JPH0748918B2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPH0748918B2 JPH0748918B2 JP61248726A JP24872686A JPH0748918B2 JP H0748918 B2 JPH0748918 B2 JP H0748918B2 JP 61248726 A JP61248726 A JP 61248726A JP 24872686 A JP24872686 A JP 24872686A JP H0748918 B2 JPH0748918 B2 JP H0748918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- speaker
- open
- closed
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、屋内外におけるハイファイ再生用のスピーカ
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 省スペースという観点から薄型スピーカの要求は古くか
らあった。これに関して従来は、薄型スピーカボックス
の内容積が十分にとれず、低域再生が困難であることか
ら、後面開放型タイプのスピーカシステムが実用化され
ている。しかし、振動板背面からの音のまわり込みによ
る低域音圧レベルの低下をある程度緩和するためには、
スピーカを壁面から40〜60cm以上離して設置しなければ
ならず、実質上省スペースとは言えない。
らあった。これに関して従来は、薄型スピーカボックス
の内容積が十分にとれず、低域再生が困難であることか
ら、後面開放型タイプのスピーカシステムが実用化され
ている。しかし、振動板背面からの音のまわり込みによ
る低域音圧レベルの低下をある程度緩和するためには、
スピーカを壁面から40〜60cm以上離して設置しなければ
ならず、実質上省スペースとは言えない。
これに対して、近年、スピーカの振動板の周辺部を密閉
とし、中央部を後面開放としてスピーカボックス後面の
中央付近に設けた孔より放射するタイプのスピーカシス
テムが考えられている。
とし、中央部を後面開放としてスピーカボックス後面の
中央付近に設けた孔より放射するタイプのスピーカシス
テムが考えられている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来のスピーカに
ついて説明する。
ついて説明する。
第3図は従来のスピーカの構成を示す図で、1は振動
板、1cは振動板1の密閉方式部分であり、1pは振動板1
の後面開放部分である。2はエッジ、3はスピーカボッ
クス、4は密閉空間8と開放空間9を分離する内側エッ
ジ、5はやはり密閉空間8と開放空間9を分離する中仕
切板、6は振動板1を駆動するボイスコイル、7は界磁
部であり中仕切板5に締結されている。
板、1cは振動板1の密閉方式部分であり、1pは振動板1
の後面開放部分である。2はエッジ、3はスピーカボッ
クス、4は密閉空間8と開放空間9を分離する内側エッ
ジ、5はやはり密閉空間8と開放空間9を分離する中仕
切板、6は振動板1を駆動するボイスコイル、7は界磁
部であり中仕切板5に締結されている。
以上のように構成された従来例のスピーカにおいて、開
放空間9よりスピーカボックス3の後面側へ放射される
音は、スピーカボックス3が薄くても十分大きければ振
動板1の前面より放射される音とはある程度大きな位相
差を生じることとなり、低域での出力音圧レベルを向上
させることができる。また、スピーカボックス3の薄型
化のためにはボイスコイル6のストロークを小さくせざ
るを得ないため振動板1の面積を大きくする必要がある
が、振動板1の中央部を後面開放として後面開放部分1p
を形成し、変成比の増大をおさえることにより、スピー
カボックス3の背面と壁面との間に生ずる付加質量を小
さくおさえることができ、能率の低下を防ぐことができ
る。
放空間9よりスピーカボックス3の後面側へ放射される
音は、スピーカボックス3が薄くても十分大きければ振
動板1の前面より放射される音とはある程度大きな位相
差を生じることとなり、低域での出力音圧レベルを向上
させることができる。また、スピーカボックス3の薄型
化のためにはボイスコイル6のストロークを小さくせざ
るを得ないため振動板1の面積を大きくする必要がある
が、振動板1の中央部を後面開放として後面開放部分1p
を形成し、変成比の増大をおさえることにより、スピー
カボックス3の背面と壁面との間に生ずる付加質量を小
さくおさえることができ、能率の低下を防ぐことができ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、振動板1の密閉
部分のスチフネスと開放部分のスチフネスが大きく異な
