動フレームに固着され前記ピン部の軸線と平行なガ
イドと、該ガイドに沿って変位可能に支持され前記ピン
部の軸線延長上で前記ピン部に対面して配設されセグメ
ントの端面に当接するストッパーと、該ストッパーを水
平に移動させるシリンダーと、シールド掘進機の前後方
向に移動する自動ホイストにより昇降可能でかつ水平に
吊下げられたセグメントのボルト箱穴の内部に出入可能
な1対の外筒と、該外筒に支持され該外筒の端部より出
没してセグメントのボルト穴と嵌脱するピン部と、該ピ
ン部を前記外筒の端部より出没させる圧力手段と、を備
えたことを特徴とするセグメント把持装置。 - 【請求項2】 自動ホイストより吊下げられた外筒の端
部より出没するピン部が嵌脱する吊り穴を両端に有し、
中間部にキーセグメントを搭載するパレットを備えたこ
とを特徴とする請求項1記載のセグメント把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1917891U JPH0748800Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | セグメント把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1917891U JPH0748800Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | セグメント把持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04108698U JPH04108698U (ja) | 1992-09-21 |
| JPH0748800Y2 true JPH0748800Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31905510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1917891U Expired - Lifetime JPH0748800Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | セグメント把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748800Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1917891U patent/JPH0748800Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04108698U (ja) | 1992-09-21 |
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Legal Events
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