るため、低域再生時には振動板1の分割共振周波数以下
のピストンモーション帯域であるにもかかわらず、振動
板の密閉部分に比べて中央部の開放部分の振幅が大きく
なって、振動板1がたわんだ状態で振動する。このた
め、大入力時にはボイスコイル6のストロークが足りず
底あたりをおこす危険があった。
部分のスチフネスと開放部分のスチフネスが大きく異な
るため、低域再生時には振動板1の分割共振周波数以下
のピストンモーション帯域であるにもかかわらず、振動
板の密閉部分に比べて中央部の開放部分の振幅が大きく
なって、振動板1がたわんだ状態で振動する。このた
め、大入力時にはボイスコイル6のストロークが足りず
底あたりをおこす危険があった。
本発明は上記問題点に鑑み、薄型タイプのスピーカでボ
イスコイルのストロークが小さい場合でも、振動板の振
動を良好なピストンモーションとし、大出力再生に十分
耐え得るスピーカを提供するものである。
イスコイルのストロークが小さい場合でも、振動板の振
動を良好なピストンモーションとし、大出力再生に十分
耐え得るスピーカを提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は振動板の密閉部分
と開放部分にそれぞれ少なくとも1つ以上のボイスコイ
ルを配置して多点駆動するように構成するとともに、そ
れぞれの駆動点における駆動力に重み付けをする、ある
いは密閉部分と開放部分に配置するボイスコイルの個数
もしくは振動板の密閉部分面積と開放部分面積を異なら
せて、開放部分に単位面積あたりに働く駆動力よりも密
閉部分に単位面積あたりに働く駆動力を大きくしたもの
である。
と開放部分にそれぞれ少なくとも1つ以上のボイスコイ
ルを配置して多点駆動するように構成するとともに、そ
れぞれの駆動点における駆動力に重み付けをする、ある
いは密閉部分と開放部分に配置するボイスコイルの個数
もしくは振動板の密閉部分面積と開放部分面積を異なら
せて、開放部分に単位面積あたりに働く駆動力よりも密
閉部分に単位面積あたりに働く駆動力を大きくしたもの
である。
作用 本発明は上記した構成により、低域再生時において、振
動板の開放部分,密閉部分それぞれのスチフネスに対応
した駆動力を供給することにより、仮想的に開放部分と
密閉部分を切り離して2つの独立した振動板としても両
振動板の振幅を同じ程度とすることができる。そのた
め、振動板の中央部が大きく振幅するようなたわみ振動
を防ぐことができ、大出力再生が可能となる。
動板の開放部分,密閉部分それぞれのスチフネスに対応
した駆動力を供給することにより、仮想的に開放部分と
密閉部分を切り離して2つの独立した振動板としても両
振動板の振幅を同じ程度とすることができる。そのた
め、振動板の中央部が大きく振幅するようなたわみ振動
を防ぐことができ、大出力再生が可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例のスピーカを示す図で、振動
板1,エッジ2,スピーカボックス3,内エッジ4,中仕切板5,
密閉空間8,開放空間9は第3図と同じものである。1cは
振動板1の密閉方式を構成する部分、1Pは振動板1の開
放方式を構成する開放部分であり、本実施例では両方式
を構成する部分の振動板面積をほぼ等しくとっている。
10は振動板1の開放部分1pに取付けられたドライバーユ
ニット、11および12は振動板1の密閉部分1cに取付けら
れたドライバーユニットである。なお本実施例において
は、図が複雑になるのを避けるため、スピーカのフレー
ムは省略している。
板1,エッジ2,スピーカボックス3,内エッジ4,中仕切板5,
密閉空間8,開放空間9は第3図と同じものである。1cは
振動板1の密閉方式を構成する部分、1Pは振動板1の開
放方式を構成する開放部分であり、本実施例では両方式
を構成する部分の振動板面積をほぼ等しくとっている。
10は振動板1の開放部分1pに取付けられたドライバーユ
ニット、11および12は振動板1の密閉部分1cに取付けら
れたドライバーユニットである。なお本実施例において
は、図が複雑になるのを避けるため、スピーカのフレー
ムは省略している。
以上の実施例においては、振動板1の開放部分1pに1つ
の駆動点を、また密閉部分1cには2つの駆動点を設けて
いる。そして、振動板1の密閉部分1cと開放部分1pの面
積はほぼ等しいことから、振動板1の単位面積あたりの
駆動力は、開放部分1pに比べて密閉部分1cはほぼ2倍と
なっている。このため、低域再生時においては、密閉空
間8に起因する大きなスチフネスにより、振動板の密閉
部分1cは開放部分1pに比べて本来振動振幅が小さくなる
にもかかわらず、良好なピストンモーションを実現する
ことができる。
の駆動点を、また密閉部分1cには2つの駆動点を設けて
いる。そして、振動板1の密閉部分1cと開放部分1pの面
積はほぼ等しいことから、振動板1の単位面積あたりの
駆動力は、開放部分1pに比べて密閉部分1cはほぼ2倍と
なっている。このため、低域再生時においては、密閉空
間8に起因する大きなスチフネスにより、振動板の密閉
部分1cは開放部分1pに比べて本来振動振幅が小さくなる
にもかかわらず、良好なピストンモーションを実現する
ことができる。
次に、本発明の他の実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第2図は本発明の他の実施例を示す図で、第1図と異な
る点は、振動板1の開放部分1pに2つの駆動用のドライ
バーユニット10a,10bを設けている点である。振動板1
の開放部分1pと密閉部分1cの面積はほぼ等しくとってい
るが、この実施例では、ドライバーユニット10a,10bの
駆動力に重み付けをすることにより、振動板1の良好な
ピストンモーションを実現している。すなわち、振動板
1の開放部分1pを駆動するドライバーユニット10a,10b
に比べて、密閉部分1cを駆動するドライバーユニット1
1,12の駆動力を大きくとることにより、低域再生時にお
いて、開放部分1pと密閉部分1cのスチフネスの差を相殺
し、振動板1の両部分1c,1pの振動振幅をほぼ同じレベ
ルとしてピストンモーションを実現することができる。
る点は、振動板1の開放部分1pに2つの駆動用のドライ
バーユニット10a,10bを設けている点である。振動板1
の開放部分1pと密閉部分1cの面積はほぼ等しくとってい
るが、この実施例では、ドライバーユニット10a,10bの
駆動力に重み付けをすることにより、振動板1の良好な
ピストンモーションを実現している。すなわち、振動板
1の開放部分1pを駆動するドライバーユニット10a,10b
に比べて、密閉部分1cを駆動するドライバーユニット1
1,12の駆動力を大きくとることにより、低域再生時にお
いて、開放部分1pと密閉部分1cのスチフネスの差を相殺
し、振動板1の両部分1c,1pの振動振幅をほぼ同じレベ
ルとしてピストンモーションを実現することができる。
なお、振動板の密閉部分と開放部分の単位面積あたりの
駆動力に差をつけるために、第1図ではドライバーユニ
ット10の個数を調整し、また第2図ではドライバーユニ
ット10a,10bの駆動力に重み付けをしたが、設計諸元が
許すならば、振動板の開放部分と密閉部分の面積比率を
変化させてもよい。
駆動力に差をつけるために、第1図ではドライバーユニ
ット10の個数を調整し、また第2図ではドライバーユニ
ット10a,10bの駆動力に重み付けをしたが、設計諸元が
許すならば、振動板の開放部分と密閉部分の面積比率を
変化させてもよい。
発明の効果 本発明は、同一振動板の一部が密閉部分を構成し、他の
部分が開放部分となっている直接放射型スピーカであっ
て、振動板に複数の駆動点を設け、各駆動力に重み付け
をすることにより、あるいは駆動点の配置を適切に選ぶ
ことにより、振動板の密閉部分の単位面積あたりの駆動
力を開放部分よりも大きくし、例えば薄型タイプのスピ
ーカでボイスコイルのストロークが小さい場合でも、振
動板の振動を良好なピストンモーションとし、重低音・
大出力再生を可能とするものである。
部分が開放部分となっている直接放射型スピーカであっ
て、振動板に複数の駆動点を設け、各駆動力に重み付け
をすることにより、あるいは駆動点の配置を適切に選ぶ
ことにより、振動板の密閉部分の単位面積あたりの駆動
力を開放部分よりも大きくし、例えば薄型タイプのスピ
ーカでボイスコイルのストロークが小さい場合でも、振
動板の振動を良好なピストンモーションとし、重低音・
大出力再生を可能とするものである。
第1図は本発明の一実施例におけるスピーカの構成を示
す要部断面図、第2図は本発明の他の実施例を示す要部
断面図、第3図は従来のスピーカの構成を示す要部断面
図である。 1……振動板、1c……密閉部分、1p……開放部分、2…
…エッジ、3……スピーカボックス、4……内側エッ
ジ、5……中仕切板、6……ボイスコイル、7……界磁
部、8……密閉空間、9……開放空間、10,10a,10b,11,
12……ドライバーユニット。
す要部断面図、第2図は本発明の他の実施例を示す要部
断面図、第3図は従来のスピーカの構成を示す要部断面
図である。 1……振動板、1c……密閉部分、1p……開放部分、2…
…エッジ、3……スピーカボックス、4……内側エッ
ジ、5……中仕切板、6……ボイスコイル、7……界磁
部、8……密閉空間、9……開放空間、10,10a,10b,11,
12……ドライバーユニット。
フロントページの続き (72)発明者 武輪 弘行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 克昌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−12685(JP,A) 特公 昭48−26533(JP,B1) 特公 昭58−19199(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】同一の振動板の一部が密閉部分を構成し、
他の部分が開放部分となっている直接放射形のスピーカ
であって、前記振動板を多点駆動する複数のボイスコイ
ルが、前記振動板の密閉部分と開放部分にそれぞれ少な
くとも1つずつ配置されていることを特徴とするスピー
カ。 - 【請求項2】振動板を駆動する各ボイスコイルの駆動力
に重み付けがされていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のスピーカ。 - 【請求項3】振動板の開放部分に配置されたボイスコイ
ルによる総駆動力N0を振動板開放部分面積S0で除した開
放部分単位面積あたりの駆動力N0/S0に対し、振動板の
密閉部分に配置されたボイスコイルによる総駆動力NCを
振動板密閉部分面積SCで除した密閉部分単位面積あたり
の駆動力NC/SCを大きくとるように構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61248726A JPH0748918B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | スピ−カ |
| US07/096,528 US4899390A (en) | 1986-09-19 | 1987-09-15 | Thin speaker having an enclosure within an open portion and a closed portion |
| CA000547123A CA1322042C (en) | 1986-09-19 | 1987-09-17 | Speaker |
| DE8787113677T DE3784418T2 (de) | 1986-09-19 | 1987-09-18 | Lautsprecher. |
| EP87113677A EP0260705B1 (en) | 1986-09-19 | 1987-09-18 | Speaker |
| US07/441,918 US5073946A (en) | 1986-09-19 | 1989-11-28 | Thin speaker having an enclosure with an open portion and a closed portion |
| CA000616655A CA1335308C (en) | 1986-09-19 | 1993-06-07 | Speaker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61248726A JPH0748918B2 (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63102598A JPS63102598A (ja) | 1988-05-07 |
| JPH0748918B2 true JPH0748918B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=17182435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61248726A Expired - Lifetime JPH0748918B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-10-20 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748918B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417666B2 (ja) * | 1971-07-21 | 1979-07-02 | ||
| JPS5819199A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-04 | Mitsubishi Electric Corp | 水車制御装置 |
| JPS5912685A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カ装置 |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP61248726A patent/JPH0748918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63102598A (ja) | 1988-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |